小説・文芸の高評価レビュー
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大好きな本
「日日是好日」〜お茶がくれた15のしあわせ〜
が映画化され、tvで放送され録画保存している。
その映画「日日是好日」の映画化の話がきて
映画完成までの制作過程が
森下典子さんの目線で書かれたエッセイ。
思いがけずお茶の作法の指導も任され
責任重大でプレッシャーと緊張の日々。
監督、制作スタッフ、裏方さんの
プロフェッショナルな仕事ぶり。
映画を観ていたので、制作過程はとても興味深く読んだ。
読後、映画を見直すとさらに楽しめた✨
そして改めて、樹木希林さんは
格好良くて素敵な女優さんだなぁ~ と感じた。
すっかり樹木希林さんにはまってしまい
ちょうど開催されていた
“樹木希 -
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ネタバレAudibleで聴了。
虐待、ヤングケアラー、そして孤独な「52ヘルツのクジラたち」。
主人公の貴瑚が、かつて自分を救ってくれたアンさんへの後悔を胸に、虐待されている少年(ムシ)を救い出す姿には、かつての弱かった彼女にはない強さを感じました。
特に印象に残ったのは、アンさんと貴瑚の「魂の番(つがい)」という関係性について。
恋愛や友情を超えた尊い繋がりであるはずが、その「特別さ」ゆえに、通常なら気づけるはずの人間らしいSOS(アンさんの52ヘルツの声)が、貴瑚には届かなくなってしまったのではないか。そんな皮肉な距離感を感じてしまいました。
現実で自分が貴瑚のように踏み込めるかと言われ -
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初めて、彼の著書を読んだと思ったら、『向日葵の咲かない夏』を読んだことがあることに気がついた。
かなり前なので内容がもう一つ思い出せず、これを機に読んでみようと思った。
この作品も、出版されてからずいぶん話題になっていたにもかかわらず、今さら・・・ですが、読者参加型というのでしょうか。解説では、体験型とされていますが、とても面白かった!
読む順番も読者である私たちが決めることができ、720通りって、確かに読む順番によって、登場人物へ抱く印象って少しずつ変わってくるように思った。また、次の章へと移っても、つながりが感じられると、また読み返して、また違う印象を受ける。という繰り返しで、とても読 -
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まさかの2回読破。
再読してすぐに、読み終えていたことを思い出すが、週末旅行にこれしか持っていなかった為、再読する。
あれ?これ映画化したんだっけ?と思うくらい、頭の中に画像が鮮明にでてくるので、勘違いしかけたが調べたところ映画化はされていない。
1回目の記憶が画像のように鮮明に残っていたのだが、読んでみるとさほど細かく描写されているとはいえないのに、建物や室内や駅や店の絨毯や飲み屋の雰囲気が一度見た映画の様に思い出されるのには自分でも驚いた。これが作者のもつ素晴らしい点の一つだろう。
時の流れは早く、気がつけばバブルなど遠い昔のような気もするが、その時代を生きてきた者として、記憶から消し去 -
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ネタバレあかりさん、本当によく耐えたね。頑張ったね。頑張りすぎちゃったね。
でも今は周りに支えてくれる人がたくさんいることに気づけて、未来でしたいことも見つけられて、本当によかった。
まだこれからもお母さんの残像みたいなものに苦しめられるときがあるかもしれない、自分の犯した罪に押し潰されそうになるときもあるかもしれない、
それでもあかりさんには"自分の"人生を生きていってほしい。
今も残ってるあかりさんのTwitterを覗いてみると、全然関係ないところから勝手に応援してる人がたくさんいる。
それが今後彼女の生きる力になりますように。
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文章がと -
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カラ類、特にシジュウカラが大好きな鈴木先生。研究が大好きで論文のオニ、決して妥協しない鈴木先生の実験は、執拗とも言えるほどに徹底しており、根気強く、かつ冷静に行われる。その行動力は時に常軌を逸してすらいる。
研究に関する試行錯誤や観察の経過だけでも十分に興味深い。加えて、研究熱心なあまり米だけで半月過ごした後にキャベツ丸1個を一気食いしたこととか、直接実験とは関わりのない、実家の両親が家に来た鳥に過保護なこと、SNSでシジュウカラのヒナを保護したことなど、様々なエピソードが語られる。読んでいて本当に楽しい。
本文中のゆるい感じのイラストは鈴木先生ご本人の作とのこと。こちらもとても良い。
あの