ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 時をかけるゆとり

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    はちゃめちゃに面白かった。夢中で読んだし途中何度か吹き出してしまった。特に眼科医との対決と母校訪問がたまらない。

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    2025年12月30日
  • 朝が来る

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    さすが辻村深月さん、と思わずうなされた。特別養子縁組を題材にした、2人の母親の光と影を描いた作品。最後にその光と影が交差した瞬間、感服の一言だった。 ひかりの境遇が可哀想すぎながらもリアリティあって、やっぱ辻村さん凄いってなった

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    2025年12月30日
  • 村田エフェンディ滞土録(新潮文庫)

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    すばらしいという感想しか出てこなくて困った。留めておきたい言葉がたくさん、たくさんありすぎていちいち手を止めてしまう。「私は人間である。およそ人間に関わることで私に無縁なことは一つもない」「人は過ちを繰り返す。繰り返すことで何度も学ばねばならない。人が繰り返さなくなったとき、それは全ての終焉です」
    『家守綺譚』の姉妹編ということで読んだけれど、『家守綺譚』とはまた違う、でも期待していた以上にずっとずっと深く、容赦なく、うつくしいものであふれていた。あとがきまで読んだあと、ため息が出た。

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    2025年12月30日
  • エピクロスの処方箋

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    治療の力を信じすぎない。生から死へ。治すとか看取るとか細分化しないで人そのものに向き合うこと。医療従事者としても人としても大切なことをマチ先生から教えてもらえている。続編楽しみにしています!

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    2025年12月30日
  • 走ることについて語るときに僕の語ること

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    村上春樹さんがランナーということを知らなかった。ふと見つけたので手に取った。

    著者がランニングを通して考えたこと、感じたこと、そしてランニングに対してどのように向かい合っているかが記されている。
    著者にとって、世界や自分を捉えるためには、本業である「書く」ことに加えて、ランニングが眼鏡のような役割をしているなぁと感じた。
    眼鏡をかけることで世界が良く見えるようになるように。

    ランナーの自分も共感できることが非常に多く、楽しみながら読むことができた。
    思っていることをここまできれいな日本語にできたら、生きるのは楽しいだろうなぁ。

    自分も、思っていることを文字にする、というか文字にすることを

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    2025年12月30日
  • 出版禁止 死刑囚の歌(新潮文庫)

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    ネタバレ

    すべてはおわった、くいはなきいのちをたつことが、わたしのねがいわたしのしょくざい、ふくしゅうはむなしい、あくまにうちかつため、にくしみのれんさたちきる、ぜんぶわすれて、すみなきみはいきろこれでようやく、たどりつくふだらくに、もうすぐきょうかにあえる。

    この作者の別作品も読んだが一番おもしろいと思う。

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    2025年12月30日
  • エディシオン・クリティーク

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    SL 2025.12.28-2025.12.30
    修理の説明は、内容は難しくてついていくのに四苦八苦だけど、説明の仕方がうまくてスルスル読める。
    真理と修理の関係がちょっと現実離れしてるけど楽しい。家族会議の場面、面白すぎる。
    料理の描写がどうにも美味しそう。
    修理の博識に驚くんだけど、これを専門家ではない読者にわかるように書ける作者は、ほんとすごすぎる。本業が言語学者だとしても。
    まほりと同系列の本書だけど、こっちのほうが好き。次はいよいよ桐生朗が主人公の作品かなー、、

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    2025年12月30日
  • 成瀬は信じた道をいく

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    変わらずの面白さ パワーアップしてるし⤴️次が最後なんて、、、もっともっと読みたかった(´-`).。oO

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    2025年12月30日
  • ボッコちゃん

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    特に好きな作品

    ボッコちゃん
    おーい、でてこい
    殺し屋ですのよ
    生活維持省
    誘拐
    親善キッス
    雄大な計画
    人類愛
    肩の上の秘書

    生活維持省 
    が個人的にベスト!

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    2025年12月30日
  • 俺たちの箱根駅伝 下

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    各々の話で泣きそうになる
    目うるうる
    特に浩太、隼人
    箱根駅伝ってこんなにドラマがあるものなんだ

    学生連合チームは
    順位もつかない
    記録もない
    だからなんだ
    記憶の中でずっと輝いていく

    辛島さん入念なインタビューありがとう
    甲斐監督のランナーのことをわかりきっている声掛けが素晴らしかった
    平川監督が対照的だった

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    2025年12月30日
  • グレイラットの殺人

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    安定のワシントン・ポーシリーズ。
    今回も面白かった!
    登場人物の名前と、国の関係、覚えて理解するだけで必死だけど、それを乗り越えてなお余りある登場人物たちの魅力よ。
    ポー&ティリーは言わずもがな、フリンがいなくて寂しいのを他のニューカマー達がまた埋めてくれる。
    売春宿で死んだ男から国家的な事件へとつながっていき、二転三転の真相にも驚愕。こいつが怪しいんやろうなあ、あれ、でも実は…、的な。
    次回はフリン復活、さあボタニストの殺人も読まなきゃ!続きがあることの喜びよー

