ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • カラマーゾフの兄弟〈1〉

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    ようやくまとまった時間が取れたので、「カラマーゾフの兄弟」を読み始めました。個人的には、ドストエフスキー作品の魅力は「人間の本性に迫る、徹底したリアリズム描写」だと思います。作中を通して、自分の本性が暴露されているような気分に陥るため、かなりの怖さを伴いますが、他の作品ではなかなか味わえい読書体験です。挫折せずに最後まで読み切りたいと思います。

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    2025年12月29日
  • 茶の湯の冒険 「日日是好日」から広がるしあわせ

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    大好きな本
    「日日是好日」〜お茶がくれた15のしあわせ〜
    が映画化され、tvで放送され録画保存している。

    その映画「日日是好日」の映画化の話がきて
    映画完成までの制作過程が
    森下典子さんの目線で書かれたエッセイ。 
    思いがけずお茶の作法の指導も任され
    責任重大でプレッシャーと緊張の日々。
    監督、制作スタッフ、裏方さんの
    プロフェッショナルな仕事ぶり。
    映画を観ていたので、制作過程はとても興味深く読んだ。
    読後、映画を見直すとさらに楽しめた✨

    そして改めて、樹木希林さんは
    格好良くて素敵な女優さんだなぁ~ と感じた。

    すっかり樹木希林さんにはまってしまい
    ちょうど開催されていた
    “樹木希

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    2025年12月29日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 下

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    最高だった!幸せ!幸せ!幸せ!下巻の怒涛のワクワク感!最もツッコミが炸裂した本でもあったなぁ。手に汗握るしもうロッキー愛おしいぜ。
    サンドイッチのように挟まる科学パートは正直承知できない!ことがあったがまた何度か読めばわかる気がする()。記憶についての書き方もええやぁん。

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    2025年12月29日
  • 万事快調〈オール・グリーンズ〉

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    最近注目している出口夏希が帯になっていたので手に取ってみた。

    テンポがすごくいい。話がダレることなく、どんどん先が読みたくなる。
    朴、岩隈、矢口のそれぞれが停滞感というか悲壮感のある生活を送っているが、著者のユーモアのおかげでそこまで暗くならず、読んでてニヤリとさせられる。それぞれが音楽、映画、漫画のサブカル趣味を持っているのもキャラが立っていて面白い。
    内容的には部活や友情といったいわゆる高校生の青春物語と呼ばれるものではないが、鬱屈した高校生がそこから打破しようとする様は読んでいて爽快であり青春感があった。

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    2025年12月29日
  • 降りかかる追憶~南青山骨董通り探偵社III~

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    南青山骨董通り探偵社シリーズ第3弾!今作は主人公の雅也が女子大生の依頼でストーカーの捜索と彼女の身辺警護に携わる…その事件を中心に社長と雅也の憧れの玲子の因縁めいた過去があきらかになって…今回はちょっぴり切ないお話もありましたが緊迫感もあり面白かったです!

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    2025年12月29日
  • 憐憫

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    名前は知ってたけど読んだことなかった作家さん。本屋で装幀が目について、その場でパラパラとめくって、レジに持って行きました。大人っぽくて、水のような、酒のような小説。やばい、好きかも。

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    2025年12月29日
  • 月の立つ林で

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    青山さんの書くお話は優しくてどれも温かい…
    人は新月のように、見えないところでも密接に関わり合ってるんだと感じられる。
    見えなくても、分からなくても、誰かに届いたり、繋がっていくことを想像しながら生きていくことで、巡り巡ってそれが大切な人の幸せになっていく。

    父娘の話は涙。親になってから特にこの手の物語には弱くなってしまって…自分の親や子どもの事と重ねてしまった。
    月を眺めながら、大事な人たちの幸せを願いたくなるそんな物語です。

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    2025年12月29日
  • 藍を継ぐ海

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    ネタバレ

    第172回直木賞受賞作。
    「夢化けの島」「狼犬ダイアリー」「祈りの破片」「星隕つ駅逓」「藍を継ぐ海」の5編。
    科学的な知見と舞台となる土地の歴史を融合させる中で、主人公となる人物の心情の変化を描いた見事な短編集。
    ベースとなる科学的な事象が単にアイデアとしてあるのではなく、物語の核となり、希望や勇気を与えてくれるものになっていることが素晴らしい。また、舞台となる土地は、長崎以外は過疎と言われるようなところだが、その歴史を掘り下げて丹念に描いており、思い入れも感じられる。

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    2025年12月29日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    ネタバレ

    Audibleで聴了。

    虐待、ヤングケアラー、そして孤独な「52ヘルツのクジラたち」。
    主人公の貴瑚が、かつて自分を救ってくれたアンさんへの後悔を胸に、虐待されている少年(ムシ)を救い出す姿には、かつての弱かった彼女にはない強さを感じました。

    ​特に印象に残ったのは、アンさんと貴瑚の「魂の番(つがい)」という関係性について。
    恋愛や友情を超えた尊い繋がりであるはずが、その「特別さ」ゆえに、通常なら気づけるはずの人間らしいSOS(アンさんの52ヘルツの声)が、貴瑚には届かなくなってしまったのではないか。そんな皮肉な距離感を感じてしまいました。

    ​現実で自分が貴瑚のように踏み込めるかと言われ

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    2025年12月29日
  • さよならジャバウォック

