感情タグBEST3
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「お探し物は図書室まで」を読んでから、すっかり青山美智子さんのファンになりました!
ほっこりして読みやすく、感動もするし、短編なのですが登場人物が全ての物語で繋がっているのですごくわかりやすいです。
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「人生で1番いい!」そう思った本。
12の短編があるけど、その12の人が少しずつつながりがあって、それぞれが優しさや温もり…とにかく幸せに包まれている。そして、読んだ自分も幸せに包まれた。
自分が職場の先輩や同僚から「支配人」とか「ホテルマン」とか呼ばれることがあって、自分もお接待のようなことが好きだったり、人と人をつなぐ人になりたいと思っていたりする。そんな自分と、この本の「マスター」がつながっていて、すごい!
読書好きで、とにかく人に優しい先輩で、ゴールデンウィークにカナダのホストファミリーが日本に遊びに来たと言ってたし、
そして、ワーホリでオーストラリアに行く同僚も!
そして、この本は妻のお父さんの書棚でたまたま見つけて「リカバリーカバヒコ」読んでる途中だったから目に入った物…
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とっても素敵な本でした。
ひとつひとつの話は短いけれど、どれもあたたかくて、全て繋がっている。最初のお話が最後に繋がったとき、なんだか泣きそうになりました。
この本を読んでいて、なんだか最近の自分は生き急いでいたなと思いました。焦らなくていい、ゆっくり生きていいんだと思いました。
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青山さんの本、2冊目でした。
あっという間に世界に引き込まれて、読み終わってしまう。ひとつひとつのお話が魅力的でキラキラしているのですが、そのお話が他のお話へと繋がっていく世界観、今回もやっぱり引き込まれてしまいました。
初めのお話と最後のお話は読んでいるこちらが少し恥ずかしくなってしまいそうな、でも温かい気持ちになる素敵な偶然が核になっていて、少し心が荒み気味だった私ですが口元がゆるんでしまいました。
青山さんの本、制覇したい!
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ほっこりしていて心が暖かくなる作品です。
そばにいてくれる人を大切にしようと改めて思わせてくれる素敵なお話です!
マーブル・カフェあったら通ってしまいそうです!
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自分で考える自分、自分が考える相手、自分が考える周りの環境。それらは全て自分の側から見たもの。少し日常から離れ、客観的に見ると、違った面が見えてきて、苦しかったことが優しい気持ちに変わることもあること。そんなことに気がつける時間を持つことの大切さを、教えてくれた。連作短編の、謎ときではないけれど、発見もあり、とても楽しい作品。
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登場人物がみんな温かくて、読み終わった後優しい気持ちになりました。自分の人生と他の人の人生は関わり合っているのかもしれない、と不思議な縁を感じる本でした。2度読んだら、「ここでこの人とこの人も繋がっていたんだ!」と新たな発見がありました。
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人と人とが一冊を通して繋がっていくお話し。自分の近しい人でも色んな人と出会っていて、色んな所に繋がっているんだな。自分の元気が出るお気に入りの場所を探したくなる。
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217ページ
4月6日〜4月6日
必ず木曜日に来て、同じ席でココアを頼み、エアメールを書くその人を『ココアさん』と呼んでいた。ある木曜日、いつものようにやって来たココアさんは、涙をこぼしていた。人知れずがんばっている人たちを応援する、一杯のココアから始まる温かい12色の物語。
短編集だけど、主人公がリレーするように少しずつ重なりながらも、違う世界を見せてくれる。読みやすく、どこと誰と繋がるのだろう、とワクワクする感じもあった。名前も知らないお客さんを『ココアさん』と名付けて呼んでいた彼もまた、彼女から『ココアさん』と呼ばれていたことが最後にわかり、ほんわかとする。
お熱いので、お気をつけください
人の縁というものはどこに隠れているのかもわからない。けれど、知らず知らずのうちに私たちは繋がっていることがある。なんて面白いんでしょう。
奇跡のような運命のような巡り合わせのお話を読み終わった後は、ホットココアを飲んだ時のような、ホッとした気持ちになりました。
胸がいっぱいになりました
どんなことがあっても世界は美しいということを改めて実感しました。暖かくて素敵なお話でした。
カフェでいつもコーヒーのドリンクを頼んでいる私も
ココアを頼みたくなった。
心がじんわり温まります
登場人物ひとりひとりの心情が、美しく、わかりやすい言葉で書かれていて、とても読みやすいです。読み初めから飽きる事なく、最後まで手が止まりませんでした。最後の手紙にはとても心があたたまり、幸せな余韻が残ります。久しぶりに疑ったり嫌な気持ちになったりしない本に出会えたことを嬉しく思います。
素敵です。
とても素敵なお話ばかりで、短編が続くので読みやすかったです。
読み終わった時にはココアを飲んだ後のようなほっこりした気持ちになれて多幸感でいっぱいです。
他の作品も読んでみようと思います。
お気に入りの場所でこの一冊を!
