ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 猫のエルは

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    町田康氏の文章が好き、猫好きにはたまらない1冊。ヒグチユウコさんの挿絵も可愛い。
    町田氏の他の猫エッセイ、犬エッセイを読んでから読むことを強くおすすめします。猫たちへの愛が詰まった1冊。

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    2026年07月11日
  • 黒牢城

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    20260711023

    歴史小説と推理小説が化学反応を起こす楽しさを知る。最後の有岡城からの行動に官兵衛が関わったとするのもフィクションとして面白い!

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    2026年07月11日
  • 紅茶とマドレーヌ キャロットケーキの愛情

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    シリーズ第3弾!
    読んでいて癒される登場人物たちにまた会えて嬉しい!!このシリーズはまだまだ続くのかな?

    どのお話も美味しそうな香りが漂ってきそうな物語だったけど、1番好きだったのは第4話の真冬さんのお話。
    真冬さんの方言がとても面白くて可愛くてたまらなかったです!!そしてみんなとのやり取りもすごく良かった!

    こんな風に登場人物みんなの背景がみえる物語が本当に好きです。
    読みながら『次は誰のお話だろう?』と思いながら読み進めるのは密かな楽しみ。

    次のシリーズも出てほしいです!
    まだまだ続きを読んでいたい!!

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    2026年07月11日
  • 鬼門の村

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    ネタバレ

    一気二度読みでした。
    帯に「村ホラー」ってありますけど、確かに怖い話ではあるんですけど、タチの良いホラーというか、きちんとオチがついてます。「あ、そうなのね。だからなのね。」って納得できる。にこ的には、表紙の自転車に二人乗りしてるカップル?の未来を祝福したくなるような、読後感爽やかです。その分、ってわけでもないでしょうけど、「村」の過去というか秘密というか、けっこうエグいです。そりゃ、祟られるわ。私でも呪うわ、って納得できるかんじ。この村の秘密が徐々に明かされていく過程とか、バイト代につられて「村」に来てしまう主人公とか、設定に無理がなく、非常に面白く読めました。オススメです。
    あと、2か所ほ

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    2026年07月11日
  • ねこのばば(新潮文庫)

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    ネタバレ

    「茶巾たまご」「花かんざし」「ねこのばば」「産土」「たまやたまや」5作収録の短編集。しゃばけシリーズ第3弾。

    「たまやたまや」が特に良かったな。
    三春屋のお春の縁談話をめぐっての一幕。巣立ちの切なさというか、言語化の難しい感情が胸を過ぎる。成長って地続きだけど、振り返ってみると子供時代は意外と遠い。その「ずいぶん遠くまで来てしまったなあ」と気付いた時に感じる甘酸っぱいノスタルジーのような感情を、文章だけでよく伝えられるなあと素直に感心した。一太郎がお春に抱く感情、結構よく分かる。

    「産土」も良かった。
    長崎屋の手代・佐助のお話。怪しげな集会に関係した商人たちが次々に倒産の憂き目に合っている

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    2026年07月11日
  • 777 トリプルセブン

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    『グラスホッパー』『マリアビートル』『AX』からなる殺し屋シリーズの4冊目。主人公は「天道虫」と呼ばれる“不運な殺し屋”。
    シリーズと言っても、割とどこから読んでも大丈夫なイメージ。場所の移動も戦闘シーンも多く、会話が軽妙でライトな文芸なので、本が苦手な人にも自信を持ってオススメ出来るのが助かる。

    それにしても、相変わらず嫌なやつを書くのが上手い。と同時に、登場人物の性格や癖や拘りが必ず書かれているので、毎回、好きなキャラクターが出来るのも伊坂作品の良いところ。今回はモウフとマクラ。そして高良と奏田。高良……そうだよな……他人のカードを羨ましがる心こそが不幸の源だよな……。

    伊坂幸太郎のア

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    2026年07月11日
  • まとまらない言葉を生きる

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    簡単に要約する中で、こぼれ落ちていってしまう感情や言葉を大切にしたい。
    文章を書くとき、綺麗にまとめるものと、あえてまとめずに積み上げるだけのものを分ける。
    大切な友人への手紙は後者。
    自分しか読まない読書メモや日記も後者。

    要約することは物事を分かりやすくする上で必要だ。ただ、その中で抜け落ちてしまう感情に耐えられないときだってある。そういったところをそのまま抱えながら愛していきたい。

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    2026年07月11日
  • 暗黒の瞬間

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    30年以上のキャリアに幕を引くことを決意した、ベルリンの刑事弁護士エーファ。凄腕で知られる彼女は、多くの忘れがたい事件を手がけてきた。11人が被告人となった裁判で1人だけ無実の者がおり、全員がそれは自分だと主張している。1人を救うため10人を無罪とすべきか。厄介だがよく議論される類の事件だと思われたが……。ひとつの証言、発見、弁護活動でその姿が一変する平凡な裁判、そして異常な裁判――。

    素晴らしいリーガル・ミステリ。

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    2026年07月11日
  • このホラーがすごい! 2026年版

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    薄いが内容充実。モクモクれん、鈴木光司のインタビューが目玉か。鈴木光司先生は、こんな元気にお話してたのに……。おまけのブックリスト、遠坂八重が「え」の辺りに入ってますよー。

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    2026年07月11日
  • どうすればよかったか?

