小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
永井玲の著書は全て読んでいる。新しい感覚に目覚めさせてくれたり、ことばにならなかった物事に気がつかせてくれる、私にとってとても大切な存在だ。(あ、『さみしくてごめん』は積読中でした)
今回もとても良かった。しばらくはその余韻にぼーっとしてしまう。
第一部は『問いはかくれている』。新しいことばや気になることばに潜む問いを考える12篇。
第二部は『これがそうなのか』。著者が幼い頃から読んで強く感じたことばたちを深く掘り下げる、12篇。
第一部ではクスッとしたり、あーそうそう、でもそこまで考えたことなかったな、なんて、比較的軽く読み進めることができる。『若者の喫茶店のマスター化』なんて言い得て -
購入済み
久しぶりに
よるさんの著書を拝読しました
ナンカ面倒クサイお話でしたが
最後の怒涛の面倒くささが効いてくる
読後が素晴らしかったです
暫くおってませんでしたが
ディグリに戻ろうかなあ
住野さん -
Posted by ブクログ
平家物語。平教盛が主人公。
時は下って源平の戦から数十年。20年かけて平家物語が完成する。誰だかわからない作者が、西仏(もと海野幸長、木曽義仲が郎党)に平家物語を数夜に分けて伝授する。
教盛の父、平清盛が生きており、すでに頼朝が立った後から始まる。宗盛が宗家を継ぎ、何度も会議が繰り返される。近江源氏を抑えに教盛は出陣。その後南都の焼き討ちが行われて、平家は仏敵とされてしまう。高倉上皇が亡くなり、清盛も亡くなる。木曽義仲が迫り、平家は安徳帝を擁して屋島へ。教盛は逢坂の関で義仲に反撃ののち屋島でみなと落ちあう。水島の合戦では日蝕を利用して旭将軍を破る。以下下巻。 -
Posted by ブクログ
32歳独身女性の主人公。と、それぞれクセありな登場人物達。この年齢になると、仕事、結婚、健康、親のことなど色々と浮き彫りになる。 幸せになるためにどんな選択をしたら良いのか、諦めたらいいのか、打算的になるし、周囲と比較してしまう。
都を無駄に傷つけてくる男どもにびっくり。知らなくていい情報を与える人って優越感に浸るために言うのか? 都は心が広いなぁと思った。貫一に対しても、なんだかんだ見下すこともなく。相手を対等にみてるからこそ、意見をストレートにぶつけていたと思う。結局相性が良いんだなぁ。
個人的にはニャン君に結構傷つくわーと思った。年齢であそこまで冷めるんやw
最後の都のセリフが良かっ -