小説・文芸の高評価レビュー
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ネタバレ岐阜から東京までルドルフ行った(トラックに運ばれて)けど、イッパイアッテナと会うのは運命だったと思う。岐阜に帰りたいけど帰れない悲劇。救ったのがブッチー。岐阜紅葉ツアーに出会えたのは絶対に奇跡だ。だがバスを置いて東京で少し過ごすと言うのは、イッパイアッテナにしては少し笑えると思う。でも、こっちは泣けてきた。その後イッパイアッテナを半殺しにしたブルドッグ、デビルの事を私は許せず、ルドルフが仕返ししたのはイラつきを破棄した。
ルドルフが帰れたのはいいけど、もう、遅かったんだろう。新しいルドルフが飼われていた。努力をして帰って来たのに報われなかった。イッパイアッテナの真似をしたのは可愛かった。東京に -
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旅を始めた時は「期待するものは何もない」と明るく快活だったエミルが、世界の美しさやジョアンヌとのつながりを知り、次第に自分の行く末を怖れふさぎ込むくだりは、胸が締め付けられるようだった。またジョアンヌが、トムを失った自分とエミルを失う母を重ね合わせて、「自分がしていることはまちがっている」と思う場面にもはっとさせられた。
自閉症のトムの母であり彼を失ったジョアンヌが、記憶を無くしていくエミルと出会い、互いに理解を深め合っていく様子や、子供に戻っていくエミルの描く絵が、ジョアンヌではなくて姉のマジョルリーであることなど、一つ一つのことがつながりをもって物語に深みを出しているように感じた。
姉 -
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ネタバレ☆5.0
今度映画化されると聞いて結構楽しみ!絶対観に行きたい!
内容としては死神の話で最初タイトルを聞いたときはホラー系の話なのかと思っていたら、違かった。内容は結構重い話だった。
主人公の佐倉が突然、同級生の陽キャの花森から時給300円の死神のバイトを勧められるという話だが、正直、設定とかが序盤は分からないからめちゃくちゃ面白いという訳ではない。まあ、少し2人の会話が面白いなと思う程度だった。話が面白くなってくるのは佐倉の元カノの朝月とまた良い感じの雰囲気になった。後日、朝月が亡くなる場面から面白くなった。なぜかというと序盤から驚きと悲しみが急に提供されるから。読み手の予想を上回ってくる感 -
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高校生の時ヴィレッジヴァンガードで購入してから十数年、読み進められなくて断念していたのに3日で読み切った。
読めなかった理由もはっきりわかる。
意味のない言葉が多すぎる。
そして意味がないことが素晴らしいと今の自分だからこそよくわかる。
誰よりも芸術の力を信じている宇宙物理学者と、皮肉屋でバカバカしいことしかしない小学生がお互いの言い分を通そうとする漫才のような、奇跡のバランス。
何か困難が生じた時、人は「何か理由があるのではないか」と自問する。
原因を自分や社会に求める。
でもそもそも宇宙全体が大いなる意味のない偶然に支配されているのだから、その偶然の意味なさをつぶさに観察してみよう。
そし -
Posted by ブクログ
感動した!星5!
映画の脚本演出を手掛けている韓国人ソン・ウォンピョンさんの作家としてのデビュー作。生まれながらに感情を持たないユンジェが主人公で、彼の視点から(感情がないゆえに)淡々と物語が語られるため、非常に読みやすく、まるで映画のようにシーンが頭の中に流れていった。文章の中にはあまり余白はなく、物語の内容や背景にそれがたっぷりある。
感情がないために親しい人の死を悲しむこともできないのは周りから見たら可哀想であり、辛いことだと言える。しかし、その可哀想も理解できないのが彼なのである。幼くして凄惨な事件で身内を失ったユンジェはそれまでに母から習ったことを頼りに、できるだけ普通に溶け込める -
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