ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 凍りのくじら

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    ネタバレ

    SFという言葉が表すように、もしかして?と疑っていたことがそのまま的中した。展開としてはわかりやすい。けれどそれ以上に父の深い深い愛情を感じて、なんだか泣けてくるような、暖かい気持ちになるような、そんな話であった。
    冒頭の、光に照らされたことがある、がまさかそんな風に働いてくるなんて…
    辻村作品は、誰かのための献身の優しさの話が多いから、読んでいて心地よい気分になるのが多くて好きだなと思う

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    2026年05月02日
  • 私たちはたしかに光ってたんだ

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    何に対しても、夢を追い続けることは大変なことだと思う。
    気持ちを保つのも大変、体力面も衰えてくる、周りと自分を比較して悩みまくる、そんなことが常に起きてくる。
    だからこの本の主人公の選択に納得。一方で夢を追い続けることが自分と重なってしまい、そこにとても共感しました。

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    2026年05月02日
  • 細長い場所

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    なんか読みながら思い出す感じになった。映像的なのに抽象的で、遠い記憶と夢のあわいにいるような、そんな感覚になった。
    写真を撮ってるとイメージがズレながら定着して、時間が経つと意味が変容して、作品になるともはや自分が撮ったとは思えない非現実な像に感じるんだけど、それに近い。
    先日じいちゃんが天国へ旅立った。良い孫じゃなかった。ベランダにカラスが来て鳴いた。はじめてのこと。前はそういうのアホらしいって笑ってたけど、ダメージが深いのか意味深に捉えた。出世できなかった。結婚も上手くいかなかった。子も持たず、誰の助けにも、誰の迷惑にもならず1人で生きてる。ほとんどの友達とも疎遠になり、カメラを持って嬉々

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    2026年05月02日
  • デンジャラス

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    ▼桐野夏生さんは、以前に「OUT」を読みました。血が沸るくらい面白かったのですが、あまりにエグ味が強くて、その後はなんとなく忌避しておりました。この度ご縁があって。
     この本は、つまりは「谷崎潤一郎(晩年)と女たちの物語」です。

    ▼おそらく、関係者に相当な取材もして書かれたんだと思います。全て実名なので、その時点で確かにデンジャラスです(笑)。
     谷崎ファン、細雪ファンには、たまらない内容です。谷崎も細雪も知らない人にとって面白いかどうかは、ちょっと分かりませんが、それでも十分に小説としてヤバい魅力に溢れいてることは間違い無いかと。

    ▼要は、谷崎さんは実際に・・・

    「四姉妹の2番目である

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    2026年05月02日
  • とんび

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    発達に特徴を持つ我が子と、日々ケンカばかりで悩んでいた私に、以下の言葉がブッ刺さりました。

    海雲和尚が言った言葉

    「子どもの悲しみを呑み込み、子どもの寂しさを呑み込む海になれ」

    あー、私は海になればいいのだ。
    降った雪を、海が静かに受け入れるように。

    とんびを読んでから、
    私は海になろうと決めました。
    (まだ、なれてないけど。)

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    2026年05月02日
  • 俺の恋バナを聞いてくれ

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    恋愛ドラマを6本見たような気分になります。ちゃんと意外な展開も用意されていて、ページがどんどん進みました。

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    2026年05月02日
  • 血肉となる読書 なぜ読むことだけが人生を変えるのか

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    「本棚ビオトープ」

    なに、その素敵ワード。

    本は読むものじゃなくて、
    “育てるもの”だった。

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    ✾血肉となる読書 なぜ読むことだけが人生を変えるのか
    ✾能楽師安田登/上智大学教授小川公代/経済思想家斎藤幸平/ナビゲート100分de名著プロデューサー秋満吉彦
    ✾あさま社

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    名著は、そのまま読むとむずかしい。

    でも、読み方には“コツ”がある。

    ・本は「自分への手紙」だと思って読む
    ・“異物”を飲み込むように読む
    ・柱リーディング

    読み方ひとつで、
    本はちゃんと応えてくれる。

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    特に心に残ったのは、
    古代ギリシャ語「タウマゼイン」。

    =驚き

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    2026年05月02日
  • ラリルレ論

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    10年もたった今もどうかは知らないけど、本をあまり読まない人と知ってびっくりした。あんな歌詞を書ける人が莫大な語彙を手に入れたらどうなってしまうのだろう、と思ったり。
    またどこかの区切りで本を書いて欲しいな。
    この10年で新しく彼が何を学んだのか、何を思ったのか知りたい。

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    2026年05月02日
  • 低コスト生活 がんばって働いている訳じゃないのに、なぜか余裕ある人がやっていること。

