小説・文芸の高評価レビュー
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超★5 スウェーデンの小さな田舎町で起こった連続殺人、重厚で味わい深いスモールタウンミステリー
■あらすじ
スウェーデンの小さな田舎町、警察官スヴェンのもとに奇妙な電話が入る。女性を農場の近くでレイプしたというのだ。彼が現場に到着すると、自動車の中で女性が襲われたのちに殺害されていた。
その日は奇しくもスウェーデン首相が暗殺された夜で、警察では事件捜査が十分に進められなかった。悲劇はその後も続き、犠牲者が増えていく。スヴェンは捜査を続けるのだが、犯人は杳として知れない。そして事件の捜査は、スヴェンの息子であるヴィダルに引き継がれてゆく…
■きっと読みたくなるレビュー
週末の夜長にじっくり -
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ネタバレ本を読んでいて、こんなにも心を熱くときにじんわりと温かくなったのは初めてだ。
主人公と同じ歳、恋愛もイマイチという最初の時点で主人公と自分を重ねてしまった。次第におと葉が成長して前に進んでいくにつれて、割と本気で応援する自分がいた。
日頃から、言葉の大切さを理解しているつもりだった。でも毎日頭に残らない膨大な言葉をSNSで見て、「なんとなく…」で終わらす同世代の数々…(私もその1人)言葉を雑に扱っていたのかもしれない。
この本は、言葉が人の心を震わせる力があること、いや、言葉でしか伝えられない思いや熱量があることを教えてくれた。
この本は、私の生涯そばにある一冊になる。
【困難に向か -
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小川洋子の作品はあまり読んだことがなかったが、本屋で装丁とあらすじに惹かれて購入。
最高傑作。読むことをお勧めしたい。
舞台はとある島(架空の島だが、描写的にかなり日本的だと思った)。この島では、鳥、香水、春(季節)、左足など記憶が少しずつ消滅していく(記憶の消滅というのが少しややこしく、概念自体が消失するわけではなく、それ自体を思い出せなくなり、またそれを見たとしても、それに関する思い出を想起したり、使用用途・目的、どのような物だったかを具体的に把握することができなくなるし、興味も湧かなくなるというのが近いかな、、、ちなみになぜ記憶が消滅するのかは描かれない。それは超常現象・災害にも近い -
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めっちゃ良い!
最後の3.4ページで泣く。途中は⭐︎4かなと思ってたが読み終えてから⭐︎5に変えた。
本の厚さはあるけど約360ページだからあっとま(てかポプラさん、もう少し紙を薄くしてほしいです。指切りました。。)
あっとまな程、先が気になる話。というか構成とかのスキルか?AとB、二と一、第三の案、本音と建前、外面と素、一号二号、アルファベットが1文字抜けた、などなど。
また読み返したい、紙がもう少し薄ければ。。(笑、内容もヒリヒリ、物理的にもヒリヒリ)
あ、あと、勘て、記憶と記憶のマッチングだと思う。
あ、と、そんな達観してる高校生いるかな、とは思うけど、
とにかく期待以上だった。夏木さん -
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映画の方は1年ほど前に見たが小説は初。朝井リョウは久しぶりだったが衝撃を受ける作品だった。
途中から顕著だが登場人物が意志を持って動いている。本当に「生きている」。一人一人が信念から行動しており、その情熱がひしひしと伝わる。それに加え、彼の文章にも殴られる。小説を書くのがうますぎる。会話の中に挟まれる文が真髄を捉えすぎていて開いた口が塞がらない。結論が出ない話ではあるが、それでいいと思わせられる。『何者』もそうだったが朝井リョウは現代に求められすぎている作家だなと。東野圭吾や村上春樹とは違った形で現代小説の権威となるべき存在だなとこの作品を通して感じた。 -
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ネタバレまさに『時計館の殺人』というタイトルに相応しい作品だった。ミステリー小説に対して不謹慎な表現かもしれないがブラボーとしか言いようがない。
タイトルから想像できてもいいようなものなのに、最後までまったく気づかなかった。これは私自身の察しの悪さだけが理由じゃない気がする。この小説には読者の目を曇らせる巧妙な仕掛けがあると見たね!一体何かって?……それはわからないけど。
でもそういうトリックだったから彼らは長いこと合流することがなかったんだなと今この文章を書きながらふと思った。
そりゃそうだ。最初から一緒だったのなら支障はなかったかもしれないけど、途中からの合流だと犯人にとってはすべてがご破算にな -
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ネタバレ面白いを通り越して放心。
志川さんに大共感の嵐吹き荒れまくってしんどかった。
自分でさえも分からない手に余る感情を、どう頑張ったって他人に分かってもらえるはずもなく。
けど誰か1人でも理解者がいて何の理由もなく隣にいて抱きしめてもらいたい時がある。
そんな時は、美織さんが言ってくれたお笑いコンビや歌謡曲のデュオでもなにか特別な関係が見つかればいいし、誰もが皆それぞれの地獄があるように、その反対に天国を見つけることができればいいな、と思った。
この小説を読んで、まだ輪郭はぼやけててはっきりしてないけど、自分にはもう天国がたくさんあることに気付かされた。
志川さんの他者に向ける純粋な「好き」という -
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これまで読んできた本の中で、一番深く引き込まれる作品でした。
現役の医師だからこそ描ける、患者との接し方や葛藤、リアルな医療処置の描写。それらが専門知識のない読者にもすっと伝わる言葉で表現されており、一気に読み進めてしまいました。その一方で、甘党の主人公・哲朗が堪能する京都の銘菓たちの描写も魅力的で、次に京都を訪れた際はぜひお店を巡ってみたいと思います。
特に心に残ったのは、「人は病気を治すことで幸せになれるのなら、治らない病気を抱える人は一生不幸せのままなのか」という問いかけです。完治を目指すだけではない医療との向き合い方は、実際に現場で命と向き合ってきた著者だからこその視点であり、深く -
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ネタバレいおりちゃんと光ちゃんの関係がさぁ!!尊
すきーーーーーー
このシリーズで一番の推しケミかもしれない。
助かる。
いおりちゃんは、いい家庭で育ったんだな!!!ほんとお前はいい奴や!!!!人の心も考えられるし、真面目だし、何だお前はギャップ萌えの化身かよ!!って思った。
一巻はしおくんのサイコパスを存分に味わえる回が多かったけど、今回は、サイコパス少なめ。
ヒューマンドラマ多め。
光ちゃんに幸あれ。
あと、ポリさん
なにあのひと…そん、そんな性癖のハッピーセットだったの?言ってよぉ…!!
今回は光ちゃんのママ探しを一貫してやってて、一冊で完結するので読みやすい。
2巻のほうが好きだな。私は -
Posted by ブクログ
とてもとても良かった。
毎日少しずつ、大切に読みました。涙を流したエピソードばかりですが、優しい思い出とじんわり沁みる言葉に出会えました。
一編一編に感じ入り、心がほどけていくような心地よさ。なかでも「オトモダチ」が特に好き。優しさに包まれているみたいで、何だか泣きにそうなってしまいました。
自分の気持ちにしっかり向き合って、味わって、どんな感情も受け入れて考えて、動くことのできる中前さんは、とても繊細で柔らかい心をお持ちなのだろうなぁ。
自分の心の奥にある小さな感情の粒をもっと大切に、味わってもいいんだ。自分をもっと好きになれる。大人だから子どもだからとかなく、もっと伸び伸びそのままで
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