ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 古くてあたらしい仕事(新潮文庫)

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    従兄弟の死をきっかけに本を作り、売る事を生業にした著者の物語。

    本が0から作られるまで、書店に並ぶまで。
    今まで想像していなかった「本」という物の舞台裏がわかって興味深い。

    また、筆者の自分の仕事への解像度の高さが素晴らしく、1人の人間として、1人出版社の経営者としてどのように働くべきか清々しく書かれている。

    本が好きな人には是非読んで欲しい一冊。

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    2026年03月21日
  • 新装版 殺戮にいたる病

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    ミステリー作品として有名で、帯にも2度読みミステリーの最高峰と謳われていて、読む前からハードル上がりまくりだったけど、ちゃんと裏切られた。

    エログロ描写が多いのでそこはしんどいけど、
    今から2回目読もうと思います

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    2026年03月21日
  • 新! 店長がバカすぎて

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    前作よりも驚きの仕掛け。
    店長を私に置き換えて考えてしまうことで、こんなふうに私も普段感じられてるのかなーと思ってしまうことで没入感出なかったが、途中?仕事してて立場が入れ替わる瞬間などから没入してきた

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    2026年03月21日
  • 赤と青のガウン オックスフォード留学記

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    アカデミックな場で活躍する、とても知的で素敵な女性のエッセー。良い本だった。この本を読むまでは、彬子女王の名前も存じ上げなかったが、これをきっかけに日本の皇族に興味を持てた。

    日本の皇族は、スキャンダルが少なく、国民からも好印象。おそらく宮内庁の情報統制が上手いんだろうなと思った。

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    2026年03月21日
  • 息吹

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    SFって機械系のわからん用語やディストピア的な展開が多いという偏見があったけど、すぐ、5〜10年したらこうなるかも、という身近さがあった 90

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    2026年03月21日
  • やくそく ぼくらはぜったい戦争しない

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    ネタバレ

    那須正幹さんの遺作。
    45年前に書かれた「日本はなぜ平和なのか」
    40年後に「日本は平和でいられるかどうか」
    後4年・・・
    そして、世界ではあちこちで戦争が続いていて、世界戦争になってもおかしくない。
    戦争の悲惨さが毎日のように報道されても終わりにならないけれど、
    戦争を体験しない世代がほとんどになっても、戦争をしないと強く言い続けながら生きていこう。

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    2026年03月21日
  • 和カフェこよみ しずさんの春めく推しごはん

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    今の時期に読めてすごくよかった。
    ほっこりしたし、描写がとっても好きだった。
    ぜひ続編が出たらいいな。

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    2026年03月21日
  • 水滸伝 七 烈火の章

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    宋江一行たった5人を捉えるため一万以上の官軍に包囲させる。聞煥章を加えた青蓮寺の刃は鋭さを増し官軍はそれにより精鋭となりつつある。梁山泊に掛けられた名札は徐々に赤札も増えていく。緊迫感の増す第7巻、他の小説を放り出してまた水滸伝に手を出してしまった、、、
    面白い。男達が熱い。悲しい。読んでくれ。とにかく読んでくれ。

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    2026年03月21日
  • AIと生きる 対話から始まる成長の物語

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    数学ガールでおなじみの登場人物たちが、AIとの会話を通して悩み、成長していくストーリーである。AIの応答の特性や、どのように質問すればよい回答を引き出せるのかといった、活用のコツにも触れられている。さらに、数学ガールの登場人物たちによる青春ストーリーとしての完成度も高く、すらすら読める。AI活用の入門書としても、十分に有用な一冊だと思う。

    書籍の中で特に気になったのは、「創造性は選択に宿る」という部分である。AIによって、たしかにさまざまなことが効率化され、便利になる。だが、AIは提案はしても、決断はしない。選択肢の中から決め、その結果に責任を負うのは人間にしかできない。そして創造性とは、そ

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    2026年03月21日
  • 乙女の本棚5 押絵と旅する男

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    2025/03/21
    p.47
    兄が申しますには、一月ばかり前に、十二階へ昇りまして、この遠眼鏡で観音様の境内を眺めて居りました時、人込みの間に、チラッと、一人の娘の顔を見たのだ相でございます。その娘が、それはもう何とも云えない、この世のものとも思えない、美しい人で、日頃女には一向冷淡であった兄も、その遠眼鏡の中の娘丈けには、ゾッと寒気がした程も、すっかり心を乱されてしまったと申しますよ。

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    2026年03月21日
  • 透明人間は密室に潜む

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    意図せずまた短編。特殊な設定×ロジカルな展開…脱帽です。四話それぞれ趣向が異なり、謎解き、どんでん返しと、欲張りな作品。久しぶりにワクワクしながら読んだ一冊。納得の推理に大満足!

