ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • ヴィクトリアン・ホテル

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    ネタバレ

    なんとなくアンリミだったから読んでみた。よくあるホテルを舞台にした群像劇かなと思っていたけど途中から違和感を感じ始めて結末としては、あーそういうつながりあったのか〜っていう。小説だからこそできることだね。すぐに2周目読んで検証したところ、すでに第2章で違和感が書かれていた。いかに注意深く小説を読んでいないということがわかった。どこで気づいた?と共有することで、いつもどんなふうに読書をしているのかがわかる。
    全ての人を救うことはできないし、物事も見方によっては意味が変わってくる。誰かを救ったら誰かは傷つく。そんなテーマを一貫して捉えたけど、読書体験としてもそれをメタで感じた。

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    2026年07月10日
  • 正欲(新潮文庫)

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    ネタバレ

    自分は多様性に理解がある、という姿勢の傲慢さ、多様性、という言葉が誰かを追い詰めていること、正しさという名のナイフ。自分の浅はかさを気づくにいたったけど、じゃあどうすればいいのだろう。読者に問いを投げかける本だ。結局何もできないと思い至って行動を止めるのではなく、万人に受け入れられる行為はないのだから目の前から行動していくしかない。それで八重子は行動したんだけどね。八重子もマイノリティ側で悩んでいたはずなのに、圧倒的マイノリティの前ではマジョリティになってしまう。相対的に八重子の悩みも軽く見えてしまうのもどうなのか。そこにも問いが立つ。
    生殖記もエッセイも読んだけど、遠藤周作との共通点を感じる

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    2026年07月10日
  • 世界地図の下書き

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    この作品に出会えてよかった。
    初めて読んだ時のときの感動はもう二度と味わえないかもしれないけど、この本に出会えたように、この本と同じくらい感動する本に、きっとまた出会えるよね。
    と思わせてくれる作品でした。大切にしていきたい。

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    2026年07月10日
  • ブレイクショットの軌跡

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    読み応え十分の作品でした。善良さを失わずに生きることの難しさと大切さを教えてもらいました。個人的には、後藤友彦さんの物語に思えました。彼が報われて良かったです。

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    2026年07月10日
  • サブマリン

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    重くなりそうな少年犯罪の内容を、読みやすくしてしまう、伊坂さんと陣内さんがすごい。相変わらず破天荒ないいやつ

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    2026年07月10日
  • パパとムスメの7日間

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    やっと読み終わった。どんだけ放置しててん!
    当時、舘さんとガッキーのドラマ観ただけやったけど原作も面白かった!
    しかもあの『リカ』の作者さんやったなんてびっくり!

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    2026年07月10日
  • チルドレン

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    スイスイ読むことができました。論理的思考なのか、屁理屈なのか、破天荒な陣内さん。周りにいたらウザいと思うかもしれないが、頼りになりそう。不思議な魅力を持ったキャラで読みやすい。

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    2026年07月10日
  • くるり駅でさよならを 白黒ねこと夕暮れの町

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    小節ごとに区切られているが、
    どれも切なくて悲しいお話だった。
    13年前に亡くなってしまった
    会いたい人が私にもいる。
    どんなに会いたくても、声が聞きたくても
    もう叶わない。
    せめて夢でもいいから会いたいと思う。
    仕事をしていても、買い物をしていても
    思い出してたまらなく寂しくて辛くなる。
    いつか、くるり駅で降りて
    一緒に暮らす表札を見つけたい。
    私は帰りの電車なんかには乗らない。
    ずっとそこで暮らすのだ。
    もうすぐ第二弾が発売されるから
    今はそれだけが楽しみでならない。

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    2026年07月10日
  • 三千円の使いかた

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    生活をするということは、とても楽しくて満たされることなんだ。登場人物たちが日々に悩みながらも懸命に生きていることがすごく愛しくて大好き!
    これを読むと毎日丁寧に生きようと思う!

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    2026年07月10日
  • 死者の奢り・飼育

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    どの短編でも自分が悪いわけではないが、不運にもなし崩し的に巻き込まれる厄介な出来事が主題になっていると思った。徒労に終わったり、解放されても後味の悪いこれらの話を読んで、読者は自身の日常の気まずい出来事に読み換え、想起するだろうと思う。
    「飼育」は、〈僕〉の通過儀礼の物語であると思った。
    捕虜となった黒人に感じる気安さは家畜やペットへの気安さと同義であったが、立てこもりによる黒人と〈僕〉の立場の逆転で〈僕〉の世界は崩壊し、まるで死んだ黒人の情念が乗り移ったかのように、〈僕〉は大人たちに脅え拒絶する。
    〈僕〉の掌を叩き潰したのは父の斧ではなく戦争だったのだと、大人になった〈僕〉は認めるのだろう。

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    2026年07月10日
  • カフネ

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    一気に読んだ。不器用で生きづらいけど、真剣に生きている人達の物語。悲しいけれど、でも温かい気持ちになる素敵なお話だった。

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    2026年07月10日
  • 更級日記

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    ネタバレ

    菅原孝標女(すがわらのたかすえのむすめ)作。康平3年(1060年頃)成立とされる。高校古文の教科書で読んだ覚えのあるような、等身大の薬師仏を作ってこっそり祈る、あの作品です。

