ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • げいしゃわるつ・いたりあの

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    面白かった!!!
    さくさく読めました。
    シスターフッドも感じられる。
    東京にはほとんどなくなった、花街のお話。
    アメリカ、ブロードウェイを目指すって夢ある!

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    2025年12月29日
  • 熟柿

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    とてもよかったです。読後はしばらく体が痺れて動けませんでした。すごい筆力でした。妊娠中、もう少しで出会える小さな命を大切に育くみたいという気持ちが、突然起こした事故で奪われてしまう。咄嗟の出来事の瞬時の判断は時に人生を大きく左右するが、この女性にとっては最悪の方向へ。誰でも咄嗟の判断を誤ることがあるけど、その一瞬のせいでこの女性はこんなにも全てを奪われなくてはいけなかったのか、途中は悲しくてたまりませんでした。それでも時期が熟すまでじっくり人生と向き合って、少しずつ報われていく。最後本当に報われてよかったです。

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    2025年12月29日
  • 首切り島の一夜

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    ネタバレ

    妙にリズミカルに、サクサク読める。

    各章で挟まる登場人物の過去話が、事件と全然関係なくて草という感じだが、意外に面白い。
    妙に人間臭く、リアル。
    事件は全然おもんない。というか触れられない。半分ほど読み進めても、分かるのは死体発見場所と簡単な遺体の状況、外部からの侵入者の痕跡なしという点のみ。誰か推理してやれよ…
    しかし登場人物が面白い。
    これは推理小説ではない。
    事件は読者を最後まで引っ張って行くためのスパイス。

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    2025年12月29日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    ネタバレ

    こうやって本を読んでいる自分自身が、階級を意識していることをまざまざと突きつけられた。労働だけに汲々とする毎日を送る労働者階級ではないぞ、知的階級だぞ、と思いたい気持ちがないとは言えない。

    スマホによって集中力がなくなって本が読めない、かと思いきや、情報化によって奪われたのは集中力ではなく「未知を受け入れる力」なのか。

    ゆとり世代なのでさすがに仕事に全身全霊なんて論外だけど、趣味にも全身全霊を求められているという指摘はまさしくそのとおりで耳が痛い。オタクや推し活の文脈ではよく、もっとイベントに行け、もっとグッズを買えと煽られるが、それは資本主義と自己実現が悪魔合体した現代病なのだな。
    自分

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    2025年12月29日
  • 月の立つ林で

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    月は一つではない。

    短編小説集は感情移入が薄れるのではないかと思い、これまで少しばかりの嫌煙から手を出さずにいた。

    だが、当作品ではどこがで繋がっているため、章が変わってから描かれる前章主人公の余白があったりととても素敵だった。

    各々に寄り添う月と太陽、自分と環境、まさに惻隠之心(使ってみたかった四字熟語)。
    どこかの誰かを思い行動する事も、特定の誰かのために行動することも、どちらもとても貴い事。

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    2025年12月29日
  • 女王さまの休日 マカン・マラン ボヤージュ

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    久しぶりで舞台が台湾。そんな不安は一切なし。説明も出てくるし、色々考えさせられる。ゆっくり山を降りればいいのね。

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    2025年12月29日
  • 風が強く吹いている(新潮文庫)

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    文庫で650ページ超の大傑作。
    新年、箱根駅伝が始まるまでには読み終えるかなと読み始めたけど。とにかく面白いからページ捲る手が止まらないよね。

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    2025年12月29日
  • ループ・オブ・ザ・コード(新潮文庫)

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    現代のSFのお手本のような傑作で、伊藤計劃さんを想起させた。抹消、反出生主義、疫病調査等を主軸として国と人と組織の思惑が交差する骨太なSFに仕上がっていて読み応えがある。
    歴史を抹消された国で起きた原因不明の病気を調査するうちに、隠された真実に向き合うことになるアルフォンソ。彼と仲間が本当に魅力的だ。
    哲学や人文学の知識も盛り込まれていて、作者の描く世界観に引き込まれた。
    映画一本見終わったような、何か大きな事件に携わり、それを終えたような達成感が読んだ後に残った。

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    2025年12月29日
  • ふたりの証拠

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    本書にてようやく双子の片割れの名前がリュカであると明かされる。前作『悪童日記』では「僕たち」という一人称複数だったことや祖母から「牝犬の子」と言われていたことから名前を呼ばれることがなかった。

    『ふたりの証拠』とは、果たしてリュカとクラウスが別人である(ふたり存在している)ことを証明するものという意味だと捉えたのだがどうなのだろう。年末の旅行の移動中に読んでいたのだが、読書の方に熱が入ってしまう。

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    2025年12月29日
  • 晴れの日の木馬たち

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    マハさんの真骨頂である虚実綯い交ぜ度合いが絶妙で、かつアート・ギフテッドに対するリスペクトと抜群のストーリテリング、登場人物の息遣いが聞こえるような描写力、どれをとっても一級品の仕上がり。劇中作の「回転木馬」自体の抜群の完成度も秀逸。おまけにタイトルも装丁にもハマル。流石マハさんの感嘆しきり。年末にまたひとつ良書と出会えて感謝。

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    2025年12月29日
  • 坂の途中の家

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    ネタバレ

    おどおどしている主人公、どんどん悪くなる状況にイライラしながら読んだ。それでも、確かな気付きを境に自分の意思を取り戻す主人公の姿をみられてよかった。最後の里沙子と水穂の空想の会話は、なんかジーンとしてしまった。ただ話を聞いて、「本当に大変だよね、よく頑張ってるね」「赤ちゃんとっても可愛いね」って言ってもらえたら、それだけで救われるんだよね。

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    2025年12月29日
  • 華氏451度〔新訳版〕

