ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 地雷グリコ

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    GLICO with Landmine!
    地雷グリコとはまた変なタイトルだなと思ったら、まさかあのジャンケンのグリコとは。

    グーで勝ったら、階段を3段上がる
    誰もが子供の頃に遊んだあのゲーム。でももし途中どこかに地雷が仕掛けられていると知ったら、その手を出せるか…

    じゃんけんや神経衰弱、皆が昔遊んだあの遊びを独自に改変して、そこに大金を賭ける勝負にワクワクする傑作です。カイジみも感じますね。

    青崎有吾さんといえば長年『体育館の殺陣』で有名でしたが、本作は同氏の代表傑作を塗り替えたかもしれません。

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    2025年12月06日
  • 青の炎

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    学生時代、暴力に怯える家庭環境で、知識と選択肢の限られた無力な未成年が殺人を考えるとこんな風に進むのかと、胸を痛めながらも読み進めた。
    大人になって再読すると、あぁ頑張って子供には幸せな家庭を与えてあげないとと思わされた。
    大好きな作品です。

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    2025年12月06日
  • 月とアマリリス

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    自分の心に向き合い1番自分を大切にする。

    背けたくなるくらい辛いこともあるけど、
    決して自分の心から逃げてはいけない。

    そうすれば、受け止めなくていい痛みは受け止める必要なんてないと気づけるはず。

    そうすることで周りへ優しくできる。

    周りの人のありがたみがわかるようになる。

    痛みは共有できないけど繋がり合うことはできる。

    そうやって人は支え合って生きていき強くなれる。

    その強さから来る輝きが誰かに勇気を与えたり、
    助けになるかもしれない。

    そんな大切なことを教えてくれた一冊。



    私も昔すごく辛いことがあって当時の自分ではどうにもできなくて塞ぎ込んでしまった時代があった。

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    2025年12月06日
  • イクサガミ 地

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    義兄弟妹達が一旦継承戦を置いて、其々の奥義を駆使し協力して戦う様子は009を想起させる。三助から「禄存」を継承し敵の足音や会話を聞き取る彩ハはまさにフランソワーズ。しかしとにかく面白い。遅読の自分にはありえない速さで読んでしまう。

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    2025年12月06日
  • 世界99 下

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    ネタバレ

    こう、言葉では言い表せないけど、これは間違いなく評価されるべき傑作。
    この社会課題を描いているという訳ではなく、社会の中にある歪さや気持ち悪さ、不快感などを世界というマクロな視点と空子の周りの人のミクロな視点で描いている。
    白藤さんは上の時は、正義教に入っているのかもしれないと思うほど気持ちが悪かったけれど、下巻の正しさ、クリーンしか良しとされない世界になった途端に、白藤さん以外が気持ちと思うような構成で、それがなんだかものすごく都合が良いような気がして読み手の私たちも試されている気がした。
    本当にこの本から受けた衝撃や感情沢山あるのに自分の中にそれを表せる引き出しがないことが惜しい

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    2025年12月06日
  • マーブル館殺人事件 上

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    ・あらすじ
    クレタ島での生活に区切りをつけ単身ロンドンに戻ってきたスーザンは、フリーの編集者としてコーストンブックスで外部編集者として働いていた。
    ある日社長のマイケルからアティカス•ピュントシリーズの続編編集担当の打診を受ける。
    作者は以前スーザンも担当したことがあるエリオット•クレイス。
    エリオットはイギリス中で最も有名な児童文学作家の孫であった。

    気乗りしないながらもエリオットの書いた作品を読むうちに、アラン同様エリオットも作中にクレイス家の暗い秘密をまぜこんでいる事に気づく。

    ・感想は後編

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    2025年12月06日
  • ココ・シャネルの言葉

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    シャネルという人物がどんな人だったのか、その言葉から伺い知れる本。

    構成はテーマ別となって、見開きにシャネルの言葉とその背景、著者の方の解釈などの解説があるという形でとても読みやすかったです。

    個人的にはインスピレーションに触れている言葉が印象的でした!

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    2025年12月06日
  • 世界99 下

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    上巻から一気に読んだが、頭の中に整理しきれない思いが積み上がっていった。
    この世界でいったいどう生きていくのか。
    問題が山積みで、リアルな描写に共感できる部分もあったが、怖すぎる。
    ピョコルンは、性欲処理をさせられ、子どもを産み育て、家事もする。
    考えたこともないようなすごい世界だ。
    衝撃的過ぎて気持ち悪いが、すごい作品だった。

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    2025年12月06日
  • いただきます。 人生が変わる「守衛室の師匠」の教え

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    喜多川さんのお話は、ホントに色んなことを教えてくれます。読み終えた後、色んな感情が芽生えますね。
    本作品も、号泣するわけではないですが
    鼻の奥がツーンとするような
    じわっと目が潤むような、そんな時が何度もありました。

    『特に誰でもできる仕事が、一番誰がやったかわかる。
    誰にもできることを誰もできないところまでやったら、その超えた部分はその人にしかできないことになる。』

    という内容が今の私には一番胸に響きました。
    毎日の仕事に忙殺され、周りの優秀な人との差に打ちひしがれ、毎日『私なんて』と考えるようになっていましたが、これからは誰でもできるような仕事だからこそ、自分が納得できるまでやっていき

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    2025年12月06日
  • うつくしが丘の不幸の家

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    うつくしが丘の家にまつわる、短編小説。
    最初は不幸なのかも…と思う家庭にもいろいろな事情があり、本当他の家庭のことは、見た目だけでは分からないことばかりなんだなと思った。
    最後は温かい気持ちになった。

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    2025年12月06日
  • 三千円の使いかた

