ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 科捜研の砦

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    ネタバレ

    「最後の鑑定人」から順に読まなければならない。
    他のシリーズでミスをしてしまったので、今シリーズはしっかりと「最後の鑑定人」から順に読んだので、前作を通じたストーリーをきちんと読み、楽しみ、悲しむことができた。「それでも化学は噓をつかない。嘘をつくのは、いつだって人間だ」までの経緯、それを聞く者が抱いた思い、前作を知っているからわかっている未来の結末。とても悲しい傑作であった。

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    2026年02月07日
  • 好日日記―季節のように生きる―(新潮文庫)

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    「日日是好日 」の続編。まえがきからとてもいい!
    毎夜、寝る前に静かな環境でゆったり読書を楽しむ至福のひととき……♪

    まるで私も茶室にいて、ともに季節の移り変わりを感じているかのよう。厳かで静かな気持ちになる。
    さらに心地いい緊張感さえ感じます。

    掛け軸、茶花、茶器や菓子……ひとつひとつに季節やそこにある物語に思いを巡らせ、感じ入る。とても穏やかで心地いい時間。

    本作も名言だらけで、心に染み渡るようでした。
    素敵な言葉に触れて背筋が伸びる。読みながら五感が研ぎ澄まされていくような感覚でした。
    前巻と共にずっと手元に置いて、この先何度も読み返したい特別な作品です!

    今回、作中の茶道具や掛

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    2026年02月07日
  • 少年と少女と正しさを巡る物語 サクラダリセット7

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    幸せを願うことを、否定したくない。
    諦めて受け入れるのが正しいのだと思い込みたくない。
    ずるくても奇跡的でも、完全なハッピーエンドを求めたい。(78ページ)
    .
    理想には届かなくても、進むことには価値がある。
    世界中のみんなを救いたくて、今はひとりしか救えなかったとして、それが無価値だと考える方が愚かだ。(260ページ)

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    2026年02月07日
  • 警視庁監察官Q クリムゾンライン

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    読むのが楽しかった
    シリーズ中最高かもしれん
    一区切りついた感だけどまだまだ楽しみたい
    彼が全く出てこないのはちと寂しい気もしたが
    本編で暴れてもらおう

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    2026年02月07日
  • 表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬

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    ネタバレ

    素直にすごく面白かった。もう一回読み返す本になるなと思う。
    著者の体験がユーモラスに記録されていて、その記録の節々で著者の父親やこれまでの人生が振り返られる。私は特にキューバの記録が好きだった。行ってみたい。

    後書きの「コロナ後の東京」にて。「世間の信仰」が蔓延り格差と分断が進むこの国で生きていくためには「血の通った関係と没頭」によってそれを打破することを繰り返すしかない、という結論を読んで、日本とは違うシステムの国で実際に過ごした著者じゃないとこの結論は出なかっただろうなと思った。
    普通に勉強しているだけじゃここまで考え抜くことや言語化することはできないと思う。素直に感心した。すごい。

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    2026年02月07日
  • 推し、燃ゆ

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    ネタバレ

    人と同じように生活することができないあかりを、推しはピーターパンの姿で「ネバーランドに行こうよ」と外へ連れ出そうとしてくれた。あかりは推しの全てを解釈し、推しの目で、推しの体で世界を感じたいと思うようになる。そうすれば自分のままならない生活や環境から、意識をネバーランドに向けることができる。
    体力も時間もお金も気力も全てを推しに極限まで捧げることで、あかりは現実から解放された。
    けれど、推しが引退したことで、あかりもある意味で死んでしまった。「推しが結婚したから会社休みます」とか言っているレベルのファンとは違うレベルで推しに全てを注ぎ込むことでギリギリ生活できていたあかりが、自分の生活のできな

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    2026年02月07日
  • 眠れない夜のために

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    眠れない夜を題材とした短編集。
    これは読まねばと、ある意味使命感にも似た気持ちで1時間程で読み終えてしまった。
    西淑さんの美しい挿絵が静寂さと深みのある夜を連想させて想像がより形となって浮かんだ。
    夜といっても深みのある夜や明けていく夜、物語によって現実の時間帯に合わせて改めて読んでみたいと思った。
    幻想的な物語のように感じるものでもどこか現実味もあり
    あめ、寝息の2つが特に印象深かった。
    寝息の"夜の底の黄金"っという表現がとても美しくて温かくて
    物語自体は静寂な愛と幸福に包まれているように感じた。

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    2026年02月07日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    気になっていて、たまたま衆院選が決まる直前に読み始める。
    一番の感想は、特にこの時期に読めて本当に良かったということ。

    戦後の話ではあるけれども、本当に現在と地続きなのだと実感できる内容で、驚いた。
    二部作?三部作?というくらいの内容の濃い作品で、読みごたえ十分。
    中身も、途中からどんどん展開が変わり引き込まれる。
    ページ数的にもボリュームがすごくて躊躇したけれど、どんどん読める。
    そして、章ごとに語り手は変わるのにこの一体感はなんだ!と感動。

    権利も民主主義も、一朝一夕ではないし、先人たちのもがき戸惑いながらも考え続け、迷い続け守ってくれたんだということが強く感じられた。

    とにかく今の

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    2026年02月07日
  • さよならの夜食カフェ マカン・マラン おしまい

