ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • DANGER

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    村山作品をそこまで読んでいないので、断定するのは恥ずかしいが「風よ あらしよ」を上回る著者渾身の大傑作と思っている。全体プロットと主題、誰に何を語らせるのかの塩梅、そして主人公たる記者の水野果耶と長瀬一平、世界的振付師の久我一臣、水野果耶の祖母さかゑの4者それぞれの生い立ちと思いから浮かび上がる、時代に翻弄されても諦めないそろぞれの夢がタペストリのように交錯する大河小説であり、涙無しでは読めない感動作。

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    2026年04月10日
  • 斜陽

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    ネタバレ

    面白かった
    太宰治さんの作品をもっと読んでみたくなった

    斜陽というタイトルはどういう意味なんだろうと考えながら読んだ。斜陽族の話だったが、一瞬の美しさみたいな意味もある気がした。
    かず子が母も弟も亡くなったのに前向きに話が終わっていて、斜陽ではなく朝日が昇ったような気持ちに彼女はなった。それは彼女の新しい人生がまた始まった、再スタートしたということだと思う。太宰治さんの暗いイメージが払拭された終わり方だった。

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    2026年04月10日
  • カフネ

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    まだ4月ですが、今年読んだ本の中で1番泣けました。食を通して人が立ち直るというような本はいくつか読んできたけれど、それだけでは終わらない人との関わり方や一歩踏み出す勇気のようなものを教えてもらえた気がします。またいつか再読したいです。

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    2026年04月10日
  • 名画で読む「音楽の秘密」

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    ネタバレ

    久しぶりの中野京子さんの著作。
    絵から音楽がインスパイアされるのは聞くが、音楽から絵が描かれるのは?という問いが印象に残る。うーん、パッと思い浮かぶものがないなあ。

    章立てされているが、あまり印象に残らなかった章もあるので、印象に残った絵画で感想を書くことにする。

    ドラクロア「怒れるメディア」
    子どもの頃にギリシャ神話に夢中になった。その中でも「アルゴー船物語」は本当に好きだった。メディアの残酷さも夢中になった理由の一つだと思う。弟をバラバラにして海の中に放り込む(このことで名がついた海峡があったと思うが、分からなくなってしまった)までした、メディアをイアソンは裏切るなんて…とすっかりメデ

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    2026年04月10日
  • 幸村を討て

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    全く止まることなく一息に読み切った。おもしろい!
    良質な謎に満ちたミステリであり、熱い漢たちの群像劇でもあり、これは唯一無二のジャンルでは。

    真田幸村を取り巻く6人の目線で大坂夏の陣の歴史上の謎を捉え直す。当然脚色されている部分もあるのだろうが、それでも一人一人の動機・行動力学には説得力があるし、なにより惹き込まれる重厚なストーリーがあって唸らされる。

    強いて言えば、途中までがあまりにも面白すぎて、最後の章にはとんでもなくド派手な衝撃展開やどんでん返し、ドラマチックな裏切りなどを期待してしまったが、そこはしっかりじんわり語って落とされた、という感じでした。

    昔上田を訪れた時、表札や病院の

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    2026年04月10日
  • モダンタイムス(下) 新装版

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    ネタバレ

    おもしろい
    本当におもしろい
    魔王と繋がってるの知らずだったけど魔王読んだことあってよかった

    大きな力が働かなくても、ネット上の情報が充実してればないものをあると思わせるのは簡単だ
    国際信州学院大学を思い出した

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    2026年04月10日
  • 嗤う名医

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    現役医師の書く小説。
    リアルな医療現場が書かれてるんだろうなー楽しみだなーって軽はずみな気持ちで読んだら、
    かなり別の世界のあまりにもリアルな描写が…
    電車で読むの気まずかった…
    でもおもしろかったです。
    解説もよかった。他の作品もとても読みたくなった。

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    2026年04月10日
  • 今日も私は、ひとつの菓子を

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    ネタバレ

    「青天」と連続して読んだので、何をこの歳で私はいまさら青春小説読んでるんだとやや苦笑いしてしまった。

    でも、面白かった。
    たいした展開はないし、登場人物の描写も実に薄いのだが、描かれている京都の和菓子店の世界が圧倒的で、びっくりさせられる。私の大好きな「銀二貫」の寒天づくりの場面なんかを思い出して、身震いしてしまう。

    そう、「青天」と同じように、和菓子作りの世界も、実に体育会的なのだ。
    信じられないほどの、筋トレ的作業。
    そして、出来上がるのは繊細な芸術作品。
    なのに、味までよくなくてはならないという「無理ゲー」状態。
    そう考えると、京大卒の若き主人公がいかに適任なのかということに気づく。

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    2026年04月10日
  • 今日もスープを用意して

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    ネタバレ

    内容は重いものではあったけど、言葉を選ばずに言うとおもしろくてすぐに読んでしまった。

    母のネグレクトを受けた主人公は、それでも本当に正しい親はいるのかという視点で考えている、母への愛・母からの愛を感じる瞬間がある。この本では男側の意見や心情はほとんど書かれていない。女性としてどう選択をつづけ、自分の人生を築いていくのか、できるよと背中を押されている気がした。内容とは反対に、文体は優しくそこが好きだった。

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    2026年04月10日
  • 店長がバカすぎて

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    面白かった!一気読み!
    私も書店で働きたいなと思ったことあるけど、当たり前だけど書店員さんて大変だね。そして神様はやっぱり70代なのね、なんか分かるけど(笑)
    続編買ってこないと!

