ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 虹の岬の喫茶店

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    人との関わりはこうありたいと思った一冊だった。
    この小説で涙が出てしまうのは、嘘や建前がなく、きちんと眼の前の人と向き合い暖かい店で温かい曲、言葉を送ってくれるのだ。
    幸せは身近に転がっているのではないか、私が見落としてるだけなのでは?と考えた

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    2026年05月03日
  • 死体は語りだす 法医学医が読み解く「死者からのメッセージ」

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    自分が読んだ本の中でかなり上位に好き。

    法医学の世界にすごく興味がでるし、少し不謹慎かもしれないけれどミステリー好きにも刺さると思う。

    日本の法医学の話ではないが、逆に日本と銃社会の違い、火葬と土葬の違いなど、文化の違いを感じられるので、それはそれで面白いと思う

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    2026年05月03日
  • 酒を主食とする人々

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    最初から最後まで面白く、未知のものに出会う喜びに溢れた一冊だった。パルショータは飲んでみたいし、インジェラも食べてみたいし…。現地劇団の話は特に面白かった。

    また、現代科学(西洋科学)のあり方にまで問題提起、というか現代科学を超越した存在がここにあった。酒飲み大歓喜の一冊ではないかと思う。もっと広まってほしい。

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    2026年05月03日
  • 風待荘へようこそ

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    眞夏と共感できる場面や心境が、たくさんあった。
    特に、娘の自立を応援しつつ、頭では子離れしようと思っても感情が追いつかない内面の描写が、お見事。自分の感情を代弁してくれてるようで、泣きそうになった。
    読後感はとてもいい。自分も頑張ろうと思えるし、娘とも良い関係性を築いていけそうな予感。

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    2026年05月03日
  • 月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった

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    ネタバレ

    レシピの名前の付け方がとにかく秀逸。料理のレシピが本にも載ってるので作ってみようと思う!
    それ以上に、タイトルの意味がわかった時に私のことを思い出してくれる人がいるのは本当にすごいことだと。一緒に暮らして、生活を共にし、私のことを1番に考えてくれていた家族は奇跡だと。大人になって親元から離れた時に同じようなことを想ってくれる人はきっと多くはない。でも、彼氏彼女ではなく。お互いに支え合った友人同士でも、一度助けてくれただけの人でも「これ見せてあげたいな」と思ってくれるだけで十分幸せなんだと想った。

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    2026年05月03日
  • 水曜日は働かない

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    宇野常寛さんの社会批評でもあり個人的な日記でもあるエッセイ集。この本に触れて読んで、宇野常寛さんを少しだけ好きになったし、少しだけ内面(自己に迫るもの)に矛盾がありそこも面白いと思った。概念や空想論で終わらず、「地に足ついた」文章で、自分の生活と社会を結びつけて考えるのが本当にうまいと思う。だからこそ、彼の文章は読んでいて苦ではなく、人々に考えるきっかけを提供しうるのだと思う。友達にも薦めたい一冊。

    個人的な感想としては、この本のどこが良かったかというと難しいが、最後に、「水曜日も働く人たち」という章であり、この本の題名である「水曜日は働かない」思想に反するが、それでも働く(働かざるを得ない

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    2026年05月03日
  • スペードの3

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    面白かったな〜!
    スペードの3、なるほどね、そう来たか。と唸ってしまった。
    ハートの2。これはあんまり刺さらなかったな。もうちょっと先まで見たかったような。でもきっとこの終わり方が一番キレイ。何だか映像みたいだなと思いました。これは映画で観たら絶対面白いと思う。
    ダイヤのエース、が一番共感できた気がする。羨ましいけど自分の持ってるものに自信は持てない。人って「本当にこれでいいの?」って疑う瞬間って山程あると思うんだよね。あと“持ってる”人への羨望。

    朝井リョウは鬱屈していてて好きじゃない、と知人に言われたんだけど、わたしはやっぱりこの鬱屈して拗らせてる感じが好きなんだろうな。

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    2026年05月03日
  • ロイヤルホストで夜まで語りたい

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    17人の作家が描くロイヤルホストエッセイ

    少ないページで、それぞれの幸せの噛み締め方が濃縮されていた

    朝井リョウはエッセイを描くのが上手すぎる

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    2026年05月03日
  • 過疎ビジネス

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    ネタバレ

    企業版ふるさと納税や防災ベンチャーといった現代的なスキームを隠れ蓑に、狡猾に公金を還流させる洗練された搾取の構図。プロポーザルの仕様書を巧みに操る手口など、生々しい解像度で暴かれる地方の闇。本書の真骨頂は、中盤以降に展開される報道のリアル。巨悪を暴いて終わりではなく、いかに世論を巻き込み、沈黙していた人々を動かしていくかという実践的プロセス。単なる勧善懲悪の枠を超越した、泥臭くも熱を帯びたジャーナリズムのダイナミズム。現場記者ならではの圧倒的な説得力。地方創生の美辞麗句に潜む構造的欠陥を突きつけ、読者に社会への当事者意識を迫る骨太な一冊。

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    2026年05月03日
  • 神都の証人

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    大門剛明さん初読みでした✨
    ブク友さんのレビューに読書欲を刺激され
    手に取りましたが、ボリュームと表紙デザインの重々しさに、気合いが入りました。

    読み始めるとアッという間にストーリーに引きずりこまれ、時を忘れてページがめくらさる。

    長時間同じ体勢でいるのが苦痛になり、何度か体勢を変えたとて、軽めのストレッチが必要になるくらいの没入度…(*´ー`*)

    最後の最後まで気を抜けない展開で、大満足の読書体験でした✨✨

    各章のくくりで、波子さんは誰に語りかけているのかな…凪沙ちゃん?それとも…(-ω- ?)

