あらすじ
“写真”が暴くもうひとつの真相。あなたは見抜けるか
各章の最終ページに登場する一枚の写真。その意味が解った瞬間、読んでいた物語は一変する――。二度読み必至の驚愕ミステリ。
※この電子書籍は2019年7月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
感情タグBEST3
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面白かった。最後に画像を見て違和感があった時、脳汁が出まくった。謎解き・脱出ゲームブームが来る前にこういう物語を書いていたのが凄いし、真新しさだけではなくて、物語としての完成度も高い。警察官の話が特に好きだった。ボールペン……
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私が視聴してるユーチューブチャンネル「ほんタメ」のたくみさんが、よく道尾秀介さんの作品をおすすめしているので、今回も読んでみました。道尾秀介さんの作品を読むのは、「N」と、「向日葵の咲かない夏」に続いて3作目です。
やっぱり、Nを読んだときも感じたことですが、『新感覚』の作品を作るのがすごく得意な方なんだなと思います。
今回に関しては、各章最後の1ページのイラストもしくは写真を見ることで、今まで読んで考えてきたことが気持ち良いくらいに裏切られます。そういった遊びみたいなものを使うミステリーって、あまり無いので楽しく読めました。特に最終章は他章に比べてイラストの表す意味がわかりやすくてストレートに響きました。笑
ただ、殺伐としたりハラハラとしたミステリーというよりかは、切なさもあって良かったです!
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全4章の短編集のようなミステリー。巻頭のQRコードを読み取ると、作中の謎が解けるヒントを見ることができる。
第1章を読み終えて早速ヒントを見ると、登場する架空の街の立地を把握し、かつ文章を丁寧に読まなければ解けない難しさで、以降こんなレベルが続くのか…?と思ったが、2章以降は、ヒントを見なくてもそういうことか!と理解できるし、特に最終章は鳥肌モノ。
登場する人物も共通なので、毎回名前を覚える必要も少ないので読みやすい。かなり面白かった。
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トンネル内で起きた凄惨な死亡事故、死者の甦りを掲げる宗教団体、4つの「いけない」
1章のミスリードにやられて、2章以降はある程度警戒して読めたものの、章末のイラストを見て、毎回うわ!となる。かなり読みやすく、嫌な終わり方。平和を信じてはいけない、が的確で、なるほど最終章という感じ。
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初め最後の写真を見ても何が明かされたのかに気づけなかった。二章の繋がりがわからないと思ったけど、読み進めていくうちに繋がりに気づいて面白くなってきた。結論はありがちな刑事が犯人、真相に近づいた人が殺されるというものだったけど、ネタバレを読めば読むほど深くて面白かった。また宗教が絡んでいる話。
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道尾作品3作目。読んだ中では一番面白かった。「スケルトンキー」のサイコパス兄弟の設定や「ひまわりの咲かない夏」の信頼できない語り手よりもリアル志向な展開なのが好みだし、章の最後に提示される写真によって物語の真相が明らかになる構造も面白かった。
最後弓子が代筆した告白文が白紙だったことに救われない夫婦の間にある絆を感じた。また、竹梨の告白文も目の見えない邦夫が破いたことで世に出ることは無くなった。ただ、これでよかったのか。二人はもう殺人の罪を償うことができなくなってしまったし、おそらく子供達は人を殺したことをほとんど悔やまずに成長していく。
「平和っていうか」と表現される街の景色には、その美しさからは想像できないような人間の罪が渦巻いている。
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全四章からなる短編集。独立した話かと思いきや、少しずつ、各章の登場人物が重なり、最後の章で絡みがあるなど、連作短編とも言える側面もあり。
章の最後にある写真が各章の結末を示唆する、フレコミにあるようにひっくり返す話の構成になっている。話の結末を予測させる余地を持つ一冊。
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全体的に読みやすくて、一気読みでした。
次々と問題が起こるので飽きずに楽しめます。
ですが謎解きをするぞ!という心意気が必要だと思いました笑
(冒頭にも書いてあるのに、ふーんという気持ちで読み進めた私が悪いです)
普通に本を読むだけの気持ちで読み始めたので、写真の謎が謎と分からず「それは本文に書いてあったな」みたいな謎の上から目線になってしまいました…。
2もあるので、そちらはもっと純粋に謎解きを楽しんでみたいと思います。
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第一章はあんまり地図でしっくり来た感じはしなかったけど事故で亡くなったのが隈島刑事だったってことなのかな。
第二章、第三章はわかりやすかった。特に第三章はイラストである意味があって、面白かった。ただ、宗教の話はもう少し掘り下げあるかと思ったけどそこまでだったね。
全話が少しずつ繋がってるのが面白かった。最終話に少年たちが出てきたのもよかったね。
Posted by ブクログ
各章、シンプルに面白かった!