あなたにとってホッと落ち着ける場所はありますか?
私は寝室に作った一畳程の読書スペースでコーヒーorお酒を飲みながら本を読むことが気に入っています。
木曜日の午後3時。
決まった時間に喫茶店へやって来て決まった席で毎度ホットココアを注文する女性。
そんな彼女に恋心を抱く男性店員。
でもある日、そのいつもの場所には別の女性が座っていて・・・。
人と人は知らないところでどこか繋がっている。そんなことを気づかせてくれる。
何気ない日常を描きながらも、ちょっとした幸せがこの物語の中にはある。
『好きなところにいるだけで、元気になることもあると思います』
あぁ、本当にその通りだなぁ。とほのぼのとしながら、私もいつもの場所でこの物語から元気とちょっぴりな幸せを頂きました。
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慣れてしまったとたんに色あせていく幸福は、不幸であることよりも寂しい。
好きを素直に感じるだけで、体中が満たされる。
神様、ありがとう。私に「好き」をくれて。
この最大のギフトを、しっかり受け取ることができてよかった。
人目を気にして自分をごまかさないでよかった。
どんなに苦しくても、どんなに先が困難に思えても、「好き」さえあれば乗り越えられる。
お風呂に入ってる間に読めちゃうライト版
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読みやすい短編集、なんだけど、すべてが少しずつ繋がっているので、実質は長編なのかもしれない。
ライトな作風で、個人的には好みに近い。
物語のところどころにシドニーの描写があることから、おそらく著者の青山さんはシドニーで暮らしたことがあるのだろうなと想像しながら読んだ。
このあたりも含め、私の推し作家の一人と似通っているなぁと感じる。だから、馴染みが良いのかも。
読みながら、最初こそ相関図を頭のなかで作って辿っていたけれど、途中からやめてしまった(笑)
一節(?)ごとが本当に短く、手軽にさくっと読めるのが良い。
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お話全てにマーブルカフェが絡んでるのかと勝手に思ってたからちょっと肩透かし
でもそれぞれの人がちょっとずつ繋がって日常が紡がれていく感じがとっても暖かかった
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何かと話題にのぼり、読みたいリストに複数入れていた青山美智子をやっと読めた。
よくある同じ世界線で主人公が変わっていくタイプの短編集で、テーマの色との連動性がどれも素敵な作品だった。
この人前の作品のここで…とか、あの人が言ってた娘がこの人とここで関わるんだ、とか、いろいろ行ったり来たりしながら読むのも楽しかった。
全体を通して柔らかな、爽やかな文体でとても読みやすかった。
別の作品も楽しみになった。
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心が温まるお話がギュッと詰まった作品。
短編集でありながら、全員が主人公になるよう話が繋がっているのが良かった!
老夫婦の奥様視点のお話がとっても素敵。
疲れた時に、温かいココアを飲みながらまた再読したい。
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12のお話が載っている短編集。
それぞれ同じ世界線の違う人物目線の話です。
全てのお話に、次の話に登場する人物の伏線が張られています。
他の短編で登場した人物が登場することも多く、12番目の短編が1番目の短編とリンクした時にはその上手さに感嘆しました。
唯一気になったのは、(それが良さではあるものの)伏線に気が向いてしまい、短編を読んでいる間、次の短編は誰目線の話でどのように関わっているのかが気になってしまうところ。
小説を読むのは久しぶりでリハビリ気味に読みましたが、ウェイトも重くなく内容もほっこりする
内容で読みやすかったので、オススメです。
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やっぱり、青山美智子さんの本好きです。
「きっと知らず知らずのうちに、わたしたちはどこかの人生に組み込まれている。」
この一言に集約されているような連作短編小説。人との出会いを大切にしなくちゃなぁと思わせてくれる優しくて、オシャレで、心温まるお話たちでした。
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優しい…優しい… そのままでいいんだよ♪と、言ってくれているような本
「好きなところにいるだけで、元気になることもある」
私は手賀沼を思い浮かべてしまう(笑)
コーチにホームグラウンドですからね、と言われて何故か嬉しかったなぁ
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ほっこりしたい時に読むべき短編集。シドニーがよく出てきます。緑の話が好きだなあ。
世界は思いの外優しいのかもしれない、心温まる。ココアさん、良かったね。
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12この短編だけど、ストーリーが繋がっていて1つの物語みたいだった。ページを戻して確認するのが楽しかったな。