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    ネタバレ

     ハインリッヒ・ハイネがその著書「アルマンゾル」で「本が焼かれるところでは、いずれ人も焼かれるのです」と記し、1933年5月10日にフンボルト大学にあるベルリン・ベーベル広場でナチス学生が反ナチス的図書と勝手に決めつけた2万冊の本を山のように積んで焼き捨てた。日本は第2次世界大戦中に北京の精華大学でナチスの10倍である20万冊の本を焼いた。今も共和党州であるテネシー州の州都ナッシュビルで同じように焚書が行われたが、トランプ狂信者のMAGAが遅れた野蛮な南部で本を焼いている。そのような現代だからこそこの小説を読む意義がある。

     違法とされた本が燃やされ、その本が隠されている家も燃やす未来で、主

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    2025年12月29日
  • 逃亡者は北へ向かう

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    生まれながらにして運に見放された男、流れを変えるチャンスが巡ってきてもそれを掴めずに、ちょっとしたボタンのかけ違いから人生が悪い方向へと転がっていく男、真柴亮。
    震災で幼い娘を津波にさらわれ絶望の淵に立つ男、二人を殺して逃亡する真柴を追いながら、彼の心情を深く理解する刑事・陣内。
    震災で妻を失い、行方不明になった幼い息子を探す漁師・村木。
    三人の目線で描かれる逃走劇は切迫感と焦燥感と哀切に溢れる。

    自分はどこで間違ったんだろうと自問する真柴が切ない。プロローグで彼の行く末がわかっていながらも、どうか生き直してほしいと願わずにおれないこの感じは「盤上の向日葵」を読んだ時の思いに似ている。

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    2025年12月29日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 上

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    ネタバレ

    未知との遭遇、いわゆる「ファーストコンタクト」ものSFの大傑作。
    上巻6章でブリップAとコンタクトしてからは、ページを捲る手が本当に止まらなかった。
    宇宙船(現代)パートと計画(過去)パートを交互に描く構成が面白すぎる。それによって、主人公の宇宙船生活を読者に追体験させることに成功している。

    宇宙船という閉鎖空間で、それぞれの母星のために体を張り続けるライランドとロッキーの友情がアツすぎた。ライランドがピンチに陥れば同様にハラハラするし、ライランドとロッキーがフィストバンプする時は一緒になってしたくなる。

    加えて、怒涛のスピード感で奔走する計画パートもむちゃくちゃ読み応えがあって面白かった

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    2025年12月29日
  • ダ・ヴィンチ・コード(下)

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    年末一気読みシリーズ、
    とりあえず「ダ・ヴィンチ・コード」から。
    今まで未読だったダン・ブラウン、面白かった。もっと読んでみよう〜〜

    祖父の死からはじまる盛大な聖杯の謎、
    仕掛けられる数々の謎解きと入り乱れる陰謀、
    見どころが多すぎて、人気なのも納得。
    映像で見たい気持ちもよくわかる。
    芸術的な謎と、物語としての謎、バランスも良くて大満足。
    新作まで読みたいな〜

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    2025年12月29日
  • 武家女人記

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    男女、身分差、家の家格、年齢など、武家社会で自由気ままに振る舞えない女性のそれぞれの立場から、精一杯生きる武家の女人を描く。

    どのような、時代背景であっても砂原浩太朗作品は、人間の心を見事に活写する。
    あまり扱われる事のない武家社会の女に焦点をあてた本作、作中の女性たちの心情に絆されてしまった。

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    2025年12月29日
  • syunkon日記 おしゃべりな人見知り

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    山本ゆりさんのハッシュド白菜にハマり、実家に帰ると母も知っているとの事でエッセイを貸してくれた。どんな人かあまり知らなかったがめちゃくちゃ大阪人やないか!心の声が全て漏れているハチャメチャな書きぶりが最高。かぼちゃのたいたん、お豆のたいたん、たいたん、、、、

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    2025年12月29日
  • 目の見えない白鳥さんとアートを見にいく

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    美術館に行こう、関わろうと素直に思える本。

    視覚障害の方と美術展示を観に行くというトリッキーな組み合わせだけど、美術館鑑賞でいかに自分たちが見えていないかを実感出来る貴重な経験となる。しかし、そんな効用はフックに過ぎない。
    あなたといっしょに居たい。その手段として繋いでくれるものが、モノの見方を浮き彫りにしてくれる美術品であり、美術館なのだ。

    一方で、宿題も残る。多様性は多様性として受けいるけれども、そこに優劣の物差しが付いて回る。出来ること、出来ないこと。その価値観をどう乗り越えていけるのか。

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    2025年12月29日
  • 俺たちの箱根駅伝 上

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    ネタバレ

    池井戸潤らしさのある、ストイックにアツい青春小説。お気に入りのキャラクターは辛島アナ。
    箱根駅伝に行く夢を一度はたたれた者たちが集まって、それぞれの理由を胸に再び箱根駅伝を目指す物語。関東学生連合に着目するとは…。驚きの着眼点に脱帽。
    池井戸潤らしいビジネスのエッセンスとしては、テレビ中継を行う局を同時並行で追う。箱根駅伝に関わる人たちを多角的に描写している。この構成が、スポーツを取り扱った池井戸潤の小説であるノーサイドゲームとは異なる部分。
    上巻を読んだ感想としては、池井戸潤の理想とするマネジメントが様々な場面に描かれており興味深かった。諸矢や新監督の甲斐、テレビ局の徳重に共通しているのは「

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    2025年12月29日
  • 39歳、初就職。

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    マネジメントに必要な能力とは何か考えさせられた。当たり前のことを当たり前にやれる人が少ないということにも。ドムドムバーガー、近所にないが行ってみたいと思った。

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    2025年12月29日