小説・文芸の高評価レビュー
-
Posted by ブクログ
も〜〜う、夢のような共演!
さくらももこ特有の皮肉った部分は一切なく、ほのぼの部分を何倍にも膨らませて子供の頃から大好きだったまるちゃんとコジコジが絵本の中でひたすらほのぼの遊んでいます
内容は月毎にテーマがある(1月は正月など)短編絵本集という感じ
1人目の子がお腹にいた時に見つけて速攻で全4巻集めました
絵や色使いもとても繊細で丁寧に描かれていて全てのページがさくらももこ展か何かで使われていそうなほど素敵です
元ネタが漫画なんてまったく知らない我が子供達も大好きな絵本でよく読み聞かせをしています
自分が子供の頃読んで育った漫画のキャラが形を変えて自分の子供達が読むなんて…これもなんだか -
Posted by ブクログ
「もし戦争が起れば、油の価格は非常な高騰を来たしますから、この際、油の井戸元を自分の手で握っておくことは、必須のことと考えます」
現在、ホルムズ海峡が封鎖され、物流、エネルギーの問題が国民の生活を脅かそうとしている最中に、昭和から令和に投げられている言葉の正確さに慄きながら読み進めた。
「これは架空の物語である。過去、あるいは現在において、たまたま実在する人物、出来事と類似していても、それは偶然に過ぎない。」
緻密な取材に基づいた作品は未来を予言するのかもしれない。
総合商社の仕事の働き方も縁がなく知らないことが多かったが、戦後行動経済成長を支えた働き方と実績なんだと分かった。小説以外で -
Posted by ブクログ
前作に負けず劣らず面白かった。
今作もスズキタゴサクが嘲り、嘯き、弄ぶ。そして類家が閃き、見抜き、切り返す。法律スレスレのラインを越えながら。その上何と言っても、今作の主犯はスズキタゴサクではなく、彼は間違いなく脇役に過ぎない。それなのに端役に留まらず圧倒的な存在感を残す今作は前作以上に作者の力量を感じた。
類家は今作も後手に回らざるを得ない圧倒的に不利な状況を強いられながらも真相に執念で喰らい付いていく。前作の清宮では出来なかった制御役を新キャラの高遠が務める。旧キャラも新キャラも魅力が余すことなく詰まっている。
血流が粟立つ読後感だった。今作も映像化が待ちきれない。 -
Posted by ブクログ
とあるマンガで、登場人物がこの小説を絶賛しているシーンがあり、購入。独特の読みづらさを1~2ページ感じたが、あっという間に物語にぐいぐい引き込まれた。
主人公は、家庭内においても自分の出産と共に母が亡くなったことから、兄姉から母が亡くなった原因として嫌われ、父からは母の代わりとして精神的・肉体的搾取を受けている、「わたし」(名前は空白によって非常に可視的に伏せられている。)。胃下垂で食べるものをほとんど吐いてしまうなど健康にも恵まれず、人生の多くを家の中で過ごす。また、希死念慮があるが死ぬことはできず、25歳の時に、身体を改造する「融合手術」を受け、老化しない体となる。その後もほとんどを -
Posted by ブクログ
上巻では、それぞれの登場人物の細かい性格や生活が描かれ、彼らの共同生活の様子が書かれていた。それぞれの立場によるイザコザや、恋愛感情による不協和音を繊細に描き、クリエーターをベースに人間を表現する作品なのではないのか思った。
しかし、下巻からはまた違う印象を受けた。登場人物たちが仕事に対し考えを深めていき、成長して行く様子や、恋愛で失敗してもめげずに、生きていく姿からとても力を感じた。また、話の中心である千代田コーキに関する伏線が最後の章ですべて回収されるのが気持ちよかった。赤羽環ついても、彼女の辛い過去から立ち上がり頑張り続ける姿が悩みを持つ読み手にはすごく良い印象を与えると思う。
千代田コ -
Posted by ブクログ
私が読書好きになったきっかけの本は、村山由佳先生の『天使の卵』でした。
ラストの1行に感情が揺さぶられて、読書の楽しさを知り、それ以来たくさんの本を読んできました。もちろん、村山先生の本もたくさん読みました。特に初期の頃の作品ですが。
村山先生の本では、たった一文で、心を鷲掴みにされることがよくあります。
今回は、とても久しぶりの村山先生の作品でしたが、やはり、ある一文で心を鷲掴みにされました。
ラストのほう、作中の小説家、天羽カインが、編集者にあてた手紙です。
その展開にも驚いたし、そこに繋がるまでの流れも最高でした。
余韻に浸りながら、本を閉じました。 -
Posted by ブクログ
伊勢物語
編:坂口 由美子
出版社:KADOKAWA
角川ソフィア文庫 A 2 2
恋愛の古典的テキストである
六歌仙である在原業平(在五中将)とおもわれる昔男の元服から死までの125段の短編集
むかし、男~
むかし、男ありけり
である連作短編集、説話集である
妻問いという、女の寝所に忍んでいく、いわゆる夜這いが、平安時代の恋のやり方であった
色好み、恋の雅という考えは、後の源氏物語の光源氏へと受け継がれている。
在五中将から、光源氏へ、モテる男とは、こうあらねばならない。
男と女が、詠み合う、恋の和歌、いわゆる、相聞のやりとり、まるで、今でいうラインのやり取りに似ているが、奥ゆ
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。