ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 傲慢と善良

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    架サイドの話はものすごく共感しかなかった。
    自分の恋愛観と重なる部分が多くてしんどかった。
    最後まで読んで、私は真実が嫌い。嘘をついて結婚までするのは許せるけど、自分勝手すぎる。 送別会に嫌味を言われたからと言ってそこまでするか?事実には変わりないのに…事実なのに被害者ずらして失踪。だからこそ、最終的に架がそんな真実と結婚するんだ…という部分には少しがっかりした。笑
    あと、架の女友達の感覚がすごくリアルで共感できた。
    ああいう客観的な意見って、恋愛では意外と大事なんだなと思った。

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    2026年10月03日
  • 本日は、お日柄もよく

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    こんなに最初から最後まで泣ける本は初めてだった。
    登場人物みんなが本当に魅力的で、誰か一人ではなく、それぞれにちゃんと心を動かされる作品だったと思う。
    特に辰郎さんに関するエピソードやスピーチは格別。
    生前の国会答弁や、久遠さんのお葬式の場面は、言葉の力ってすごいんだなと改めて感じて、何度も涙が出た。
    誰かの心が休まる、豊かになる言葉を紡ぐ人に私もなりたい。

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    2026年10月03日
  • 夜のピクニック

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    「あの夜が終わってほしくない」
    ずっと本の世界にいたくなる…
    読み終わって現実に戻るのが少し寂しくなる本。
    読んでいる間、自分も彼ら彼女らと一緒に歩いてるような感覚になる、そんな作品。

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    2026年10月03日
  • 男ともだち

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    ぎや~~~
    こんなん実在はしないよっていう多数派と
    ヴ、分かりすぎるっていう少数派に分かれそう。
    後者だからほんとに出会えてよかった本

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    2026年10月03日
  • 養老先生、病院へ行く(新潮文庫)

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    観光で神保町に行った時に購入した本。
    医師免許持ってるのに病院嫌い。色々な情報より身体の声を大切にしているからか何十年も健康診断さえ受けていない。けど、ちゃっかり(笑)白内障の手術は受けて見えるようになり喜んでいる。
    話のテンポが良くてあっという間に読み終わったけど、ちょっとした医療の裏話も知ることができて面白くて読んで良かった。
    第4章の中川先生の「なぜ病院に行くべきなのか」を読んでがん検診には行こうと思った。
    養老先生、がんに罹患されているとのことですが、どうか長生きしてまた色々な本を書いてください。

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    2026年10月03日
  • 悲鳴(新潮文庫)

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    怖いもの見たさの櫛木さん再挑戦でしたが、展開が見事で飽きさせず、一気読みでした。小学生の女の子が誘拐監禁されて11年後に生還する、宜しくない話ですが、忘れてはいけない昔の話、価値観を見事に伝えます。

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    2026年10月03日
  • 成瀬は都を駆け抜ける

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    成瀬シリーズ3作目。

    京大生となった成瀬が大学を中心に新しい人間関係を築きながら、周りの人たちに影響を与えていく姿が描かれている。

    登場する個性的な人物たちが、成瀬に振り回されながらも新しい世界を開いていく姿からは、勇気をもらえた。また、今作では唯我独尊を貫いていた成瀬が、周りの人たちから影響を受けて、少しずつ変わっていく姿も印象的だった。最終話の舞台となった琵琶湖疎水には、機会があれば行ってみたい。

    個性的な主人公と、その周りを彩る魅力的な登場人物たちから元気をもらいたいという人に、おススメの本。

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    2026年10月03日
  • キャンプをしたいだけなのに

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    静かな休日を過ごすためにソロキャンプへ出かけた女子が、ひょんなことから殺人鬼と遭遇してしまう。
    導入部分を見ると、典型的なB級映画のようだが、実際に読み進めると一気に引き込まれる面白さがある。
    豊かな情景描写で描かれるキャンプシーンの魅力はもちろん、迫り来る狂気に対して命がけで抗う主人公の執念と行動力に、終始ハラハラと胸を躍らされる一作。

