ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • マチネの終わりに(文庫版)

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    恋愛小説ではあるけれど、主人公2人の激動の人生の一部を覗かせてもらった気持ち。
    生きてさえいれば、未来を変えることができるだけでなく、過去でさえ変えることもできる。

    あと、自分が知らない難しい言葉や言い回しや当時の世界情勢がたくさん出てきて自分の無知さも知ることができた。過去と地続きの今を生きている1人の人間として、過去のこと色々知っておきたいと思った。

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    2026年07月10日
  • ためらいもイエス

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    ネタバレ

    スキですね、この作品。

    爽やかなエンディングに乾杯って感じです。

    大体、イヤイヤ受けたお見合いの相手が魚のギンポに似てたからそうあだ名を付けるところとか、
    大親友の青ちゃんの話し口調とか、
    面白いところが一杯あって魅力的。


    ただ、中野さんの過去とか生き方の哀しさ。これには胸が痛かった。

    主人公が優柔不断に見える人もいるかも知れないけど、実際さぁ、初めてなんだよ、まともな恋愛をしたのが。
    だったら多少口説かれて有頂天にもなるし、いい顔したりもする。ギンポくんにも思う存分甘えてみたくなる。
    そういうものでしょう。

    仕事が出来る女がさ、かっこ悪いくらい恋愛に翻弄されて。
    いいお話だな。

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    2026年07月10日
  • 蒼穹の昴(4)

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    ネタバレ

    最終巻。
    天下を覆さんとする策謀が、春児を、文秀を、そして中華四億の命すべてを翻弄する。
    玲玲が、いじらしくて可愛くて、大好きです。
    そして李鴻章がカッコ良過ぎる。
    個人的には、王逸も好きだなぁ。
    浅田次郎先生が書く登場人物は、みな個性的で魅力があり、すぐに彼らの描写が浮かびます。

    涙が出るようなシーンは、全巻通して何度もあって、その行を読んだ瞬間にダァッと涙が流れます。
    要は「来るぞ来るぞ、泣けるシーンが」って予測が全然出来ないので、その瞬間は突如やってきます。
    電車の中とか危険かも(笑)


    そして、このまま終わるのは困る〜って、ちょっと後を引く感じで完結します。
    番外編的なものが、「珍

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    2026年07月10日
  • 蒼穹の昴(3)

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    いよいよ守旧派と改革派の対立。しかし王朝の崩壊は誰の目にも明らかだった。
    西太后の側近である春児と、光緒帝側・改革派である文秀たちの運命は。

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    2026年07月10日
  • 蒼穹の昴(2)

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    無事に官吏となった文秀と、宦官になる機会を待ちながら、鍛錬の日々を過ごす春児。
    彼らを取り巻く周囲にどんどん変化が起き、政治的には目を離せなくなる。

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    2026年07月10日
  • 銀嶺のかなた(二) 新しい国

    購入済み

    納得の力作

    作者の洞察力に改めて敬服した。現代史でも真実が闇に塗り込められているなか、この激動の時代を読み解ける出色の歴史小説のひとつでは。やや劇的な色合いもあるが真相にせまった作品で、前田利家、利長の見方も一変した。作品のタイトルに込められた作者の意図もわかった。

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    2026年07月10日
  • 何者

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    最初から最後まで1日で一気読みしてしまった。
    就活、社会人になる前の価値観や考え、未来への不安など、学生時代の最後の悩みの部分が、当時自分が大学生、あるいは社会人になりたての頃に読んでてたらもっと本の印象も変わったのかなあと思ったのが、最初。
    ただ、読んでいくにつれて、これはどの年代の人でも就活を経験した人々にとっては、わかる!であったり、いたいたこんな奴〜!っていうようなエピソードが散りばめられており
    普段生活の中で一瞬心の中で描いた考えや他人への否定や言葉に出来ない自分の思いをこぼさず拾っていく文章はさすが朝井先生と感じた。
    これまで読んだ朝井先生の本は群像劇的で複数人のキャラ達がそれぞれ

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    2026年07月10日
  • 生きる言葉(新潮新書)

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    クソリプへの対応の仕方は国語の授業でそのまま使えるのではないかと思う。無用な軋轢をうまないための知恵。

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    2026年07月10日
  • イクサガミ 人

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    ネタバレ

    シリーズ第3段。
    いよいよ後半といこともあって、想像もしていなかった強者が次々と。
    最終、貫地谷無骨との接戦もすごかった。
    当初の不気味さもなく、強いものと戦うことに取り憑かれてた童のように最期は迎えて、一気読み。


    残る強者で刀弥、朧流の幻刀斎、とがラストでどうなるのか。

    残る9人になったところから後のラストはどうなるか。

    気になることばかりです。

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    2026年07月10日
  • 張込み―傑作短編集(五)―

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    まだ読んでいなかった短編集でしたが、どの作品も面白く、一気に読んでしまいました。特に投影という作品は読後感が良く、出会えて良かった作品の一つです。

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    2026年07月10日
  • かばじい

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    ネタバレ

    『かばじい』と呼ばれるかばのおじいちゃん。
    なんでも得意で最強(?)

