小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
私の老母が自宅階段で転倒して骨折し、地元の病院に入院した。
その帰り道に、20年ぶりくらいに訪れた書店で見かけたのが本書。
例によって読み始めるまでに少し時間が掛かった。
ジェーン・スーさんは「相談は踊る」という番組の頃にポッドキャストを聴き始め、今も「生活は踊る」の相談コーナーをポッドキャストで聞き続けている。
相談の分析とアドバイスが的確で、相談者に寄り添いつつもどこかで冷静な視線を向けているところが受けているのであろう。
本書でも、消し去りきれない父子の情を漂わせながらも、どこかで父親を客体化して、合理的な解決策を講じていく姿を見ることができる。
とはいえ、ラジオの生放送直前にもちょく -
Posted by ブクログ
わくわくする本だった。
自分が小さい頃に思い描いていた昆虫学者の姿を体現したような好奇心と行動力に満ちた体験談は非常に面白かった。一学者としては、外来種を持ち込んだ過去の人を非難し、駆除すべき対象だと言う考えに至ることは自然だが、かと言って目の前の命を奪うことができないというジレンマは自分も何度も感じたことがある。虫取りやバードウォッチングをしている中で、人間の営みの悪影響を感じることは多分にあるが、今の自分の生活がそういった人間活動に支えられていることは分かっている。自然を真に愛している人はそういった幾つものジレンマに気づくものだと思う。そんな中で自分なりの「自然」との付き合い方を見つけてい -
Posted by ブクログ
ネタバレAudibleで。
期間2025/12/14~12/19。12時間33分。
パッケージに釣られて。
・某政治家の不適切発言による炎上を収束させなさい
・某ファミレスの売り上げワースト店舗を何とかしなさい
・某航空会社の客室乗務員のセカンドキャリアについて考えなさい
・赤字経営が続く某市立病院の経営を立て直しなさい
厚労省官僚の真波莉子のお話。総理大臣の隠し子だが、正妻やその子とも仲良くやっている設定。
第1話で追及を逃れるために、いきなり厚労省という立場を捨て、様々な職場で問題を解決していくというお話。厚労省官僚だったという立場と経験を生かして難問に立ち向かっていく様は中々痛快。ボディガード役