ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 流

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    読んでいると、実話かなと思ってしまう(実際途中までは実話だと思い込んでしまっていた)ほど、描写がリアルで想像しやすいです。
    内容もめちゃくちゃ面白い。
    もしかしたら男性の方がハマるかもしれないです。
    ただ、名前が台湾語読みなので、覚えるのが困難です 笑

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    2025年12月06日
  • 旅のラゴス(新潮文庫)

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    読書好きSNS界隈で何度も見かけるので、初めましての筒井康隆作品。結論、とても面白かった。
    SFだからかもしれないけど、昭和61年に刊行されたとは思えない、古さを感じない文章だった。
    風景描写が鮮明で、人間模様も細かく描かれてるので、SFは日頃全く読まない私でもすっと馴染めた。
    七瀬シリーズにも手を出そうか検討中。

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    2025年12月06日
  • 容疑者Xの献身

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    天才ガリレオシリーズの大傑作。天才物理学者vs数学者の攻防が面白い。
    終盤明かされる、犯人の取った行動には鳥肌。

    理系の最高峰の対決なのに、犯人に気づくことになった理由があまりにも人間味があり胸を打った。
     
    ミステリ不慣れな方にも間違いなくオススメできる名作。

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    2025年12月06日
  • 首無の如き祟るもの

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    首無の如き祟るもの
    読み方 くびなし の ごとき たたるもの

    日本の首無しミステリの最高傑作の一つ。探偵 刀城言耶(とうじょう げんや)シリーズの第3作だが、今作だけでも楽しめる。
    因習×ミステリ×ホラーの絶妙なバランスと練りに練られたトリック。非常に分厚いですが、第1作と違って読みやすいですので、横山正史の犬神家や獄門島などの雰囲気が好きな方は、ぜひチャレンジしてみていただきたい。

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    2025年12月06日
  • 武曲

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    人物像の描き方と、ストーリー展開が絶妙です。
    剣道の試合の間の描写が剣道未経験者でもわかりやすく伝わってきます。
    サラサラ読める感じはありませんが、一気に読んでしまいました。

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    2025年12月06日
  • 世界はきみが思うより

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    最後のページを読んで、涙が出た。
    不安なような寂しいような、けどほんのりと幸せなような。
    『世界は、きみやわたしが思っているより、悪くないのかもしれないよ。」
    ほんとうにそう思えるお話だった。

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    2025年12月06日
  • 息吹

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    シンプルなアイデアでも、それの「カタリ」方が、僕を掴んで離さない。翻訳者はもちろん、作者の技巧をひしひしと感じる。 どこを読んでも鮮烈な素晴らしい短編集。

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    2025年12月06日
  • わたしに会いたい

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    性や癌、身体のことがテーマな短編集。
    久々の西加奈子。勢いがあって面白かった。
    とくに「あらわ」のぶっ飛んだ感じが好き。
    「チェンジ」の不満のぶつけ方も好き。

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    2025年12月06日
  • ミトンとふびん

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    6編からなる短編集
    どちらかと言えば、長編の方が好みなのですが!

    短時間乗る電車で読む時よさそう、と思い購入
    ところがところが、あまりの濃さに途中でやめられず、サッと読むなんてもったいなくて!!

    ☆ 大したことは起こらない
      登場人物それぞれ、それなりに傷はある
      しかし彼らはただ人生を眺めているだけ ☆
    (作者あとがき より)

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    2025年12月06日
  • 彼女たちは楽園で遊ぶ

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    ネタバレ

    面白かった! 
    途中まではなんかホラーもの?伝記?としゃくぜんとしなかったが、コンビニ『テンダネス』が出てきたり、ドーナッツ屋のお兄ちゃん、森美美憂がイケメンだったり、いつもの子ども関係の暗めの話とコンビニの話が合わさった明るさもあり半分からはスラスラあっという間

    内容は地方の伝説がベースの怨霊モノ?NI求会、宗教団体らしきものが生贄用の養殖場とは酷い。基本は友情話

    まめもち= 真目餅 とは!!


    伊坂幸太郎の「楽園の楽園」がベース、五十九彦、三瑚嬢、蝶ハ隗… ?  色々な作家が作品を出した、と言うのを聞いて、其々読んでみたいと思った!面白い企画だ!

    終わりが明るいのがやはりこの作家さ

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    2025年12月06日
  • 黒猫館の殺人〈新装改訂版〉

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    館シリーズの中では知名度は低い方かもしれないが、自分はこのトリック大好きです。よくよく読み返すと真実がちゃんと描かれているのが分かるのが気持ちよく、再読必至。

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    2025年12月06日
  • 猫を処方いたします。5

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    本作もスイスイと読んでしまい、気がつくと心が暖かくなっていました。
    読後に優しい気持ちになれるこのシリーズが私はやはり好きです。

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    2025年12月06日
  • 皇后の碧

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    前作 八咫烏シリーズはかなり好きで、ずっと文庫化を待ち、読んでいた
    そろそろ完結のはず

    テレ東「あの本読みました?」阿部智里さん回を観た後、ついつい文庫まで待てず買ってしまった
    「皇后の碧」

    ファンタジーが苦手という方もいるでしょう
    良質なファンタジーは巻を重ね読み進めてゆく程に
    奥が深いと思う
    阿部作品は、広大で緻密な世界観が魅力的


    主人公の成長物語だった今作
    主人公は悩む!
    平穏を守るためには、戦い、そして奪う事が、絶対必要なのか?