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    2026年10月03日
  • 告白

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    この小説はすごいと思った。今年読んだものの中でぶっちぎりにすごいと思った。(ちなみに2位は小川洋子の猫を抱いて象と泳ぐ。これもすごかったけど、そのうえに飛び抜けたと思う。まあ、小説の良し悪しというか個人的な好みの順位なので、人によって違うのだろうけど)
    それにしても、町田康、すごいとは思っていたけれど、これはぶっちぎりですごいと思った。
    最初は、え、これ小説として良いのか? こんなのアリなのか? と思った。まあ、町田康だからアリなのか、くらいで半分笑いながら読んでいく。しかし、途中くらいから妙に身につまされる。主人公が、もう今さら頑張っても他のみんなのように百姓はできないと、そんなところで、社会からのドロップアウトじゃないけれど、今さら頑張ってもどうにもならない、その感じは僕には妙に響いた。そこまでずっと積み上げてきた、独特の文章、普通の小説では絶対にやったら駄作と呼ばれるような主人公の思弁、独り言の積み重ねがじわじわ効いてきて心の奥底まで響いてくる。
    あくまで個人的な好みだけど、井上ひさしの吉里吉里人と似たような感じが残った。あれもすごい小説だ。
    もうね、すげー。
    熊太郎、ダメダメなんだけど、愛せるし、同時に本当にダメだし、そこに人間味というか、自分自身の心の奥にある弱さを熊太郎が背負って生きてくれたような、でも、弁護しようにもできないダメさ、あー、すげー、熊太郎すげー、熊太郎をここまで描ききる町田康すげー。この小説はすげー。
    ページ数、文字数だけの話ではないけれど、やはりページ数のある小説っていうのは、語れるものの厚みが違う。
    そして、その文字数で一本の話を本物の文章のプロが書ききってくると、まあ、すげー。
    ありがたかった。
    今年はこの小説に出会えただけで、神様に感謝できるとさえ思った。

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    2026年10月03日
  • 崩れる脳を抱きしめて

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    ネタバレ

    めちゃくちゃ面白かった。今まで東野圭吾さんのミステリーを主に読んでいたが自分はミステリーと恋愛が合わさった作品が好きだと知るきっかけとなった一冊だった。後輩に勧められて読んだが間違いなかった。最後のタイトル回収も良かったし、爆弾を頭に抱えている人を始めとして時間が限られている人は多くいるので、毎日を大切に生きようと改めて思った。他の知念さんの作品も見たいと思わせてくれた。 

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    2026年10月03日
  • 賢者の愛

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    読み進めていくうちに、だんだん怖い話だなと思いました。

    『痴人の愛』をオマージュした作品とのことで、タイトルも「賢者」と「痴人」を対比しているのでしょうか。嫉妬や復讐、執着といったドロドロした感情をたっぷり見せてもらった感じです。

    そんな中でも、直巳は素直で魅力的な男性に育ったのでしょう。
    中盤に真由子の後輩として時田秀美が登場。
    ここで会えるとは!
    このお話での譲治は真由子ではなく百合だったのでしょうか。

    ラストは予想外の展開にいろいろ考えさせられましたが、不思議と読後感は悪くありませんでした。

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    2026年10月03日
  • マネー・ボール〔完全版〕

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    一気に読んでしまった。選手の名前は覚えられないが、話が戻ってきたところで、説明してくれるので思い出せる。親切設計の筆致である。

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    2026年10月03日
  • 滅びの前のシャングリラ

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    人間性って感じ(?)です。私はこの本大好き!!終わり方が良かったかななんか「あー…終わったな…」って感じだった。最近読み終わったばっかだけどもうもっかい読みたいよ
    みんなつらい、事情がある、考え方があるけどなんとか生きれてるって感じだった
    余談ですが、私は物語に入り込みやすい人なので、この本読んだ後この本の内容とほぼ同じ感じの夢(登場人物は私の周りの人たちに置き換わった感じ)を2回見ました
    けどこの本大好きです

