小説・文芸の高評価レビュー
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心打たれました!
本格歴史小説とあったので、読み切れるかな〜という思いもあったのですが、もう読みだしたらとまらない(@_@。
叡山 (比叡山の略称 ) の三大地獄とされている回峰地獄の北嶺千日回峰行をめぐって、本人にはどうすることも出来ない本人の出目が障壁となる師僧と弟子の運命が描かれています。
これは不運とは違う運命?
「わしらはそのような血を享けておるからこそ、この北嶺千日回峰行に命を賭す覚悟を決めたのじゃ。この行に出会い、自らに鞭打ち、自らを高めんとすることができたのも、わしらが血を享けているからではないか」と。
この師僧の言葉がどこで発せられたか、ぜひ読んでいただきたいですね。
お -
Posted by ブクログ
ネタバレ「人間っていうものは本当に、いれものなんだ、と思うんだ」という言葉が好きだった。中身はどうにでもなる。生きているとそう感じることが多いので、特に共感した部分だった。
アムリタを読むと、人が生きていくには本当に何でもない日常みたいなものが必要不可欠なんだなと感じる。おいしい水をごくごく飲むようなもの、と表現されているように。それくらい必ずあったほうがいいものなんだなあと思った。
また弟が何気なく言った言葉が好きだった。
「好きなひとといて、今みたいな楽しい気分の時に見たら、星もUFOも関係なくてただきれいに感じてびっくりするものなんだね」 -
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「性的なもの」にフォーカスした第一章は、街中の性的な広告についての論争を軸に、なるべく客観的に論点を整理する内容。一方「えっちなもの」についての第二章は、えっちなものを2つに分類分けした上で考察や展望(?)を述べていくという筆者の主観寄りな内容になっているので、読んでいる中で切り替えないと混乱しちゃうかも。
タイトルのユーモラスさに惹かれてこの本を手に取った私としては、第二章のほうが新鮮な感覚もあり、筆者もノリノリで書いているように感じて楽しめた。
個人的な話、車がグシャグシャになる動画を「えっちだ…」と思ってしまう自分の感性に、以前から疑問を抱いていたのだけれど、これって「崇高のえっち -
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読書備忘録969号。
★★★★★。
伊坂さんワールド健在!
この雰囲気と作風が大好き過ぎてたまらん!
そんなばかなぁ笑、という事象や人間が、実はそこらの庶民・日常に溶け込んでいるという世界観。
死神であったり、殺し屋であったり、訳わからん家業であったり。
今作はジャバウォック。なんじゃそりゃ?って感じ。
全然覚えてないけど「鏡の国のアリス」に出てきた架空の生物だそうな。
ようは正体がようわからんモノに対してようわからんけど戦う!みたいな感じ。
この作品におけるジャバウォックは脳に寄生する実体のない寄生虫?生物?精神体?に付けられた名前。よくわからん。
というところをジャバウォックの詩に掛 -
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言葉は、人の心を救い、生きる支えになるもの
そのことを強く感じた
アンネにとって隠れ家での生活は、不安と恐怖に満ちた毎日だった
その中で日記は、誰にも言えない本音を打ち明けられる大切な存在であり、アンネの心を救っていたのだと思う
ユーモアを忘れず、時には厳しい言葉で感情をあらわすアンネの姿から、彼女が必死に生きていたことが伝わってきた
また、反抗期の影響で母親とうまくいかなかったことなど、人間らしい一面を知ることができた
私はアンネの話は知っていたが、実際に日記をきちんと読んだことがあったのだろうかと考えさせられた
アンネが日記を書き残したからこそ、私たちは彼女の気持ちを知ることができる
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医療者がお勧めする本という記事を見て、読んでみようと思っていた。
前半は著者の体験談。
ドキュメンタリーとして末期腎不全の終末期が描かれてある。
直接見ていた訳では無いので悲惨という印象はあったが、思ったより厳しい内容だった。
後半はちょっと医療関係者や透析患者の家族以外には難しい内容。
非常に優れた取材によって興味深いものとなっていたが、上手くいった症例を集めているのだろうから過度にPDへの期待が膨らみそうで怖くもある。
透析患者への緩和ケアは次回の診療報酬改定から、保険適応になる。
しかし社会保障費は世間的には悪人。
後書きに信頼できる医師はいなかったという記載があるが、そんな患者や家族 -
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ネタバレ**影踏亭の怪談**
姉の取材記録と弟の調査が交互に語られていき、テンポよく進んだ。子供の声の非通知電話は悪いものではなかったんだな。女将がしれっと眼球を飲み込んでいてゾッとした。
**朧トンネルの怪談**
この章で登場した常光徹先生、ゆる民俗学ラジオに出演していたのをみたぞ。かなり有名な先生なんだなあ。ぜひ著作を読んでみたい。
犯行は霊的なものによらないものの、とんでもないことを実行してしまうようなマインドにさせられていた。結局人の死による霊の発生も起きるようになってしまった。
**D坂の怪談**
まず舞台のD坂という名前や、そこをモチーフに書いた作品でデビューしたという背景が江戸川乱歩
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