ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 羊と鋼の森

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    ネタバレ

    とても面白かった。サマータイムに続いてピアノについての話を読みたいと思って読んだ。双子の由仁がピアノが弾けなくなってしまったのが驚いた。でも闇のほうに行ってしまうのではなく、ピアノに関わる調律師になると言う考え方が素敵だと思った。次のピアノの調律が楽しみ!実写版の山﨑賢人もかっこよかった✨

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    2026年03月21日
  • カフェゴトーの記録

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    学生の街・早稲田で34年。
    早稲田大学の学生から著名人まで、
    幅広い人に愛される ”素朴なケーキ” を出す喫茶店、
    「カフェゴトー」の全記録・インタビュー集。

    朝井リョウさんやテリー伊藤さんなど、
    各界の著名人にも愛される"cafeGOTO"

    母親が作ってくれた茶色で素朴な味のお弁当のようなシンプルなケーキ。
    チーズケーキ、タルトタタンなど…。
    レシピも書かれているので、お菓子作りが好きな人には堪らない一冊。

    このカフェが愛される理由は、やっぱり店主の後藤さんの人柄だと思う。

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    2026年03月21日
  • 高丘親王航海記

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    物語自体はかなり壮大だが、連作短編なので割と気負いせずに読み進められる。アニメ化や映画化などのメディアミックスも向いてるのではと思う。ただ、澁澤龍彦の妖艶で蠱惑的な文体で紡がれるからこその物語で、映像化するとその魅力が損なわれてしまうかも。

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    2026年03月21日
  • 老人と海

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    全編通して最高にハードボイルドな小説
    序盤の朝焼けの中で漁の準備したり、コンデンスミルクの空缶でコーヒー飲む描写がほんとすき

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    2026年03月21日
  • BUTTER(新潮文庫)

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    リアルに起きた事件を取り入れていることは明白だったが、実際にはその事件自体は主人公里佳の物語のきっかけに過ぎず、オリジナリティある里佳の物語が展開されている。
    カジマナの崇拝者となって、他者から満たされることに慣れてしまう男たちと、その崇拝者たちのために料理をするカジマナ。それと対比的に、自らを満たすために料理をすることを覚える里佳の存在。前者は、破滅を辿ったのに対し、里佳は人生を再構築しようと前向きな結末に終わったのが印象的だった。また、人間関係の構成要素が崇拝者か、里佳と伶子のような信頼か、という点も自らで満たす経験の有無に左右されていると感じた。
    自分のために自分で満たすということが、私

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    2026年03月21日
  • 青の炎

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    ネタバレ

    加害者の視点からストーリーが進んでいくため、犯罪が明るみに出ないか、ハラハラしながら読み進められた。自分勝手な犯罪ではなく、ごく普通の高校生が家族のためを思っての犯罪であり、特にラストは胸が痛んだ。ミステリーのルールとして犯罪は暴かれるものであり、しかし加害者の家族に苦しみを味わわせないためにも、最善のラストなのかもしれなかった。怒りの炎はいつか自分自身を焼き尽くす、という言葉が心に沁みた。

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    2026年03月21日
  • 64(ロクヨン)(下)

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    ネタバレ

    幸田メモの発覚から長官視察の真実、そして新たな誘拐事件と、重厚感のあった前編と対照的に後編は怒涛の展開で、最後にはロクヨンの真相が明らかになるという盛りだくさんの内容だった。電話だけで犯人を見つけ出すというのは無理もありそうに思えたが、過ぎ去った年月と、雨宮という男の執念が可能にさせたものだと感じた。犯人逮捕までは描かなかったところに、今後の広報室の歩む道も含めて想像の余地を残したと感じた。あゆみの失踪だけは、もう少し希望が見えるところまで描いてほしかった。

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    2026年03月21日
  • おとうさんのポストカード

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    実話をもとに小説化
    キンダートランスポートのことを初めて知った
    ユダヤ人の子どもを助けるために動いた人たち
    国を超えた助け合いがあった
    文中にでてくる、「よく知らない人を、気に食わないからといって、いじめたり、のけものにしたり、殺したりする人が大嫌い。ナチスのドイツと一緒よ」という言葉が一番響いた。

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    2026年03月21日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    本屋にて、ついに文庫化されたことを知り、即購入。私自身親として、母・妙子のような言動を全くしてないか、と言うとそんなことは全くない。
    「詰問」「罵倒」「命令」「蒸し返し」「脅迫」「否定」に分類された妙子の罵声、どれも私はやったことがあるとハッキリ言える。
    詰問「どうしてまたプリント出してないの?」
    罵倒「嘘つき」
    命令「出せ!」「やれ!」
    蒸し返し「前も同じこと話した!」
    脅迫「ゲーム禁止にするよ」
    否定「本当に反省してるように見えない」
    その他「決まりごとを守れなくて将来困るのは自分だよ?」
    子どもには証拠隠滅のため、プリントをトイレに流されたこともある(トイレが詰まって、子どもはめっちゃ怒

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    2026年03月21日
  • マカン・マラン 二十三時の夜食カフェ

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    いわゆる“ご飯もの小説”として手に取った一冊。

    古内一絵さんの作品は初めてだったけれど、この文体がとても好みだった。やわらかくて読みやすいのに、ちゃんと心に残る余白がある。登場人物たちもそれぞれに個性があって、自然と愛着が湧いてくる。

    中でも印象的だったのは、ドラァグクイーンのシャールの存在。言葉や距離の取り方が絶妙で、相手を否定せず、でも甘やかしすぎない。その包み込むような優しさに、ただ癒やされるだけではなく、少しだけ背筋を正されるような感覚もあった。

