ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 春にして君を離れ

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    読み終わって、恐ってなった!
    アガサ・クリスティー作品ではあるが、
    殺人事件とか何も起きて無いんだけどಠ_ಠ

    家族の歪さをこれでもかと見せつけられた。
    家族を、夫を心から愛していると信じるジョーン・スカダモアの有りようが哀しいし、虚しい。
    本人は良き夫、良き子供たちに恵まれて理想的な家庭を手に入れたと自負しているのに、「知らぬは当人ばかりなり」といった具合に事実は全くの逆。それを段々に鋭く描き出しているから凄まじい!
    流石のクリスティーだな、と感嘆しました。

    砂漠の只中で一人、自身の内面を省みることしかやる事が無くなっていく描写が寒々とこわかった…
    汽車がやっと着いて、徐々に現実の生活に戻

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    2026年08月09日
  • 白夜行

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    白夜・・・真夜中になっても太陽が沈まないか、または夜になっても暗くならない自然現象

    生まれた時から、雪穂と亮司はずっと太陽が当たることもなければ暗闇になることもない世界で生きてきたのだと思う。暗闇にならなかったのはお互いがいたからで、でも強烈な光が差し込むこともなかった理由もまたお互いの存在があったから。光をふたりで探すこともできたはずなのに、それをしなかった。そう生きることをお互いがあの時に共有しあったのだと思う。でもそれは私の想像でしかない。
    二人のことは二人にしかわからない、この先誰が二人の生き方に触れようとも…

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    2026年08月09日
  • お砂糖ひとさじで

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    「日々の中で、楽しかったり、喜びだったりした小さな出来事を集めたエッセイ集がこの本です」

    すべてのエピソードを噛みしめるように、吸収するようにじっくり読んだ。
    私も、生活で気分があがること、心地よいことには惜しみなくお金を使って過ごしたい。それが豊かな生活だと思う。とても良かった。

    手元に買って、また読み直したい。

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    2026年08月09日
  • 送り火

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    情景を表現する力が凄まじく、ラストの暴力と逃走のシーンの臨場感は見もの。途中で読んでるこちらが吐き気を催し目を背けたくなるほどのものだった。

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    2026年08月09日
  • わざわざ書くほどのことだ

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    エッセイは自分との共通点や似ている部分があると
    読むという行為が読んでいるから染みてくるに変わってくる
    心に染みた
    言葉のひとつひとつが心地よかった
    勝手にわかる気になれた
    笑いも涙も

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    2026年08月09日
  • モモ

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    冒頭の船の部分はこのお話に必要なのか?と思った私こそ、効率重視の生きているということだ。カリオペイア マイスターホラの登場から話が面白くなってきた。

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    2026年08月09日
  • 高瀬舟(乙女の本棚)

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    学生の頃に続きが気になって読み進めてしまい、リアルな描写が怖くて、最後どうなったか分からなくて悶々と考えてしまい夜寝られなくなってしまったいい思い出の本です。今社会人になってもう一度読み直すとまた考え方が変わっているので感想も変わってきますし、日本語の美しさを再確認できる小説だと思います。
    本当に飽きない良い小説です。

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    2026年08月09日
  • 男ともだち

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    神名とハセオの関係性は唯一無二のもの。ハセオは他の女の人にはクズっぷりを遺憾なく発揮するけど神名に対しては誠実そのもの。同棲相手がいながら不倫をする神名もなかなかのクズっぷり。そんな2人がお互いに対してだけは不思議なくらい誠実だった。ハセオは恋人ではなく気のおけない男友達だからこそ、神名も心置きなく甘えられたんだと思う。こんなふうに異性のソウルメイトがいるって羨ましい。

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    2026年08月09日
  • あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。

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    映画を先に見ました。続編が映画化するのと、お盆時期なので戦争をしのぶ気持ちで。

    14歳の恋愛模様、戦時中の筆舌に尽くしがたい惨状表現、現代と戦時中を行き来する親子愛の感情。とても丁寧な描写があって感情移入させられます。内容わかっていても食堂のくだりからもう号泣。

    ストーリーは映画と少し違う部分もあります。それはそれでどっちもよかったです。ファンタジー要素あるので、ある意味ラノベ的な内容かとおもってましたがいい意味で裏切られました。映画でも活字でも嗚咽させられました。続編もすぐはいりたいです。

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    2026年08月09日
  • ふたり(新潮文庫)

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    最初の亡くなるシーンは悲しい。
    非の打ち所が無い(千鶴子)ような人でも、人には明かせない内面部分があるものだ。特に思春期には。
    むしろそういう人こそ二面性があるのかもしれない。
    誠実で家族想いのお父さんが単身赴任先で女性関係ができる その女が訪ねて来た。その女を誠実でいいお父さん(だったはず)が追いかけて行くシーンはMAX腹が立った。「なんだ オマエもかいっ!!」このお父さんもそうなのかい
    そうなった感情に自分自身で気づく。
    誠実でありたいという私の本質がそう思わせる。
    ラスト お母さんが何事も無かったような言動をするのが凄いなぁと思う。
    きっと 作者の意図と違う感情や感想を持った事で

