小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
以前読んだ『悠久の時を旅する』が心に残り手に取った本。著者の星野さんはカメラマンだが、文章も素敵だ。雑音が全く無いイメージで静かな文章だが、核心を突いてくる時が多々あり印象的。
旅をする木。たとえば、自らの“生“が終わった後でも、大きな括りの世界においてはまだ役割があったりする。子供の頃、理科で習った、全ては循環している、という「物質循環のしくみ」の図を思い出した。文明の世界に入り浸っていると忘れてしまいそうになるけれど、人間もこの世界の、大自然の一部なのだなと考えさせられる。
1970年代、時代に逆行してアラスカという大自然を選択した著者。彼の人生の一部を知れば知るほど、生きていればどん -
Posted by ブクログ
どんな年代の人にも心に青空が広がる。そんな読書体験。
各話のラストで、どの主人公も鬱屈を抱えた状態から一歩を踏み出し前向きになる。
現実を生きる私たちの誰もが彼らと同じことを実践できるわけではないが、「自分が持っているものを知る」「遠くを目指しすぎない」「まずはできることからやっていく」を意識すれば、何かを変えることは可能ではないだろうか。
一歩を踏み出すためのきっかけをくれる司書の小町さんが魅力的だ。
各話の主人公に白熊だのマシュマロマンだの色んなものに例えられ少々気の毒だったが、次は何に例えられるのか楽しみでもあった。
派手な話は一つもない。
今いる場所から地に足がつく範囲で少し移動 -
Posted by ブクログ
賛否両論あるかもですが、私は素晴らしい作品だと思う!!
性格のない主人公・如月空子が、周囲に合わせて「呼応」しながら生きていく様子と、愛玩動物の「ピョコルン」を巡る物語。
このディストピア、マージで、気持ち悪かったです。人間らしさがなくなった、(逆に言えば全人類が人間らしくなったとも言える。)混沌とした世界。
絶対受け入れられないけど、主人公の周囲と呼応しながら話をしたり、その場その場でキャラを変えたり、誰しもがしてる事。共感できる。そのほかの感覚も全て理解できるから気持ち悪い。
読まないとわからない感覚だと思います。
お勧めはしませんが、読んだら教えてください笑 -
Posted by ブクログ
ラングドンシリーズのファンなんだが、この作品も面白かった。人類はどこから来たのか、確かに我々は猿人類から進化したのかもしれないけど、じゃあ彼らの出現はどうだったのかって言うのはあまり語られない部分で、特殊創造論か科学による自然発生か人によって信じるものが分かれるゾーンではあると思う。
作中で扱われる芸術作品や実在の街に関する知識は毎回驚かされるし、小説を読むたびに現地に足を運びたくなる面白さがある。
視点を変えるだけで、他人にとっての真実が見えることがあるって言うセリフが終盤に出てくるけど、科学と宗教だけではなく全ての場面において大切にしたい考え方だと思った。
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