ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 代償

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    ネタバレ

    読みたくないのに読まされる
    根っからの極悪人である達也のような人間の心理はわかりたくないのに、わかるように書かれており、本をそっと閉じたくなるような出来事の数々に息を飲みながらページをめくっていました。圭輔の情けなさに、モヤっとしやがらも、物語を完走しました。
    代償ってタイトルのインパクトが強い。

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    2026年05月03日
  • 11/22/63(上)

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    話のあらすじとしては本作の語り手である2011年を生きるリスボン・ハイスクールの英語教師のジェイク・エピングがジョン・F・ケネディの暗殺を阻止するために過去にタイムトラベルをする物語。

    上巻はケネディ暗殺阻止の前にバタフライ・エフェクトの検証実験としてリスボン・ハイスクールの校務員ハリー・ダニングの壮絶な過去を変えようとして、主人公が奔走するエピソードが主な内容。

    まだ上巻だけど、キング作品に通底する特徴としてエンタメで魅せながら、本作の背景にあるようなケネディ暗殺事件、ベトナム戦争といった社会や政治に対する善悪を問うまなざしがあり、話の展開やキャラクターの説得力だけに拠らない深みがあるよ

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    2026年05月03日
  • 死んだら永遠に休めます

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    死んでほしいと思っていたパワハラ上司がいなくなったことを部下のせいにされる、お話(?)。

    「限界会社員ミステリ」とのこと。

    序盤のとんでもないパワハラに思わずそう思い込まされるも、最後に思わぬ真相でわぁ。
    まさかあの人がまじぽ、、、。

    ざっとではあるけれども、もう一度読み返してみようと思います。

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    2026年05月03日
  • ジャガー・ワールド

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    ネタバレ

    古代マヤ文明をモチーフにした架空の古代国家に暮らす様々な立場の人間の視点で、一つの国が滅びる顛末を追体験するようなお話。

    読む前はファンタジー作品だと思ってたし、ページも600ページちょっとあるから最後まで読めるか不安だったんだけど、不思議とスルスル読めちゃったね。
    正直意味のわからない単語とか、理解しがたい文化的背景とかもたくさんあったんだけど、作中であまり詳しく説明してないのが逆によかったのかもしれない。こういう作品は世界観説明が長く、その間に読むのが嫌になることが結構ありがちだと思うんだけど、そういうのがまったくなかった。古代の話だけど、会話シーンが現代口調だったのも馴染みやすくて◎。

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    2026年05月03日
  • 墓じまいラプソディ

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    墓のことはあんまり考えたことなかったけど、遠くて大変だなと思う。同じ墓に入りたくないというのも想像できる。世間の考えとかもいろいろ変わるし、もっと自由に自分を大切にしたら良いんだなと思えてよかった

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    2026年05月03日
  • 斜め45度の処世術

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    ネタバレ

    エッセイは小説に比べてカロリー少なく、楽しむことができるから、読書疲れの時に良いです。

    このエッセイもページの上下に大きなスペースがあり、160ページほどの作品だが、実態としては100ページもあったのかと言えるほど、あっさりと読むことができる。

    好き嫌いは言語化しない方がいい
    無理やりで言語化するとそれが本当に思っていたかどうかわからないようなこと。でも、それが真実になってしまう。自然に言葉が出てくるようになるまでは無理に言語化しなくていいのでは?

    人間関係に悩むのは傲慢である
    人間関係で気をつけているのは相手のことを嫌いにならないという一点だけだ。他人の感情はコントロールできないが、自

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    2026年05月03日
  • 未明の砦

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    やっぱり太田愛さんはスゴイ!
    今回も強烈なメッセージを伝えてくれています。
    登場人物が多くても一人一人のキャラクターがしっかり立っているから混乱せずに読めるのも、この作者さんのスゴイところ。この分厚さがたまらなく嬉しいと思える本にまた出会えて幸せでした。

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    2026年05月03日
  • ハウスメイド2 死を招く秘密

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    面白すぎる〜!
    前回はまだ掴めきれない所もあった主人公のキャラクターが、今回ははっきりとしてきて、イメージしやすかったです。ミリーの人間関係の幅も広がって、アメリカのテレビシリーズにでもなったら面白そうかもと思ったり。

    まだまだ続きますように。

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    2026年05月03日
  • 三体2 黒暗森林 下

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    最高です。
    作者の頭の中どうなってるの?というのが感想で、
    広く深い専門知識と常人には到底考えられない筋書き、構想力に感動。
    次で三部作完結なのが読む前から既に心寂しい気分です。

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    2026年05月03日
  • 詩集『抒情小曲集』より(乙女の本棚)

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    詩と絵が合っていて素敵!これぞ乙女の読み物(*^^*)と思ったけれど、よく考えてみれば乙女は故郷よりも恋か(;´∀`)

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    2026年05月03日
  • 木挽町のあだ討ち(新潮文庫)

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    武士の哀しさと芝居小屋の江戸っ子の意地。緻密に張り巡らされた伏線の末のあっと驚く結末。

    2年前に芝居小屋野前で起きた仇討ちを、目撃した芝居小屋の関係者を訪ねて回る一人の武士。複数の視点から次第に明かされていく仇討ちの真相。

    題名含め伏線が見事。クライマックスに向け読者の感情も盛り上がる。

    さすがの直木賞受賞作で映画化された作品。芝居がテーマかと見間違うほどディテールにも凝った素晴らしい作品でした。

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    2026年05月03日
  • 赤と青とエスキース

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    ネタバレ

    赤と青に色付けされた女の子のエスキースを軸に点と点が繋がって、繋がりを通してだれかが優しく成長していく物語でした。
    青山先生の物語好きです!

