ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • メスを置け外科医 泣くな研修医8

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    ネタバレ

    メスを置け、外科医
    まさかまさかの、牛ノ町病院を辞めるという展開には本当に衝撃を受けました。あまりにも突然で、思わず声が出るほどです。何より、大好きだった佐藤先生とのやりとりがもう見られなくなると思うと寂しくて、中山先生、ひどいよーと心の中で叫んでしまいました。

    メスを置き、福島で地域医療に向き合う決断。その意義はよく分かります。自分も田舎に住んでいるからこそ、地域医療の大切さを身近に感じています。それでもやはり、まだ若いのに、これからもっと技術を磨いて、日本の医療全体に貢献してほしいという気持ちが強く残りました。

    理想と現実、医師としての成長と使命。その間で悩みながら決断する姿がとてもリ

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    2025年12月28日
  • 占星術殺人事件 改訂完全版

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    これが44年も前に刊行された話だとは、、
    今読んでも全く古くさくなく、新鮮で大胆なトリックにはとても驚かされた。

    今とは時代が違うので仕方ない面もあるが、以下の点は読みづらかった。
    ・プロローグは物語の根幹となる、梅沢平吉の手記から始まるが、この手記がかなり癖があり、読みづらかった。
    ・登場人物の掛け合いはテンポ感はあるが、途中誰が喋っているのかわからなくなる。
    ・あえてのミスリードなのかもしれないが、物語に関係のない余計な話や描写が多かった。(頁数もかなり多い)

    ただ、読んでいくと後半はどんどん頁をめくる手が止まらなくなり、加速度的に読み進めることができた。
    他の推理マンガ等で本作のトリ

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    2025年12月28日
  • わたしを離さないで Never Let Me Go

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    物語の設定、主人公たちが核心に迫る過程は勿論面白かったですが、何よりも、著者の表現力が素晴らしかったです。
    情緒あふれる表現はあまり多くなく、比較的簡単で丁寧な言葉のみで語り手が思っている事、感じている事がありありと伝わってきます。また、話題にする出来事が生き生きとしています。誰しもが持つ大切な記憶を覗いているようで、ノスタルジーを感じることができました。

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    2025年12月28日
  • 悪い夏

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    ずっしりきた…読んでて苦しい、、不正受給者には読んでほしいと思った、、
    あとがき読んで、なるほどなぁ、たしかにな…と思った。
    染井先生すごいや…
    ☆4.6
    2024.10.10

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    2025年12月28日
  • 熊はどこにいるの

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    本の雑誌、2025年文学トップ10、1位であったため読んだ。重いテーマであるはずなのに、山の風景や、食べ物のシーンの情景がうかび、おとぎばなしのようだった。名前が、サキ、リツ、ヒロ、などカタカナで表記され途中まで男性なのか女性なのかもわからないような書き方も良かった。話の中身はしっかりダークで重いのに、(サスペンスっぽくもある)ひとつひとつの描写が心に残る、読み返したくなる。薄墨色とばら色に染めわけられた雲が流れ暗くなる青い空の下にはためくボロボロのスカーフ、、、のところの情景が美しくて。でも雑巾にするんですけど。

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    2025年12月28日
  • ぼんぼん彩句

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    宮部みゆき久しぶりに読みました。

    12の短編集です。
    どれもレベルが高い。

    クソ人間が多く出てきますが、後味が悪くない。

    オススメです。

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    2025年12月28日
  • 焚殺 歴史の闇に隠されたあるゲイ・クラブの悲劇

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    ふんさつ、と読む。
    こんな言葉はない。
    焚 という字は焚書、くらいしか思い浮かばない。
    書物を思想弾圧して大勢の前で燃やす行為。
    これになぞらえた造語、焚殺。
    「焚」は火をつけて燃やす、という意味だから、その上殺の字を加えることで、
    火をつけて燃やして殺す、ということになる。

    殺されたのは同性愛者32人。時は1973年、場所はアメリカニューオリンズ。
    ゲイ・クラブ〈アップステアーズ・ラウンジ〉での放火事件。
    300ページ以上のこの小説は、犯人が放火に至るまでの行動、思いと、
    亡くなった人たちの周囲、そして社会を描いている。
    この時代でも30人以上が焼き殺されれば大きなニュースになるところが、

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    2025年12月28日
  • ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)

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    ドラマ版を見終わってから原作を読みました。馬の継承、人の継承が軸にあって素敵な物語でした。競走馬が描かれた作品として、宮本輝氏の「優駿」と並んでお気に入りの小説になりました。

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    2025年12月28日
  • 火定

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    ネタバレ

    澤田瞳子は聖武天皇の時代が好きなのかしら。
    この本もまた、天平の世の庶民の暮らしを描くものだった。

    奈良の都を突如襲った不思議な病。
    高熱を発し、一度熱が下がった後に全身に疱瘡が広がり、亡くなる人達が次々と発生。
    治療法もわからないなか、全身全霊を賭けて患者を診て世話をする施薬院の人々。

    施薬院というのは、光明皇后の声で作られた令外官(りょうげのかん)。
    つまり私設の病院であり、主人公である名代は、出世から外されたその処遇に不満を持ち、そのうち施薬院から逃げ出すことを考えている。

    しかし、あっという間に都中に広まった業病を見て、寝る間も惜しんで患者の世話をする人たちを見て、名代は徐々に医

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    2025年12月28日
  • 雪山書店と嘘つきな死体

