ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • すべての見えない光

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    ネタバレ

    私の何もかもが足らなくてうまく評価を書くことができません。
    すごくよかったぁ。
    長かった!でも苦にならない。ずっと先が気になって。
    少年のことだけは残念。ヴェルナーにも最後の章に出てきてほしかった。戦争が終わった後に好きなことをしてほしかった。
    盲目な少女の事もあってか、描写が細かくて素敵でした。
    自分もそこにいるんじゃないかって。
    くどいような曖昧な表現じゃないからスッと読めて。

    作中に出てきた曲をかけながら読みました。音楽素敵。

    自分が何も知らないんだなって。何の戦争なのかもわからなかった。読み始めて、どことどこ?どこが勝って終わったの?始まりは? 少しづつ勉強します。すみません。

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    2026年08月30日
  • 半導体 尖端覇権の興亡

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    日本のお家芸であった半導体製造。「産業の米」と呼ばれ電子立国の屋台骨を支えていた半導体が韓国、中国、そして台湾にも生産量、技術力も追い抜かれている。技術力については1周遅れどころか2周も3周も遅れている惨状。

    そしてこの現状を打破すべく電子立国復活を目指して現在北海道に建設中のラピダス。未だ世界のどの半導体メーカーも到達していない微細な最先端半導体の量産を目指しているが、ただ中身をみると半導体技術はIBMからの提供で日本自前の技術ではない。兆を超える多くの税金を投入しているがライセンス料はIBMに取られ、しかもラピダスが生産する最先端半導体の販売先の目処がほとんど立っていない。

    量産体制開

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    2026年08月30日
  • とっぴんぱらりの風太郎(下)

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    組織から追い出された忍者のお話。忍びに戻りたいという気持ちから、忍びの立場、戦国の世の中のやるせなさ、などなど…
    風太郎のひねくれた性格による、周りとのコミカルなやり取りとか、キャラクターの個性とか、前編は楽しく読み進められていたけど、後編は辛い描写が多かった。
    たぶん、前編を読んでいく間にこの世界に自分も引き込まれているから、それぞれのキャラクターへの愛着も湧いていて、それ故に辛さが倍増するんだと思う。
    読みだしたら止まらず、一気に最後まで読みました。
    みんなの感想みてたら、これがプリンセストヨトミに繋がると!?
    確かに読んでて、プリンセストヨトミ思い出したけど、繋がるのならもう一回読まない

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    2026年08月30日
  • あの子が故郷に帰るとき

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    地味めな表紙が、もはやフリ……?と思うくらい、中身は真っ直ぐ、Theシソンヌじろうな短編集。物話は全部有り得そうで絶対にありえないシチュエーション。だけどどれもパッと想像できて、いや、想像してしまっては自然と笑みが溢れます。最終章は1ページ目でちょっと驚き。某コント番組ファンとしては嬉しい人選でした(^^) ほっこりクスクス笑いたい時に、また読みかえしたいです。これは手放したくない。

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    2026年08月30日
  • 春にして君を離れ

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    ネタバレ

    最後のロドニーの一言で震えた。この言葉はロドニーなりの優しさ(気持ちが無いのに側にいることが優しさとは思わないが)からくるものなのか、それとも真実を話して離れる勇気がないからなのか。ジョーンの言動はもちろんだけどロドニーや他の人たちを見ていても、相手のためと自分なりに思って言うことに常に疑問を持たなきゃいけないなとこの読書を通じて強く思った。読む年齢によっても感じるものは変わるんだろうな。教科書にした方がいいと思うくらい、強く残った本だった。折に触れて再読したい。

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    2026年08月30日
  • 凶変 警視庁異能処理班ミカヅチ

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    ネタバレ

    扉の意味や赤バッジの思いなど今までの伏線が回収されていく。怜があんなに強く逞しくなつているのも感動。もうそろそろ終わりが見えてきたが結末が予想できないのて早く読みたい!