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    2025年12月30日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ジブリのような世界観。
    ほっとするような、ほっこりしながら読みました。
    風景の描写がとても綺麗で、目に浮かぶようでした。
    西の魔女であるおばあちゃんが亡くなって、回想に入り、また現在へ、という構成です。
    学校へ行けなくなってしまった孫のまい。
    親元を離れ、しばらくおばあちゃんの家で過ごすことになります。
    中学生という多感な時期である心情をよく現していて、おばあちゃんの自然体で丁寧な暮らしに触れることで自分らしさを回復していきます。
    「おばあちゃん大好き」「アイ、ノウ」
    この掛け合いがとても好きです。
    ですがちょっとした諍いが起こり、気まずいままおばあちゃんとの生活は終わり、父親と母親、家族3人

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    2025年12月30日
  • ナチュラルボーンチキン

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    長年の間望んでいた子どもも授かれず、夫にも愛想をつかされて以来、人生に波風立てず自分を傷つけないようすべての日常をルーティンの中に収めようと決意した女性。
    同じ職場の、こちらは非日常に生きる女性に半ば無理やり連れて行かれたライブをきっかけに、そのルーティンは崩れていく。
    最初はそれに抵抗していたが、そのライブの主であった男性がさりげなく見せてくれる非日常の世界に徐々に夢中になっていく。

    私たちは、自分の日常生活のルーティンに大した不満はなく、変化は求めていないと自分では思っていても、やはりどこかで他のあり得たかもしれない世界や非日常を求めている部分も無意識のうちにあるのだと思う。
    そんな非日

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    2025年12月30日
  • 旅をする木

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    前半の書簡体の文章を読むと、とても温かな気分になる。アラスカに根差した活動を続けていた著者。96年にヒグマに襲われ亡くなったが、表題作のトウヒの木のように、人としての生命が終わってなお人々のランドマークになっているのだろう。アラスカ・ユーコン川に魅せられた野田知佑氏とは違う自然との関わり方は興味深い。しかし、両者は生きる自由も死ぬ自由も理解していたと思う。著者の別の本も読みたくなった。先日仕事で行った市川市少年自然の家に著者の写真が掲示されていたのは、市川市出身だったからなんだね。

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    2025年12月30日
  • そして少女は加速する

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    『そして少女は加速する』は、女子陸上部の4×100mリレーを描いた青春小説。
    読んでまず強く残ったのは、バトンパスという一瞬の重さでした。
    ほんのわずかな判断ミス、タイミングのズレで、勝利が悪夢に変わる。その現実が、これでもかというほどリアルに突きつけられます。4継で勝利を逃し、どん底に落ちたチームが、そこからどう立ち上がるのか。その過程が丁寧で、決して都合よく進まないのが印象的でした。
    特に心を打たれたのは、メンバーそれぞれの視点で描かれる感情。走ることへの向き合い方、仲間への思い、プレッシャーや恐怖。そのすべてが、インターハイ出場をかけたレースの「一瞬」に収束していく構成に、自然と感情移入

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    2025年12月30日
  • ミステリー・オーバードーズ

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    ネタバレ

    ラストのディテクティブオーバードーズ
    短編でやっていいネタなのか?
    四人のトリップした手記から一人の正常者(犯人)を論理的に当てる
    なんて、これまで前例がないのでは?
    ロジックも新理論を構築しているかのよう
    作者の脳内はどうなっているのか?
    短編で使ってしまうのは勿体ない気もする

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    2025年12月30日
  • 旅のラゴス(新潮文庫)

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    SF小説でもなく、かと言ってファンタジーでもなく、しいて言えば最上級のなろう小説。子供の頃から神話の英雄譚や冒険小説に憧れ、長じてもなお、ビルドゥングスロマンを求めてなろう小説を読み漁るぼくに刺さらない訳もなく。
    最大の賞賛を込めて言うが、高校生の頃に夏休みを丸ごと捧げて、昼も夜もなく夢中でなろうの超巨編を読み通した時のあの感動を思い出した。しかもたった250ページで。久方ぶりの満足感。

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    2025年12月30日
  • 暁のMリーグ 麻雀に人生を捧げた16 人の物語

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    まだMリーグを見始めて2年で、私は各選手のバックグラウンドをあまり知らなかったため非常に面白かった。
    ほとんどの選手の歩んできた道が順風満帆とはいかず、プロになることすら悩んでいた人もいたことには驚いた。25%しか勝てない競技、そりゃそうかもしれない。
    知らなかった選手同士の関係性もわかり、これからMリーグをもっと楽しく鑑賞できそうです。

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    2025年12月30日
  • 死ぬ瞬間 死とその過程について

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    年末に重たいテーマに臨んだ。誰もがやがて訪れる死。死に至る心の5段階のプロセスは言葉として学んでいたが、この本を読むまでは、200人以上の臨死患者のインタビューが基になっていることや、精神科医である著者がインタビューを行う際に、周りの医師から異端とも捉えられる困難な状況であったことは知らなかった。人が死を迎えるにあたり、決してこの5段階の順序は踏まなかったり、受容まで行き着かない場合もあるだろうとは思っていたが、著者はその点をかなり深堀して、患者に向き合い、死を恐れるのは患者だけでなく医療者側もそうなんだ、その恐れを患者に向かわせてはいけないといった警告も発せられている点はもっともだと思った。

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    2025年12月30日
  • 春の星を一緒に

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    前作のその後が気になってたので読めて嬉しい。
    10才の頃から涼介くんは素晴らしかったけど、ますます健やかに育っていくのが出来すぎるとは思いつつ応援してました。見守る三上先生も父親の耕平さんも母としての主人公の成長を支えていて、奈緒さんが羨ましい。まぁ元夫や兄など最低な男たちもいるけどね。

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    2025年12月30日