第1章は、安見邦夫が実は生きていたというトリックにまんまと騙され、度肝を抜かれた。
第2章は少し怖くて、ラストが少し陰鬱な気分になった、、
あと写真を見た時にぱっとどういうことか分からなかったのが悔しい、、自分で真相に辿り着きたかった笑
第3章、1番唖然としたかな。1章で出てきた宗教団体があれだけで終わるのは少し味気ないなって思ってたけど、まさか竹梨刑事が入信していて、元上司の隈島の事故すらも虚偽の証言をしたり、真相に辿り着いた部下を殺したりしてたなんて。
終章は、竹梨の告白文は風に飛ばされ、邦夫の告白文は結局妻が書かなかったというオチで、最終的に、この物語で殺人を起こした人は誰も捕まっていないのに、呵と山内が自分たちが見えている部分だけで街を「平和」と勘違いしていることと、“街の平和を信じてはいけない”ってタイトルとが対立してる構造が秀逸やなと思った!
いけないⅡも読みます!
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4つのミステリの連作になっているのですが、最後に写真が一枚ついて、それで謎が解決したり、真相が判明したりとどんでん返しが生じるという仕掛けです。
これはかなり特異なトリックですね。
すんなり分かるかというと写真を読み解かなくてはいけませんから、実は難しかった。ネットの特にGrokさんに解説していただいてなんとかついていきました。
写真の後に解説の頁が必要だったのではないかなぁ。まぁ話のタネにはなりますね。
Posted by ブクログ
物語を読み、自分の中で推理するけど、最後の写真でひっくり返されるという面白い仕掛け。
解答を明言しないで、読者に推理させ、事件を完成させるやり方は新鮮で面白かった。
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「◯◯してはいけないよ。」なんて人から言われると、ついついしてしまうのが人の性だと思うけど、私から言えるのは『謎を謎のままにして一気に読み進めてはいけない』かなと。
物語の舞台が全て同じ町、かつ共通の登場人物もいるので、世界が繋がって行く感覚を味わうには、一つ一つクリア(わからなければ考察などをネットで調べる)してから進んだ方が楽しい。
謎については、第一章と第二章は考察を見なければ全然わからなかった。でも、読み返すとところどころにフックが散らばっていて気づける人は気づけるんだろうなと。
新しい感覚の読書体験だったので、他の作品も読んでみたくなった。
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各章の最後に写真が挿入されている新感覚ミステリー。
最後心がぎゅっとなりました。面白い!
各章独立してるけど繋がっている。面白い!
各章長くないからすらすら読めてしまった。。また読みたい。
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「きこえる」が好きだったので。
物語を読み、最後に現れる写真を見ると物語に隠された真相が分かるという体験型ミステリー。
一章読み終わる毎に、推理してネタバレサイトで答え合わせをしながら読み進めた。
連作短編になっているのだが、写真を見るまでの物語のクオリティが高く、ドキドキハラハラの展開を楽しめた。
一章以外は完璧にとは言えないが…ほぼ真相を掴めた!!✌︎
とても楽しかったので、「いけない2」も読んでみたい。
前から気になっていた「N」も文庫化にあたり予約しているので、読むのが楽しみ。
Posted by ブクログ
気付けばめっちゃ真剣に推理して、何度も何度も前のページに戻り、ポイントになるところに付箋を貼ったり、かなり頑張りました。
普段ミステリーでもあまり推理せず、物語の空気とか違和感とか人物の気持ちを味わいながら読むタイプなのではじめての体験でした。
第一章は誰が死んだのか、なぜか手書きのゆかり荘の字がこれはゆかり荘って書いてなくないか?!と思ってしまい、そこでかなり時間を費やしてしまったけど何とか誰か分かりました。
第二章は写真なしでも推理できました!
