ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • ハウスメイド

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    まじでエンタメ100%って感じ。
    作者が読者を楽しませようとってのがひしひしと伝わる展開です。
    あと読みやすいので海外文学普段読まない人でも楽しめると思うな。

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    2026年07月11日
  • 一九八四年[新訳版]

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    読むべき小説に出会った。

    『集団浅慮/古賀史健』で、「二重思考」の概念を知り、『1984年/ジョージ・オーウェル』に興味を持ったんだけど、「二重思考」はやっぱり面白かった。

    この先の人生で、この小説は何度も私の思考に現れる気がする。

    権力と嘘は親和性が高いよね。
    権力って魅力的なんだろうな。

    プロール(労働者階級)は「平等」を求めるって、この本が出版された当時と今と何も変わらないね。

    「無知は力なり」
    「戦争は平和なり」
    「自由は隷属なり」

    最後、「ニュースピーク」は過去のものとなり、ディストピアは終わったのだろうか。
    それとも、別のディストピアが始まっているのだろうか。

    二重の

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    2026年07月11日
  • 生きる言葉(新潮新書)

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    新書ではあるけれど、エッセイのように軽やかに読める。

    柔軟でセンスあふれる語彙力が私にはないものの、
    AIに頼って最近短歌作りデビュー。

    いろんな歌集を読んで勉強したい!

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    2026年07月11日
  • トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー

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    めちゃくちゃに長い小説だった。
    けど、長いことに意味がある小説だったし、
    読んでいて退屈になることがなかった。

    特に、登場人物による会話が軽快で
    アメリカのドラマを吹き替えで見る感覚で
    読み進めていけるのが理由だと思う。

    原作が面白いことはさることながら、
    これだけの長編小説を読みやすくまとめ上げた
    翻訳者もすごい!

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    2026年07月11日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    どの短編もそれぞれ素晴らしいですが、町田そのこさんのお話を読んでいてバスの中だというのに涙しそうになりました。予測できる展開でさえ感動させるとは。。おばさんの魂も揺さぶる文章力凄いです。

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    2026年07月11日
  • カレー移民の謎 日本を制覇する「インネパ」

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    非常に魅力的なタイトルでなんとなく手に取り、読み始めたカレー移民'インネパの謎'に迫る一冊。

    人間の醜い部分とか、出稼ぎの実情とか、情報化がもたらす弊害とか、離れ離れになった家族の温かみ、愛情とか、苦労とか。

    日本でもワーホリとかずっと流行ってるけど、日本で頑張ってる人たちもこんなに沢山いるんだって、
    一生分の命とお金をかけて渡日してる人がこんなにもいるんだと、目頭が熱くなる思いでした。

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    2026年07月11日
  • 残酷依存症

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    ネタバレ

    大学生の輪姦サークルがヤクザやマフィアの構造と同じ。法を破るのは1人では心細く誰もが冷静になってとどまるけど、条件が揃い複数人でやれば罪の共有として強力な連帯感と強制力を生む。また今回も叙述トリックに騙されたから、ミステリーを気持ちよく読む才能があります。浜真千代は無垢な子供を殺してるから方で裁かれるべき存在なんだけど、今回ばかりは正義の所在が分からん

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    2026年07月11日
  • 暗殺の冬

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    ネタバレ

    スウェーデンの作家、クリストフェル・カールソンの初邦訳作品。

    1986年、首相が殺され国中の警官が慌ただしい中、1人の女性が殺される。限られた捜査員で犯人を探すも、嘲笑うかのように2人目の殺害を示唆する電話が入る…

    親子二代で挑んだ事件の真相が、三十年を経て明らかにされる。語りが落ち着いていて、非常に読みやすい。厚さほどの長さを感じないと思う。
    個人的なイメージは、トマス・H・クックとヨルン・リーエル・ホルストを混ぜた感じで、クックほど後悔の側面は少なく、ホルストほど淡々としていない感じ(過去を振り返る系の作品はクックを思い出してしまうので、偏見かもしれないけど)。

    なんとなく犯人はイメ

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    2026年07月11日
  • 犯罪者 下

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    ネタバレ

    読み応えのある本だった。
    次はどうなるのかドキドキしながら読むのは久しぶり。
    一筋縄ではいかない展開。
    あちらこちらに張り巡らされる思惑。
    離乳食を食べて病気になった幼児たち、通り魔事件、そして殺し屋までが登場する。
    そういえば、代議士の秘書の服部、裏で悪事を働き表に出ないから何の罪に問われないで終わるのか?
    愕然とした。

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    2026年07月11日
  • あれは何だったんだろう

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    面白すぎて、毎日少しずつ読んでいた。いまだにお気に入りのものを読み返す。
    子どもがしばしば「お母さんこれ読んで」とこの本を持ってきた。機嫌の悪いときに限ってそういうことをするのでうっとおしく思っていたら、「なんで持ってくるの!!」と問いただしたら、「これを読んでるときはいつも笑ってるでしょ?これ読んで笑って」と言った。怒っている私の機嫌を直そうとしていたのだった。
    と、書いて、大笑いしたお気に入りの話に付箋をつけることにした。
    「言い回し」「いとまき」「新年の誓い」「眠者たち」「器」「キャッシュ」「前身」⋯。
    これで私の不機嫌はもう大丈夫。

