ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 友が消えた夏~終わらない探偵物語~

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    ネタバレ

    長編本格ミステリ。

    鶴扇閣事件とタクシー拉致事件が交互に語られていく。

    館。
    扇状の屋根の建物。この構造があまり使われなかったのは残念だったが。読んでいる途中は、扇ののうに閉じたりするのかと思った。

    タクシー。
    占い師。
    「お前は7日以内に消える」
    消えると宣言されてから7日目
    家に侵入の形跡。鍵をかけたのに。

    タクシー、おろしてくれない。
    カッターを、持っている。タクシー運転手の写真と違う人物。
    電波遮断で通報できない。
    ドアも窓も開かない。

    館。
    地すべり。
    携帯電話繋がらない。

    壁にキスするように倒れかかった被害者。
    密室。引き戸と壁は、棒によって釘でそれぞれ固定されていた。

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    2026年05月04日
  • 傷を愛せるか 増補新版

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    著者の水の表現がとても好きだった。
    海は怖いけど、プールの中から見える外の光のきらめきが好きだったのを思い出した。

    明日の出会いの前の静けさ

    誰かに非常に腹が立つときは自分がやりたいのにできないでいることをその人がしているから

    包帯クラブ読みたくなった

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    2026年05月04日
  • スピノザの診察室

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    ネタバレ

    ここ最近で読んだ本の中で、いちばん好きかも。
    登場人物がみんな個性強くて愛らしいし、何より哲郎先生が素敵すぎる。私も哲郎先生みたいに、穏やかで、周りをほっこり安心させられる人になりたい。
    でも、ああいう穏やかさって、ただ優しいだけじゃなくて、「この人なら大丈夫」と思ってもらえる確かな技術や実績、まっすぐさがあってこそなんだろうな。日々勉強頑張ります。

    すごく感動した部分ではあるんだけど、辻さんは、自ら死を選ばされたともいえないのかな……とも思った。もちろん、選択権があるのは本人なわけで、その意思を尊重したい気持ちもある。
    でも一方で、運ばれてきた患者さんは医師として看ないといけないし、そこで

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    2026年05月04日
  • 法医昆虫学捜査官

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    昆虫の知識から事件解決の糸口を探っていく「法医昆虫学」をテーマにした本格ミステリー。

    読む前は「法医昆虫学って何だ??」と思ったが、それは作中の警察も同じだったようで、突如捜査に「法医昆虫学」の導入が決まったときは「上層部の思いつき」と冷ややかな反応。

    法医昆虫学者の赤堀涼子と組むことになった捜査一課の岩楯も、最初は何の期待もせず、疎ましく思っていたものの、従来の警察の捜査になかった観点で捜査に進展をもたらしていく赤堀を見て、次第に考えを改めていく。

    ひとことで言うと、めっちゃ面白かった。
    あまり読んだことのないテーマはもちろん、この先の展開が予想できないハラハラ感、終盤にかけて徐々に明

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    2026年05月04日
  • 勿忘草をさがして

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    ものすごく激しく心が揺さぶられるわけではないけど、じわっと涙が出るようなそんな物語。

    淡々と心穏やかに過ぎてゆくかと思いきや、最後に一番大きな感動がありました。

    そして、読み終えたとき心が温かくなりました。

    全編を通して花や植物が出てくるので、余計に心が温かくなるのかもしれません。

    花や植物を通した謎解き的な部分は、これまでに読んだことのない面白いストーリーだなと思いました。

    登場人物も魅力的で、まだまだ彼らの話の続きをもっと読みたいと思わせられるような終わりでした。

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    2026年05月04日
  • 楽園のカンヴァス

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    本好き・絵画好きにはたまらない一冊。
    物語を楽しみながらも歴史の一部を学ぶことができる。原田さんの経歴も相まって深みが増している一作。個人的には革命級に面白かった。

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    2026年05月04日
  • ヒルビリー・エレジー~アメリカの繁栄から取り残された白人たち~

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    2016年6月アメリカ、2017年3月日本で出版され、今更ながら「J.Dヴァンスってだれや?」と思い読みだした。
    とんでもない場所と境遇で育った、とんでもなく努力の人だとわかる嘘みたいな物語だ。
    チャンスをものにするだけの努力をしっかりしている。
    彼の愛する貧困が文化として根付いている「ヒルビリー」をどうするのか、今後に期待。

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    2026年05月04日
  • 正欲(新潮文庫)

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    p.437〜 読んでいて苦しくなる

    性的嗜好に限らない。人それぞれ見ている世界が違うということを前提に、どうせ理解されないし理解できないと閉じこもるのか、だからこそ伝え合うのか。どうすれば生きやすくなるんだろう

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    2026年05月04日
  • 読むだけでグングン頭が良くなる下ネタ大全

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    「ゆる言語学ラジオ」「ゆるコンピュータ科学ラジオ」が大好きなので購入。

    頭がいい人は何を扱っても下品にならないことが証明されていてすごく良かった。

    *主題の敷居が低いのでサクサク読み進められる
    *文体は高尚でいいもの読んだ感が得られる
    *ときおり声に出して笑える

    という良い読書体験ができたよ!

