【感想・ネタバレ】ハヤディール戀記(下) 神々の食前酒のレビュー

あらすじ

きみを守ることが罪なのか――。攫われた巫女エスタの捜索を、従者リルとともに続ける騎士団長レルファン。その間も、王宮では王位継承者を狙った毒殺事件が相次ぎ、レルファンはその対応にも追われていた。掴んでは消える解決への糸口。やがて二つの事件が交錯し、王国の歴史と神話に秘められた暗部が明らかになっていく。大いなる陰謀に巻き込まれた、レルファンとエスタの運命は……。深い余韻を残す王宮ロマンス、万感の終幕。文庫書き下ろし。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

中国の宮廷ドラマみたいなのが好きで、ファンタジーではあるけど、町田そのこさんの作品は、他にも読んだことがあって面白かったので読んでみた!

攫われた巫女エスタの捜索を、従者リルとともに続ける騎士団長レルファン。
その間も、王宮では王位継承者を狙った毒殺事件が相次ぎ、レルファンはその対応にも追われていた。摑んでは消える解決への糸口。
やがて二つの事件が交錯し、王国の歴史と神話に秘められた暗部が明らかになっていく。

ハッピーエンドを想像していたけど、壮絶な最後に感動

0
2026年03月08日

Posted by ブクログ

 繁栄を極める王国ハヤディールを舞台に、攫われた巫女とそれを追う騎士団長との許されぬ恋の行方を描く王宮ロマンス後編。

 上巻では、ミステリーとロマンスが交互に描かれていましたが、下巻では、王国の闇の歴史が徐々に明らかにされるという展開で、怖いもの見たさで次々とページをめくる自分がいました。

 そこには、ただの王道ファンタジーの世界観だけでなく、作者の真骨頂である重いテーマが隠されており、私の勝手なイメージから横溝正史の小説を彷彿とさせらるようでした。

 特に、サブタイトルの「神々の食前酒」の事実が判明した時は、かなり衝撃的でした。

 また、その他にも王位継承の人間模様、恋や友情、騎士道、剣劇など見所がたくさんあり、ハヤディール王国の世界観を十分に堪能することができました。

 ラストも深い余韻が残り、とても味わい深い作品となりました。

0
2026年02月28日

Posted by ブクログ

続きが気になりすぎて上巻を読み終わったその日に下巻を買いに走りました。
恋愛というよりミステリー色の強い下巻、するすると謎が解けていって疾走感がすごかった。早すぎます。てか最後。最後よ。もっとあってよかったのに!!!ラストにももっとページ数かけて欲しかった!!!けど最高だった!!!アニメ化してほしい。番外編ください!!

0
2026年02月19日

Posted by ブクログ

ファンタジーだし、ミステリー要素強め。

綺麗に結びつかないけれど綺麗で純粋なたくさんの種類の愛が町田先生らしくて好き。

0
2026年02月10日

Posted by ブクログ

下巻も読み終わりました。
下巻では様々な謎が明かされていきます。
読み終わって、登場人物たちの幸せを願いたいと思いました。

0
2026年02月08日

Posted by ブクログ

あまりにも内容が良すぎて、もう少しページ数を長くして欲しかったです。ラストはそうきたのか、と。レルファンがひとりの従者を連れて国を出るのですが、名前をあえて出さずに描かれている所も良かったです。スピンオフ作品とか続きがあったら読みたいです。

0
2026年03月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

著者の作品は52ヘルツのくじらたちしか読んでいないが、ファンタジーの人という印象はない。
ファンタジー小説好きでラノベを色々読んできたので、どう違うか興味津々であったが、おっもーいね!エグいね!びっくりしちゃった。
エスタとレルファンの恋物語…途中まではそうだったが、途中から終盤までエスタまったく出てこないし。
しかしながら、だんだんとミステリー要素が強めになり楽しめた。
なおかつファンタジー恋愛ものド定番のお忍びお祭りデートやら、ファンタジーならではの幻想的な光景でのロマンスなどなどいいところを押さえてる
安易にハッピーエンドじゃないのも良かったのかもしれない。
でもエスタとレルフの子供を馬鹿みたいに可愛がるリルとか見たかったな〜
ラストはハヤディール滅亡のお知らせ。え、数百年で滅亡しちゃうん…春の世の夢のごとし…

