ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 望月の烏 八咫烏シリーズ10

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    ネタバレ

    とても好きなシリーズ。八咫烏の世界観が独特で、完成されている。シリーズものであるが、初めて全く異なる展開でいつもハラハラさせられるが、物語の連続性は損なっていない。
    本シリーズも澄生と雪哉が対決する場面があるが、雪哉がわざと自由にやらせているような気がします。物語も終盤ですが、最後どのような結末になるかとても楽しみな作品です。

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    2026年08月09日
  • 星を掬う

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    親の離婚後人生がうまくいかなくなった主人公、前半は発想の幼さがまるで自分を見ているようで苛々モヤモヤ我慢が続いたけれど、その分後半が胸に響いた。町田先生の書く物語は本当に厳しくて暖かいなと思う。自分の人生は自分のものと、自分にとっての正しい生き方は自分で見つけるしかないと、本心から向き合えるようになるタイミングは人によって違うけれど、この本を読み終わった時が人によってはその時なのかもしれない。

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    2026年08月09日
  • 夜明けのすべて

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    秀逸なタイトル。タイトルだけで涙腺がゆるむ。PMSとパニック障害の症状や生きづらさがわかりやすく描かれていて勉強になりました。そして他の作品と変わらず他人のことに気配りする登場人物たちの温かい心に癒されました。一気読み。

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    2026年08月09日
  • イクサガミ 神

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    本当に、本当に良かった。もうこれに尽きる。
    語彙なくなる。胸がギュッてしたまま。
    これ読んでからネトフリ見ようと思ってたからやっと見始められる。映像も楽しみだな。

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    2026年08月09日
  • 斜め45度の処世術

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    ネタバレ

    生きることに、少し拘りのある著書の行動が、興味深い。ただ、現代は、人間関係は、極力、少なくして生きる方が、楽な気がする。

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    2026年08月09日
  • 白夜行

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    傑作だ。描写がうますぎる。結局どうなったの?結末は?と、疑問が残らないのが面白い。文章の中に決定的な言葉もないし、絶対そうだ、という確信にはなんにも触れてないのに全てが繋がっている。なにも言わなくても伝わってくる。そこが面白い。あーそうなんだ…と。余韻がすごい。めちゃくちゃよかった。

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    2026年08月09日
  • 実際に介護した人は葬式では泣かない

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    本当に大変な状況を赤裸々に書かれていて、尊敬するとともに、ありがたく思います。
    お母さんと叔母さんが強烈すぎて、施設の人も大変だなと思う。もともと何らかの凸凹があったのではないか、それが高齢化して抑制やコントロールがきかなくなって、先鋭化したのでは…と思わずにはいられない。
    介護の仕事をしている人に、みんなでもっと感謝するべきだよなぁと心からしみじみ思う…。

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    2026年08月09日
  • 星を編む

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    読み終わっちゃった、、
    終わらないでくれとこんなにも思える本に出会えてとにかく幸せ。
    ただ、映画を観てからこの本を読むべきだったかもとちょっと後悔。
    「汝、星のごとく」は櫂と暁海の2人の物語だったけど、この本を読んだことで私の中でのこの小説が2人だけの物語ではなくなってしまった。
    映画は2人の物語として観たかったけれどもうそうはいかなくなってしまったかもしれない。
    完結してる物語の続き?の物語は読んでも読まなくても、といった本が多い中で本書はしっかり1冊の物語として成り立っていた。
    北原先生がなぜあんなにも2人を気にかけてくれてあのかが分かってよかった。

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    2026年08月09日
  • 怪物の祈り

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    久々に良いもの読んだなと言う感覚。

    私、こういう職業のことも知らなかったので。

    映画化されるということで、、映像でも見たいなと思いました。

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    2026年08月09日
  • 私の男

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    不思議な読後感だ。決して世間の常識からは容認されえない禁断の関係にある 花 と腐野淳吾が キラキラ、キラキラと透明な輝きを放って感じられ、その一方で 地元の名士である大塩など「常識側にいる人たち」に対して僕は気持ちの悪さというか おぞましさのようなものを感じてしまう。たとえ 私たちが私たちの文化という枠組みの中で疑うことなく信じている常識から逸脱していたとしても、花と淳吾の間にあるのは真実の愛で、徹頭徹尾 二人以外のだれも そこには入れない。「誰にも邪魔されようもない愛の世界」の 一種の迫力に 圧倒されている。

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    2026年08月09日
  • ソウルケイジ

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    以前読んだ本を再読。なんとなく読みたくなって。
    父性をフューチャーした話。父性、いまだとあまり言わないのかもしれない。けど母性とはまた違う尊いものであるなあと思う。子どものためなら親はどんなことでもする。それが正しいのかどうかとは一概に言えないけれど、美しいものであるのは確か。それにどんなことでもするとはいえここまでできるのは並大抵ではないと思う。ほんとうに強い。けど、子どもからしたらそんなことしないでこれからも一緒に生きてほしかっただろうなとも思うから苦しい。蟻地獄を抜け出すにこれしかなかったんだろうか。ほかの道もあったと思いたいよ。
    最新まで読んでから戻ってこの巻を読むとみんな若く見える。

