ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • きみは赤ちゃん

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    すごい。「体験させてもらえた」ってのがまず率直な感想。川上未映子、やっぱすごい。ポップでキャッチーで読みやすく、きちんとリアルに壮絶。あたしはこれを読んで、「絶対妊娠出産育児なんかしたくない」と思ったあとで、「でもやっぱ、新しい命と出会い、産み育むのって、自分が想像する以上にすんばらしいことなんだろう」とも思った。この本は、すごい。書いてくれたことがありがたい。男女問わず必読と思います。

    てか世の母親すごすぎんか?もちろん父親も大変だが、やはり母親はすごい。なぜならば母親だけが経験する妊娠出産あれこれは、文字通り死ぬ思いで成されることだからである。これ、今を生きる全母親が成し遂げてるの、まじ

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    2026年06月13日
  • 探偵小石は恋しない

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    うーんめちゃくちゃ面白かった。ラストまで見事すぎる。

    冒頭の仕掛けがなんかあるんだろうなーと思ったけれど、さっくり騙されました。楽しい。

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    2026年06月13日
  • さらば、夏の光よ

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    なんか切なくなった。野呂の優しくて、誠実で堅実な性格は人としてすごく魅力的な一方で、自分が女性側に立った時に、その愛情を受け取れるかと言ったら無理だろうと思った。そう考えると結局愛だのなんだの言いつつ、外見で人は判断してるのか?とか思ったり…でも、彼女が自分と南条しか見てなかった一方で、きっと彼も彼女のことを考えているようで自分のことしか考えていなかったんだろう。ハッピーエンドではないんだけど、読みやすくていい作品。自分がどん底に落ちた時はきっとこの小説に救われるだろうと思った。

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    2026年06月13日
  • 先祖探偵

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    変わった依頼の専門探偵のお話。全話面白かったです。ゆっくりシリアスな場面が増えて、最後は主人公の話。グラデーションがきれいで楽しかったです。 続編があるとのことで見かけたらすぐ読みます。

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    2026年06月13日
  • 「キノコ雲」の上と下の物語 孫たちの葛藤と軌跡

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    《世界は「より過激に、より大声で訴える人の言うことが正しい」、そんな様相を呈しているように思える。それは私が戦中、嫌というほど見た光景だ。同じことがまた繰り返されているようにもみえる。けれど、一見、正しそうにみえる言葉に、どうか心を乱されないでほしい。良心に照らし、大声にかき消されがちでも、確かに聞こえる心の声に耳を傾けてほしいと思う。そのことが人の世を信じられる原動力になると思う》(山口彊『ヒロシマ・ナガサキ 二重被爆』)

    本書は広島・長崎の両方で被爆した「二重被爆者」山口彊さんの孫原田小鈴さんと広島・長崎の両方の原爆投下機に搭乗したジェイコブ・ビーザー氏の孫アリ・ビーザー氏の交流と「キノ

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    2026年06月13日
  • 蛍たちの祈り

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    オーディブル
    濃厚だった。
    描写が細かく、どの場面も引き込まれた。
    人を育てると言うことの尊さがあふれていた。
    まさみちの生まれや育ちが壮絶だったからこそ、人への感謝のわかる人に育ったんだと思った。

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    2026年06月13日
  • 松岡まどか、起業します

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    文庫本にしては高額で購入時とまどったが、購入して良かった。文句なしに面白かった。
    普段身の回りにAI活用がないので、最前線に触れられた感じがして楽しかった。
    私も自分用にカスタマイズされたAIと会話したい。
    性格判断とか、思考判断とかはよく質問形式だけど、それだと邪魔な思惑が入ってしまう。日々の会話ログから学習し分析されたAIこそが本物に感じる。
    死者との対話も私はアリだと思う。

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    2026年06月13日
  • 逆ソクラテス

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    めちゃくちゃ面白かったです!
    伊坂さんらしい短編集で、全部が小学生とその先生、親が活躍していてどの話もとても好みでした!
    特にアンスポーツマンライクが好きでした!逆ワシントンにも繋がっていて良かったです。
    また読み返したいです!

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    2026年06月13日
  • 探偵小石は恋しない

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    作者さんのミステリーへの愛が感じられて、嬉しくなった。魍魎の匣の扱いも、素敵。読後感も最高。自分のバイアスを壊していこう。

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    2026年06月13日
  • 准教授・高槻彰良の推察11 夏の終わりに呼ぶ声

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    「樹海は題材にしないのかな…?」と考えていたら満を持して、という感じで登場。やはり色々な曰くがある場所だけに、何も起きないわけはなく……。最近、2人が遭遇する“ホンモノ”の怪異のレベルが上がってきている気がして、これからさらに何に足を踏み入れていくのか、今後の展開がとても気になります。憧れの作家は~』の御崎先生が登場するクロスオーバーの演出にはテンションがあがった。

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    2026年06月13日
  • 問題。 以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい

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    面白かったけど、『店長がバカすぎて』が未読だったので登場シーンにはあんまり乗れませんでした。
    そこだけ注意点かな〜

    十和と家族がお互いを大切に思っていることが分かるシーンでは泣きそうになりました。あんなに離れたいと思っていた相手と、お互いに少しずつ距離を縮めていく過程にもう感動しない訳がない!
    私自身も中学受験をしたことがあるのでなおさら入り込みやすかったかもしれない。十和ちゃんたちのように第一志望には受からなかったけど、思い出に残る良い中学に入ることができたと自分では思っています。