0
2026年03月14日

Posted by ブクログ

後半は第一妃ルイーダや第二妃シャーリーン、コーネス国王の異母弟クルムトの子ら王族の後継者の投薬事件が頻発、そしてエスタの行方はわからずというところから。しかし、レルファンは諦めずに微かな手がかりを求め、同時に起こっている毒殺事件の時の態度などから、怪しい人物を突きつめて行く。カストナの王族にある特別な力は神々の食前酒と言われるようだが、これは何か?そして容疑者は比較的早くに(読んでいてもわかりやすい)判明するが、犯人の目的が読者には知らされず、しかもめちゃくちゃ強い人たちが差し向けられたのに帰ってこず、こんな残り少しになってどんな強キャラ出てくるんだ?という展開でした。最後は戀記と言うだけの物語だったわ~という締めが待ってます。
ファンタジーだからどんどん続くのかと思ったら、これはこの二冊でまとまるようなお話なんですね。レルファンやリルのその後などをちょっとだけ短編で読めたら嬉しいかな。

0
2026年03月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

胸糞悪いけど面白かった。
ただ、事切れ方が呆気ない。どうせなら悪者は苦しんで死んで欲しい。
悪役でも美学があったりするならまだしも、完全に思考が子供なだけなので、けちょんけちょんにしてほしかったなぁ。

毒に弱いなら、毒矢とか、刃先に毒を塗るとか色々あるやろ…と、思ってしまった。

そしてやっぱりハッピーエンドの方が好きなので、もやもや。
終わり方はすごく綺麗だった。

余談だけど、クルムト表記のはずが、クリムトとなっているところがあった。校正もれたな。

0
2026年03月11日

Posted by ブクログ

探し求めるエスタがいつレルファンと再会できるのか…。次々と起こる事件の真相も気になり読む手が止まらなかった。

0
2026年03月11日

Posted by ブクログ

ちゃんと完了
ハヤディール王国は滅亡し、バヌムス大神殿も存在しない、最後の数行でぎゅっと続刊なしと。
それはそれで良い、下巻の勢いが後半にどどどっとあり終わってしまった感が淋しい…
面白かった!
幸せなようで幸せにはなれなかった2人、多分リルを連れて姿を消す騎士団長、
血が熟すなんて、想像もしなかった展開、
エスタと最後会えたことは良かったがだいぶ悲しい…

そして悪者はやはりな、人。
元王が王家の継承を剥奪した理由もやばい、
悪者がしっかり悪いからファンタジーとして成り立っている。
上下巻サクッと読むには十二分の満足感

次はどんな作品が出るのか楽しみ!

0
2026年03月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

叶わない恋と分かっていながらレルファンを一途に想っているリルがいい子すぎる‥。
そして明らかになっていく過去に、増える犠牲者。
そして、結末が意外すぎる。ラスト涙が止まらなかった。

0
2026年03月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

レルファンがエスタを救い出せるのかが1番のテーマだが、王族毒殺事件も同時進行し、ますます面白くなってきた。

毒殺事件の首謀者に関しては、言われてみれば確かにあいつしかいないってほど、しっくり来た。自分の子まで巻き込んで偽装工作するとは、なんて恐ろしい男だ。
エスタ誘拐監禁犯もかなりヤバい奴だった。何をしても死なないのに毒だけは効くという設定は意味わからんけど、人間、弱点があると、それが気になってしょうがないものなのかね。自分の弱点を克服するためだったら、他人の命などどうでもいいというまさに悪役という感じの奴で、最期が呆気なく感じた。もうちょっと苦しんでくれても良かったな。

