ワイルド・ソウル(下)
  • 最新刊

ワイルド・ソウル(下)

825円 (税込)

4pt

俺たちの呪われた運命に、ケリをつけてやる――。日本政府に対するケイたちの痛快な復讐劇が始まった! 外務省襲撃を目撃した記者、貴子は、報道者としてのモラルと、彼らの計画への共感との板ばさみに苦悩。一方ケイと松尾は、移民政策の当時の責任者を人質にし、政府にある要求をつきつける。痛恨の歴史を、スピード感と熱気溢れる極上のドラマに昇華させた、史上初三冠受賞の名作。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

ワイルド・ソウル のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • ワイルド・ソウル(上)
    825円 (税込)
    その地に着いた時から、地獄が始まった――。1961年、日本政府の募集でブラジルに渡った衛藤。だが入植地は密林で、移民らは病で次々と命を落とした。絶望と貧困の長い放浪生活の末、身を立てた衛藤はかつての入植地に戻る。そこには仲間の幼い息子、ケイが一人残されていた。そして現代の東京。ケイと仲間たちは、政府の裏切りへの復讐計画を実行に移す! 歴史の闇を暴く傑作小説。
  • ワイルド・ソウル(下)
    825円 (税込)
    俺たちの呪われた運命に、ケリをつけてやる――。日本政府に対するケイたちの痛快な復讐劇が始まった! 外務省襲撃を目撃した記者、貴子は、報道者としてのモラルと、彼らの計画への共感との板ばさみに苦悩。一方ケイと松尾は、移民政策の当時の責任者を人質にし、政府にある要求をつきつける。痛恨の歴史を、スピード感と熱気溢れる極上のドラマに昇華させた、史上初三冠受賞の名作。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

ワイルド・ソウル(下) のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    後半戦!

    前半戦はケイたちが何か企んでいることが分かるのだが、何が行われるのか?どうなるのか?期待MAXのところで終わった。


    後半戦は全速力で話が動いていく。
    日本政府への復讐劇が始まった。

    貴子は外務省襲撃事件の一部始終をレポートした。彼女がレポート出来たのには事情があったのだが、彼女は良

    0
    2024年11月13日

    Posted by ブクログ

    展開も軽快で、設定も私好みすぎる。
    だけど心苦しい内容が続いて救いがあるのかどうなのかハラハラしてたところにあの結末はキュンとしてしまった!
    フリがある分、恋愛小説よりキュンとする!

    0
    2024年10月23日

    Posted by ブクログ

     日本の移民政策の非をどう追及し、どう復讐を果たすのか? 目が離せない下巻の幕開けです。

     段階的に進む復讐劇のスリルに、ハラハラドキドキさせられますが、決して軽さを感じさせないのは、やはり背景に衝撃的な"巨悪の実態"が重く根底部分を支えているからでしょう。
     また、著者の筆致も、テーマの重さと疾

    0
    2024年07月29日

    Posted by ブクログ

    面白い!おもしろすぎる!
    ブラジルを中心とした日系人の苦労、言葉では言い表せない悲哀、日本政府のひどさが描かれているにもかかわらず、登場人物のキャラクター・ストーリー展開のスピード感に圧倒された。文庫上下巻1,000ページ?を一気に読まざるを得ない内容だった。
    垣根涼介さん、初めて読んだが1冊で虜に

    0
    2024年01月30日

    Posted by ブクログ

    本のバックボーンは極めてシリアスなのだけど、入念に練られた復讐劇そのものは、最高のエンターテイメントだった。ほぼ一気読み。こんなに面白い本があるのか、という感じだった。

    ブラジル棄民日系二世ケイとテレビ局報道部貴子の恋愛は、外務省襲撃事件の犯人とそのスクープ者というありえないような緊張関係の中での

    0
    2023年12月23日

    Posted by ブクログ

    南米人の野放図で野心にまみれた生き方に刺激を受けた。貧しい環境で育ったからこそ培われたものであると思うので日本人が真似するのは中々難しいが、この本を読むとそのようなメンタルで生きようと思える。

    0
    2023年09月26日

    Posted by ブクログ

    不穏な雰囲気を残して上巻が終わってしまったので、続きが気になり過ぎてほぼ一気読み。
    変わらずの展開の速さですいすいと結末まで。

    思い悩んでいるかに見えて潔い。
    彼らの潔さにスカッとし、それが手際の良さやこの緻密な計画にも繋がったんだろうな。

    山本さんは心苦しい部分もあるけど、松尾のスカッとさは好

    0
    2023年04月18日

    Posted by ブクログ

    想像を超える展開が続いてドキドキハラハラ。
    過去や復讐に取り憑かれていた登場人物たちは自己欺瞞という呪いから解き放たれて自由になる。
    結局、その呪いをかけていたのは過去や他者ではなく自分自身だったと気付いた。
    政府、外務省、警察に勝ったのではなく、自分に打ち勝ったんだと思った。
    自分の生き方の舵は自

    0
    2023年01月08日

    Posted by ブクログ

    上巻後半からのスピード感と熱量のまま、一気に駆け抜ける展開。
    緊迫する場面が続いているはずなのに、ブラジル的な陽気さというか能天気さがずっとあって、完璧で周到なはずの作戦がフラフラ蛇行している感じがおもしろい。
    ラストについても、日本で生まれ育った者ではないな、と思わせる納得のものでした。

    0
    2022年09月19日

    Posted by ブクログ

    第二次世界大戦後のブラジルへの移民政策についての史実をベースに、移民一世・二世、テレビ局ディレクターなどの人生を絡み合わせた物語がドキュメントタッチで描かれれいる。聞くに耐えない苦しみから主人公たちがそれぞれ、どうやって解放されていくか描かれており、長編にもかかわらずいいペースで読み切ることが出来た

    0
    2021年03月18日

ワイルド・ソウル(下) の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

垣根涼介 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す