ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • まぐだら屋のマリア

    Posted by ブクログ

    人生を諦めた人たちがたどり着く地塩村の尽果。

    老舗旅館の偽装事件で、親友を失い自分も死を決意した青年が出会った、マリア、まぐたら屋という料理店。救いを求める人たちの料理を通じた再生の物語。

    題名と登場人物、地名から分かるようにキリスト教がモチーフとなっている。

    2026年NHKでのドラマ化を機に読んでみました。

    0
    2026年05月03日
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最初の方はいつものツレたちの感情表現が少なく素っ気なく感じたが、読めば読むほど、なんだみんな青柳のこと大好きじゃんかと良い意味で裏切られる。黄色の車での出来事は秀逸。すれ違いを超える想いに半泣きになりながら、伊坂版「君の名は」かよってツッコんだ(こっちが先だが)。最後の最後まで伏線の回収回収で最高でした。最後に上から目線ですみません、たいへんよくできました。

    0
    2026年05月03日
  • 天空遊園地まほろば

    Posted by ブクログ

    一生で1回、亡くなった人に会える。
    泣いてはいけないという条件つきで…
    辻村さんのツナグと似てる。
    オムニバス形式で読みやすい。
    どれもいいお話で、みんな心にわだかまりがあるから会いに行き、会って話すことによってその後の人生を前向きに歩いていける。
    ほんと、ステキなお話でした。 
    シチカさんが、心穏やかに過ごせていたらいいなぁ…

    0
    2026年05月03日
  • 本日は、お日柄もよく

    Posted by ブクログ

    ページを捲る手が止まらずに一気読み。平凡なOLがお仕事を通して成長する話。
    2013年刊なので、今読むと少し話題が古いけど、あの流れの裏にこんな人がいたら……と考えると楽しい。
    ラストの展開はもう少し書いてほしかった!

    0
    2026年05月03日
  • 鹿の王 4

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    鹿の王の意味は早々に明かされた。確かに、犬の王との対比なんだろう。
    ヴァンのこの先の人生を暗示してるんだろうな、と思いながら読んでいた。
    ヴァンを追っていった人たちとともに、幸せに暮らしてたらいいな…

    0
    2026年05月03日
  • すみれ屋敷の罪人

    Posted by ブクログ

    今は廃墟となった戦前の名家の屋敷から、遺体が三体発見された。
    この遺体は誰なのか。華やかなりし頃、すみれに彩られたこの家に何があったのか。
    話は複数の関係者へのインタビューで進んで行く。
    様々な立場の視点で、一転二転しながら明らかになっていくのがおもしろい。

    みんなが誰かのために。すべてが誰かのために。
    美しく切ないミステリだった。余韻がすごい。
    まだ帰って来られないでいる。

    それから、表紙がとても綺麗。
    魅入られる。

    0
    2026年05月03日
  • 雷の季節の終わりに

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    唯一無二の世界観で素晴らしい。ラストがあっさりしてるように感じるのは、主人公が自発的に異界である穏か下界である都市か、どちらで生きていくか選んだわけではないからかな。そこが少し気になった。

    0
    2026年05月03日
  • 羆嵐

    Posted by ブクログ

    『破船』の後、2冊目。吉村昭は本当に巧い。
    獰猛な熊に食い殺された6人もの村人。熊の息づかいや気配すら感じられるようなリアルな文章に怖さが一層増した。何って熊撃ちの銀四郎がカッコいい!プロの仕事に惚れ惚れする。

    0
    2026年05月03日
  • 変な地図

    Posted by ブクログ

    変なシリーズ好きです。
    栗原さんの人物像が肉付けされた回でした。
    今度は雨穴さんの肉付けがされたらいいなぁ。

    0
    2026年05月03日
  • 踏切の幽霊

    Posted by ブクログ

    なに…この小説!?
    ものすごく名作に出会ってしまった。
    ホラー要素が強いミステリー小説な感じでした。一冊の中にめちゃくちゃ色んな要素が詰め込まれて、勿体無いくらい…‼︎かと言って、読みにくくなく、物語の流れも分かりやすい。
    自分の中では、忘れることのできない作品でした。

    0
    2026年05月03日
  • 最後の祈り

    Posted by ブクログ

    最初の60ページまでに7人が死ぬという怒涛の展開。その後もこれでもかというほどの不幸の連続。1/3くらいの時点でもうヘトヘトになりました。薬丸さんの本は何度も読んでいますが、いつも理想論できれいごとだと思ってしまうのですが、緻密に作り込まれた展開に納得させられ目頭が熱くなってしまいます。今回もまさにそのとおり。最初は死刑囚なんか刑が確定したら早く執行されろと思っていたのに最後はボロボロでした。素晴らしい本でした。

