ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 卒業生には向かない真実

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    三部作の最終章を今読み終わりました。こんな展開を予想できる人は誰もいないと思いました。このシリーズ作品は、どれも分厚い文庫本です。読み始めるのを躊躇する人がいるかもしれませんが、後悔はさせないから是非読んでほしい。ピップ(主人公)と共にこの町で起こる事件を追いかけ、時を忘れて没頭する体験を味わってみてください。今まで出会ったことのない作品でした。

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    2026年04月11日
  • 国宝 上 青春篇

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    素晴らしい。
    映画では描かれなかった徳次との関係性がよく描かれ、血の繋がりのない環境に1人入った喜久雄の人間的な部分も感じられた。青春篇という表題の通り。
    ですます調の小説はあまり好まないが、この本では客観的な語り口調から登場人物の心情や生き様を感じられたため、それはそれでよかった。

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    2026年04月11日
  • 俺たちの箱根駅伝 下

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    いやー、面白かった!

    ついに迎えたレース本番。
    スポットライトが当たらない「学生連合チーム」が巻き起こす、意地とプライドの下剋上物語。

    箱根駅伝を見たことある人であれば、想像できる光景が随所あって、ドラマを観ているような没入感でした。ドラマやるんだけどね。
    選手それぞれのストーリーがあり、それが丁寧に描かれているので、全員を応援したくなるし、ちゃんと嫌な奴も出てくる、笑。
    波乱がありの最後まで目が離せない展開。
    そして明かされる真実。

    しかし、学生連合チームって、「記録に残らないオープン参加」だけど実際そんなにひどい扱いなのかな?
    下剋上感を出すための演出なんだとは思うけど。

    お正月の

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    2026年04月11日
  • 蛍たちの祈り

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    過去や環境に左右され、自分の人生を歩めない子供達の苦悩。それでも懸命に生きる姿が印象に残った。章ごとの繋げ方や、描写の表現がうまいなぁていつも思う。

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    2026年04月11日
  • コンビニ人間

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    ネタバレ

    無機質で合理的なはずの主人公に、どこか既視感を覚えてしまうのは、きっと、あちら側は誰にとっても決して遠いものではないからだと思う。

    あちら側に留まり続けるには、覚悟がいる。選択しているようで、どこかで強制されてもいる社会の中で、「変わる」ってどういうことか、と考えてしまった。

    役割を離れて、一人の人間として見られた瞬間、周囲は急に彼女を理解しようとし始める。その動きは、優しさというより、不確かなものを確定させたい気持ちに近い。
    理解できないものは、不安になる。だから距離を取るか、あるいは自分の物差しを当てようとする。それで少し安心してしまうのが、身勝手だけど人間らしいところなのかもしれない

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    2026年04月11日
  • 普天を我が手に 第三部

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    ネタバレ

    壮大な昭和史サーガ、3部作の最終巻。

    昭和が始まる1部、戦争が激化する2部を経て、高度経済成長と昭和天皇崩御までの本作。

    4人の出自の違う人物の人生を描きつつ、昭和史を体験出来る。どのキャラクターもめちゃくちゃ魅力的でひとりひとりに感情移入してしまう。

    個人的には矢野四郎がまさに昭和を体現しているようで、私の推しだ。

    昭和という時代の勉強にもなり、いかに戦争が悲惨かも分かる。一方で人々は力強く生きていた事も同時に分かる。

    3冊通して読んでずっと面白かったし、読んでいる間中、幸せだった。ラストの選挙、どちらが勝ち首相となるのか、ハラハラしたよ。

    星5つは殆ど付けないのだが、本作は満点

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    2026年04月11日
  • 重力ピエロ

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    家族愛が素敵だった。
    父が人格者すぎる、私もそんな風になりたい。

    「おまえは俺に似て、嘘が下手だ」

    教養の深さもひしひしと感じられた。
    遺伝子の仕組みや癌、ガンジーを筆頭にした偉人、クロマニヨン人とネアンデルタール人など。

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    2026年04月11日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 上

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    ネタバレ

    突然、目を覚ました男は、自分が一体何者なのかがわからず、また謎の部屋に閉じ込められて困惑した。そんな状況で、彼は自分が今いる場所はどんなところか探し回って、自分は宇宙船のなかにいることがわかった。本作はSF作品だが、上記のようにミステリー要素も含まれており、話が進むにつれて、自身の本名、経歴、そしてなぜ宇宙空間を彷徨い、その目的は何であるのかが明らかになっていく。

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    2026年04月11日
  • イクサガミ 神

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    あー。読後の余韻がすごい。。。とても良い作品だった!!!読んでる中でそれぞれの推しキャラもできるだろうし、信念であったり、人生の選択の重さであったり。。。たくさんのことをそれぞれのキャラから学べるシリーズだった☆読み終わるのが寂しかったなぁ。またいつか再読したい!!(アクションシーンの想像が難しいから映像化されたの観たいと思っていたけど、自分の中でキャラが出来上がってしまい、配役が当てはまらないので観るの辞めました。私が私の頭の中の監督であるべき。)

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    2026年04月11日
  • レッドスワンの奏鳴 赤羽高校サッカー部