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    2026年05月04日
  • 鏡の国

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    至るところに伏線があり予測できたら天才
    あっと言わせるような仕掛けがざっくり分けて3つありました。
    感覚としては大人向けの超難問を解いている様で面白かったです。

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    2026年05月04日
  • 星の王子さま

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    『読んだことない作家さん読んでみよう』キャンペーン② サン=テグジュペリ『星の王子さま』。
    長期積読本、多分表紙のデザインがいいのと、紙質がいい、そして安い!の3拍子で買ったのでしょう。

    1943年に出版され、1944年、戦時偵察飛行中に行方不明、帰らぬ人となったとのこと。2000年にマルセイユ沖で残骸が発見されるも、遺体はなかったという。まるで星の王子さまのように。

    いやぁ 深すぎて(_ _).。o○  児童書ではないですね。人生の節目に読むべき作品でしょうか。

    10代の見え方、20代の見え方でもかなり違いますねぇ。若人は大人はわかってないと王子に共感しますね。
    30代、そして40

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    2026年05月04日
  • エピクロスの処方箋

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    /_/ 感想 _/_/_/_/_/_/ 
    夏川さんは医師であり小説家。年齢も近いですが、正直、次元の違いを感じます。物事をここまで深く考えられる方なのだと、強く感じました。

    医師が優秀である理由の一つに、学びの段階から「死」を強く意識している点があるのではないかと、ふと思いました。人は死を強く意識したとき、はじめて自分の人生を意識するのではないでしょうか。もちろん、すべての医師がそうとは限りませんが。

    本作は前作の続編ですが、情景描写が非常に豊かで、哀しみや喜びが鮮明に伝わってきます。特に哲郎の言葉には心に響くものがあり、自分自身の生き方を見つめ直すきっかけになりました。

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    2026年05月04日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    年間170日休める会社にいるから分かるけど、週休3日になっても4日になっても、本を読む人口が増えることはないと思う。
    本以外の娯楽が増えたし、頑張らなくても生きていける現代では、「半身」で働いても、残りの半身は読者じゃなくてSNSかゲームになるかな。

    読み物としてはめちゃくちゃ面白い。
    明治、大正、昭和、平成と移り変わってきた社会と読書の位置付けや流行った本が紹介されている。
    現代に近くなって、自分が必要としない情報はノイズとなったけど、ノイズを受け入れること(自分の世界の外に足を踏み入れること)のがいい。
    あと、半身で働き口ことで、読書をする余裕が出来る。

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    2026年05月04日
  • 海賊とよばれた男(上)

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    小説を超えたヒューマンドラマ。
    鐡造の人間性に共感して憧れる。
    鐡造は一企業の社長の枠を超え、視座高く、国のためを思って決断していっている。このことは時代背景からも簡単にできることではない。

    とにかく面白い。小説だが石油業界の勉強になるし、新聞を読むときの予備知識にもなる。鐡造のような生き様に憧れるのか。

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    2026年05月04日
  • エヴァーグリーン・ゲーム

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    4人の主人公がチェスと出会って人生を変えていくドラマを描いた連作短編集(?)
    頭脳スポーツと称されオリンピック競技にもなるかもと言われるチェスに文字通り命がけで挑む感動の物語!

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    2026年05月04日
  • 贅沢な関係

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    めちゃくちゃ良い。タイトルも良い。全部、全部好きなのだけど、特に最後の「色めき同窓会」に泣きそうになった。

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    2026年05月04日
  • その女アレックス

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    どんでん返し、というよりはアレックスというひとりの女性を追いかける視点が第一部、第二部、第三部でそれぞれまったく変わっていく。なので衝撃の事実!みたいな新鮮な驚きはないかわり、こんな展開の仕方もあるのか!と新しい読書体験ができた感覚。

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    2026年05月04日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    「モンスターを倒した。これで安心だ」

    滋賀医科大学医学部に9浪し、京大の看護学部を強要された末に母親を殺害した女性についてのノンフィクション。

    母の干渉と父の不在がテーマだろうか。「毒親」という言葉が生易しく感じる。教育虐待。

    あまりにも苦しい。あまりにも重いが、読む手が止まらなかった。

    余談だが、母殺し関連で千葉県のヨガ講師による母親殺害&食人という、過去のセンシティヴなニュースを思い出してしまった。吐き気を催して、思わず口を押さえる。壮絶な読書体験。

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    2026年05月04日
  • 青空と逃げる

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    傲慢と善良を読んでからこちらを読んだ。そこに出てきた親子の話。2人が抱える事情は人の生死も絡んで重たい物だったけれど、各地を転々とする2人が出会った人たちとの心温まる関わりや、自然の描写の美しさで読後感はさわやかだった。大変な状況の中でも子供がいるとこんなに強くなれるのか‥子供を持つ私もそうだろうかと考えてしまった。親の頑張る姿だけでなく力の成長も胸を打つ作品だった。

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    2026年05月04日
  • 54歳おひとりさま。 古い団地で見つけた私らしい暮らし

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    もともと家族もいて都心でバリバリ正社員をしていたところから、郊外の団地でエッセンシャルワーカーしつつ高齢のお母さんを大切にする穏やかでマイペースで満ち足りた暮らしを選んだ50代著者。
    そういう選択をしてもいいのか。なんとでもなるのか。「自分もそうしたい!めちゃ憧れるわ!」までは行かずとも、自分の将来を設計する際にものすごく有用な本だなと思った。読んでよかった。間取りやお部屋のたくさんのお写真もよかったし、リアル家計簿もよかった。

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    2026年05月04日