【感想・ネタバレ】ほどなく、お別れです 遠くの空へのレビュー

あらすじ

映画化で話題!初の文庫書き下ろしで登場!

新型コロナウィルスの影響で様々な対応に追われる、スカイツリー近くの小さな葬儀場「坂東会館」。入社4年目となった清水美空も、教育係の漆原と同じ「葬祭ディレクター」を名乗るための試験を受けられず、煮え切らない気持ちでいた。そんな中、漆原の師である社員・水神が引退を決め、美空はある大役を任されることになるが……。
不可解な場所で交通事故に遭った料理人、新婚の夫の遺体との面会を拒む妻、かつて息子と孫を同時に亡くし改宗した男性、美空の高校時代の恩師……コロナ禍でも人々の営みは続き、まさに今、お別れに直面する人がいる。漆原の過去も明らかになる、人気シリーズ第4弾!

「大切な人を見送る日はいつか必ずくる。その前に読んでほしい物語」(三木孝浩氏/映画監督)

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Posted by ブクログ

これまで以上に爽やかでした。前巻で見え隠れしていた美空の漆原への想いも成就し(たのかな?)、仕事面でも立派に成長し、もしかしてこれが最終巻? というような感じもしました。大好きなシリーズだけに、余韻を残して、それならそれでもいいのかなとも…。
どのキャラクターも好きですが、強いて言えば里見さん。仏さまのような方。癒されます。
映画化されるようですが、メメは好きですが、でも観ないかな。初巻から読んできて出来上がった、私が作り上げた「みんな」のイメージを大切にしたいので。

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2026年01月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シリーズ4作目。シリーズを重ねるごとに漆原好きだぁ!と思ってしまう私。美空の成長も感じられて、嬉しい気持ちになった♪
坂東会館で働くスタッフの個性も良くて、このシリーズが続くといいなと願う!
水神さんと漆原の関係性も素敵だし、水神さんが「坂東会館を引退=区切りのため生前葬をする」という自らの幕の引き方を決めていたところに、仕事に対する考え方や自分の生き方を貫いたところがカッコよかった。映画も楽しみだなぁ♪

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2026年01月29日

Posted by ブクログ

【あらすじ】
 コロナ禍で2年連続で中止となっていた葬祭ディレクターの試験がやっと行われることになり、合格を目指す美空は坂東会館最古参である水神からあるお願い事をされる。
 試験と水神からの依頼、そして本業でも美空は旧知の人を見送ることになり ——— 。
【感想】
 シリーズ第4弾にして、美空がやっと試験を受けられることになります。
 コロナ禍で世界が変わった中で最も大きな影響を受けたのは葬儀の在り方かもしれません。
 私自身にも最期にも葬儀にも立ち会えないまま、お別れするしかなかった親戚がいます。
 そんなことを思いながら読んだせいか、これまでよりもいろいろなことを考えながら読みましたし、この先のことも考えさせられました。
 ちなみに。今回は初の書き下ろし文庫とのことですが、今後もシリーズが続くのか、とても気になります。

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2026年01月28日

Posted by ブクログ

このシリーズの4作目であるが、毎回、葬儀とは何かをドンと突きつけて来る。今作品では、孤独死や生前葬に触れている。私の母に先日、「生前葬をしたい」と言われて「生きているのに馬鹿言わないで」と大喧嘩をした。しかし、この小説で私の心は揺らいだ。生前葬、それは皆んなが笑って語り合えて、感謝を言える最高の場だと。読み終えると、タイトルの「ほどなく、お別れです」の言葉が優しくて切ない。

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2026年01月18日

Posted by ブクログ

この本を読んでコロナの頃のことが、蘇りました。
私も家族葬、経験しましたが本の中の美術部恩師の葬儀は、いいなとおもいました。

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2026年01月18日

Posted by ブクログ

シリーズ4作目。
私たちの日常も変わったけれど、
コロナをきっかけに葬儀の形式も大きく変わってしまった。
今回も心温まるお話でした。

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2026年01月17日

Posted by ブクログ


優しく温かい空気が纏い、自然と涙が溢れてくる。シリーズ4作目。

本作は葬儀社が舞台であり、「死」にまつわるエピソードで綴られている。
「死」は避けられない。
みな、当然知っている事実だけれど、自分の近しい人に「死」が訪れたとき、ようやく「死」を身近に感じるように思う。それだけ、当たり前でありながら、「死」は遠いもの。だと気付かされる。