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    2026年07月11日
  • 名探偵にさよならを

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    ネタバレ

    読み終わるのがもったいなくて、少しずつしか読めませんでしたが、とうとう読み終えてしまいました。
    今度、ドラマ化するシリーズの3作目にして最終巻。

    幕間の診療記録がどう関わっているのか、なかなか察せられなくて、第三章の最後でやっと理解しました。
    「おじいちゃんの家」の見取り図が断捨離前と断捨離後の2つがあって、見比べて納得。
    これって意味があるのかな?というものがミステリーで出てきたら、絶対意味があることを思い出しました。

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    2026年07月11日
  • 本日は、お日柄もよく

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    ごく普通のOLだった主人公こと葉が、一人のスピーチライターとそのスピーチに出会い、そこから何かを感じ取りChanceとし、スピーチライターとして目指すべきことにまっすぐに向き合い自分をChangeさせながら人生を切り拓き、成長していく姿が清々しい。
    言葉が人を幸せにする・世界を変える、言葉の持つ力・可能性をこれでもかと見せつけられ、心をゆさぶる言葉が散りばめられている。
    読み終わると、とっても心が温かくなる

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    2026年07月11日
  • 黒い糸

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    最後まで先の展開が読めなくて、しかも終盤の疾走感と相まってハラハラしながら読み終えた。
    最初から一定の不気味さを漂わせていたけどドンドン歪さと不穏さが加速する物語で面白かった。特に弟先生と兄の遺伝話が永遠に続く所はスリラーながも少しニヤけました。しかし人間って弱いし怖いと思う

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    2026年07月11日
  • 禁忌の子

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    感情の残滓
    時にそれは人を死に引き寄せる
    不安と事故が無関係ではないのかもしれない

    1.5日で読み終えました
    かなり怖いけど最後は優しくて

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    2026年07月11日
  • 何者

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    すごく胸に刺さる物語だ。
    自分が就職活動をしていた頃とはまるっきり違う様相だし、そもSNSなんてなかった。でも自分の存在をえぐられるような状況は変わらない。不思議なもので、就職試験に落ちると全人格を否定されたような気がするし、社会から「お前なんかいらない」って言われたような気になる。そんなこと全然ないのにね。
    本作では追い込まれた状況下で、自分自身を保つ方法がSNSの裏アカで本音を吐き出すことになってる。
    それだけ普段は人を慮った発言しかできないのが「今」なんですかね。

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    2026年07月11日
  • コズミック・ガール 宙わたる教室

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    『宙わたる教室』の続編。

    学会の高校生セッション優秀賞、JAXAとの共同研究という快挙を成し遂げ〝伝説”となった東新宿高校定時制科学部。その6年後、顧問の藤竹は去り、科学部は消滅していた。私立の超進学校から東新宿高校定時制に転入してきた飯星佐那は、科学部を復興させようと奮闘するが…。

    今回の研究テーマはペットボトルロケット。前作の〝火星〟よりも身近に感じわかりやすい。

    前作の中心的人物は藤竹先生だったけど、今作は転入生の佐那が中心となって物語が進むので、中高生は感情移入しやすいかも。

    前作の科学部メンバーも出てきて、みんなのその後がわかるのは嬉しいが、藤竹先生がいなくなった理由がちょっ

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    2026年07月11日
  • 好きな食べ物がみつからない

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    ずっと気になってた古賀及子さんの本。
    タイトルから、共感しかなかったけど、開いてみて最初のページから笑が溢れてにやにや。

    「つまりこれはいかんともしがたく愛の話なんだろう。」

    読み終わってまず、こんなにも自分と照らし合わせてどんどん思い出が込み上がってかたり、あぁわかる…と一人で声を漏らしたり、思わず吹き出しそうになるのをひとり喫茶店で押し込めたりする、エンターテイメントな一冊があるだろうか。まだ7月だけど今年一楽しく読んだ一冊かも知れない。
    毎回読みながら気になったフレーズや共感した表現をメモするけど、こんなにメモが大量になったことはない。
    読みながら私も、私の好きな食べ物を思い浮かべた

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    2026年07月11日
  • 聖なる黒夜(上)

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    評判を聞いてから3ヶ月ほど探してやっと手に入れることができました。
    最初の300ページほどは登場人物の多さと80年代と90年代の話があり、符合していくまで進みづらくもありました。
    自分のなかで少しずつ繋がっていくと、読むスピードもあがるし、山内と麻生の距離が近くなるほど真実が遠くなる気がして、止まらない~

    韮崎の事件も、過去の山内の事件も、もう1体の焼死事件も気になるところですが、
    登場人物に隠された過去や内面も気になって仕方がない。

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    2026年07月11日
  • 群狼

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    ネタバレ

    今作も大満足の傑作です。想像していた結末の付け方とは違ったが、題名を考えると納得です。次作が楽しみです。

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    2026年07月11日
  • 殺し屋の営業術

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    主人公の変わった体質?思考?がまずは面白い。
    巻き込まれ追い込まれては、回避してゆく様にも感心。どんどん何かに目覚めてゆくような様子には少しゾッとしたけど、スピードのあるストーリーに引き込まれて行った。
    後半にはミステリー度も増して、一緒に考えさせられたのも楽しかった。

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    2026年07月11日