小説・文芸の高評価レビュー
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ネタバレ長編本格ミステリ。
鶴扇閣事件とタクシー拉致事件が交互に語られていく。
館。
扇状の屋根の建物。この構造があまり使われなかったのは残念だったが。読んでいる途中は、扇ののうに閉じたりするのかと思った。
タクシー。
占い師。
「お前は7日以内に消える」
消えると宣言されてから7日目
家に侵入の形跡。鍵をかけたのに。
タクシー、おろしてくれない。
カッターを、持っている。タクシー運転手の写真と違う人物。
電波遮断で通報できない。
ドアも窓も開かない。
館。
地すべり。
携帯電話繋がらない。
壁にキスするように倒れかかった被害者。
密室。引き戸と壁は、棒によって釘でそれぞれ固定されていた。 -
Posted by ブクログ
ネタバレここ最近で読んだ本の中で、いちばん好きかも。
登場人物がみんな個性強くて愛らしいし、何より哲郎先生が素敵すぎる。私も哲郎先生みたいに、穏やかで、周りをほっこり安心させられる人になりたい。
でも、ああいう穏やかさって、ただ優しいだけじゃなくて、「この人なら大丈夫」と思ってもらえる確かな技術や実績、まっすぐさがあってこそなんだろうな。日々勉強頑張ります。
すごく感動した部分ではあるんだけど、辻さんは、自ら死を選ばされたともいえないのかな……とも思った。もちろん、選択権があるのは本人なわけで、その意思を尊重したい気持ちもある。
でも一方で、運ばれてきた患者さんは医師として看ないといけないし、そこで -
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昆虫の知識から事件解決の糸口を探っていく「法医昆虫学」をテーマにした本格ミステリー。
読む前は「法医昆虫学って何だ??」と思ったが、それは作中の警察も同じだったようで、突如捜査に「法医昆虫学」の導入が決まったときは「上層部の思いつき」と冷ややかな反応。
法医昆虫学者の赤堀涼子と組むことになった捜査一課の岩楯も、最初は何の期待もせず、疎ましく思っていたものの、従来の警察の捜査になかった観点で捜査に進展をもたらしていく赤堀を見て、次第に考えを改めていく。
ひとことで言うと、めっちゃ面白かった。
あまり読んだことのないテーマはもちろん、この先の展開が予想できないハラハラ感、終盤にかけて徐々に明 -
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『読んだことない作家さん読んでみよう』キャンペーン② サン=テグジュペリ『星の王子さま』。
長期積読本、多分表紙のデザインがいいのと、紙質がいい、そして安い!の3拍子で買ったのでしょう。
1943年に出版され、1944年、戦時偵察飛行中に行方不明、帰らぬ人となったとのこと。2000年にマルセイユ沖で残骸が発見されるも、遺体はなかったという。まるで星の王子さまのように。
いやぁ 深すぎて(_ _).。o○ 児童書ではないですね。人生の節目に読むべき作品でしょうか。
10代の見え方、20代の見え方でもかなり違いますねぇ。若人は大人はわかってないと王子に共感しますね。
30代、そして40 -
Posted by ブクログ
/_/ 感想 _/_/_/_/_/_/
夏川さんは医師であり小説家。年齢も近いですが、正直、次元の違いを感じます。物事をここまで深く考えられる方なのだと、強く感じました。
医師が優秀である理由の一つに、学びの段階から「死」を強く意識している点があるのではないかと、ふと思いました。人は死を強く意識したとき、はじめて自分の人生を意識するのではないでしょうか。もちろん、すべての医師がそうとは限りませんが。
本作は前作の続編ですが、情景描写が非常に豊かで、哀しみや喜びが鮮明に伝わってきます。特に哲郎の言葉には心に響くものがあり、自分自身の生き方を見つめ直すきっかけになりました。 -
Posted by ブクログ
年間170日休める会社にいるから分かるけど、週休3日になっても4日になっても、本を読む人口が増えることはないと思う。
本以外の娯楽が増えたし、頑張らなくても生きていける現代では、「半身」で働いても、残りの半身は読者じゃなくてSNSかゲームになるかな。
読み物としてはめちゃくちゃ面白い。
明治、大正、昭和、平成と移り変わってきた社会と読書の位置付けや流行った本が紹介されている。
現代に近くなって、自分が必要としない情報はノイズとなったけど、ノイズを受け入れること(自分の世界の外に足を踏み入れること)のがいい。
あと、半身で働き口ことで、読書をする余裕が出来る。
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