ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • アリアドネの声

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    目が見えない、耳も聞こえない、声も出せない。
    大地震が起きた地下都市で、そんな女性がひとり地下深くに取り残されてしまった。
    主人公は最新鋭のドローンを使い、彼女の救出を目指す…

    そんな話でした。情景がありありと浮かぶいい小説でした。思わず読んでいる胸が熱くなりました。会社の先輩がいいキャラしてましたね。

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    2026年06月13日
  • 博士の愛した数式

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    短期記憶障害のある元数学者の「博士」とそこへ家政婦として雇われた「私」と私の息子「ルート」の優しい物語。博士の数学の蘊蓄を自分でも理解しようと努める「私」とルートが愛おしい。そして数字の面白さをちょっと味わうこともできる。小川洋子は「密やかな結晶」以来2冊目だが、どちらも記憶を失うことが中心テーマ。私にとっては「博士の愛した数式」のほうがしっくり来る話だった。


    実際に短期記憶障害のある人のドキュメンタリーを観たことがある。イギリスの元学者の話だったが、この物語に出てくる博士のモデルになったのではないかというくらい。体中にメモを貼るということはしていなかったが、メモ帳に覚えておきたいことをい

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    2026年06月13日
  • N

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    面白かった。心に残る一冊になった。
    連作短編で、読む順序によって(どの情報をもった状態で別の短編を読むかによって)全く違う読書体験となる。その仕掛けも面白く、斬新で、功を奏しているのは間違いない。それに加えて、この本の魅力は、それぞれの短編が、とても素晴らしいこと。切なさや悲しみを含むストーリーだけれど絶望的ではない。そういうことだったのか!という展開は読者を楽しませる。色んな意味で印象深い本だった。

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    2026年06月13日
  • 重力ピエロ

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    ネタバレ

    何度目かの再読。そうそう私はこのお話が大好きなんだった、って思い出した。★が5個じゃ足りない。生涯通してベスト5には入る。有名な書き出し「春が二階から落ちてきた。」からすでに恋。素敵すぎる。
    今作は映画版も昔見たので、春は岡田将生、泉水は加瀬亮で脳内再生されるけど、イメージ通りで最高。「最強の兄弟」って「お守りみたいな存在」なのすごく共感。私にもそんな最強と思える兄弟がいます。
    あと「オーデュボン」の伊藤さん、「ラッシュライフ」の黒澤さんの登場も胸熱…!これだから伊坂作品は再読からが面白い!

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    2026年06月13日
  • 夜明けのすべて

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    この本、評価低い人いるのかな。。
    とても面白かった、一気読みしてしまった。
    PMS(月経前症候群)を患っている藤澤さんと、パニック障害になってしまった山添君。
    2人が前職の職場を辞めて再就職した栗田金属は、とても大らかな社長や年配の先輩ばかり。
    でも2人にとってその場所こそが心穏やかに過ごしやすく働きやすい居場所になっていきます。
    藤澤さんの発作を事前に察知し、外に連れ出し草むしりをさせた山添君のナイスフォローな場面が一番印象に残ったし笑えた。
    パニック障害のせいで美容院や理容院に行けない山添君の為に切ったことのない髪を切ってしまった藤澤さんの行動力も素敵だと思った。
    私の職場にも髪を切らずに

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    2026年06月13日
  • やわらかな足で人魚は

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    頑なで突き放すような
    でも繋いだ手の温もりがいつまでも残るような世界観。
    すごく好き
    でも単行本これしかでてないんですね
    残念……

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    2026年06月13日
  • 口に関するアンケート

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    本自体がすごくコンパクトで、話も短く読みやすいです。
    そしてちゃんと怖い。
    タイトルも良いですね。

    紙の本を購入して読んだのですが、暇な時に読み返したくて、電子書籍も購入しました。

    サクッと怖い話を読みたい方にお勧めです。

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    2026年06月13日
  • 穢れた聖地巡礼について

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    怖さで言えば、「近畿地方の〜」の方が怖いです。
    ですが、私は「穢れた〜」の方がなんとなく好きです。

    あちらは意味不明な恐怖の現象が多い印象ですが、こちらは納得感があるというか…
    どこか「共感できる」という気がします。

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    2026年06月13日
  • プロジェクト・ヘイル・メアリー 上

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    映画ではあっさりと進んだ話が、丁寧に描かれているからこそ、ロッキーと会えた場面が本当に良かったなぁとさらに思えました。

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    2026年06月13日
  • 廃用身

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    ノンフィクション気がして怖くなってしまい、何度もフィクションだよね?と思ってしまった・・・

    倫理的に簡単に受け入れるのが難しいテーマなのに説得力がありすぎるし、とにかく様々な意味で凄い作品だった・・・

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    2026年06月13日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    久しぶりに、びっくりするほど最高な小説に出会えた。
    人は必要な時に必要なものに出会う縁を私は信じていて、そのひとつがこの本だったんだと思う。

    心に刺さるフレーズが多くて、メモをしながら夢中で読み進めた。

    無骨だけど心根は優しい恋人との将来、家族との関係、情熱を注ぐほどでもない仕事のことなど人生に不安を抱いている、アラサー未婚の女性が主人公。

    彼との将来が不安なのだと思っていた都が、実は自分が自立できていない不安を、彼への不満という形に置き換えていただけなのではないかと友人に指摘される場面にドキッとした。
    私も、そよかみたいに歯に衣着せぬ物言いをしてくれる友人が欲しい。


