あらすじ
わたしたちは、知らないうちに誰かを救っている――。川沿いを散歩する、卵焼きを作る、ココアを頼む、ネイルを落とし忘れる……。わたしたちが起こしたなにげない出来事が繋がっていき、最後はひとりの命を救う。小さな喫茶店「マーブル・カフェ」の一杯のココアから始まる12編の連作短編集。読み終わった後、あなたの心も救われるやさしい物語です。※文中に登場するシドニーの情報は、2017年7月時点のものです。
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Posted by ブクログ
連作ですね。全てが繋がっていました。まさに、一期一会だなぁと。全ての出会いには意味があるのです。大切にしなければ。私の居場所を作ってくれている周りの人達に感謝して、この関係を大事にしようと思わせてくれる作品です。
Posted by ブクログ
この著者の作品はこれで3冊目。どれもほっこりした気持ちになるものだったが、今回も素晴らしい読後感。短編集のようで、登場人物は繋がっていて。最後の一行はクスッとしてしまった。ココアも誰かを想う気持ちも熱いものだものね。
この本を読んでいると自分もマーブルカフェみたいな落ち着ける場所、お気に入りの場所を見つけたいなぁと思った。そしてスマホなんか見ずに本を読んだり誰かに手紙を書いたりしたいなと。スマホが登場してYouTube、インスタなど画面の向こうの誰かの本当かどうかもわからないキラキラの生活を見せつけられることもあってなんだか気疲れする日々だけれど、この本に出てくる登場人物みたいに、笑顔だけで誰かを元気づけたり、大切な友達に手紙を書いたり、目の前の友達のために本当に喜ばれるプレゼントを用意したり、家族のために料理を練習したり、、、なんかそんな人になりたいなと感じた。SNSに左右される生活じゃなくて、目の前の身近や家族や友達に愛を持って接しようって思える本だった。こんな感想を持つ人はあんまりいないかもしれないが、なんだかそう思える温かな本だった。また忘れた頃に読みたい。
Posted by ブクログ
連作短編。人と人がつながっていく感じが心地よくて、読みながらずっと楽しかった。
さりげない優しさがあちこちにあって、読後にじんわり沁みる一冊だった。
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「色」が一つのテーマの作品。
12人12色のそれぞれの物語だが、リレー形式で繋がっており、1周して最後にまとまる様が良い。
「優しさのリレー」とも呼べる癒しの物語。
Posted by ブクログ
短編集で1話が短め、くせもなくて読み物としても易しく大満足。
1話毎にスポットライトが当たる人物が変わる、リレーのような物語。みんな色んな悩みや出来事があって、でも自分なりに模索しながら生きているんだよなあと、優しくも勇気と活力をもらえる。
ロングセラーなだけあって、読んでよかったなと思った。
Posted by ブクログ
カフェでゆっくり再読。
やっぱり、このやさしい世界観が大好きです。
途中で何度も涙を堪えながら読み進めましたが、読後はじんわりと心が温まる、そんな物語。
特に印象的なのが、10月のオーストラリアを彩るジャカランダの景色。
日本の桜のように街を紫色に染めるなんて、想像するだけでうっとりしてしまいます。読むたびに「いつかこの目で見てみたい!」という憧れが募るばかり。
そして最後の「恋文」には、もうキュンキュンが止まりませんでした……!
