ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 塩の街

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    デビュー作でさえ的確にこちらの“癖”を撃ち抜いてきたのだから、出す作品出す作品ツボるのは必定だったわ…と今更気づかされるなんて。
    つまり、好きってことですね。
    塩害によって壊れた世界でサヴァイブしながら恋もする。
    “大人向けラノベ”と自称するだけあって、読みやすいしページ数も多くない。
    長編小説というよりは連作中編集って感じなので、一冊読み切るハードルも低い。
    エンタメとしての楽しさとトキメキ成分に溢れている。
    続編も買お。

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    2025年12月27日
  • 水を縫う

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    ネタバレ

    いい小説だった!
    最後、全についての気持ちが書かれるのかと思ったら全は黒田さんや清澄の名前の由来についての思い出しについての登場で、
    ただ、ドレスを仕上げる本気の全と子供の名前についての本気の全、自社製品を任せられている本気の全が垣間見れて全って恨めないやつなんだって心が暖かくなりました。
    いろんなものにそれぞれが振り回されながら自分を見出して自分を大切に生きていく姿、とても良かったです。

    何より結局全は全のまま特に大成功!みたいな終わり方じゃないのがどこにでもある幸せのあり方、生活が感じられて良かったです。

    家族だからこそ分かり合えてないことも多いし、私も家族だからわかってよ、と思いなが

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    2025年12月27日
  • 犯人と二人きり

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    ミステリーをベースに、ホラー、サスペンス、SF、ファンタジーなどエンタテインメント小説のあらゆる要素を盛り込んだ短編集。

    7篇の短編から成る。幽霊話が多かった気がするけれど、どの話も一気に読ませる面白さ。高野和明の懐の深さに改めて感心した。また「13階段」や「ジェノサイド」のような力作長編が読みたい。
    (A)

    2025年の読書はこれで終了。 39冊(前年比ー5)読んでA評価は6冊(前年比+3)、B評価で☆5つが3冊(前年比ー5)でした。
    「通勤時間を使って読んだ本の感想」が基本の当ブログですが、在宅勤務がメインとなったので読書量がますます減っています。

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    2025年12月27日
  • 暗幕のゲルニカ(新潮文庫)

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    『楽園のカンヴァス』を読み終えた直後、その余韻に浸りながら手に取った一冊。
    ピカソを愛し、《ゲルニカ》の魅力に取り憑かれた二人の女性。時代を隔てて描かれるその物語は、どこまでが真実でどこからが虚構なのか分からなくなるほどリアルで、読み進めるほどに引き込まれていきました。

    私自身、小学生の頃に親に連れられて大塚国際美術館で《ゲルニカ》の陶板画を見たことがあります。上からは暖色の照明が当てられていたはずなのに、心に強烈に残ったのは物悲しく冷たい感情でした。困惑や恐怖。作中で描かれるゲルニカを前にした人たちの感情は、当時の自分の記憶と重なり、強く共感しました。

    人生で初めてピカソを意識したのがこ

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    2025年12月27日
  • これがそうなのか

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    水中の哲学者たちと比較して、永井さんのシャープでまっすぐな言葉の切れ味や世界の切り取り方はそのままに、全体主義へ向かう社会を憂う影があちらこちらに見られた。語るための、誰かを守るための、社会をよりよく描くための言葉を紡ぎ出すのは大変だったんだろうなと思う。

    特に印象に残ったのは飯テロのエッセイで、本来は絶対に並ばない言葉同士の摩擦が生み出す新鮮な感触や、組み合わせに失敗した時の不協和音を見事に描いていた。

    本日刊行イベントに足を運んで直に話を聞くことができてよかった。
    世界は不条理に溢れているけれどこの世に生まれてしまった以上は踊り明かすしかない。理論整然としている、100%純度の高い世界

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    2025年12月27日
  • わたしは、あなたとわたしの区別がつかない

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    一人の男の子の人生が描かれていた。
    こんなにもわかりやすく自分の気持ちを整理して描いていて、自閉症だという特性についても整理して述べていてすごいなと思った。
    お母さんがすごいと思った。
    二人三脚で道を模索すること、なんでもやってあげるのではなく、提示したり、決断を委ねたり、お母さん一周目だというのに達観している。
    この作品を読めて良かった。

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    2025年12月27日
  • 旅は究極の自己投資 自由に生きるための世界スマート旅

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    1年ほど前から、おのださんの動画を見始めた者です。本はマンガもあって読みやすく、普段、本を読むのに慣れていない私でも、最後まで読むことができました。
    おのださんのことは、動画で色々と知っていたつもりでしたが、YouTubeを始める前のことや動画では話していないことも書いてあり、買って良かったです。
    最新のマイルやクレカの情報も盛りだくさんで、おのださんのことを知らない人でも、為になると思いました!

