ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 純喫茶トルンカ 〈新装版〉

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    カフェを中心に登場人物が三つの短編で主役を演じる「再会」をめぐる温かいストーリー

    流れがなんとなく「コーヒーが冷めないうちに」を思い出すストーリー展開

    続きも読みたい

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    2025年12月28日
  • 春にして君を離れ

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    旅行カバンと女性の座っている姿が素敵な表紙です。読んだ後に考えさせられる、素晴らしい内容でした。

    春にして君を離れ
    absent in the spring

    英語の題名も、日本語訳の題名も秀逸です。「君」は誰なのか、「absent」の意味も考えさせられます。

    「君」はジョーン側から見るとロドニー、逆から見るとジョーン。物理的に旅行したから「離れた」って意味合いもあるけど、「心が離れている」意味もある。

    本の流れとして、ジョーンは自分の意見が間違っていない、周りを良い方向に直してあげていると思っているが、周りからは融通のきかない、わがままなお母さんと捉えられている。しかし、別の面から見た

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    2025年12月28日
  • 阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし

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    阿佐ヶ谷姉妹が他人同士で実の姉妹じゃないとは初めて知った

    読んでみて、独身だったらこんな暮らし方理想的だなあ

    私も旦那と離別したらこのような相手と老後を支え合いたいと思った

    それが男であれ女であれ、下手に嫌な思いを我慢して妥協している夫婦よりもよほどいいなと

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    2025年12月28日
  • ハーモニー

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    よかった。本当によかった。

    大災禍後、過剰な福祉により病気や不健康、不道徳というものがなくなり、統制された個人=社会となった「ユートピア」が舞台。
    SFであり哲学。病床に伏せながら本作を執筆していた著者は、自身の命にいかに向き合っていたのか、否応なしに意識させられる。
    2006年の作品だけど、最近いわれている「ホワイト社会」という言葉とも重なる。

    テレビアニメ「攻殻機動隊」や古屋兎丸の漫画作品「Marieの奏でる音楽」を思い出した。

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    2025年12月28日
  • ザ・ネバーエンディング・ストーリー 東京バンドワゴン

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    東京バンドワゴンシリーズ

    青が堀田家に来てからの話

    我南人の妻、秋実が語り部で古書店泥棒の顛末
    堀田家はいつの時代も暖かく賑やかなんだなぁ

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    2025年12月28日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 上

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    オーディブルで拝聴。
    どのレビューでも高評価。最高のSF小説です。
    こんなに感動するSFは初めてです。
    2026.3月の映画が楽しみです。ロッキーはどんな見た目になるのかな。

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    2025年12月28日
  • カラマーゾフの兄弟 2

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    第2巻を読み終え、主人公アリョーシャに対する印象が劇的に変化した。第1巻における彼は、周囲が強欲の怪物ばかりであったがゆえに、相対的に「若くして完成された聖人」のように見えていた。しかし今巻では、「中途半端な人物」という印象になった。兄に侮辱されたスネギリョフに恥辱を忘れる代わりにお金を無心する、という浅慮に手を貸してしまったり、恋愛経験などなさそうなのに、カチェリーナに、本当はイワンが好きなのだと言ってみたり、どこか浅くて半端な行動をとっている。そういえば、物語のまえがきに、アリューシャは「明確さを欠いた活動家」と作者が言っていた。

    スネギリョフがアリョーシャの提案を拒絶する場面は、今巻

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    2025年12月28日
  • 告白

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    一つの事件を、数人の登場人物の目線で描いている。子供が死ぬという残酷な事件から始まり、遺族目線、犯人目線、共犯者目線といろんな角度で物語は進む。おもしろかったが、読後感はあんまりよくないかもしれない。

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    2025年12月28日
  • The Indifference Engine

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    『虐殺器官』から随分と空いてしまった。
    伊藤計劃のストーリーは彼が踠いているように思えて苦しくなってしまう。
    The Indifference Engine
    ルワンダの歴史を感じさせる。

    From the Nothing,With Love.
    何を読まされているのだろう…からラストが素晴らしい。


    『俺』と『お前』が憎み合うから戦争が起こるんじゃない。
    戦争するために『俺』なんてものは存在するんだ

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    2025年12月28日
  • 『罪と罰』を読まない

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    まず作家や翻訳家の皆さまが、私と同じく『罪と罰』を読んだことがなかったり、ロシア人の名前が覚えられない。という共通点に安心(笑)

    しかし作家さんの想像力は、凡人ではない。
    どこで殺すのが物語として盛り上がるか、この人物はこういう人なのでは、という想像力が半端ない!

