ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • カラフル

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    めっちゃ笑った。お母さんのキャラが面白い。人とか人生は1色で表せなくて、人との繋がりを感じさせる。ヤングアダルト向けと聞いていたが、まさしくその通り。読みやすい。

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    2026年05月04日
  • 旅の短篇集 春夏

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    面白い。本屋大賞のスピーチで面白さが滲み出てましたが、旅の記録、日記、エッセイの体裁を保ちつつ、表現は詩的かつ純文学を彷彿しました。

    素敵な作家さんだなぁ。

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    2026年05月04日
  • ヘルシンキ 生活の練習

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    フィンランドに移住した著者とその子どもたちの生活について。
    母親に関して、子育てに関して、こんなにも考え方が違うんだと驚き。
    保育園は親が就労するから預けるのではなく、子どもに保育を受ける権利があるから行く、母親は人間でいられるし、人間でいるべき、など。
    読んでいて、フィンランドいいなぁとうらやましくなる。

    でも、次の言葉で気付かされる。
    「フィンランドは、いや、フィンランドだけでなく世界のどの国のどの場所も、残念ながら日本の不幸を語るときの枕詞ではない。住めば都だけれども、どんな都に住んでいたって、隣の芝生は青く見える。フィンランドにはフィンランドの嫌なことがあり、日本には日本のいいところ

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    2026年05月04日
  • 成瀬は天下を取りにいく(新潮文庫)

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    滋賀で育った私にはお馴染みの場所が小説の舞台でひとつひとつのシーンが完全に脳内再生できて読んでいて不思議な感覚になりました。スーパーフレンド、膳所駅から西武までの道、西武の最上階にある風船の自販機、琵琶湖のほとり、懐かしい場所!
    そして私も池袋西武に行ったとき成瀬と同じこと思ったしw
    ぜひ映画化してほしい!八木莉可子ちゃん主演で!!

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    2026年05月04日
  • おあとがよろしいようで

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    凛の言葉で「明日が来るのが楽しみになるくらい準備をする」というのがよかった。部長の「こ・こたつに色々な世界を見せてやる」というところもよかった。

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    2026年05月04日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

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    ストーリー ⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎
    キャラ   ⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎
    文章力   ⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎⚪︎
    読みやすさ ⚫︎⚫︎⚫︎⚫︎⚪︎
    トリック  ⚫︎⚫︎⚫︎⚪︎⚪︎

    とにかく展開が目まぐるしくて面白かった。人の心理描写とかもすごいのに、エンタメとしてのストーリーも大満足。
    犯人がとにかく魅力的。カリスマ性とかとは違うが、魅了されるものがあった。ちゃんとミステリーしてたし。

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    2026年05月04日
  • その手をにぎりたい

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    ネタバレ

    主人公がお店に通うために、キャリアアップしたり食の知識を増やしていく向上心が良かった。客と板前という立場を弁え、自分本位にならず約10年も通い続けたのは本当にストイックだと思う。表紙の雰囲気からもっと男女の関係に動いていくのかと思ってたけど、良い意味で裏切られた。どちらかというと推し活寄りの恋愛小説かも。

    青子自身が時代の荒波に揉まれていくから、最後までどうなるんだろう?と予想がつかなくて楽しめた。仕事関係の描写や世界情勢の話題も多いから、いわゆる恋愛!というような甘ったるい雰囲気が苦手な人でも読みやすいと思う。

    ラストにようやく一ノ瀬さんがこちら側に来てくれて、初めて横並びで本音を話すシ

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    2026年05月04日
  • 金の角持つ子どもたち

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    ネタバレ

    健気でひたむきな子どもたちの姿に心を打たれる小説。

    話の軸になる俊介はもちろん、妹の美音もハンデを抱えながら懸命に生きていて、あまりにも純粋ないい子達だった。どうかこういう子達が大人になっても幸せに暮らせる社会であってほしいと願う。

