小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
「日日是好日 」の続編。まえがきからとてもいい!
毎夜、寝る前に静かな環境でゆったり読書を楽しむ至福のひととき……♪
まるで私も茶室にいて、ともに季節の移り変わりを感じているかのよう。厳かで静かな気持ちになる。
さらに心地いい緊張感さえ感じます。
掛け軸、茶花、茶器や菓子……ひとつひとつに季節やそこにある物語に思いを巡らせ、感じ入る。とても穏やかで心地いい時間。
本作も名言だらけで、心に染み渡るようでした。
素敵な言葉に触れて背筋が伸びる。読みながら五感が研ぎ澄まされていくような感覚でした。
前巻と共にずっと手元に置いて、この先何度も読み返したい特別な作品です!
今回、作中の茶道具や掛 -
Posted by ブクログ
ネタバレ素直にすごく面白かった。もう一回読み返す本になるなと思う。
著者の体験がユーモラスに記録されていて、その記録の節々で著者の父親やこれまでの人生が振り返られる。私は特にキューバの記録が好きだった。行ってみたい。
後書きの「コロナ後の東京」にて。「世間の信仰」が蔓延り格差と分断が進むこの国で生きていくためには「血の通った関係と没頭」によってそれを打破することを繰り返すしかない、という結論を読んで、日本とは違うシステムの国で実際に過ごした著者じゃないとこの結論は出なかっただろうなと思った。
普通に勉強しているだけじゃここまで考え抜くことや言語化することはできないと思う。素直に感心した。すごい。
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Posted by ブクログ
ネタバレ人と同じように生活することができないあかりを、推しはピーターパンの姿で「ネバーランドに行こうよ」と外へ連れ出そうとしてくれた。あかりは推しの全てを解釈し、推しの目で、推しの体で世界を感じたいと思うようになる。そうすれば自分のままならない生活や環境から、意識をネバーランドに向けることができる。
体力も時間もお金も気力も全てを推しに極限まで捧げることで、あかりは現実から解放された。
けれど、推しが引退したことで、あかりもある意味で死んでしまった。「推しが結婚したから会社休みます」とか言っているレベルのファンとは違うレベルで推しに全てを注ぎ込むことでギリギリ生活できていたあかりが、自分の生活のできな -
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気になっていて、たまたま衆院選が決まる直前に読み始める。
一番の感想は、特にこの時期に読めて本当に良かったということ。
戦後の話ではあるけれども、本当に現在と地続きなのだと実感できる内容で、驚いた。
二部作?三部作?というくらいの内容の濃い作品で、読みごたえ十分。
中身も、途中からどんどん展開が変わり引き込まれる。
ページ数的にもボリュームがすごくて躊躇したけれど、どんどん読める。
そして、章ごとに語り手は変わるのにこの一体感はなんだ!と感動。
権利も民主主義も、一朝一夕ではないし、先人たちのもがき戸惑いながらも考え続け、迷い続け守ってくれたんだということが強く感じられた。
とにかく今の -
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これは確かに生まれ変わるとかではなく「羽化」という言葉がしっくりきます。
奇抜な様相を呈する妻に着目されがちですが、妻がそうなるまでの心の変化と、なぜそんな行動をするのかと常に理解しようと、寄り添い支え続ける夫の深い愛を感じる物語でした。
とはいえ、作中のくそデカフォントを電車の中で読むのは少し恥ずかしく、奇抜な格好の妻を隣に連れて歩く夫の気持ちを図らずも疑似体験できました。
妊活、出産が想像していたより困難だった方はもちろんのこと(私もその内の一人であり、この世に容易い妊娠も出産もないのは百も承知ですが)、子育てと仕事をしている人ならものすごく共感してしまうと思います。
その中にある、楽し -
購入済み
もう、笑える。笑笑笑
警視総監が世直し!
しかも、結局、飽きるまで!
甘糟さんの、懐中は寒くなり、悩みは尽きぬ。
もっと、読みたいよー。
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