ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 神に愛されていた

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    ネタバレ

    思っていたよりもずっと楽しく、夢中で読みました。
    言動について、発した側の思いと受け取った側の印象がこんなにも異なるのだと悲しくなりました。私も気をつけなくてはいけないと自戒の念を持ちました。
    木爾チレンさんの名字が読めず検索したところ、木爾チレンさんとご主人がこちらの作品について対談している動画があり拝見しました。そちらの動画とこの作品とで、今まで漠然と持っていた作家という職業への印象がガラリと変わりました。気づかせていただき、ありがとうございます。これからも大切に作品に接していきたいです。
    サリエリ、気が付きませんでした笑

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    2025年12月05日
  • 13階段

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    ずーっと彼女のこと気になってたけど、そういうことだったかあーと。
    酷い犯罪を犯した人の人権は正直どうでも良いと思ってるけど、刑務官の人たちのためにはなんとかならないかなと思う。

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    2025年12月05日
  • ツナグ(新潮文庫)

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    亡くなった大切な人に一度だけ会える 
    依頼した人たちの目線と使者(つなぐ)の目線で描かれてて
    涙なしで読めやんかった、、、 
    うちにはまだたった1回を使おうと思える人はおらんけど 
    今会えるうちに後悔しないように大切にしていきたいって思えた

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    2025年12月05日
  • 宙色のハレルヤ

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    あんまり恋愛モノは読まないし、短編は好きではないけど、これは6編全てとても面白かった!
    短編だけど物足りなさもなく、長編を読んだかのような読後感。キラキラしているだけじゃない恋愛モノは好き(笑)

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    2025年12月05日
  • 最後の巡礼者 下

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    話は長いし捜査も全然進んでる気配ないし、主人公の恋愛事象の描写は必要か?とか思いながらも次々に明るみになる真相に目が離せなくなって。最終的な結末も予想外だったし、決して後味のいい結末ではないものの、それでもとにかく面白かった。
    しかも著者はこれが処女作らしいし、北欧のミステリ賞3冠も納得。次の作品も期待したいです。

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    2025年12月05日
  • BUTTER(新潮文庫)

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    海外でも評価されているとのことで
    さすが、本当に面白かったです。もっと早く読めばよかった。
    カジマナの狂気に触れたときは怖いと思いながらも、背景を追っていく内にルッキズムの社会の生きずらさや同性同士のコミュニケーションのむつかしさなど、人々の心の動きや葛藤がすごく緻密に繊細に描かれていて、いろんな考え方やコミュニケーションの取り方があるよねと考え方まで変えてくれました。
    現代社会に生きる人は一回読んでおきたい一冊だなと思いました。

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    2025年12月05日
  • 星の王子さま

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    大人だから刺さる部分がある。
    だからこそ悲しさが込み上げる。圧倒的名著。

    本当に大切なものは、目に見えない。
    時に純粋さは悪意を露呈するけれど、すべての原動力になりえるのではないだろうか。

    純粋さというものを大切にしていきたいが、無様で無知な自分とその周囲に流され、それを次第に失っていく。
    本書を読むことで、少しは勇気が得られたかもしれない。勇敢で無知なあの頃を取り戻せるかもしれない。
    思考を巡らせ、行動する時間を膨大に持つことが大人にとって唯一のアドバンテージだからだ。

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    2025年12月05日
  • 赤と青とエスキース

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    ネタバレ

    最後のエピローグで、今までの物語が回収されていくに連れ嬉しくなった。
    人にはその人の人生があり、些細なことが人生の分岐点になっている。人や物との繋がりには見えない影響力があって、与え合っているのだなと感じた。

    これから描くジャックの絵の先にも物語が広がっていくのだろうなと考えると嬉しくなる。


    負の感情、不安や怒りなどを言葉にすることがうまく、この感情知っているとなる。
    メルボルンと日本の昔話、対照的でありながら繋がっていて面白かった。

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    2025年12月05日
  • ブレイクショットの軌跡

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    いやー、もう最高!騙されるのって気持ち良い!
    でもまぁ、騙されるって表現は語弊があるかも。
    勝手に物語に熱中しすぎて、勘違いしてただけだから。

    架空の車、ブレイクショットの因縁が多方位にわたり、人生を繋げて行くストーリー。
    いやー、エピローグは本当、微笑みながら、これもあれも?という感じだった。

    ページ数も多く、途中暗い話だし、しんどいなぁと思うところもあったかもしれないが、読後の爽快感が半端ない。伏線とかって、不自然だったり、見え見えだったりすると冷めるけど、これは全くなかったなぁ。

    作中にでてきた、門崎と後藤のやりとり。
    「ダチ公」、、、
    これを目指すべきだったんだよなぁ。

    鈴木世

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    2025年12月05日
  • 新章 神様のカルテ

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    何のために仕事をするのか、考えさせられる本だった。ハイライトは29才の膵がん患者を退院させる場面と、その後の通称「パン屋」と呼ばれる准教授室でのやりとり。多くの人が組織のルールに従うことが目的となり、そもそも何のためにその仕事をするのか忘れてしまう。自分が何のために医師という仕事をするのか、それを忘れずに自分の道を歩く一止は立派だと思う。私自身も何のためにその仕事をするのか時々立ち止まって考え直したい。