    真ん中まで読み

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    2026年06月13日
  • 月ぬ走いや、馬ぬ走い

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     この上ない才能を目の当たりにしたとき、心の底からほとばしるアツい感情がこみあげてくる。それを冷静に語れるほど私には語彙がない(笑)
     沖縄の性と暴力の歴史を時代、ジェンダー、世代を飛び越えこれまでの歴史年表を捉えなおしている。物語は全て途中で閉ざされるが、確かな断片がそこには残る。がれきの山の上に歴史は成り立っている。今の私に通ずる縦糸がルーツをたどろうと思えば、深く潜ろうと思えば思うほど、見えてくるのだろう。
     今年読んだ中で最高の1冊だった。

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    2026年06月13日
  • アメリカ彦蔵

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    好きなんです、吉村昭の漂流モノ。小説なのにドキュメンタリーのような感覚で読めました。漂流、明治維新、アメリカ南北戦争に外国人殺傷事件。ジョン万次郎に劣らず彦蔵の人生も波乱万丈です。アメリカと日本、2国の橋渡しをしながらも、どちらの国にも彼のふるさとは無い。けれど、もし晩年の彼に平凡な水夫としての人生とどちらが良かったか聞いたとしたら、アメリカに行って良かったと言うのではないかと思う。そうあって欲しい。

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    2026年06月13日
  • 東京脱出論

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    都心の過密リスク、定年後会社から離れて社会とのつながりをいきなり失う怖さなど、必ずしも都心の生活がよいわけでわないことがよく理解できました。地方への移住も簡単ではないとはいえ、自治体によっては魅力的な取り組みをしており、老後も農業はじめ、いきいきと生活できる魅力を考えると一考の価値ありだなと思いました。

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    2026年06月13日
  • 鬼滅の刃 ノベライズ ~カナヲと無一郎! 命をかけた闘い編~

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    ネタバレ

    童磨の撃破。しのぶさんが、毒を飲んでいたなんてびっくりした
    彼岸主眼。その後失明するにもかかわらず、使った呼吸。すごい
    胡蝶姉妹の死後の世界での両親との再会
    黒死牟は、いろんな人がズタズタになりながらも、何とか撃破。
    黒死牟いや、みちかつの弟よりいちは強すぎるこの人が始まりの呼吸の剣士なのか。

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    2026年06月13日
  • 変わり者たちの秘密基地 国立民族学博物館

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     ひまめろ師匠の本棚から 

     国立民族学博物館(民博)を紹介する本です。
     これ読んで民博に行くことを決めました! 歩行距離約5kmの本館展示場、みてみたいです。ただ、友の会はその後考えたいと思います。(笑)

     わたし、民博って単に大きい博物館だと思ってました。違いました。研究所なんですね。研究者のかたが、成果を伝えるための博物館だったんですね。
     だから、学芸員さんはいらっしゃらない、「特別展」なんかも研究者(教員)さんが仕切ります。
     そのせいなのか、はたまた初代館長の梅棹忠夫さんのこだわりまのか、博物館なのにオープン展示、説明文最小限で、「物と対話する場所」だそうです。
     したがって

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    2026年06月13日
  • 傲慢と善良

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    ネタバレ

    すっごくリアルで、つい自身の状況に当てはめて読み進めてしまった。
    そんなつもりはなくても、いつの間にか「自分に相応しい人」を選んで関わってしまう。相手の、自分に向けられたごく一部の情報だけを見て、アリかナシかを判断してしまう。まさにアプリで相手を探している時の自分だった。傲慢だとは思いつつ、人から”いい人”と言われる人を恋愛対象として見られないことに罪悪感を覚える。これが私の善良の部分、?(なんてお相手に失礼すぎて言えないけど、、)

    人は善良で傲慢で、でもその全てをひっくるめて人間らしいと思えるような、軽やかで柔軟な大人になりたいなぁと思った。
    (内容はヘビーだったからこそ、感想はライトに、

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    2026年06月13日
  • ファイア・ドーム 下

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    自分もこの事件にかかわりたい、真実を知りたい
    そんな気持ちにさせるような没入感で一気に読み進めました。

    読んだ後はもうこれ以上のミステリーをこの先読めるのか、
    記憶を無くして一からまた読みたい。

    そしてこれからの実生活に向けて噂についてどう向き合っていくのか話し合いたいと思う作品でした。

    ドラマ化も希望!!!

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    2026年06月13日
  • 本屋さんのある街で

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    大好きな作家さんだらけ
    しかも大好きな本屋さんのアンソロジー

    どれを読んでも大満足で終始笑顔になれる本
    それぞれのその後を思い浮かべながらその後を読んでみたいと思わせる作品たち

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    2026年06月13日
  • 【中東大混迷を解く】 シーア派とスンニ派(新潮選書)

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    イスラーム教と一括りで言えない、奥深さと難解さ。読み終わってから日々の国際ニュースの視点も変わった。この一冊ではまだ十分にイスラーム世界を理解できないので、今後も勉強を続けたい。
    個人的には、サウジアラビアの腹黒さを感じた。

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    2026年06月13日