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    2026年08月09日
  • 世界99 上

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     とっても、おもしろかったです! ディストピア小説なんですが、意外にも、随所で笑えました。あまりにも 笑えるので、作者の村田沙耶香さんは、腹の皮よじりながら書かれたの?、と思ってしまいます。

     読むと決めていましたが、どんな感じなのか心配?だったので、みなさんのレビューをちら見しました。
     「気持ち悪くなる」が多い印象です。
     それなら、バスで酔うのとおんなじかなと思い、酔い止めの薬を飲んでから読みました!(ウソで〜す)


     たしかにちょっときます。このせいかなと思えることに気付きました。
     ひとつは、主人公の如月空子さん(きさらぎ・そらこ)の「脳」と「感情・身体の出力」の間に、何か大きな

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    2026年08月09日
  • カフネ

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    ネタバレ

    食べたくなる描写ランキング

    第3位 スーパーで買った菓子パン


    p132
    サクサクのデニッシュ生地にこれでもかと盛られた生クリームはミルクの匂いがして、
    チョコレートと一緒に舌の上で溶ける。
    チョコレートの上にまぶされたクランチのザクザクした食感も快感だ。
    だが何よりも甘い。
    脳がぐずぐずになるくらい甘くて、快楽物質がものすごい勢いで脳内に分泌されていく。
    「これ悪魔の食べ物ね」


    第2位 せつながアレンジした苺パフェ

    p66
    グラスの底にはスライスされた赤い苺、次に真っ白なクリームと、サイコロ状にカットされた淡い黄色のスポンジケーキが交互に重ねられている。
    その上層には、

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    2026年08月09日
  • 深淵のテレパス

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    登場するひとたちが,物語を進めるために置かれているのではなく,その世界で,ちゃんと息をしているように感じられる

    こういう,アニメと映画のあいだにあるような空気を描ける作家なら,きっと,なにを書いてもおもしろいのでしょう

    出来事だけではありません.
    この世界に,もう少しいたいと思えること.
    それこそが,この作品のいちばんの醍醐味です

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    2026年08月09日
  • 氷雨 清張短篇レアセレクション 女性篇

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    突然始まったテーマ別短編集。こちらは女性篇。氷雨、旅さき、突風、結婚式、黒い血の女、紙碑、呪術の渦巻文様を収録。

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    2026年08月09日
  • 横浜コインランドリー

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    コインランドリーに訪れる悩める方と
    そこで働く主人公たちのお話。

    折半詰まった時でも寛容で平等に接する
    って難しいことだと思う。
    真奈さんみたいな方と一緒に働きたい…

    心温まる作品だった。
    ちょっとキュンとする場面もあって、
    続編も楽しみ!

    洗濯が少しだけ好きになった気がする

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    2026年08月09日
  • 旅屋おかえり

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    すごいよかったです。。
    旅ができない人の代わりに要望を聞いて、旅をしてビデオレターなどを作り一緒に見る旅屋さんの話です。
    とても感動的で素敵な旅の話でした〜!
    2回泣きました。。!

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    2026年08月09日
  • ホテルローヤル

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    人それぞれいろんな事情ってのがある。離婚したことにも、財産を失ったことにも、借金をしたことにも、教え子とともに命を絶ったことにも。後になってから 表層的な結果だけを見て 批判を加えることは誰にでもできる簡単なこと、だけれど、それは同時に一種の暴力だ。たとえ他者から見て 理性を欠いた、不可思議な、あるいは異常な成り行きを選んでいても、その当事者からすれば その時、その場所で、その状況においては他に選択の余地がなかった、最良の選択だったということもあり得るのだ。人生の成功以上に 失脚・零落にもその背後には 芳醇な人生のドラマがある。「人生はチョコレートの箱、開けて食べてみなくちゃ味は分からない」(

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    2026年08月09日
  • 木曜日にはココアを

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    とても読みやすい本!
    話が全部繋がってくる感じもワクワク(っ ॑꒳ ॑c)
    そして最後は想像してないほどのロマンチックで終わるのが私のお気に入りです‪??️︎

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    2026年08月09日
  • 光秀の定理

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    明智光秀がなぜ織田信長を裏切ったのか、非常に納得のいく形で描かれていて面白かった。
    信長は先見性があり、次々と勢力を広げていく一方、家臣を人としてではなく「使える者」として扱う面がある。そのため、信長の天下になれば、人々の自主性が失われ、信長の好悪だけで世の中が動く息苦しい社会になってしまう。その未来を光秀は恐れたのではないかということだった。
    一方、光秀は家臣にも誠実で優しく、その人柄が軍の強い結束力につながっている。また、利害関係なく心を通わせられる二人の友人がいたからこそ、理不尽な状況でも純粋な心を失わずにいられたのだろう。
    「本能寺の変」は謎の多い事件だと思っていたが、この作品を読んで

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    2026年08月09日