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    2026年10月03日
  • 新しい恋愛

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    「これは恋愛なのか?でも恋愛じゃないとしたら何なのか?」という塩梅がリアル。
    ・好きではないけど手放したくない
    ・やましいことはしてないのに、彼女ができたからサシ飲みをやめておこうと思うのはなぜか
    ・まわりからの評判によって、自分の気持ちと花束の置きどころに彷徨う
    ・年の差婚ってキモい、でも自分も年の差と付き合おうとしている、でも自分はそれと違うと思いたい

    コテコテの恋愛小説に飽きていたので、このリアル感が心地よい。読み終わったらつまんなくなる気がして、ちょびっとずつ読み進めた。

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    2026年10月03日
  • 新装版 殺戮にいたる病

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    シンプルで読みやすいストーリーと思い、些細な違和感を感じながら読み続けていたら、最後に「えっ!?」となる本でした。読み終わった瞬間にもう一度最初から二周目を読み始めた本はありません。

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    2026年10月03日
  • 終末のフール

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    限られた時間の中で人々はどう生と向き合うのか。
    人生を見つめ直し、生きる意味と向き合う者たちの生き様は尊く、綺麗だと思った。
    生きる意味について考えさせられる1冊だった。

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    2026年10月03日
  • アルプス席の母

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    主人公は、シングルマザーの看護師の秋山菜々子
    一人息子の航太郎は神奈川の中学球児で関東一円の高校からスカウトのかかるピッチャー
    甲子園に行きプロ野球選手になることを夢見ている
    航太郎は、強豪校に入り、様々な試練を経て、甲子園を目指す
    菜々子も強豪校の高校球児の母として、父母会に入り、様々な試練に挑み乗り越えていく
    高校野球の強豪校の裏側を垣間見る異色の高校野球小説
    菜々子は、航太郎は、夢を叶えることは出来たのか
    楽しい高校生活を送るのか、強豪校の裏側とは、
    プロ野球選手にはなれるのか。。。

    とても興味深く面白かったです

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    2026年10月03日
  • 乱読御免

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    直木賞作家の、読書をきっかけとしたエッセイ。書評ではなく筆者いわく「書感」。本の細かい内容ではなく、気ままに語る。とはいえ登場する本はそれぞれ魅力的。
    読書沼の羅針盤として最高。

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    2026年10月03日
  • 百年の子

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    自分の語彙力のなさにガッカリするけど…
    「すごかった」
    この一言に尽きる物語。
    余韻がすごくて、すぐに感想を書くこともできないくらい…。
    自分が知っているつもりだったどの戦時中の話よりも生活感のあるリアルさがあって苦しくなると同時に、これが現実なんだと痛感した。
    女性の権利や子どもの権利も表向きは尊重されているようで実際はまだまだなところが多い。この戦争を経ての今はまだまだ発展途中なのだと実感できる。
    他の方も仰っていたように、朝ドラにしてほしい(映画や普通のドラマでは描ききれないと思う)

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    2026年10月03日
  • 新装版 殺戮にいたる病

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    ネタバレ

    稔・雅子・元刑事樋口の話で成り立っている構造。読み進める事に稔の狂気、狂性癖、狂気に満ちた愛が描かれるが、私もこの人物=この人物だと思い込んでいた。様々な人物が出てくる中で完全にトリックにまんまとハマっていた。。
    待っていたのは、超どんでん返し。まさかの。
    個人的にはクローズドミステリーではなかったものの...。ただ、死んで欲しくなかった。よくやった。その一言に尽きる。
    文の構成等ほんとに震えた。絶対もう一周する。そう決めた1冊。今までの中でいちばん良かったかもしれない

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    2026年10月03日