【感想・ネタバレ】ほどなく、お別れですのレビュー

あらすじ

この葬儀場では、奇蹟が起きる。

夫の五年にわたる闘病生活を支え、死別から二年の歳月をかけて書き上げた「3+1回泣ける」お葬式小説。

大学生の清水美空は、東京スカイツリーの近くにある葬儀場「坂東会館」でアルバイトをしている。坂東会館には、僧侶の里見と組んで、訳ありの葬儀ばかり担当する漆原という男性スタッフがいた。漆原は、美空に里見と同様の“ある能力”があることに目を付け、自分の担当する葬儀を手伝うよう命じる。漆原は美空をはじめとするスタッフには毒舌だが、亡くなった人と、遺族の思いを繋ごうと心を尽くす葬祭ディレクターだった。

「決して希望のない仕事ではないのです。大切なご家族を失くし、大変な状況に置かれたご遺族が、初めに接するのが我々です。一緒になってそのお気持ちを受け止め、区切りとなる儀式を行って、一歩先へと進むお手伝いをする、やりがいのある仕事でもあるのです」--本文より

※この作品は単行本版『ほどなく、お別れです』として配信されていた作品の文庫本版です。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

一気読みした。怖くなく、いいな、と思える温かい世界観。葬儀社の仕事内容がよくわかり、とても興味深い!シリーズものなんだと知って、次も読みたくなった!映画を見てないけど、里見和尚が出ないんだと知ってかなりショック!私の推しは里見和尚です。

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2026年05月17日

Posted by ブクログ

事故や病気により、急に未来を絶たれてしまった人の無念さは計り知れない。
生者を恨み妬み、なぜ自分がと、ドロドロとした想いを抱えても仕方ない事だと思うが、この作品で出てくる死者たちは陰鬱さを全く感じさせない。
むしろどうやったら大切な人が自分の死を受け入れ前に進んでいけるのか、温かくて慈しみに溢れている。
もしかしたら、そうであって欲しいという残された人達の願望なのかもしれない。だけどこの本を読んで救われる人もいるんじゃないかと思った。

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2026年05月13日

Posted by ブクログ

誰しも訪れる人生の最期。
何度も涙を流しながら読みました。
特に幼い命を扱うエピソードでは、我が子と重ねてしまい胸が張り裂けそうになりました。
自分が当事者になって誰かを失ってしまったらその悲しみはすぐに癒えないかもしれないけれど、死に向き合うことは怖いことでなく、故人を想う温かいことなのかもしれないとこの本を通して感じました。

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2026年05月12日

Posted by ブクログ

2026年5冊目
「死」がテーマなのにラスト、あたたかい涙がこぼれた。
さようならが、あたたかい…某CMの言葉を思い出したわ。

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2026年04月18日

Posted by ブクログ

死者と対話できる能力を持っている主人公というありふれたストーリーかと思いきやしっかり感動させられました。

特別凝った作品ではなかったが、個人的には高評価。

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2026年04月16日

Posted by ブクログ

また葬儀関連の小説。
ものすごく泣かせよう、ってほどでなくけっこう淡々と進んでいく。
続きも読んでみましょうかね。

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2026年04月07日

Posted by ブクログ

最近親族が亡くなって家族葬を執り行ったのだが、葬式は故人がきちんと成仏するためにある、ただそれだけの儀式だとばかり思っていた。それもそうかもしれないが、それだけではなく、残された私たちのためという面もあることがわかった気がする。
故人に対する後悔の気持ち、あるいは感謝の気持ちなど、ぐちゃぐちゃになったあらゆる感情こそ、きちんとけじめをつけて最後は晴々とした前向きな気持ちでお別れを告げるためにある儀式なのだということ。それを、この作品を読んだということと、家族葬をあげた貴重な体験という双方のおかげで、腹の底から理解できた感じがした。それだけでも、この作品と出会えて本当によかったと思う。

また、葬祭プランナーを担う漆原というキャラクターもとてもよかった。彼の淡々としていながらも、式場にいる全ての者たちをケアしたい・労わりたい・寄り添いたいとする彼の醸し出す空気は本当に良い。彼の遺族・故人に対する一々の態度や言葉を聞くだけで、特に遺族は安心し、とめどなく感情を吐露してしまいたい気持ちになるだろうと思う。

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2026年04月02日

Posted by ブクログ

好きな人たちから別れなければならない、この切なさ。そのときにぎゅっとしてあげたり、なでてあげたりするあたたかさ。しみた。相手を大切にする想いって、こんなにも崇高なことなんですね。

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2026年03月29日

Posted by ブクログ

故人を偲ぶ式を完璧に作りあげようとする漆原がかっこいい。里見の故人に対する優しさにも心打たれる。

残された遺族の場でもある。という点にもフォーカスされており葬祭の大切さを感じた。
「ほどなく、お別れです。」のフレーズに目頭が熱くなった。

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2026年03月23日

購入済み

ほどなく、お別れです

就活中の女子大生が葬儀社でアルバイト…今では選択肢にあげても"あり"な仕事だ。それこそミスが許されず、悲しみに暮れる遺族とも打ち合わせなどを行い、故人を無事に旅たたさなければいけない大変気を使うお仕事だ。無念の死を遂げた個人の声を聞ける主人公の成長をもっと読んでいきたい

#泣ける #切ない #感動する

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2026年02月17日

Posted by ブクログ

映画観てからの流れで読んだので、登場人物のビジュアルが明確に思い浮かんで、より読みやすかった!