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    2026年08月09日
  • 文庫版 近畿地方のある場所について

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     映画を観た直後に、文章の近畿地方が恋しくなって、流れるように購入した。私は、やっぱり文章の方が、得体のしれない怖さがよりリアルに感じられて、怖かった。

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    2026年08月09日
  • 日本文化私観

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    日本の文化を、街並みではなく日本人の生活に見、美しさを、装飾ではなくその必然的な機能に見る。人間の、放っておけば自然と堕ちてゆく弱さと、その救い用もない孤独を見るところから、文学は出発する。坂口は、ずっと「生きろ」と言っている。

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    2026年08月09日
  • 近畿地方のある場所について

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     この作品で背筋さんを知った。とんでもない人だと思った。モキュメンタリーっていう言葉をこの作品で知ったくらい、私にとっては衝撃的な作品だった。読んでいくうちに、「これ、本当にあったんじゃないか?」って思えてくる。

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    2026年08月09日
  • 容疑者Xの献身

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    永遠の記憶を読んでからこちらを読み改めてこうつながるのかぁと本当にすごい作家さんだと思った。
    愛する人のためにここまでする石神もすごいけどその心理に着目して真実をあばく湯川先生もすごい。とても辛かっただろう。改めて東野圭吾先生すごい作品をありがとうございます。

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    2026年08月09日
  • 青い壺

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    青い壺を巡り、様々な家庭の有り様がドラマを観ているようだった。 (p327)省造のあの壺がスペインまで行ったことが判明 古美術鑑定呪う人は800年前の物だと言っているあたり、最後に減刑というくだりでオチがついている漢字も凄い
    2話の寅三の行動に、自分の中にある将来の '老い'への不安をし撃された

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    2026年08月09日
  • 書くこと、生きること

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    ネタバレ

    あっさりしたタイトルと、新聞や週刊誌などに載ったものや文庫の解説などということで、割と軽めのエッセイなのかなーとちょっと思ってしまっていました。なんのなんの。
    森崎和江の苦闘。吉野せいの壮絶。戦争、女性が書くということ、書くことの覚悟。
    そう、「ひろしま」を見る時、それを着た女の子たちが見えてくるよね、そしてその不在を強く感じさせられるよね、と語り合いたくなる。第三章以降が特にズシリとこたえる。密度の高い文章だった。

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    2026年08月09日
  • 変な地図

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     以前の作品から、栗原さんは大好きだったんだけど、これを読んでさらに好きになった。栗原さんのバックグラウンドがわかるため、栗原さんのファンは読んだ方がいい。
     変な家シリーズ知らない人でも、本編とのつながりみたいなのはないから、全然楽しめると思う。シリーズを知っている人は、栗原さんの活躍を生(?)でみられる感じがして熱いと思う。

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    2026年08月09日
  • 眠れない夜にみる夢は

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    たしかキノベスで紹介されていたんだと思う。
    珍しくそういうのを見て読んでみたので、これまた自分にしては珍しい選択な本。
    だったのだけど、よかった。
    しっとりじっとりじめじめしてるんだけど、それがまた、人っぽくて。そしてキュンとしてみたりして。

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    2026年08月09日
  • 対岸の家事

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    何度も読み返している、お守りのような小説。
    子どもの速度で一緒に歩き、その子の中に生まれたばかりの感情に触れる。
    作中に流れるゆったりとした時間に出会うたび、「ゆっくり待つ」ことの大切さを思い出す。

    待つとは、何もせず立ち止まることではない。
    相手を自分の速度に合わせず、その人の中で何かが動き出し、気持ちや言葉が生まれるまで、そばにいることなんだと思う。

    効率や成果を求めていると、すぐ答えを出すことや、先へ進むことばかりが正しいように感じてしまう。
    でも、人の気持ちや成長には、その人にしか分からない速度がある。
    誰かの速度を尊重することと、自分をすり減らすことも違う。
    本書は、急かさずに寄

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    2026年08月09日
  • 逃げるな新人外科医 泣くな研修医2

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    割と早くに読めた 1が面白いから続けられる。先生でありながら作家とか凄いな 自分の経験を文章に出来るってな。患者を登場させて物語が動く手法なのかな、今回まさかの父親で、外科医になったのに何故真っ先に帰らないのよマジで遠慮してどーするここで医者の名前使わずどーすんの その度に自分を責めてどーするってしか思えない、あとはるかは駆け引きうま過ぎるたぶん別れるやつ

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    2026年08月09日