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「これからつぶやくひとふしは とても悲しい物語……」 保険会社のコマーシャル・キャンペーン《幸せな家族》のモデルに選ばれた中道家。しかし撮影はなかなか進まず、やがて不気味な唄の歌詞にあわせたかのように、次々と家族が死んでゆく―― 刊行以来、全国各地の少年少女に衝撃を与えてきた伝説のジュヴナイル・ミステリ長篇、奇跡の復刊。 〈解説〉松井和翠
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Posted by ブクログ
読みやすかったし、おもしろかった。 犯人の動機に鳥肌のオンパレード。 最後はめちゃめちゃ、ゾクゾクってした。
推理小説なんだけど割と初手の方から犯人コイツだなは分かっていて、それでもその犯人のサイコパス感とか次どうなるか分かっているけどその経緯とかが知りたくて一気読みしてしまいました。 最後はわー!そうなるんだ!と言うような展開でそれもまた良かったです。 出てくる登場人物も人間味があって感じ方や考え方等共感...続きを読むできる事もあったので没入感すごかったです。
半ばくらいで犯人の見当がついた。でも、一つ一つの事件の真実は予想外な展開だった。 初版がでた時代に読んでいたら、かなりショッキングな内容だと感想を持ったことだろう。今の時代に読んで冷静に予測できたのは、初版から現代に至るまで家族同士の関わり、特に肉親同士の犯罪が頻発しそれに呼応するような小説も刊行さ...続きを読むれ、麻痺に近い感覚が備わったからかもしれない。
主人公の省一が自分の家族に起こった連続変死事件について語るお話。小学6年生の男の子が、自分の家族や友人の死について特段感情的に揺れる事もなく淡々と語る様が不気味。全編通して仄暗い雰囲気が漂っているが、陰鬱な感じはない。その様子から、彼は本当に「たいくつ病」だったんだろうなと思い知らされる。 最後の最...続きを読む後で、あーこうなるのか…と残念な様な、物語としてはとても綺麗にまとまった様な、なんとも言えない気分になった作品でした。
序盤で犯人は検討つく展開なんだけど、 どうやって、とかその犯行の内容は意外だったりもして(最初の方)面白かった。
ミステリー小説の観点では、古い作品独特の奇妙な雰囲気が終始漂い、ゾクゾクしながら楽しめました。 加えて、事件とは別の本作に込められたメッセージ性とタイトルの意味が明らかになる時、現代社会に生きる1人の人間として、どこか切ない気持ちになりました。 こうした昔の作品に本屋さんで出会えることはこの上な...続きを読むく嬉しいです。。
児童文学だったこともあって読みやすい 誰か死んだことがサラッと書かれるから読んでて置いてかれる感じが面白かった
なんとも後味がいいような、悪いような、どう受け止めればいいのかわからない話だった。 犯人もなんとなくわかるし、動機もなんとなく理解できるのだが、その“なんとなく”が逆にもやもやを残している。 このもやもや感がこの小説の醍醐味なのか。
謎解き系ミステリ…ではなく 謎解明系ミステリ。 そんなジャンルがあるのかないのか… 知らんけど。┐(´-`)┌ 保険会社のCMモデルに選ばれた、絵に描いたような“理想の家族”。 著名な写真家の父 家庭的で控えめな専業主婦の母 美しく聡明な姉 目立ちたがりの兄 そして語り手の「僕」。 そこへ撮影ク...続きを読むルー4名が加わったところこら、不穏な事件が次々と起こり、理想の家族の形が崩れていく。 鍵となるのは〝その頃はやった唄〟 「子どもは父を憎んでた〜」 ん? どう考えても流行りそうにない歌なのだけど(笑)これが物語の種明かし。 面白さはある。 けど—— 大人には物足りず、子どもには読ませにくい。 なんとも微妙な立ち位置の作品。 児童文学作家である著者 子ども向けミステリという枠があったのでこの展開になったのか…。 むしろ唄が軸になるなら、思い切ってこれは大人向けとして“大人の事情”をガツンと入れ込んで描いても良かったのかもと思った。 不完全燃焼。 そんな読後感。 今年の19冊目
いまやミステリーの金字塔と位置づけされている海外ミステリー仮にその二作品をAとBとして、その二作品を読まずにこの作品を初めて読んだのであれば、相当なトラウマになるでしょうね。 海外ミステリーのAとB、とさせてもらったのは、ソレを明かしてしまうとすぐにこの作品の犯人とオチがみえてしまうからなのです。 ...続きを読むなので、実はすぐに犯人わかっちゃいました。まぁ、容疑者が少なめだし、どんどん死んでしまうので嫌でも加害者が特定されてくるんですが。 驚いたのは、見立てとなる曲が実在することです。ほんとにあるんですね。しかも聞けちゃう。 読後、いやーな気分になること必至です。
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幸せな家族 そしてその頃はやった唄
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鈴木悦夫
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