ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 謎の香りはパン屋から

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    この本は豊中市を舞台にしたパン屋で働く女子大生の主人公がパンに絡んだ謎や小さな事件を解決するミステリー小説です。登場人物も多過ぎずちょうど良いと感じました。
    漫画家を夢見る主人公が洞察力がズバ抜けており友人、先輩、お客さんの悩みや細かい変化に気付いて一歩間違えれば人間関係が崩れてしまうと理解しながらも突き詰めつつも歩み寄るところが特に面白かったです。
    伏線等も各章で回収されていったりグロテスクな表現を思わせるような描写が一切ないのでミステリー初心者でも読みやすいなと感じました
    他にも章の終盤でタイトルのパンの雑学を先輩が軽く説明してくれるところもタメになりました。
    個人的に好きなところは舞台が

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    2026年05月23日
  • 与楽の飯~東大寺造仏所炊屋私記~

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    奈良時代を描いた小説だが、蓋を開ければミステリー小説のようなストーリーが書かれていて現代では知らない単語やあまり触れない漢字や読み方も多く一つ一つ読むのに苦戦はしたけど、すごく楽しく読み応えがありました。
    更に飯テロを思わせんくらいにたくさんの飯がストーリーに散りばめられて多少の空腹時に読むには少し苦しいと感じさせられもしました笑
    作者が歴史研究家の奈良時代専門だった故に、時代背景を上手く表現した上でストーリーが構成されてて面白かったです!
    特に面白いなと感じたところは東大寺の毘盧舎那大仏を作る工程を描きつつ、ストーリーに絡む事件やその時代ならではのご馳走を並行して上手く絡めて違和感なく描いて

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    2026年05月23日
  • わたしは今すぐおばさんになりたい

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    何かあって、この先一人で選ぶ道を選んだとしても、結果として一人になるんだとしても、バリキャリみたいな立派な経歴がなくて平凡な道でも、それが自分にとっての幸せなんだと堂々としていようと思いました。
    中年女性たちがわちゃわちゃしてほっこりする系なのかなぁと手に取りましたが、もちろんそういった部分もありましたが、女性として社会で働くことの大変さなどの描写の方が多く共感できる部分多かったです。日清麺職人の下りがとても好きです。読んで良かったです!

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    2026年05月23日
  • ハーメルンの誘拐魔 刑事犬養隼人

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    ネタバレ

    また犯人外したー!読みが浅かった!
    子宮頚がんワクチンが問題になっていたことがあったとは全然知らず、薬害エイズとか医療過誤とか、社会問題の勉強にもなった。

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    2026年05月23日
  • 切り裂きジャックの告白 刑事犬養隼人

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    ネタバレ

    中山七里作品、犯人が序盤で読めるようになってきた気がしてたのに外したー!まだ浅かった。
    どうなっていくのかハラハラで一気読みしてしまった。犬養シリーズはやっぱりおもしろい!

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    2026年05月23日
  • 砂の王国(上)

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    面白い!!!全員キャラクターがすごく魅力的で、貪るように読んでしまった笑
    やはりキャラクターの魅力は本当に大事ですね。
    ホームレスの話が謎に好きなので、ホームレスの生活がこれ以上に無いほどたっぷり書かれていて満足。
    下巻を迷うことなく買えた本のうちの1冊。

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    2026年05月23日
  • 月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった

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    最強すぎるグルメ×ラブストーリー。
    ほっこりするヒューマンドラマ味が強いなぁと思いました。

    前作があったのかな?とおもうので、もしあるなら読んでみたいと思います。
    主人公・桃子の置かれた状況がわたしにそっくりで、ひえーどうしようと思ったんだけど、その度に店長や黒田さんの言葉が身に染みる…。
    めちゃくちゃ心の中にじわじわ押し寄せてくる1冊でした◎

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    2026年05月23日
  • やらなくてもいい宿題 算数バトル編 謎の転校生

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    5年1組東雲数斗のクラスに見とれるくらいかわいいナイトウカンナが転校してきた。しかし、彼女は皆の質問に全て「内緒」とつれなく、皆ナイトウさんを遠巻きにした。しかし友人の新城航平は彼女が気になり、しかも彼女が怪盗ランマの仲間だと言い出す。諦めずに2人で質問し続けていると、ナイトウさんは数学で勝負を持ちかけてきた。実は数斗は算数オリンピックで金メダル撮る天才なのだ。しかし、ナイトウさんの問題は解けるのに正解しないやつで…。
    問題は全部で6つ、大人にとっては算数の正解は難しくても、正答は瞬殺で答えられる問題でした。難しい方の答の導き方はマンガですごく分かりやすく図説してあり、その完成度に感心しました

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    2026年05月23日
  • 三十路の逆立ち

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    ネタバレ

    ばんぢろ店主の『黙って一万杯淹れること』が染み入る。先人達が同じような事を口にしていても、腑に落ちるかどうかは結局場面と言う人による。
    家族旅行の話もしみじみ「わかるなぁ」と思った。わたしも実家離れてから両親と会う度、あと何回こうやって過ごせるだろうかと考えてしまうので。
    会社の給湯室ですももを貪り食う描写があまりにも良い、ぐぬぬ

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    2026年05月23日
  • 君の膵臓をたべたい

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    君の膵臓をたべたいというタイトルに惹かれた。読む前はタイトルの意味がよくわからなかったけど読んだら、意味がわかってスッキリした。

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    2026年05月23日
  • 1973年のピンボール