第三章は写真を見て、そういうことー!となりゾワッとしました。
何だかんだ読み終わって、推理に集中していたけど悲しい話だなと思いました、、
写真も怖いですね、、
なんとか最終章で手紙が白紙で良かったと、子どもたちは元気で良かったと思えたけど、、
楽しかったけど時間もかかり疲れました、、たまには良いですね。
いけない2もあるけど元気な時に読みたいと思います。
Posted by ブクログ
話の最後に載ってる写真を見て、真相を知るというのは斬新なシステムで
最後に「そういうこと!?」という驚きがあって面白かった。
一番最初の話は写真を見てもわからなくて、さすがに考察を見てしまった。
推理力が足りない……
最後の「街の平和を信じてはいけない」はこのタイトルの秀逸さがさすがでした。
Posted by ブクログ
この話、ついて「いけない」(笑)
自分で謎を考えるミステリー小説。
こういうの苦手です。
東野圭吾さんの「私が彼を殺した」とか「どちらかが彼女を殺した」など同様、読者が謎を解く必要があります。
苦手なんです。
そんなに真剣に読まないので(笑)
4編からなる短編連作となっています。
各章の終わりに「写真」が入っていて、それを読み解く必要あります。
■弓投げの崖を見てはいけない
自殺の名所で起きた事件
そこでの復讐劇
■その話を聞かせてはいけない
少年が目撃した者はいったい何?
■絵の謎に気づいてはいけない
新興宗教の女性幹部の死の真相
それを追う刑事
■街の平和を信じてはいけない
事件の真相は?
という展開です。
「騙されてはいけない。けれど、絶対に騙される」
と煽れれていますが、騙されるも何も、理解が追い付きません(笑)
結局、ネットで調べて真相を解説してもらいました(笑)
Posted by ブクログ
普通に話は面白かったから、オチを写真にしなくても普通の小説で十分だったな〜と思った。
写真よりも、本文で えっ! ってなることが多かった。
Posted by ブクログ
ラストの写真一枚でひっくり返るミステリー!とっても面白そう!と購入。
私が地図読むの苦手だったり、写真みても「変なところは分かるけど、結局なんだ?」ってなったりして推理に向いてないことが判明笑
でも、自分で最後まで推理できて、真相が分かった時は気持ちいい!
全体的に暗く、この町の人殺したちは誰も捕まっていないという、最後の不穏な終わり方もよかったです!
Posted by ブクログ
何も平和じゃないなのにまるで平和になったラストがとても良く、まさに「街の平和を信じてはいけない」。
繋がってはいるが短編の集まりだから読みやすい。
Posted by ブクログ
ゾクッとする怖さ。1つ目の話は写真見てもよく分からなくて全部読み終わったあとに考察サイト行ったけど、あとの3つは文章読んでるだけじゃ曖昧でよく分からなかった部分の真実が写真を見ることでハッと分かって。同時に怖くもなって。でも面白いし新感覚!道尾秀介作品で初めて読んだ本になった。
Posted by ブクログ
各章の最後に掲載されている写真から、自分で各章の真相を推理する体験型ミステリ。
第二章が他の章と比べて読みづらい(と言うより、他の章とは雰囲気がガラッと変わる)が、最後まで読めばすべてがわかる。
読み終えて、最終章のタイトルを叫びたくなること間違いなし。
Posted by ブクログ
これが真実か?というのが二転三転するミステリーで面白く読めました。お恥ずかしながら最後の写真を見ても自分で考察するのは難しく、口コミやサイトで確認しました。道尾さんの様々な挑戦の1つをまた体験できてよかったです。