ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 謎の香りはパン屋から

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    連作短編コージーミステリー
    めっちゃおもろかった
    小春の告白にそこが繋がるのかと驚き、カレーパンには喉もなり、チョココロネが懐かしくあれどっちから食べてたっけ、大好物のシナモンロール、信じられないほどの歪みの一文にホラー感あり、探偵の決め台詞に興奮、福ちゃんの豆知識、お腹いっぱいで唸った。

    好きなフレーズ引用
    心に迷いのある者が捏ねたパンは切ない
    光の尾を引くトングの残像が 猛禽類の狩りを彷彿とさせた

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    2026年07月11日
  • 赤と青とエスキース

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    ラストすごい展開。全てが崩れ落ちる感覚。あちこちばら撒かれたピースが嵌って、ひとつの絵になる。エピローグは涙溢れる。これだから青山美智子さんの本はたまらなくどれも愛おしい。

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    2026年07月11日
  • ゆうずどの結末

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    角川ホラー文庫の闇鍋で購入。
    この本で滝川さりを知りました。

    とても面白くて、出会えて良かった1冊です!派手な演出やどんでん返しに頼らず、日常を侵食されるような純粋なホラーだと思います。
    一冊の本にまつわる短編集のようでありながら、ちゃんと一つの物語であり、小説でありながらモキュメンタリーのようでもある。
    何度読み返しても読み返しても面白い作品でした。

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    2026年07月11日
  • 777 トリプルセブン

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    複数の場面が最後に向かって集まる感じがよかった。一日の中で何人同じホテル内で命を落とすんだ(しかも本件と無関係の人や警察などにバレずに)って思った。
    最後は明るいパターンで良かった。
    普段私は読書ペースが遅いけど、これは読みやすくて一気に完読した。

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    2026年07月11日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    朝顔=米咲ちゃんと思って読んでたから最後の方で津野米咲、赤い公園が出てきて歓喜!!
    好きな人は好きな小説だと思う。

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    2026年07月11日
  • 傲慢と善良

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     ページ数が多い小説なので1か月ぐらいの付き合いになるかと思っていたが、冒頭でつかまれて1日で読み終えた。

     タイトルの「傲慢と善良」の「傲慢」部分に刺された。何かの余裕で決断を先延ばしにしてしまう架にも、自分を妙に高く評価してしまう真実にも、どちらにも感情移入してしまう。女性同士の悪意や、子離れできない親のどろどろとした部分の描き方が本当にうまくて、思い当たる場面が多すぎて胸が苦しくなる。

     婚活と恋愛を軸にしたサスペンスとして「この先どうなるんだろう」と読ませつつ、この小説の一番怖いところは、読者自身の内面に矛先が向くところだと思う。読む手を止めて、自然と「自分はどうだろう」と振り返っ

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    2026年07月11日
  • くるまの娘

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    ネタバレ

    インパクトが強すぎる小説の1つ。
    車内での家族の会話が、どうしようもなくやりきれなくて辛い、誰の気持ちにも寄り添えてしまうほど、登場人物みんなが人間すぎる。障害。
    メリーゴーランドのシーンは圧巻。
    地獄すぎるが大好きな小説。文体が凝ってて好き。

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    2026年07月11日
  • 成瀬は都を駆け抜ける

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    初めて小説で爆笑しながら読みました!
    各章で成瀬が登場する度に、「待ってました!」と嬉しくなりました!

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    2026年07月11日
  • わたしを庇わないで

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    石田夏穂さんの小説は、見事に斜に構えた物語が大変魅力である。

    本作の中で「世紀の善人」の''安井の仕事''は、全くもって理不尽でありながらも、視線を合わさず生きぬきながら無神経な男性社員たちを暗く見つめる。
    そしてついに反撃に出た安井の行動と結末のカタルシスは、抑圧から自らを解き放つ安井への応援となっていった。

    「わたしを庇わないで」のデブという言葉が、デブを庇う人間の裏側の感情を皮肉にも見事に表していく。
    アヤノに対してデブを口にしない偽善者との戦いが、読者も意にしない展開が皮肉に溢れて読み手を飽きさせなかった。

    人や社会や会社を独自な視点から痛

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    2026年07月11日
  • 川のほとりに立つ者は

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    読みすすめて行く時 何度も 心がぎゅ とした。
    165ページ 
    まじめでがんばり屋。それは清瀬の長所だ。でもたまにその長所はそのまま、他人への狭量さという短所に変わってしまう。
    いろいろ 気付かされた。

