小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
9つの短編集
水色の涼しげな装丁に惹かれて購入したが、
内容は少し危険で甘美だった
いくつも男女間の話を読んできたけど、
作者によってこうも違うのかと
味わい深かった
( )内で心の内や説明を描き、
関西弁が飛び交う自然体の会話劇に
妙な親近感を覚える
時折、鋭利な心理描写で核心を突く表現や、
その後はどうぞご自由に想像してください
という話のスタイルが徹底されてて心地よい
表題作は映画化や漫画化もされてるようで、
確かに設定が面白い(といえば語弊かあるが)
ので凄く映像向きだと思う
話も良かった
他に「恋の棺」も特に気に入った
田辺聖子さんの作品は初めて読んだけど、
内に欲望をひ -
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久しぶりに読む骨太の海外文学に一抹の不安を覚えながらページを捲り始めたが、すぐに作品世界に引き摺り込まれ、読破するまでは読んでいない時も心が作品世界の中に居続ける、そんな強いグリップ力の作品だった。
色んなテーマが含まれた盛りだくさんな作品だが、メインの舞台を両大戦をまたぐ時代にしたことがかなり深みを与えている。登場人物はそれぞれ固有のテーマや問いを抱え生きているが、それらも結局は大きな時代状況に巻き込まれれば、時に儚くあっけなく、その人物の生とともに消えていく。
しかしその事実は決して個人の実存の価値を損なうものではないと思う。あるいは、この作品のような文学によって表象されることでその価値が -
Posted by ブクログ
わぁぁぁいい所で終わったので続きが...遂に決戦の時......続き......気になりすぎます!!
清霞にとっても五道にとっても因縁の相手である土蜘蛛の足取りをようやく掴み、いよいよ直接対決ですね:(っ'ヮ'c):
美世も夢見の巫女としてこれまで以上に清霞を支えてて成長が眩しいです。
みんな過去を抱えて色んな思いを抱きながら、それでも成長を続け前を向いて歩き続けることを止めない、その精神力は思わず見習いたくなるものがあります(•ᵕᴗᵕ•)
挫けそうになっても行き詰まってもお互いの存在が今後も支えとなってどんな障害も乗り越えていくんだろうなぁと感じました⟡.·*.
夫婦らし -
Posted by ブクログ
日本人で初めてWGPという陸上の世界大会シリーズで2位となった槍投げ選手、溝口和洋さんのノンフィクション本。一人称であるが、実際は10年以上インタビューした作者が書いている。
気に入らない記者を見つけて追い回してボコボコにしたり、朝まで女性と過ごしそのまま日本選手権に出て優勝したりと無頼派のエピソードが有名な選手だが、この本の面白さはそこではない。
800gの棒を如何に遠くに投げるか、を徹底的に論理的に考え鍛錬していることに面白さがある。例えば槍投げは筋肉量が多い欧米人に有利な競技と捉え、身長と筋肉量で及ばない日本人は死ぬ気で筋トレした上で助走や投げ方の技術を磨くべきと考え必死にトレーニン -
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久しぶりに、読み終わりたくない、読み終わったあとも余韻に浸ってしまう本を読めた。
オッソーと久遠が過ごした眩しい日々への郷愁に胸が締め付けられる。
なんでこんなに好きあっているのに、別れてしまったんだろうか。
2人はまた一緒になれるのだろうか。
それがずっと気になりながら、どんどん読み進めてしまう。
帯にある松任谷由実さんの「解像度の高い人物たちと、情景描写に惹きこまれ」という表現はほんとそうで、沖縄の離島の匂い立つような空気と、登場人物たちの心情の描写がすごく伝わってきて何度も目頭が熱くなった。
「選んだ人生」について、大人になった今だから振り返ってわかることってあるんだなぁ。
オッソーと久 -
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棚差しで目が合って借りた本
タイトルから期待大やったけど、それ以上に揺さぶられた。めちゃくちゃ面白かった
こうしてみたら昭和初期ってすごい時代やね
本を読む理由は、つくり話の中に本当を探す、て、いう作中の台詞にも、はっとした
たぶんそう
それ
本読みはみんなそうなんじゃないかな
それをズバンと言語化されたから、びっくりしたやら心臓をつかまれたやら
においがするから本が読めない、と、いうのも、最初は
またこれすごい設定やな…
と、思ったけど、いやいやいやいや
わたしらも、無自覚ににおいを感じてるのかも
そして自分と同じにおいの本を無意識で探しているのかも
ほんで、本のほうも、同じにお -
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弥勒シリーズ第6作目。
やはり、面白い。
清之助と信次郎のやりとりに伊佐治の存在は絶対に欠かせないとこのシリーズを読む度に思っているな。
ミステリーとしての要素の中、それぞれの人としての生きざまにはヒヤヒヤしたり、ホッとしたりしながらどんどん話の中に引きずりこまれて行った。
時折描かれる景色の様も、清々しかったり不穏だったりするけど、その後の展開は想像できなかった。
ただこの謎の解き方、少し急いだのか?と思ったけど、それもよしと思えるほど、入り込んでいたな・・。
今回は、解説もじっくり読んでみた。
解説もとても面白い。
今まで解説は読んでいなかったのか?と、自問自答したけれど思い出せない・
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