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    [新聞等ネタ]2022.4.16 三千円の使い方
    2022年05月14日06:36全体に公開 みんなの日記27 view

    またまた気になる記事が

    「人は三千円の使い方で人生が決まるよ」


    うーん、

    3000円といえば

    (^O^)が通うセミナーのパスが

    1月3000円


    まいばすでWAONをチャージすると

    1回3000円


    これはひと月くらいもつかも


    うーん、

    このごろ

    〇AYPAYばかりで

    現ナマを

    持ち歩いていない


    〇AYPAYが使えないところでは

    買うのをあきらめる

    風潮も。。。



    うーん、まあ、そういうことでは

    ないのかもしれないけど


    「人

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    2025年12月06日
  • ロイヤルホストで夜まで語りたい

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    やっぱ朝井リョウさんの書く文章が好きすぎる
    とにかくロイヤルホストに行きたくなる
    パラダイストロピカルアイスティがマジで飲みたい

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    2025年12月06日
  • 脳は耳で感動する

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    リズムの良い文章ですらすらっと読めてしまうが、話の内容は奥深い。

    「見て感動するより、聴いて感動する方がよっぽど多い」に最初はそうだっけ?と思ったが、耳が持つ「遠心性」と「求心性」で映画なんかでもグッとそこに惹きつけられるし、歌を聞いてるだけで泣けることもあるなぁ、と。

    巨匠2人の深い知見や様々な経験から見える世界をお聞きするだけでも面白かったが、「根本的に人と人が理解するのは『共鳴』だけ」というフレーズはとても腑に落ちて、自分がああ、これだな、というときには聞いた言葉からどんどんイメージが立ち上がっていく感覚があるので、それこそが、共鳴=響き合うなんだろうなぁと改めて認識した一冊。

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    2025年12月06日
  • 星を編む

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    「汝、星のごとく」もものすごくよかったけれど、この「星を編む」もそれ同等か、むしろさらに良い。煌めく表紙も素敵。北原先生の行動1つで、暁海と櫂、菜々と結の人生がよい意味で大きく変わった。最後まで読んでら本当に暁海良かったなと思った。周りにはたくさんの人がいて、それぞれの価値観でたくさん言ってくる。でも、そんなことに左右されず、自分たちの進みたいように行動する登場人物の姿に勇気づけられた。

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    2025年12月06日
  • 文にあたる

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    読書好きの前に本好き、という人にはほんまに読んでほしい本やった。
    本が書かれて、編集・校正・装丁を受けて作られて、書店に並んで買い手に読まれるまで。読まれて初めて作品が成立する。
    一冊の本が生まれるまでどれだけ多くの人と時間と労力がかかっているかあんまり考えたことはなかったけど、どんな本にも誰かの魂があって、誰かに届いている ということを感じた

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    2025年12月06日
  • 【カラー版】アヘン王国潜入記

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    いろいろ気にはなるけどとにかく良いこの表紙に、いつもの高野節を期待して「めっちゃ面白そう」と手に取りました。印象ちょっと違いますね。
    ケシの栽培に密着するためミャンマーの山岳地帯・ワ州に乗り込んだ高野さん。
    歴史的にも政治的にも複雑。反政府ゲリラの支配区であるワ州の小さな村は、武器の調達・食糧の自給のためにアヘンの生産が公認されている状態。
    そこで、ケシの種まきから収穫までの7カ月間を村人と共に過ごします。
    「アイ・ラオ」という村人ネームを授かった高野さん。言語や文化の壁はありながらもとことん郷に従い、ケシ畑で奮闘し、村人と打ち解けていきます。
    時には険悪になったり怒られたり、全く「お客さん」

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    2025年12月06日
  • 車輪の下で

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    主人公の苦悩 車輪の下という題の意味は落ちぶれるという意味合いを持つらしい。
    日本の受験生なら感じたことのあるであろう苦悩、挫折、足掻きを少年は孤独に向き合っているように感じた。

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    2025年12月06日
  • アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

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    ブレードランナーの原作 人間とは、という単純な定義を未来のアンドロイドと人間が共存する世界で定義し悩む。感情移入というキーワードが人間たる所以であることに違和感はなく、アンドロイドに感情移入するのが当然であると感じた。
    単純なSFではなく、ある意味人間味の強い作品だった。
    映画ブレードランナーの原作と知らずに読んでおり、映画はどのような作品になっているのかぜひ読んで見ようと思った。

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    2025年12月06日
  • 0から学ぶ「日本史」講義 古代篇

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    再読。古代史でも大陸の大中国を意識しての国内政治。蘇我氏と藤原氏という大豪族+天皇の組み合わせの国内政治。持統天皇と不比等のグランドデザイン。大陸との関係を軸に見てくると出来事の背景が良く理解できます。それにしても自分が学んだ頃の日本史とはだいぶ変わってきていて面白い。では、中世篇へ。

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    2025年12月06日
  • デスチェアの殺人 下

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    タイムマシンが欲しい
    いやタイムマシーンか
    違うタイムマスィーンって今そこのこだわりどうでもいいねん!

    人生でこれほどまでにタイムマスィーン(マスィーンに落ち着いたらしい)が欲しかったことがあっただろうか
    いやない

    では、なぜそれほどまでにタイムマシーン(マスィーンどこ行った)が欲しいのか説明しよう

    一年後に飛んでワシントン・ポーシリーズの第7弾を読むのだ!
    本国ではもう出てんじゃね?とかいう意見はいらない
    ロマンって知らんのか?

    もう、ほけ〜っとしたわ
    なんかもう読み終わった時に全身の力が抜けたわ
    とんでもない傑作やないか!
    でもってとんでもなく次回作が気になるやないか!!!

    前々

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    2025年12月06日