ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 月の立つ林で

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    ポッドキャスト『ツキない話』を聞いている人たちの物語。青山さんの特徴である短編のようにみえて、色々と繋がっている小説。

    新月は色んなことの“始まり”に適しているらしい

    見えなくても、ちゃんと存在している。
    目に見えない間接的な繋がりや優しさ。
    そういうのってなんか素敵だ

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    2026年05月02日
  • 十戒

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    ネタバレ

    ほんとにラスト2ページでひっくり返された。綾川と麻衣が同一人物だと分かっていくまでの衝撃が強いし、鳥肌が止まらなかった。ぜひもう一度読みたい。

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    2026年05月02日
  • 禁忌の子

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    読み終えてしまって勿体ないと思った何冊かの本の中の一冊となった。
    基本的に巻頭に図面と登場人物が載っている本が好きです。この登場人物が程良く紹介され、終盤まで犯人が分からないどころか、着地点も分からなかった。
    次回作を楽しみにしています。

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    2026年05月02日
  • スピノザの診察室

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    人生を歩んでいく上での指針にしたい作品。
    何十回も繰り返し読んで、自分の血肉にしたい。

    以前、本屋大賞ノミネート作品の『エピクロスの処方箋』を読み感動して、夏川草介さんの作品に手を伸ばす。

    人間の意志や努力でできることは限られているというの深く共感する。
    なにかしらの問題は、現在の構造である場合が多い。そのような構造を変えるのは、かなり難易度が高い。そして、そういった不条理ともいえる構造の中で生きていくにはやはり人と人が手を取り合うことが大切なんだよ、ということを本から受け取った。

    読んでいて、哲学や物事の考え方など勉強になる部分がかなり多い。
    また、京都の街の見方、人の性格の表現の仕方

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    2026年05月02日
  • 時をかける情緒 まぁいいさ

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    新聞連載なのでひとつひとつが短いのがとっても良い。YouTube の彼女のチャンネルでも短いのはすごく面白いのが多いと思う。

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    2026年05月02日
  • きみのことが だいすき

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    うまくいかなくて落ち込んだり、時には責められたり。
    そういうときに、うまくもやもやを伝えられなかったり、消化できなかったり、自分を責めたりしてしまう。そんな子ども、そして大人に贈りたい言葉が詰まっています。
    絵のタッチも繊細で柔らかくて素敵です。

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    2026年05月02日
  • デミアン

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    主人公のシンクレールが、自分の内側にある本当の声に目覚めて、価値観を確立していくお話。

    シンクレールがデミアンに出会って、それまで知らなかった世界にのめり込んでいく経過をドキドキしながら読んだ。

    最初に読んだ時は、自分の内なる声を突き詰めた先に生きるべき道がある、周りの声に従って生きていくより孤独な道だけども人間はそうあるべきだ、というヘッセのメッセージなのかなと思った。
    ただ最近読み返して、それプラスもっとシビアなメッセージを感じたというか、内なる声に気づいてしまった人間は一度殻の外の世界を垣間見た後、殻の中に居続ける選択を自由にできるわけではないんだなと。

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    2026年05月02日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    本にしかできない表現。本だから成立したトリック。これを超えるミステリにはこの先出会えないのではないかとすら感じる。傑作。

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    2026年05月02日
  • 告白

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    傑作。この本に出会わなければ読書の楽しさを知らない大人になっていたかもしれないし私がイヤミス大好き人間に育ってしまったのも元はと言えばこの本のせい。もう一度記憶を消して読みたい。

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    2026年05月02日
  • 白鷺立つ

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    ネタバレ

    実家から毎日眺めていた比叡山を舞台にしたお話。
    めちゃくちゃ面白い。

    仏の道に入り、ともに千日回峰行を為さんとする恃照と戒閻の2人の人物を中枢に、彼らの同族嫌悪に近い厭悪や確執が、叡山という因循姑息な組織の上でどんな顛末を辿るのかを描いた小説。

    規則という柵の中で死ぬことが許されず、恥を晒して生きてゆくしかない恃照にとって、出生を近くしながらもずんずんと自らの道を突き進む戒閻がどれだけ嫉ましく厭わしかったか、そしてどれだけ憧れ、堂入りを満することを願ったか。
    長きに渡って、確執という殻の中で育まれてきた戦友同士の同情と信頼が一気に弾け出るラストシーンには、胸を打つものが大きかった。

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    2026年05月02日
  • 人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした

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    いやーめちゃ面白い、気持ちよく一気読み!
    元アイドルのアラサー女子がおっさんと同居という非日常的な設定だがナチュラルに感情移入できて、すごく面白い。元アイドルの方が書いた小説ってことで期待していなかったのだがめちゃくちゃ面白かった。他の作品も絶対読みます。