リルとエスタの関係性も薄々気づいてはいたものの、予想以上に彼女たちの過去が酷く、重苦しい気持ちになった。
特別な能力を持つということは、悪人に利用される危険性を併せ持つ。だったら、何の能力もなくとも平凡に暮らしていける方が幸せなのかも。

レルファンはものすごく頑張っていたと思うが、正直、肝心なところで役に立ってなかったような…。リルだけいれば、あとはエスタが自力で何とかしたし。まあ、良いか。
あと国王もちょっと無能感あるけど、ハヤディール国これから大丈夫かな?と若干思った。
それと、どうにも全体的に口調が軽いところに違和感を覚えた。騎士団や王族とか、こんな喋り方しないだろうな…と考えてしまうのだけれど、やたらかしこまり過ぎていてもかえって読みにくいし、難しい。

最後は予想とは違う展開になり、意外に感じた。
やっぱり恋愛系は苦手だけど、本書はそれだけに終始している感じではないので、面白かった。

0
2026年03月05日

Posted by ブクログ

色々な伏線などが回収されていくなかで互いに選択していく様子が覚悟を感じられるような描写で、それぞれの立場や関係性にかける想いを感じて良かった。

0
2026年03月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

中盤から一転、急に面白くなった。
物語の謎が徐々に繋がっていき、真相が明らかになってくる。最後が予想外に悲恋だったので、かなり衝撃を受けた……ふたりには幸せになってほしかった。

しかし、下巻を読んでいると、上巻の恋愛パートとの差が激しく感じられた。
この作品を「恋愛物」とするなら下巻は描写が少なすぎるし、「ファンタジー」とするには上巻が恋愛要素が多すぎて、どっちつかずな印象も残る。

0
2026年02月22日

Posted by ブクログ

下巻は、巫女のエスタが見つかるまでに様々な伏線が回収されていく流れだったかと。

エスタを狙った犯人の意図の中には『エスタの血』を飲んだことで、得られる価値を見出したいのだろうか?
よくある「不老不死」などというような、人間は無限に生きられるようなそういうもの。
そこまでして欲しい理由、それはただただ自分に「ないものねだり」をしているだけのように感じる。
得たところで神が振り向き、神に崇められたい承認欲求があると気づく。
その反面実際にそういう力を持ってる人にとっては、
そういう能力を持つ人に妬まれること、持ってることへ神に崇められるという葛藤。
エスタやその『血』を持つ人たちの言葉にも示されている気がした。

その『血』。今回の物語の中での共通点『継承』との葛藤が描かれている側面があったと思う。
良くも捉えれば悪くも捉えられる言葉を持つものだと考えさせられる。
レルファンの騎士団長として、リルの従者とエスタと同様の『血』を持つ葛藤。
人はある特定のものに縛られると苦しみもがき葛藤をし続ける。
昔から引き継がれた価値観や経験がそうさせているのではないかなと思った。
特にレルファンがリルに提案した出来事は正直、リルが思うことを優先しとけよ…と
思わずツッコんだ自分がいます(笑)

今回上下巻と読み切りったあとに感じた、人間の美しく、麗しき愛情の深さと命の儚さと苦しみや葛藤。
ファンタジーという世界の中で感じた「人間特有の不完全さや温かみ」を物語で体験できて、面白かったです。

0
2026年02月22日

Posted by ブクログ

苦しかったぁーーーーー。゚(゚´Д`゚)゚。

1番最初に触れたいのはカルヴァ!!!
あー理想の副団長でございます。
汚れ仕事は請け負います、美味しいところは譲ります、責務はしっかり果たします、なんて完璧すぎます。

物語はかなーりかなーり入り組んで一気にグロさを増す。血みどろとは違うグロさがエグい。。。

レルファンとエスタ派の私としてはこの終わりを受け入れ難くもありますが見届ける価値のある恋でございました。
奇しくもToo bitter Valentines day

