小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
研究成果は常識を覆す大発見。
大発見までの道程、その後の展開が大変面白く!!描かれている。
探求姿勢が秀逸で全力をかけている上、発想が柔軟で常識を疑えるからこそ発見につながっている。発見を証明して反論に耐える論文をしたためるための実験にも妥協はない。
とにかく観察が好きで、どっぷりハマっている様子、生き物への愛着がわかるが、観察している時や、実験している時、研究成果を発表している時の感情まで、本に書いているところが面白すぎる。
研究成果を一般の人とも共有したいということからの講演活動、メディアへの出演活動、本書の執筆活動や、様々な動物への研究成果の展開を考えた動物言語学という分野の立ち上 -
Posted by ブクログ
主人公とヒロインがとても気高く、小説全体に品格を感じた。
彼らは絶望的な状況でもやけになったり、安易な道を選んだりしない。
それぞれの選択と意志の強さに胸を打たれた。
善良で、罪のない、20代30代の人たちが
絶望の淵に追いつめられていく。
残酷で胸が苦しくなった。
後半じわりじわりと恐怖がつのった。この世界に没入しすぎて緊張したのか、読んでいる自分まで腹痛に襲われたことが恐ろしく、読むのを一時中断。少しずつ慎重にページをめくった。結末にむけ覚悟をつくりながら。
でも最後まで読んでよかった。立ち直れないほど悲しく辛くなるのではと心配したが、意外とそんなことはなく、読後は静かな余韻につつま -
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ネタバレ謎解きなんだけど、じんとくる結末。よく練られたお話で、読むのに時間はかかったがとても面白かった。
青吾のパートナーである多実が、ある日突然行方不明になった。長崎県の五島列島の遠鹿島に一泊旅行に出かける時、お土産、楽しみにしててね。と言っていたのに。警察に邪険な扱いをされながらも行方不明者届けを出した青吾のところへ残酷な知らせが入る。イデグチハルヒコという男性と一緒に海難事故にあった可能性があるという。それが誰なのか皆目分からない青吾のところへ、なんとその出口波留彦の妻の沙都子が現れた。
沙都子も多実の事をまったく知らずに、事故について調べ始めていた。2人で情報交換しながら波留彦と多実は子どもの -
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文字が書ける葉っぱ、タラヨウ。
以前この本で知ってから探していたその樹に、先日偶然出会えました。「もしかして、ミクジ…?」
うれしくてこれも何かのご縁かもしれないと思って、そのまま一気に再読。
心に残ったのはこの2つの言葉です。
一つは『ポイント』。
仕事や人生の選択肢に迷うと、つい「目的地」ばかりを必死に探してしまう。けれど、主人公の慎が気づいた「まず知るべきは現在地だったんだ」という言葉に、思わず手が止まりました。小さな好奇心、やってみようという気持ち。そこが原点。なのだと。ポイントカードも素敵で、ギターの話が一番好きです。
もう一つは『マンナカ』。
転校生の和也くんが周囲に馴染めな -
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ネタバレ評価の高い本だったので小学生の子どもに渡したところ、夢中になって爆速で読み終わってしまいました。
「お母さん、すごくいい話だったから絶対読んで!」と激推しされ、「ねえねえどこまで読んだ?」と逐一確認されるほどに。
親目線で、こころの両親の距離の取り方に賞賛を与えたい気持ちと解決できない複雑な問題に頭を悩ませました。他の子の親も、きっとそれぞれの立場でできる限りのことをしていて誰も悪くないのに問題を抱えて行き詰っている様子に心が痛みました。
ただしアキの父、お前はダメだ。
物語の収束に鳥肌が立ちっぱなし。2周目の冒頭に意味が生まれたことにも震えが止まりませんでした。
こころちゃん、1年で -
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ネタバレ星5を付けて良いのか迷った。
けれど、この事件は忘れてはならない、後世に伝えて同じことを繰り返すまいという気持ちで星5を付けさせてもらった。
私が生まれる前に起こった事件だが、
事件を知ったときの衝撃は今でも忘れない。
この本を読む前から何度かネットでも調べたりしていた。
そんな事件の加害者たちを取材した書籍が出版されたとのことで手に取ってみた。
途中、何度も本を閉じようかと思った。被害者のことを考えると涙が止まらなかった。
去年生まれた娘が同じようなことされたら…?
わたしは犯人をどうしてしまうのだろう。
被害者遺族の気持ちも考えると心が痛くて苦しくてページをめくる手が重い。
だが、最 -
Posted by ブクログ
読書のきっかけとなった本
戦争をテーマにしており、重すぎてリタイアしてしまうのではないかと不安もあったが、少女セラフィマの成長、緊迫した空気、先の気になる展開で、長編(500p以上)だったがあっという間に読み終わった。
元帥に昇格する予定の軍師との対話では二手三手先を読んだ会話で非常に興味深かった。序盤で生き別れた幼馴染との再会を果たし、戦争という特殊な環境でも染まらず女性に乱暴をしていなかった幼馴染が最後に豹変してしまうシーンは衝撃と1人の人間を簡単に変えてしまう戦争の異常さを痛感させられる。
物語が面白くて続きを読みたくなる中毒性と戦争をテーマにしているため考えさせられるシーンも多く「面白
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