    読み返したい。

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    2026年07月11日
  • 名前探しの放課後(下)

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    ネタバレ

    やられた!見事に騙された。
    上巻では、ぼくのメジャースプーンとの関連が
    色々と関連付けが明確になって、それが面白いと思ってたのですが、最後の最後に見事に騙されたし、
    ふみちゃんの正体もきちんと明文化されて、
    ただ、それだけでなく、物語としても、ミステリとしても良かった。
    ほんの少しだけ思うところがあるのは…
    メジャースプーンもだけど、頭が良すぎるかなーとは
    思うけど、物語の完成度が高いからこれはこれでありだなーと。

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    2026年07月11日
  • ルミネッセンス

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    夏におすすめの本ᵕ̈*
    暗くて静かでちょっと怖い短編集。
    それぞれ読後感がスッキリしない,,,,
    その中でも【宵闇】は良かったなᵕ̈*

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    2026年07月11日
  • 存在のすべてを

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    涙は必至。
    私が感じたのは、家族愛、けれど違う形の家族愛。子どもの視点、親の視点、第三者の視点で見方は変わり、どの視点も最後は1番良い着地点にはしたいが、世の中、そういうことにはならず、何かを諦めないといけない。
    何が正解かはわからないが、野本の選択肢は最善であったと信じたい。

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    2026年07月11日
  • 青のナースシューズ

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    よかった。
    看護師を目指す主人公が大学で看護について学ぶ4年間を描いた物語。

    男性が看護師になることへのハードル、看護することのやりがいや難しさ、責任が、作り込まれた世界観によって説得力を持って伝わってきた。

    また、主人公やその同級生、実習で出会う患者さん、それぞれにドラマがあって物語に深みが出ていたし、胸を打った。

    看護師になるという目標に向けて一生懸命、前向きにがんばる姿がかっこよかった。
    がんばりを強制されたり、がんばっているのにさらにがんばれと言われるのはしんどいけれど、自分の意思で目指す場所に向けてがんばるのはいいなと思った。
    ☆4.5

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    2026年07月11日
  • ほどなく、お別れです

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    映画で目黒蓮さんが漆原さんを演じた為か、やることなすこと全てカッコよく思えてしまいました(笑)
    主人公の美空と性格が全然違いますが、仕事上良いコンビだなと思いました。

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    2026年07月11日
  • とんこつQ&A

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    オーディブルで視聴。タイトルから想像つかない内容が繰り広げられていきちょっとずつ登場人物の挙動が変すぎて怖さすら感じた。大変良かった

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    2026年07月11日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    本当に光ってた。
    夢中になってバンドをしているのが伝わってきた。
    歳をとっても若い頃の情熱を忘れたくないなぁ。

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    2026年07月11日
  • 地雷グリコ

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    YouTubeの『自由律ジャンケン』の企画を見た時からこの作品は気になっていて、ようやく読むことができました。終始読むのが楽しくて、あまり家では本を読まない自分が家で読み耽っていました。
    自分だったらどうやってゲームを進めようかなど考えながら読んでいましたが、勝てそうにないと思いました。またこの作品の続編が出るようであれば読みたいなぁと思ってます。

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    2026年07月11日
  • タイム・アフター・タイム

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    『別に賢くなりたいから本を読んでるんじゃない。
    あえて言えば登場人物たちに勇気づけてもらえる
    から読んでいるのかも。』15才の息子に言う。
    (成瀬の面白さ』に衝撃を受けた中学生の息子に、
    2冊目を渡した時に、(本の楽しさ)の話になった
    時だ。
    『その登場人物たちと一緒に喜んだり悲しんだり
    腹を立てたり、で、こっちが応援したりしている
    つもりなんだけど、気付くとこっちが、背中を
    押されたり、自分のことやこれまでの人生とかを
    肯定してくれたり、勇気づけてもらってる感じ。
    間違ってないって。それで良いって。』

    いつもは、『うちの父ちゃん、また変なことを
    言い出したぞ。』みたいな顔をなるのだが、

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    2026年07月11日
  • いい子のあくび

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    2022年芥川賞受賞作「おいしいものをたべられますように」から知った高瀬隼子さんの作品「いいこのあくび」が文庫化していたため、購入。
    高瀬さんの作品は日常の中で流している感情、あったとしても表出することは憚れる感情をありありと書き出していて、読んでいて苦しくなることが多い。しかしそれは同時に生きる上で向き合い、対処し続けなければいけない感情であり、今後の自分の生き方にリアルに影響を与える作品である。

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    2026年07月11日