ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 運転者 未来を変える過去からの使者

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    小説でここまでブスブスぶっ刺さってくる話はなかなかない。主人公の性格や考え方がまるで自分のようで、気持ちがものすごく理解できる。現状の延長上にない未来を考えるときの、心躍る自分を現実に引き戻したがる自分。本当はそういう思考が新しい未来を切り拓くはずなのに、自らストップをかけてしまうマイナス思考の癖が自分にもある。上機嫌じゃないのに運が回ってくるはずがない、何にでも興味を持つことで可能性が広がる、広がった可能性を楽しむ。運転者の諭す内容一つ一つを意識にしっかり刻みたい。まずは上機嫌でいようと年始に思えた一冊。

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    2026年02月08日
  • 普天を我が手に 第一部

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    大好きな奥田英朗、彼の得意とする群像劇は昭和史三部作!

    第一部は太平洋戦争開戦までのお話、群像劇としても面白いし歴史物としても面白い♪

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    2026年02月08日
  • 好き好き大好き超愛してる。

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    破壊神・舞城王太郎の有名作。これと『短篇七芒星』は、わりとどこの本屋さんでも並んでますね。ささくれてひびわれた心にぶちあたる暴力の水流みたいな小説。くせになります。

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    2026年02月08日
  • 生きるぼくら

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    2026/02/08
    学校でのいじめが原因で引きこもりになり、ずーっと家に閉じこもる生活を24歳まで続けていた麻生人生という青年が田舎のばあちゃんとの触れ合いをきっかけにして復活していくお話。
    物語が進む過程で、農業に関すること、特に米づくりの描写がたくさん出てきます。
    全ての作業を自分たちで手作業でやる米作りの描写がとても細かく、途中から「これって農業小説だっけ…?」と思うくらいです。多分そういう側面もあるのだと思うのですが、決してそれだけで物語が進むわけじゃないところがポイントだと思います。
    そして人生が再び人との交流ができるようになるまでに多くの出会いがあり、ばあちゃんとの触れ合いがあり

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    2026年02月08日
  • 隠蔽捜査(新潮文庫)

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    たまたま手に取った本で、この著者は初めてだったが読み応えがあり、面白かった。
    警察組織のヒエラルキー、本音と建前、警察官僚の仕事など、どれも新鮮で引き込まれました。
    確かに竜崎課長は友達になりたくないタイプだが、その使命感とプロ意識の高さ、ブレない信念には感銘を受けました。
    シリーズらしいので他も読んでみたい。

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    2026年02月08日
  • 本日は、お日柄もよく

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    ネタバレ

    二ノ宮こと葉は幼馴染である厚志の結婚式最中、長いスピーチを聞いて眠くなりスープに顔を突っ込んでしまう。会場を出た矢先、スピーチライター久遠久美に出会い、そして彼女のスピーチに感動する。
    スピーチライターという職を初めて知った。
    言葉が持つ強さや時に人に寄り添う優しさに心が温かくなった。
    選挙という堅いイメージもあるけど、恋愛や家族も絡めてて読んでて楽しい物語だった。

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    2026年02月08日
  • 向日葵の咲かない夏

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    ずっと読みたくて中々見つからなかった本でしたが、母がGET
    表紙から感じる不気味な感じがありましたが、読み終わってもその感覚は間違ってなかったと思いました

    私的には最初から最後までホラーでしたが読み進める手が止まりませんでした。

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    2026年02月08日
  • 成瀬は信じた道をいく

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    今回は成瀬と出会う人たちのキャラが最高
    クレマ氏もみらいちゃんもカレンちゃんも
    そして島崎
    楽しい時間をありがとう、成瀬

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    2026年02月08日
  • 敵前の森で

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    時代小説のような戦争小説で、各キャラの言動や行動が組織人としてとても秩序だっている。その中で佐々塚兵長は異端なのだが、その背景が最後に明かされてほんのりと組織人の中の人間味を感じるのだった。
    あるいは日本人、戦争を美化しているように受け取られかねないので、そこは意識しないといけないが、個人的には面白く読めた。

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    2026年02月08日
  • 櫻子さんの足下には死体が埋まっている 八月のまぼろし

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    ネタバレ

    櫻子さんの足下には死体が埋まっている 八月のまぼろし
    〜プロローグ〜
     実は身近にいるかもしれない、、、
     そんなふうに思われてる花房はいったい何者なんだろうか?
     人を惹きつける力は持っているんだろうなぁ。

    〜第壱骨〜
     前回も今回も動物がかわいそうだ。
     人に危害を加えるなら致し方ない死はあるのかもしれない。でも今回は、嫌がらせのためにカラスを殺すなんて、、、
     しかも苦しむ姿を見てまるで喜ぶなんて、狂気そのものだと感じてしまった。

     ただ犯人の辛い過去や現在の状況を聞いてしまうと、犯人にも同情してしまう。
     それでもして良いことと悪いことの区別はつけてもらいたい。

     過去の経験が今

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    2026年02月08日
  • 5A73

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    想定とは異なる。ただ、だからこそ「幽霊文字」なのである。この結論は極めて正当(?)である。
    意外と『電気人間の虞』に似ているのかもしれない。

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    2026年02月08日
  • 壁の男

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    わけあってふるさとを捨てた男が帰ってきた。
    冷たい町の人たちの目が変わったのは、
    男が家の壁に絵を描き始めてからだった。

    稚拙で、それこそ小学生の壁の落書きのような絵に、
    救われる人たちがいた。
    彼らと男が共有する哀しみとは。

    …という感じ。不思議な設定の中に、
    感じられるドラマが有りました。

    文春文庫406ページ

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    2026年02月08日
  • 時計館の殺人〈新装改訂版〉(下)

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    声を大にして叫びたいっ。
    『ブラボー!!ブラボー!!』
    実に素晴らしい作品でしたっ(∩ˊᵕˋ∩)・*

    mariさん、yukimisakeさん、私にこの本をおすすめしてくださりありがとうございますm(_ _)m


    若い頃、綾辻行人先生を読み漁っていた頃があったので、この本も当然既読だと思っていたのですが、館シリーズの何冊かは未読でした。
    この本も未読で(^◇^;)
    これは読んでおくべき本でした。
    読み終わったそばから再読したいくらいイイっ!


