小説・文芸の高評価レビュー
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ネタバレ詐欺師の武沢とテツさんは、スリをはたらいて失敗した少女まひろを助け、その姉やひろ、その彼氏の貫太郎、猫のトサカと一緒に暮らし始める。しかしまひろとやひろは、以前武沢が闇金組織の一員として働いていたときに自殺させてしまった女の子供であった。そのことを言い出せない武沢だったが、次第に5人は周囲にその闇金組織の気配を感じ始める。それぞれの恨みを晴らすため、5人は闇金組織への大掛かりな詐欺を計画するーーー。
あらゆる場面に様々な仕掛けが散りばめられ、飽きることがなかった。詐欺の場面では作戦を知っているようで騙されそうになったし、その後の二度にわたるどんでん返しも楽しめた。伏線回収も綺麗で、ムクドリの -
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これまでの考え方を変えてくれる良書 私たちが自分だと思っているもの(意識)は、自分の全体の中のごく一部であって、残りの大部分は水面下に隠れていて意識に上がらない、高度に自動化されたプログラム(無意識)で処理されている。
そして意識はそこにアクセスできない。極めて重要なためアクセスするとうまくいかなくなる。
自分の見聞きするもの、やること、考えることすらも預かり知らない脳の活動で決まる!
やろうと考える前から神経伝達が起こっている→意識が動かしているのではなく、自動プログラムの神経伝達によってやろうと言う考えが浮かんでいる!
盲点の試しが印象的! 黒点や穴が見えるのではなく、脳が作った背景が -
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ネタバレネメシス作戦の本当の目的に気づいたイェーガーたちは、新人類のアキリと共にアフリカを出て逃亡することを決意する。一方、父が遺した創薬ソフトが人類の叡智を超えた万能ソフトであることに気づいた研人は、協力者の李正勲と寝る間も惜しんで新薬の開発に取り組む。しかし、ジョナサン・イェーガーの病状は悪化し、創薬の期限が刻々と近づくーーー。
上巻で状況がつかめ、下巻は主にアフリカ脱出と創薬研究がメインだったが、飽きることなく楽しめた。新人類の出現に対比して、現生人類の愚かさや弱さなども語られ、考えさせられた。人間は、今ある能力で頑張るしかないのだという、当たり前のことを実感させられた。 -
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ネタバレ守と真理亜の失踪から12年、夏祭りの夜に神栖66町は塩屋虻コロニー率いるバケネズミ軍から攻撃を受け、多数の死傷者を出す。残ったバケネズミを始末するなかで、早季と覚は人間を呪力で攻撃できる人間、悪鬼を目撃する。悪鬼を倒さない限り、人類は滅ぼされてしまう。人類を守るため、命懸けの戦いが始まるーーー。
上巻、中巻からさらにスピード感を増し、一気に読んでしまった。悪鬼から追われる恐怖の描写は、さすがホラー作家という感じだった。最終的に人類が勝利したが、人間が支配する世界に疑問を投げかけるような展開で、考えさせられた。今まで読んだ著者の作品の中でも1番好きかもしれない。アニメ化されているので、ぜひ見た -
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3月21日は“Niagara day”。
名盤「A Long Vacation」をはじめ、幾つかの作品がこの日に発売された記念日である(ファンの間では勝手にそう決めている。いんや、もう決まった)
今年も50周年記念版等が発売されたが、書籍の目玉はこれ。音楽評論家で米米クラブのプロデューサーなども務めた著者が、1991年8月に行ったロング•インタビューをもとに書き下ろした一冊。今まで語られてこなかった話が色々とあった。今後も繰り返し作品を聴き、本書も読み返していきたい(ファンとはそういうものだ)
【余談】
山下達郎さんが、以前にこんな事を言っていた。
「僕の所に、『大瀧さんの事を聞きたい』と -
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ネタバレアメリカ情報軍のクラヴィス・シェパードは、日々暗殺任務をこなしながら、自らが生命維持装置を止める決断をして死なせた母親への罪の意識を持って暮らしていた。そんな中、大量虐殺の地に必ず現れ、捕まりそうになると姿をくらます男、ジョン・ポールを捕らえるため、チェコに向かうも、罠にはめられて逆に捕まってしまう。現れたジョン・ポールが語ったのは、人々を大量虐殺へと導く「虐殺の文法」の存在だったーーー。
軍や戦争に特化したSFものということで、読んだことのないジャンルだったが、特に後半はどっぷりハマった。虐殺の文法、愛するものを守るための虐殺など、身近ではない題材だったが、我々先進国に暮らすものがあえて目
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