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    2026年08月30日
  • 十戒

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    こんな形のクローズドサークルミステリーもあるんだと感心。そして最後の最後まで飽きさせない展開は秀逸。
    解説まで読んでもう一度方舟を読み直したいと思った。

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    2026年08月30日
  • コメンテーター

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    こんなに間があいて新刊が出ることがあるのね!再編集してタイトルかえたのかと最初スルーしちゃってた。
    変わらないようでいて、ちゃんとアップデートされている伊良部先生と、いつまでも美しいマユミちゃん。コロナのワクチン接種は、そりゃあ伊良部先生大歓喜よなあ。
    アンガーマネジメントの営業さんの話が好きだった。うっかり億万長者さんはいまいち。

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    2026年08月30日
  • トゥモロー・アンド・トゥモロー・アンド・トゥモロー

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    途中しんどかったけど最後は良い読後感。
    ゲーム制作を中心に四半世紀を描くという時間軸の点では国宝っぽさを感じた。

    サムもセイディもお互いを思い合っているのにちょっとした勘違いからすれ違い続けてしまうのがしんどかった。元も子もないけどセイディが男性ならこういうすれ違いは起きないんだろうな。。

    他者は日々変わっていくし、いる土地や環境によって自己認識も変わる。その中でも根底にある相手への愛を忘れずに創造を続ける尊さを感じた。

    ゲームの中身を表現できれば映像化できそうだけど果たして。。(セイディはゼンデイヤでお願いします)

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    2026年08月30日
  • かがみの孤城 下

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    最高に面白かった!
    下巻後半の怒涛の展開にあっと驚いたり感動したりの連続。ファンタジー作品だろうと思ってたけど、辻村作品らしいミステリー要素もあり途中違和感がたくさんあったのもきれいに伏線回収され納得のラストだった。
    違和感のモヤモヤが晴れ、苦しんでいた登場人物の子どもたちの未来がきっと開かれて行くんだろうという期待感で幕を閉じた。
    読後感すばらし。さすがは辻村深月さん。
    さすが本屋大賞作品という納得感。なかなかの長編だが長さを感じなかった。

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    2026年08月30日
  • ジェリーフィッシュは凍らない

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    こんな極上なミステリがあるなんて。
    まさに21世紀の『そして誰もいなくなった』です。
    舞台は1983年のU国A州。
    架空の技術開発により小型飛行船「ジェリーフィッシュ」が発展を遂げているある種パラレルの世界。
    本書は飛行船内というクローズドサークルを舞台に連続殺人が描かれる過去のパート、刑事が捜査を進めていく現在パート及び犯人の独白という3つのパートにより構成されています。
    物語のテンポ、刑事コンビの小気味の良い会話、登場人物の意外性、奇想天外なトリック、魅力がいっぱい。
    読後の余韻も爽やかで、登場人物の想いが感じられるタイトルもgoodです。

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    2026年08月30日
  • あなたはここにいなくとも(新潮文庫)

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    読み終わって閉じるときに、フワッと爽やかな感じがする本が好きです。この本はまさにそんな感じ!
    歳をとるのが、少し怖くなくなったかも。
    歳をとるのが怖くなったら、また開いてみよう。

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    2026年08月30日
  • 冬期限定ボンボンショコラ事件

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    Audibleにて。
    はぁ、小鳩くんと小佐内さんの高校3年間が終わりました。
    そして、一作目からずっと謎だった二人が小市民を目指すきっかけとなった中学時代の事件が紐解かれました。
    なるほど‥‥そんなことがあったのか‥‥小市民を目指す気持ちは痛いほど伝わる。
    「春期限定いちごタルト事件」から「夏期」「秋期」そして「冬期」でそれぞれの季節のスイーツと共に起承転結にしてくると共に、その中で小鳩くんと小佐内さんの高校3年間を描ききる、というのがキレイにまとまり過ぎていて天晴れとしか言いようがありません。
    3年間で二人の関係が微妙に変わってくる様や、中学時代の事件から三年後の二人の成長もきちんと伝わって