青山さんの書く物語は本当にほっこりあたたかいものが多くて、やさしい気持ちになれる。
木曜日にはココアを
人と人との繋がりが感じられるので、連作集がとても好きです。
幸せが続いていく過程は、読者を幸せな気持ちにさせてくれました。
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やさしい、小説
オムニバス形式というのか、本当に短いエピソードが、連なっていくように東京とシドニーの物語が綴られている。
特に大きく繋がっているとか、驚きの展開があるわけではないのだけど、それぞれのストーリーにほっこりとしながら読み進められる。
文章も易しく、内容も優しい。
だれかにプレゼントするのにも、いいかもしれないと思った。
オーストラリアに行ったこともなければ特に思い入れがないのでなぜ東京とシドニー?と思ったけど、連載してた雑誌がオーストラリアの関係雑誌?とかで、このようになった様子。
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義母から借りたもの。
自分の考えを変えることによって同じ人が違う人に見える(受け止め方を変える)良さを再認識。わかっちゃいるけどなかなか難しい。
きまじめな卵焼きが良かった。私だったらこんな輝也さんみたいな素敵な言葉かけられないなと(思いつかないから)反省した。
この主人公の頭の硬いところというかこうしなければならないと自分で自分を縛りすぎる所が見ていて疲れるからすこしイライラしたのもある。気持ちは分かるんだけどね。余裕がないとこうなりがちかな。気をつけよう。
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ほっこりするお話の短編集。
好きな人、好きな場所、好きなもの、好きな色、みんなそれぞれ自分の大切なものがある。人と同じでなくてもいい。好きなことを素直に好きと思える気持ちが心を前向きにするんだなぁ。
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ようやく読めた青山美智子さんのデビュー作
『木曜日にはココアを』
全12編がゆるく繋がる連作短編集
とっても穏やかでハートフルな内容だが、既にデビュー以降の作品を幾つか読んでおり、おまけに本作のスピンオフ作品と言われる『いつもの木曜日』を先に読んだ為、既読感が半端ない。
冒頭読んで直ぐに、あ〜しまった!と気付いた。
青山美智子さんのお得意パターンと思われる数珠繋がり式が、新鮮味が無く、私の中でマンネリ化してしまっていた。
全てのお話が優しく温かいのだが、リアリティが感じられず、最後まで作り物感が払拭出来なかった。余りに現実離れしていると、感情移入が難しい。
作中、個々のパーソナルスペースを無視して話し掛ける場面が多いのだが、短編だとその人物像が深掘りされないので、一歩間違えば変態かストーカーやん!と突っ込みたくなる。
こんな人達、実際に居たらひいてしまうだろう。
そしてラストは、まさかの両思いで、はい、めでたしめでたし・・・
うーん、どうなんだろう。
小綺麗に上手く纏まった感が違和感あり過ぎて、私にはどうにも馴染めなかった。
もしかして年齢のせいかも?笑
期待値が上がり過ぎたせいかもしれないが、このパターンは何度も使われると読み飽きるのだと、痛切に気付かされた。
今度は、違うパターンの青山美智子さん作品を読んでみたいと思った。
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東京とシドニー、二つの都市を舞台にした、十二編のショートストーリー。
・
短い物語の中に、人を想う優しさが溢れていて、心が温かくなりました。
登場人物の繋がりは、奇跡的に感じたりもしたのですが、自分が気づいていないだけでこういうこともあるのかもしれないと、想像しながらの読書が楽しかったです。
人と人の繋がりに感謝したくなる、そんな作品集でした。
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12の短編が少しづつ繋がっていて、それぞれのテーマカラーがらあり、優しくほっこりと、一気に読んでしまいました。相関図を書きたくなる。さすが青山先生。久しぶりにココアを飲みたくなりました。
私的には各話が短すぎてサラッと流れてしまって、少し物足りない感じがしました。
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3月まで仕事が忙しすぎて心も体も疲れ切っていて、やっと少しだけ合間の休息が取れてる時期。本を読みたいけど、時間がなさすぎてand毎日頭を使いすぎて読む気力も湧かない…という状況から少し脱し始めて、少しずつまた本を読めるようになってきたいま「お探し物は図書室まで」での読書体験がもう一度欲しくなって手に取った本。青山さんの本はヒーリング効果があると思います。読み始めて4時間ほどで一気読みして、心がポカポカしている感じ。
一遍一遍に繋がりを持たせた、短編集のようなひとつの作品。いろいろな立場の人が、それぞれの立場で何かに気づく話は、疲れ切った心に染みます。相対的に3にしているけど、次の抹茶本も買おうとすぐさま思ったし、優しく癒される本なことは間違いなし。また読書に埋もれたい〜と思いわせてくれる一冊でした。