あらすじ
わたしたちは、知らないうちに誰かを救っている――。川沿いを散歩する、卵焼きを作る、ココアを頼む、ネイルを落とし忘れる……。わたしたちが起こしたなにげない出来事が繋がっていき、最後はひとりの命を救う。小さな喫茶店「マーブル・カフェ」の一杯のココアから始まる12編の連作短編集。読み終わった後、あなたの心も救われるやさしい物語です。※文中に登場するシドニーの情報は、2017年7月時点のものです。
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Posted by ブクログ
東京のあるカフェを起点に始まる連作短編集。各章はカフェやマスターで緩やかに繋がっています。
軽やかに優しく、疲れた時に「ココア」をそっと差し出してもらって、ほっとするようなお話しです。シドニーの描写も素敵です。いろいろな色の緑、見てみたいな。
Posted by ブクログ
青山美智子初読本。
「優しい小説」と言われている通り、どの章を読んでも心が温まり、こんな人との繋がりが現実にもあればな〜と思えた。また章のタイトルにもある色を、鮮やかに描いており、色彩感覚に長けている著者だと感じた。色の使い方を意識して描かれているため、オムニバス作品でもページ順に読むことをお勧めしたい。
色彩を意識したその他の著者の作品も読んでみたい。
Posted by ブクログ
あらすじにもある通り本当に小さな出会いが積み重なっているのだと物語を通じて感じるものがありました、人の幸せや苦悩様々な感情を綺麗に表現され物語の締めが素敵すぎて星6にしたいくらいです。
青山先生の書く物語は優しく柔らかいので少し疲れた時や悩みがある時に読むのもいいかもしれませんね。
Posted by ブクログ
心が温まる大好きな本。青山美智子さんらしい物語のつながりが感じられる短編で心がポカポカした。恋人と別れたばかりでら涙もカラカラだったけど、自然と泣けて少し嬉しかったな
Posted by ブクログ
2021.6.15
★5.0
小さなカフェを中心に、さまざまな人の物語がつながっていく連作短編集。登場人物たちは、仕事や人間関係、将来への不安など、それぞれ悩みを抱えている。そんな中で、カフェでの出会いや何気ない会話、ちょっとした出来事をきっかけに、少しずつ心境が変化していく。物語は別々に見えて実はゆるやかにつながっていて、人と人との関係が広がっていく様子が描かれている。
超だいすき。心がポカポカする。
日常の中にある小さな幸せや優しさを丁寧に描いていて、みんな悩みながらも、誰かの言葉や行動に背中を押されて前に進んでいく様子に胸が熱くなるし、その優しさに心があたたかくなる。
ちょっとずつ話が繋がっているのも、現実でも知らないうちに誰かを助けたり誰かに助けられたりしているのかなって、ワクワクというかなんだか素敵だなって思った。
✍︎愛はすこぶる自由なものよ
#さとの本棚
Posted by ブクログ
繋がるところがたくさんあって感動しながら読んでいた。終わりが綺麗で好き
最後から2番目の終わりの文が、将来や未来への不安を感じてしまう今の私の心にすごい刺さった。
Posted by ブクログ
老夫婦のお話と、保育士のネイルの話、家事が苦手な奥さんのお話が良くて号泣した。読んだ後本当に心が温まって、最終章を読んだ時には自分も誰かの人生に登場してるんだとワクワクさせられた。ホットココアが飲みたくなる、素敵な短編集でした。
Posted by ブクログ
登場人物たちが色んな場面で繋がっていきますが、それぞれのストーリーが温かくてにこにこしながら読んでいました。言葉の紡ぎ方も優しくて、読みやすいです。ココアが飲みたくなりました。
Posted by ブクログ
主人公が異なる短編が、1つの話としてつながっている小説。
日常のふとした瞬間に周囲の人を見て「みんなそれぞれの人生を歩んでいるんだな」と思うことがあるが、それを小説にしたらこうなるのだなと思う。
本小説を読んでいると「あ、さっきの話に出てきた人だ」となる。「伏線」を回収していく感じ。
全てのつながりを知った上で、また読み直したいなと思う。
Posted by ブクログ
おばあちゃんが貸してくれて読んだ。
あまりにもほっこりする何度でも読みたくなるような本。
ページが少ないからあっという間に読み終わってしまった。
心温まるとはこういうこと、幸せな気持ちになる本だった。
今度カフェに行ったら温かいココアを注文する
Posted by ブクログ
夜寝る前に少しずつ読もうと思っていましたが、一気に読んでしまいました。
先が気になるミステリーでもないのに、読むのを辞められない本って珍しい。
連作短編で、1話毎に主人公が変わっていきますが、それぞれちょっとずつ繋がっていて、最後にここに辿り着くのね~というお話です。
匿名
心温まる短編集が、
それぞれ違うところの違う人物で語られていくんだけど、どこか繋がっていて最後にはまとまりがある一冊になるすごい一冊でした。
Posted by ブクログ