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    スタバの何が好きなのか、
    自分なりに考えてみたら、椅子が気に入ってたことに気づき、自分の気に入っている椅子を読書用に寝室に移動した

    合わないものからは離れる。

    新しいものを買って解決するのではなく、あるもので、何とかならないか考える。

    高速道路を走り続けるのではなく、自分の気に入った道へ一旦降りる。

    太陽に合わせた生活

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    2026年05月02日
  • かもめ食堂

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     フィンランドを身近な国として日本中に知られるきっかけを作った映画「かもめ食堂」の原作です。

     映像を見るか、原作を読むか迷うところですが……
     まずは映画のすばらしい映像にほっこりしてから、原作を読むとより深く味わえると思います。

     原作では、映画では描かれなかった主人公サチエの日本での暮らしや、かもめ食堂を開くまでの思い、店名の由来まで丁寧に描かれています。サチエが毎晩寝る前に行う「膝行」とは何??その謎も解けます。ミドリやマサコの心の揺れや変化も、文章だからこそ静かに、そして温かく伝わってきます。フィンランドの空気感や光の描写も豊かで、読んでいると自然とヘルシンキの景色が思い浮かび、

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    2026年05月02日
  • 百年の時効

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    タイトル通り長い年月を跨いだスケールのデカい長編刑事小説。
    時系列と登場人物を整理しながら読む作業は読書に没頭する濃厚な時間を作ってくれた。
    良作です。

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    2026年05月02日
  • 夜のリフレーン

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    皆川博子の作品は、淡い色をしていてどこかぼんやりと息苦しい雰囲気がある、と感じている。「妖瞳」「紅い鞋」が特に好きだった。

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    2026年05月02日
  • 上流階級 富久丸百貨店外商部 II

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    営業レディとして働いてる自分と静緒が共通する部分が多くて読みながら自分と重ねて読んだ。
    最初はぎくしゃくしていた桝家とも、どんどん絆が深まってくるところも感情移入して読まずにはいられなかった!

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    2026年05月02日
  • 赤と青とエスキース

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    青山先生の、短編が実は全て繋がってた!っていう構成が今回も最高でした。エスキースを中心にこれだけの物語が展開されていく事が素敵でした。

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    2026年05月02日
  • アイ・ウォント・トゥ・ホールド・ユア・ハンド 東京バンドワゴン

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    春になると会えるバンドワゴン。人が必ず経験する二つのこと。それは出会いと別れ、なるほどね。そして生きるということは選択をすること。LOVEだねえ!が若い世代に継がれていってるのもいいな。

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    2026年05月02日
  • さぶ

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    市井の人に対する優しい眼差し。
    綺麗事だけじゃない生きることの厳しさ。
    嘘っぱちじゃない人に対する信頼。
    心温まる一冊だった。

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    2026年05月02日
  • ハレー彗星の館の殺人 老令嬢探偵の事件簿

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    面白いです。
    時代背景が古い作品の、独特の面白さと、豊かなキャラクター設定。
    ハレー彗星って当時、そんな風に世界が思っていたの?
    今では考えられない話です。
    それはそれで勉強にもなりました。

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    2026年05月02日
  • 三国志 第三巻

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    董卓の悪行の数々、それを止めたいけどいまいちパッとしない袁紹、小狡い袁術、そんな人たちを見ながらキチンと自分を持ってる曹操、孫堅、劉備。いろんな人たちの物語が本格的に始まってきたかなぁという巻。
    三国志好きな人にはいよいよここから!!という展開なのかな、と。個人的にはやっぱり孫堅の物語が好きなんだよなぁ…。。。
    なんで袁紹には、逢紀や田豊、沮授といった優秀な部下がついていたんだろう…やっぱ家柄?袁紹のどの部分にそんな忠義を働かせるのか…昔から謎だけど、やっぱり今回も謎でした。もっと三国志を深く知ったら答えが分かるのかな。

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    2026年05月02日
  • 拷問依存症

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    4作目ともなると、何を書けばいいんだ。

    そんな気持ちで書いてます。

    とにかく誰も救われない。

    これがまだ続くんかなぁ。

    もうどうしようもない結末すぎて、毎回胸が苦しくなる。

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    2026年05月02日
  • ルビンの壺が割れた(新潮文庫)

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    話題作、品薄だったかも。不気味な薄さの黒い表紙の問題作、というか禁断の書。学生時代の恋愛話に引き込まれ、後段の驚きの事実には納得するも、巻末までの一転激しい展開にはページごとに震え上がる。

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    2026年05月02日