小説・文芸の高評価レビュー
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池波正太郎の長篇時代小説『乳房 新装版』を読みました。
『新装版 鬼平犯科帳 特別長篇 迷路〈22〉』、『決定版 鬼平犯科帳 特別長篇 炎の色〈23〉』、『決定版 鬼平犯科帳 特別長篇 誘拐〈24〉』に続き、池波正太郎の作品です。
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「まるで不作の生大根(なまだいこ)をかじっているようだ」さんざんにもてあそばれた挙句、罵られ捨てられたお松は、偶然出会ったその男、煙管職人の勘蔵を絞殺してしまった。
この言葉を胸に秘めて、数奇な運命を辿るお松を評して、長谷川平蔵は、「男にはない乳房が女を強くするのだ」というが……。
鬼平犯科帳番外篇。
解説・常盤新平 -
Posted by ブクログ
どれだけ人びとは希望を抱き、そして結果として騙されてきたのだろう。
気づいたときはすでに遅い。
オバマがどれほどの悪人か、それはホワイトハットレポートを読めばわかる。
しかし、オバマケアがどのような”表向きの”目的を掲げ、”本当の目的”を隠して目的を達成したか、それについては私たちは(日本人も)理解しなければならない。
なぜなら。
次の標的は日本だから、です。
政治家が掲げる政策は、
そのどれも、国民の希望を叶えるものであると”錯覚”させるものです。
どれもこれも。
本当の目的とは、1%の人たちの利益を誘導・拡大することにあります。
そのために、99%は? どうなっても構わないのです。
そ -
Posted by ブクログ
私より何歳も下の学生の青春物語なのに
学ぶことが毎ページありすぎて読んでよかった。
ラストスパートが期待以上でジーンと来た。
社会人になってから、世の中幸せ!というよりも
なんで生きていなきゃいけないんだ
なんでこんな辛い目に遭わなきゃいけないんだと
日々、年齢を重ねるたびに増えていくことに
1番最初に気づいたのはたしかに高校時代だったかも
それを思い出させるくらいこの物語の登場人物は
波瀾万丈すぎる。それがグッとくる。
特にあきなちゃんエピソードは泣けた…
え、嘘でしょ…ねぇ嘘って言って…となる部分が
多かった。私だったら前向きに一生慣れないくらい
引きずると思う。このエピソードの前にあ -
Posted by ブクログ
■ この本のテーマ・キーワード
読書 労働
■ 心に残った一文・言葉
読書は人生の「ノイズ」なのか?
■ 特に印象に残ったことや小さな変化
私も含め、現代人が本を読めなくなっているのは労働環境が影響している…。そして凄まじい勢いのネット社会で情報があふれているからこそ、読書という「すぐ答えに辿り着かないもの」への嫌悪感のような感情が芽生えている…。
そう聞くと、これまで自分が読書をできなかったことも仕方ないか、と思えた。
ただ最近では、やはり読書をすることの意義が大きいことを身をもって実感したので、能動的にノイズを摂取していきたいと考えるようになった。
■ 感想や読書メモ
「なぜ働いて -
Posted by ブクログ
“諦めたくなるような状況”に陥ったとき、
貴方はどんなことを考え、どう行動しますか?
本作の主人公は、過去のトラウマから
「どんな時でも、無理だと思うことがいけない」という
考えに囚われてしまいます
一見するとポジティブな考え方ですが、
常に自分に厳しくて、自分の限界を考慮しておらず、
どこか危うさを感じてしまいます、、、
そんな考えを持った主人公は、
地下に閉じ込められた女性を救うべく、
困難な状況に挑んでいきます
救助活動を通して、過去のトラウマと向き合い、
ヒューマンドラマのような人の成長を描いた、
ミステリーの枠に収まらない作品です
果たして主人公は、女性を救うこと -
Posted by ブクログ
親編4人+子編4人、計8人の主人公をいろんなポジションに配置して64年間の日本史をそれぞれのアングルで照らし、“昭和”という巨体を浮かび上がらせる大河小説…壮大すぎてクラクラしつつも、本当に楽しく読みました。こんなドでかい風呂敷広げてちゃんとエンタメとして成立させてるの凄すぎる。
群像劇が好きで歴史小説が好きな人にはたまらないと思います。たまらなかったです。
自分の親や祖父母が若かりし頃どんな世界を見ていたのか、そして自分はどんな世界を見た人たちに育てられたのかということに想いを馳せながら、飛沫を上げるぶっといナラティブに乗って激流を駆け抜けさせてもらいました。最高!