2026.2.14
30

0
2026年02月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

上巻から引き継ぎ強いミステリー要素。
リルの出生が明らかになり、エスタとどんどん紐付いていく。あらゆる所からエスタへ一歩、また一歩と進めていく姿は読んでいて飽きず、面白い。
どんどん進んでいく展開にドギマギしながら読んだ。犯人の正体が身近に居たこと、そしてその動機が想像していたものと全く別物であったことにレルファンと共に驚いた。
最終にレルファンがエスタに行き着き迎えた結末は感動物でした。二人で幸せになって欲しかったな。

0
2026年02月13日

Posted by ブクログ

恋愛ファンタジー色の濃かった上巻とは打って変わり、下巻は巫女エスタの捜索や相次ぐ毒殺事件など、ミステリー色が一気に強まる展開。物語全体を通して振り返ると、恋愛×ミステリー×ファンタジーが絶妙なバランスで絡み合い、完成度の高さを感じさせる一作だった。

ファンタジー戦記ものとして見るなら、もう少しバチバチと火花が散るような緊迫感があってもよかったかもしれない。とくにラストの戦いは、もう一段階盛り上げる余地があったようにも思う。ただ、それは「戀記」が目指している方向性とは少し違うのだろう。

それにしても、これまでとは異なるジャンルでありながら、しっかりと“ファンタジー作品”として描き切る町田さんの多才さには驚かされる。しばらくは同系統の作品はなさそうだが、いつかまた別の作品にも触れてみたいと思わせてくれる読後感だった。 ★4.0

0
2026年02月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いやー本当に一代戀記でした!
「戀記」とは、町田そのこさんの造語らしい。
「戀」=恋心、想い慕うことという意味があるので、つまりは「恋物語」ということだ。

最初は単なる騎士団長と巫女の禁じられた恋を起点に、攫われた巫女の奪還を目指す物語だと思っていた。
だからこのタイトルも、ハヤディールという国の名前を冠する恋物語なんて、少し大袈裟では?と思っていた。
だけど、下巻の最後の文章で、「ハヤディール王国の伝説」という箔がついて納得。

上下巻合わせて700ページ越えの長い探索の日々と、いざ突入となった1日の緊迫感あふれる描写。
レルファンやカルヴァ、リルを見ていた時間が長いほど、その無慈悲な結末に、彼らのやりきれない気持ちを想像して胸が痛い。
そんな彼らの気持ちも露知らず、美談や素敵な恋物語として語り継がれていくという残酷な事実もまた、歴史や国の持つ性質なのかもしれないと気づく。

今までの町田そのこさんの作品とは全く違うテイストの作品。
物語の世界にどっぷりと入り込む楽しみを存分に味わえました。

0
2026年02月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

神の妃と騎士団長が、罪と罰を受け入れた上で幸せを知る話

上巻の中盤以降、エスタの誘拐と王宮内での毒殺事件が入り乱れてきたあたりからぐっと面白くなった。
下巻も、中盤ごろまでの推理と謎パートはとても面白く、夢中で読み進めた。
ラストの二文も、この壮大な「戀記」の結末としての呆気なさがまた良く、余韻が残る感じで私は好みだった。

ただ……ハピエンじゃないのかー……というのが正直な気持ち……!!
どんだけご都合展開だろうとも、こんだけ陰惨な過去胸糞な展開を繰り広げるなら、最後はせめて救いのある結末にしてほしかった!
「死んだらおしまい」派の人間なので、「死が二人を分かつとも愛は不滅」みたいな結末には納得できませんでした。

リルの存在もそうで、キャラクターとしては一途で芯が強くてとても好きなんだけど、どうしても「横恋慕」の文字がチラついてしまって……。
ヒーローがヒロインと致し方ない事情から結ばれず、その代わりのように別のキャラと結ばれる(そう匂わされる)展開が個人的にあまり好きではなく、ところどころで挟み込まれるレルファンとのやりとりの時点で嫌な予感はしたのですが……。
結局最後、自由になったレルファンのそばにいたのが彼女だということに、どうにもモヤモヤしてしまった。
それならいっそのこと、エスタもレルファンも死んでしまって、二人で神に「お前ごときに二人の愛は引き裂けないぜ、ざまあみろ!」と言いに行きました、の方がなんぼか納得できたと思う(ひどい感想ですが……)

