小説・文芸の高評価レビュー
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主役は桜士郎という天眼の持ち主。御用人の家系に生まれ、大国主神から教えを受け、神に対する知識や尊敬の気持ちは郎のサポートをうけていた。大国主神の眷属の白狼である青藍が、保護者となり各地を飛び回る。
はじめの神は、金色姫命。養蚕の神であるが、猫探しを依頼される。眷属や神使いがおらず孤独でいるが、実は以前腹をすかせたネズミに神蚕を食べさせ、不死となったネズミが身の回りのお世話を発見する。
2柱目は、正哉吾勝勝速日天忍穂耳大神。天照大御神の息子にして、天孫降臨した邇邇藝命の父。自分は、中津国に降りず逃げた立場なのに勝利授福の神としているのが、耐えられず改名したいとのこと。そんな中、桜士郎は、正哉吾勝 -
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ネタバレ映画を見てから間を空けずに小説を読み始めたことで、両者の違いを意識しながら楽しむことができた。これまで「小説→映画」は経験があったが、「映画→小説」は初めてであり、3時間の映像作品に対して、どの部分が採用され、どのように改変されているのかを追う読み方は非常に新鮮だった。
その上で、最終的には小説の方がより深く心に残った。音や映像に頼らない分、登場人物の内面が徹底して描き込まれており、その繊細さに強く惹かれた。本作においても、映画では捉えきれなかった感情の揺れや背景が、小説では鮮明に浮かび上がってくると感じた。
本作は慣れ親しみのない文体で書かれており、読み進めるのに時間を要したが、その分、 -
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ネタバレ映画を見てから間を空けずに小説を読み始めたことで、両者の違いを意識しながら楽しむことができた。これまで「小説→映画」は経験があったが、「映画→小説」は初めてであり、3時間の映像作品に対して、どの部分が採用され、どのように改変されているのかを追う読み方は非常に新鮮だった。
その上で、最終的には小説の方がより深く心に残った。音や映像に頼らない分、登場人物の内面が徹底して描き込まれており、その繊細さに強く惹かれた。本作においても、映画では捉えきれなかった感情の揺れや背景が、小説では鮮明に浮かび上がってくると感じた。
本作は慣れ親しみのない文体で書かれており、読み進めるのに時間を要したが、その分、 -
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自身も建築に身を置きながら山にも登る人間として、これほど五感に迫り、共感で胸が熱くなった。
道なき道を行く「バリ山行」に憑りつかれた職場の先輩・妻鹿(メガ)さん。周囲からは変人扱いされているが、他人の目に縛られず、自分の思う道をただ突き進む不器用な生き様に強烈に惹かれた。仕事においても経験に裏打ちされた絶対的な安心感があり、「自分もこういう人になりたい」と強い憧れを抱いてしまう。
作中、妻鹿さんの「あれは本物だったでしょ?本物の危機、あれだよ」という言葉が深く刺さった。私自身もかつて山で滑落しかけ、「あ、落ちたら死ぬんだな」と生の輪郭に触れた経験がある。だからこそ、理屈ではなく「深く眠るよ -
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初めての、川代紗生さん。
Xのタイムラインでインフルエンサーだけじゃなく、たくさんの読書垢の人たちもオススメされていたので購入しました。表紙がとても美しい…。
主人公・桃子だけじゃなく、様々な人たちが失恋を引きずりながらやってくる、お店『雨宿り』の中で開催される『元カレごはん埋葬委員会』。
恋愛系かなと思ったが違った。自分と(恋愛していたまたは価値観に苦しんでる)自分と対話して向き合う物語。
桃子の『足りない人間』という表現は、刺さりました。
自分のイメージしていた世界が大人になるにつれ、もしくは社会人に出て周りの友人知人の環境の変化を見て「置いてかれてる」と焦り、苛まれる。自分も他人と同 -
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小学6年の十和は「家族の幸せの形」がわからない。
嫌な家族ではないのに、家族といると心が荒む。
家族と離れて大阪にいる祖母と暮らすため、
十和は中学受験をすることを決める。
中学受験は長い人生の中のほんの一部の出来事。
でもその人生のほんの一部の時間が
きっと自らを大きく成長させ、
ここでの経験がこれからの人生を歩む時の自信や糧になっていくんだろう。
受験生の十和、それを支える家族。
父の優しさ、母の見守り、妹の応援。
バラバラになりかけていた家族が
受験を通してひとつになっていき、
「家族の幸せの形」は何かを見つけ出した
十和の答えにとても賦に落ちた。
受験のように答えが決まっ
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