青山美智子さんの作品に出会うきっかけをくれた、私にとって特別で大切な一冊です。
Posted by ブクログ
最高。泣けた。ワタルくんとマコさんが、お互いを「ココアさん」と思っていたこと。相思相愛だったこと。涙が止まらなかった。カフェ・マーブルを通していろんな人間模様が描かれる。えな先生と泰子先生の話もよかった。こんな働き方できたらいいなぁ。
Posted by ブクログ
読み終えたあと、タイトル通りまるでココアを飲んだときのように、心がポカポカと温かくなる一冊でした。最後の一言には、思わず顔がにやけてしまいました。
以前読んだ有川浩さんの『阪急電車』と似ていて、登場人物を通じてそれぞれの短編がつながっていく構成になっています。伏線もいくつか散りばめられており、飽きることなく最後まで一気読みできました。
こじんまりとしたカフェからどんどん世界が広がり、最後にまたそのカフェに戻ってくるという展開が素晴らしく、人と人とのつながりの尊さに気づかされます。ある出会いによって誰かの人生や価値観が変わり、それがまた別の人へ影響を与えていく様子は、とても感慨深いものがありました。
私自身の人生も、様々な人との直接的、間接的な出会いによって形成されているのだなと改めて気づかされました。これからはもっと、周りへの感謝を忘れずに生きていきたいです。
大好きな小説が、また一つ増えました。
Posted by ブクログ
あるカフェを起点に、そこを訪れた人々の日常のささやかなドラマが連作短編で紡がれる。読み終えると一歩踏み出す勇気がもらえる温かな1冊。「月曜日の抹茶カフェ」も続けて読むと2倍楽しめる。
Posted by ブクログ
東京のあるカフェを起点に始まる連作短編集。各章はカフェやマスターで緩やかに繋がっています。
軽やかに優しく、疲れた時に「ココア」をそっと差し出してもらって、ほっとするようなお話しです。シドニーの描写も素敵です。いろいろな色の緑、見てみたいな。
Posted by ブクログ
青山美智子初読本。
「優しい小説」と言われている通り、どの章を読んでも心が温まり、こんな人との繋がりが現実にもあればな〜と思えた。また章のタイトルにもある色を、鮮やかに描いており、色彩感覚に長けている著者だと感じた。色の使い方を意識して描かれているため、オムニバス作品でもページ順に読むことをお勧めしたい。
色彩を意識したその他の著者の作品も読んでみたい。
Posted by ブクログ
あらすじにもある通り本当に小さな出会いが積み重なっているのだと物語を通じて感じるものがありました、人の幸せや苦悩様々な感情を綺麗に表現され物語の締めが素敵すぎて星6にしたいくらいです。
青山先生の書く物語は優しく柔らかいので少し疲れた時や悩みがある時に読むのもいいかもしれませんね。
Posted by ブクログ
心が温まる大好きな本。青山美智子さんらしい物語のつながりが感じられる短編で心がポカポカした。恋人と別れたばかりでら涙もカラカラだったけど、自然と泣けて少し嬉しかったな
Posted by ブクログ
2021.6.15
★5.0
小さなカフェを中心に、さまざまな人の物語がつながっていく連作短編集。登場人物たちは、仕事や人間関係、将来への不安など、それぞれ悩みを抱えている。そんな中で、カフェでの出会いや何気ない会話、ちょっとした出来事をきっかけに、少しずつ心境が変化していく。物語は別々に見えて実はゆるやかにつながっていて、人と人との関係が広がっていく様子が描かれている。
超だいすき。心がポカポカする。
日常の中にある小さな幸せや優しさを丁寧に描いていて、みんな悩みながらも、誰かの言葉や行動に背中を押されて前に進んでいく様子に胸が熱くなるし、その優しさに心があたたかくなる。
ちょっとずつ話が繋がっているのも、現実でも知らないうちに誰かを助けたり誰かに助けられたりしているのかなって、ワクワクというかなんだか素敵だなって思った。
✍︎愛はすこぶる自由なものよ
#さとの本棚
Posted by ブクログ
繋がるところがたくさんあって感動しながら読んでいた。終わりが綺麗で好き
最後から2番目の終わりの文が、将来や未来への不安を感じてしまう今の私の心にすごい刺さった。
Posted by ブクログ
老夫婦のお話と、保育士のネイルの話、家事が苦手な奥さんのお話が良くて号泣した。読んだ後本当に心が温まって、最終章を読んだ時には自分も誰かの人生に登場してるんだとワクワクさせられた。ホットココアが飲みたくなる、素敵な短編集でした。
匿名
心温まる短編集が、
それぞれ違うところの違う人物で語られていくんだけど、どこか繋がっていて最後にはまとまりがある一冊になるすごい一冊でした。
やっぱりつながってる
私たちはどこかでつながっている。気がつかないけど、ずっと気づくことはないけれど、きっとつながっている。そう思うとなんだか落ち着く。殺伐とした世の中だけど、つながりを意識すると元気が出るような気がする。
お熱いので、お気をつけください
人の縁というものはどこに隠れているのかもわからない。けれど、知らず知らずのうちに私たちは繋がっていることがある。なんて面白いんでしょう。
奇跡のような運命のような巡り合わせのお話を読み終わった後は、ホットココアを飲んだ時のような、ホッとした気持ちになりました。
胸がいっぱいになりました
どんなことがあっても世界は美しいということを改めて実感しました。暖かくて素敵なお話でした。
カフェでいつもコーヒーのドリンクを頼んでいる私も
ココアを頼みたくなった。
心がじんわり温まります
登場人物ひとりひとりの心情が、美しく、わかりやすい言葉で書かれていて、とても読みやすいです。読み初めから飽きる事なく、最後まで手が止まりませんでした。最後の手紙にはとても心があたたまり、幸せな余韻が残ります。久しぶりに疑ったり嫌な気持ちになったりしない本に出会えたことを嬉しく思います。
素敵です。
とても素敵なお話ばかりで、短編が続くので読みやすかったです。
読み終わった時にはココアを飲んだ後のようなほっこりした気持ちになれて多幸感でいっぱいです。
他の作品も読んでみようと思います。
お気に入りの場所でこの一冊を!