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    2026年08月30日
  • 夜明けのすべて

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    28歳PMS藤沢さんと、25歳パニック障害山添くんのお話。
    恋愛であろうと、そうでなかろうと、自分をさらけ出せる関係は心地いい。人を元気にできるのは人。山添くんが、どんどん変化していく。最後は自転車に乗り、連日お見舞い。会社では、休日のイベント企画。
    社長さん、すごい。最初は、向上心がない会社という印象だったけど、人のことをよく見てる。心も体も、無理ないように。それは手を抜くこととは違う。仕事を好きになれば、何だってやるよね。お守りをポストに入れる優しさ。
    PMSとパニック障害がどういうものかという理解につながる。周りにもいるかもしれない。気遣いができる人でありたい。

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    2026年08月30日
  • 性的であるとはどのようなことか

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    タイトルにあるような結論めいた答えが書かれているのではなく、さまざまな「思考の道具」を提示しながら、「あなたはどのように感じ,それをどのように“考えますか”」と問いかけてくる一冊だった。参考文献だけでなく、さらに深く考えるための書籍まで紹介されており、著者の親切さと、この問いに対する真摯な姿勢が感じられて好感が持てた。

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    2026年08月30日
  • 臓物大展覧会

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    『透明女』の生々しさは、流石に僕でも吐き気を催すレベルでしたが、めちゃくちゃ面白かった!
    こういうホラーが読みたかった!
    『釣り人』のオチが最高でした。
    『造られしもの』のオチは驚愕…
    『悪魔の不在証明』は主人公に苛立ちを感じました。

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    2026年08月30日
  • 今夜はパラシュート博物館へ THE LAST DIVE TO PARACHUTE MUSEUM

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    曖昧な状況や夢の中の出来事は、その場では感動したり、気持ちが不安定になったりするが、文字で起こすとたいしたことがなくなってしまうように感じる。森先生は、夢か現実か分からない曖昧な状況の描写をとても的確に描かれていて、現実ではないのに体験したように見せてくれる。
    自分は『恋乃坂ナイトグライド』『素敵な模型屋さん』が好きだった。

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    2026年08月30日
  • 空、はてしない青 上

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    表紙の綺麗さに一目惚れ。もうこれ絶対泣くやつやんとわかってはいてもアルツハイマーになってしまった青年が最後どうするのかが知りたかった。自分の最期は自分で決めたいと固執するあまり細かいところまで目が届かず、ここ抜けたらあかんやろってところが抜けている笑。この旅の同行者、見届け人のジョアンヌとの関係で少しずつノートに記録したり手紙を書いたり家族と少しでもつながろうとしてるのがこれまたメンタルくる。1番辛かったのは老婦人に病気のことを打ち明けるシーン。老婦人をこれ以上困らせないために打ち明けるけどそれもまた老婦人側からしたら苦しいよね。受け止められる器量の大きさよ。あとは旅を通じて主人公の世界が広が

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    2026年08月30日
  • 瓶詰の地獄

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    夢野久作の作品を読みやすいとは思わないが、読後の胸糞悪さを求めて読んでいる。特に「死後の恋」は重すぎてしばらく頭にこびりついていた。
    「鉄槌」「冗談に殺す」、他作品収録だが「少女地獄」「けむりを吐かぬ煙突」「女坑主」といい、夢野久作の書く魔性の女がとても好き。

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    2026年08月30日
  • 流浪の月

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    部外者からしたら理解できない絆。本人たちにしかわからない愛の形。
    凪良先生は、こんなお話を書くのが本当にお上手だと思う。「流浪の月」も展開が気になって一気読み。

    更紗と文はお互いがお互いの空白を埋めあって、恋ではない「愛」が確かにあるんだろうなぁと。しかし、それも外野から見ればただの犯罪者と十歳の女の子。
    どうしてこんなに上手くいかないんだ、口出ししてくる外野はなにも知らないのに。とハラハラしたが……
    私も普段はその外野側にいることを忘れないようにしたい。

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    2026年08月30日