映画にはいなかった里見の存在が、意外なほど大きくて、本の方もおもしろかった!続編もたくさんあるようなので引き続き読みたい!

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2026年05月17日

Posted by ブクログ

本作は、生と死を司る葬儀屋の物語を、超常現象という切り口から描き出している。
特筆すべきは、葬儀の意義を「生者」と「死者」双方の視点で見出している点だ。
葬儀がどちらにとっても大切な「区切り」となること、そして避けては通れない「後悔の念」……。死と向き合った経験のある者なら、その一つひとつの言葉が深く胸に突き刺さるだろう。

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2026年05月14日

Posted by ブクログ

人の死んだあとの思いや家族の心情などしっとりと比較的軽やかなタッチで描写されていて作品の世界に入りやすかった。

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2026年05月12日

Posted by ブクログ

葬儀場で働いてる人に興味を持つことはあまりなかった
葬儀は別れの場であると同時に遺された人が前を向いていくための儀式だと感じた
今ある日常を大切に、別れの日に笑顔でいられる人でいたいと思った

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2026年05月07日

Posted by ブクログ

葬儀場でアルバイトをする美空には、小さい頃亡くなった姉の美鳥がついていた。就職活動に失敗してきた美空はバイト先の葬儀場に就職することに、、、

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2026年05月04日

Posted by ブクログ

始まりがあれば、終わりがある。幕の閉じ方は、人それぞれ。葬儀屋さんという仕事は、決して故人の生前の声や表情を見ることはできないけれど、式を通じてその人生を感じ取るんだろうな。毎日何人も何人もの、色んな人生を見るんだろうな。
どんなプロ意識の強い方でも、心が疲れちゃうこともあるだろう、本当大変なお仕事だな。

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2026年04月24日

Posted by ブクログ

育児で毎日大変だが、読む時間をなんとしても作りたいと思える作品だった。
出産を機に、より死が身近に感じるようになり気になって手に取ってみたが読んでよかった。
出産する前は正直いつ死んでもいいと思っていた。
身近な人で亡くなった人もおらず、死ぬということがいまいちピンときていなかったからだ。
でも出産してから、この子が死んだらどうしよう、この子が無事に大人になるまで見守りたいという気持ちになり、死が怖く感じるようになった。
出産してまもないので、妊婦、子供、若い女性が死ぬ物語は本当にキツかった。
とくに子供の話は自分の状況と重ねてしまい胸が苦しく涙が止まらなかった。
私も最初は葬儀は故人のためだと思っていた。
でも生きている人がこれから先も生きていけるように故人と区切りをつけるための手段の一つが葬儀なんだなと考えを改めさせられた。
綺麗事ではない、人は必ずいつか死ぬ。より死について考えさせられたがいい作品だった。
シリーズ全て読みたいと思った。

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2026年04月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

葬儀場のアルバイトをしていた美空が、就活に思い悩み、職員の漆原に就いて葬儀にが変わっていく中で、自分自身の家族との関わりや幼くして亡くなった姉との気持ちの整理をしていく。続編も読みたい。

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2026年04月17日

Posted by ブクログ

父の葬儀を思い出した。
当時は悲しすぎて周りが見えてなかったけど流れが分かり滞りなく式をすすめてくれた葬儀会社の方々に改めて感謝を。

里見さん好きだなー。彼の柔らかさが愛しい。
映画はカットされてるようなので多分見ない。

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2026年04月15日

Posted by ブクログ

映画を観た人がみんな号泣、との感想で、でも今はこの映画を観れる気持ちでないので、文庫本を手にした。
シリーズ化してる小説だったが、読み切りなら最新刊でもいいかなと思いきや、主人公の職業成長譚でもあったので、一冊目から読み直すことにした。
一冊目から読み直してよかった。
号泣ということはなかったが、設定として、やはり泣いてしまう話はもちろん多い。でも、もうここにはいない死者の立場で見送る、見送られるということを考えたことがなかったので、死者を見送るのは悲しいことではあるけれど、悲しさの先の見送り方ということを考えさせられた。

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2026年04月13日

Posted by ブクログ

映画化をきっかけに知った作品で、平和な日常ものでちょっと泣けるであろう作品を見たかったのでこちらを購入しました。

漠然とした感想になってしまいますが、葬儀屋ってこういう仕事なんだなと、まず思いましたね。
なんというか、葬儀屋って何するの?って言われると何となくイメージはできるのですが言語化したり、その大変さや背景にあるものなど全く知らない世界だったのでそういう意味で新鮮でした。

そして、先日祖父が亡くなり葬儀を大人になって初めて体験したのですが、読んでいるとその時のことと重なってしまって、私の祖父はそばで見守っててくれたのだろうか、とか色々考えました。