    最終的に全員がちゃんと読み、また集まることになりました。

    読んだ後の読書会は、皆さまさすがの感想で、それぞれ本に貼ったふせんやメモを、全部見せてください!と思いました。

    『罪と罰』は長編で、この遅読の私はどれくらいで読めるのか、と思いましたが、やっぱり読みたくなりました。

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    2025年12月28日
  • 見て触って向き合って 自分らしく着る 生きる

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    ネタバレ

    YouTubeで大草直子さんのチャンネルを見て、圧巻のセンスと語彙力、提案力に感化されこちらを購入(笑)。
    ある動画でトレンチコートを着ている時、後ろから見られる時のために、
    「あなたの背中をもっと饒舌にしたい、そんな時はトレンチコートのベルトループに、エルメスのシルクスカーフをサッと通して、風とともにシルクを纏わせて歩いていただきたいのです。」
    ↑これはwwwwwwってなった勢です。

    本も読みやすく、分かりやすく、大草さんらしさ全開って感じだったし、何よりこの方はパワー、知性、みなぎる自信、統率力、カリスマ性…などなどにおいて、本当に素晴らしい方だなと思う。
    本の内容、というよりはヒトで買

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    2025年12月28日
  • 俺たちの箱根駅伝 上

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    箱根駅伝
    連合チームのお話
    最下位常連だが新監督の目標は3位以内に入ること
    それも、その新監督は今まで商社のサラリーマン
    会社の制度を使い1年間だけの監督
    寄せ集めのチーム、記録としては認められないことから士気がない者も
    どうやってこのチームをまとめていくのか

    テレビ放送、取材側のお話も同時進行

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    2025年12月28日
  • 保健室経由、かねやま本館。3

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     「もともと、鉄は鉄鉱石なんです。つまり、錆びている状態こそ、本来の姿なんです。加工された鉄が、元の自然な状態に戻ろうとすることを、錆びる、と人は言うんです」
     かねやま本館のひみつが明かされる巻でもある。有効期限の意味するところも。ラストもロマンチックで好き。

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    2025年12月28日
  • 黄色い家(下)

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    面白かった。引き込まれすぎて読んでいる間は鬱々とした気持ちで家事もままならない程ボーッとしてしまった。
    「幸せな人間っていうのは、たしかにいるんだよ。金があるから、仕事があるからじゃない。考えないから幸せなんだ。」帯にもなったこのセリフがグッときた。よいクライマックスでした。

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    2025年12月28日
  • 東京ハイダウェイ

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    都会で頑張る人達それぞれのハイダウェイ=隠れ家。不器用だけど頑張るその人達の言葉に共感したり、励まされたりと、私には力になる素晴らしい小説だった。さすが「マカン・マラン」をかいた古内さんの作品だと思った!

    中でも「タイギシン」と「惑いの星」が良かった!
    いじめられていた圭太にとって、清美の守護神ヴァルキリーのような姿は救いの存在となった。「心技体というけれど、本当は体技心。まずは身体を動かす。そこから技術、最後に心。要するに、スポーツは精神論じゃないの。できる、できないは関係ない。とりあえず、やってみるのがスタートってわけ」。深く納得。スポーツに問わず、まず動くことで心がついていく、やる気が

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    2025年12月28日
  • 新世界より(下)

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    面白かった。名作です。
    敵との戦いはドキドキしたし、真相が明かされるところはワクワクした。上中下巻を一気に読んでしまった。
    作者さんこの話を作るにあたって生物とか物理とか色々調べたんだろうなあと感じた。
    最後は考えさせられる展開もあり、もし同じような世界になってしまったら我々はどうしたら良いのかと思った。

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    2025年12月28日
  • 第三者隠蔽機関

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    2026年版「このミス」国内作品8位にランクインした「エレガンス」の作者・石川智健さんの過去作。

    止まない身内の不祥事対策として、警察トップはアメリカ諜報企業・リスクヘッジ社を、組織全体を監視する第三者機関として採用。
    警察内部を監視する役割の監察官と、警察内の不祥事を察知&もみ消しに動くリスクヘッジ社の息詰まる攻防が、スリリングかつスピーディーな展開で描かれる。
    単純にどちらが善・悪という構図ではなく、言うなれば「怪盗vs探偵」のような感じ。
    最終章は意外な展開を見せ、ラストは爽やかな余韻を残す。
    いやー、あっという間に読み切ってしまった。

    ちなみに文庫化前の原題は「もみ消しはスピーディ

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    2025年12月28日
  • 泣くな研修医

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    自分自身も病院勤務の医療従事者なので、より心にずっしりと響くものがありました。
    綺麗事だけでもダメ、同じ状況に置かれても患者さんひとりひとりで最良とする選択肢は変わってくる、そんな現場に身を置いていると逃げたくなることも多くありますがこれからもそれぞれの患者さん、ご家族と向き合っていくしかないんだよなと改めて感じた作品でした。次の作品も手にしてみようと思います。

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    2025年12月28日
  • 逆ソクラテス

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    伊坂幸太郎先生の作品で好きな構図の、突拍子もないことを言う人と、それに質問していく主人公という役割の話が多く、すごく読みやすかった。
    何がどう言う風になってるのが正解なのか今はわからなくて、もっと昔から知ってたら良かったなと思う章も多かった。
    どうしても大人になると枠にはまるけど、されて嫌なことは人にしないという初歩的なことを、忘れたくないなと思った。

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    2025年12月28日
  • 光のとこにいてね

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    とても好きな話だった。
    展開も終わり方もすごく好き。
    創作物が大好物なくせに変にリアルさを求めるめんどくさい人間なので、年月が経っても距離が離れても再会するなんて非現実的だ、と思って冷めちゃいそうなもんなのに、この作品はまったくそんなことなかった。
    何度離れ離れになっても、何度でも出会い直してほしかったから。
    ふたりに会いたくて読んでるみたいなところあったから、読み終えてちょっとロスみたいな気分。
    互いを想い合う気持ちが本当に素敵で、羨ましいとか嫉妬とか飛び越えてただただ温かい気持ちにさせてくれるお話だった。

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    2025年12月28日