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    2025年12月27日
  • その本は

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    コラボ作品なので、イラストと文とがいいバランスで読み進めることができるいい本。

    特に第七夜が好き。中2のムスコに勧めてあげたら、うぁああと言って言葉を失ってました。

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    2025年12月27日
  • 花売り姫

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    装丁に惹かれて手に取った本でしたが、いい意味で装丁からは裏切られる内容でした。
    帯にもあるように、自分が本当に嫌いなもの/好きなものは何なのか、自分にとって本当に大切なものは何なのか…
    都合よく自分のことを取り繕って大事なことから目を背けていただけであって、ひいとの出会いで現実と向き合い、自分の本当の気持ちに気付かされる…そんな体験ができました。
    読んでいて胸が痛くなるけれど、この本に出会えてよかったと思えます。
    今後自分が困難や目を背けたくなることに出くわしてしまった時、自分の気持ちに素直に向き合えるようにまた再読したいです。

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    2025年12月27日
  • 探偵伯爵と僕 His name is Earl

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    ネタバレ

    子ども視点のファンタジー要素がある推理小説かと思った。最後の章で、事実をもとに書いた物語で、ああ、そういうことだったのかと、悲しい気持ちになった。

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    2025年12月27日
  • 記憶書店うたかた堂の淡々

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    咽び泣いてしまいました、あまりにも優しくて温かいお話すぎる。
    記憶を与える、消す、書き換える等…人の記憶に関わるお仕事をしている現野一夜 -うつつの いちや- くんが物語の主軸ではあるのですが、主人公は現野くんというより依頼主の方達で一人一人が記憶を消したい理由、記憶を与えたい理由、記憶を書き換えたい理由に向き合って全力で生きている気がしてとても感動しました。
    やっぱり野村美月先生が書かれる言葉達は生命力があるんだなと思います。
    とても素敵な1冊でした、ぜひ読んでみてほしいです。

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    2025年12月27日
  • 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

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    4.5
    意外と初村上春樹。かなりのめりこんだし、余韻の残る終わり方で良かった。ラストのクロに会いに行く旅が最高だったな

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    2025年12月27日
  • 赤と青のガウン オックスフォード留学記

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    読み終えたあとほっこりした気持ちになって、自分も何かをがんばろうと思えた。すっかり好きになってオールナイトニッポンも楽しく拝聴しました。

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    2025年12月27日
  • 踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君

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    20年分のエッセイと短編集。ごちゃ混ぜな感情で溢れてるのに、美味しいスープが出来上がるのがふしぎです。

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    2025年12月27日
  • それでも旅に出るカフェ

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    登場人物が感じていることが、ものすごく自分の感情とも重なりました。
    お菓子や飲み物が文面なのに美味しそうで、その場所へ行って食べたくなりました。

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    2025年12月27日
  • 春の星を一緒に

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    とてもとても良かった。
    「満天のゴール」に続く作品。藤岡さんの作品の中でも特別好きな作品になりました。

    シングルマザーの奈緒と高校生の涼介。前作は過疎地を舞台に在宅医療が描かれていましたが、本作は都会の緩和ケア病棟が舞台。
    故郷から一緒にやって来た医師・川上先生や、進路に真摯に向き合う涼介くんについても丁寧に描かれていました。

    序盤から早くもウルッと……。前作では10歳だった涼平くんが、思いやりのある頼もしい好青年になっていました。

    生きてると、自分ではどうしようもないことが予期せず降りかかってくることがあります。
    自分の可能性を、当たり前のように信じて疑わない人がいる。その人の言葉が、

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    2025年12月27日
  • 割れた誇り ラストライン2

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    リアルな描写が好きです 細かな警察における設定や描写が本当にリアルです。
    また、事件なども舞台となる地域も本当にリアルでどんどん引き込まれて感情移入できます。

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    2025年12月27日
  • NHK連続テレビ小説 なつぞら 下

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    夢を追いかけてる人はみんなキラキラして見えるんですよね。まさに漫画映画の世界で活躍したいという夢を追っているなつはとてもキラキラしていてかっこよかったです!昔はまだアニメという言葉が無かったことに驚き。今のアニメは昔の漫画映画から始まっていたのだなーという新たな発見もありました。

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    2025年12月27日
  • NHK連続テレビ小説 なつぞら 上

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    記念すべき100作目の朝ドラの作品がこの「なつぞら」だったりします。なつぞらの舞台は北海道なのでちょっぴり親近感が湧きました。ところどころ出てくる北海道弁に安心感がなんかあります!
    戦後北海道にある柴田家に引き取られたなつ。なつの成長ストーリーでこっちも面白いです。この前は「半分、青い」を読んだのですがなつはスズメとはちょっと性格が違うけどこんな主人公も素敵だと感じました!

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    2025年12月27日
  • 半分、青い。 下

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    幼い頃見ていた朝ドラをふと思い出して小説版を読んでみた。いつも元気でユーモアがあっていつも一回り予想を超える行動をしてくるスズメ。そんなスズメに欠かせない存在が冷静で落ち着いているリツ。スズメとリツは幼い頃からずっと一緒だったけれど成長していくにつれて離れたりまた距離が近づいたりともどかしい気持ちになります。でもスズメにとってのリツ、リツにとってのスズメはどんな時であってもお互いの心の支えなんだなーとよく感じました。

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    2025年12月27日