ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 金星への帰還 夜明けを信じ続けた、金星探査機「あかつき」の再挑戦と復活

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    金星探査機「あかつき」開発のプロジェクトマネージャーが語る、あかつき開発の経緯と運用中に起きた問題とそれをどう解決したかを解説した本。軌道制御エンジンが壊れた状態で姿勢制御エンジンだけで周回軌道にのせるなんて、凄すぎる。最後まで諦めない日本の宇宙開発の精神を感じた。

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    2026年07月12日
  • 最恐ホラー 呪われた図書館

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    まさかの平山夢明×背筋!
    こんなん外れなくおもろいっすよね
    すんごくペラッペラな一冊。短編2本のみ。

    『笑う女が立っている』背筋
    『そして家族全員、焼きそばス』平山夢明

    どっちも、たったこれだけの紙幅で安定の面白さ。1本(2本?)満足。最後まで読んでもう1回すぐ読み直したくなる短編小説、それって最強では?

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    2026年07月12日
  • 遠近法

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    ★5 16世紀中葉のフィレンツェ、なぜ画家は殺害されてしまったのか? 全て手紙のやり取りだけで物語が進行する書簡体小説

    ■あらすじ
    16世紀中葉のフィレンツェ、サン・ロレンツォ聖堂のフレスコ画の前で、画家が殺害される事件が発生。さらに彼のアトリエには、フィレンツェ公コジモの長女であるマリアを模した猥褻な絵が残されていた。

    コジモは信頼している側近のヴァザーリに事件の解明を依頼、彼は関係者に書簡をおくり助言を求めるのであった…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    ★5 全て手紙のやり取りだけで物語が進行する書簡体小説。ルネサンス期のイタリアはフィレンツェを舞台にしており、現実にあった出来事を背景

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    2026年07月12日
  • 変な地図

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    雨穴さんの本は全て読んだが、全て1日で一気に読破できる。めちゃくちゃ読みやすくて、読後感がいい。今回はまた前作までとテイストが違ったが、謎が解き明かされる度に感心してしまう。ミステリーはこれだからやめられない。

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    2026年07月12日
  • さばの缶づめ、宇宙へいく 鯖街道を宇宙へつなげた高校生たち

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    福井県の小浜水産高校(現 若狭高校)が、14年の年月をかけて開発した"サバの缶詰"。
    JAXA認定の宇宙食として宇宙へ旅立ち、2020年、野口聡一さんがISSでそのサバ缶を食べる。

    ドラマは未視聴で読みました。
    てっきり、元々宇宙食を作る目的で、進学校が研究を重ね開発したのかと思っていました。
    全国的にも少ない水産高校。漁業や水産加工が主な高校の中身も興味深いものでした。
    そこへ赴任された小坂先生、当時の生徒たち、縁あって繋がっていく様々な大人たち。
    全てが噛み合って、目標を持って諦めなかったからこそ、こんな壮大な夢が実現した。

    何より、生徒たちが自主的に学ぶ姿、取り組

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    2026年07月12日
  • シルバー湖のほとりで 大草原の小さな家(4)

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    著者として訳者しか記名されず、作者のワイルダーが示されないのはなぜであろうか。
     メアリーが失明したのは猩紅熱によるとあっさり描かれている。また、インディアンとの混血の男性が助けてくれる場面がある。シルバー湖のほとりで会計係として父親が働く、新年になってから農地の取得の役所での争いに勝って、やっと沼地のほとりの農地を手に入れることができたところで終わる。
     西部開拓時代の話である。 

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    2026年07月12日
  • スイッチを押すとき

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    さすが山田悠介。とても読みやすい。
    内容も、とても非現実的なのにあっという間に引き込まれる。
    どんでん返し感はあまり無かったが、とても面白い結末だった。

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    2026年07月12日
  • あの夜のことは⋯

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    ネタバレ

    3作目いちばん好き。
    事件に興味がないから、ふたりの心情に集中できるストーリーが良かった。

    ただ、シリーズ全てセクシーな体型の美男美女の組み合わせで複雑な気持ちにもなった。
    それだけが正解だと多様性がなさすぎて、世界は少し寂しいと感じる。

    それを引いても充分面白かったけどね。
    容姿も仕事も隙のない設定だからこそ、この結末が効いてくるのは分かるし。
    (色んな人に大金渡しまくるカイルの経済感覚は分かんない)

    ところで続きは翻訳されてないのか…
    そろそろウィルキンズ主役で読みたいな。

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    2026年07月12日
  • 木曜日にはココアを

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    12編の短編が最後でしっかり重なる姿はお見事としか言えません。
    最後の一言、オチがしっかりついていて、圧巻です!!
    一気に読みきってしまいました。恋愛にも色んな形があると思いました。
    約10人の、色恋話がハートフルに続いて、しみじみしてしまいます。ぜひ、一気に読み切ることをお勧めします。

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    2026年07月12日
  • チルドレン

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    笑えるし、しっかり謎もあってしっかりスッキリするし、入り込めちゃうからめちゃめちゃ面白い。サブマリンも読んでみたい。

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    2026年07月12日
  • 悪の教典(下)

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    情景描写が丁寧で文章なのにここまで緊迫感を感じらさせられるとは...
    貴志祐介さんの筆力の凄さを再確認
    予想通りには行かない展開、非情過ぎるサイコパス蓮実聖司の強烈なキャラクター
    展開が読めなくて面白くて一気読みしてしまった。

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    2026年07月12日
  • 近畿地方のある場所について

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    なんかめっちゃ好きだった
    どんどん要素が繋がっていくのが癖になる
    嫌な気付きが散りばめられてて最高にゾクゾクした
    怖かったです