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    2026年04月10日
  • お稲荷さまの謎解き帖

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    神社が好きなので手に取ったけど、思った以上に面白くて一気に読み終えた。誉人の願いを100叶えなきゃいけないのにまだ7つとは…やる気がない稲荷神。誉人の願いが、私が殺されますように~など物騒だけど読むと心がじんわりとする内容で大好きになった。イナリの過去も悲しいものだったけど人の願いを叶えるうちに人を知り、好きなものを増やしていくイナリが愛おしくなる。限られた人生のなかで、ままならない運命を、なんとかしようともがきながら生きる人間が素晴らしいものに思えてくる。みんなが誰かのために願う姿が誉人。続編出るかな。

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    2026年04月10日
  • 花屋さんが言うことには

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    ネタバレ

    優しさと元気をもらえる物語って本の裏に書いてありましたが、本当にそうでした!
    花もらうのやっぱり憧れます。
    それが、花言葉を考えて選んでくれた花なら更に嬉しいです。
    花瓶もないし、飾れる場所もないから、花のプレゼントはいらないよとは伝えてますが、やっぱりいいなぁって思います。
    紀久子が、デザイナーとしてどんどん仕事いただけるようになっていく仮定もどこか、口コミが口コミを呼んでみたいな理想的すぎる、羨ましいです。
    最後の終わり方も素敵でした。
    この本は手放さないで、再読したいと思います。

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    2026年04月10日
  • 謎の独立国家ソマリランド

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    500ページくらいある本なので一気読みは無理だが、大変面白い。
    まず、ほとんど知られていないソマリア、ソマリランドについての詳細なレポートなので、社会的に有意義である。国家とは何か、政治経済社会の維持と崩壊と再建について考えさせられる。
    ただし、15年ほど前の状況である。
    で、著者はソマリランドの人々の平和維持の努力、工夫に高い評価をしている。それは納得できるのだが、世界各地の現状を見ると、ソマリランドには原油、金鉱石、レアアースなどが産出されない、ということが幸いしているのではないか、と危惧するのだが。

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    2026年04月10日
  • スピノザの診察室

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    ネタバレ

    凄く大きな事件とかが起きるわけではなく、淡々と進んでいくけど、それがいい。
    最後の辻さんは、多分、リアルで関わったら苦手なタイプだろうなとは思うけど、そういう人が届かなくてもいいという気持ちで、あの方法でメッセージを残してくれることに、ジーンとしてしまった。
    妹さんの事情とか、南先生との今後とか、花垣さんや天吹さんとのやりとりとか、もっと見たいなとなっているので、続編を読みます!

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    2026年04月10日
  • 臆病な僕らは今日も震えながら

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    ネタバレ

    死のうかなと思っていた時にたまたま手に取って読んだ作品です。
    元気を貰えました。
    とても感動して泣きました。
    この作品を読んでから、読書にハマりました。
    ありがとうございます。

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    2026年04月10日
  • 禁忌の子

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    ネタバレ

    2025年の本屋大賞ノミネート作品!

    序盤から自分と瓜二つな水死体……これは面白い展開。

    関西が舞台の物語なので、関西弁が小気味よくて良いですね。城崎はめちゃめちゃ標準語ですが。

    背理法って数学でしか使わないイメージでしたが、推理に応用できるんですね。視野を広くしないと!
    城崎が淡々と語っていくかんじは、本当に数学の授業を受けているようでした。

    城崎の冷静さめちゃめちゃかっこいいですが、現実にこういう人がいたらちょっと不気味な気もします。でも、容姿も整った城崎のダークグレーの瞳で見つめられた日には……想像しただけでちょっと照れますね。当の城崎からしたら擬態しているだけなんでしょうけど。

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    2026年04月10日
  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

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    作者の方のセンスがでた作品でした。

    私は好きです。
    笑ってしまうフレーズもあり、しっかりミステリー感もあり
    新感覚でした。

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    2026年04月10日
  • アリアドネの声

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    シンプルに面白かった。
    ハラハラドキドキ。
    基本、地下での出来事の話なので読み進めていく最中は私の現実世界も薄暗く、光を失った感じになるくらい、本の世界に入り込めた。

    オススメです。

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    2026年04月10日
  • きみは赤ちゃん

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    育児中の知り合い数名がおすすめしていたので読んだ。
    わたしが妊娠・出産中に感じてたつらかったことを全部代弁してくれててLOVE。
    あとあべちゃんこと夫が阿部和重で驚くなどした。

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    2026年04月10日
  • 本日は、お日柄もよく

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    言葉には力がある。
    分かっていたようで、分かってなかったんだなと思わされた。
    だれかの心にブッ刺さるようなスピーチやワードチョイスのセンス磨いていきたい。
    主人公の熱心さ、心の動かされ方にすごく共感できて途中からずっと主人公が眩しかった。

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    2026年04月10日