小説・文芸の高評価レビュー
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足利尊氏と言われても
・室町幕府の初代将軍
・昔の教科書の足利尊氏は別人
・太平記
・敗れた楠木正成や新田義貞の方がエピソードが強い
など、心惹かれるトピックスと私は出逢っていませんでした。
少し前に少年ジャンプで連載していた『逃げ上手の若君』では北条時行を主人公としており、足利軍団は悪者で描かれておりました。
その時の尊氏の描かれ方は神のような運気を持っており、何故か強いでした。
本作の尊氏は、気配りは出来ないけれど人は良く、仕事は出来ないけれど戦場に立てば軍神!?
掴みどころなく、イラっとくるけど憎めない!??
いつもは助けられてばかりの弟を助ける場面が何度かあるのですが、涙が出てく -
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ネタバレ普段恋愛小説はあまり読まないが、なんとなく題名に惹かれて手に取った。この本は心が揺さぶられる大人の切ない物語だった。
蒔野と洋子が会う予定だった日、二人はほんの小さなすれ違いが重なって、更に早苗が洋子に送った別れを告げる偽メールによって一緒に歩むはずの二人の道が分たれてしまった。
この時、蒔野も洋子も精神的にダメージを負っていたために、相手のことを想い、また自分が傷つかない方向に進んでいったのだと思う。
早苗は大変なことをした、との自覚がありながらも自分の行為を自分の中で正当化していく。
早苗には全く共感はできないが、自分の間違いをなんとか正当化しようとする心理は多少は理解できる。
蒔野と洋子 -
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私は爆笑問題が子供の頃から好きで、爆笑問題カーボーイというラジオ番組だけは大人になった今でも毎週聞いている。太田光には好きなところも嫌いなところもあるが、私の人格形成の過程で大きな影響を与えた人物の一人であることは間違いない。
本のタイトルになった「マボロシの鳥」は太田光が芸を続ける理由の独白でもあるのだろうと思った。しかし残念ながら、小説として没入して読んでしまうような面白さは無かった。太田光がどんな人なのか、何を考えているのかを知りたかったから、私はこの本を読み進めた。太田光に興味がない人にはあまり刺さらないのではないか。
最後の小説「地球発・・・・・・」を読み終えたときに、「太田光が書い -
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自己陶酔することなく、過去にあった出来事を淡々と書き記す。そのスタイルだからこそ、深く深く胸に突き刺さる内容であったと感じる。50年前という現代から近い過去、1970年代にフランスでは中絶が禁止されていたという事実に驚き、そして、その時代に生きて苦しんだ一部の女性たちのことを思うとやるせなさを感じる。「中絶は悪だから禁じられているのか、禁じられているから悪なのか、決定することはできないのだ。世間の人は法律に従って判断するのであって、法律を判断するのではない」。今までに辿り着くことができなかったこの考え方にハッとさせられるものがあった。
アニー・エルノーの作品をもっともっと読んでみたい。 -
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6月にこれを読めたことが本当に奇跡
作家の木爾チレンさんといえば文学フリマでその存在を知り、実際に会ったこともサインをもらったことのある女性作家なのですが、びっくりするほど女性らしい可愛さのある方なんですよね。少女を追っている若さを求めた人ではなく、本当に少女を自身に閉じ込めた人なんじゃないかなと思うくらい作家木爾チレンなんですよね。だから作風を知った時に納得してしまい終始安心して読めたのが今作でした。
木爾チレンを知らない人は是非ここから読んでいただくこと強くお勧めしますし、今作はとにかく夏!夏に読んでいただきたいです。
正確に言ってしまえば私は6月が似合う作品だと思いました。前にも書いた -
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ネタバレファン・ボルムさんの「ようこそ、ヒュナム洞書店へ」が面白かったので、韓国の小説もいいかなと思い、京都の恵文社で何気に手に取った一冊。
なので、2024年本屋大賞翻訳小説部門第3位だったとか、ドラマ化も進行中の世界的ベストセラー「Kヒーリング」小説ということも全く知らなかった(恥)、
かつ二作目だし。
最初はとっつきにくい感じもしたが、読み進める内に引き込まれた。
リアルに存在したら、きっとあまり近寄りたくないキャラのホン・クンべが、実は俳優で、役作りのためにALWAYSで深夜バイトしていたなんてびっくりした。
クンべを中心にあるいは絡ませながら、オーナーのヨムやオーナーの息子のミンシク -
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涙、涙
悲しくはない、あたたかい涙、清々しい涙。
なんともいえない感情。
自分が死ぬ時は、そばに両親がいてほしいなぁと、最も親不孝なことを思ってしまった。
親より先に死ぬなんて。
雫の元に亡き母親が訪れる。
「私ね、まだもう少しだけこっちにいたいんだけど、その時が来たら、ちゃんと私を迎えに来てくれる?」
「もちろんじゃない!」
即答した母親。
「だってそのためにお母さんは先に天国に行ったんだから」
ああ、そうか。
最大の親不孝をしてまで親より先に逝かなくても、最期は一緒なんだ。
みんな、最期はお父さんお母さんが迎えにきてくれるのか。それなら、いっか。 -
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ネタバレ〈巷説百物語〉シリーズ第4作。
上方から逃れ、江戸に流れ着いた頃の若き日の又市を主人公にした前日譚。
多くの犠牲を出して今巻の事件が決着することは、もともと既刊の作品でも語られていたけれど、魅力的な登場人物が多かったからやはり読後感は寂しい。
しかしまだ自身を包み隠さない頃の又市の姿は、青臭くも爽やかで、読んでいて快かった。
「それにな──と言って又市は棠庵を確と見た。
『猫が鼠より強ェな解る。だけどもよ、猫が鼠より偉ェってこたあねェぞ』
その通りですよと棠庵は言って、縁台を叩いた。
『猫は強いが偉くはない。それこそ真理です。お前さんは──そこに気が付けるひとなんだ』」
と、棠庵が又市を評 -
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ニュース番組にて紹介されていたため購入。
まさか自分の持病に関する児童書が発売されるとは思ってもみなかったが、子供たちが手に取れる形でこの本が存在することは、非常に大きな一歩であると感じている。
当事者として読み進めるにはなかなか勇気が必要なほど、症状や周囲の反応などの描写がリアルであり、病気について知らない子供たちでも十分に理解できるような内容だった。
またトゥレット症以外の事柄でも、「知らない」ことで他人を傷つけてはいないか、自分自身を振り返る良い機会となった。
著者の柴野理奈子氏へ感謝すると共に、トゥレット症を抱える子供をはじめ、この本が一人でも多くの方の目に留まることを切に願っている。 -
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読書して久々に笑った!
表紙の通り、豪快!文中でも急に大文字太字、フォントも変わって迫力満点!そしてお笑い満載
本、というより漫画! これ実写化して欲しい〜
『グレタ』は、グレたのか、スウェーデン環境活動家グレタ・トゥーンベリさんを捩ってるのか、その両方か
夫の目線で恋愛して結婚して、妊活からの妊娠でしおらしかった妻が大変身、恐れ慄きながらも慣れていき変化を知ろうと努力し認め、なんなら義父の一言にも反発するほどの夫婦愛がベースだからかずっと笑っていられる。その愛がなかったらもっとギスギス面白くないんだろうなぁ〜
いい話だった!
妊婦役誰かな?橋本環奈かな?笑
「ねえ由依、これは『ア
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