機械仕掛けの太陽

機械仕掛けの太陽

950円 (税込)

4pt

コロナと戦った医療従事者たちの真実とは?

現役医師として新型コロナと最前線で戦ってきた人気作家が満を持して描く、コロナ禍の医療従事者たちを描いた感動の人間ドラマ。
物語は3人を軸に進んでいく。 大学病院の勤務医で、呼吸器内科を専門とする女性医師・椎名梓。シングルマザーとして、幼児を育てながら、高齢の母と同居する彼女は、コロナ病棟の担当者として、最前線に立つことに。
同じ病院の救急部に勤務する20代の女性看護師・硲瑠璃子は、結婚目前の彼氏と同棲中。独身であるがゆえに、やはりコロナ病棟での勤務を命じられる。
そして、70代の開業医・長峰邦昭。街の医師として、地元に密着した医療を行ってきたが、高齢で持病もある自身の感染を恐れながらも、コロナに立ち向かう。
あのとき医療の現場では何が起こっていたのか? 現役医師だからこそ描けるディテールは読み応えあり。
3人はそれぞれの立場に苦悩しながら、どのようにコロナ禍を生き抜くのか。だれもが経験したあの未曾有の事態の中、〈戦場と化した医療現場の2年半〉のリアルを描く感動の物語。

単行本 2022年10月 文藝春秋刊
文庫版 2025年1月 文春文庫刊
この電子書籍は文春文庫版を底本としています。

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機械仕掛けの太陽 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    これは日本に住む人はみんな読むべき作品でした。

    新型コロナウィルスと闘う医療現場のお話。
    医療従事者のみなさん、本当にありがとうございます。
    自分が知っていたよりも、新型コロナと闘っていた現場はもっともっと壮絶で、この方たちがあっての今の日本だと心から思います。

    あれから3年が経った今この本に出

    0
    2025年10月26日

    Posted by ブクログ

    少し忘れかけてた
    医療現場の緊張感、心身ともに疲弊されていた医療従事者、その家族、感染者の苦悩、コロナが変異し、6波位まであったかな
    ワクチン接種、過激なワクチン反対派
    記憶に残し、忘れてはいけない出来事
    そしてまだ、コロナは完全に終わっていない

    0
    2025年10月04日

    Posted by ブクログ

    コロナの裏側に係る医療関係について思い揺らされた。
    著者が医療従事者であるため情景も思い浮かぶほどの文章だった。

    0
    2025年07月23日

    Posted by ブクログ

    2020年10月単行本の発売時からずっと気になってた本。

    自分は医療従事者ではないけど、仕事関係でコロナ禍の現場にいたことがあり、医療従事者の方とも関わり一緒に仕事をする機会があった。少し現場のことを知ってるから、現役の医師が描いたあの時の医療従事者の立場での視点を見てみたかった。

    それぞれ立場

    0
    2025年07月05日

    Posted by ブクログ

    コロナ禍の医療現場での戦いを描いた一冊。

    医療従事者の方々の思いが、リアルに書かれていたように感じます。
    当時私は学生で、何も分からず政府やメディアの情報しか分からず、感染対策、ワクチン接種などしてきました。

    飲食や観光業など、それぞれの業界でたくさんの苦しみがあった、あの時。
    みんなが先の見え

    0
    2025年07月03日

    Posted by ブクログ

    コロナ禍での医療従事者の苦悩がリアルに描かれている。コロナが過ぎ去った今、改めて医療従事者の皆様に感謝したくなる本

    0
    2025年06月30日

    Posted by ブクログ

    あの頃のことをまざまざと思い出した。もう2度とあんな経験はしたくない。楽観的な世の中になんど絶望しそうになったか。厳重な行動制限や感染対策をしている私たちと、go toで割安の旅を楽しむ人たち。同じ日本で同じ空気を吸って暮らしてるとは思えないくらいの温度差だった。

    これを読んでも、反ワクチンの人た

    0
    2025年06月24日

    Posted by ブクログ

    いつも我々は遅い
    真実が明るみに出るのは事が終わってから
    最前線だけが最新なのだと思った

    この物語のようには救われなかった医療従事者、患者も数多くいることは知っておかなければならないと感じた

    個を優先して軽率な行動を犯していたと反省
    有事にはせめて最大数の最大幸福を考えて選択できる人でありたい

    0
    2025年05月27日

    Posted by ブクログ

    よく分からない情報に踊らせされて、結局何だったのか未だによくわかってないコロナウイルス。
    その裏で医師や看護師たちがどんな思いで人類を支えてくれていたのか思い知れされて、思わず目頭が熱くなるシーンも。また未知のウイルスに遭遇した時に同じことを繰り返さない為にも、医療に携わってない人こそ読むべき作品だ

    0
    2025年05月14日

    Posted by ブクログ

    友人から薦められて読んだ本。

    結構なボリュームだったけどすき間時間を使ってどんどん読み進めたくなったほど面白かった。

    今はもう2025年5月なんだけど、まだちらほらと「あの人コロナなんだって」っていう話を聞く。
    そういった意味ではまだこの物語は続いているのだけど、一応の結末に向けて、ファンタジー

    0
    2025年05月05日

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