小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
表紙が渋い!!
横井に金を貸してしまう岡田の気持ちがマジでわからん!笑
横井の
「ごめん、無理」発言の攻撃力がすごい。
ここまで来ると、横井がこんなにも調子に乗ってしまった理由のひとつに岡田は関係あるのでは?と思わずにいられない。
いやぁ、まじで岡田ひどすぎる。
妻から繰り返される、
「めっちゃ阿呆やん」が笑えないくらい。
横井見てるとさ、どんなに屑でも生きる意味あるのかねぇって。岡田には一方で野球部の自死してしまった友人もいるわけで。
でも横井はしぶとく生きている。
「生きとるわ」
「生きている限り、バッドエンドはない。」
だもんね、又吉先生!!
そしてさすが又吉先生、こんなに屑たちにイラ -
Posted by ブクログ
「成瀬は都を駆け抜ける」を読んだあと、もう一度読みたくなって文庫本を購入。
紀行文「大津ときめき紀行ぜぜさんぽ」と森見登美彦氏による解説が収録されていて、そちらも良かった。
「駆け抜ける」で何度も取り上げられる森見氏の解説で、うまく言語化されたなーと思った。
成瀬に惹かれるのは、自分の決めたことに真摯に取り組むこと、自由なこと、周囲に囚われないことだと思っていたけれど、
さらに、「周りの人も自由にする」周囲へのポジティブな影響力が分かちがたく重要だった。
島崎や大貫への影響、西浦をもてなすために旅程(デートプラン?)を立てたり、「地域の役に立つなら」と祭りに参加したり。
みんなに自分の気持ち -
Posted by ブクログ
ネタバレ衝撃的。多様性に対する考え方が変わる。ガツンときた。
自分が想像できる"多様性"だけ礼賛して、秩序整えた気になって、そりゃ気持ちいいよなーー。
これに尽きる。
多様性とは自分とは違う他者を理解することではなく、自分の理解を超えた他者が存在することを認めることである…と感じた。
物語冒頭、逮捕された3人がなぜ逮捕されたのか…全然分からないまま物語は進む。むしろ物語は容疑とは逆ベクトルは進んでいく。
あの結末へどう繋がるのか、想像もできないところが凄い。
検察の寺井は自らの性欲から目を逸らし、他者の性欲も否定し、そしてこの物語に終止符を打つ。この物語を否定することでテー -
Posted by ブクログ
『栞と嘘の季節』では、堀川と松倉という頭のキレる二人が、小さな違和感を手がかりに真相に迫っていく様子がとても面白かったです。ただの学生同士のやり取りに見えて、実は鋭く相手を観察し、淡々と推理を重ねていく、その静かな頭脳戦に引き込まれました。
さらに今回は、そこにもう一人キャラクターが加わることで、会話のテンポがぐっと良くなり、物語全体が軽やかになった印象を受けました。登場人物それぞれの個性も際立ち、やり取りの中にユーモアや緊張感もあって、読んでいてとても心地よかったです。
たった一枚の栞から、思いもよらない方向に話が広がっていく展開がとても面白かったです。日常の中に潜む違和感を、少しずつ拾い集 -
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