陰謀うずまく王宮やその裏の歴史などの描写は本当に面白く、時間を忘れて読み進めるだけの推進力のある作品なことは間違いないので、私がモヤった点が気にならない方ならきっともっと楽しめるのだろうと思った。

0
2026年03月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

攫われた恋人を救い出そうとする主人公の苦難、王宮に渦巻く陰謀と亡国の血塗られた歴史、そしてようやく辿り着いた真実の先に…
愛しの巫女ちゃんをやっと助け出したと思ったら、、、こういう悲恋物を書きたかったのかね。。さんざん夢物語を詰め込んだのだから、いっそ最後までバカみたいにハッピーエンドにしたら良かったのに。。
実はエスタと姉妹で王女だった設定のリルちゃんは、ひたすらピュアな良い子だったし、人の善悪も単純でわかりやすい。ファンタジーとしては重厚さに欠けるけど、なんだかんだ文句言いつつそれなりに面白く読み終えました。 来年あたりアニメ化しそう。

0
2026年03月11日

Posted by ブクログ

作者初のファンタジー。
個人的に10年かけて「趣味として」書き溜めてきたものだという。

レルファンや騎士団が誘拐されたエスタを探す中、宮廷で発生した連続毒殺事件。

捜査を進めるうちに明らかになるエスタとレルファンの従者リルの壮絶な過去と滅亡したカストナ王国の悲劇。

邪悪で冷酷な黒幕の正体。

カストナ王族の特異な性質はファンタジーなら許されるか?

どこまでも健気なリルに感情移入してしまい、書名の「戀」はむしろ彼女のものかと思ったが、読み終えてみれば圧倒的にレルファンとエスタの悲恋だった。

作者の趣味が漏れ出る最後の一節には好き嫌いが分かれそう。

レルファンが時折見せるくだけ過ぎの口調は若干気になった。

今も新たに「趣味で」書いているファンタジーがあるらしいが、出版されるだろうか。

0
2026年03月11日

Posted by ブクログ

黒幕側の掘り下げが欲しかった!!
黒幕のヤバさ加減がイマイチ伝わってこなくて…

ラストの駆け足感がすごかったので、もっと余韻のあるクライマックスだと嬉しかったなぁ。

0
2026年03月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

CL 2026.3.3-2026.3.5
王の子供たちの暗殺、王妃の捕縛、なかなかに波瀾万丈な王宮。そのあたりは面白かったんだけど、エスタやキースの血の謎が突飛すぎるのと、ラストに向けて雑にまとめすぎ。

0
2026年03月05日

Posted by ブクログ

中盤のミステリーパートはとても面白かったです。
次々と殺されていく王家の子供たち、犯人は誰なのか?エスタとリルの出生の秘密とは?エスタ誘拐犯の目的とは何なのか?
気になって一気に読めました。

でも終盤の風呂敷の畳み方がちょっと雑なような。
一章一章すごく面白くて、ぐいぐい読めるのですが、ミステリーとしてはオチが弱く、恋愛小説としては心情描写が少なく、ファンタジーとしては現実的で、キースの存在が少し突飛すぎると感じました。
エスタの策略と覚悟は素晴らしかったですが、最後もあまり好きではありませんでした。

0
2026年02月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「最後、切なくて号泣した」というレビューを見て、薄々予想してはいたけれど……
ハピエンじゃないのかー

ロマンスは幸せな気持ちになりたくて読むのだが、終始もやもや、読後もやりきれないorz……
ミステリー要素もあるので、(ハピエンを信じて)ぐいぐい読めるけど、ハピエンは裏切られ、黒幕は登場人物的にあいつだろう、というのはやはりその通りだったうえに、敵のほうが強かった……
ご都合主義ではなく、リアリティはあるけれど、個人的には、すっきりハピエン、あー幸せ♡という気持ちになりたかったので、好みとは違ったかもしれない。

