小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
「おもしろいとはなにか、ぼくにはまったくわからない」
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小学生の頃 友達が「エンタの神様」を観ていた時 ぼくは「新明解国語辞典」を読み耽ってた。テレビはNHKしか見せてもらえなかった。漫才を見てもどう笑っていいかわからない。みんなの言う「おもしろい」がわからない。
「漫才って…フィクションなんですか?」
そんな真面目一辺倒な大学生・耕助が、幼なじみと漫才コンビを組むことに。
目指すは「M-1優勝」!!
『大学お笑い×恋愛×京都』の青春小説⟡.·*.
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主人公の耕助は、文学部で言語学を研究する大学生。「お笑い」というものと縁遠く、もちろん(? -
Posted by ブクログ
ガネーシャさんが相変わらずクレイジーで安心しました。文字だけでなく挿絵も丁寧に観察してみると、本棚の中の本があまりまともではなかったり、だまし絵?のようなものが描かれていて隠れた面白さがありました。しかし、ただ面白いだけではなく、ガネーシャがよく使う二人称の「自分」を「君」に置き換えていたり、目が大きめに書かれていたりと子供にも読みやすく親しみやすい工夫に感動しました。原作に沿った要素が盛りだくさんで、ガネーシャファンなら大人でも必読だと思います。最後のシーンで感動させておきながら「さよオナラ」もガネーシャらしく、終始笑わせていただきました。
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Posted by ブクログ
『嵐が丘』は、何冊かの訳書でトライしたが、そのつど挫折。
たぶん、わたしにするか、おれにするか、ぼくにするか、そこが気になったのかもしれない。わたくし、わたし、あたし、あたくしも同様。年齢や育ち、性格がそれを決める。私の場合は、最終的に河島弘美訳がはまって、念願の完読。訳文もわかりやすくてよかった。(年齢についてだが、ペンギン・ブックスの冒頭のGenealogical Tableには、登場人物の関係だけでなく、生没年月日も記されていて、very helpful。)
たんなる虚構ではない。場所や家も、そして人々も、個々の材料はエミリーのすぐそばにあった。それらをうまく採り入れつなげて、ひとつの物 -
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Posted by ブクログ
猟奇殺人を犯した父を持つ少年と、事故で娘を亡くした女性。
その2人が「家族」になろうと、もがき、苦しみながら心の糸を紡いでいく物語。
この物語はフィクションなのだけど、綺麗事は一切書かれておらず、ストーリーも都合良く進んでいくわけでもない。
だから、正直なところしんどい場面が多くある。
人間の多面的な面が、嫌というほど表現されている。
そして、ここまで、子どもの無作為に揺れ動く心理を丁寧に描いている小説を、私は知らない。
子どもだけではなく、主人公の女性の、少年を受け入れようと思いつつもそれが出来ないジレンマだったり。
本当にすごい小説に出会ったという感覚。
潮の満ち引きのように、寄せたり
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