小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
じい散歩の続編。前作を読んでいない人は是非、前作をお読みください。
妻が倒れ、入院ののち退院はできたものの、介護なしでは生活ができない、
と言う状況で、夫である、新平は介護の日々を送っていた。
そんな中で、あることを決断して実行に移すのだが・・・。
新平は、何の文句や苦労を口にすることなく数年間、妻の英子の介護の日々
送り、訪問介護の助けもあって何とか過ごしている中、三男の問題や、
事務所の整理など、いろいろと課題がでてくる。
前作を読まずとも読めますが、家族の関係やらなにやらが、前作読まないと、
完璧に理解して読めない部分もあるため、前作を先に読むことをオススメします。
そのうえで、この -
Posted by ブクログ
ネタバレスカーレットとメラニー。対称的な二人の女性の強さが強烈に描かれた巻だった。
スカーレットは食えない、という強烈な負の経験から、金を稼ぐことに執着し始める。「・・・もう二度とひもじい思いはしない。〈タラ〉の皆も飢えさせはしない。-ものを盗み、人を殺めることになろうと-神に誓って、もう決してひもじい思いはしない。」何というすさまじい意志か。彼女はどんなことをしても、家族を食わせていく決心をする。この誓いの後の彼女の行動はすさまじい。家に侵入してきたヤンキーを撃ち殺し、死体を隠して金品を奪う。金を援助してもらうために、バトラーを誘惑する。企てが失敗するや否や、ターゲットを妹の婚約者に変更し、まんまと -
Posted by ブクログ
宇佐美まことさん初読みでした♪♪
ブク友さんのレビューから興味が湧き、手に取りました✨
本を読むことの魅力のひとつに、自分ではない人生を追体験させてくれること、があるけれど、今回は、心に残る読書体験となりました。
昭和20年8月の広島での壮絶な体験……
温度や匂いまで伝わってくるような、宇佐美さんのリアルな描写により、想像を絶する光景が脳内スクリーンに映し出される。
地獄と化した世界を生き延び、その後の被爆による体調不良を抱えながらも、なんとか社会生活を送ろうとする登場人物たち。
放射能の影響………それより以上に、根拠のない憶測や噂による"差別"に平穏な生活が侵され -
Posted by ブクログ
ネタバレ語り手がまさかのモノで、設定の斬新さという点で掴みとしては素晴らしい。ただ、この語り手自体に重要な意味があるというよりは、ヒトという生き物を俯瞰的に、シニカルに語るための役割として設定されている。
主人公しょうせいは同性愛者であり、幼体から成体になるまで、共同体との疎外感を感じて生きてきた。共同体の一員として見られないだけで、動物本来の生存すらままならない。そのため、これまでマットに手を添えずみんなと同じ方向に運ぶような生き方をしてきたわけである。しかし、これは同性愛者のみに限った話ではない。主人公のように共同体が基準が異性愛者の人もいれば、健常者、男、女、大人など、全く異なるものを共同体の基
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