ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 星を編む

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    「汝、星のごとく」のスピンオフで後日談。

    前作のような波瀾万丈な物語ではないけれど、前作で羽ばたき始めた登場人物たちが、この作品でのびのびと自分の翼を広げて大空に羽ばたいていく…。読み進めていくのがとても楽しかったです。

    作者も書いていて楽しかったのではないかしら。スピンオフということで肩の力が抜けて、筆が乗っているという印象を受けました。
    癒やされて元気がもらえる作品です。

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    2026年06月12日
  • 憤死

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    憤死は、怒りすぎてそのままぽっくり逝ってしまうことだと思ってた。違うんだ。怒りすぎて、自分がやっていることの深刻さに気づかず命を捨てちゃうんだ。ちょっと言語化むずい。まあ要は自分が分からなくなったらオワリってことなんだろうな…。誰かが教えてくれりゃ…でもキレ散らかす人の周りに人なんて集まらんよなぁ。憤死のシステム結構辛い。くれぐれも憤死は避けたいと思えた。憤死イヤ絶対!

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    2026年06月12日
  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

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    圧倒的しんどさ(褒め)と筆力ずば抜けてた。
    人がしぬとか、タネを明かすとかの部分だけでなくプロットを読ませる力が半端ない。

    転落の最中決して周囲が敵だらけで愛されてなかったわけではないという所もリアル、
    それでいて田中幸乃の人物像に共感と同情してしまい
    最後まで嫌いになれなかった。

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    2026年06月12日
  • 蛍たちの祈り

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    泣いた。
    悲しいこともあるけど、過去に縛られてると幸せになれないし、でも許せない悔しい気持ちを乗り越える話が美しい言葉で描かれていて町田さん好きだなーと思った

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    2026年06月12日
  • 血は争えない

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    ★5 歌舞伎町の狂王と呼ばれた不破に焦点を当てた悪漢小説、もはやヤクザの大河ドラマ

    ■あらすじ
    昭和45年の新宿は歌舞伎町、15歳の少年だった不破がある事務所を訪れる。そこは歌舞伎町を牛耳るブライトネスグループの事務所であり、自身の父親がグループ総帥であることを告げる。

    その後彼は、父親やその家族に認められるために、極道の道を歩むことになる… 昭和から令和まで、歌舞伎町の狂王と呼ばれたヤクザの人生を描く。

    ■きっと読みたくなるレビュー
    歌舞伎町の狂王と呼ばれた不破に焦点を当てた悪漢小説、もはやヤクザの大河ドラマです。

    最初から最後まで、ひたすら遠慮なしに悪逆や野郎どもが描かれる。とても

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    2026年06月12日
  • 成功者の告白

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    一番最後の締めで「宇宙からのギフト」というところに全てには原因があって結果がある、筆者の思いが詰まってると思った、いわば仏教的なユニバースの法則
    すべて世の中は因果応報というわけ

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    2026年06月12日
  • タイム・アフター・タイム

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    500頁を超える長編小説。主人公たちの子供時代の少し複雑な家庭環境、大人になってからも降りかかる紆余曲折、少し見方を変えたら暗くなりそうな話しなんだけど。それを軽く上回っていく壮大な青春劇とその続きを見させてもらった感じです。
    高評価が納得できる、読み応えのある一冊でした。

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    2026年06月12日
  • 野の春―流転の海 第九部―(新潮文庫)

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    超大作を何年もかけて読みました。
    熊吾と彼を取り巻く人間それぞれが実に人間味あふれていて魅力的である。
    特に豪傑な熊吾の言葉の端々には深く胸に刺さるものがたくさんあった。若い頃から人を魅了し惹きつけるそして怖いものなどない熊吾も、老いるにつれ様々なことがうまくいかなくなり熊吾の人生の最期は私の心情としてはなんとも複雑で悲しい終焉であった。どんな強い偉大な人間もちっぽけであっけないものだなと。
    妻である房江には同じ女性として同情と芯の強さに畏怖の念を持つ。可愛らしい。

    登場人物がたくさんすぎて感想はキリがないのでこの辺にしておこう。
    熊吾の言葉は読み返して書き出して、人生の訓にしたい。

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    2026年06月12日
  • C線上のアリア

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    めっちゃおもしろい!主人公が明るくて好き、弥生さん実際に居たら素敵なんだろうな。嫁姑問題達の嫁達がもれなく不憫でならない、旦那さん助けろよ、て思った

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    2026年06月12日
  • 汝、星のごとく【電子限定特典付き】

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    中盤から終盤にかけてひたすら切なく時に残酷で、もどかしい気持ちすら覚えた。
    終盤は涙無しでは読み進められないほど心にくるものがあった。
    ハッピーエンドとは言い難い気もするけれど
    櫂と暁海にとっては沢山の遠回りやすれ違いの果てに辿り着いた尊いハッピーエンドなのかもしれないね。
    "縁があればまた巡り逢える"っという言葉があるけれど
    櫂と暁海は深いところで似た境遇を抱えていたことや
    お互いを想う強さあってこその巡り逢わせだったのではないかなぁっと。
    どんな苦難があろうと空白期間があろうと
    たった1人を長く強く想い続け愛し抜く強さと尊さは
    何にも変え難いね、とても美しい。
    櫂の母親

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    2026年06月12日
  • ブランコ

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    海の見える小高い所にあるブランコ。ブランコの周りまたブランコに乗る人々と季節を美しい絵と言葉で綴る珠玉の絵本。1ページ1ページ捲るたびに拡がる世界に魅了される。

