ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 神様の御用人

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    神様と話せるなんてステキ。
    黄金様をぜひともモフモフしてみたい。
    神様たちの人間ぽさに親近感が湧く。
    神様の名前が最初のルビだけでは覚えられず
    はじめは戻って確認していたけれど
    いよいよ無理と分かり
    字面でふんわり覚えることに。

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    2026年05月23日
  • 改訂完全版 出雲伝説7/8の殺人

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    ネタバレ

    電車に忘れ物。
    両腿、両足、両腕、胴体、7つ。
    指紋、濃硫酸で消されている。
    胴体の入ったバッグに豆と麦の粉。

    伝説。出雲国風土記に出てくる国引きという説話。

    八俣の大蛇退治。出雲系の神話。

    本星と思われた女性、当日は出雲一号ではなく(出雲一号からは、今回死体
    がみつかった全ての死体に遺棄できる)、富士に乗っていた。
    証拠の写真もある。

    車掌にも聞いてみたが、問題の女性のことは覚えていた。何度も一号車から後方の車両に行っていた。

    青木恭子。被害者? 行方不明。
    家には毛髪一つ落ちていなかった。

    野村操。出雲の史実の考えについて。青木恭子と対立。

    野村、車掌の証言では、富士を広島で

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    2026年05月23日
  • 正欲(新潮文庫)

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    時流的に感想を書くと嫌な気持ちにさせる人が出そうでいやだなーと思った作品です。

    性は苦手です。歳の割にタブー視しているところがあり、心に秘するものという感覚が強いです。
    多様性というのは性に直結する項目が多いです。
    そういうデリケートな部分を衆目に晒す行為を私は好みません。マイノリティは静かにしてろという意味では決してなく、性的なものは大声で言わなくていい事柄なんじゃないか?と思うから好まないわけです。
    これは私が性に潔癖な癖だからかもしれません。

    そういう理由から多様性を口に出して弁論を振りかざす人が、私は好きになれません。
    個々を尊重するのは不可侵の不干渉地帯を広げることこそ重要だと思

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    2026年05月23日
  • 舟を編む

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    ネタバレ

    学生の頃になんとなくで使っていた辞書の裏側。
    こんなに大変なんだ…!と知り、あの頃もっと大事に使えば良かったと今さら後悔(´・ω・`)

    後半は先生の手紙で泣きそうになりました。
    まじめたちの無念を拭うような先生のお手紙…!

    そして、最後のまじめの恋文
    泣きそうだった感動の気持ちがどこかへ飛んでいきましたね…(笑)
    あれをラブレターだと受け止められたかぐやすげーよ( ˙꒳​˙ )
    知ってて読んだのに理解できませんでした、是非皆さんにも読んで欲しい!!(笑)

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    2026年05月23日
  • 大人は泣かないと思っていた

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    自分がなにかに悩んでいるとき、きまって、小説を手にとりたくなり、最初は気を紛らわすつもりで読み始めるのに、内容が次第に自分の悩みと重なっていく。おそらく勝手にこちらが重ねているだけなんだろうけれど、本作に登場する人物とは相性が良いのか悪いのか、気付けば自分が窘められていて、読みながらなんども謝ってしまった。ごめんなさい、私も先のことばかり考えて、今を蔑ろにするところある。大切な人へ気持ちを伝えることを恐れている。意地を張ることもある。それにより傷付けてしまった人々へ、ごめんなさい。
    でも、大人ってだいたいそうじゃないか? 誰にも叱られなくなって、自分が確立されていって、他者を受け付けなくなって

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    2026年05月23日
  • ツミデミック

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    コロナ禍を舞台にした、罪をテーマに6篇の短篇集。真っ赤な背景に菊、黒文字の表題。本の表紙が印象深い。しかも菊が横向き。菊の花なのに何か違うもののようにも見えて少し不気味。存在感がすごい。あ、裏表紙の菊は縦置きでした。なんかホッとする。
    コロナ禍を思い出すと大変だった…みんな大変だったよね。と思って、この本を読んでみました。どの話も魅力的かつ、どこか鬱蒼としたまるでマスクをしている時のような息苦しさを感じる。6篇の中には、比較的ハッピーエンド寄りのお話もあるけど、晴々とした気持ちにさせてくれないのがすごい。私はどのお話も好きでした。総じて、この本好き。

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    2026年05月23日
  • 過疎ビジネス

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    地方の人口減少という「不可避の課題」が、巧みに食い物にされています──。福島県の一地方紙記者による地道な取材が、「企業版ふるさと納税」という制度の抜け穴を突いたコンサルと自治体の癒着を白日のもとに晒し、やがて国会審議を動かすまでに至りました。本書は調査報道がいかに民主主義の回路を再起動させるかを、一連の実例を通して静かに、しかし力強く示しています。

    【目次】
    第1章 疑惑の救急車
    第2章 集中報道の舞台裏
    第3章 録音データの衝撃
    第4章 創生しない地方
    第5章 雑魚と呼ばれた議員たち
    第6章 官民連携の落とし穴
    第7章 自治の行方

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    2026年05月23日
  • 殺人出産

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    死と性をテーマとした作品で、私が読んだことのない世界観で描かれており、すごく読み応えがありました。
    それと同時に、こうなったら怖いなと思ってしまうような世界観です。

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    2026年05月23日
  • 三幕の殺人

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    今作は舞台にしたらより面白い気がする
    登場人物の一人サタースウェイト氏は短編集『謎のクィン氏』に登場するサタースウェイト氏である。
    残念ながら今作では終始登場人物の一人で、クィン氏も登場しない。
    ちなみに今作で1番おいしい役はエルキュール・ポアロである。
    最後の最後で一番おいしいところを華麗にかっさらう。
    それまでの退屈さが一変、うつらうつらしていた観客も目が覚めて鮮やかに解決する。