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    一気読みした
    素晴らしい作品、いつもの伊坂幸太郎作品らしい得体の知れない感、数々の伏線
    最後にはそれが回収されていく
    一気に読んだからか面白かった
    物語が複雑なので
    何日かに分けて読んだらこんな評価じゃなかったかも
    今年最後の本がこんなにも素晴らしい作品で良かった
    本の素晴らしさを改めて感じました

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    2025年12月29日
  • エピクロスの処方箋

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    研究者でありながら哲学者でもある医師とマチ先生のことを花垣先生は本の中で言っていましたが、とても分かるフレーズだと読み進める内に思いました。
    患者さんに近すぎずかと言って離れすぎないマチ先生の人柄がとても魅力的で心温まる話です。

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    2025年12月28日
  • フジコ・ヘミング 永遠の今

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    深みのある言葉がたくさん。写真も素敵。
    「誰がこの神様みたいなピアノを弾いているのかしら」って、生涯に残る嬉しい褒め言葉だったんだろうなって。

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    2025年12月28日
  • 月とアマリリス

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    LGBT、ネグレクト、発達障害、共依存、詐欺等最近良く出てくる社会的な要素をふんだんに詰め込んで、一度失敗したと感じている記者の目を通して、発散させずに綺麗に収束させている読み易い作品。

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    2025年12月28日
  • モモ

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    別の世界の話とは思えない描写が多くて、考えさせられる。時間を効率化していった先にどういう世界になっていくのか、好きな仕事をこん詰めてした結果、富は得られるものの、何かを失ってしまったえぴそなど、どこか他人事とは思えなかった。娘が生まれ、とにかく生活を大切に味わっていきたいと何よりも時間を選んだ今を改めて価値付けていけたようにも思う。
    カメが言葉や行動が可愛い。

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    2025年12月28日
  • 星を継ぐもの

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    最後の伏線回収がすごい!!SF小説独特の細かい描写もあり、情報量が多くて途中くじけて読むのを休んだ日もありましたが、これは最後まで読んで間違いないです。
    科学者と生物学者のぶつかり合いから、叡知を結集させて1つの結論にたどり着くまでが読んでいてどんどんのめり込みました。
    あとがきにも書かれていましたが、これはSF小説ではなくミステリーとして読むべきです。
    長年、不朽の名作といわれている意味がよく分かりました。

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    2025年12月28日
  • N

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    初めて、彼の著書を読んだと思ったら、『向日葵の咲かない夏』を読んだことがあることに気がついた。
    かなり前なので内容がもう一つ思い出せず、これを機に読んでみようと思った。

    この作品も、出版されてからずいぶん話題になっていたにもかかわらず、今さら・・・ですが、読者参加型というのでしょうか。解説では、体験型とされていますが、とても面白かった!

    読む順番も読者である私たちが決めることができ、720通りって、確かに読む順番によって、登場人物へ抱く印象って少しずつ変わってくるように思った。また、次の章へと移っても、つながりが感じられると、また読み返して、また違う印象を受ける。という繰り返しで、とても読

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    2025年12月28日
  • 絆

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    まさかの2回読破。
    再読してすぐに、読み終えていたことを思い出すが、週末旅行にこれしか持っていなかった為、再読する。
    あれ?これ映画化したんだっけ?と思うくらい、頭の中に画像が鮮明にでてくるので、勘違いしかけたが調べたところ映画化はされていない。
    1回目の記憶が画像のように鮮明に残っていたのだが、読んでみるとさほど細かく描写されているとはいえないのに、建物や室内や駅や店の絨毯や飲み屋の雰囲気が一度見た映画の様に思い出されるのには自分でも驚いた。これが作者のもつ素晴らしい点の一つだろう。

    時の流れは早く、気がつけばバブルなど遠い昔のような気もするが、その時代を生きてきた者として、記憶から消し去

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    2025年12月28日
  • 地上の楽園

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    太平洋戦争後の在日朝鮮人の北朝鮮への帰還事業をテーマにした小説。

    日本で差別された在日2世が、祖国北朝鮮へ還ったら、そこは地獄そのものだったという救いのない話。

    壮絶、それしか表現できない。

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    2025年12月28日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    ネタバレ

    あかりさん、本当によく耐えたね。頑張ったね。頑張りすぎちゃったね。
    でも今は周りに支えてくれる人がたくさんいることに気づけて、未来でしたいことも見つけられて、本当によかった。

    まだこれからもお母さんの残像みたいなものに苦しめられるときがあるかもしれない、自分の犯した罪に押し潰されそうになるときもあるかもしれない、
    それでもあかりさんには"自分の"人生を生きていってほしい。

    今も残ってるあかりさんのTwitterを覗いてみると、全然関係ないところから勝手に応援してる人がたくさんいる。
    それが今後彼女の生きる力になりますように。

    ✎______________

    文章がと

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    2025年12月28日
  • 僕には鳥の言葉がわかる

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    カラ類、特にシジュウカラが大好きな鈴木先生。研究が大好きで論文のオニ、決して妥協しない鈴木先生の実験は、執拗とも言えるほどに徹底しており、根気強く、かつ冷静に行われる。その行動力は時に常軌を逸してすらいる。
    研究に関する試行錯誤や観察の経過だけでも十分に興味深い。加えて、研究熱心なあまり米だけで半月過ごした後にキャベツ丸1個を一気食いしたこととか、直接実験とは関わりのない、実家の両親が家に来た鳥に過保護なこと、SNSでシジュウカラのヒナを保護したことなど、様々なエピソードが語られる。読んでいて本当に楽しい。
    本文中のゆるい感じのイラストは鈴木先生ご本人の作とのこと。こちらもとても良い。

    あの

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    2025年12月28日