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    2026年07月12日
  • 本屋さんのある街で

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    タイトルの通り、色んな本屋さんが関わる5つのお話。
    本屋さんのシステムってそうなんだぁって知れる事も沢山あったし、

    これからの人生の中で本屋さんに関わる人達、とにかくどれも素敵なお話でしたし、そんな本屋さん行ってみたいなぁと思ったり、分かる!
    本屋さんって大事なんだよなぁって利用者側の気持ちだったりも思ったり…

    瀬尾まいこさんのお話は読んだことがあり、やはり素敵だなぁと思ったり、初めて触れる著者の方もいて、凪良ゆうさんのお話がとても素敵でした、温かい言葉たちで、わたしに刺さる言葉というか、自分も無意識に無理をして、色んなプレッシャーから潰れた事もあり、

    悪気がないゆえ防ぎようもないなにか

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    2026年07月12日
  • ぎょらん(新潮文庫)

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    数ヶ月前に、祖父を亡くした。

    92歳。親戚は大往生だと口々に言っていた。

    田舎で暮らしていた祖父は、体調を崩して都市部の病院に入院し、その後そのまま施設に入った。
    施設に来てからは家に帰りたいと言っていたそうだ。
    そして、その願いが叶うことなく亡くなった。
    祖父は本当に幸せだったのだろうか。

    私自身、仕事も忙しく、幼い子供もいるため、なかなか見舞いに行くことができなかった。
    両親と明日見舞いに行こうと約束をした。その朝に亡くなった。死に目には会えなかった。
    祖父のために、自分にできたことがもっとあったんじゃないか。ずっと考えていた。

    生きていると、日々後悔をする。
    よく「やらずに後悔す

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    2026年07月12日
  • 夢の上 サウガ城の六騎将

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    青空を取り戻す為に戦った、アライスと彼女が率いるケナファ騎士団。その騎士団の士隊長6人それぞれの入団に関するエピソードの短編集。
    すっっごくよかった…!本編との繋がりにニヤッとしたり新たな情報に心打たれたり
    こんなのみんな好きになってまう

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    2026年07月12日
  • おむこさんは殺人鬼

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    おむこさんは殺人鬼
    荒木あかねの短編。同志と共に人生を切り拓くミステリー作品集と謳われており、全編、二人の人間達がペアで活躍する。

    同好のSHE
    夜行バスに乗って、これから憎んでいる人を殺しに行こうとする女性と、彼女の隣の席になり一瞬で彼女の違和感に気が付き彼女がナイフを持参している事を見破った女性。隣通しの席で運命的に探偵と殺人を計画している人物が関わり合うという斬新な設定で物語が始まる。その中で後ろの席の人物の財布、携帯などが盗まれる事件が発生、二人が巻き込まれていく。とてもシンプルに見えながら、短編の中にどんでん返しまで盛り込み最終盤には大満足の読み応えである。瑠璃の立ち振舞いについて

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    2026年07月12日
  • 私が殺した少女

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    【900冊目記念レビュー】誘拐されたヴァイオリンの天才少女を探せ! ハードボイルドの名作シリーズ、第102回直木賞受賞作

    ■あらすじ
    私立探偵沢崎のもとに依頼の電話が入る。依頼人の自宅に行くと、いきなり誘拐犯の扱いを受けてしまう。事情を聞くと、依頼人の娘であるヴァイオリンの天才少女が誘拐されてしまったというのだ。

    警察から犯人扱いをされる沢崎だったが、続けて犯人から身代金の運搬を指示されてしまう。図らずも誘拐事件に巻き込まれてしまった沢崎は…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    900冊目のキリ番記念に読んだのは、骨太な私立探偵小説、ハードボイルドの名作。第102回直木賞受賞作です。

    始まっ

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    2026年07月12日
  • 天使は見えないから、描かない

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    ネタバレ

    終盤は号泣しながら読んだ。
    叔父と姪の恋愛という関係は最初は受け入れ難い印象だったが、永遠子と遼一さんの心情を知るにつれてこんな美しい関係があるのかと思えてきた。家族や全てを捨ててまでこの人が欲しい、添い遂げたいと思うような恋愛を自分もしてみたいと思った。
    友人や近しい人に対して自分の気持ちを素直に表現できない永遠子に共感しまくった。ラストで友人の萌に言ったセリフ「理解されなくてもいい、なんて思ってないよ。萌にはわたしを理解して欲しい。そして味方でいて欲しい」という言葉に強く胸を打たれた。

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    2026年07月12日
  • たゆたえども沈まず

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    美術を学ぼうと思い、個人的に興味のある印象派の絵画を学び始めた。その中でゴッホの絵画を見る機会があり、ゴッホへの理解を深めたいと思いこの一冊を手に取った。
    あくまで小説であり、フィクションだという前提だが、ゴッホやそれを取り巻く人たちの機微がとても細かく描かれており、読み終わった後の満足感が大きかった。
    ゴッホの絵特有の孤独感や寂しさの背景を少し知れたような気がした。

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    2026年07月12日
  • ペッパーズ・ゴースト

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    伊坂幸太郎、みんな学生の頃に読み漁りましたよね。時間も忘れて読んでしまうあの興奮は変わらないなと思いました。伊坂作品のヒーロー大好き!アメショーとシアンもこれでもかというくらい魅力的でした。
    伊坂作品の弱いものを虐げる卑怯への怒りや、どんな悲しみの中にも救いを書いてくれるところがずっと好きです。

    しかし作中に何度も出てくるメタ要素の理由だけはあんまりわからなかった…いや途中まではわかるんですよ、場面が交差した後はもうなくなるかと思ってた!もう一度読み返したらわかるかな?

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    2026年07月12日