小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ装画を担当されている日下明さんが好きで、この作品を手に取った。前作を読んでいなかったが、躓くところはほとんどなくスラスラと読めた。
物語は三軒茶屋に佇む小さな喫茶店『雨宿り』が舞台。そこで料理人として働く結城桃子と、店長の雨宮伊織、常連客で僧侶の黒田穂積の3人を中心に、毎週金曜夜10時に開催される「元カレ埋葬委員会」を通して、登場人物が愛した人の、もう食べられなくなった料理を作り、その人のことを語り合いながらいただくことで、心の蟠りを解いて埋葬するというストーリー。
読んでいて、私が抱えていた、今まで言語化してこなかったけれど確かに感じていたもやもやを、この本が掬い取って上手く言葉にし -
Posted by ブクログ
こちらも一気読みした作品。
斜線堂有紀さん、阿津川辰海さんのお二人の競作。
館シリーズのような密室トリックは大好きなのに、空間把握能力が無さすぎて、阿津川さんの水層城の殺人は、完全に理解できたとは言いきれません。ただ、探偵としてこういう罪の暴き方もあるのかと驚きました。
中編だったこともあり、犯人も含めた登場人物の誰にも感情移入できず、物足りない感じがしたので長編で読みたかったです。
斜線堂有紀さんのありふれた眠りは、ミステリと言えばミステリだけど、素直になれない兄妹の関係性が、事件が起こることによって変わっていく様子が、とても切なく感じるお話だったように思います。
最後に2人がどうするのか -
Posted by ブクログ
壮絶で壮大な世界だった。家族、村人を皆殺しにされ、悲しみに暮れる間もなく悲しみと憤りと共に戦争に身を置くことになった少女の凄惨な人生に圧倒的に引き込まれた。戦争がもたらしたものは彼女が信じてきた物をことごとく裏切り、破壊し、形を変えて追い詰めていった。人間の本性は恐ろしい。
また、命がけで任務をこなして積み重ねていった先にあるものの正体もまた、考えさせられる物であった。
戦争という悲惨な行いの中で主人公の少女や周囲の人々、敵、味方、それぞれの角度から人間の本性と苦しみを描いたこの作品は、自分のこの先の人生に少なからず影響を与える事は間違いない。 -
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冒頭の「自己とは何か(あるいはおいしい牡蠣フライの食べ方)」が東京にある某私立高校の今年の入試問題に出た、というので読んでみた。村上春樹の文章は一見平易だが、中身は難しい。小説は、比喩の構築物であり、大人でも知識が浅いと意味を連想できない。村上自身が書いた小説論は、中3に歯が立つだろうか。以下、私自身の意訳も含めた本文の解釈だ。
小説家は、自分とは何かという問いかけに対し、多くを観察して仮説を積み上げ物語化する職業だ。その問いかけへの最終的な答えは読者に委ねている。
そもそも、何を書いたとしても、自分自身との関係を自動的に記録してしまうのが書くという行為だ。だから、何でも書けばいいのだ。それ -
Posted by ブクログ
地味っ子の月奈がイジメられてて、そこから前世の記憶を思い出して覚醒して言い返してるのがめっちゃスッキリした!真凜が最初オドオドしてたのにめっちゃ月奈Love!って感じてびっくりした!志希が月奈のこと好きってバレバレな気がするのに本人気づいてないの可哀想(笑)ハルが絵美里の味方かって思ったら全然そんなことなくて、逆に月奈の味方であっ。そっちね!ってなった!生徒会選挙で絵美里の悪事が全部バレて良かったーってなった♡月奈が生徒会長なれて良かった!そして真凜、志希、ハルが生徒会メンバーになってくれて嬉しい(#^.^#)私、てっきり後からみんな前世会ってるってこと、言うと思ったのに言わずに終わったからあ
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