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読売巨人軍の現役選手だった三十歳の夏、神宮の花火大会を見物中、突然、パニック発作に見舞われた。飛行機、新幹線に乗れなくなり、ひどい眩暈に襲われ、 わけもなく涙が出て止まらない。完全にうつ状態になり、ついには強い自殺衝動が――。そんな病との闘いを繰り返し、現在「おおむね健康」といえる心身を取り 戻しつつある。なるべく医師と薬に依存しないようにして導き出したその対処法は、「孤独と飢えを味方にする」という考えをベースに、自分と暮らしをシンプ ルにすることだった。体験者ならではのリアルかつ具体的、実践的なパニック障害克服法。
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Posted by ブクログ
私は昨年突然パニック障害を発症しました。
それまでに何度か適応障害を発症し、旅行や移動で気分転換をして、なんとか生きる気力を保ってきましたが、飛行機にも新幹線にもタクシーにもバスにも電車にも乗ることができなくなり、本当に死んでしまおうかと悩んでいました。
精神科医が記したパニック障害の本を読んでもなかなか響かず、改善せず、薬の量が増え、行動範囲が狭まる一方。
そんななか、この本に出会えて本当に震えるほど感動しました。
全編を通して、うなずきながら、号泣しながら、一気に読みました。
後半の根治方法もひとつずつ試していこうと思います。
生きます。ありがとうございました。
参考になりました
わたしもパニック障害で、発症してから良くなったり、悪くなったりを繰り返す日々です。
いろんなことを試してきましたが、症状がぶり返してしまい、そんな時に読ませていただきました。
いろいろな長嶋さんの実践されたことや経験はとても参考になるし、何もしないよりは試しにやってみることで良くなるかもしれないなと少しでも希望を持つことができました。
何より、回復された方の話し完治された方の話しはパニック障害のわたしにとって希望です。
もう一度読み返してみて、やれそうなことから取り組んでみようと思いました。
本を出版してくださってありがとうございました!という気持ちです。
Posted by ブクログ
長嶋一茂氏がこの病気が原因で引退を余儀なくされた事、本気で自殺を考えていた事、重篤なパニック発作発症の経緯など全てを披瀝している姿勢にはただただ感心した。
親鸞の「歎異抄」の教えから導き出した彼独自の人生哲学も素晴らしい。「人間はそもそも偽善者である」という言葉から、彼は様々なパニック障害を治すための哲学を見出していく過程は素晴らしかった。
彼は本書でリハビリ法についても数多く触れている。
ただ同じ病気を抱えた人が彼のリハビリ法を全て実践するのはよくない。
一茂氏はれっきとした元アスリートであり、体質、思考も人それぞれなのだから。
まず真似をしてみて、自分に合ったものだけをチョイスして継続すればよいと思う。
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