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    2025年12月05日
  • アルプス席の母

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    甲子園を目指す息子を母親目線で描いた熱血スポーツ小説です。星5にしたのは、超絶熱血な内容にも関わらず、母親目線というエモさや、強豪高校の父母会の大変さなど、スポーツ小説だけではないストーリーにあったと思います。

    子供たちの試合を観戦する親目線の試合のシーンは選手目線のスポーツ漫画や小説とは全く異なる緊張感があって、新鮮でとても良かったです。

    ストーリーの方はかなりハッピーエンドな内容で、正直、ちょっと出来すぎているのは、良くも悪くもだと思いました。でも、野球の話としてはベタだけど、そこに母親の感情や親目線のストーリーなど新しさを上手く入れているのは、絶対みんな大好きなやつだと思います。僕は

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    2025年12月05日
  • 777 トリプルセブン

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    これぞ伊坂幸太郎という内容。おもしろかった!
    まどろっこしい描写はなくわかりやすく読みやすい。それでいてセリフが練られていて読後に心に響く。比類なき天才。

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    2025年12月05日
  • 最後の祈り

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    ネタバレ

    オーディブルにて

    死刑の描写が生々しくてしんどすぎた。
    関わる人たちの精神的負担がはんぱなくて、全部機械でオートメーション化できたらいいのにと思ってしまった。

    石原の最期は被害者家族が望むようなものだったけど、保阪が最後の最後で許すと言ったのが少しもやもやした。
    無理でしょ、許せるわけないじゃん。
    私だったら、自分が被害者の親だと言って絶望させると思う。
    神に使える牧師ならではの気持ちなんだろうか。

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    2025年12月05日
  • 寿ぐ嫁首 怪民研に於ける記録と推理

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    刀城言耶シリーズのスピンオフ、怪民研シリーズの二作目。
    愛は大学の友人、唄子から地元の村で行われる自身の結婚式への参加を頼まれる。

    唄子は村の有力者である皿来家の分家から本家に『山神さまのお告げ』で嫁ぐが、その山神である嫁首様の祟りを避けるため、結婚式には数々の奇妙なしきたりが設けられている。
    その婚姻儀礼の最中に新郎の祖父、巳日治が嫁首様を祀る迷宮社で遺体で発見される。
    愛はなりゆきで素人探偵として事件について調べては、刀城の助手である天弓馬人に手紙で事件の内容を伝えることとなる。

    県警の鬼無瀬警部や媛首村、六地蔵童唄、さらには百巳家など、他シリーズでもお馴染みのワードがたくさん出てきて

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    2025年12月05日
  • 桐島、部活やめるってよ

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     きたごやたろうさんにオススメしてもらい、手にとりました。

     青春〜
    教室カースト 1軍 2軍 
    イヤな感じがする。 経験というか 感じながら生きてたなと振り返る。

     今の学生さん達も、そんな経験しているのかな〜
    みんな一生懸命に生きてるだけなんだと思うんだけどな。


     映画化もされ、この本も知ってはいたけど、今まで手にとらなかったことを後悔・・・。

     1人で生きてない 少しずつどこかで関わりながら生きてるんだなと感じた。

     宮部実果、ぎゅっとしてあげたい!

    きたごやたろうさん、ありがとうございました!
     
     

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    2025年12月05日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

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    ネタバレ

    衝撃の1行がちょうどページをめくって1行目に書かれてるからページをめくってから驚きすぎて時間止まった。最初は海外の名前覚えずらいから嫌だなって思ってたけどこのためだったんだ、、、、。けっこう長いけどおもしろすぎてあっという間に読めちゃった。

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    2025年12月05日
  • 告白

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    章が変わる度に登場人物の視点が変わって徐々に真実とその後が明らかになっていくのがおもしろかった。最後の終わり方すき߹-߹

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    2025年12月05日
  • 六人の嘘つきな大学生

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    良い人と思った人にも悪いところはあるし、悪い人と思った人にも良いところはある。読みやすい上に最後まで面白かった。

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    2025年12月05日
  • Iの悲劇

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    "仕事を頑張る"とはどういうことか自分の人生で芯になっている本。
    BtoCの仕事では会社の利益と顧客の利益とで相反することがある。
    社会に出たばかりの人々は自己の利益と目の前の人に奉仕したい気持ちに悩みながらも、営利目的である企業での立ち振る舞いを学んでいく。
    しかし、本作の主人公は公務員である。
    出世志向が強いと直属の上司に評価されていたにもかかわらず、顧客(市民)に寄り添い実直に仕事をする姿は尊いものであった。
    簑石村の結末はああなってしまったとはいえ、蘇り課でともに働いた2人は評価してくれたことは救いではないだろうか。
    全ては無駄な努力だとしても。

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    2025年12月05日
  • サンクチュアリ

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    読み進め、「なんだ、短編集か〜!」
    ・・・・・と思っていたら、
    最終章で、そのバラバラの全てが繋がり、納得の仕上がり。
    アイドルが主演をはるようなテレビドラマ風の作品でした。
    満足。

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    2025年12月05日