小説・文芸の高評価レビュー
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なんか読みながら思い出す感じになった。映像的なのに抽象的で、遠い記憶と夢のあわいにいるような、そんな感覚になった。
写真を撮ってるとイメージがズレながら定着して、時間が経つと意味が変容して、作品になるともはや自分が撮ったとは思えない非現実な像に感じるんだけど、それに近い。
先日じいちゃんが天国へ旅立った。良い孫じゃなかった。ベランダにカラスが来て鳴いた。はじめてのこと。前はそういうのアホらしいって笑ってたけど、ダメージが深いのか意味深に捉えた。出世できなかった。結婚も上手くいかなかった。子も持たず、誰の助けにも、誰の迷惑にもならず1人で生きてる。ほとんどの友達とも疎遠になり、カメラを持って嬉々 -
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▼桐野夏生さんは、以前に「OUT」を読みました。血が沸るくらい面白かったのですが、あまりにエグ味が強くて、その後はなんとなく忌避しておりました。この度ご縁があって。
この本は、つまりは「谷崎潤一郎(晩年)と女たちの物語」です。
▼おそらく、関係者に相当な取材もして書かれたんだと思います。全て実名なので、その時点で確かにデンジャラスです(笑)。
谷崎ファン、細雪ファンには、たまらない内容です。谷崎も細雪も知らない人にとって面白いかどうかは、ちょっと分かりませんが、それでも十分に小説としてヤバい魅力に溢れいてることは間違い無いかと。
▼要は、谷崎さんは実際に・・・
「四姉妹の2番目である -
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「本棚ビオトープ」
なに、その素敵ワード。
本は読むものじゃなくて、
“育てるもの”だった。
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✾血肉となる読書 なぜ読むことだけが人生を変えるのか
✾能楽師安田登/上智大学教授小川公代/経済思想家斎藤幸平/ナビゲート100分de名著プロデューサー秋満吉彦
✾あさま社
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名著は、そのまま読むとむずかしい。
でも、読み方には“コツ”がある。
・本は「自分への手紙」だと思って読む
・“異物”を飲み込むように読む
・柱リーディング
読み方ひとつで、
本はちゃんと応えてくれる。
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特に心に残ったのは、
古代ギリシャ語「タウマゼイン」。
=驚き -
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フィンランドを身近な国として日本中に知られるきっかけを作った映画「かもめ食堂」の原作です。
映像を見るか、原作を読むか迷うところですが……
まずは映画のすばらしい映像にほっこりしてから、原作を読むとより深く味わえると思います。
原作では、映画では描かれなかった主人公サチエの日本での暮らしや、かもめ食堂を開くまでの思い、店名の由来まで丁寧に描かれています。サチエが毎晩寝る前に行う「膝行」とは何??その謎も解けます。ミドリやマサコの心の揺れや変化も、文章だからこそ静かに、そして温かく伝わってきます。フィンランドの空気感や光の描写も豊かで、読んでいると自然とヘルシンキの景色が思い浮かび、
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