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    ネタバレ

    読みやすかった。アガサクリスティのドラマはほぼ見ているので、本の方は読んでないですが、合間に入る内容がわかるものも多く良かったです。
    雪山の書店という設定や本好きのやや内気な主人公が共感しやすかったです。
    コージーミステリーらしく死ぬ場面などはおどろおどろしく書かれてないです。
    コーヒーやマフィンなどの描写が多く美味しそうだなぁと思いながら読んでいました。
    いかにもこの人が犯人かな、と思わせて意外な犯人だったのもアガサクリスティ作品にはありがちなのでその意味でも面白かったです。後から振り返ると伏線もちゃんと書いててくれたんだな、と思いました。
    続編もあるので読もうと思います。ミステリーでも設定

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    2025年12月28日
  • 神に愛されていた

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    初読みの作家さん

    若くして才能ある二人の女性作家
    一人は相手の才能に嫉妬を、もう一人は相手の才能も存在そのものも尊敬し崇めるほど。
    二人の描く作品も、闇と光と真逆。

    相手の存在の認識の仕方も、作風も真逆なのに、それぞれの心の根底には同じ種類の闇や痛みが溢れていた。

    お互いが素直に言葉を伝えることができていたら。もっと違う関係が気づけたのではないだろうか。

    そして、心を身を削って言葉を紡ぎ物語にする作家の仕事に業を感じた。

    読みながら伝わってくる痛みやヒリヒリ感、それぞれの思いと真実に目が離せなかった。

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    2025年12月28日
  • 爆弾【電子限定特典付き】

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    面白すぎる!!!!
    仕事そっちのけで読んでしまった。

    トリックの辻褄を合わせるだけでなく、人間模様も根っこのところからしっかり描かれていて
    人間らしさ満載のところもとても良かった!

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    2025年12月28日
  • アキラとあきら 下

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    ネタバレ

    町工場の少年・山崎瑛と東海郵船の御曹司・階堂彬。全く違う環境で育った二人の少年は、産業中央銀行に同期入社を果たす。彼らは、東海郵船という巨大な会社を窮地から救えるのだろうか。

    非常に痛快!
    どちらのアキラも非常に優秀なので、度重なる困難も「どう乗り越えていくのか」わくわくして見ていた。階堂彬の叔父にあたる階堂普と崇は、優秀な兄・階堂一磨に多大な劣等感を抱いていた。彼らに経営センスはまるでなく、典型的な無能な二代目。一磨や彬の助言にも一切耳を貸さず、破滅に向かって一直線だ。彬の弟・龍馬を唆して連帯保証人にした時は、思わず舌打ちをした。彼らを真正面から叩いていく彬に拍手喝采。頼む、この会社を再生

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    2025年12月28日
  • それいけ! 平安部

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    とても派手な物語ではなく、全体的に緩いのだがそこが良い。大きな事件があるわけではないけれど、何気ない登場人物の掛け合いを読んでるだけでも楽しい。タイトルの「それゆけ!平安部」の回収のされ方もなるほど、そこからか〜という感じで面白かった。
    できることならこの平安部が主人公達が卒業するまでどんな活動を続けていくのか眺めてみたいなと思う。
    続きか番外編が出たら是非読んでみたい作品。

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    2025年12月28日
  • 白鷺立つ

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    すごい話を読んでしまったっていう感じ。
    普段歴史小説を読まない自分からしたら
    時代が遠い、思想が難解、漢字が読みにくいなどなど読者を振り落とす設定のはずなのにそれをほとんど感じさせなかった。
    嫉妬・憎しみ・執着・承認欲求みたいなすごく刺さる人間の感情のぶつかり合い。極限の人間小説だった。

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    2025年12月28日
  • BUTTER(新潮文庫)

    購入済み

    雑誌記者の里佳は、連続殺人の被疑者であるカジマナの独占取材権を得るべく、かぐや姫のような彼女からのオーダーに応えようと奔走します。里佳の親友である伶子もまた彼女の悪意に翻弄されます。
    実際にある有名な事件をモチーフとしているように感じました。主題は社会から求められる正しさや、女性らしさや家庭観などに疑問を投げかけることと、様々な形の友情なのかと思いました。
    生々しい料理の描写が特徴的で、作中に登場するたらこパスタをつい作ってしまいました。フランス映画のようだと感じる瞬間がありました。

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    2025年12月28日
  • 日下狂四郎の奇奇怪解

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     劣化百鬼夜行シリーズと聞いて読んで見ました。百鬼夜行シリーズと百物語シリーズの合の子の雰囲気ながら、全然別の魅力のある良策でした。まだまだ若手の作家さんながら、このシリーズの続編が出ればきっと買うだろうなと思わせる小説でした。

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    2025年12月28日
  • 銀座「四宝堂」文房具店

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    ハートフルですなぁ。

    どの話にも割と共通してるのが"書く"ということ。
    口で言いづらいこともスルスルと文章にできる。
    直接言え!と思う人もいるかもしれないけど、
    文章で伝えることも悪くないと思う。

    メールが主流な世の中ですが、
    大切な人に手紙を送る文化は
    いつまでもなくならないでほしいと思う。

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    2025年12月28日
  • 悲しみよ こんにちは(新潮文庫)

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    著者の人生も衝撃的だが、本小説の結末も衝撃的。
    結末で衝撃を受けたのは、サロメ・初恋につづいてこの悲しみよこんにちは である

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    2025年12月28日
  • 旅猫リポート

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    ネタバレ

    猫視点からの物語が面白かった。最後死んじゃうの悲しくてしょうがなかった。
    でも楽しく入り込んで読めました!
    猫は赤色が区別つきにくいとか、知らない知識も知れました!

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    2025年12月28日