ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 小説 盛田昭夫学校(上)

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    ソニー創業期から盛田昭夫さんが亡くなるまでのストーリーを盛田さん中心に書いている。
    仕事の熱量と周りを惹きつける力がすごい。出てくる人達が皆魅力的

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    2026年10月04日
  • 上機嫌でいこう どくだみちゃんとふしばな14

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    生活をしていると、どうしても自分のペースが乱れてくる。
    社会で生きているんだから仕方ないことではある。
    ばななさんの本を読むと、本来の自分に戻してくれる。
    あぁ、また自分、肩に力が入っていたな。人のを目気にしていたな。他人を優先していたな。って。

    p.45
    ていねいに暮らさなくてもいい。別にていねいに暮らしたいから生きてるんじゃない。
    したいことがあるから生きているのだ。
    それが暮らしをていねいにすることであれば、すればいい。そうでない人は別にしなくていい。

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    2026年10月04日
  • 成瀬は都を駆け抜ける

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    成瀬シリーズ、完結編。読めば読むほど成瀬が好きになっていく。成瀬の周りの人たちも良い。どこでもこたつ持参の達磨研究会、最高だな。西浦くんとの文通も素敵。今回は京大での話も多くて、京都に行ってみたくなった。もちろん滋賀も。一気読みでした。

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    2026年10月04日
  • カニカマ人生論

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    やっぱりみっちゃん面白い。さすが国民の叔母!強い方に噛みつくのが面白いのはその通りなのに、実際やってくれる人は少ないのよ。高級時計やらキックバックやら、本家をしのぐ素晴らしい歌でした、拍手。モノマネも相手をバカにしてないから、本人が喜んじゃったりするんだろうな。そして、芸能人の子供なのに、真っ当な仕事に就いた娘さんにも拍手。今や二世三世で溢れてる芸能界に全く興味無いのね。そりゃあ先生だって質問しちゃうよ。

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    2026年10月04日
  • 俺たちの箱根駅伝 下

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     『俺たちの箱根駅伝』下巻です。ついに本選の号砲が鳴り、20+1チームが大手町を飛び出して行きます。「+1」はもちろん学生連合チーム。往路・復路計10区間・200㎞超のレースが臨場感たっぷりに描かれ、目が離せない展開でした。

     選手サイドでは、マスコミや本戦常連監督らによる学生連合チーム不要論、監督批判など、大きな逆境の中で選手たちは団結し、ランナーとしてのプライドと自らの存在意義を徐々に示していきます。

     テレビ中継サイドでは、学生連合チームの予想以上の活躍で、演出上の選手情報収集不足が露呈。加えて悪天候で中継車とバイクカメラが使えず、多角的に表情を伝える映像提供ができない事態に…。
     これらの2軸が交錯しながらいよいよ復路からクライマックスへ。

     エースが集結する花の2区、山の5区、最終順位とシード権争い等々、純粋な競技スポーツの見どころはこれまでも理解していました。しかし、この他に放送の裏側や演出という視点を加えることで、物語として立体的な構造となり得ているんですね。

     堂場瞬一さんの小説『チーム』を彷彿させ、何のために走るのか、その意味を問う素晴らしいスポーツ小説でした。また過日読んだ泉秀一さんの『アフリカから来たランナーたち』にも見過ごしていた視点を与えてもらったので、来年の箱根駅伝本選がさらに楽しみになりました。

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    2026年10月04日
  • 星を編む

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    トモニキは感じるのだ。
    人には様々な過去があり、それを抱えながら生きてるってことを。

    「汝、星の如く」はトモニキ的には、刺さらなかったんだけど、「星を編む」を読んで、あぁ、こういう背景があったんだ。そんな想いがあったのかと、「汝」をもう一度読みたくなったんだ。

    2回目読んだらまた、トモニキも違った視点で「汝」を読めるカナ?