    火の一族はドラゴンを使いこなす
    主人公ナオミの両親は、その襲撃により命を落とす


    「平穏を愛し、平穏を望んだ、そなたの家族は
    その祈りだけで平穏を

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    2025年12月06日
  • マーブル館殺人事件 下

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    ネタバレ

    ・感想
    面白かった!!
    何度も「スーザン…あんた何でめんどくさい事に巻き込まれるって自分で分かってて首を突っ込んでいくの…ばか!」と思ったけども。
    そして締めの言葉のお約束通りに4作目も決まってるらしいし次も楽しみ!
    ホロヴィッツには健康に長生きしてもらわなければ。

    新キャラクターが良かった。
    ヴォルテールとピュントの最後の言葉はお互いを認め合った二人にピッタリな締めだった。

    ブレイクニーも良い人。
    エリオットが死んだことでピュントシリーズの解決編はどうなるのかと思ったら「お前が書くんかい!!!」って展開になって普通に突っ込んでしまったw
    短期間でこんなに書けるなんて才能ありすぎる。

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    2025年12月06日
  • 国宝 下 花道篇

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    後半。映画では描かれなかった場面、登場しなかった人々が多く登場し物語の奥行きを広げます。映画では妖艶な歌舞伎のビジュアルを、小説では登場人物の内面や背景を、それぞれの媒体の長所が互いに補完し合い、作品そのものの輪郭がくっきり立ち上がってくる感じがありました。ラスト喜久雄が観た景色とは?映画とはまた違った描写、表現でただただ圧倒されました。

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    2025年12月06日
  • ストーンサークルの殺人

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    久々に海外文学に触れた。

    ポーとその仲間たちの掛け合いが好き!!

    ミステリーとしても一転二転三転と安心できる場面がなくて固唾を呑んで読み進めて、続きが気になりすぎて睡眠が削られました笑

    この先もポー達の活躍が気になるので続編読みます。

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    2025年12月06日
  • そして誰もゆとらなくなった

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    エッセイ本っていいなァ~と久しぶりに読んで思った(^^)
    旅の話も全てウンピに帰着する点も自分の人生にはない視点だったので、大変面白かったなァ~
    メディアで見る朝井リョウさんガリガリに見えるけど意外と体重増加してた時期があるのね~パーソナルジムの話が1番共感したカナ(^^)、そやねん目標ない勢はしんどいねん

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    2025年12月06日
  • リリース

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    周囲に医者になることを期待されて育つ主人公がその殻を破ってゆくお話。

    とても良かったです。児童文学らしいみずみずしさにあふれていました。
    自分の夢とか周囲の期待への不満とか、いろんなとんがったネガティブな感情が、周りとの壁が壊れてから成長した姿へ再構築されていく過程が鮮やか。
    こういうのがあるからたまに児童文学読むのはやめられません

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    2025年12月06日
  • 桜待つ、あの本屋で

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    ある条件が整った時だけたどりつける不思議な本屋さん。
    そこには不思議な少女と猫。
    あぁ、お店の前にある素敵な桜も含めて、行ってみたくてたまらない。様々な濃さの桜色の花びらが舞う世界。想像以上の美しさなのだろうな。
    母をなくすことも、記憶を失っていくことも、双子の片割れとお別れすることも、悲しくて辛いけれど。
    でも、あの少女と猫が見せてくれた景色は優しい。
    ああいう「押し売り」は素敵だね。
    もう、ボレロのあの曲が心の中でエンドレス。
    朗読される4冊は、どれも名作。
    第二話の、「おじいちゃん」、そういうことか。驚いた、けど納得、うん。
    私があのお店に行けるなら、その1冊は、どの1冊なのだろうかと考

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    2025年12月06日
  • わたしは泣くたびにママの顔になる

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    読みやすくて、絵柄もとてもおしゃれな一冊でした。
    娘を持つ母として、そして介護が近い親を持つ娘として、胸がドキッとする場面がいくつもあり、決して他人事のようには読めませんでした。
    韓国の文化に驚かされる場面があり、それも含めてとても興味深かったです。
    読後にこれまで生きてきた27年間の中で、私を支えてくれたたくさんの人たちに、ちゃんと感謝しなくちゃいけないな…と、しみじみ感じさせられる読書でした。

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    2025年12月06日