ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 屍人荘の殺人

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    ネタバレ

    ゾンビが出てくるのはタイトルやクチコミから知ってしまっていたので、物語の楽しみが減ってしまったかなと不安だったが、驚くほどゾンビをトリックに利用していて、不安は杞憂であったと思わせてくれた。
    スリルも最高で、最後まで飽きずに読み進められた。続編も楽しみです。

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    2026年03月22日
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮文庫)

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    人種差別、貧富の差、信仰などごちゃ混ぜになった元底辺中学校に通う息子と、母親のエッセイ。
    多様性って物分かりのいい言葉で表しているが、かなり面倒で複雑。でもそれを受け入れていかないと、差別は無くならない。
    日常の中に垣間見える話で、わかりやすくて考えさせられる話だった。

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    2026年03月22日
  • 最後の一色 下

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    スペシャル(5)

    83年の生涯…

    そして細川(長岡)家の存続の歴史を考えれば、
    老獪な2人の判断を正解と言うべきなのだろう。

    嫉妬という人間の最も御し難い感情…
    2人の父が描いた未来は、相当な現実味を持って浮かび上がる。

    それでも…
    武将の器と程遠い自分は、
    ちゃんと意思の疎通を密に図って行けば…
    賢い2人ならば…
    なんておもわずにはいられない。
    でも、
    やっぱりそうなっちまうかな…なんて(笑)


    「ちっ」という舌打ちの後の
    「似てやがる」には、全身鳥肌と共に涙が溢れた

    一色五郎
    戦国武将の大好きなヒーローNO.1 に躍り出た。





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    2026年03月22日
  • 青い壺

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    なんとなく松本清張の文体に似ていたり、テンポは向田邦子のドラマみたいなところもあり、どんどん読み進んでいく。面白い。

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    2026年03月22日
  • グレイラットの殺人

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    序盤なかなか進まない捜査が中盤から一気に転がり始め、さらに二転三転が止まらない。序盤もつまんないわけじゃなくてキャラたちの関係性が色濃く語られてて物語の基礎を固めている。709ページの長編がまったく苦しくないのただただすごい。

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    2026年03月22日
  • 白夜行

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    800ページ超の長編を読んだのは初めてだったのですが、頑張って読み切ったぞ!という達成感よりも、読後にぼーっとするような余韻が残る物語でした。長かったですがとても読んで良かったです。東野圭吾さんすごい。

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    2026年03月22日
  • エゴイスト

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    著書自身の物語。
    後半につれて涙が出てしまい、読み進めるのが辛かったです。
    自分のエゴを龍太、龍太の母に。なんて傲慢な人間なんだろう
    しかし、傲慢ではなく主人公のおかげで二人は救われたと私は思っています。
    天国で一緒に過ごしているかな

    この本を残してくれてありがとうございます。

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    2026年03月22日
  • 神様の御用人 見習い

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    主役は桜士郎という天眼の持ち主。御用人の家系に生まれ、大国主神から教えを受け、神に対する知識や尊敬の気持ちは郎のサポートをうけていた。大国主神の眷属の白狼である青藍が、保護者となり各地を飛び回る。
    はじめの神は、金色姫命。養蚕の神であるが、猫探しを依頼される。眷属や神使いがおらず孤独でいるが、実は以前腹をすかせたネズミに神蚕を食べさせ、不死となったネズミが身の回りのお世話を発見する。
    2柱目は、正哉吾勝勝速日天忍穂耳大神。天照大御神の息子にして、天孫降臨した邇邇藝命の父。自分は、中津国に降りず逃げた立場なのに勝利授福の神としているのが、耐えられず改名したいとのこと。そんな中、桜士郎は、正哉吾勝

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    2026年03月22日
  • アップルソング

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    さてさてさんの本棚から

    世界はなぜこんなにも美しくないのだろう

    人類の歴史とは即ち血と暴力の歴史である

    戦争は無くならない
    破壊は止まない
    人が人を殺し続ける

    この世界がこんなにも美しくないのは、人間という生き物がもつ醜さ故なのだろうか

    レンズを通して美しくない世界を見つめ続け、美しくない世界を切り取り続けた報道カメラウーマンが最後に残したのはカメラではなく「美しいハート」だった

    繋いだのは「美しいハート」によって創造される美しい未来だった

    戦争のない美しい世界だった

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    2026年03月22日
  • 今日未明

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    ニュース記事としては、既視感がある。しかし、こんなこともあるかも、という話。不幸になるのが分かって読み進めるのは、悲しい反面、止まらなくなる自分もいて。

    最初の話のインパクトが強かった。彼の悲しみが、押し寄せてきたなあ。転落死と熱中症の話も。何とかならんかったのかなあ、と。

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    2026年03月22日
  • 国宝 下 花道篇

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    ネタバレ

    映画を見てから間を空けずに小説を読み始めたことで、両者の違いを意識しながら楽しむことができた。これまで「小説→映画」は経験があったが、「映画→小説」は初めてであり、3時間の映像作品に対して、どの部分が採用され、どのように改変されているのかを追う読み方は非常に新鮮だった。

    その上で、最終的には小説の方がより深く心に残った。音や映像に頼らない分、登場人物の内面が徹底して描き込まれており、その繊細さに強く惹かれた。本作においても、映画では捉えきれなかった感情の揺れや背景が、小説では鮮明に浮かび上がってくると感じた。