    最近のクローズドサークルは、携帯電話やらGPSやら、DNA鑑定やら色々科学が発達し過ぎてしまい、何か別の技を使ってこないとなかなかクローズドサークル

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    2026年02月08日
  • もつれ星は最果ての夢を見る

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     <マリア&漣>シリーズで知られる作者によるSFミステリ。量子テレポーテーション通信の開発によって、遠く離れた星でも同時通信が可能になった時代。ただし、超光速航法は実現していない時代が舞台となる。

     5名の参加者による宇宙開発コンペに参加するため、地球から十光年離れた星に降り立ったエンジニアの夜河零司と相棒のAI・ディセンバーは、別の区域にいるはずの競争相手のピエールが何者かに殺されているのを発見する。他のコンペ参加者に事態打開のため協力を求めるが拒否されてしまう。そしてコンペの運営本部との通信も途絶してしまい、零司とディセンバーは孤立状態になる。そこにまた他のコンペ参加者の殺人事件起こる。

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    2026年02月08日
  • 木曜日にはココアを

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    ネタバレ

    はぁ〜、素敵♩
    それぞれの人物に繋がりがあるところ、私の生きているこの世界線でも、見えないだけで繋がっているんだろうなあと感じました。
    だれかを大切にするっていうことは自分のことを大切にすること。
    私を大切に思ってくれる人のためにも、誰かの大切な人にも優しくあったかく接していきたいです。

    キリンさんは喉風邪をひいたとき、どこからどこまで辛いんだろう??

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    2026年02月08日
  • 死ぬ瞬間 死とその過程について

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    死を告知されてからの反応について、5段階に分けてインタビュー形式で解説されていた。自分もおそらく数十年後に死の際に、命の終わりを受容できるだろうか、等と考えさせられた。

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    2026年02月08日
  • 新入社員へのアドバイス 三階会議室は使用禁止です。

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    初めてこういうホラー本を読んだ!小説になるとホラーはどうしても怖さ半減してしまうと思った。無理にストーリー仕立てにするのではなく、奇妙なルールだけ書いてあったほうが想像の予知があって、そっちのほうが怖いかもしれない。プラント作業員や工場の警備員など、普段自分と関わりのない仕事をしている登場人物が出てきたため、「こういう風にお仕事してるんだー」と、ホラーとは関係がないところで面白がってしまった(笑)

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    2026年02月08日
  • 盤上の向日葵(上)

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    上巻では、白骨死体の遺留品捜査を担当する刑事の視点と、幼くして高い棋力を示す佳介、そしてあるきっかけで佳介と出会い、世話役を担うことになった唐沢夫妻と佳介が過ごす時間とが交互に描かれる。時代は昭和で、聞き込み捜査はアナログそのもの。なかなか進展しない捜査の過程が、かえって味わい深い。

    唐沢夫妻と佳介が過ごす時間の描写は、読みながら涙が止まらなかった。子に恵まれなかったが子ども思いの老夫婦と、自分の子どもの面倒も見ない実の親。最低な親であっても、唯一の親からの愛を求めてしまう幼い子どもの姿が胸に迫る。

    また、かつて奨励会に入会しながらもプロ棋士になれず、退会後に警部となった佐野が、遺留品の駒

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    2026年02月08日
  • 無機的な恋人たち

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    ラブドールを愛する方々をインタビューしたノンフィクション。
    それぞれの個性があり、きちんとパーソナリティを与えて妻としている方もいれば、あくまでもモノとして扱う方もいる。そして今日本にも初音ミクと結婚した方がいる。
    確かに現代は人間中心主義の異性愛が規範とされている。でも人間は思い込みでいのちを見ることが出来る。そもそも日本は付喪神という考え方がありモノにも神が宿るとされている。だったらラブドールにもいのちが宿ってもオカシクは無い。
    色々と考え方があり学びは多かった。

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    2026年02月08日
  • みみかきめいじん

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    「しゃり しゃり」「こり こり」「ふわ ふわ」。かがくいさん流の心地よいオノマトペが、読んでいる大人の耳の奥までムズムズ、そしてスッキリさせてくれます。この「音の快感」は、ASMR動画を楽しむような現代の大人にも通じる究極のリラクゼーションです。

    やかんや、まさかの「タコ」まで耳かきをしにやってくる。そのとぼけた設定とユーモラスな表情が、大人の凝り固まった思考を「まあ、いいか」と緩めてくれます。かがくい作品特有の丸みを帯びた温かい絵が、そのシュールさを「優しさ」に変えています。

    竹やんが丁寧に、相手に合わせて耳かきをする姿は、単なる掃除ではなく、相手を思いやる「手当て」のよう。最後、みんな

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    2026年02月08日