    特にトモニキ的には、北原先生の過去がワクワクした。「あぁ!トモニキならこうしたのに!なんでそんなこと言ってしまうの!」って思うことが多かったんだ。そうやって考えて読める良い作品だった。
    トモニキの人生に、これまであまり本というスパイスはなかったんだけど、色々な考え方に触れられて、学ぶことができる…
    本は人生の最高のスパイスって知ることができた作品だった!

    早く映画も観に行きたい!

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    2026年10月04日
  • 楽園

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    人を殺さないと区画から出られない境遇に陥ってしまったカップルと、そこで発生する殺人事件
    主人公と彼女のキャラの書き方が秀逸で、罪悪感や優柔不断な性格を自然と理解しながら読み進めることができた。
    話の筋が突拍子もないものにも関わらず違和感なく読めたのは設定に無理がないからか
    狂気は寒気がするほどだった

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    2026年10月04日
  • わたしたちが光の速さで進めないなら

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    ネタバレ

    様々なテーマで人の心の揺れ動きを描いたSF短編集。
    絵描きの異星人との交流を描いた「スペクトラム」
    一目見る誰もが涙を流すリュミドラの絵の秘密を描いた「共生仮説」
    が特に好きだが、全ての短編が面白かった。

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    2026年10月04日
  • もうじきたべられるぼく

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    絵が好きでやっと読むことができた。かわいいイラストなのに物語りは哀しい。
    母親に会いに電車に乗る。
    想像も切なくなるけど悲しませたくなくてこっそり見て帰る。お母さんは匂いで会いに来た事が分かり一生懸命走る。夕焼けの色も余計に切なさを引き立たせて命の大切さを教えてくれる。
    自分は鉛筆画か好きだと知る。

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    2026年10月04日
  • 凍土二人行黒スープ付き[増補改訂版]

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    ネタバレ

    家の心を読んで人に伝える家読みの仕事をしながら旅をするシガと、逃亡クローンのナガノが宇宙の国々を旅する短編集。
    旅の中で少しずつ関係を構築していき、あるとき、「完遂する義務はなく、罰もない」契約をする。
    世界じゅうの人があなたと旅をしたいに決まってる、は素敵な言葉だった。

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    2026年10月04日
  • 成瀬は都を駆け抜ける

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    青春系でこんなにも「終わってしまった…」と思ったのは初めてかもしれない
    1、2作目も面白かったけど、本作は特に涙からキュンキュンまで目が離せないくらい良かった!
    成瀬の自由さに心を掴まれる
    新登場人物、いいキャラなのにここで終わりなのが悲しい

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    2026年10月04日
  • プレゼント(新潮文庫)

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    伊坂幸太郎
    ウッドペッカー荘事件
    号泣、「尊くん」がトリガーとして使われている、読み返しのキーワードになっているのが良すぎる
    白河ヨフネが最後に「いつか目を覚ますのかな」と泣きそうな笑顔で言うシーンが激刺さり、泣く。
    主人公がAI機械だから停電で停止してしまったのをトリックの仕掛けにするのが面白すぎる、正に天才
    やっぱり我らが伊坂幸太郎ほまに好きLove

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    2026年10月04日
  • 落としの左平次〈四〉 いのちのゆくえ

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    。゚(゚´Д`゚)゚。

    清四郎、お食べなさい!

    翠さんがいくらでもご馳走してあげるから!

    もうね、うん!

    清四郎立派でしたよ!

    偉かったね!

    翠さんもう涙が止まりませぬ。

    この巻、翠さんの方がごはん食べられなくなりそうでしたよ。

    心労で10kgくらい痩せてしまうところでした。

    清四郎頑張ったねー。゚(゚´Д`゚)゚。

    あなたはそのままでいいから!

    そのままいなさい!

    そのまま成長しておゆきなさい!

    次の巻でもう一踏ん張りですかね。

    応援してますからね!

    いっぱい食べて踏ん張ってお見せなさい!