    実際に絵を描く前に、エスキース(したがき)の中で遊ぶときが一番、頭の中で完璧な傑作が出来上がってる。
    描いてるうちに、自分でも予想できないことが起きる。
    思った通りにすらすら描けたらそりゃあ気持ちいいだろうけど、どちらかというとそっちのほうがおもしろくて、絵を描くことがやめられない。
    たとえ完璧じゃなくても。
    そうして完成したエスキースを作る人、見る人、気にいる人、額を作る人……たちの人生を見守る側になれて楽しかったです。

    エスキースは本番じゃないか

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    2026年05月03日
  • きょうの日はさようなら 完全版

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    途中すこしミステリーっぽかった。まるで自分にもこんなことが起こるんじゃないかなぁと想像できて楽しかったです!!

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    2026年05月03日
  • いつも旅のなか

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    作者がどんな旅行も楽しんでいる姿が魅力的でした。とにかく旅行したくなります。
    海外旅行が好きで今まで色々な所へ行きましたが、年齢を重ねると旅行のスタイルも変わっていき、若い頃のような旅行の仕方はもうできないけど、今だからこそできる旅行を楽しもうと思える本でした。

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    2026年05月03日
  • ゴルフ場殺人事件

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    タイトルが若干、微妙ですね。邦題アルアルかもw

    でも中身は、めっちゃ読ませますね。パリ警視庁のジロー刑事は典型的な噛ませ犬。あそこまで酷く描かなくてもとは思わないでもないですw

    でもね、最後の結末が凄い。大どんでん返しですね。超大ミステリー作品です。

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    2026年05月03日
  • 細木数子 魔女の履歴書 新装版

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    ドラマ「地獄に落ちるわよ」の原案になったと知り、興味を持ち読みました。
    面の皮が厚すぎて滑稽にも見える細木さんに、筆者の評価はなかなか辛辣で面白い。
    この事実通りにドラマを作るとあまりに細木数子に魅力もないので、ドラマはうまく細木側の履歴書も織り交ぜながら魅力的なストーリーに構成されてるなあと思いました。
    最近ミステリが不発続きなので、こういうノンフィクションを読んでいこうかな、と考えるきっかけになりました。

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    2026年05月03日
  • ツミデミック

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    コロナのパンデミックの話し。
    短編集なんだけど、本当にこんなことが起こってたかもと思わされて怖かった。
    最後のさざなみドライブが集団自殺の話で、色々な自殺理由に、自殺しなくてもいいのに、と思うのに本人達は辛い。
    パンデミックで人との交流がおかしくなって、みんなズレていった様子がつらかった。
    私もあの4年間に人生変えられた気がしてる。

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    2026年05月03日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    しかめ面をしながら、何度も唸りながら途中の章を読み続けた。
    少しの変数が加わっただけで、この悲劇は起こらなかったのだろうと、何度も考えた。
    救いの無い実話に、たらればを持ち込みたくなっていたのだろうが、最後の章には何故か込み上げるものがあった。人が亡くなっている以上、それを救いと呼んではいけないのだが、しかし明らかに、濁ってはいるものの光の様なものを感じてしまった。
    勿論、彼女の犯罪の事実を擁護する気はない。

    陳述書では、母か自分のどちらかが死ななければ終わらなかった、と記していたが、
    事件から8年経った今、彼女はそれをどう考えているのか是非聞いてみたい。

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    2026年05月03日
  • デッドエンドの思い出

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    はじめてのよしもとばななさん。
    なんかよかった。自分のことを考えたり、考えなかったりした。はじめて浴室に紙の本を持ち込んで、湯船に浸かりながら読んだ。身内の死の翌日に、何となく、この本なら読めるかもと思い読み始めた。私とはあまり縁のない、でも悲しくて、誰にも話さないで終わるような人生の一瞬を詰めたような短編を読んでいたら、何故か楽になっていく自分がいた。
    よしもとばななさんもっと読みたい。

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    2026年05月03日
  • 宙ごはん

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    これぐらいの距離感がちょうどいいのかもしれない。
    読み終え、そんなことを思った。

    宙は小学校に上がるのを機に育ての母・風海(ママ)のもとを離れ、
    産みの母・花野(お母さん)と暮らし始める。
    家事をせず、イラストレーターの仕事を最優先にする花野との生活を
    支えてくれたのは、商店街のビストロで働く佐伯と家政婦の田本だった。
    花野への不満を募らせて家を飛び出した宙に、
    佐伯はパンケーキを作ってくれた。
    その日から、宙は佐伯から料理を教わり、レシピをノートに書き続けていく。

    もう宙がいい子すぎるかつ達観しすぎていて、
    だからこそ前半は宙に降りかかる苦難が辛すぎて読むのがしんどかった。
    町田作品特有

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    2026年05月03日