ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 春の星を一緒に

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    表紙の桜に見惚れて借りた一冊で、こんなに感動するとは思わなかった。シングルマザーで高校生の息子の受験を控えて緩和ケアーの看護師をする母とその家庭を見守る医師。

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    2026年05月23日
  • 堕落論

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    ネタバレ

    小学生の頃父親の本棚にあった本の中で坂口安吾の本が別格の威圧感を漂わせながら佇んでいた事を鮮明に覚えている。

    先月一時帰国する機会があり、今の仕事の話や読書談義をしていた時にふと坂口安吾の事を思い出して父親に好きだった作家の話を聞くと坂口安吾の名前が出てきた。
    彼の文体には人を惹きつける力と魅力があり好きだったと話をしており今回手に取ってみた。
    なんだか父親の本棚の本を大人になり、読めるっていうのは気恥ずかしくも、少しだけ追いついた気もして嬉しい気分になった。

    坂口安吾の文章を見て、一つの事象や人間について深い洞察と、語り口は確かに魅了されるものがあった。
    内容について自分がどうこうと語る

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    2026年05月23日
  • 蛍たちの祈り

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    5章それぞれが5人の目線で語られるそれぞれの事情と背景。救いがあってよかった。誰かに助けてもらえることは幸せなことだ。みんな正しい道でいてほしい。

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    2026年05月23日
  • 君が夏を走らせる(新潮文庫)

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    「あと少し、もう少し」は読んでいなくても楽しめました!文字からでも、赤ちゃんのかわいらしさが簡単に想像できます。鈴香、本当にかわいらしいんだろうな〜

    最後は少し切ないですが、それも好きでした。

    大田の、他人のためにできることはいくつか思い浮かべられる、って素敵だと思いました。

    鈴香にとっての毎日、大田にとっての鈴香や走ること、みたいに、私もなにかそういうことを見つけて日々を過ごしていきたいです。

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    2026年05月23日
  • 言語化するための小説思考

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    小川哲氏の小説を3冊読んだ。どんな感じで小説を組み立てているのだろうと言う関心があってこの本を読み始めた。
    この本を読んだからといって、小説の書き方がわかるわけではないという。それはそうだろうがそうしたこともちょっとは期待したりして読み進める。
    群像という純文学の雑誌を読むことはほとんどないが、そこに連載されていた文章を集めた本書は大変面白く、もし自分がその雑誌を買っていたら毎号次が楽しみとなっていただろう。
    例えば文体とは何か、という項はとても納得感があった。その他の章も非常に納得感のある話が多い。小説を書くというのはコミュニケーションであるという考え方もとてもよくわかる。でもそれが簡単にで

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    2026年05月23日
  • アンクールな人生

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    弘中ちゃんのキュートで毒っけがあり、ちゃんと等身大で生きているところがすごく好きで尊敬。
    彼女の書く文章が大好き!

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    2026年05月23日
  • 植物図鑑

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    ベタベタな恋愛小説ですが、一話一話に野草を軸にした展開があり、やはり読みやすい。
    イヌビユ、スベリヒユの花言葉は「繊細な愛」「あなたと一緒なら苦痛が和らぐ」だそうです。
    雑草という名前の草はない。別れる男に花の名前を1つは教えておきなさい。花は毎年必ず咲きます。
    こんなベジタリアンで優しい恋愛小説は柄でもないけど、なんかいいなぁと思いました。

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    2026年05月23日
  • スピノザの診察室

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    医療小説はあまり読まないのだが、このシリーズを読みたいと思って第1作のこの作品を読んだ。
    通勤時間に電車の中で読んだのだが、思わず涙が出てしまった。60過ぎの爺さんを泣かせるほど、文章も上手く、地域医療従事者として、医者と哲学者の二刀流のような雄町先生は凄いとしか言いようがない。また、周りの人達もその先生に影響のためか、実にいい味を出している。早速次作を読んでみたい。

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    2026年05月23日
  • お梅は次こそ呪いたい

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    やっぱり藤崎作品はおもしろい!
    中身はそこまでなくともおもしろかったな、という余韻は残るししっかり社会問題にも斬り込んでる。
    一晩で一気読みしてしまうくらいに読みやすい。

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    2026年05月23日
  • 村上海賊の娘(一)

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    躍動感と壮大な海の描写が素晴らしい。歴史巨篇のスタート。

