ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 世界99 下

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    時代が変化する事に新しい価値観や倫理観をインストールして、薄っぺらいトレースや呼応をして、みんな自分の都合の良いように改竄する。
    非現実な世界なのに、どこか現実をグロテスクに思わせる作品。
    1児の父として、存在するだけで害を思わせる男として、今自分は誰かになっていないかなぁとつい考えてしまう作品でした。

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    2026年08月09日
  • 中村哲さん殺害事件 実行犯の「遺言」

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    ネタバレ

    中村哲さんのことは2001年に知り、以後このようなたたずまいの人が同じ世界に存在しているという事実が自分の心の支えでもあり続けた。

    第一報が入った時のことは覚えている。最初は負傷したが命に別状はないという報道だったが、それでも心穏やかではいられず無事を祈っていたら数時間後に死去の報道がされた。

    著作もそれなりに読んでいたのでなにが起きてもおかしくない土地という認識はあったが、それでもなぜ、という思いは拭えなかった。ひょっとしたら犯人は中村さんがどんな人か知らなかったのでは…単に目立っている外国人、といった程度の認識で実行に及び、実際中村さんがアフガニスタンにどんなことをしてきたことを知った

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    2026年08月09日
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー(新潮文庫)

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    最後まで面白く読めた。島国の日本に生まれ育った私には、馴染みのない世界だったので知らない世界に触れ合えて良かった。

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    2026年08月09日
  • 神様の定食屋 : 4 ハレの日のさじ加減

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    相変わらずの神様でwww
    “てしをや”が繁盛したり、神様の神社がエライ事になったりでハラハラしたけど無事に解決して良かったぁ~。
    今回は塩梅って言葉がシックリくる一冊でした。

    ☆一皿目 玉ねぎの本分
    ☆二皿目 犬猿のアジフライ
    ☆三皿目 ぼくのふりかけ
    ☆四皿目 あさりの味噌汁
    ☆ハレの日のさじ加減

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    2026年08月09日
  • あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。

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    こんな泣けて、恋愛×戦争が組み合わさっても
    違和感のない作品はこれ以上にないと思った!
    こんなに泣いた作品はあんまり無い。記憶をなくしてもっかい見たい

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    2026年08月09日
  • ここはこどものいない国

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    装丁の美しさに惹かれたのと、帯の強烈なキャッチに惹かれて。
    面白かった、まさにディストピア×シスターフッド!

    工場で赤ん坊を生産することで人口安定を成功させた未来。
    工場で作られる人間は労働力になるために産まれてくる。
    そこには家族などの概念がない。
    だけど人間は「お世話したい」という欲求があり、
    それを解決するためにペット用の都合の良いベビーが作られた。
    母体出産が自然派と忌避される世の中で、
    母体から産まれた主人公×赤ちゃんを産みたくて仕方が無い女性が出会って…という話。

    命を作り出す、操る、というところまで来た未来。
    これは正直神の域だと思うし、一線越えてしまってるのでは?と思うけど

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    2026年08月09日
  • ライアーハウスの殺人

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    めっちゃ面白かった!!!!!
    「えっ?」ってなったり、「まじか」って後半なるのが読み応えがあって面白かった!!!

    熱があるとき呼んだから頭の中ごちゃごちゃになることもあった笑
    無人島の館とか行ってみたいな~

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    2026年08月09日
  • リミナルスペース

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    非常に面白いし勉強になる。
    リミナルスペース、バックルーム等はまさに現代の美学ないし感性、思考の基本的な型にまで及んでいる。
    不在、沈黙、宙吊りされた曖昧かつなぜか見慣れた空間とは、テクノロジーや資本主義の世界に生きる人間にとってある種のロマンチックな神話なのかもしれない。
    批評家とかはこの本は必ず読んだほうがいい。

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    2026年08月09日
  • 斜陽
    小説・文芸
    4.1
    (32)

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    ネタバレ

    燃えて落ちていく感じで、斜陽って言葉がピッタリだなって。
    弟の遺書の必死さがやっぱり頭に残ってて、辛い時、苦しいときに思い出す。貴方も苦しかったんだね、ってなる。なんだか生々しかったから、それが私の生々しい現実に密着してる感じがして、不思議な後味がある。
    最後の主人公の暴走?革命?が、夕日で燃えて赤くなった空を見ているようでなんだか気持ちよかった。

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    2026年08月09日
  • 夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく

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    温かくて、優しくて、時に冷たい。汐見夏衛先生らしい、ただ幸せなだけで終わらせてくれない感じも好き。2人が近付くたび、遠のくたび、こちらまで感情移入してしまう魅力のある最高の本

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    2026年08月09日
  • 神様の定食屋 : 3 うつろう季節

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    妹と一緒に定食屋を継いで一年。
    前の二冊よりも鼻の奥がツンと、、、。
    はぁ、、、。
    にしても、志穂と敦志君はイツの間に?

