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「これからつぶやくひとふしは とても悲しい物語……」 保険会社のコマーシャル・キャンペーン《幸せな家族》のモデルに選ばれた中道家。しかし撮影はなかなか進まず、やがて不気味な唄の歌詞にあわせたかのように、次々と家族が死んでゆく―― 刊行以来、全国各地の少年少女に衝撃を与えてきた伝説のジュヴナイル・ミステリ長篇、奇跡の復刊。 〈解説〉松井和翠
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Posted by ブクログ
父親の死に意味を見出そうとしたのだと思う。最初は偶然だったのが兄の死で決定的になった、どんどんそうしなきゃいけないになった。最後の唄でみんな結末はわかってたのがとても悲しかった。 てゆーか唄が分かってんなら周りの大人が守れよ、そうしないのは子供への侮りか無関心か、そっちの方が面白いからか…
昭和の良き時代の家族。 主人公が少年だからなのでしょう、ミステリーに分類される小説としてはかなり読み易く堅苦しい言葉はあまり使われていないようなか思えます。 幸せそうな家族ではあるけど、みんなちょっとずつ狂ってる感じが堪らなく好きです。人間の薄暗い所を暴いてるようで。
ミステリー本を読むのが二回目で初心者な自分でも犯人の予想が少しついてしまうほど難しくはありませんでした。が、予想がついた後もどうしても動悸が自分にはわからず、自分の予想を疑っていました。しかし、話が進むほど確実に犯人は絞られる。だけど動悸がわからない、そんな不思議な気持ちで本を読み進めました。早く読...続きを読むみ進めて結末を知りたい!そんなふうに思える本でした。動機を知った時、すごく驚きました。まさかそんな理由で?!と心の中で思いました。最後に明かされる「そしてその頃はやった唄」ゾッとするような、なるほどとなるような、言葉で表すのが難しいそんな唄でした。
本屋さんの平棚に積んであったから、てっきり新刊だと思って手に取ったんですが、なんとまぁ古い本が再販されてまた売れているとのこと。時代だなーと思う古い表現もあったけど、楽しめたよ。昔読んだエラリークイーンを思い出したなぁ。 幸せな家族って何だろうね
完全に第三者として知る感じなので、感情重視ではないが、それを味として展開と重さを感じる空気感が強く印象に残る話だった。
BSテレ東「あの本、読みました?」で紹介されていて、気になっていた本。1989年の本で児童書扱いみたいなのですが、それにしては内容はかなり踏み込んでいます。日本児童文学者協会新人賞、第一回があまんきみこ、第二回が筆者、第三回が安房直子が受賞と知り、当時の期待度が伺えます。 本の内容は、幸せな家族をテ...続きを読むーマにした保険会社CMに出演を依頼されるような家族の次男(姉兄いる)の中道省一が語り手。彼は小学6年生で、CMの撮影を始めてから一年間に、父母兄姉にクラスの友人も亡くなるという不幸に見舞われます。本文は事件の解決のため、本人がテープレコーダーに録音したもの、という形で進行します。 読んでいてずっと重い感じなのは、そんな境遇の本人が淡々と語っているという不気味さが物語を終始覆っているから。冷静に家族が亡くなる様子を語っていきます。 語り手にも、犯人の動機めいたものにも共感が得られず、そういうのを好む人には受けない本だろうなぁと思います。ということで、この本も配架見送りかな。予算が潤沢にあるような学校なら話題本なので入れられるかも。挿絵はリアル系デッサン調で、不気味さと昔っぽさを演出してくれます。基本は中学校から。
確かにミステリーとしてはだいぶ匂わせがあったけど、昭和末期ごろっていう時代背景とか、「児童小説」であることとか、諸々加味して読めば末恐ろしい話で。 『幸せな家族』だなんてだいぶ皮肉めいたタイトルだなぁって思った。 物語の流れからも最後の一文で「結局そうなりますよね…」って思うし、読み終わってから表...続きを読む紙見るとゾワっとする。 サブタイトルになってて作中にも出てくる『その頃はやった唄』は特設サイトでフルが聴けるので聞いてみたけど、ポップに歌ってる辺りが不気味。
テンポ良かった! だいたいオチが分かるってみんな書いてるけど、それを見越して物語が進んでく感じが良かった!
解説にも記載していたが、稀有な書物である。 刊行以来、無数の少年少女に衝撃を与えてきた伝説のジュヴナイル・ミステリ。 トラウマ児童文学といった常套句で済まされるものでは到底ありません…と。 確かに衝撃的である。 保険会社のテレビCM《幸せな家族》のモデルに選ばれた中道家が、新しい家に引っ越し...続きを読むた後、撮影を開始直前に父親が変死。 やがて不気味な唄の歌詞にあわせたかのように、次々と家族が死んでいく…という。 歌詞が考えもつかないような内容で、そのことにもどうしてこれを唄にするのか⁇と疑問に思うほど強烈過ぎる。 それが、「その頃はやった唄」というのだから衝撃を受けてしまう。 絵に描いたような幸せな家族なんて、どこにもいないのだ…とわからせているようで怖い。 それともたいくつな毎日が嫌だったのか… 事故が歌詞と同じようになったので真似たというのもサイコ過ぎる。 どのように考えても残酷な結末。
犯人はめちゃめちゃ衝撃ってほどではなかったけれど、はっきり言ってそんな動機で?って思った。 犯人だけじゃなくて周りの人間もネジが外れたような人たちばかりだった! ラスト数ページくらいで色々と衝撃の事実がたくさん並べられてびっくり!! そして、あの歌の歌詞普通に怖すぎる…
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幸せな家族 そしてその頃はやった唄
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鈴木悦夫
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