また、本作では、コロナの影響で、お見送りも出来ない実情や、家族だけでの縮小された葬儀など、当時の混乱ぶりも描かれている。
ほんの数年前のことだが、コロナが残した影響は大きい。

入社4年目となり、女性葬祭ディレクターとして成長していく清水美空。その教育係の漆原と、彼らを取り巻く坂東会館の面々。
小さな職場だからなのか、お互いに信頼出来る関係で仕事ができることが羨ましい。
彼らを育てた水神の引退や、漆原の過去を絡め、人との繋がりや想いが受け継がれていく。

人は複雑だけれど、人が好きだからこその本作なのだと思える作品。

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2026年01月13日

Posted by ブクログ

同シリーズ4作目。
悲しいお別れを故人と共に悲しみ、と同時に少しでも遺族が前を向けるような式を作り上げる葬儀屋はとても素敵な仕事だと思いました。、

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2026年01月10日

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第四話の「遠くの空へ」のお話が好きでした。
人が亡くなるって暗い話でしかないけれども「遠くの空へ」を読んでいたら少し力強く生きていきたいと思う勇気をもらいました。
今回も美空の成長が見れたり、漆原の過去が知れたり、このシリーズまだまだ続きそうなのでこれからもこの二人を追っていきたいです。

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2026年01月08日

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シリーズ4作目。
1作目ほどの感動はないが、故人とのお別れの悲しみ、寂しさ、そして遺族の区切り…。コロナ禍もあり葬儀関連も様変わりしたでしょう。大変だなと改めて思いました。
その中でもできるだけ遺族に寄り添ってくださるのはありがたい。

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2026年01月31日

Posted by ブクログ

シリーズ4作目だと多少マンネリ化してきた感もあり1巻目ほどの感動はなかったが改めて死と向き合うことの大切さを感じた。
また今回初めて明かされる漆原さんの過去とか含めシリーズ者の良さもあった。
身の回りで起こらないと意識しない死をこれからは頭の片隅に入れ大事な人たちと関わる時間を大切にしたい。

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2026年01月29日

Posted by ブクログ

初めはアルバイトだった美空が本作では4年目になり、2作目、3作目を経て経験を積み、ようやく2級葬祭ディレクターになります。いろんな葬儀のかたちが有りました。お一人お一人亡くなった状況、家庭環境も違うから、見送り方もいろいろです。ディレクターの方たちはそれぞれのご遺族に、美空や漆原さんや水神さんのように深く寄り添って、故人を旅立たせてあげているのですね。
息子と孫を同時に失った東郷さんに水神さんがかける言葉が有ります。

「お辛いですよね。泣いていいんです。喪主だからってかまうものですか。でもね、ちょっと考えを変えてみるんです。例えばですよ、お二人はちょっと遠くまで出かけてしまったと考えてみてください。確かにこれまでのように賑やかな声は聞こえません。でも、きっと心で感じることができると思うんです。晴彦さんの声。元気に踊る華さんの姿。これまで一緒に過ごしてきた喪主様の心には、すっかり刻み込まれているはずですから。目を閉じていたって思い浮かべることができるでしょう?それを時々、そっと取り出して語りかけるんですよ。」
「悔しいですよね。本当はこの先もずっと手放すはずではなかったのですから。でもね、そうやって心の中で、失ったものを大切に守り続けていくしかありません。それが必ず喪主様の支えとなります。」
「いつかはお二人が喪主様を慰めてくれます。それまで、何度も、何度も、お二人のことを思い浮かべてください。さぁ、もうすぐお時間です。ほどなくお二人が、綺麗なお姿になって、また喪主様のところに戻ってきますよ。」

