ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 神の蝶、舞う果て

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    上橋ワールド炸裂だった。

    会話も大事、人物造形も大事、あらすじも大事。でもやはりいいファンタジーは情景描写がしっかりできていることだとあらためて思った。
    年末に大好きな町田その子さんのファンタジーに、がっかりしてしまった。なんでかなあ?と思ったのだがこの作品を読んで納得。情景描写の差だ。

    新作ではないそうだ。しかし、上橋菜穂子はやっぱり上橋菜穂子だ。
    守り人シリーズを読んだ時の感動がよみがえった。

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    2026年03月20日
  • 赤と青とエスキース

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    友人に勧められて久々の読書
    連続短編は初めて読んだので、絵をテーマに全てが繋がっていく感じがすごく面白かった!
    タイトル意味わからなかったけど、最後に全部回収される感じよかった

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    2026年03月20日
  • 町中華の丸かじり

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    まず、帯にあった「中学生以来の筋金入りファン、笠原将弘さん推薦!!」の文字に嫉妬。

    私は高校生のときに本屋で出会ってからのファンなので、年齢差を考えても歴が負けてる。悔しい。

    それくらいナチュラルに嫉妬するほど、東海林さんの本を読んできた。

    今回もいつも通りのショージ節で、安心安定の面白さ。
    ちょうどコロナ禍に入ったばかりの時期で、今となっては懐かしい話も。
    特に面白かったのが「これになります」、声出して笑った。

    笠原さんの解説に「週刊朝日での連載が終了した」と書いてあったから驚いて、慌てて調べたら朝日新聞で「まだまだ!あれも食いたいこれも食いたい」として隔週連載中とのこと。
    本当に嬉

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    2026年03月20日
  • こわい話の時間です 部分地獄

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    子ども向けの児童文学とは侮れぬほど、ガチで怖い作品ばかり!!

    子どもだけじゃなく、かつて「夜の子どもたち」だった大人にも読んでほしい作品

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    2026年03月20日
  • 普天を我が手に 第三部

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    失敗作のない奥田英朗の、現時点での最高傑作と断定して差し支えないのではないか、と思わせられる本だ。
    昭和という時代を、昭和元年生まれの4人の主人公の群像で描き切る。
    4人が4人とも個性と情熱にあふれ、理智も併せ持ち、何より私よりも公の方が大きい生き方を貫く。作者の言葉で言えば「国士」なのだ。
    レイモン・アロンが石原慎太郎に語ったと言われる「今の若者は気の毒だ。青春を青春にする3つのものが欠けている。戦争と貧困と命を懸けられる思想と」という言葉を思い出した。
    4人の主人公には、揃って「命懸け」の原体験があり、それゆえに大切なもののためには身体を張ることにためらいがない。この実に魅力的な人物たちを

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    2026年03月20日
  • 科捜研の砦

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    『最後の鑑定人』の前日譚。

    土門には「鑑識の神様」とともに、「科捜研の最後の砦」と言われる時代があった。神が見放した事件であっても、彼は諦めない。
    事件の形を一から再構成し、隠された秘密を解き明かす。

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    2026年03月20日
  • ありか

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    瀬尾まいこさんの本が好きだ。
    心が温かくなって、苦しくなって、涙が止まらない。登場人物が温かさに勇気をもらって、生きづらさを乗り越えていく姿が私の生きる力になる。

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    2026年03月20日
  • 星を編む

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    読み終わったあと
    あー面白かったー、、、と声に出てしまった。
    本の中の物語にすっかり入り込んで読めました。

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    2026年03月20日
  • 【電子版限定特典付き】毎日酒を飲みながらゲーム実況してたら膵臓が爆発して何度も死にかけた話

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    こんなにポジティブに語れるなんて、本当にすごい。急性膵炎の怖さを知りました。元気が1番だなぁと改めて思いました。健診行きます。

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    2026年03月20日
  • 夜空に泳ぐチョコレートグラミー(新潮文庫)

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    恋愛短編小説
    私は「夜空に泳ぐチョコレートグラミー」と「波間に浮かぶイエロー」がお気に入りです。
    前の章で出てきた人物が後の章で出てくることがあって、少しずつお話がつながっているのも素敵でした。

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    2026年03月20日
  • 残光そこにありて

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    幕臣の中で悪名高く語られる小栗上野介。
    勝海舟と比較され、良い印象を持たれていない。その小栗を真正面から描いた一冊としては、最高の作品だと思う。

    三河以来のご譜代の旗本ゆえに、愚直なまでに徳川を見捨てることが出来ない生き方も(一種の)武士だな~と。形は違えども消滅する幕府の中で奔走し、何かを残そうとする姿は、勝海舟と通ずるものがある。