    大きな権力の前では真実や正義、人の思いは理不尽な理由で簡単にねじ伏せられてしまう。

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    2026年05月03日
  • 青天

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    面白かった!
    学生の頃、部活に人生を捧げていたことを思い出した。一心不乱に何かに取り組むこと、自分を証明することの大事さを思い出させてくれた。

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    2026年05月03日
  • 見えない死神 原発不明がん、百六十日の記録

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    仕事柄 希少がん に関わることもしばしばある。
    私たちが関わるのは、在宅医療に移行してからですが、
    発症当時からの患者家族の視点から知ることが出来るこのような本は、とても貴重です。

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    2026年05月03日
  • 死ねばいいのに

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    ネタバレ

    京極夏彦作品を初読み。とても面白かった。ケンヤは死んだアサミについて何人かに聞く。聞いているのに自分のことを話す人ばかり。ケンヤの話し方も聞かれてる人もムカついてイライラ。いろんな人のいろんな部分が自分の嫌いな所を見ているようでイヤなんだな。わかったふりをしないケンヤを尊敬する部分もあったり、話を覚えてるケンヤって賢いな、と思ったり。死ねばいいのに、と言われどう答えるか?死にたくないって人は幸せになりたいから今は死にたくない、と。他の作品も読もう!

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    2026年05月03日
  • 星を編む

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    汝、星のごとくの続編。
    前作で少しミステリアスな部分があった、北原先生の生い立ちや内面を知ることができて、その言動への説得力が増した。
    また、前作にも登場した登場人物たちのその後が描かれており、皆、自分なりに前を向いて強く生きていることが分かり嬉しかった。
    《時ぐすり》の偉大さを、ものがたりを通して痛感した。
    そして何より、凪良ゆうさんの紡ぐ言葉が大好きだ。

    《いかに自分らしく生きたか、最後に残るのはそれだけ》

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    2026年05月03日
  • 夜明けのすべて

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    こころの葛藤を丁寧に言語化してくださっているのが、優しい
    そして、人生本当に色んなことや色んな時期があるし、時には立ち止まったり歩くことが無理な時もある。
    それも全て振り返ったらいい思い出、なんて言えないこともあるけど、だけど、生きていくことに希望をくれる、なんとも優しい物語
    ありがとうございます

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    2026年05月03日
  • 向日葵の咲かない夏

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    とにかく何度も今までの推理が覆される本。終始暗い雰囲気が漂い、登場人物は全員狂っていますがそれでも読む手が止まらないです。最高のミステリー。

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    2026年05月03日
  • 羊と鋼の森

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    ただ実直に自分の成長を信じて繰り返して、同じことのように見えて自分にしかできない仕事になっていく。何事もそうなんだろうなと思った。

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    2026年05月03日
  • 月の満ち欠け

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    ネタバレ

    最後泣けました。よくやった、これで良いですよ。読者の期待通りの着地でいいじゃないですか。
    途中これは推理もの?ホラーもの?と迷いながらも引き込まれ、謎解きなら解いてやるぜと意気込んだものの、最後はそんなことどうでも良い話で終わりました。全体の作りはうまくできていたと思います。
    うそでもホントでもいいから、この世から消えてしまった人に会ってみたいと人は思うもの。強く愛する人ならなおさらだと思います。

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    2026年05月03日
  • ツナグ(新潮文庫)

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    原作を読みたくて手に取った1冊。

    『生者のために死者はいるのか』

    私がこの本を通して感じたことは、やはりこれからを生きていくのは生者であり、だからこそ死者は生者のためにいてほしいという、エゴ全開の考えに至りました。

    この本を読んだ人はもしツナグを通して会うとしたら誰だろうと考えたと思います。

    私も考えましたが、それはこれからにとっておこうと思います。

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    2026年05月03日
  • 虚空蔵の峯

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    読み始めてすぐ思いついたのは、現在の中国の信訪制度である。様々な理不尽に遭う地方の人々が、地方政府に訴えると、公安によって即座に逮捕、強制収容所送りになる。そのため、北京の信報所に訴え、その判決を待ち望むため、多くの人が行列を作り、かすかな期待を寄せる。訴えが受理される確率は極めて低く、まして救済される例はほとんどないが、多くの人々は列をなすことになる。そこには地方の公安関係者が頻繁に訪れ、強制的な逮捕が繰り返される。
    これは江戸時代の物語ではある事は承知しているが、強権制度の元では全く同じ状況が、司法は権力から独立すると言うのは幻想に過ぎないだろうと言うことを強く感じた。

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    2026年05月03日