ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • さよならドビュッシー

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    ネタバレ

    ピアノを弾きたくなった。
    有名なクラシック音楽は題名をきいたらメロディ浮かぶといいなあと思った。
    イスラムの癖とか首を傾げる癖とか良い伏線だった。火傷は想像するだけで痛いし顔面を再現できるものなのか。。(フィクションだからいいけど!)
    それにしても入れ替わりに家族が気づかなすぎだろ!とは思った。
    演奏の描写すごい。何小節目かってそんなに把握してるものなの?

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    2025年12月06日
  • 不等辺五角形

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    貫井徳郎うますぎる。殺人事件があって犯人は自首している。でも動機不明。ということで当時一緒にいた幼馴染の3人が、それぞれ証言していく。面白いのがその証言は「あくまでもその本人の主観によるもの」であること。だから都合の良い解釈や意図的なのか事実と違うんじゃないの?ということをそれぞれ話しているから、自分に都合悪いことは話さないばかりか証言の中には全然事件と関係ないようなこともあって、ミスリードさせられる。しかし!真相はしっかりと語られているし、伏線もしっかり張られていて最後には「さすが貫井徳郎!」となります

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    2025年12月06日
  • 明日の子供たち

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    児童養護施設『明日の家』の話。
    この小説が上梓されたきっかけは、巻末の解説によると、有川浩先生に児童養護施設入所者の方からお手紙をもらったことだったらしい。最後の章のシンポジウムまで読み進むとハッキリとした主張が感じられて、感動して泣いてしまった。

    高校三年生のカナとヒサ、新入社員の三田村、中堅和泉、ベテラン猪俣が主な主人公。

    第1話 新人の先生三田村は、なぜ児童養護施設を就職先に選んだのかを訊かれ、カナがその理由にブチ切れる。

    第2話 同じ高校三年生の杏里は就職希望組だったのだが、ある時突然進学したいと言い出す。

    第3話 児童養護施設は就職を基本方針として推していて、進学にはあまり乗

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    2025年12月06日
  • タスキ彼方

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    箱根駅伝の話。第二次世界大戦の中、なんとか箱根駅伝を開催した。そして、そのときの子孫がでてきてタスキが繋がっていく。神原の箱根駅伝を走らないという考えを昔の人たちが変えていくことができた。
    走ることができる日常は当たり前のようで当たり前ではない。

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    2025年12月06日
  • 黒い絵

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    読み進めていくほど物語は深みを増し、読者を魅了する。やっぱり原田マハさんの作品は趣がありおもしろい。

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    2025年12月06日
  • スピーチ

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    めっちゃくちゃ面白かった
    読み手を飽きさせないストーリー展開、二転三転する話にドキドキしながら最後の最後までよく考えられた作品だと思います
    これは映像化したらぜったい面白くなるやつです

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    2025年12月06日
  • 暁星

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    イヤミス、という第一印象(最初に読んだ作品)から、以降、この作者の本は避けてたんだけど、何となく手に取って(audibleで、聞くものがなく迷って)。
    イイもの、イヤなもの。いろいろなものが詰まった話でした。話の構成も凝っていて、トリッキーではあるかもしれないけど、楽しめました。さすがに、人気がある作者だけのことはある。
    でも、またこの作者の本を手にとる勇気が出るかなぁ。第一印象は大事。

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    2025年12月06日
  • 成瀬は信じた道をいく

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    ネタバレ

    小4の北川みらいがゼゼカラを調べて発表。卒業した小学校に絵は残ってるし、街中に作成した標語も残してる成瀬。パトロールもゴミ拾いもしてる。
    色々な人に影響を与える成瀬だけど、けん玉持った自由の女神姿がいちばん印象的だったな。
    何者になれるか?を目指すんじゃなくて、出来ることをこなしていくのって大切だよなと思わせられる。それが、いつか意味をもつんだわ。

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    2025年12月06日
  • いつか、虹の向こうへ

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    前読んだ伊岡瞬さんの作品が、私にはずしっと重い話だったのでしばらくお休みしてました。半年ぐらい積まれたままになってたこの作品も躊躇してたけど、もうそろそろ読もうと思って手に取りました。

    主人公の尾木は罪を犯し刑務所から出てきた元刑事。警備の仕事についてはいるが、アルコールに溺れながらの生活。そんな彼の元には3人の居候がいる。石渡、ジュンペイ、恭子の3人。この3人訳あり。尾木も訳あり。そんな4人だからなのか、和気あいあいと暮らしている。まるで家族みたいに。そしてまた新たな居候が。訳ありの早希だ。早希が転がり込んできた事によって事件に巻き込まれていく。


    面白かったです。デビュー作ということで

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    2025年12月06日
  • 新あらしのよるにシリーズ(1) あいことばはあらしのよるに