ヒーロー、ヒロインの関係もone and onlyが好きなので、横恋慕とかあまり好みじゃないのだが(ヒーローがばっさり切り捨てて、そいつに冷たいとかならいいけど)、結局はヒロインとではなく、横恋慕側と結ばれてる感じがすごくもやもやする。

リアリティのある内容だっただけに、24歳の元遊び人(というかモテ男でそれなりに女性経験のある男)が、これから女盛りを迎える可愛い歳下女子(しかもヒーローにベタ惚れ)と2人きりで旅に出て、その後の長い年月、何もないわけがない、と思ってしまう。死んだヒロインに操を立てて一生を過ごすようなヒーローではなさそうだし、年月が経ったら、この従者の子とひっそりと幸せな家庭を築いてそうだなーと思えて、ヒロインと結ばれなかっただけでももやもやするのに、最後にいくらヒーローとヒロインの恋の話が後世に伝わったとか書かれても、現実的には横恋慕のほうとくっついてるだろとしか思えず、心に響かなかった。

上巻を読み終えたときに思ったことなのだが、ヒロインは傷がすぐ治る体質なら、処女膜は戻るのだろうか? ヒーローに純潔捧げてたけど、毎回痛いのかな……でも最後、出血が止まらないという状況もあるなら、処女膜は一回破れたら終わりなのかな……それに避妊とかどうしてんの?と思ってたら、やっぱ子ができてんじゃん〜! ヒーローめ……誓いも結局、守れてないし……(まあ、ヒロイン的には幸せを感じて死んでいったから、ある意味、守れてはいるのだけども、読者として個人的には幸せを感じられなかったので、消化不良な感じ)

それと、クルムトの執事(だったか?)のドルマンが本邸を調べるようにヒーローに言ってたけど、結局、ヒロインは本邸ではない遠くに監禁されてたわけで、あれ何だったんだ? 読み飛ばしたかな……?

下巻は最後が気になって、我慢できずに夜遅くまで読んでしまったが、ハピエンじゃなかったせいで、読み終えて眠るときにもやもやしすぎて、なんかすっきり寝つけなかった……

上下巻でボリュームはあるけど、飽きさせないストーリーは、さすがの作家さん。でも、作風としては切ない系が好みなのかな……『52ヘルツのくじら』ではめちゃ泣かされたし……

このあとは、何かキュンキュン、萌えるロマンス作品が読みたい。『大正學生愛妻家』みたいな……(漫画だけど)

0
2026年02月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

レルファンは黒幕を突き止め、副団長のカルヴァ、従者のリルと共にエスタを助けに行くが、なかなかハードな相手で。

黒幕は順当。いきなり出てきた強敵には呆気にとられたが、それしかないラストだった。

カルヴァらレルファンの仲間たちは魅力的だし、リルの健気さもエスタの強さも好ましいものだから、読み心地はいい。ラストも納得できるものだったし。

0
2026年02月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

謎とハッピーエンドを目指して読み進みも、エスタは助からず無念 生まれた時から悲惨な目にあって束の間恋をして、でもまた鬼畜に捕まった。鬼畜どもは死んだけど思い知らされるような事もなく、不完全燃焼
毒耐性や驚異の回復力ぐらいはいいが、いきなり出てきたキースの不死身力はいただけないかな

0
2026年02月14日

Posted by ブクログ

レルファンがなぜエスタとリルを姉妹だと断定しているのかが分からず、可能性は高くても間違いないと言えるだけの情報出てないよね?と納得できず。ミステリー要素強いのに情緒的すぎて、読んでて落ち着かない。
小中学生の時に読んでいた本のようで懐かしくはあったが、なんだか感情移入できず、騎士団長もカッコいいとは思えず、少し寂しい気持ちになった。

0
2026年02月05日

「小説」ランキング