    0
    2026年05月03日
  • お探し物は図書室まで

    Posted by ブクログ

    人生にモヤモヤを抱えている人々が司書さんに勧められた本からヒントを得て、前向きに人生を進み始める短編集。

    それぞれの物語は同じ時同じ場所で流れているので、別の短編の人物が登場してきたりします。
    以前読んだ鎌倉うずまき案内所はその仕掛けがわざとらしくて好きじゃなかったけど、今回の作品はそう感じなかったです。今回は人の繋がりがテーマの中にある気がしたので、ただ人が関わっているということを表現するためにこうなってる、と考えるとスッと馴染みました。
    作中でも天動説みたいに巡ってく、みたいな話があって人が繋がって世の中は流れているんだなぁと感じられ、意味のある仕掛けでいいなと思いました。

    前向きなお

    0
    2026年05月03日
  • 正欲(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    読む前の自分には戻れない、とどっかのレビューに感想があったがまさに。
    読んでから半年は経つけど、未だにマイノリティに対する自分の答えが見つからない。
    どうするのが正解?本当の意味で理解なんてできる?そもそも理解するという姿勢がおかしい?
    一つ言えるのは、こんな風に考えて悩んで悩んで悩め、っていうのが朝井リョウの伝えたかったことなんだろうなってことかな

    0
    2026年05月03日
  • このやさしき大地

    Posted by ブクログ

    物語には決して破ってはならない掟があると思っている

    ロシアの劇作家アントン・チェーホフはかつてこう言った
    「物語に銃が登場したら、それは発砲されなければならない」

    ならば私は古き賢人に倣ってこう言おう
    「物語に黒い魔女が登場したら、それは倒されなければならない」

    その物語がチャールズ・ディケンズとマーク・トウェインの魂を受け継いだ物語とあればなおのことである

    力強い巨人、賢い魔法使い、心優しいお姫さま、そして音楽と物語を愛する小鬼の旅はあるべき結末に向かって川をくだる

    ”このやさしき大地”が教えてくれるのは、人はいつだって「ひとりじゃない」こと、そして隣にいる人を大切にすることで誰も

    0
    2026年05月03日
  • ドリトル先生アフリカゆき

    Posted by ブクログ

    動物たちが最高だった。
    とくにポリネシアとダブダブがお気に入りだった。

    先生は誠実で安心できる人だから
    読むのも安心して読めた。

    嗅ぎタバコをやってみたくなった。

    0
    2026年05月03日
  • 普天を我が手に 第一部

    Posted by ブクログ

    「昭和百年」とも言われていた2025年の夏過ぎ、書店で平積みにされている派手めな表紙の本を見かけた。
    なかなかのぶ厚さだ。著者名を見ると奥田英朗。
    『イン・ザ・プール』を始めとする伊良部シリーズ、ディープな犯罪小説『最悪』、長編家族物語?『サウスバウンド』など大好物作家の一人だ

    お!こんな長編出したのか…。
    昭和元年生まれの4人が主人公らしい。「『昭和百年』に読むにはふさわしそうだ」と、脳内にメモした。
    が、そのまま年を越えてしまった。

    「昭和101年」の4月、オーディブル化されていることを知る。ボリュームを考慮するとオーディブルで聴くのはいい選択だと考え、聴き始めた。

    大正が幕を引く。

    0
    2026年05月03日
  • カフネ

    Posted by ブクログ

    愛おしくて苦しかった。
    食べることは生きること、が軸の物語だけど、
    人間だれしも抱えているものがある、それを悟られないように生きているだけ、だからしんどくなったらみんな休んでいい、
    ってメッセージにも感じた。
    なんかの小説だったか読んだ時も思ったけど、やっぱり人間って繋がりがないと生きていけないんだな、繋がって支え合おうとする、人間の営みって素敵。

    0
    2026年05月03日
  • 法廷占拠 爆弾2

    Posted by ブクログ

    爆弾の続編ということで手に取った1冊。

    本作品はスズキタゴサクがメインではありませんでしたが、確実に爪痕を残す形で登場していました。

    物語が進むにつれ、二転三転と展開が変わり、釘付けになりました。

    警察と犯人との攻防が今回もアツかったです。

    0
    2026年05月03日
  • 学生を戦地へ送るには―田辺元「悪魔の京大講義」を読む―

    Posted by ブクログ

    「わからない」と言える勇気が、自分を戦地に送らないための最後の砦になる

    ■読み始めた動機
    朝井リョウさんが「一冊だけ挙げるなら」と紹介していたことがきっかけ。
    また、ウクライナ侵攻のニュースに触れた際、平和主義を標榜していたはずの自分の中に仮にウクライナ人だったら「義憤に駆られて志願したくなる自分」がいることに驚き、その感情の正体を知りたいと思った。

    ■「正しさ」に流されないための読書体験
    本書で扱われる田辺元の「悪魔の講義(学生を死地へ送るための論理)」は、正直に言って難解だ。しかし、著者の佐藤優氏がゼミ形式で解釈の道筋を立ててくれるため、「どこがわからないのか」を明確にしながら読み進め

    0
    2026年05月03日
  • 時の子供たち 上

    Posted by ブクログ

    文量多めですが、読み方がハマれば一気に読めました。個人的にカタカナ名の人物たちが多くなると、一致が難しくなるのですがこの作品はそれが生じませんでした。
    下巻もこの調子で読み進めます。

    0
    2026年05月03日