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    あらしのよるにと共に読みました。
    あらしのよるにはガブがとにかく我慢したり頑張っているなぁという印象でしたが、こちらはメイが頑張ります。
    この本も読むとほっこりします。

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    2025年12月06日
  • 完全版 あらしのよるに

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    一気に読み終わりました。描写もほのぼのしていて、でも食べるもの食べられるもののサスペンス?読んでいてハラハラします。
    ガブのような強く温かい心、メイのような信じ抜く心、とても大切なことを教えてくれる本だと思いました。
    大好きな本です。

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    2025年12月06日
  • さみしくてごめん

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    spotifyの夜更かしの読み明かしで初めて永井さんの事、哲学対話の事を知って、どハマりして配信が終わってしまってからもいまだにリピートして聴いている。この人の物事を深く探求していく姿勢も、ありふれたものや人でも決めつけをせずに対峙する姿勢も好きだな。
    もっと永井さんの哲学対話を知りたいと思って本を読んでみた。

    前半は短めの日記、ユーモアがあってなんか人生楽しんでるなぁって笑ってしまうところがたくさん。

    後半は抽象的で難しい所もあったけど面白く読ませてもらった。哲学モメントが印象的だった。

    見慣れていたものやわかったつもりで漠然とみていることが突然よくわからないものになってしまう体験。世

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    2025年12月06日
  • 宙わたる教室

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    自身の過去の生い立ちやいま置かれている環境に苛まれることなく、純粋に地球科学への探究心から研究を続ける姿勢、そして研究活動を通じて人間としても成長していく生徒達の様子に感動しました。
    自分自身、大学では地球科学を専攻していたため共感できる部分も多かったです。伊与原先生だからこそ書ける小説だなと思いました。文句なしの星5つです。

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    2025年12月06日
  • ウバステ

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    タイトルで何となく予想は着いたが、プラス真梨幸子さんの作品らしくきちんとイヤミスに仕上がってました。
    読んでいて、うちの状況と重なる部分が多くあり、うちの話かとぎょっとするところもあり。面白い本に出合えました。

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    2025年12月06日
  • 森にあかりが灯るとき

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    うん、介護士さんの抱える問題は、本当に山積みだと思う。

    どの人の章も、考えさせられる問題ばかりで、現代社会の象徴のような気がしました。

    ちゃんと、介護の社会が、安心して回るように、早く良くしてほしい…いや、人ごとみたいに言っちゃダメだ‼️

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    2025年12月06日
  • 「オードリー・タン」の誕生 だれも取り残さない台湾の天才IT相

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    オードリー・タンさんの幼少期のことなど知らなかったことがたくさん知れてよかった。頭が良すぎるのも生きづらい、、
    台湾は結構最近まで体罰があったことも驚き。
    お母様も元記者、弟さんのために学校を作るなど行動力のすごい方。
    おおまかな合意 という考え、勉強になった。

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    2025年12月06日
  • リカバリー・カバヒコ

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    日の出公園にあるカバの形をしたアニマルライドを巡る連作短編集。
    個人的に青山美智子さんは連作短編集というジャンルの頂点に君臨してると思ってるんだけど、本作もめちゃくちゃ良かったし泣いた。青山さんの本にはいつも泣かされっぱなしです。

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    2025年12月06日
  • このミステリーがすごい! 2026年版

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    毎年このミスを開くと、まだまだ読めていない面白そうなミステリーとの出会いがありますね。
    全部読破したいところですが、残りの人生を考えると到底無理だ…その時に心惹かれた本を大切に読み進めていこうと思う。
    人気作家63人の私の隠し玉が1番楽しみ。ゼロから話を作り出す作家さんたち。ほんとに尊敬します。

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    2025年12月06日
  • 正欲(新潮文庫)

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    ネタバレ

    正欲とは正しい欲を意味する
    しかしその正しい欲は、社会という中において必ずしも正しい訳ではない
    社会において一般的に普通と考えられている欲求が、一部の人間の居心地を悪くさせ、孤立させる事にもなる
    しかしどのような欲求も許される訳ではない、社会的秩序を保つ為に規制もされるのだ
    正欲は過剰と不足の間でブレ続けるものであるという言葉に最後納得がいった

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    2025年12月06日
  • オーダーメイド殺人クラブ

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    ネタバレ

    おもしろかった。結末どうなるんだ?の期待でどんどん読み進めて、おー、なるほどと。おもしろさで熱中できた、星4かなって思ってたら、最終盤であ、これは星5だ...となった。
    解説の中にあった、
    「金の魚の鱗のように光る川面のごとく、輝きに包まれる時」を、味わえた読書体験に、とても満足している。

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    2025年12月06日