    どこかのファスト教養系書籍にて「源氏物語が読みたくてたまらない女子の推し活日記☆」みたいな感じで紹介されているのを見たことがありますが、そんな謳い文句で『更級日記』という作品を表現しようとは、いささか言葉が浅すぎるのではないでしょうか。

    「あづまぢの道のはてよりも、猶おくつかたに生ひいでたる人…」という冒頭文から始まり、序盤では上総(今の千葉県)から京へと移り住むまでの旅が描かれます。約90日にもわたる長い旅路のはず

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    2026年07月10日
  • アルプス席の母

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    涙なしには読むことができない作品でした。高校野球で甲子園を目指す親子の物語。
    女でひとつで息子を育てる秋山菜々子は野球をするひとり息子の航太郎を陰ながら必死でサポートする。
    野球を続けるには避けて通ることのできない裏での駆け引きや親や監督さんとの人間関係に悩まされながら、どんどん自分の手から離れて成長していく息子に戸惑いながら、菜々子自身も成長していく。
    甲子園ではつらつと野球をする球児たちの姿にはレギュラーを勝ち取るまでの並々ならぬ道のりがあり、親御さんの苦労があるんだなと、わかっているつもりでいましたが、この作品で擬似体験させてもらいました。
    秋山親子と一緒に喜んだり、悔しい思いをしたり、

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    2026年07月10日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

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    【2026年89冊目】
    「モンスターを倒した。これで一安心だ」河川敷で発見されたバラバラ死体。逮捕されたのは医学部を9浪していた31歳の娘だった。実在の事件を元に書いたノンフィクション小説。

    強烈でした。「行き過ぎた教育」なんてものじゃない。母親がどうしてこうなってしまったのか、理解できないし、したくもないほどの毒親でした。幼少期から看守と囚人のような暮らしを強いられ、それが当たり前のことだと洗脳され、心を抉られるような言葉を投げつけられながらも、必死に生きていた娘。こんなにも酷い親があっていいのか、とこっちまで心を抉られるようでした。

    娘さんからしたら、そんなことはないって感じかもしれま

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    2026年07月10日
  • 変身

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    解釈が難しいところを読み返しながら読んでいたため5時間かかりましたが「変身」を読み終えました。
    「変身」のグレゴール・ザムザと
    「判決」のゲオルクは親に心を支配されているところが共通していると思う。
    親が要求したものに応え続ける人生。
    「判決」のゲオルクが父親に怒鳴られている時もゲオルクは父に愛を向けていたように
    「変身」のグレゴールもどんなに職場で辛い思いをしても 自分自身が虫になって自分自身の未来すら見えない状況でも家族のことを一番に思い愛していた。
    しかし「判決」の父親も「変身」の家族も
    自分達が要求したものに応えられないものはある裏切り者であり 愛するに値しない人間と成りうる。
    「変身

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    2026年07月10日
  • 西の魔女が死んだ(新潮文庫)

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    不登校のまいがおばあちゃんの家でさまざまな事を教わりながら生活していく様子が描かれている。

    風景や状況が細かく書かれているので想像しやすい内容でした。

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    2026年07月10日
  • 都道府県男子!⑤ アイドルデビューで九州箱推し計画!?

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    あさば先生の作品・都道府県ですっ!


    なかなかTくんのセリフもキュンと来たかも…❤︎
    いやいやでもでも本物の東京くんじゃないと
    ほずみちゃんは好きにならない!!

    ついに福岡くんとーじょーーーー!!!
    福岡は私の生まれたところ> <

    待って今見たんだけどさ
    表紙可愛くない??????私好み!!

    東京くんが消え始めてる…!
    次回の6巻が気になる!!!!…と思ってたけど
    『都道府県男子!⑥は
    2027年4がつ20日発売予定!』
    ………………。

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    2026年07月10日
  • 日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ―(新潮文庫)

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    茶道は高校の頃に半年と大学の頃に1年間部活動で行っていたけど活動日も少なくて、結局バイトを優先して辞めてしまったこともあり個人的に心残りがあったから、また茶道やりたいなぁと思った。季節を感じることができ、気持ちや精神が落ち着くことのできる茶道ってやっぱりいいなぁと思った。稽古や習い事ってめんどくさいと思う時ももちろんあるけど、終わってから来て良かったと思えるような趣味って素敵だし自分の糧になるのだと感じた。お父さんとの別れで涙が出そうになった。一期一会という言葉が好きになった。

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    2026年07月10日
  • ノーウェア・ボーイズ

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    ネタバレ

    4人の中学生男子と1人の若い女性は奇妙な友人関係となった
    2人の男子は女性に救われ、1人の男子は女性に惚れ込んでいる
    そんな友情は、女性が抱える問題によって一旦消滅した
    10年後、1人の男子は殺人犯となり、残りの3人は今度は女性を救うべく立ち上がる
    単純な青春を描いた作品ではなく、綺麗事も、綺麗事じゃない部分もひっくるめて、人は救われるんだなって思わせてくれた

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    2026年07月10日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

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    いわくつきの孤島、全てを十角形になぞらえた館。賢くエネルギッシュな若者達。王道を突き進むミステリー、そして衝撃のあの一行。何も知らずに読んだ自分含め、その全てに拍手!

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    2026年07月10日