    中学受験を体験した人、これから体験する人にはぜひ読んでほしいと思います。家族の幸せのの形、それを目指す全て

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    2026年06月13日
  • 世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(下)(新潮文庫)

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    面白い。物語を通じて生きるとは、人生とは、世界の終わりに向けて自分はどれくらいたくさんのものを見落としているんだろう、、、と思わされた。
    要約したりどんな話しか?そんなことをするのは無粋かな、読んで感じて余韻に浸る。読む人それぞれ味わい方が違うんじゃないかなと思う。
    ただ、一つ事実として驚いたこと。
    この作品が発表されたのが40年以上前ということ。
    もちろん作中にはスマホもなければカーナビもない。
    だけど、文体や世界観に古さを感じさせず、現代でも通ずる人間らしさが描かれている気がして、
    村上春樹の魅力ってこういうところも一つ挙げられるのかなと思った。

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    2026年06月13日
  • 吸血鬼と愉快な仲間たち 6

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    ネタバレ

    さぁついに、読み終わりました( ߹ㅁ߹)



    ここまで来るのに紆余曲折ありまして( ߹ㅁ߹)
    (途中から文庫で読んだら間が抜けていた)

    やっと最終巻読めて良かった( ߹ㅁ߹)




    最後はちゃんと語りたいので
    ガッツリネタバレレビューです




    読む予定の方は読まない方がいいです!!









    海斗がね、本当に恐ろしいですよ


    なんで石本を殺したのか
    なんで暁に罪をなすりつけたのか


    なんで蓮を産んでくれと頼んだのか



    どの理由も信じられないです


    胸糞悪くなります






    ズバッとは解決してくれないんですよ、木原さんは


    悪者に成敗!!
    とか

    悪さに気づく!

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    2026年06月13日
  • 月白

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    現代と、戦後の時代描写があるのですが、世界観に引き込まれました。戦後に生きる人々を、大変だったねと軽々しく言ってはいけない、こういった人たちの下、日本はあるのだと思いました。とても素晴らしい作品です。

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    2026年06月13日
  • 犬婿入り

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    ネタバレ

    衝撃の一冊だった。今までに読んだことがない本だった。プロットどうこうではなく、書き方やリズム感が今までに味わったことのない異質なもので面白く、難解だった。一度学校の授業で多和田葉子さんについては触れたことがあり、その時も日本語の「ふと」と「思わず」を使わずにドイツ文学は、それに値する表現をするというものだった。そして「ペルソナ」を読んで意味がわかった。付随する動作を書き出して「ふと」を表現している。また「ペルソナ」を読んだ時、翻訳された文庫本のカフカの「変身」を思い出した。日本人が日本語で書いたはずなのに翻訳後の日本語のようだった。内容も国際色が強いというか、差別意識についての内容だった。正直

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    2026年06月13日
  • 暁星

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    1つ1つの不幸が重く永瀬暁に積み重なり、原因が宗教へ収束していき、殺害する心情に共感してしまいそうになる。暁と星賀の人生の交差が儚い。

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    2026年06月13日
  • 婚活マエストロ

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    楽しい小説。さすが、成瀬の作家。

    中学時代のフォークダンスのくだりが笑えた。

    ああいうのは、大抵、次がいよいよ◯◯くん!というところで音楽が終わる。たまに、「今日は男子が足りないから、はい、女子の後ろから男子の列へ」と言われ、なんで私が。。と移動したこともあったなぁ。

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    2026年06月13日
  • くらべて、けみして 校閲部の九重さん(新潮文庫)

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    めちゃ面白かった!この本を読めば陰の立役者と言われる校閲の仕事が、どれだけすごいのかがわかります。実は昔に校閲の勉強をしたことがあるんですが…挫折しました。言葉の間違いを正す、調べて見て確かめるというのは生半可な気持ちではできませんでしたね…。ちゃんとした本として発売されるまでに、こんなにも校閲者の方が頑張ってくれてるんだなと思うと、本を大事にしないなという気持ちが湧いてきます。作る側にはなれなかったけど、色んな人の力で作り上げられている本を売る側で頑張ろうと思いました。

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    2026年06月13日
  • 今昔物語集 震旦篇 全現代語訳

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    講談社学術文庫
    今昔物語集 震旦篇 全現代語訳
    訳:国東 文麿
    出版社:講談社

    震旦とは、中国のこと、本書で始めて知りました。秦をサンスクリット語でチーナスターナと読んだものの音写で当てた言葉のようです。中国国内では、王朝名を、その祖がでた地の名を基にしているが、対外的には、中国は、支那なので、間違いではない。

    本書では、中国に仏教が伝来したのは、始皇帝の時期で、焚書坑儒の時に、仏典も失われたこととなっているが、定説では、中国に仏教が伝来するのは、後漢なので違和感があります。

    話ニに、後漢の明帝のときに、僧が来たことが書かれている。おそらく、これが伝来のことだろう。
    梁の武帝に、達磨大師

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    2026年06月13日
  • ひらいて

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    壊してやろうと美雪に近づいた愛は、次第にふたりの関係に憧れを持つ。寝取って、それを告白して壊してやったと思ったのにそれでも壊れないたとえと美雪の関係。浪人が決まり、ふたりの関係は続くを愛はすべてをいちから始めなければいけなくなる。それでもたとえは嫌いだと宣言した自分を受け入れてくれて、涙を流す。それで美雪に「愛してる、また寝よう」と宣言して電車に乗る。首が折れた鶴をひらいて、ここからまた始まるのだとばかりに物語は終わる。「美雪、あなたを愛してる。また一緒に寝ようね」美しすぎる。

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    2026年06月13日