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    「自分を憐れむのって癖になるの。だって、傷つくのって楽ですもの。」
    そうだよね。だから、心の筋トレをしないとね。

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    2026年02月07日
  • なぜ働いていると本が読めなくなるのか

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    ネタバレ

    半身社会で生きていく。
    全身全霊でがむしゃらに生きるのを美徳としてきた自分の考え方にメスを入れてくれる本だった。
    働いていると疲労で、時間がなくて読めないのだと思っていた。
    でも、疲れていても時間がなくてもスマホは見ている。
    そうか。なかったのは、ノイズを受け入れる余裕、か。

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    2026年02月07日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

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    色々な形の愛を知れた物語だった。重たくて苦しかったけどすごく暖かく優しい気持ちになれた。
    人は人に助けられてその貰った優しさや強さでまた他の人を助ける。そんなふうにして世界は巡っているんだなと思った。私も誰かの52ヘルツの声に耳を澄まし受け止めることができる人間でありたいと思った。

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    2026年02月07日
  • 関ヶ原(下)

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    関ヶ原の闘いにおける最初の戦闘は、三成が勝っていた。途中、小早川秀秋の裏切りがあったとはいえ、大谷吉継は小早川軍にも対処していた。しかし、大谷吉継の側近が裏切った為に、大谷軍は瓦解してしまった。大谷軍の側近の裏切りは、家康の計画であった。

    家康の策謀や政治感覚は、三成の戦略より勝っていた。いくら正義を三成が説いたとはいえ、人望がなければ、闘いに勝利することは出来ない。

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    2026年02月07日
  • 僕には鳥の言葉がわかる

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    面白かった。
    バッタ博士の前野さんもそうだけど生き物相手の研究って条件揃えるのに時間かかるんだなぁ。
    そして研究者として生きてる人は推進力と物事を面白おかしく捉える能力がめちゃめちゃ高いと感じた。
    続編も楽しみ。

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    2026年02月07日
  • 行先は未定です

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    谷川俊太郎さんは、国語科教員なら避けて通れないかただ。
    だけどそれ以上に、どうしようもなく惹かれる作家だ。
    詩人の書くことってどこまでがリアルでどこまでが作り物なんだろうか。でも、そこはどうでもよくて、触れた人が、一片の詩のどこかの一節に心を震わせたとき、とたんにことばが息づくものなのだろうと思う。

    谷川俊太郎さんの詩人としての歩みがたどれるような詩が収録されているので、この詩は…と思う詩が一つは必ずあるはず。

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    2026年02月07日
  • グレタ・ニンプ

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    これは確かに生まれ変わるとかではなく「羽化」という言葉がしっくりきます。
    奇抜な様相を呈する妻に着目されがちですが、妻がそうなるまでの心の変化と、なぜそんな行動をするのかと常に理解しようと、寄り添い支え続ける夫の深い愛を感じる物語でした。
    とはいえ、作中のくそデカフォントを電車の中で読むのは少し恥ずかしく、奇抜な格好の妻を隣に連れて歩く夫の気持ちを図らずも疑似体験できました。

    妊活、出産が想像していたより困難だった方はもちろんのこと(私もその内の一人であり、この世に容易い妊娠も出産もないのは百も承知ですが)、子育てと仕事をしている人ならものすごく共感してしまうと思います。
    その中にある、楽し

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    2026年02月07日
  • マル暴総監

    購入済み

    もう、笑える。笑笑笑
    警視総監が世直し!
    しかも、結局、飽きるまで!
    甘糟さんの、懐中は寒くなり、悩みは尽きぬ。
    もっと、読みたいよー。

    #笑える #ドキドキハラハラ

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    2026年02月07日
  • 砂の女(新潮文庫)

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    人生について考えさせられる。時代は全く違えどわたしだけではなく皆、砂に囲まれて生活している。
    日常の意味のあるか分からない仕事を淡々とこなし、時にはそこから新たな興味深い発見をし、一方でそんな退屈なルーティーンからの脱出を試みて、失敗して順応していく。まさに人生そのものな気がした。

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    2026年02月07日
  • 緋色の記憶〔新版〕

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    面白いのだけれども、お上品過ぎて進展がおそい〜!笑。でも読むことをやめられない!タイパが〜とかいう人は絶対読めない笑。そして読めない方はかわいそうに衝撃の結末には、たどり着けないのです。ラッキーな方は最後のさいごに、まさしくこの水彩画の表紙のような美しい世界観と作者の表現力にどっぷりハマっている自分に気づくのであります…。みたことも会ったこともない彼女の、ゆっくりと沈んでいく姿がありありと浮かぶことでしょう。読めてよかったぁ笑

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    2026年02月07日
  • 三日間の幸福

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    感動作!人の価値を考えさせる内容でした。最終章でタイトルの三日間の幸福の意味がわかり更に感動しました。

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    2026年02月07日
  • 僕には鳥の言葉がわかる

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    夢中になって読んであっという間に読み終えた〜!
    動物と自然への愛が溢れていて、笑ってちょっと感動して最後までページを捲る手が止められない!
    読み終わってすぐに2周目を読み始めてる…。
    出かける時はいつもイヤホンをして音楽を聴いてるんだけど、動物の声を聴きながら散歩してみようかな。街にいる鳥たちを見る目が少し変わる本だと思う。

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    2026年02月07日