あなたにとってホッと落ち着ける場所はありますか?
私は寝室に作った一畳程の読書スペースでコーヒーorお酒を飲みながら本を読むことが気に入っています。
木曜日の午後3時。
決まった時間に喫茶店へやって来て決まった席で毎度ホットココアを注文する女性。
そんな彼女に恋心を抱く男性店員。
でもある日、そのいつもの場所には別の女性が座っていて・・・。
人と人は知らないところでどこか繋がっている。そんなことを気づかせてくれる。
何気ない日常を描きながらも、ちょっとした幸せがこの物語の中にはある。
『好きなところにいるだけで、元気になることもあると思います』
あぁ、本当にその通りだなぁ。とほのぼのとしながら、私もいつもの場所でこの物語から元気とちょっぴりな幸せを頂きました。
Posted by ブクログ
言葉の一つひとつが素敵で温かい気持ちになった。
人の繋がりは巡り巡っていて、自分の人生も他の人に影響しているのかなと考えた。
青山先生の言葉をもっと見てみたいと心からの思いました。
Posted by ブクログ
青山先生らしい、優しさが溢れる物語。読み終えたあとは、世界がいつもより少しだけ優しく見える気がする。世間は意外と狭くて、誰かと誰かがどこかで繋がっている。普段は意識しないけれど、そんな「縁」の連鎖が心地良かった。みんながこの作品の登場人物達のように優しい気持ちでいられたらなあ…
Posted by ブクログ
好きなアーティストさんがオススメしていたのと、最近青山美智子さんの本を読んでいてハマっていたので、読みたくなりました。
短編集の小説が入っていて読みやすい。
ほっこりする話で、癒してくれました。
オーストラリアにも行きたくなりました。
Posted by ブクログ
タイトル通り、短編のひとつひとつがあったかいココアを飲んだように心が温かくなる物語で、一気に読み進めるのはもったいない気がして、ゆっくり味わうように読み進めた。
心の奥に頑張って押し込んで蓋をしてる弱い部分を温かく包み込んでくれるような、無理して自分じゃない自分になろうとしなくていいんだな、と思える作品だった。
Posted by ブクログ
短編12集。12色。
みなさんは、何色が、どうして好きですか?
第1編に出てくるマーブルカフェから始まる短編集。登場人物・出来事が少しずつ被り、話がつながっていく。
誰も不安や悩みはあるけど、暖まれる場所や人がいる。好きなところにいるだけで元気になれることもある。
オレンジの話が好きでした。
木曜日にはココアを
人と人との繋がりが感じられるので、連作集がとても好きです。
幸せが続いていく過程は、読者を幸せな気持ちにさせてくれました。
Posted by ブクログ
各話の登場人物のうち1人が繋がっていく短編集。日本からオーストラリア、イギリス、そして日本に帰ってくる。
前半の方が日本が舞台なこともあってか物語の設定や悩みなどが丁寧。後半は割とファンタジックというか軽くなっていく。
Posted by ブクログ
ミステリー小説は好きだけど、殺人事件が続くとそれはしんどくなる時もある。殺人事件には殺人を起こすほどの理由があるので…。そんな時に読むと優しい気持ちになれる本。世界には優しい人もたくさんいるし、優しい人達で繋がる縁もある。1番好きだったのは「半世紀ロマンス」。「心臓がポロンとハーブのような音色を奏でましたよ」って表現が好き。何年経っても惚れ直す愛、素敵。
あたたかいもじ
タイトルに惹かれて読み始めた。冬にぴったりそうな雰囲気、心温まりそうな予感。一軒のカフェから始まるバトンを繋いでいる。最初は素敵だなと思ったが、シドニーに場面が変わった頃からかな?気持ちが離れてしまった。一周して、現実が見えた感じ。優しい文体で心温かくなる作品ではある。