    お気に入りの登場人物はやはり加地先生。子どもたちに真摯に向き合う姿勢が素敵だし、罪悪感を秘めた弟との関係性も良かった。

    努力が実るとは限らないけど、努力は人を裏切らない。努力した先でどんな結果が待っていようと、努力した経験自体はその人を支える基盤になっていく。そんなことを改めて伝えてくれた作品だった。

    年齢関係なく、何かを頑張りたいと思ってる人にはいい刺激

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    2026年05月04日
  • この闇と光

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    ネタバレ

    ファンタジーな綺麗な世界と、魔法が溶けたかのような現実世界。優しい理想の父と、人間らしさのある父。レイアにとっての幸せとはなんだったんだろうと考えてしまいます。

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    2026年05月04日
  • スープ屋しずくの謎解き朝ごはん 子ども食堂と家族のおみそ汁

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    ネタバレ

    シリーズ5作目!
    またまた変わったスープが登場!!

    今回は、子ども食堂・児童相談所など重く心が痛む話が多かった。
    どんなに酷い親でも一緒にいたいと思う子ども、大人に振り回されて辛い思いをする子ども、現実にもたくさんいるよね…といろんな事を考えた5作目だった。

    麻野さんと母親の関係にも進展があり、1作目に出てきた麻野さんの過去を鮮明に覚えていたからこそ、最後には涙。

    麻野さんと理恵さんの関係も、少しずつゆっくり進んでいるのが微笑ましい!続きの6~10作目を早めに買いたいな!

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    2026年05月04日
  • 満腹論 -明日にかぶりつけ-

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    ネタバレ

    大好きな真綾さんの満腹論2冊目。
    今から10年以上前に真綾さんに出会って、それからずっと彼女は私のなりたい憧れの大人ナンバーワンを独走している。
    私と真綾さんは20歳以上も歳が離れていて、私が真綾さんを知った時には既に「素敵な大人の女性」だったなと記憶しているのだが、このエッセイで綴られる追想の坂本真綾や現在の坂本真綾はだいぶ等身大で、あくまで「普通」の女性だなと思った。
    その普通のなかでどれだけ前を向けるか、どれだけ今をがんばれるか、そんな気持ちがすごく伝わってきて、改めてこの方は私のなりたい憧れの大人ナンバーワンだなと思った。
    私が30代、40代になったときこんなに魅力に溢れる素敵な人間に

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    2026年05月04日
  • 赤と青とエスキース

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    ネタバレ

    タイトルを見ただけではあまり興味が湧かなかったが、よくおすすめに出てくるし、本屋大賞を取ってることから読んでみた。
    期待以上に面白かった。
    まさか全部、ブーとレイの話とは思わなかった。名前が違ったため、それはないと思い込んでいた。
    現実的な歯痒さも感じるけど、最後は温かい気持ちになれる。おすすめ文句に、読み終えたら抱きしめたくなる本と言っている意味がわかった。
    ブーみたいな人に出会いたい。

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    2026年05月04日
  • 流浪の月

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    暴力的な「普通」と「心遣い」、本当の優しさ、思うことがたくさん胸に残って離れない。じぶんは鈍感さで人を傷つけて生きているんじゃないかと過去を振り返ってしまう、自分の視界を考える機会になるような、素敵な作品。

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    2026年05月04日
  • 犯罪者 上

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    ネタバレ

    最初からすごく引き込まれた。
    通り魔殺人から始まるが、その背景には想像を超える色んな問題が絡んでいて、
    読む手が止まらなかった。


    個人的には、亜蓮に繋いでもらうために
    渋谷の美容師さんに亜蓮の連絡先を聞くくだり。
    これ簡単に連絡先教えるの?!とびっくり。

    亜蓮も知らん人に仕事頼まれて修司に連絡先聞いただけなのに、いきなり連絡きて会うんかーいとなったけど...
    修司のことめちゃくちゃタイプだったのか。

    そこだけよくわからなかった。

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    2026年05月04日
  • 浮世でランチ

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    本作は短く読みやすい一方で、捉えどころが難しい小説だと感じた。明快な起承転結や劇的な展開があるわけではなく、提示されるのは25歳OL丸山の現実と14歳中学2年丸山の事実である。
    そこに明確な意図や教訓、学びを求めること自体がナンセンスであり、実際にそういったものはほとんど読み取れなかった。