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    2026年05月02日
  • ソラリス

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    SF小説傑作、やっと読む機会ができました。本書は海の惑星ソラリスを研究するために宇宙ステーションに派遣された心理学者を主人公として描かれた作品です。ネタバレになりますのでストーリー関連についてはコメントしませんが、これこそ「未知との遭遇」を描いた作品という印象を持ちました。人間がどうやっても理解できない知性が存在しているのではないか、そしてそれは知性が高い、低いというスケールの問題ではありません。人間とは「違う」知性の存在です。これは現在大きなテーマである人工知能を考える際の視点にもなるでしょう。ソラリスという未知の存在、そしておそらく永久に?不可知の存在ではないか、というものに対峙した時に、

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    2026年05月02日
  • 謎の香りはパン屋から

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    手に取った時、ミステリー要素も含まれると聞いていたが、全然怖くはなかった

    途中から衝撃的なことがあったが、楽しんで読めた。

    個人的にはそれぞれのパンの歴史を勉強できて嬉しかったな

    パン屋にいきたくなってきた……笑

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    2026年05月02日
  • 日の名残り

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    イギリス文学最高峰のブッカー賞を受賞したという本、ようやく読む機会ができました。忖度なしで面白かった。私は「クララとおひさま」ではじめてイシグロ氏の本に出会い、これが2冊目ではありますが、共通して感じるのは「静謐さの中にある感動」。本書で扱われている時代は2つの世界大戦をはさむ激動の時期なのですが、あえて舞台は牧歌的風景の広がる英国貴族の屋敷(その意味でドラマ「ダウントン・アビー」を彷彿させる)。しかも主人公はその貴族ではなく執事です。このアプローチは「クララとおひさま」にも共通していると思います。クララとおひさまでは、貴族にあたるのがジョジ―という少女で、執事にあたるのがAI搭載ロボットのク

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    2026年05月02日
  • 春にして君を離れ

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    ネタバレ

    刺さりすぎた。なぜなら、私はエイヴラルの立場だから

    毒親育ちじゃない人は夫に怒るを感じる人もいるって言われてるようだけど、夫に対してもっとしっかりしろなんて無理だよ
    反論や意見を言う元気が失われるくらいに救いようがないんだから

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    2026年05月02日
  • 十戒

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    ネタバレ

    犯人!!!!!お前!!!まさか!!!あいつなんか!!!ってなった、怖いよ……ほんと……

    方舟から続くこのシリーズ、殺人探偵シリーズ(?)として続いてほしい(むずくね?)
    コレは2回読んだ方がいいやつだ、詳細は巻末の解説を読んでくれ……

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    2026年05月02日
  • ごみのはての

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     不用品になるのは、ものだけではないのかもしれない。人までもが、いつの間にか分類され、処理される側に回りうることに皮肉を感じた。とくに印象に残ったのは、それを見つけたときの天原さんや作業員たちの反応である。本来ならもっと大きく揺らいでもおかしくない場面なのに、どこか現実感がずれたまま作業が進んでいく。そのずれが妙にシュールで、読んでいるこちらの気持ちだけが少しずつ冷えていくようだった。 
     そして何より、異様だったのは依頼主だけではなく作業員たちもまた危ういということだ。人はこんなふうに、気づかないうちに足元をすくわれるのかと思った。

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    2026年05月02日
  • 月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった

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    スラスラと読めて3日程度で完読。主人公の結城さんよりも私は若く結婚で悩むことはまだないが、彼女に感情移入しながら読むことができた。

    人間は誰しも孤独であり、自分の存在意義を必死に探そうと生きている。その意義を感じられる一つの方法が、結婚。結婚と言っても一括りにはできないが、自分がどんな姿であろうと愛してくれて、自分に価値があると思わせてくれるパートナーに出会えたという証という捉え方はできる。それが幸せと社会では一般的に考えているけれど、その幸せの証を得る方法は必ずしも結婚だけじゃないとこの本は気付かせてくれた。これから先多くの人が、自分なりの幸せの形を引け目なく築ける寛容な社会になってほしい

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    2026年05月02日
  • 魔法律学校の麗人執事3 シーサイド・アドベンチャー

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    面白かった!このシリーズ大好き!
    椿ちゃんがみんなにドキドキしててかわいい。
    椿ちゃんかわいいなぁ。いい子だなぁ。
    五摂家の面々の魔法の力が凄すぎて震える。
    魔法使えるの羨ましい。
    みんなイケメン!スミレちゃんかわいい♡

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    2026年05月02日
  • 今日未明

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    短いニュース記事が冒頭にあり、そのニュースの当事者たちの姿を描く構成の短編集。
    引きこもりの息子が高齢の両親を殺す、マンション女児転落死 母親の交際相手を逮捕、出産直後に赤子を殺す母、中学生を轢き殺してしまった高齢女性、高齢夫婦が熱中症で死亡
    全てよく聞くニュース。記事だけ読むと単純なストーリーを想像し、高齢なのに車運転するなんて、まだ子どもを産めるような女じゃなかったんだろと考えてしまうが、実際そんな単純なものじゃない、色んな裏側があるんじゃないの??ととにかく考えさせられる作品の数々。
    とくにマンション女児転落死を描いた「そびえる塔と街明かり」、高齢夫婦の熱中死「四角い窓と室外機」の2編が

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    2026年05月02日