蜻蛉の夏

蜻蛉の夏

小説・文芸
1,980円 (税込)

9pt

命を削り今を生きる「止観の道士」たち。

時に精神は現実を凌駕する――

織田信長が天下統一へ向け着々と歩みを進めていた元亀元年(一五七〇年)、京の街でこれまで交わることのなかった「止観の道士」たちの運命が交錯する。
「水観」の円四郎、「炎観」の平助、「月観」の桂月。
現実と幻想の狭間で揺れる自己矛盾、その道士という生き方にあえぎながらも、厳しい修行の末に彼らが得た止観の力は、やがて到来した織田家との戦いに大きな影響を与えていく――。

歴史上一切語られることのなかった儚き者たち。
その生の輝きと熱情が、乱世の闇を鮮烈に切り裂く!
『ヒートアイランド』 『ワイルド・ソウル』 『室町無頼』に連なる
垣根ワールドのエンターテインメント最高到達点!!

「25年小説を書いてきて初めて、全てをエンタメに振り切った物語を書いた」(著者)

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    小学館
  • タイトル
    蜻蛉の夏
  • タイトルID
    2005784
  • ページ数
    608ページ
  • 電子版発売日
    2025年09月19日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    4MB

閲覧環境

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蜻蛉の夏 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    戦国乱世の世にあって、止観を操る一党が懸命に命の清流を保とうとする闘いは、最後まで過酷で熾烈だった。本能寺の変にはひょっとして本当に彼らの働きがあったかもしれない。

    0
    2026年04月16日

    Posted by ブクログ

    織田信長や武田信玄、上杉謙信が躍動する戦国時代を舞台に、止観という術を使う同士3人を描いた物語
    火を操る男、水を操る男、月による眠りを操る女
    3人は数奇な運命にて出会い、共通の敵、織田信長を倒すために命をかけて戦う
    こういったフィクションは多少嘘くさくなることがあるのだが、歴史にうまく沿って物語は進

    0
    2026年01月02日

    Posted by ブクログ

    世のことわりを「わかっている」人物たちが、ライバルと戦い時に手を結びながら、超然と歴史を作っていくのが大好きな垣根涼介の作である。面白くないわけはない。

    時は室町末期。信長が将軍を返り咲かせ、やがて反信長包囲網が形成されつつある。止観というもともとの才能と修行の末に手に入れられる、人の生気を出し入

    0
    2025年12月28日

    Posted by ブクログ

    天下統一へ向け着々と歩みを進める織田信長。あまりの残虐さに、水の平四郎、月の桂月、火の平助が立ち向かう。身を捨て命を削って、厳しい修行を重ね身につけた力を発揮する蜻蛉の夏がやってくる…。歴史物ではあるがこの作者さんには珍しいジャンルのエンターテインメント作品。

    0
    2025年11月09日

    Posted by ブクログ

    垣根涼介さんの『蜻蛉の夏』を読んだ。「止」は波立つ水面を静めること。「観」は静まった水面に映る真実の月を見ること。揺れる濁り水では月は見えず乱れた心では真理は見えない。まず「止」で静め、次に「観」で見抜く。現実を超越した世界のようでいて、描かれたのはやはり人間そのものだと感じた。

    0
    2026年07月12日

    Posted by ブクログ

    感想
    人外の力を持つには半死半生の努力が必要。その割には報われないのが痛い。

    炎観と信長が出てきた時から最後はこういう風になるんだろうなと思っていたが、最後にちょっぴり裏切られる展開だった。


    あらすじ
    円四郎は子供の頃に伊賀下忍に拾われ、死にそうな厳しい修行を受ける。ある日、承元という僧に拾わ

    0
    2026年07月11日

    Posted by ブクログ

    相変わらず織田信長周りの話は本当に面白い。超能力使いがいて、あの乱世を陰で支えていたという感じだが、その時代の有名な出来事にその超能力者がすんなり絡んでいて、構成のうまさを感じる。

    0
    2026年06月28日

    Posted by ブクログ

    垣根さん、もうすっかり時代小説家。ハードボイルド、推理小説読みたいのに。時代小説に超能力は…と思ったら面白かった。北陸攻めはクエスチョンだけど、確かに本能寺、誰にも気付かれず光秀軍が進軍できたのは止観を操る道士の活躍があったのかも。垣根ワールドの主役たちは清々しくていい。「人には、そういうものが必要

    0
    2026年01月25日

    Posted by ブクログ

    水観、炎観、月観。止観という幻術を操る三人の男女が人知れず歴史の裏面で織田信長と対峙していた、という歴史時代小説。よくもまあこのような術を思いつき描き、史実と絡ませて紡ぐものだ。『室町無頼』もそうだったが、この作家が描いて見せる修行の有様が滅法面白い! またそれぞれの幻術の描写の凄さよ。三人の主役の

    0
    2025年12月30日

    Posted by ブクログ

    「蜻蛉」。最初に本を手に取った時は「とんぼ」と思っていましたが、実は「かげろう」と読むものでした。
    本文でその記述が出てきた時に改めて、すごく考えられたタイトルだなぁ、と感心しました。
    止観という創作的な概念と実在の歴史とを上手く融合したストーリーは、ものすごく緻密に構成されていました。
    なかなか読

    0
    2025年12月14日

蜻蛉の夏 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    小学館
  • タイトル
    蜻蛉の夏
  • タイトルID
    2005784
  • ページ数
    608ページ
  • 電子版発売日
    2025年09月19日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    4MB

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  • 【閲覧できる環境】
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