【感想・ネタバレ】木曜日にはココアをのレビュー

あらすじ

わたしたちは、知らないうちに誰かを救っている――。川沿いを散歩する、卵焼きを作る、ココアを頼む、ネイルを落とし忘れる……。わたしたちが起こしたなにげない出来事が繋がっていき、最後はひとりの命を救う。小さな喫茶店「マーブル・カフェ」の一杯のココアから始まる12編の連作短編集。読み終わった後、あなたの心も救われるやさしい物語です。※文中に登場するシドニーの情報は、2017年7月時点のものです。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

主人公が異なる短編が、1つの話としてつながっている小説。
日常のふとした瞬間に周囲の人を見て「みんなそれぞれの人生を歩んでいるんだな」と思うことがあるが、それを小説にしたらこうなるのだなと思う。
本小説を読んでいると「あ、さっきの話に出てきた人だ」となる。「伏線」を回収していく感じ。
全てのつながりを知った上で、また読み直したいなと思う。

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2026年03月12日

匿名

ネタバレ 購入済み

心温まる短編集が、
それぞれ違うところの違う人物で語られていくんだけど、どこか繋がっていて最後にはまとまりがある一冊になるすごい一冊でした。

#胸キュン #感動する #エモい

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2025年05月18日

ネタバレ 購入済み

お熱いので、お気をつけください

人の縁というものはどこに隠れているのかもわからない。けれど、知らず知らずのうちに私たちは繋がっていることがある。なんて面白いんでしょう。
奇跡のような運命のような巡り合わせのお話を読み終わった後は、ホットココアを飲んだ時のような、ホッとした気持ちになりました。

0
2022年12月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

短編集ではあるが、数珠つなぎのようにどこかが繋がっていて最後の一遍は最初に戻るというとても面白い構成の1冊でした。
個人的には木曜日にはココアを、ラルフさんの一番良き日、帰ってきた魔女、恋文が印象的でした。
ある人達の物語のすぐ側で、全く同時に別の誰かの物語もあるって当たり前だがとても不思議な感覚でした。

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2026年03月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

青山先生の作品には田中達也さんの作品の雰囲気がよく似合うなあと毎回思う。どちらも素敵な作品。
マーブルカフェからはじまる人のつながりのお話で、あたたかな心にしみるココアみたいな短編集でした。青山先生がシドニーに数年いらっしゃったとのことで他の作品にもオーストラリアでのお話が出てくるが、読んでるとオーストラリアに行ってみたくなる。いつか行ってみようと思う!
エアメールを書いてる女の人や緑に魅せられた女の人、カフェの店員さんなど一見繋がっていないようにみえる個々の人が、実は遠く優しくつながっていて、その出会い、転機がそれぞれの人生をより良く進めていく、こちらも少し前向きになれる作品でした。
面白いなと思ったのは、マスターという人物。人はそれぞれ役割があって、作品を作る人もいればそれを世に出すために引っ張り上げてくれる人もいる。マスターは夢をもった人を見る目を持ってて、埋もれている人に声をかけて世に出す補助をしてくれる。それがとても新鮮だった。確かにみんながみんなクリエイティブな役割じゃないよな、それを伝える人がいて初めて作品になるんだなあ、夢が現実になるんだなあってなんか納得した。
あと人を愛することの素晴らしさみたいなのが伝わってきて、私も人に優しくありたいなとあらためて背筋が伸びた。

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2026年03月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

マーブル・カフェの雇われ店長ワタルには気になる人がいる。いつもココアを注文する事からココアさん、と読んでいる彼女。彼女はいつもの席で英文の手紙を書いたり、ペーパーバックを読んだり。しかしある日、彼女に異変があって…

知人が好きな作家さんで、読んでみた話。連作短篇という形態が好きなので、読んでみた。もっともっと登場人物同士に関わりがあるのかと想像していたので、少々肩すかし。でもリング状に最初の関わりが最後の話に関連してくる感じは好きだ。
人は誰もが自分の人生の主人公で誰かの人生の脇役になっているかもしれない、というメッセージ?を感じたけれど、自分のことばかりに集中しすぎていると周囲が見えなくなるものなあ。2の朝美の追い立てられるような気持ちは、いつも私の心の中のどこかにある気持ちがする。別に私には小さな子どもがいるわけではないのだけれど。
ロマンスを理解していない訳ではないが、6の進一郎が美佐子に、いきなりプロポーズした理由が解せないし、7の優の話は他の話に比べて異質に感じる。多くの話に登場するマスターのような立ち位置が一番素敵な気持ちがするけれど、自分は絶対にそうはなれないという自信だけはある。

初読み作家さんなので、今後読むかどうかは分からないけれど、好きでも嫌いでもない、という印象。

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2026年02月24日

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