小説・文芸の高評価レビュー
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先輩という存在は、どういうわけか崇高な人に見える時がある。それはお笑いという領域だけではない。部活、サークル、会社、恋愛。傍から見れば野蛮で救いようのない阿呆な先輩でも、先輩が右と言えば右、先輩が美味いと言えば美味い、先輩が面白いと言えば面白い。それほどまでに後輩は先輩を過剰に崇拝する。
主人公の徳永は、先輩である神谷を異常に尊敬していました。話の途中で何度も言われていたように、神谷はどうしようもなくあほんだらです。借金はする、他人の家を転々と住み着く、年中飲んだくれして生活する。誰がどう見てもあほんだらです。それでも徳永は神谷が大好きでした。徳永にとって神谷は「面白い」から。この師弟関係は、 -
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ネタバレ西の魔女:おばあちゃんと過ごす日々から人生について学び教わり成長を知っていくまい。
魔女修行という名目でまいの成長を手助けする西の魔女はなんでもお見通しかのように鋭くでも優しく温かい。きっとまいがどうなっていくか、どんなことを感じ考えるかも予測がついていそうなほど偉大な存在。
「魔女は自分で決めるんだ」魔女でなくても人間誰もに当てはまる必要なことであるが、クラスという縄張りに馴染めなかったまいには魔女修行というものは大きな救いであったと思う。
なにか縋るもの、心休める理由があることで人は本来の姿になれる。
どんな選択を取ろうが、どんな在り方をしようが、どんな結果になろうが、自分で決めたとい -
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ネタバレ生命の本質はこの懐かしさにある、の前にまだずっと元気だった頃、の何気ない思い出が今の状況と交互に懐かしむように描かれているのも良い 死ぬ時は過去しかないし生命を1番感じることが出来るであろう死ぬ時に思い出す思い出がその人を形作るもので、何も無かった徳山にそれをくれたのも初美なんだと思った
私も自分が空っぽだから私が徳山の状況ならほんとにあのまま餓死するとか思ったけど意外と初美を置いて逃げるかもしれんとも思うし、でも私が全て失った時に初美からもう、そのあったかい寝床から出てこんでええ。って言われたらもうずっと悪いままダメになるとしても何としてでもそこにいるだろうな
何度も読み返してしまう作品です -
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ファンタジー、恋愛、ミステリーといろんなジャンルてんこ盛りなのに、全然とっ散らかっていないどころかきれいにまとまってる!
面白くて続きが気になるうえに読みやすいので一気に読み終わりました。
私はファンタジーが好きなので読み始めたけれど、各ジャンル好きな人が楽しめる作品だと思う。
上巻は謎がいくつも残って少しずつ少しずつ真相に迫っていくところで終わったので、下巻で全部回収できるの?という若干の不安と大きな期待で読むのが楽しみです。
町田そのこさんといえば生きづらさ、孤独感、家族間の問題などをテーマにされている印象が強く、個人的にはあまり興味のあるジャンルではないため今作が初読みでしたが、大人 -
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藤岡陽子先生の小説は私の処方箋です。
悩んでいる時に読んでもいいのですが、
私のお勧めは悩んでない時に読んで欲しい。
「青のナースシューズ」という爽やかなタイトルと同じように、内容も晴々しく心も澄んだ青色になります。文章に沢山の色が登場し、色がテーマになっているようです。
藤岡陽子先生の小説を読むと必ずまた頑張ろうと思う事ができます。こんな人生でいいのだろうか、人間関係が上手くいかない、家庭環境で悩んでいる等、誰かの心に勇気を貰う内容です。人生はフル充電ではなくスマホと同じで80%がちょうどいい。100%で動き続けたら人は壊れてしまう。
人は頑張った分だけ強くなる!よくある言葉だけど、一周回っ
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