    作品の性質上、しょうがないんだろうけど、勝と慶喜の描かれ方がかなり悪人で、何もできなそうに読めてしまった。

    「百年後に生きる人々のネジ」を目指した小栗の行動は、今まさにそうなってるのではないか。最後の最後まで、お金をどう使うか。それを真に現した生き方だった

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    2026年03月20日
  • 高熱隧道

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    大規模工事について、ふと興味を持ち手に取る。
    200ページ程の内容で、割とすぐに読み終わる。

    戦前の黒部第三発電所工事にまつわる灼熱の掘削作業についての物語。
    100度を上回る熱を発する岩壁の中、黙々と掘削が進められ、坑夫が犠牲になっていく。
    物語は彼らを指導する技師の目線で描かれていた。

    作業日誌のように、作業の進捗と起きた出来事を中心に語られていく。
    人の手が加わることを拒むような黒部峡谷の自然が、数多の試練を課してくる。
    起きている出来事が現代の基準とは大きく異なる。
    社会にとっての人命の軽さ、家族にとっては現代と同じく重い家族の命、太平洋戦争直前の緊迫感、行政組織の歪さ。それが説得

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    2026年03月20日
  • やなせたかしの生涯 アンパンマンとぼく

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    人生に回り道はない。
    寄り道していたと思っても、あとから考えると、あの時の寄り道が、今の人生に繋がっていると思えるはず……。

    「アンパンマン」は世に出るのが遅く、やなせさん自身は苦汁を飲み続けた人生だったかもしれないが、彼は誰もが知っているキャラクターの一人になった。生みの親としての影響力は計り知れない。

    コツコツと努力したからこそ、手に入れた輝きは大きいんじゃないだろうか。

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    2026年03月20日
  • すべてがFになる THE PERFECT INSIDER

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    ネタバレ

    2026年に初めて読みました。AIやVRはもはや身近で、逆にどこでも煙草を吸う人間は珍しい現代においては、研究所も四季博士のような人間もこの世のどこかに存在するのではないかと思えます。
    トリック自体は人間にしか不可能なもので、閉ざされた部屋にいたもう1人の存在に驚きましたが、それ以上に「誰かに好意を持って妊娠出産する」という博士の行動があまりにも人間らしいことに、この小説の面白さがあると感じました。
    ウエディングドレスを着て死のうとしたところも、親に認められずこのまま世間にも知られずに終わる所長との関係を最後に示唆したかったのではと思いますし、最後に犀川先生に会いに来たことと会話の内容からも結

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    2026年03月20日
  • 1Q84―BOOK3〈10月-12月〉後編―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    満足感がすごい。謎が多く残る結末で納得いかない人も多いだろうが、個人的には大満足。結末は賛否あると思われるが、そこに至るまでの過程は文句のつけようがなく面白く、大好きな作品です。

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    2026年03月20日
  • 赤と青のガウン オックスフォード留学記

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    「彬子女王のオールナイトニッポンプレミアム」でのトークに魅了され手にした1冊。
    皇族だということを忘れてしまうほど、発見と苦労にあふれた留学記。

    もちろん、一般人とは違う環境なので、え?と思える出来事も多いのだけれど、そこは笑いで完結してしまう。

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    2026年03月20日
  • 百年の時効

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    これは超弩級と呼ぶにふさわしい小説でした。
    昭和、それも戦前から令和の現在に至るまで脈々と受け継がれたもの。
    読む方も大変ですが、これを書き上げられた著者は本当に偉大だと感じました。
    とにかく分厚い、そして深い。
    警察組織と犯人のプライドがぶつかり合い、勝負する様に心を震わせない人は、どれだけいるだろうか。

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    2026年03月20日
  • そして誰もゆとらなくなった

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    読みたい本があるのに疲れて読めないときでも、感情に振り回されたくなくて重い本とか考えさせられるような本が読めないとき、でも本は何か読みたいときに何も考えずに読める本。考えさせられたりとか感動したりとかはないけど、馬鹿馬鹿しくて(いい意味で!)クスッと笑える話がいっぱいです。疲れてても読める本!

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    2026年03月20日
  • 禁忌の子

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    ずっと読みたかった本が読めました!(Audible)
    とてもよかったです。この本の作家さんがBSテレ東で放送されている「あの本、読みました?」に出演されていました。
    現役の医師でとても若くてしかもこの本がデビュー作とのこと!
    小説読み終わったのでまた番組見てみようと思います。
    本の感想じゃなかっですが…笑

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    2026年03月20日
  • HELLO WORLD

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    ネタバレ

    友人に勧められて、初・野崎まど。
    寝る前に冒頭だけと思って読み始めたつもりがいつの間にか最終ページを捲ることに。作品世界の仕組みが明かされた瞬間に鳥肌が……ALLTALEと現実の関係性や、神の手の機能が、わたしが普段感じている世界の構造と相似形で、作品世界に意識を攫われた感じ……脳の変なところを使ったようで、読み終わったあと頭が痛かったです。笑

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    2026年03月20日