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白鳥が燃やされる事件。子牛が焼き殺される事件。イースタの周辺では奇妙な事件が続いていた。頭のおかしい人間の仕業なのか。動物虐待か。さらに女性が行方不明になったとの通報が入る。だが驚いたことに、リンダのいなくなった友人アンナの日記に、行方不明の女性の名前があったのだ。ふたりはどこで繋がっていたのか。リンダの不安は増すばかり。調べているうちに、行方不明の女性の乗っていたベスパを見つけてしまった。娘の勝手な行動に父クルトは怒りを爆発させる。人気の刑事クルト・ヴァランダーが父娘で難事件に挑む。全世界で4000万部突破! 北欧ミステリの巨匠マンケルの人気シリーズ。
...続きを読む※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ 2016年04月28日
ヴランダー父娘の事件解決へ向けての揺るぎない姿勢がそのまま、亡きヘニングマンケルの一本筋の通った生き方が投影されていたのかと今は切なく思われる。どんなにもっと生き続けていたかったか…解説をみるとエッセイ、これから続くストーリーあるようなので期待。
今回嬉しかったのは、スピンオフ作品数の『タンゴステッ...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年02月07日
「連絡が付かない友人はどうした?」ということで調べ始めたリンダだったが、警察署での勤務を始める以前の段階で、展開していた怪異な事件の捜査に加わるような型となってしまった。
どんどん色々な展開が在る中、リンダは身体を張るような按配で事件に向き合って行くことになる。どのような展開になるのか?是非、本書を...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年04月28日
クルト・ヴァランダーの娘リンダが主人公。警察官になる直前の事件を父と共に追いかける。今までのシリーズで時々出てくる娘リンダは、いつも情緒が不安定でフラフラしているイメージしかなかったが警察官になるとはびっくり。彼女の両親に対する、愛情や軽蔑がない混ぜになった感情がリアルで、意外と似たもの同士である父...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年08月23日
著者が亡くなったことを知り、残り少ないシリーズ物を読んでしまうのが惜しかったのだが。ヴァランダーの一人娘リンダが警察官になる直前に巻き込まれる事件を描く物語。いつもながらの警察署の面々、亡き父(リンダには祖父)やバイバ(リガに帰ったかつての恋人)のエピソードがちょくちょく出てきてシリーズを貫く良い雰...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年12月18日
白鳥が燃やされ、子牛が焼き殺される。イースタの周辺では奇妙な事件が重なっていた。さらに女性が行方不明になったとの通報が入る。だが驚いたことに、リンダの消えた友人の日記に、行方不明の女性の名前が記されていたのだ。リンダの不安は増すばかり。一方娘の勝手な行動にクルトは怒りを爆発させる。人気の刑事クルト・...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年04月22日
犯人視点の章が読むのが辛かった。宗教的動機って一番ついて行けないな。
北欧諸国の人は自国以外の北欧言語ある程度わかるらしい。日本人はちゃんと勉強しない限り北京語もハングルもちんぷんかんぷんなのに。
エリックの最初の妻と、ラストでリンダが飛び降りを思い止まらせた少女の名前が同じマリアなのは偶然だろうか...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年03月16日
(上巻より)
ヴァランダーの娘のリンダが警官になる前夜というのも、面白い設定なのに、
二人でぶつかってばかりで読んでいて楽しくない。
リンダが父親が働くのを見て、リーダーとしての資質、みんなを引き付ける何かを見るが、それが何か描かれていなかったので、私には見えなかったし。
とにかく、人の弱さを暖...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年03月10日
30歳になるリンダは、紆余曲折を経て父親と同じ道を選んだ。そんな赴任前の彼女の友人がいきなり失踪する。矢も楯もたまらず勝手に調査するリンダ。だが彼女の行動が強引で、友人の留守宅に入り込むわ、日記は読むわ、車は乗り回すわで、いくら身を案ずるためとは言えなかなかの暴走っぷり。案の定、父クルトは怒りを爆発...続きを読む
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