    ☆一皿目 肉じゃがか、カレーか
    ☆二皿目 のり弁
    ☆三皿目 ぶりしゃぶ
    ☆四皿目 焼き秋刀魚
    ☆五皿目 あの日の粕漬け

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    2026年08月09日
  • あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。

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    こんなに泣いた小説は初めて。改めて戦争の苦しさと、平和の大切さ。そして次世代へと繋ぐことの重要性を学んだ。百合と彰の恋が切なくて泣ける…

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    2026年08月09日
  • 結界師の一輪華7

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    ネタバレ

    「華を、絶対に犠牲にはさせない」

    世界を維持してきた“第6の柱石”の真実が、
    華の運命に深く関わっていると知ったときの、
    あの息が止まるような緊張感。

    前当主の朧が突然帰ってきて不穏な空気のなか、
    華を生け贄候補から守るために必死に方法を調べて
    自らの手で未来を切り開こうとする朔の姿が一途で胸が締めつけられた。

    そんな中で華は切り替え早いというか
    落ち込む間もなく運命に抗おうとしてて
    華の潔さに思わず笑っちゃった。

    物語はシリアスさを増していくけれど、
    中盤の別荘での1コマはひと息つく瞬間だった。
    葉月や望、桔梗、桐矢、牡丹まで大集合して賑やかに過ごす「いつものメンバー」の掛け合いが本

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    2026年08月09日
  • 本と鍵の季節

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    図書委員の堀川次郎と松倉詩門がいろいろな謎や小さな事件を解いて行く。本の知識、高校生の様子、そして何より2人のあうんの呼吸、バディ感!作者の他の学生ものと共通する、2人の距離感が癖になるー。2人の知識量半端ないし。続編も楽しみ。

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    2026年08月09日
  • 図書館の神様

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    素晴らしい。
    タイトルからは想像できない内容でしたが、今の自分にはとても「すっ」と入ってきた。
    やっぱり、この人の作品は好きですね。

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    2026年08月09日
  • 裏庭(新潮文庫)

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    傷つくのが怖くて、何もしなかったら何もできない大人になってた。
    けど、レイチェルの言うとおり、傷ついたら、傷ついた自分を誤魔化さずにまいってしまえばいい。素直にまいることが出来なかったから今の自分がある。

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    2026年08月09日
  • 団地のふたり

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    いいなぁ、こういう暮らし。旧い友だちや仲間をこれからも、もっと大切にしようとあらためて、強く心に誓った。健康で、友だちが数人いれば、人生はなんとかなると思わせてくれる小説だった。いつまでも読んでいたい、この二人と一緒に過ごしたい気もち。
    ドラマも、続編に期待したい。

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    2026年08月09日
  • クラインの壷

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    ネタバレ

    プロローグが親切だったからなのか、37年も前の作品だから後発品汚染を受けてしまっているからなのか、三割ほど読んだところで、どういう仕掛けで、どう終わるのかが八割方見抜けてしまったのですが、それでもすごく楽しい作品でした。主人公可哀想です。現代の日本人の若者が同じ状況に陥ったら、何かもっとあざとくて小賢しい、素敵に捻くれた脱出法を見出して、本作みたいな病んだエンディングを迎えなくて良いかもしれませんね。

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    2026年08月09日
  • 片思いレシピ

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    柚木草平シリーズ読んでないけど面白かった。
    主人公が小学生女子で、あの樋口氏の書く達観した男子たちとはまた違ったテイストで展開されていく異色作。
    あと、犯人当てれた!

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    2026年08月09日
  • おいしいひとり温泉はやめられない

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    食をテーマにした本が好きで手に取りました。作中で紹介された河出文庫の「おいしい文藝」シリーズも大好きなので、他の本との出会いも楽しめました。著者の「思い立ったらすぐ行動」というスタンスも印象的で、読んでいるとふらっとどこかへ出かけたくなる一冊です。

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    2026年08月09日