小説・文芸の高評価レビュー
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わたしたち、ずっとこんなふうなのかもしれない。束の間のささやかな幸福と別離を繰り返すカノン。
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良かった、、、
同性愛ってあんまり惹かれないジャンルなんだけど、最初はそのはずだったんだけど
なんだか描写がとっても美しくて、惹き込まれていきました
心がきゅーって締め付けられつつも、あったかい読後間。最後の方は、まだ終わるなーって思いながら、カノン聴きながら読みました。
あと私やっぱり音楽を言葉で読むのが好きなんだなと確信しました
「ピアノと雨の二重奏が水のようにわたしの全身を流れ、巡り、細胞に満ちていく。」
素敵だ、、、
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ネタバレしはるの出生の秘密については200年前の骨から創られた生命なのだろうと想像は直ぐについた。
でも、唯の正体だったり、一番「おっ?」と思ったのが七瀬京一が味方だった点。京一は最後まで過去の罪を隠すためにシハルを隠し、ハルカに立ち塞がると思っていたのだが。シハルのエピローグも想像通りだった。戸籍もなく、ヒトとは違うシハルが生きていく場所は『宗教』の場で『象徴』として生きるしかないからね。
想像がつくミステリーだったけど、なんだろう‥苛々したり、読む気がなくなることは無くて面白く読めた!ハルカが精神的に回復できて、唯という同志?精神的な安定を得られる存在?と共に有ることが出来て爽やかな読後感もあった -
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ネタバレ障害や重い病気のある兄弟や姉妹がいる子供のことをさす、きょうだい児。
姉が障害を持っている妹と、弟が障害を持っている兄。その妹のクラスメート、お互いの両親、きょうだい児の居場所や情報提供をしている、きょうだい会のスタッフの人達などの物語だった。
きょうだい児のことを初めて知った。また、きょうだい児の取り巻く環境やその人たちの考え方や認識のズレなどを知ることができて、勉強になった。
きょうだい児は、子供ながらに不安や苦しみなどを抱えていることが多く、親が放任主義なため、ヤングケアラーになりつつあるところも勉強になり、僕が持っている以上に過酷なんだなと知ることができた。
たった約205ペー -
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ネタバレ面白かった!
読み応えあり、ちょっとしたどんでん返しもあり、
最後は心温まる感じ。
スタートから、物語の状況設定に引き込まれる。
主人公は弟に先立たれたアラフォーバリキャリ女性。
その弟の遺言書に記された、弟の元カノに遺産分割の手続きのために、会うところからスタート。
つっけんどんな元カノの素顔、
なんで弟は遺言書を残していたのか。。
元カノと一緒にボランティアをしながら、徐々に開かれていく心やら、謎を解明していく感じがよき。
食事の描写が素敵な本って、それだけで手元に置いておきたくなるよねー
丁寧にご飯を作りたくなった。
主人公の長女としての生きにくさとか、親とのすれ違い、なーんか共感 -
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やっーぱり、和田竜さんの歴史小説は面白い。
『のぼうの城』も『村上海賊』もだったけど、
登場人物が生き生きと描かれて、敵味方関係なく魅力的。
歴史的な風土や、慣習にもさらっと触れられていて、今の感覚とは違うけど、彼らの心理的な描写が丁寧で分かりやすい。
五郎がさー
良いんですわ。
けど、忠興も今回はとてもよい。
『最後の一色・上』がどうしても説明が多くて、読みにくさを感じたのに比べて、
その前提がしっかり入っていると、
『最後の一色・下』はさくさく読めて、物語を楽しめた。
タイトルから察して、エンディングは想像できてしまったけど、それでも、
「そうきたかー!!!!」って、ラスト。
最高でした -
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錬金術師が存在する世界を舞台にした
ファンタジー×ミステリーのシリーズ3巻目。
せっかく異世界を舞台にするなら
これくらいのことはやってくれないと、
という規模感のストーリーで満足感。
5年半ぶりの新刊ということで、
ちょっと忘れた部分が大きい可能性はあるのだけれど、
ここまでの物語になるならもっと世界に対する宗教の存在感を印象付けておいて欲しかった、とか、
作中、キャラクターの特性よりもその場の盛り上がり的に発言させられている感のある部分もあった気がしたけれど、
とにかく世界の根幹にかかわる謎の提示がおもしろい。
覚えているうちに次巻よろしくお願いします。 -
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再読(高一ぶり)
東京藝術大学 私にとっては未知の世界だけど、蓋を開くとこんなにも興味深い世界が広がっている。
藝大と聞くと、俗世間とはかけ離れた人たちが住む世界だと思っていたけれど、将来のことだったり自分が突き進む世界を恐れていたり……悩んでいる人が意外といたのがびっくりした。高校時代に読んだ時より、藝大生の悩みにより注目して読めた。
ある学生は藝大という世界があまりにも特殊すぎて、当たり前とは何なのか、一般的な世界と隔絶されるのを恐れていた。またある学生は、「美しいものを作る人は美しくなければならない」という、強迫観念に近いモットーを掲げていた。その学生にフォーカスした章はより興味を持って -
- カート
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試し読み
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ネタバレ今更ながら読んだこの本、強烈に面白かった。
ソマリランド、というアフリカの角の旧ソマリア一角にある、「独立国家」に深く入り込んで取材した本。ソマリランドがどのように成り立っているのか、ソマリ人とはどういう人たちなのかが描かれる。
著者の高野秀行さんが徹底して「実感」を通してその国や文化の構造を理解しようとしているのがすごいなと思う。
欧米式の研究やジャーナリズムでは欧州以外の外国文化を「他者」として研究の対象にして外から観察してしまう傾向が強く、それが評価を下すような鼻につく感じがあるけれど、高野さんのスタイルは中に入り込んで、そして、自分たちの知っている感覚の似たものを想定しながら理解を -
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こいつは凄い名著に出逢ってしまったぞ!!
私はハヤカワ海外ミステリが好きなのだが、これは圧巻の名作。
一言で言えば【捜査ミステリx歴史スペクタクル】!
殺人事件の捜査が第二次世界大戦という時代の大きな波と絡んだ壮大なスケールの物語。
主人公にとって事件の解決はすなわち「自らの人生を取り戻す」ことを意味する。
事件捜査の展開も複雑に絡み合ってて面白いし、ハワイから見た世界大戦という点で歴史小説としても興味深い。
500ページ近い長さながらも物語に没入してあっという間に読めてしまった!
戦時中パートでは戦争がいかに人ひとりの運命を狂わせるのかを痛感した。ほんとに戦争になったとたん人権や人とし
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