【感想・ネタバレ】ハヤディール戀記(下) 神々の食前酒のレビュー

あらすじ

きみを守ることが罪なのか――。攫われた巫女エスタの捜索を、従者リルとともに続ける騎士団長レルファン。その間も、王宮では王位継承者を狙った毒殺事件が相次ぎ、レルファンはその対応にも追われていた。掴んでは消える解決への糸口。やがて二つの事件が交錯し、王国の歴史と神話に秘められた暗部が明らかになっていく。大いなる陰謀に巻き込まれた、レルファンとエスタの運命は……。深い余韻を残す王宮ロマンス、万感の終幕。文庫書き下ろし。

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Posted by ブクログ

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町田そのこ先生初のファンタジー小説。 すごく、良かった。前半は神妃となった巫女、エスタと騎士団長レルフの恋、そして攫われたエスタを探すうちに起きる別の毒殺事件。ミステリ色の強い作品で面白く、特に下巻からは一気読みだった。 私の推しはレルファンの従者リル。すごく健気で、可愛くて、応援したくなる。幸せになってほしい。ハッピーエンドと言えるかは微妙な結末だけど、納得のラスト。外伝とか出ないかな。

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2026年03月28日

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ネタバレ

中国の宮廷ドラマみたいなのが好きで、ファンタジーではあるけど、町田そのこさんの作品は、他にも読んだことがあって面白かったので読んでみた!

攫われた巫女エスタの捜索を、従者リルとともに続ける騎士団長レルファン。
その間も、王宮では王位継承者を狙った毒殺事件が相次ぎ、レルファンはその対応にも追われていた。摑んでは消える解決への糸口。
やがて二つの事件が交錯し、王国の歴史と神話に秘められた暗部が明らかになっていく。

ハッピーエンドを想像していたけど、壮絶な最後に感動

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2026年03月08日

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ネタバレ

町田さんがファンタジー?と思ったけれど、やはり上手い方は何を書いても面白い

甘々かと思いきや、色々とエグ味の有る展開と甘くないラストが、この人らしい

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2026年06月15日

ネタバレ 購入済み

悲しさ故に心に残る...。

ハヤディール戀記、読了しました。
悲しい結末ではありましたが、魅力的な登場人物、国、信仰等、様々な要素が絡み合い、とても読み応えがありました。
文末で本作の舞台が、既に歴史の彼方に消え去っていることが、得も知れぬ余韻となっています...。
友人から勧められて、初めて町田その子先生の作品に触れました。
折を見て、他の作品を読んでみたいです。

#深い #切ない #泣ける

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2026年06月13日

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ネタバレ

(上巻より)

それと、ファンタジーにも許容範囲というものがある。
人によるとは思うが、
人間の姿から麒麟や三本足の烏となる、
指輪をはめると姿が見えなくなる、
写した文字が魔法の力を持つは、受け入れられる。
(ちなみに、衣装箪笥の奥が異世界につながってるのはどうかと思っている)
だが、切り落とした腕が生える、
首を切り落とされた胴体から頭部が生えるは、
許与範囲を超えていた。

そして、騎士団長と巫女、そして、巫女の妹、
国王の従兄弟と第二妃と誰の戀愛も悲しい終わりを迎えているところが、
何より受け入れることができなかったのだと思う。

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2026年05月30日

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ネタバレ

著者の作品は52ヘルツのくじらたちしか読んでいないが、ファンタジーの人という印象はない。
ファンタジー小説好きでラノベを色々読んできたので、どう違うか興味津々であったが、おっもーいね!エグいね!びっくりしちゃった。
エスタとレルファンの恋物語…途中まではそうだったが、途中から終盤までエスタまったく出てこないし。
しかしながら、だんだんとミステリー要素が強めになり楽しめた。
なおかつファンタジー恋愛ものド定番のお忍びお祭りデートやら、ファンタジーならではの幻想的な光景でのロマンスなどなどいいところを押さえてる
安易にハッピーエンドじゃないのも良かったのかもしれない。
でもエスタとレルフの子供を馬鹿みたいに可愛がるリルとか見たかったな〜
ラストはハヤディール滅亡のお知らせ。え、数百年で滅亡しちゃうん…春の世の夢のごとし…

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2026年03月14日

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ネタバレ

胸糞悪いけど面白かった。
ただ、事切れ方が呆気ない。どうせなら悪者は苦しんで死んで欲しい。
悪役でも美学があったりするならまだしも、完全に思考が子供なだけなので、けちょんけちょんにしてほしかったなぁ。