一つの小さなきっかけが、バトンのように次へと手渡され、思わぬところで誰かの幸せに繋がっていく。その「縁」の描き方がとても美しく、読み進めるうちにささくれ立っていた心が解けていくのを感じました。登場人物たちがそれぞれに抱える悩みや喜びが、どこかで自分とも重なり、最後には「明日も頑張ろう」と前向きな気持ちにさせてくれる、お守りのような一冊です。
やっぱりつながってる
私たちはどこかでつながっている。気がつかないけど、ずっと気づくことはないけれど、きっとつながっている。そう思うとなんだか落ち着く。殺伐とした世の中だけど、つながりを意識すると元気が出るような気がする。
お熱いので、お気をつけください
人の縁というものはどこに隠れているのかもわからない。けれど、知らず知らずのうちに私たちは繋がっていることがある。なんて面白いんでしょう。
奇跡のような運命のような巡り合わせのお話を読み終わった後は、ホットココアを飲んだ時のような、ホッとした気持ちになりました。
胸がいっぱいになりました
どんなことがあっても世界は美しいということを改めて実感しました。暖かくて素敵なお話でした。
カフェでいつもコーヒーのドリンクを頼んでいる私も
ココアを頼みたくなった。
心がじんわり温まります
登場人物ひとりひとりの心情が、美しく、わかりやすい言葉で書かれていて、とても読みやすいです。読み初めから飽きる事なく、最後まで手が止まりませんでした。最後の手紙にはとても心があたたまり、幸せな余韻が残ります。久しぶりに疑ったり嫌な気持ちになったりしない本に出会えたことを嬉しく思います。
素敵です。
とても素敵なお話ばかりで、短編が続くので読みやすかったです。
読み終わった時にはココアを飲んだ後のようなほっこりした気持ちになれて多幸感でいっぱいです。
他の作品も読んでみようと思います。
お気に入りの場所でこの一冊を!
あなたにとってホッと落ち着ける場所はありますか?
私は寝室に作った一畳程の読書スペースでコーヒーorお酒を飲みながら本を読むことが気に入っています。
木曜日の午後3時。
決まった時間に喫茶店へやって来て決まった席で毎度ホットココアを注文する女性。
そんな彼女に恋心を抱く男性店員。
でもある日、そのいつもの場所には別の女性が座っていて・・・。
人と人は知らないところでどこか繋がっている。そんなことを気づかせてくれる。
何気ない日常を描きながらも、ちょっとした幸せがこの物語の中にはある。
『好きなところにいるだけで、元気になることもあると思います』
あぁ、本当にその通りだなぁ。とほのぼのとしながら、私もいつもの場所でこの物語から元気とちょっぴりな幸せを頂きました。
Posted by ブクログ
好きなアーティストさんがオススメしていたのと、最近青山美智子さんの本を読んでいてハマっていたので、読みたくなりました。
短編集の小説が入っていて読みやすい。
ほっこりする話で、癒してくれました。
オーストラリアにも行きたくなりました。
Posted by ブクログ
初の青山美智子さん。
タイトルからココアに関する短編集かと思いきや色んな状況に置かれた人たちの心温まる話だった。短編集だが、全話で出てきた人たちがちょこちょこ登場しており読んでいて繋がりがあって面白かった。
様々な人生が描かれていたが、後悔せずに自分の人生を生きることが大切なんだなあと感じた。
青山さんの言葉の表現が綺麗で読んでいて気持ちが良かった(*^o^*)
Posted by ブクログ
久しぶりに、心温まる作品に出合えたと感じた。
世間に目を向けると暗いニュースが飛び交い、生きているだけで苦しさを感じる場面も多い。周囲と比べられ、競争を強いられる日々の中で、どこか息苦しさを覚えることもある。
しかし本書を通して、ふと視点を変え、日常の解像度を上げて見てみると、誰もがそれぞれの物語の主人公であり、様々な形の愛情が人から人へと紡がれていることに気づかされた。
特に印象に残ったのは、登場人物同士の何気ないやり取りの中で描かれる小さな優しさが、巡り巡って誰かに届き、やがて自分へと返ってくる点である。
世界は多彩な愛であふれているのだと思うと、自然と心が軽くなる。自分にとって大切な人に、ささやかでも愛情を与えられる人間でありたいと感じた。自分にも他人にも優しい世界が、これからも続いてほしいと願う。
Posted by ブクログ
いつも通り美しい内容だったが、短すぎてキャラクターに感情移入できなかった。
目次をみたときに最後の話はなんとなく結末がわかったが、ある一点だけは読めなかった。おおっと感心してしまった。
熱いので、お気をつけください。
Posted by ブクログ
小さな喫茶店「マーブルカフェ」。そのカフェで出された一杯のココアから始まり、登場人物がどこかで繋がっている連作短編集。
一話一話が短く読みやすいのに、しっかりのそれぞれの葛藤や人生が語られていてすごく引き込まれました。
東京とシドニーを繋ぐ12話のストーリーのタイトルが、色名で表されているのも面白い。
赤とグレーのお話が特に好きでした。
Posted by ブクログ