    深夜にふらりと立ち寄って、あの空気ごと味わってみたくなる。シャールの言葉とごはんに、そっと救われる人の気持ちがよくわかる一冊だった。

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    2026年03月21日
  • 僕には鳥の言葉がわかる

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    読む前と読んだ後では「見える世界が変わる」とおすすめのフレーズであったがまさにその通りであった。私も今後鳥に出会ったら何を話しているのか聴き耳を立てることだろう。何気ない日常がたった一冊の本によって数倍も楽しくなる。出会えてよかった一冊です。実験についての経過記録が多く、読み進めにくいかなと思ったがそんなことなく、素人にも分かりやすくとてもユニークに実験の様子が描かれていて楽しく読めた。イラストも可愛い!何かに夢中になるって素敵だなと思ったし、作者の生き物に対しての優しさにも胸が熱くなりました。誰かに話したくなるそんな本です。

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    2026年03月21日
  • 掬えば手には

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    瀬尾まいこさんの作品を初めて読んだ一冊。

    まるで他人の心が読めるかのように――いや、正確には「読もうとしすぎない距離感」で寄り添う会話が、とても印象に残った。踏み込みすぎず、それでいて見過ごさない。その絶妙なやりとりに、じんわりと心がほどけていく。

    登場人物たちは、それぞれに「言わなくてもいい」「言いたくない」過去を抱えている。それを知ってしまっても、暴いたり正したりするのではなく、相手を傷つけないように言葉を選び、そっと掬い上げていく。

    タイトルの“掬う”という行為が、そのまま物語全体の在り方を表しているように感じた。強く救うのではなく、こぼれ落ちないように手を添えるような優しさが、静

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    2026年03月21日
  • 神様のカルテ0

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    今までのシリーズを読んでから、今回の0を読んだので、そういう事だったんだー等々人間関係を辿っていくのも楽しかったです。

    研修医の頃から栗原一止は栗原一止だったんだなと、しっかりと患者と向き合ってしっかりと患者の話を聞いて、何が最善かを考える。
    神様のカルテシリーズを読むと私も初心を忘れずに相手のカルテの中で何が出来るか考えていかなければという気持ちになります。

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    2026年03月21日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    ネタバレ

    密室とも呼べる孤島で起きた天才の殺人事件、しかも犯行現場も密室という、常識ではあり得ないような設定ながら、こちらの想像を超えた結末があり、期待を裏切らない面白さだった。新藤所長の殺害の場面は、最初の一撃で所長が死ななかったという偶然に無理やりかこつけている感じもしたが、それもあるいは計算かと思わせるくらいの、真賀田四季の天才ぶりだった。理系らしい、パズルを解いていくような論理展開も良かったので、ぜひシリーズを読み進めたい。

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    2026年03月21日
  • 赤と青とエスキース

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    タイトルに込められた意味が、物語の終盤で静かに回収される。その瞬間、ばらばらに見えていた出来事や人の想いがひとつに結び直され、胸の奥にじんわりと広がっていく。

    登場人物たちは皆、年齢を重ねる中での変化を抱えている。しかしそれは単なる老いの描写ではなく、もっと奥行きのある“時間の積層”として描かれているように感じた。
    そして何より、文体が心地よい。やわらかく、過剰に説明しすぎず、それでいて感情の芯はしっかりと届く。そのバランスが絶妙で、読んでいる間ずっと穏やかな呼吸を保てるような感覚だった。

    ふとした場面で、鼻の奥がつんとするような瞬間が訪れるのも印象的だ。大げさではないのに、確かに心を揺ら

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    2026年03月21日
  • 夜のピクニック

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    こんな歩行祭と言うお祭りがあると言うことに驚いた。辛い中にも青春要素があって面白かった。西脇と貴子がこの先どうなるのか気になる。

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    2026年03月21日
  • 流星の絆

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    ネタバレ

    親を殺された兄弟たちが詐欺に手を染めながら生きていく姿は、「白夜行」や「幻夜」の雰囲気に似ていた。戸神政行を見つけてから、犯人へと追い込んでいく流れは先が非常に気になって一気に読んでしまった。しかし、慎重派の功一が、傘の柄の傷だけで柏原に真犯人だと迫る部分には少し違和感もあった。戸神行成の人間性は素晴らしく、兄弟愛も相まって読後感の良さに繋がった。

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    2026年03月21日
  • 一瞬の風になれ 第三部 ドン

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    ネタバレ

    4継で優勝したのも感動したが、個人的には100mが仙波に追いついたのがグッときた。また、インターハイではどうなるのか、200mで連に勝てるのか気になる。

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    2026年03月21日
  • やりなおし世界文学(新潮文庫)

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    92作品の世界文学を飲みの隣の席で「てかさーっこの主人公さー、ちょっとヤバいんだけど」って軽い感じで語りつつも、だがあってはならない事に対しては厳粛に非難する、1冊5.6ページで簡潔に語ってくれるそんな本です。
    世界文学というと構えてしまって学校の教科書を読むような机と椅子に正座して読まなくてはという雰囲気があるけど津村さんの軽妙で率直な感想を聞くと何だかもう読んだ気になってしまう。
    この中で実際に読んだ事があったのは恥ずかしながら5冊くらい、あらすじくらいなら知ってる程度なのは15冊くらいで他の作品は知らないものが多くてそんな作品でも面白く読めた。ただ全く知らないものは読んでもよく分からない

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    2026年03月21日
  • 一瞬の風になれ 第二部 ヨウイ

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    ネタバレ

    強敵3人を倒せるようになるのかをとても気になる。特に最後の方で健ちゃんが怪我をしてからは続きが気になって、どんどん読めた。

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    2026年03月21日