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    風の歌を聴けに続いて久しぶりに読んだ。
    初めて読んだ当初は風の歌を聴けが衝撃的でそちらの方が好きで印象に残ったという感想だった気がするが、久々にどちらも再読した今はこちらの方がより好きだと思った。

    ずっと読んでいたいと思うような世界観。
    風の歌を聴けが青春の爽やかさを存分に感じられる作品であるのに対し、ピンボールは全体が物悲しい雰囲気でそれがなんとも心地よい。舞台になっている夏と秋、それぞれの季節を落とし込んだような文章。

    僕のどこか冷めて達観しているけれど、双子に対して愛着とあたたかさを感じているところがよかった。素直に寂しいと言えるところも。

    書き出しの一文がとても魅力的で引き込まれ

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    2026年05月23日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(下)

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    ネタバレ

    これぞまさに館ものミステリーに求めるものの詰め合わせ!最後まで犯人が誰だか分からなかったし(自殺の場面あたりで怪しんだけど)。綾辻小説ならではでポンポンと人が死んでいき、瓜生君まで死んでしまった時は、あーと思った。

    時計がずれていたというのも、実は穴に落ちて死んだのは永遠ではなく犯人の娘だったというのも、どうして最後埋められていた人がいたのかも、綺麗に伏線が回収されてお見事であった。

    そして何より、七色に輝きながら崩壊していく館、鳴り響く鐘、そして針に貫かれて絶命する犯人と、館ものに求める最高の美しいエンディングであった。

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    2026年05月23日
  • グッド・バッド・ガール

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    (⁠⌐⁠■⁠-⁠■⁠)派手なアクションもなく、謎解きやミスリードも無いのに、とんでもなく引き込まれる。嵐のようなドンデン返しにビビった。

    ⊂|⊃
    [ಠ⁠_⁠ಠ]ひさしぶりに涙でた。この作者天才!

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    2026年05月23日
  • ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)

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    馬の世界など全く知らなくてドラマもやってたこともあり楽しく読むことができました。
    馬主になる条件、馬主の孤独などなど繊細に描かれていました。

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    2026年05月23日
  • 県庁おもてなし課

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    お役所が新事業を立ち上げる際のスピード感のなさ、しかしそんな圧力にも負けず自分達に出来ることは何かないか、どうしたら少しでもより良い形の物が出来るのかを主人公が四苦八苦しながらも模索している姿に夢中になってページをめくりました。
    最初の名刺のくだりは、作者の実体験を基に書かれているとのことで、本当にこんな感じなんだなぁと驚きました。。。
    また、作中で描かれた主人公達の恋愛模様も楽しく読ませていただきました。
    地元を少しでも盛り上げていきたいという熱い気持ちをもって仕事に取り組んでいる姿に大変心をうたれました。

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    2026年05月23日
  • 重耳(中)

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    <本の概要>
    称(しょう)の孫重耳(ちょうじ)は、翼攻めに大功をたてた。雄偉な体躯の心穏やかな公子で、狐氏(こし)から妻を娶り、その一族の厚い庇護を受けていた。称の死後晋の君主となった詭諸(きしょ)は、絶世の美女驪姫(りき)に溺れ、奸計に嵌まって重耳たち公子を殺そうと謀る。逃れ出た重耳と家臣たちの、辛酸の日々。晋の国内は大きく乱れて……。(

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    2026年05月23日
  • クロエとオオエ

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    とっても幸せな気持ちになれる、The有川ひろさんなラブコメがとってもよかったです。
    クロエとオオエのやりとりに、にやにや。
    物語の種に出てきた、Mr.ブルーも登場してにやにや。
    クラゲが有名な水族館ということで、かもすいも出てきて、にやにや。
    章末のQRコードから、アクセサリーの画像をInstagramで見られる、おもしろいしかけもよき。

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    2026年05月23日
  • 幻夏

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    物語はクマゼミが鳴く、陽射しの強い夏の日から始まる。でも、終始どこか冷たい氷のような張り詰めた空気に、読むこちらの心までが冴え渡るような、独特の緊張感が作品全体を貫いている。

    作中、時系列が頻繁に切り替わるが、全く違和感なく、即座にその場面の空気や情景が浮かび上がってくる構成の妙は流石の一言。だからこそ、あの「黄金に輝いていた少年時代」の瑞々しさと、大人の理不尽によってそれが崩壊していく残酷さが、鮮烈なコントラストとなって胸に迫る。

    ほんの少しのボタンのかけ違いによって生じてしまった父親との、あの悲しい再会。
    その瞬間に、あの利発で母親思いだった男の子の未来は決定的に歪められてしまった。彼

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    2026年05月23日
  • スーツケースの半分は

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    青いスーツケースを軸にしたオムニバスストーリー。読みやすいだけではなく、人のキレイな感情だけではない泥臭い人間らしい心情が細やかに描かれていた点が良かった。

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    2026年05月23日
  • 何者

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    ネタバレ

    俯瞰してみていたつもりだったのに、いつの間に立場が逆転してびっくりした。見下していた自分もまたそちら側の人間だったと思い知らされる。

    あーこういう人いるいるって思うのが楽しくて、後半は特に読む手が止まらなくなった。拓人の周りにはまだ、サワ先輩とか理香さんとか注意してくれる人がいる環境だし、まだ大学生だったということが救いだったと思う。気づかないまま大人にならなくてよかったと思うし、こうして打ちのめされて大人になっていくんだとも思う。

    どうしても自分のものさしでしか物事を見ることができないから、腹を割ってぶつかり合うことも大切だなと読んでいて思った。私自身、それが面倒で波風立たせずに暮らすこ

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    2026年05月23日