    時は戦国、頭角を表しつつある織田家。対峙する本願寺。本願寺に兵糧を運び織田家に明確に対立するか悩む毛利家。
    戦の鍵を握る瀬戸内の海賊衆。

    村上海賊の戦いを、異形、男勝りな娘の視点から描く歴史小説。全四巻中の第一巻。

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    2026年05月23日
  • モモ

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    ネタバレ

    友人からこの本のことを聞いたり、ネットで話題になっていて前々から気になっていた。頭の端の方で読みたいなぁとずっと思っていたところ、日本出版から五十周年を記念したオレンジ色の装丁が出ていて、それに惹かれてついに購入。
    とても良かった。時間貯蓄銀行により、無駄な時間を削り、余暇もなくやるべきことに追われてしまう思考になってしまった人々と、主人公モモの意志を持ち続けて悪の組織に立ち向かう姿。
    「無駄な時間を削ることは、人の心を狭め、廃れさせてしまう」ということをファンタジーの中で鮮やかに描いている。無駄な時間にこそ、自分に帰れるし、自由だよね、思った。
    カシオペアのキャラが個人的に結構好きだった。

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    2026年05月23日
  • 生殖記

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    とてつもないものを読んだ気分。前に読んだ正欲もすごかったが今回も予測がつかない話。途中泣きそうになりながら読んでしまった。なんとなく考えないようにしていたことを言語化してくれた感じ。
    自分が今後どうしていきたいのか考えさせられた。
    もうほんと、どうしたいのか自分は。
    主人公の本体である尚成と同じ、ただ仕事をして、時間が過ぎてるのを感じてるけど自分の幸福度を考えないといけないと思ったし、抑圧され続けてしまって人ってこういう思考になってしまうんだと知れた。なんだか生きづらい世界に生きてる自分たち、それでも生きやすくしていきたいと思ってる個体との差が現れてしまって辛かった。
    この本に出会えてよかった

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    2026年05月23日
  • 永い言い訳

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    読むのに難しさはないけれど、どんどん切なくなっていく…
    でも手に取るようにわかるそれぞれの心情。
    何か事が起きると、それについて、肯定したり否定したり…
    そうして長い一生を終える…きっと私も。

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    2026年05月23日
  • 翠雨の人

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    読んでよかった!伊与原さんの新作ということで読んだが、珍しいノンフィクションに近い伝記。お恥ずかしながら猿橋勝子という研究者のことも知らなかったし原水爆実験の裏にこんな日米の戦いがあったということも、女性研究者のために先駆けとなった女性がいたことも知らなかった。

    朝の連ドラにはしてもらえないんだろうが(なぜなら結婚していないし子供を産んでいないから。怒)、もっと広く知られたら素晴らしい若い女性研究者のロールモデルになりそうだなあ。

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    2026年05月23日
  • 悪女について

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    肉乃小路ニクヨさんのネーミングの由来にもなった、富小路公子が「悪女」として登場する小説。
    友人の勧めで読み始めました。

    第1章から展開は早く、ボリュームはあるのですがテンポよく読めました。
    賢くて、美しいものが好きな公子さん。
    「まああ」「ご免遊ばせ」使っていきたいですね。

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    2026年05月23日
  • 旅の短篇集 春夏

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    ジェットストリームの中で朗読される短編
    夜中城達也の声を聞くのが大人ぽくて
    学生のころ聴いていた時代を思い出しました
    どれも洒落が効いていて不思議な話なのに嘘でなく
    心が微笑みます

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    2026年05月23日
  • ユビキタス

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    訃報に接したのをきっかけに久し振りに鈴木光司さんの著作。ループを読んだ時も衝撃だったけど、これもまた素晴らしい作品。知的好奇心を掻き立てられ、苦難の中でも前向きに進む強さに胸が熱くなりました。もう新しい本が読めないと思うと寂しい限り。ご冥福をお祈りします。

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    2026年05月23日
  • 地雷グリコ

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    『グリコ』や、『じゃんけん』、『だるまさんが転んだ』など一度は誰でもしたことがあるような遊びを、大真面目に一風変わったルールに則って行い、人の裏を掻き、盲点を突くような戦略がすごすぎる!忘れた頃にもう一回読みたい!!

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    2026年05月23日
  • ハサミ男

    購入済み

    巧妙に隠された真実

    張り巡らされた罠、二度読むと意味の変わる文章
    トリックだけでなく、物語としてのクオリティも素晴らしいです。

    #ダーク #ドキドキハラハラ

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    2026年05月23日
  • Gene Mapper -full build-

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    少し先の世界を見ているかのようなリアリティがありました。もしかするとそうなっているかも、と思ってしまうような概念や技術が多かったです。
    比較的に読みやすい文章で気がついたら読み終えていました。

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    2026年05月23日