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    2026年06月12日
  • 生殖記

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    共感の嵐!
    わかるー!私もこうだわー、と何回思ったことか。
    斬新な視点でずーっと面白かった。
    やっぱり人間て面倒くさいですよね。
    でも愛すべき存在とも思えた。

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    2026年06月12日
  • ABC殺人事件

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    ネタバレ

    カストが殺人犯であると思いながら読んでいたら、まさかの異なる人物。本書の途中であっさりと犯人がわかってしまい残念、、、と思っていたのだが、最後まで読んでみると面白い結末で途中で挫折せずに読んでおいてよかった。クラーク卿を殺したいというのが真の犯行動機で、それ以外の人物を殺害したのは犯行動機を悟られないようにするため。そして、精神的なハンディキャップを持った無実の男が濡れ衣を着せられるというプロットを構築したクリスティの発想力に脱帽。海外のみならず日本でも人気になる理由がわかった気がする。他の作品も読んでみたい!!

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    2026年06月12日
  • 百年法 下

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    政治、社会、生命、歴史、時代。

    どの時代に読んだとしても過去のように感じて、未来のように感じる物語かもしれない。

    作中の遊佐のような政治家が現代にいて欲しいよ。

    『阿那谷童仁』
    名前が不思議な奴だなと思っていたけれど
    読んでいるあなたも物語の一員であるという意味だったのかもしれない。
    あなたも同人(仲間)であるというメタ的なものなのかも

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    2026年06月12日
  • ひなた弁当

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    50歳目前のリストラから、ふとしたきっかけから人生を再スタートさせていく物語。
    自分が興味があることだけに捉われず、様々な人、モノ、コト、に触れる機会は何歳になっても非常に重要だなと感じた。

    置かれた環境に疑問を抱いても、
    決して腐らずに、少しでも良いから1歩踏み出し続けよう。

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    2026年06月12日
  • invert 城塚翡翠倒叙集

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    面白かった。
    表紙は翡翠ちゃんが二人いるの??
    それとも?
    この絵が好きですねぇ。可愛い。
    中身は倒叙ミステリです。
    物語の冒頭で犯人や犯行の手口が明かされる推理形式のミステリー。
    可愛いくて若い古畑さんみたいな感じで面白い。
    犯人が分かっていると、誰がを考える必要ないので、推理に集中できる気がする。
    今回は斜め上を言ってて推理は当たらなかったけれども。

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    2026年06月12日
  • うたかたモザイク

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    どのお話も素敵な描写や表現が散りばめられていて、表紙の装丁のようにきらきら輝いているようでした。
    「神様はそない優しない」が一番好きです。電車内で読んでいたのですが、人目を憚らず泣きそうになってしまいました。「透子」もよかったです。
    とてもおもしろかったです!

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    2026年06月12日
  • 水を縫う

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    手先の器用な刺繍の上手な男の子の話。寺地はるなは男の子を書くのが上手い。カレーの時間も良かったし。女の子を主役に据えると主張しすぎてしまうのかもしれない。

    高校1年生の松岡清澄は手芸が好き。市役所勤めの仕事人間の母はシングルマザーで、祖母のお陰で家が回っている。清澄と祖母が料理、母が掃除、姉が洗濯という分担になっている。姉の結婚式のドレスを作ることになった。

    水青はかわいいものが苦手だ。シンプルなドレスがいいと言ったのに、清澄のスケッチのドレスにはリボンがある。希望を口にすると、それは割烹着だと言われる。小学校の頃、男にスカートを切られた。それ以来ふりふりの服を拒んでいる。

    結婚して子供

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    2026年06月12日
  • そして奇妙な読書だけが残った

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    著者のライブイベントで本書のサイン本があったので衝動買いした。

    自分はオカルトも格闘技もサブカルも特に強い興味がある訳ではない。
    でも著者の本は好き。
    興味無いものが語られてるのに読ませるんだからすごい。
    やっぱ『くるぐる使い』での著者のオカルトに対するスタンスを知っていて、信頼しているからこそというのはあるかも。

    中学生の時に骨折をよくする友人に「ポッキー」というアダ名が付けられていた、とか、
    内田裕也氏が雑誌の対談相手の検討で、「おっ、次の対談相手、天皇どうかな?天皇」とか、
    そもそも誰もが笑えるネタも多い。

    筋肉少女帯『キノコパワー』の曲名誕生秘話は面白かった。
    1988年リリース

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    2026年06月12日
  • 地上の楽園

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    とんでもない本を読んでしまった
    まさに地獄…
    恐ろしい歴史を真正面から描いた覚悟の一冊だろう



    在日朝鮮人が日本社会から受けるひどい差別、希望のない未来…
    そんな悔しくて苦しい毎日ならば、祖国〝地上の楽園〟を信じたくもなるだろう。

    差別に耐えられず帰国したのに、祖国では更にひどい差別が待っていた。
    目を背けたくなるどころか、吐き気がするほどの北での暮らし。
    著者はよくぞここまで書いたと思う。



    高校生の仁学が『38度線の北』を読み、祖国に夢を抱きどんどんのめり込んでいく姿が苦しくて…
    〝地上の楽園〟が嘘であることを、私たち読者は知っているから「冷静になって!」と叫びたい。

    仁学は〝

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    2026年06月12日