    本作は慣れ親しみのない文体で書かれており、読み進めるのに時間を要したが、その分、

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    2026年03月22日
  • 国宝 上 青春篇

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    ネタバレ

    映画を見てから間を空けずに小説を読み始めたことで、両者の違いを意識しながら楽しむことができた。これまで「小説→映画」は経験があったが、「映画→小説」は初めてであり、3時間の映像作品に対して、どの部分が採用され、どのように改変されているのかを追う読み方は非常に新鮮だった。

    その上で、最終的には小説の方がより深く心に残った。音や映像に頼らない分、登場人物の内面が徹底して描き込まれており、その繊細さに強く惹かれた。本作においても、映画では捉えきれなかった感情の揺れや背景が、小説では鮮明に浮かび上がってくると感じた。

    本作は慣れ親しみのない文体で書かれており、読み進めるのに時間を要したが、その分、

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    2026年03月22日
  • バリ山行

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    自身も建築に身を置きながら山にも登る人間として、これほど五感に迫り、共感で胸が熱くなった。

    道なき道を行く「バリ山行」に憑りつかれた職場の先輩・妻鹿(メガ)さん。周囲からは変人扱いされているが、他人の目に縛られず、自分の思う道をただ突き進む不器用な生き様に強烈に惹かれた。仕事においても経験に裏打ちされた絶対的な安心感があり、「自分もこういう人になりたい」と強い憧れを抱いてしまう。

    作中、妻鹿さんの「あれは本物だったでしょ?本物の危機、あれだよ」という言葉が深く刺さった。私自身もかつて山で滑落しかけ、「あ、落ちたら死ぬんだな」と生の輪郭に触れた経験がある。だからこそ、理屈ではなく「深く眠るよ

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    2026年03月22日
  • フィッシュストーリー(新潮文庫)

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    やっぱり好きな伊坂ワールド。自分の知らないところで、誰かが誰かの役に立っている。気づかないけれど、自分は世界と関わっている。そう感じられる短編集だった。

    カメオ出演で黒澤が出てきていて嬉しい!あと表題作で飛行機に乗っていた老夫婦はラッシュライフの老夫婦強盗かな。

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    2026年03月22日
  • 新装版 デルフィニア戦記 第Ⅰ部 放浪の戦士4

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    やっとウォルが王様に返り咲きました!二転三転してやっと正統!?な王様となれて良かったです。最後までリィの活躍が面白かったです。ウォルとリィの掛け合いは最後まで笑わせてもらいました。
    これで第一部が終わり、新たな展開が楽しみです。特にリィの故郷の話などがあれば読んでみたいです。

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    2026年03月22日
  • お探し物は図書室まで

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    一つ一つの言葉がとても柔らかく、心がじんわりと温かくなるような文章で、とても読みやすかったです。マイナスな気持ちを抱えながらも視点を変えればプラスの見方になる。少しでも前に進めるようにそっと背中を押してくれるようなステキな内容でした。

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    2026年03月22日
  • 月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった

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    初めての、川代紗生さん。
    Xのタイムラインでインフルエンサーだけじゃなく、たくさんの読書垢の人たちもオススメされていたので購入しました。表紙がとても美しい…。

    主人公・桃子だけじゃなく、様々な人たちが失恋を引きずりながらやってくる、お店『雨宿り』の中で開催される『元カレごはん埋葬委員会』。
    恋愛系かなと思ったが違った。自分と(恋愛していたまたは価値観に苦しんでる)自分と対話して向き合う物語。

    桃子の『足りない人間』という表現は、刺さりました。
    自分のイメージしていた世界が大人になるにつれ、もしくは社会人に出て周りの友人知人の環境の変化を見て「置いてかれてる」と焦り、苛まれる。自分も他人と同

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    2026年03月22日
  • 青青といく

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    堅苦しい武家社会で、自由闊達な生き方を貫き通した儒学者、海保青陵。願わくば直に訓を説いて欲しいくらいである。読めば読むほど、弟子や仲間に慕われた彼の人柄が目に浮かぶ。最高潮の第五章に注目。家族の絆に感動。

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    2026年03月22日
  • 三国志 九の巻 軍市の星(新装版)

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    私の推しの関羽将軍が…悲しい。
    北方謙三さんの書く歴史小説の人間ドラマ、熱くて、胸を打つので大好き。

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    2026年03月22日
  • 問題。 以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい

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    小学6年の十和は「家族の幸せの形」がわからない。
    嫌な家族ではないのに、家族といると心が荒む。
    家族と離れて大阪にいる祖母と暮らすため、
    十和は中学受験をすることを決める。


    中学受験は長い人生の中のほんの一部の出来事。
    でもその人生のほんの一部の時間が
    きっと自らを大きく成長させ、
    ここでの経験がこれからの人生を歩む時の自信や糧になっていくんだろう。

    受験生の十和、それを支える家族。
    父の優しさ、母の見守り、妹の応援。
    バラバラになりかけていた家族が
    受験を通してひとつになっていき、
    「家族の幸せの形」は何かを見つけ出した
    十和の答えにとても賦に落ちた。


    受験のように答えが決まっ

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    2026年03月22日