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    2026年03月21日
  • 永遠についての証明

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    数学の天才・瞭司の生前の青春から地へ堕ちるまでのリアルと、瞭司の遺した難解な証明を旧友の熊沢が紐解いていく物語。天才だから見える世界の広さと、天才が故に人が離れていくことへの孤独・葛藤がすっごいねぇ、誰か瞭司を褒めてよ( ; ; )

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    2026年03月21日
  • 星を編む

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    一気に読み終わりました。
    「汝、星のごとく」のアナザーストーリー、というかその後を書いた物語。「幸せ」「好き」「愛」って何だろう?と考えたお話でした。北原先生の温かさや編集者の努力がしっかりと伝わる、感動の内容です。
    もう一回「汝、星のごとく」を読みたくなりました。

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    2026年03月21日
  • リラの花咲くけものみち

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    なかなか手をつけられなかった一冊
    同業者として「ツッコミどころ」を見つけてしまうのが嫌だったから

    「動物のお医者さん」で味わった嫌な感じ
    物語りとしては面白くてもリアルでは違うということが多々ある…医療ドラマで「嘘つけ」というヤツと同じ…変な理想論とかイメージが先行するヤツ

    ようやく重い腰を上げて読み出したら…止まらなかった…久しぶりに一気読み…気づいたら深夜2時だった

    「とわの庭」でも感じたが、藤岡さんの作品には色々な女性像が登場するも、一貫して生き方に芯があり迷いながらも前進しようと足掻く姿にも温かな視線を感じられる…人を憎んだり恨んだりしても不思議ではない過酷な状況で育ちながらも、

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    2026年03月21日
  • 竜の医師団2

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    竜の命と人の命に対面する少年たちの話

    今回も一気読み!大変満足度の高い話だった。
    超自然的、災害的な被害を人間に与える竜だけど、竜自身も意思や尊厳を持つ命の一つである。その難しさが今作にはよく現れていたように思う。

    相変わらず設定開示の順序が上手く、「死ノ医師団」「真珠ノ民」などの新たな設定もストーリーの流れに従ってすんなり理解できた。
    かと思えば、前作から印象的だったカテタル号の真の姿が明らかにされ、巻を跨いだ伏線に「このためだったのか!」と膝を打ったり。医療方面の知識はからきしなので、より気持ちよく驚けた。

    続きも一気読みしたいけど、読み終えてしまうのが勿体なくもあり。
    こんなにわく

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    2026年03月21日
  • 三浦綾子 電子全集 氷点(上)

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    これほどまでに激しく、生々しい感情を揺さぶられた小説は、かつてなかったかもしれない。物語を貫くのは、人間が抱える「邪悪さ」だ。
    まず、母・夏枝の姿に戦慄する。自分の欲望を優先し、何も知らない養女・陽子を復讐の道具にするその姿。美しく成長する陽子に女として嫉妬し、彼女の想い人を誘惑し、最悪の形で出自を暴露して嘲笑う。何より恐ろしいのは、彼女が常に「自分は被害者だ」と言い聞かせ、自らの醜悪さを一切反省しないことだ。まさに、「吐き気を催す邪悪」がそこにある。
    一方、夫・啓造もまた救いようがない。彼は「隣人愛」という高潔な言葉を盾に、陽子を復讐の道具として家庭に招き入れた。理性的に自らの卑怯さを自覚し

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    2026年03月21日
  • 氷点(上)

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    これほどまでに激しく、生々しい感情を揺さぶられた小説は、かつてなかったかもしれない。物語を貫くのは、人間が抱える「邪悪さ」だ。
    まず、母・夏枝の姿に戦慄する。自分の欲望を優先し、何も知らない養女・陽子を復讐の道具にするその姿。美しく成長する陽子に女として嫉妬し、彼女の想い人を誘惑し、最悪の形で出自を暴露して嘲笑う。何より恐ろしいのは、彼女が常に「自分は被害者だ」と言い聞かせ、自らの醜悪さを一切反省しないことだ。まさに、「吐き気を催す邪悪」がそこにある。
    一方、夫・啓造もまた救いようがない。彼は「隣人愛」という高潔な言葉を盾に、陽子を復讐の道具として家庭に招き入れた。理性的に自らの卑怯さを自覚し

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    2026年03月21日
  • さよならジャバウォック

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    初めての伊坂幸太郎。
    終盤の畳み掛けが凄くって寝る間を惜しんで読んじゃう。
    他の作品も読みたくなった。

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    2026年03月21日
  • 悪徳の輪舞曲

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    御子柴礼司シリーズの第4弾
    シリーズを読み進めるつれ面白さが増す
    実母の再婚相手の殺人容疑を弁護する事になった。

    御子柴礼司の険悪な母に対する葛藤と戦いながら
    読み応えがあり面白かった。

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    2026年03月21日
  • 代償

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    ネタバレ

    達也・道子親子との出会いから、両親を失い、浅沼家に引き取られるも虐待まがいの扱いを受ける子供時代の第一部、弁護士となり達也の弁護を引き受けながら、達也を有罪にすべく奔走する第二部と、時間軸的には隔たりがあるが、心に受けた傷やトラウマは変わらずに残っていることを感じさせられた。ストーリーも、前半の「検察側の証人」のエピソードが後半に活きる設定で、先が読めない展開だった。達也の、救いようのない悪役感がよく伝わってきて、著者の書きたかったというキャラクターと合致していると感じた。淡々とした語り口で読み進めやすかったが、主人公・圭輔が誰にも心を開ききっておらず、素の心で何を考えているか伝わりきってこな

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    2026年03月21日