ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • リカバリー・カバヒコ

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    ネタバレ

    そのときに母さんが、人差し指を立てながら言ったのだ。
    「この子はね、和彦のためにやってきたカバヒコっていうんだ。おまえの一番の味方だよ。すごい力を持っているんだよ。自分が痛いのと同じところを触ると、治っちゃうんだから。人呼んで、リカバリー・カバヒコ!」
    俺が戸惑っていると、母さんは突然ニヤリと笑い「カバだけに」と補足した。

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    2026年04月10日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

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    単なるフィクションではなく現実の倫理観の揺れとして迫ってくる感覚が強く残った。
    登場人物の判断や選択は特殊な状況下のものではあるが、その根底にある価値観は自分の日常にも地続きで存在しているように感じられた。
    「誰を救うか」「何を守るか」という選択が、単純な善悪では整理できない。
    正しさを基準に判断したとしても、その正しさ自体が状況によって簡単に揺らぐことが示されており、人間の判断の不安定さを突きつけられるようだった。

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    2026年04月10日
  • 変な家 文庫版

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    会話文を中心に構成されており、全体的に非常に読みやすい一冊だった。序盤で家の見取り図と明確な違和感が提示され、その理由が徐々に解き明かされていく構成が巧みで、自然と読み進めたくなる面白さがあった。
    一方で、作者の誘導を少し疑いながら読む部分もあり、「別の可能性があるのではないか」と考えつつ読み進める場面もあった。そのため、展開に対してやや構えてしまった感覚もある。また、登場人物が同一の家系に属しているため、関係性を整理しながら読む必要があり、時折立ち止まる場面もあった。
    それでも、事実なのかフィクションなのか曖昧に感じさせる語り口が印象的で、単なる事件の怖さにとどまらず、「もしかすると他にも同

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    2026年04月10日
  • 盗んで食べて吐いても

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    小笠原早織

    永作
    佑実
    大樹
    タクト
    比奈
    里崎
    早田店長
    浜野
    木本
    BA
    田中
    小西
    新城麻里乃
    三吉先生
    秋月店長

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    2026年04月10日
  • 准教授・高槻彰良の推察EX2

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    シリーズの番外編の第2弾。刊行順に読んでます。
    1話目は難波くんの彼女の愛美ちゃんが落とした人形の話。その中でリカちゃん電話の話が出てきて、懐かしい!となりました。実際にかけた事あったかも…。
    2話目は遠山さんと猫のお話。前回、猫を飼ってるという話はチラッと出てきてて今回は出会いのお話。
    名前のネーミングセンスが絶妙。
    3話目は彰良を舎弟にしている、小学生智樹のお話。高学年になるとまだまだ体も心も未熟なのに、まわりの大人、特に親からは期待を持たれてしまい色々言われて反抗したくなりますよね。
    4話目は前回も面白かった難波目線の地味メガネくん2です。難波くんは良い子です。これからも尚哉を助けてあげ

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    2026年04月10日
  • 空棺の烏 八咫烏シリーズ4

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    ネタバレ

    緑羽の前に勁草院周りを思い出すために再読









    楽園と追憶でメンタルずたぼろだったから読んでてすごく楽しかった。
    (比較的)平和!青春!輝かしい学生時代!でもやっぱりこの先の彼らの未来が脳裏によぎってちょっとつらい、、
    すごく面白く読ませてもらいました!!

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    2026年04月10日
  • エッセイストのように生きる

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    ネタバレ

    読み終えたあとに、自分の感情や目の前で起きたことを、丁寧に観察して言葉にしてもいいんだと思える一冊でした。

    まずは「よかったことを書く」という小さな習慣から始めてみたいと思いましたし、その先は、気分が乗ったときに少しずつ深掘りしていけばいい。そんなふうに、足取りの軽い提案として受け取れたのもよかったです。

    こうして読み終えたあとに意欲が湧くことを継続させるには、誰か読んでくれる人がいることもきっと大切なのだろうなと思った。もちろん自分のためだけでも�いいけども。

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    2026年04月10日
  • 金環日蝕

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    ネタバレ

    正直ひったくりからここまで面白い展開になるとは思わなかった。前半は海外小説のAI翻訳かと思うくらい臭いセリフのオンパレードでフェードアウトしようかと本気で思ったが、加賀谷と里緒の登場でガラッと雰囲気が変わる。登場人物全員、根が善人で真の悪人が登場しない点に少し物足りなさは感じたが。春風の強い覚悟と深い愛情を感じさせる三章最後「大丈夫。そんな顔を、しないで。」は珍しく震えた。句読点って大事な表現方法だね。

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    2026年04月10日
  • 追憶の夜想曲

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    まずは前作「贖罪の奏鳴曲」から読むことをお勧めする。
    そして、間髪入れず続けて本作「追憶の夜想曲」を読むことを強く勧めます。

    そうでないと、この結末が分からないままで終わるなんて本当にもったいないから。
    読み終わってびっくりした。続けて読んでよかったって思った。

    頭の切れる検事と弁護士。
    2人のバチバチの法廷バトルは読んでいてすごく楽しい。
    回転の早い言葉の応酬と駆け引き。ちょっとでも隙を見せたらバサっと切られるような身の引き締まる展開に魅せられてしまう。