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    選手権出場をきめ、限られた人数のチームでいかに勝ち上がっていくのか、考え抜かれたお驚きが続く。
    サッカー部と直接関わらない登場人物にも独特な人物が多く、サッカー以外も楽しめる。

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    2026年04月11日
  • 栗山ノート2~世界一への軌跡~

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    野球に詳しくないけれど、WBC優勝が感動的だったことと、栗山監督のお人柄のルーツを知りたくて、手に取ってみました。
    本当に読んでよかったと思います。
    想像以上に、野球以外のことも含め、ものすごく勉強されている方という印象です。
    中国史の思想家や政治家の言葉が多く、初めて目にする言葉ばかりでしたが、読みやすく解説されていました。また、野球の話だけでなく、紹介される考え方はどんな人生にも活かすことができる、と気づけるように書かれています。
    特に、古代中国の学者の残した「六然訓」に出てくる言葉で、処人藹然、得意澹然という言葉が心に残りました。人と接する時は春風のように穏やかに、努めて淡々と謙虚な態度

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    2026年04月11日
  • 青のナースシューズ

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    たまたまですが3冊連続藤岡陽子さんのもの、しかも医療系ということになりました。

    この『青のナースシューズ』もすごく感動で最後には涙が止められない状況に…。

    長いこと弟の介護してきた主人公は家事も担いギリギリの生活。
    でも、夫を事故で亡くしてその状態になっている母は長男である主人公の辛さを理解していない。
    やって当たり前になってしまっている。

    苦しさの中でも厳しい看護師の勉強に励む姿に頭が下がります。
    しかもまだ珍しい男子学生ということの苦労もある。
    患者さんの中にはそんな彼のことを深く理解してくれる人達もいて彼もそれに励まされて大学4年間をやり遂げる。

    本当に素敵な感動作でした。

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    2026年04月11日
  • 毎日読みます

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    本好きとつながりたいけど、身近にいない。
    そんな人に読んで欲しい。
    読書に対する思いや疑問に必ず共感します。

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    2026年04月11日
  • なくしたものたちの国

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    最後まで読んで涙が出るような、救われた、と思うような、大切なお話。
    このお話を手に取ったら、どうか最後まで読んでもらいたいな。
    みんな、水にうつる私キラキラ光る冠をかぶって、水の上をボートで行くのかもしれない。
    私は、どれだけのものをなくして来たのだろう、今まで生きてきて。なんとも不思議で、あたたかくて、光に包まれた、心に残るお話だった。
    いつまでもずっと感じ続けてしまう、みたいな。

    夢なのかもしれない。人は夢の中にいるのかもしれない。何もかもすぐに忘れてしまうような夢。
    子どもの時にしかなかったこと。忘れてしまうような、キラキラしたこと。それをなくす狭間の時。
    分からなくても自分の正義で精

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    2026年04月11日
  • 継続捜査ゼミ

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    継続捜査ゼミ
    ゼミとは大学での授業の一環であるが、これが実際の未解決事件捜査の継続捜査になるとは思いもしなかった。女子大ゼミの講師(小早川)が元警察学校の校長で現役時代はバリバリのやり手刑事であった。そして、ゼミ生はこの女子大のそれぞれ魅力的な5人である。最初は女子大内で起きた2件の事件から犯人を割り出していくが、5人の個性と素晴らしい能力で犯人が解明する。それから本格的な継続捜査では、本来の未解決事件へと物語は進むのだが、小早川講師の絶妙な誘導によるヒントがゼミ生の能力を引き出していることに感服する。実際にこの継続捜査ゼミが、事件解決の糸口になるとは恐れ入ったが、今野敏作品の物語としては納得

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    2026年04月11日
  • 歌われなかった海賊へ

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    戦記物では決してなくて、戦時中の人々や主人公とその家族、仲間たち、さらにナチスや連合軍の兵士に至るまで、全ての人間がどのように自分を納得させて生きているのかをとても丁寧に文章で描かれています。
    現在の自分に置き換えても、どの登場人物にもなり得ることに気付きました。

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    2026年04月11日
  • ソポクレス オイディプス王

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    高校生時代、世界史で暗記させられたのを思い出し、購入した。ギリシア文学初心者の私にとっても読みやすく、一息に読んでしまった。

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    2026年04月11日
  • ただ、それだけでよかったんです【完全版】

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    やっぱり松村さんが大好き。
    10代の作品だからこそ、今の私にすごく刺さる物語。
    1人になりたい時によく読む。

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    2026年04月11日
  • 5秒日記

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    日々の暮らしの中から何でもない、けれど忘れてしまうには勿体ないことを拾い上げるのが上手いなと思った。
    そしてなんて素敵なご家族!
    著者はもちろんのこと、息子さん、娘さんのファンになってしまった。
    この人が書く小説もきっと面白いんだろうな。
    機会があればぜひ書いてほしいと切に願う。

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    2026年04月11日
  • ビタミンF

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    普通?の家庭のお父さんをテーマにした短編集。家族は実はちょっとしたことで簡単に壊れてしまう。家庭内でのお父さんの揺れる胸の内が正直に描かれている。うちの夫からも妻のことをこんな風に思われているのかなぁ、と思ってしまった。ちょっと優しくしてあげようと思った。

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    2026年04月11日