【感想・ネタバレ】幸せな家族 そしてその頃はやった唄のレビュー

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Posted by ブクログ

犯人は初めの方で直ぐに分かった(分かるように作られていたのかな?)
けど、なんとも言えない雰囲気とストーリー展開がめちゃくちゃ良かった

母親とお姉ちゃんがいい人だっただけに、死んじゃったのがとても悲しい
特にお母さんの最後は読んでいてとても胸が苦しくなった

特に気になる矛盾点も無いし、あちらこちらに伏線が散りばめられている
ほんのちょっとペロッとするだけで死ぬ農薬なんてあるのかな?とは思ったけど、全体的にミステリーとしてもよく出来ていた

大人3人組にも天罰が下って欲しいなあ

面白かったけど、もう一度読みたいとはならない
何なら怖いから手元に置いておきたくない本

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2023年12月29日

Posted by ブクログ

読みやすくスラスラ読める反面、世界観がトラウマになりそうなぐらいの構成。
子供からしたら、、、
いまでゆう子供はなんらかの障害があったのか、歌に沿って事件を起こしていく。
結末はまさかの、、衝撃的でした。

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2023年10月08日

Posted by ブクログ

意外性はないが、面白かった。唄の歌詞が、気味悪く、いい人もおらず、そこがよかった。
再読することはないかもしれないが、本屋で偶然この本に出会うことができて、よかったと思う。

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2024年05月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

これがほんとに児童書?普通におもしろかったし、自分が子どもの頃この小説に出会ってたら、ミステリー沼にハマってただろうな、、
なんとなく犯人は途中でわかったけど、終わり方までは予想できず。歌には犯人本人の死も歌われていて、主人公も歌に沿って最後は死ぬというきれいな終わり方。お姉さんが自分の死を受け入れてる感があったのだけいまいち謎だったけど、お金持ちの一家で一人ずつ謎の死を遂げていくという気持ち悪さと妖しい美しさ?がなんともいえない読後感でした。

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2024年03月20日

Posted by ブクログ

児童文学作家の鈴木悦夫氏が手掛けた児童向けの厭ミス。本書が刊行された89年当時、全国の子供達にトラウマを植えつけたと言われている。〈幸せな家族〉を題材にしたCM撮影に協力することになった一家が、不気味な曲の歌詞をなぞるように一人ずつ殺されていく……という内容。いわゆる「見立て殺人もの」だが、子供向けの単純なミステリかと思いきや密室の謎やアリバイ調査が織り込まれた本格推理小説となっている。挿入される家の見取り図、死者が遺したメモといったギミックも楽しい。プロローグの時点で大体の真相は予想できてしまうが、現代のミステリファンが驚きを求めて読むタイプの小説ではないだろう。

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2023年09月28日

Posted by ブクログ

トラウマ児童文学といえば、個人的には「ぼくのまっかな丸木舟」あたりかなあ。迂生は小学校に上がるか上がらないか位の頃から、じいさんの蔵書を漁って高木彬光氏とかを読んでた、いけ好かないガキだったので、少々のことでは動じなかったと思うが、子供向けの本だと思うと、なんと言うんだろう、ガードを下げるんだよね。死人が出る、主人公の家族が殺されると言うだけで結構驚いた気がする。そうした興味抜きで、単にミステリとして今の読者を驚かせられるかというと少し無理がありそうな。真相は正直見え見え。今の小説だったら「これ、ミスディレクションじゃなかったら怒るぞ」レベルの、露骨な伏線が張られております。そういう意味では、昔ショックを受けた少年少女読者向けの本かも知れない。

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2023年09月27日

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