大切な人を亡くした人に、何て言葉をかけますか? 人に寄り添うって難しいです。それを美空達は毎回寄り添ってきたのですね。

「東郷様、実はね、私もずっとそうやってきたんです。」

この言葉は東郷様にとって、とても支えになったことでしょう。大切な人を亡くした人には、この水神さんの言葉がわかると思います、私はそうでした。
美空がこれからもいろんな葬儀を経験して、1級葬祭ディレクターの資格を取るのも楽しみです。

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2026年01月28日

Posted by ブクログ

シリーズ第4弾。胸にぐっとくるものがたくさんあり優しくも悲しくてどの章でもなみだ。コロナ禍での話で葬儀がどんどん小規模化、省略化されていき大切な人との最期の別れもきちんと出来なかったあの頃を思い出し、葬儀会社も本当に大変だったのを改めて知る。死は誰にでも平等に訪れるけど、時期や時間など時に理不尽で不平等でたまらなく残酷なことがある。人と会えるって当たり前じゃない。だからできたら水神さんのように生きてる間に大切な人とはきちんと会っておきたい。今回は特に美空の成長が形として現れて立派になったなぁと嬉しくなった。

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2026年01月15日

Posted by ブクログ

このシリーズももう4作目かな。
私たちは日々を大切に生きているつもりでも、常日頃思いを伝えてるつもりでも、大切な人が亡くなった時には、なぜあの時こうできなかったのか、ああ言えなかったのか、という罪悪感に打ちひしがられそうになる。亡くならないと分からない現実がある。
だからこそ今のうちにたくさん感謝を伝えねばと思いながらも、日常を生きているうちにそれが当たり前になりつつあるんだよな。

生前葬という言葉を何度か聞いたことがあって、今回も読んだけど悪くないなあって思った。でも私はちょっと恥ずかしいかもだけど。(笑)

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2026年01月15日

Posted by ブクログ

第四話の遠くの空へ
お葬式のシーンにもかかわらず、
私の脳裏には色鮮やかなシーンが浮かんだ。
主人公の美空の独り立ちとも重なって、空に飛び立つ絵が見えた。

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2026年01月12日

Posted by ブクログ

(シリーズ通して思うことだけれど)葬儀社としてそういう決まりなのかどうか分からないけれど、喪主にお名前ではなく「喪主様」と呼びかけているのは少し気になってしまった。
式場がギャラリーになる!美空の美術部恩師の骨葬のお話が素敵だった。水神さんの生前葬のお話も。

コロナを機に冠婚葬祭が簡素なものになり、正直これ幸いと思っている人たちも多いだろうと思う。
心配なのは、参列した経験が少ないまま、いざ自分が関わることになった時にどうしていいか分からない、マナーが分からない、という人が増えていくのではないか。
色々と、思いを馳せるきっかけになるシリーズだと思う。

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2026年01月31日

Posted by ブクログ

コロナ禍で、美空も葬祭ディレクターの試験を受けられず、他にも制限される事が多い中、模索している。水神さんや漆原さんの過去、高校の恩師の死の物語では、美空の同級生が出てきたり、できるなら、このシリーズを最初から読めば、もっと繋がりや成長が分かっていいかもしれないと思った。映画では、どう描かれるのか、観てみたいと思った。

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2026年01月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

葬儀屋シリーズ第四段

コロナ禍での葬儀。大ベテランの水神さんが70歳で引退を決める。

バイク事故で死んだお父さん。職場の料亭とは違う場所に行こうとしていた?きっと昔の風景に会いに行っていた。水神さん引退で漆原も部外者になったので清水が顧客を引き継ごうとするも顧客から拒否されて凹む。

ショッピングセンターで事故死した30代前半の男性。喪主は妻。変な様子だったが、離婚寸前で別居の買い出し中だった。里見僧侶が遺体の声を聞くが思い出を抱えていると。喪主は頑張ってやり切る。

長年連れ添った老いたおばあちゃんの葬式。喪主は旦那。キリスト教。昔、漆原の2年目の時に息子と孫娘の葬儀をしている。水神さんが昔10歳の息子を亡くしてることを知る。

清水の高校時代の美術部の顧問が孤独死。姪と叔母と送り出す。男嫌い。友達の夏海と絵を描く。

水神さんの生前葬を行う。

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2026年01月24日

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