12個のショートストーリーのなかで、
青山美智子さんの小説らしく
流れるように主人公が移り変わっていく。
どれも軽く優しい世界観の内容で読みやすい。
あっという間に読み切ったが、
後半になるにつれ、12個のストーリーに出てくる人々のつながりを考えるのに必死だった。
個人的には
ーそしてあなたの話も聞きたいのです。
星のように遠い夢も、手のひらに乗るほどの小さな出来事もー
という表現の美しさに感銘を受けた。
Posted by ブクログ
タイトル通り、短編のひとつひとつがあったかいココアを飲んだように心が温かくなる物語で、一気に読み進めるのはもったいない気がして、ゆっくり味わうように読み進めた。
心の奥に頑張って押し込んで蓋をしてる弱い部分を温かく包み込んでくれるような、無理して自分じゃない自分になろうとしなくていいんだな、と思える作品だった。
木曜日にはココアを
人と人との繋がりが感じられるので、連作集がとても好きです。
幸せが続いていく過程は、読者を幸せな気持ちにさせてくれました。
Posted by ブクログ
各話の登場人物のうち1人が繋がっていく短編集。日本からオーストラリア、イギリス、そして日本に帰ってくる。
前半の方が日本が舞台なこともあってか物語の設定や悩みなどが丁寧。後半は割とファンタジックというか軽くなっていく。
Posted by ブクログ
ミステリー小説は好きだけど、殺人事件が続くとそれはしんどくなる時もある。殺人事件には殺人を起こすほどの理由があるので…。そんな時に読むと優しい気持ちになれる本。世界には優しい人もたくさんいるし、優しい人達で繋がる縁もある。1番好きだったのは「半世紀ロマンス」。「心臓がポロンとハーブのような音色を奏でましたよ」って表現が好き。何年経っても惚れ直す愛、素敵。
Posted by ブクログ
短編集でした。全ての物語が、誰かを通して繋がっているあたたかい話で、涙もほろりでした。
「好きなところにいるだけで、元気になることもあると思います」
この言葉がこの本のキーワードな気がします。どの話にも好きという感情が仄めかされていて、その感情がどう影響を与えていくのか、どれほど胸を熱くさせるものなのかを教えてくれる優しいお話でした。
違う話で「道がまっすぐかどうかというよりも、曲がりくねった道をがんばってまっすぐ歩こうとしてるならいいんじゃないかなって、僕は思います」ってセリフもありました。このセリフも大好きです。
つまり「不正解と言われるようなことだとしても、好きだと思えるのならいいんだよ」ってことですよね。
好きって感情がそばにあるだけで、なんだか世界も変わって見えるし、頑張れる理由にもなるんですよね。
私も仕事始めたての頃は、何も分からないしミスばかりするし嫌われるし、いいこと無さすぎて嫌になってました。でも、尊敬できる大好きな先輩ができてからは、その人のそばにいて仕事しているだけで凄く安心するし、頑張りたいってがむしゃらになってしごとをしていました。好きって感情がなければもっと早くに挫折していたかもしれないとも思います。
好きって気持ち、大人になるにつれどんどん分からなくなって迷子になっていってますが、この本を読んで、改めて好きって気持ちをもう一度探したいと思いました。そして見つけることができたら、大切にしたいです。
ただ、最後の方になってくると突然スピリチュアル的な話になってきたりしてよく分からなくなりました。置いていかれるというか。
最後、感動的な話に持ってこうとして、無理やりな急展開だったように感じました。
Posted by ブクログ
260324〜260326
7.カウントダウン[Green/Sydney]◎
展開が急すぎる気がしてしまった
やや表現がオーバー
最後の伏線回収「いつもの場所です。好きなところにいるだけで、元気になることもあると思います」は素敵
Posted by ブクログ
1度目はどんどん読み進めて、あ、この人前の章に出てた!とか楽しみながら読み終えました。
でも、登場人物が1話→2話、2話→3話と繋がっていくのではなく、章を跨いで行ったり来たり。
1度目では全部把握できなかったので、読み終わってすぐに、頭からパラパラと見返すと、「なるほど、この人があの人で、あの人がこの人か!」と理解。
3章の幼稚園の先生の話がいちばん好きでした。
Posted by ブクログ
一つ一つの短編がほっこりと心が洗われるようなそんな優しい小説でした。
少しずつ他の短編とも繋がっていて、最後はほろっと涙しました。
一つのお話が短いが故に、少し物足りなさを感じたお話しもありましたが、実際、人と人のつながりはこういう小さな出来事の巡り合わせのようなものなのかもしれないなぁとしみじみ感じました。
あたたかいもじ
タイトルに惹かれて読み始めた。冬にぴったりそうな雰囲気、心温まりそうな予感。一軒のカフェから始まるバトンを繋いでいる。最初は素敵だなと思ったが、シドニーに場面が変わった頃からかな?気持ちが離れてしまった。一周して、現実が見えた感じ。優しい文体で心温かくなる作品ではある。