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    映画の鑑賞から時間が経ったものの、内容の補完としては非常に重要なものだった。
    作品の冒頭から、断片的な記録といった体裁だからこそのインパクトがあったのは間違いないが、本著を踏まえて眺めると登場人物たちの「どうすればよかったか」という問いへの答えは、より一層複雑であることがうかがい知れる。
    著者の経歴は今なお特異なものに映るが、この家族の関係性の中で野心的な形で結実したことが理解できた。

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    2026年07月11日
  • 【電子特典付】『機動警察パトレイバー』 寿司屋の後藤

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    機動警察パトレイバーに登場する人物らのエピローグが語られる内容。
    なぜか熱海で寿司屋をやっている70代の後藤と常連客、訪ねてくる元特車二課の面々の話が続く。

    前提としてそもそも後藤が寿司を握れるのか、いやそれぐらいするのか…?というような葛藤があり、読みたくなって買ってしまった。
    ちゃんと料理人をしているのも面白いし、地魚メインというのも好み。カゴカキダイって食えるんだ…

    内容は青春の残り滓みたいな話ではあるのだが、30年経ってるからの面白さがあって良かった。
    たぶんこれは当時読んだら面白さが分からなかったろうなと思う。
    ほんのりパトレイバーは覚えてるけど、中身は忘れてしまったぐらいだった

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    2026年07月11日
  • これがそうなのか

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    ここ最近読んだ本の中で抜群におもしろかった。
    特に問いをかくす言葉は自分の考えていたことにバチっとハマっていたので感動。

    ひとそれぞれだから
    承認欲求ですよね
    人間の本能じゃないですか

    これらの言葉を当然のように使う人間になりたくないなと常々思っていたので、書いてくれてありがとうの気持ちでいっぱいになった。

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    2026年07月11日
  • 神のダイスを見上げて

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    地球の終わりが来る前の
    いろんな出来事。
    でもこれは、愛と友情の物語!
    でもスリルとサスペンス。
    謎解きもいっぱい。
    楽しめました。

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    2026年07月11日
  • 殺人依存症

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    ネタバレ

    あの途中で入る一人称視点は浜真千代の視点だったのか。思い込みで悲劇を招いた浦杉と同じ過ちを体験させられて非常に読後感が悪いのが良い本だ。ここまで残酷で突き抜けた悪なら腹立たしくなるどころか感服してしまう。あとラスト50ページで浜の掌で踊らされている感覚になった。せめて亜結ちゃんの陵辱される描写が一人称で書かれてないのが救いかも。その程度には救いがない

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    2026年07月11日
  • 襷がけの二人

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    嶋津 輝 さん。
    そう「カフェーの帰り道」の作家さん。前作ですね。
    しかも直木賞候補作だったようです。

    これは私の中ではカフェーの帰り道以上になりました!
    戦中戦後の話ですが、当時の女性たちの生きる姿に感動しました。
    出てくるお料理もどれも美味しそう♡
    粋なお初さんがカッコいい♡

    複雑な人間関係で当時の主従関係や戦時中の暮らしぶりも詳細に描かれています。
    え~!そこも詳しく描いちゃう?!というところも含めてお薦めです(⁠。⁠•̀⁠ᴗ⁠-⁠)⁠✧㋱

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    2026年07月11日
  • 三日間の幸福

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    ご都合主義のオンパレードで、ライト文学らしい軽やかな印象で終わった。
    落としどころは良かった!ふたりが幸せになりますように。

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    2026年07月11日
  • 十戒

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    ネタバレ

    みんな大好き共犯擬似シスターフッド、ミステリー小説これが見たかった2026。方舟ですっかり⬛︎⬛︎(セルフふせったー)が大好きになってしまったため⬛︎⬛︎の正体にもほぼ読み始めで気付いてしまったのですが、それでもなおどんでん返しのどんでん返しを見せてくれるストーリーテリング能力凄すぎ。それはそれとして冒頭ページに登場人物一覧載せてくれたら、も〜っと嬉しい♡(キャラの名前と特徴全部メモしながら読んでた)

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    2026年07月11日
  • 禁じられた館

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    日本のミステリーによくある不可能殺人のような展開になるのでは、と読み始めから疑心暗鬼の状態だったが、後半からはその危惧が払拭されていく。
    しかも、非の打ち所がない天才的人物が登場して謎を解き明かす、という(これも日本でよくある
    )パターンも無し。

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    2026年07月11日
  • お探し物は図書室まで

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    短編集で読みやすい!紹介された本に意味を見つけるのは紹介した人じゃなく読んだ本人って所がなんか良いな〜って思った!
    私も本を紹介してもらいたいな笑
    あと、羊毛フェルトが欲しい。表紙のリアルな羊毛フェルトがイメージと合致してて嬉しくなった笑

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    2026年07月11日
  • 透明な夜の香り

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    この物語では、愛着と執着の違いが、人と人との関係を通して描かれていた。

    愛着とは、大切な人が変化していくことも含めて、その人を受け入れようとする思いである。一方で執着とは、相手の変化を受け入れられず、自分の安心のために相手を管理し、変わらない存在としてとどめておこうとする思いなのだと思う。

    朔さんは、非常に鋭い感性を持っている。そのため、周囲から距離を置かれがちであり、そのために、人の感情や関係の変化を受け入れるという点では、まだ十分に成熟できていない人物であった。

    物語の初めの朔さんは、女性に対して執着に近い感情しか持ち合わせていなかったが、一香と出会ったことで、初めて人に対する愛着を

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    2026年07月11日