小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
「日日是好日」の映画を見て、どう見てもお茶の師匠にしか思えない樹木希林さんに驚いたが、この本を見かけてまたあの時の気持ちを反芻したくなった。
お茶なんてただしゃかしゃか混ぜて飲むだけ、という認識しかなかったが、なんという奥深さ。
お茶をやっていた友人を、いきなり尊敬したくなった。
お茶だけでなく、生けられる花、掛け軸、季節で変わるお道具、お釜の位置、本当にそこは小宇宙。
でも最近は、そんな道具などがメルカリに出品されているという話も聞く。
継承する人が減ってしまい、価値がわかる人もいなくなっているからなのだろうか・・・
さびしいことではあるが、私はこの日本の素晴らしい文化の存在を知ることができ -
Posted by ブクログ
ネタバレ推理小説、青春小説、科学小説、幻想小説、恋愛小説の異なるジャンルの5章からなっている。其々の登場人物が密接に関わっており、一人でも欠けたら全ての物語の歯車が狂ってしまうという構成が「あっ」と驚かされ、アトラクションを体験してるような楽しさだった。
語りたいことは、たくさんあるが、読む人の楽しみを損ねてしまうため、こころに留めておこうと思う!
表紙に書いてあったカバーを読後まで外さないでくださいという注意書き、これは絶対に守るべきです!
自分は読後に見ましたが、読む前に取らなくてよかったと心底思ったので‥
読む順番も1章から順に読むと全てが徐々に繋がっていくパズルのような愉しさが味わえます -
Posted by ブクログ
第一章では都を取り巻く家族の物語だと思った。でも第二章へ。さらに第三章へ読み進めると物語は壮大になっていく。
第三章の最初は別の物語なのかと錯覚した。しかしここからが物語の重要な部分だった。
都の祖母であり雅枝の母でもある佳代は戦争を経験している。出征した幼馴染の男の帰りを待ちながら故郷の瑞ノ瀬を守っていた。そして無事に生きて帰って来た孝光と夫婦になってさらに一生懸命働いた。
その瑞ノ瀬がダムの底に沈むことになってしまう。
孝光と佳代は反対運動を起こす。しかし途中で夫の孝光は失踪してしまう。そして反対運動は分解してしまうが、佳代は一人になっても夫の帰りを信じてダム建設の反対を貫いていく。
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Posted by ブクログ
ネタバレ読書初心者ですが、心地よい文章とテンポの良さで
一気に読み切ってしまいました。
この本が好きだと感じた一番の理由は、
登場人物が皆まっすぐな人柄であることです。
それぞれが憎しみや悲しみを抱えながら行動しており、
たとえ罪を犯していたとしても
その気持ちに共感してしまう部分がありました。
また、静奈と行成のラブストーリーも
とても魅力的です。
お互いに受け入れがたい事実を抱えながらも
それでも惹かれ合ってしまう姿に
「これが運命の出会いなのかもしれない」と感じ、
思わず胸がときめきました。
きっと2人はお互いに支え合いながら
幸せな生活を送るのではないかなと思います。
功一、泰輔、静奈の
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