泣けたかどうかというと、正直、泣くことはなかったですがどのエピソードもホッコリするというか、心温まる話は多かったです。
また、1話でほとんど完結するので読みやすさは抜群でした。
文章も美しく、状況が分かりやすくてスルスルと読むことができました。
次の巻も購入済みなのでまた楽しみに読みたいと思います

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2026年04月06日

Posted by ブクログ

現実離れした作品をあまり読んでこなかったので
霊が視える、という設定に少し構えました。
ですが短編集のような区切りがあり、読みやすい。

子供の話では涙がずっと止まらなかった。
「ほどなく、お別れです」
温かい内容なんですが、子供はつらいな

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2026年04月18日

Posted by ブクログ

霊感はないから分からない世界。確かに死んだ人の、その時の気持ちは霊魂として現世に残るかも?死ぬなら安らかに何も未練なく死にたい。そしたら、死んだ時の顔も安らかなんだろうなあ。

まあちょっとでき過ぎたところはあるけど、そんなことが実際には起きているのかも。
お袋が死んで葬儀場で一人通夜を隣の部屋で過ごした。ひょっとしたらすぐ近くにお袋がいたのかもしれない。自分には感じなかっただけかも?
仏壇の親父とお袋の写真はいつも笑っているだけ。

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2026年05月15日

Posted by ブクログ

主人公である美空の霊感とも言えない感じる力。これ自体は姉の存在が関係している。一つ一つの話はいいのかもしれない。でも読み終わった後のこの味気なさはなんだろう。もっと邪念のない気持ちで死と向き合った小説だと思っていたので、著者には失礼だが物足りなさと残念感が残ってしまった。

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2026年04月21日

Posted by ブクログ

映画から本に来たので目黒くんと浜辺美波ちゃんで再生されています。お坊さんの人がもし映画に出てたら、そういう人らからの人気も得たんだろうなと思います。てかこのお坊さんがいるなら、美空のいる意味なくないか…?と思いますが……私的には漆原と奥さんとの関係が本当に好きなので美空といい感じにはなってほしくないです。まぁ本は本、映画は映画で楽しめたらいいなと思いました。

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2026年04月20日

Posted by ブクログ

世の中では毎日お別れがある
自分でお別れを経験した人は誰もいない
思い出は残るが、このような関係を築ける人はいるのだろうか

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2026年04月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

これぞ、タイトルの付け方のお手本ってくらいにそこそこ中身が透けて見えて、尚且つ興味を引くので手に取ってみる。
中身はご想像のとおり、人生の最期と残された人々を葬儀屋の目線から語るというシナリオ。

早い段階で姉の幽霊なるものが出てきたので「なんだ、オカルト系か…」と少々肩を落とすものの、読み進めていくとその存在はあくまでスパイス程度でがっつり本質というわけではなかったのが個人的にはよかった。

特筆してここがいいっていう章があるわけではないんだが、命という大きなテーマに取り扱いながらチープさや読者に妙なガッカリ感を与えないだけでもかなりの大作。

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2026年04月14日

Posted by ブクログ

映像化、とのことで読んでみた。
父親の知り合いの葬儀屋でアルバイトする主人公。
霊感があり、はっきりとではないが、霊と干渉できる。

最近、自分の周りでもなくなる人が毎年いて、なので、死後も自由にではないにしろその人と話せるのは羨ましい。
特別、何か学ぶことがあるわけではあまりない。
そんなに感情移入もできず、続巻は読まないかな。

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2026年04月01日

Posted by ブクログ

『どんな人でも、生まれてきたからには、いつかは死んでいく。』『残された人たちは死者を悼み、悲しみ、そして見送り、時に生について考える。』
葬儀社で働く美空

『式場全体に漂う、決して消えない悲しみの気配が私を取り巻いていて、常に体はピリピリと緊張していた。』
気を感じやすい美空が出会う実体のない人た
いろんな想いを感じながら美空自身も前に進んでいく

一つ一つが優しい物語でした

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2026年03月27日

Posted by ブクログ

 みなさんの評価の高さと『3+1回泣けます』の帯に惹かれて読んでみましたが、私は全く泣けませんでした。

 うーん、全く刺さらなかったなぁ。

 就職活動真っ最中の美空は内定が1つも取れずにいた。そんな美空にバイト先の先輩から電話がくるところから物語が始まる。
 美空のバイトは葬儀屋さんだ。そして、美空には特殊な能力があった。霊を見ることができ、対話することができるのだ。

 美空は亡くなった方たちと対話をしながら、遺族に寄り添っていく。

 こんな葬儀屋さんに最期をお願いできたら幸せだろうなと思うけど、物語としては刺さらなかったなぁ。

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2026年03月26日

Posted by ブクログ

映画を先に見てしまったので、キャスティングが、浜辺美波になってしまいますが、ピッタリだったと思います。
ただ、映画とは細かいところが違い、特に、第一話については、映画の脚本の方が一枚上手だったと思います。
総じてうまく仕上がった小説で、シリーズ化されるのも頷ける作品だと思います。

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2026年03月24日

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