    そんなおじいちゃんにある日…

    とんでもない魚が…!

    おじいちゃんの力でも無理そうです

    そこに…登場 おばあちゃん笑

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    2026年07月10日
  • 秋葉断層

    会話文が素晴らしい

    作品の良さは、他の方々が評価してくださっています。私が一番感じた事は…
    登場人物の心理や、ストーリーの流れのタイミングが会話文で表現されているところです「プロの作家」なのだと思いました。
    巷にはストーリーを説明するだけのダラダラした作品は、けっこうあります。読み終わったらそれでおしまいというような…
    でも佐々木譲さんは「書かないで伝えて」くれます。読みながら作家とのコミュニケーションができて「良い読書時間をすごせた」と思わせてくれる作品でした。

    #深い

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    2026年07月10日
  • 婚活食堂 8

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    人との出逢いや結婚への流れは、やっぱり楽しい!過去にめぐみ食堂に来たお客様が出てきたりもいい。食堂の御飯も美味しそう!

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    2026年07月10日
  • ハサミ男

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    自分の手口を真似された殺人鬼が、
    真犯人を追う設定からして秀逸。

    終盤、仕掛けられた罠に気づいた瞬間の鳥肌が迫ってきた感触を今でも忘れられない。

    読者を綺麗に騙し切る、鮮やかで洗練された本格ミステリーでした!

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    2026年07月10日
  • テロリストのパラソル

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    すばらしい。直木賞受賞当時読むには読んだがぴんと来なかった作品。最近あちこちで傑作だという言説を見て、三十年の時を経て再読。大傑作ではないか。主人公のキャラクターの立たせ方。奇妙なやくざとの交情、会話の妙。文体。まさしくハードボイルドの逸品。どこかである作家が「教科書のような作品」と書いていたのも頷ける。自分初読の頃は若かったし読みのレベルも低かったんだろうな。レビューをざっと見渡すと、偶然の要素が多いなどミステリーとしての仕立て方を云々するレビューもあるが、それは的外れ。再読してよかった。

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    2026年07月10日
  • かわいそ笑

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    大好き梨さんのホラー。
    オモコロの記事をより小説に近い形にしたもの、といえば良いでしょうか。
    といってもあまり小説的な作りにはなっていません。

    いろんな呪いの話が出てきますが、最終的には一つのところに落ち着きます。
    みなさんもぜひ読んで被害者を可哀想がってあげましょうね。

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    2026年07月10日
  • チョコレートコスモス

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    おもしろかった!!500ページ超えなのに一気読みしてしまった。次どうなるの?どう演じるの?がずっとあってわくわくした。
    響子みたいな恵まれた天才がそのままうまくいく感じの話めっちゃすきなのでそこもよかった

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    2026年07月10日
  • 密やかな結晶 新装版

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    ネタバレ

    人々はそれぞれに、人生で出会った記憶の結晶を保存しておくための心の洞窟がある。あたたかな結晶もあれば、意図せずとも洞窟の壁に刻み込まれてしまったものまで。
    そこは誰かに見せるためではなく、誰かが足を踏み入れることを許すべき場所もなく、ただ自分がいつでもその結晶に触れることができる、非常に密やかで尊い空間。 


    この小説に出会えた素晴らしい体験を、洞窟にて大切に保管しておこうと思う。

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    2026年07月10日
  • 僕には鳥の言葉がわかる

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    実は私も、言葉を理解するのは人間だけ、それが他の動物との違いだと思っていた。
    この本を読むまでは…。
    まさか身近にいるシジュウカラという鳥にこんな言語能力があったなんて!と驚きの連続だった。

    「動物言語学」という新たな学問を作り出し、世界に発信している著者。
    彼の研究人生がどのように始まったか、具体的な実験手法、学会での出来事などが可愛いイラストと共に書かれた本。
    素人にも分かりやすくかつ面白く書かれており、読んでいて飽きなかった。
    研究者というのがいかに柔軟な発想と好奇心を持ち合わせているのか、そして地道な取り組みをこつこつ続けているのかということをひしひしと感じた。

    世界はまだまだ知ら

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    2026年07月10日
  • 何者

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    ネタバレ

    留学で同級生と時間がズレたおかげで、就活では他人と自分を比べることが少なくて済んだ。だからこそ自分のペースを信じて進められて、結果的に順調に終わることができた。でも「何者」を読んでいて気づいたのは、自分の中にも人の頑張りを少し蔑むような心理が隠れていたこと。それは悔しさとか、不安からくる感情なんだと思う。本の中のキャラクターたちも同じように、見栄を張ったり人を下げたりしながら必死に自分を保とうとしてる。自分もそういう部分を持っているからこそ、その葛藤がすごく共感できた。もっと純粋に生きたいです!

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    2026年07月10日