    でも、何よりも展開の読めなさに、一体何がどうなって、次は何を求めているのか気になって、気になって、読むのを止められなくなる。
    そして

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    2026年04月10日
  • 隣人を疑うなかれ

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    ネタバレ

    面白くて一気に読み。
    完全なネタバレは面白くなくなるのでぼかしますが、
    犯人が意外な人物すぎて驚きました。
    てっきりもっとXXX(←伏せます)かと。
    最後にすべてが解き明かされるあたりも含めて
    作者さんの上手さに舌を巻きました。
    他の作品も読みたくなりました。

    余談ですが登場人物の晶さんをタレントの
    北斗晶さんで脳内再生しながら読んでました(笑)

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    2026年04月10日
  • パズル

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    本棚から引っ張り出してもう一度読んでみた。クラスメイトとの関係性が後半に連れて深くなり、一致団結する姿はゲーム開始前には考えられない程である。青春ストーリーとしても読み応えあり。

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    2026年04月10日
  • 日本蒙昧前史 第二部

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    ほんとに素晴らしい。磯崎憲一郎バンザイ。
    時間の流れを書くことにずっと注力している磯崎、自由自在に時間を行ったり来たりして物語が繋がっていくの、本当に良すぎる。
    第一部と合わせると、第二部は俳優の恋愛パートが助長に感じたけれど、全体的な満足度は安定して高い!

    パンダがいなくなった今、ホルムズ海峡が封鎖されかけている今、だからこその読み応えもあった。もちろんどの時代に読んでも、呼応する部分が変わるだけで面白さは担保されているが!!

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    2026年04月10日
  • 空、はてしない青 下

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    上巻から一気に読んだ。
    相変わらず風景描写が丁寧で自分も旅行した気分にさせてくれる。下巻は登場人物の心理描写をより深堀している。
    最後の主人公の決断にはなかなか考えさせられる。

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    2026年04月10日
  • 女の一生 一部・キクの場合

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    感想というか思ったこと
    (キクや清吉についても語りたいことは尽きないけど、いったん整理)

    『女の一生』第二部では、戦争や日本におけるキリスト教弾圧に対するローマ・カトリック教会の姿勢に疑問を抱く修平の葛藤が描かれていたが、第一部にもまた、キリスト教弾圧の中でローマ法王の沈黙に対する疑問が示されていたのが印象的だった。

    それでもなお、人は信じるしかないのはなぜなのか。
    考えてみると、信仰とは本来、人の内に宿るものであって、教会はあくまでその信仰を持つ者たちの集まりにすぎないのかもしれない。だからこそ、信仰心において絶対的なのは教会という組織ではなく、むしろ個人の内にある信仰そのものなのだと思

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    2026年04月10日
  • 女王さまの夜食カフェ マカン・マラン ふたたび

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    シリーズ2作目。
    あれ?このシリーズってシャールさんが、体にも心にも優しいお夜食を作ってくれるお話じゃなかったっけ?なのになぜ今作の表紙はソースたっぷりのトンカツ?と首を傾げましたが、これにもキチンと意味がありました。
    これは大人のお子様ランチとされるトルコライス。
    「たまにはサボりなさい」って、シャールさんの言葉。いつも頑張っている人には一番刺さりますよね。
    「皆、寂しくて、一生懸命。それでいいじゃない」
    あーーー、シャールさんってなんでこんなに心を溶かす言葉を知っているのだろうか。
    今作では、いつもみんなを包み込んでくれるシャールさんにも悲しい出来事があり、みんながシャールさんを包み込んで

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    2026年04月10日
  • 流浪の月

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    『汝、星のごとく』がとても良かったので、凪良ゆう先生の他の作品も読みたくてこちらを選びました。
    こちらもとても面白かったです。
    世間的には理解されない関係の二人が、お互いだけを居場所にしてる。どうかこの二人が幸せに暮らせますようにと祈らずにはいられません。

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    2026年04月10日
  • すべては音楽から生まれる

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    音楽はそれ自体で完成しているのではなくて、自分の解釈によって創造される。
    意味が曖昧で、解釈が揺れるものこそ、感動を生む。
    コントロールしないことから生まれる世界もある。

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    2026年04月10日
  • ざくろちゃん、はじめまして

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    共感しかない、と思った。
    輝いている人達も、1人の人間でどうしたらいいか、自分と同じように悩みながら生きてるんだなと。
    文章のテンポもよくて、すごく読みやすく、ずっと面白くてあっという間に読み終えた。

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    2026年04月10日
  • ブラックボックス、誰が解く? 君に綴る4つの謎

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    めちゃくちゃに良かった。
    推理小説3つは面白いけど、まあこんなものかって感じだったけど
    似鳥鶏の「学生時代の母の原稿」が最高。
    いきなりファンタジーが始まったり、全然毛色が違うけどかなり好みの作品だった。

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    2026年04月10日
  • アナヅラさま

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    ネタバレ

    このミスの文庫グランプリ受賞であること、タイトルと表紙が目を引いたこと、都市伝説が好きなことから読んでみなくてはと思い、本屋で購入。

    自分の好みは、バケモノ自体が出てくるものと自認していたのですが、こういった本体が分からないのも好きでした(UMAや UFOの番組なども正体が不明でも好きで見てしまうので、その感覚と同じ、でしょうか、、、)

    探偵や刑事、ヤクザも出てきて、都市伝説も絡めて美味しく一気に読めました!

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    2026年04月10日