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    2026年10月04日
  • コンビニ人間

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    36歳女性、未婚、コンビニアルバイトが主人公の1冊。
    小さい頃から「治る」事を周りから切望されている彼女はコンビニ店員として生きている。文字通りコンビニ店員として生まれてからコンビニの中で呼吸し、コンビニの中こそ社会と繋がる。全ての生活はコンビニのために存在しており、眠りにつくまで意識そのものコンビニに向かう。まさに自分にとっての輝く箱。でも世間はそれを異常と扱う。
    私も、36歳で結婚もせずにアルバイトだけしている友達がいたらどうするだろう。こういう生き方で自分が納得してるならそれでいいかとも思う反面、やっぱりそれは可笑しいという気持ちはきっと拭えない。
    それでも、そこでしか生きられない人もいるからと果たして思えるか。自分と全く違う価値観、普通でない世界をこうもあけすけに見せつけてくると、苦しくなる。

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    2026年10月04日
  • ブラッディダイスの殺人 下

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    本当に楽しくて、シリーズ物でも少しも飽きないどころか、もっともっと面白さが増してくる。
    絶対にあり得ない描写とかに心の中で小さく叫びながら、最後はウルッとしながら終えた。
    今回も作品を届けて下さってありがとう。

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    2026年10月04日
  • あしたの肖像

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    表紙から、ちょっとダークかな?と思われる部分を感じていたが、全く!!
    明日への希望!が、岩井さんの暖かい言葉と表現で伝わっていく!
    最後、一瞬ファンタジーがはいるが、それでも、
    あした への肖像(自分自身)と向き合える、向き合えた主人公によかった と思えた。
    最初から最後まで主人公が軸となって物語が進むので読みやすい!

    美大に通う男子学生が主人公で、彼の作品はすべて
    自画像である、
    たんに書けば良いのではない、自分を知る
    そんな、彼に教授からバイトの話が入る。学内で亡くなられた女性生徒の保護者より彼女の自画像をかいてほしいとのこと。
    彼は、彼女を知るために、色んな人と出会い、いろんな話をする。感情があらわになったり、激しくなったり、怒りが声に出たりと、人間味が増え出すような、血が通い出してきたような、、そんな姿さえ感じ取れる。
    彼が、最後まで、かけた時、私自身も喜んだ。そして、彼の作品をこの目でみたいと思った。
    機会があれば、芸大の子だちの有志の展覧会があれば見に行きたい!魂を感じたい!!

    岩井圭也さんの小説は心が喜ぶ。

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    2026年10月04日
  • リバース

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    まさにリバース!!伏線回収がすごい
    最後の2ページくらい?鳥肌立ちまくり

    主人公に共感できる部分も多かった。男子もこんなこと思うんだって不思議な感覚

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    2026年10月04日
  • 空、はてしない青 上

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    ネタバレ

    ジョアンヌから出てくる素敵な言葉たちにうっとり。
    そしてきっととても美しく魅力的であろう景色が文から伝わってくるのと同時に、若年性アルツハイマーのブラックアウトが起こるたびに次はどうなってしまうんだろうという不安がページを次から次へとめくらせてあっとゆうまに読み終わった。

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    2026年10月04日
  • 俺たちの箱根駅伝 下

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    最高に面白かった。
    次の箱根駅伝は絶対に見るし、沿道に応援しに行こうと思うくらい胸を熱くさせられた。
    選手たちだけではなく、番組制作の視点からなるストーリーも展開されて多角的に楽しめた。
    銀行を舞台に、切った張ったの倍返し!でスカッとさせてくれる池井戸潤が、ハヤブサ消防団でのどかで豊かな自然描写でまた違った一面を覗かせ、本作でさらに小説家としての深みを見せつけてきた。

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    2026年10月04日
  • 母性(新潮文庫)

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    湊かなえさんの作品の中でも1、2を争うくらい好きな作品。まさにタイトル通りの作品。親子、母娘の関係性というのは、互いに思い合えば合うほど、歪になってしまうのではないかと思う。同性だから共感するし、共感できなければ致命的なほど距離感を感じてしまう。胸が詰まるような言葉に、対応に、目を背けたくなるのだが、憎悪ともとれるその感情の根底には深い深いそれがあってのものだと当事者の誰が気付けるのだろう。

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    2026年10月04日