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    2026年05月23日
  • 透明な夜の香り

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    香りをベースにしたお話だけど、森を抜けた先にある大きな洋館での丁寧な掃除や食事、朔さんがつくる香りもの(スキンケア、洗剤、ハンドクリームとか)との暮らしが素敵。
    丁寧に、自分を大切にしながら生きていきたいなと思った。続編も読みたい。

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    2026年05月23日
  • 最後の皇帝と謎解きを

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    中国語読みの仮名がひたすら読みにくく辟易したので無視して漢字として読んでも問題ありませんでした。
    そこさえクリアしたら内容はとても面白く、最後の展開も凄かったです。

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    2026年05月23日
  • 都会のラクダ

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    super beaverの曲が好きになり、もっと知りたくなって読んでみることにしました。もっともっと好きになりました。これからも一緒に音楽を楽しもうと思える一冊でした。

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    2026年05月23日
  • 【電子特典付】もうあかんわ日記 文庫

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    インスタで見かけて文才がすごいなと思ってnoteを無料分だけ追いかけて読んでいる。ネットで横書きで見る時と本で縦書きで見る時で面白さに違いがあるかと思ったが杞憂でした。とても面白い。しかし奈美さんすごいな。人間としてのレベルが違う。レベチ。

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    2026年05月23日
  • 彼らは世界にはなればなれに立っている

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    ネタバレ

    「人がよりよい世界を願い、それを実現しようとする時、そこには長く困難な歳月が横たわっている。
    力を持つ者から迫害を受けることもあれば、今ある現実につき従う者から誹誘され、心を打ち据えられることもあるだろう。けれども、細い水の流れが集まって小川となり、それが河となり、やがて太く力強い大河となってついには海に至るように、それが実現する時には、かつて奇跡として願われたものは、あたかも自然とそうなるべくして成就したかのように見える。

    人のなし得る奇跡、力ない者たちの奇跡とはそういうものなのだ。」

    天上の葦以降の太田愛作品

    これまでの社会派ものと違い、ファンタジー色のあるものかなと思っていたけど、

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    2026年05月23日
  • 祖母姫、ロンドンへ行く!

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    自己肯定感つよつよお姫様おばあちゃんを、孫が初のイギリス旅行にエスコート。
    人との繋がりが有限であるが故の尊さが、特別光るエッセイです。

    おばあちゃんの破天荒さ、自由気ままっぷりに振り回される作者にくすっと笑ったり、たまに出るおばあちゃんの格言に感心したり、泣きそうになったり、作者が旅行中出会う人たちが全員素敵で、まるで一緒に旅行をしたような、わくわく、ときめきをを感じられる一冊でした。

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    2026年05月23日
  • うつくしが丘の不幸の家

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    ある一軒の家に入れ替わり住む住人たちの物語。
    春の日差しの中で読む+この本=幸福
    ぜひこれから読む方には晴れたぽかぽか陽気の日読むことをオススメしたい。すごく心満たされる一冊だった。

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    2026年05月23日
  • 透明な夜の香り 赤い月の香り

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    香り立つ、怒りと、加害と、執着と。
    引き込まれ、揺さぶられ、けれど最後は着地できた感覚を持てる物語でした。
    前作ももう一度読みたくなりました。

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    2026年05月23日
  • 森島章子は人を撮らない

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    ネタバレ

    彼女の目に、僕は、この世界は、どんなふうに映っているんだろう?

    森島章子。
    彼女をどう切り取るのか。

    アーティスティックな孤高なタイプではなく、他の人たちと馴染みたいと思ってる彼女の考えには、共感できるところがある。

    私は、章を読み進めるごとに、彼女を知る人たちが語る話を聞き、森島章子という1人の人間に魅了されていった。

    彼女の写真を見てみたい。
    そこに映っている私は、どんな私だろうか?

    彼女のファインダー越しには、何が映されているのか。
    彼女は、この世界はどうみているのか。
    それを知りたいと思った。

    本作のタイトルにもあるように、
    「森島章子は人を撮らない」
    その理由は何だろうか

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    2026年05月23日
  • 僕らはマンガを言葉にしたかった 60~70年代マンガ史私論

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    夏目房之介が日本におけるマンガ評論が立ち上がりつつあった60年代から70年代を「ガロ」と「COM」を中心に当時における「マンガを語る」ことについて回想する読み物。漫画の歴史についての本は多いが、漫画評論史というのはちょっと珍しいかも。2000年代以降のマンガ評論的な視座も踏まえ、当時の漫画評論の問題点や課題も踏まえた内容で、当事者としての単なる昔話で終わっていないところが良い。もともとがWEBで連載していたコラムだったこともあり語り口も夏目房之介らしい柔らかさでサクサク読める。

    文中で村上知彦が使った「僕ら」という語への違和感を述べているにも関わらず、本書の書名が「僕らはマンガを言葉にしたか

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    2026年05月23日
  • 夕陽ヵ丘三号館

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    昭和の時代の一流商社の社宅。奥様方の嫉妬と羨望の蠢く世界。噂話や陰口など女性作家でしか描けないだろう。この作家の人間観察力は恐ろしい。人の醜い一面もあくまで冷静に描写している。

    中学生男子の成長と成績の低下、悩む母親とグチを聞くばかりの夫。

    社宅でもマンションでも、令和の今はここまで濃密な人間関係は良くも悪くもないだろう。

    終始社宅の中でのみ展開される密室劇。劇的な展開も少ない。

    近年再評価される有吉佐和子。松本清張と並び、一見平々凡々とした人間関係をここまでサスペンス調に描ける稀有な作家。

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    2026年05月23日