毒に弱いなら、毒矢とか、刃先に毒を塗るとか色々あるやろ…と、思ってしまった。

そしてやっぱりハッピーエンドの方が好きなので、もやもや。
終わり方はすごく綺麗だった。

余談だけど、クルムト表記のはずが、クリムトとなっているところがあった。校正もれたな。

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2026年03月11日

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ネタバレ

名前がカタカナで意外と登場人物も多かったので、この人誰だっけ?というところと、少し話が長い感じがあったけど、基本サクサク読めた。
予想よりたくさん人が亡くなった。
終盤は思わず泣いてしまった。悲しい…
ハッピーエンドが良かったけれど、願い叶わず。最後に会えてお別れの挨拶ができただけ良かったのかな。

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2026年05月03日

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ネタバレ

一気に読み終えた。

そうか、このオチのために、
上巻はエスタとの幸せなエピソードが挟み込まれていたのか、あまりに切なくて悲しい。
お話としてとても綺麗なのはわかってる、わかってるけど、それでもどうしてもハッピーエンドにしてほしかった。大人向けのファンタジーはいつもこうだ。ご都合主義じゃないけない理由がなにかあるのか?大人向けだから?

リルだけが望むものを手に入れたよね。
リルが良い子なのはわかるけど、そこはやっぱりエスタとの幸せな未来を見たかった。

上巻はきっちりミステリーだったけど、下巻に入ってからは割とがっつりファンタジーで、「神々の食前酒」が物語に登場してから、そういうことだろうな、とわかってしまった。
最強の刺客が最終的に鬼滅の鬼すぎるし、終わり方はレーエンデ物語ぽさもある。

ところで帯の煽り文句「きみを守ることが罪なのか」は合ってる?「無理やりにでも攫えばよかった」のほうがお話には合ってる気がするけど。

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2026年04月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

神の妃と騎士団長が、罪と罰を受け入れた上で幸せを知る話

上巻の中盤以降、エスタの誘拐と王宮内での毒殺事件が入り乱れてきたあたりからぐっと面白くなった。
下巻も、中盤ごろまでの推理と謎パートはとても面白く、夢中で読み進めた。
ラストの二文も、この壮大な「戀記」の結末としての呆気なさがまた良く、余韻が残る感じで私は好みだった。

ただ……ハピエンじゃないのかー……というのが正直な気持ち……!!
どんだけご都合展開だろうとも、こんだけ陰惨な過去胸糞な展開を繰り広げるなら、最後はせめて救いのある結末にしてほしかった!
「死んだらおしまい」派の人間なので、「死が二人を分かつとも愛は不滅」みたいな結末には納得できませんでした。

リルの存在もそうで、キャラクターとしては一途で芯が強くてとても好きなんだけど、どうしても「横恋慕」の文字がチラついてしまって……。
ヒーローがヒロインと致し方ない事情から結ばれず、その代わりのように別のキャラと結ばれる(そう匂わされる)展開が個人的にあまり好きではなく、ところどころで挟み込まれるレルファンとのやりとりの時点で嫌な予感はしたのですが……。
結局最後、自由になったレルファンのそばにいたのが彼女だということに、どうにもモヤモヤしてしまった。
それならいっそのこと、エスタもレルファンも死んでしまって、二人で神に「お前ごときに二人の愛は引き裂けないぜ、ざまあみろ!」と言いに行きました、の方がなんぼか納得できたと思う(ひどい感想ですが……)

陰謀うずまく王宮やその裏の歴史などの描写は本当に面白く、時間を忘れて読み進めるだけの推進力のある作品なことは間違いないので、私がモヤった点が気にならない方ならきっともっと楽しめるのだろうと思った。

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2026年03月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

攫われた恋人を救い出そうとする主人公の苦難、王宮に渦巻く陰謀と亡国の血塗られた歴史、そしてようやく辿り着いた真実の先に…
愛しの巫女ちゃんをやっと助け出したと思ったら、、、こういう悲恋物を書きたかったのかね。。さんざん夢物語を詰め込んだのだから、いっそ最後までバカみたいにハッピーエンドにしたら良かったのに。。
実はエスタと姉妹で王女だった設定のリルちゃんは、ひたすらピュアな良い子だったし、人の善悪も単純でわかりやすい。ファンタジーとしては重厚さに欠けるけど、なんだかんだ文句言いつつそれなりに面白く読み終えました。 来年あたりアニメ化しそう。

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2026年03月11日

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