    14歳と25歳の丸山は、別人のようでいて本質的には変わっていない。
    特に印象的だったのは、25歳になり仕事を辞め、アジアを旅したことで「世間に溶け込めるようになった」と自己評価しているにもかかわらず、依然として一人で公園でランチをとり、自ら積極的に他者と関わろうとしない点である。

    世間的に「浮いている自

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    2026年05月04日
  • 未来

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    ネタバレ

    先日「52ヘルツのクジラたち」を読んで、負の連鎖の恐ろしさと、これが現実にあり得る話なのだということのリアルさを感じ、どうにももう少しいろんな角度からこういう負の連鎖の起きどころというか、実態というかを知ってみたいという気持ちになっていたところ、書店で「毒親」的なポップに引かれて手に取った。湊かなえの胸糞展開を久々に読みたいなー、みたいな気持ちもあった。

    人間の悪の部分を描くことのうまさ。それも、いわゆる悪役、という平べったいものではなくて、その人を形造った人、さらにその人を造った過去の出来事、というようにどうしようもなく連鎖し膨らみ上がってしまう悪が達筆に描かれている。さらに手紙、ドリーム

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    2026年05月04日
  • 窓の魚(新潮文庫)

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    読後の余韻がとても長い小説だった。4人それぞれが他3人に対して持つ嫌悪感や不快感が、過去の記憶に絆され、徐々に前向きなものになっていく過程が心地よい。所々で挿絵のように挟まれる風や空気、人物の形や仕草の描写が、読み手をその物語の世界の中にずっと留めておいてくれる。



    あの猫は死神のような存在だったのかな…

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    2026年05月04日
  • 夜のピクニック

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    ネタバレ

    本屋に行けば、必ず目につく場所に置かれている「青春小説」の金字塔。普段ミステリーを好んでいる自分でも、コレは傑作。また歳を重ねた時に読み返したい。歩行祭というただ高校生が歩く行事という内容なのに、温かみのある登場人物が加わるだけでこんなにも素敵になるのかと感動した。記載されていた中で印象的だったのは、人の日常というのはスケジュールを細かく分解し、雑念が入らないようにしている。この歩行祭は、それを一本の川にして、ノイズも含めて耳を傾けるというもの。28歳から目覚めた読書という趣味は、今の時代では正に思考を一本の川にし、寄り道をするタイパの悪い趣味かもしれない。でも、これからも息抜きがてら、ノイズ

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    2026年05月04日
  • 赤い月の香り

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    天才調香師・小川朔の館を舞台にした物語。今度は新たに家事手伝いとして雇われる浅倉満が主人公。感情や嘘まで嗅ぎ分けられる特異な才能をもつ朔や、その才能を頼る依頼人たちと触れながら自身の過去と向き合っていく。

    前作の「透明な夜の香り」が好きなので待ち望んだ文庫化。やっぱりどこか現実味のない世界観や感覚が敏感になりそうな植物や食べ物の描写が好き。前作の主人公との描写の違いも面白い。

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    2026年05月04日
  • ジョン・レノン対火星人

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     ポルノグラフィー作家の「わたし」へ、東京拘置所「すばらしき日本の戦争」という差出人から死躰について書かれたハガキが立て続けに送られてくる。
     彼の身元引受人にされた「わたし」は、かつて自分も参加した闘争運動のリーダーの彼が精神病に罹患していることを知る。
     闘争の同士で拘置所の出所仲間である、№1風俗嬢「T・O」と、障害者ファッションデザイナー「ヘーゲルの大倫理学」に協力を求め「すばらしき日本の戦争」の治療を進める。
     遂に「治った」と言った「すばらしき日本の戦争」は姿を消し、自殺する

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    2026年05月04日