あらすじ
俳優で音楽家、星野源はじめてのエッセイ集! 携帯電話の料金を払い忘れても、部屋が荒れ放題でも、人付き合いが苦手でも、誰にでも朝日は昇り、何があっても生活はつづいていく。ならば、そんな素晴らしくない日常を、つまらない生活をおもしろがろう! 音楽家で俳優の星野源、初めてのエッセイ集。俳優・きたろうとの文庫版特別対談「く…そして生活はつづく」も収録。
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Posted by ブクログ
面白かった!
たまに訪れるなんで生きているのだっけ?という疑問を持つ期間に読みました。
全ての人に平等にいずれ訪れる「死」と、それまで延々とつづく「生活」だけ
毎日の地味な部分をしっかり見つめつつ、その中にもおもしろさを見出すことができれば…
など、すとんと納得できることが書いてあって自分の生活も面白がりたいなと思いました。
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“つまらない毎日の生活を面白がること“がテーマの本。
オードリー若林のエッセイ本を読んだ人は、是非この本も手に取って欲しい
面白すぎてクセになる〜個人的には『おじいちゃんはつづく』『舞台はつづく』のお話が最高に面白くて感動した。
Posted by ブクログ
ずいぶん前に書店で購入したのだが、なぜだか読まないまま、積読ではなく、本棚に綺麗に並べていた。
多分買ったのは2019年。POP VIRUSを聴いて星野源にどハマりして、色々追いかけてた時期だったとおもう。
小説ばかり読んでいたから、初めてエッセイ集を買って、なんだかそれで満足してしまった。だけど、大好きな星野源の作品を積読しておくのは、あまりに無礼で許せなかった。だから、読んでないのに、本棚にしまった。
そんな気がする。
あれから6年が経ち、僕は20代最後の1年を迎えようとしている。
そんな中、星野源のライブに行った。最新作Genを引っ提げての大阪城ホール公演。
もう、最高だった。
音楽っていいなぁ。創作っていいなぁ。
そんな思いに酔いしれて、帰路、JR大阪環状線に揺られながら「あ、そういえばお源さんの本、買ったまま読んでないな」と思い出した。
そして読んだ。
もはや16年ほど前の本。だが、星野源の根幹の部分の考え方は変わっていなかった。
自分と相手のことを大切にしながらも、
「ひとりとひとり」ではなく、「ふたり」であろうとする姿勢は、この時からあったんだ。
すごいな。
この本を出した後、いろいろ経験して、彼はまた這い上がってくる。
そう思いながら読むと、より、響いた。
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くだらない毎日を面白がりながら生活していきたいなと思った。くだらない出来事の中にいろんな面白さを見つけていきたい。
お母さんがお風呂の排水溝に吸い込まれる話が素敵だった。家くらいホッと安心して力を抜いて笑える場所でありたい。もし子供を育てることがあれば、自分の子を使ってたくさん遊んでいきたい。
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「物事を拡大して日常を改めて制作する作業」
と源さんは言っていた。
日常は何も考えなければ淡々とすぎていく。けれどそこにおもしろさを自分から見出したり、自分なりの哲学をねじ込んでいくことで面白み味のある人間が出来上がるのではないかと思った。
自分の繰り返す失敗一つとっても、過去のに通ったルーツを思い出したり、その時こう考えてると思い返すことで自分という人間をより理解できる。また、人にアウトプットして笑い話にもできる。
ダメな自分を肯定していきたい。けれどあまりにもダメエピソードを話して人からなめられることにはなりたくないと感じるのはプライドがあるからなのだろうか?けれど、きっとミスしても人に話して笑い飛ばせるくらいになっていた方がかっこいいよなあともやはり思う。
きっと源さんは日常のあるあるやきんたま発言など、人には言いづらいけど思っていたことを人に話すことで、話が共有された相手との「ここだけの話」感をだすことができて親密になれるのではないか。
私もきんたま発言をたくさんして(笑)自分のダメなところを好きになり、なってもらうようになりたいし、何気ない日常を一生懸命頭で考えて生きようと思う。
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私は普段、芸能人が書いた本にはあまり期待しないのですが、本書を読んでいるときは思わず声を出して笑ってしまいました。小学生のような下ネタをここまで面白く、嫌味なく扱えるのは本当にすごいと思います。
Posted by ブクログ
すごく好きだった。星野源さんの本は他にも読んだけどこれがいちばんいい意味のくだらなさがあって、一見マイナスなことが起こってもそれを面白がって生活していく。落ち込んだことがあってもこれ読んだら元気出そうだしまた頑張れそうだし、笑い話にまでできそうだし、なんてゆうか、とにかく好きだった!読んでる間、脳内で星野源さんの声で再生されてて、本読んでるとラジオ聞き無くなって、ラジオ聞いてると音楽聴きたくなる。う〜ん、絶対また読む。読み返す。
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彼の心の中を覗いているような感覚で、とても面白かった。
「おじいちゃんはつづく」良い話を読んだなあとグッときていたところに、「口内炎はつづく」のタイトル。
文字列の軽さに拍子抜けしたが、刺さる言葉が多く、心に留めておきたいと思った。
Posted by ブクログ
「あなたと同じ日に生まれた著名人の本」
横浜の本屋で偶然出会い、購入した
同じ誕生日となると何か同じ気がして読み始めた。
気のせいかもしれないが、感じることに共感することが多く、クスッと笑えるところがあった
愛しいほどのくだらなさ
愛しいほどのくだらなさ、もちろん褒めて
ます(苦笑)
最高に面白かったです。「くだらねー」って
ゲラゲラ笑いながら読みました。
でも本当に愛しい。
読んでて思うのは、この人はホントに芯が
ぶれてない。素晴らしい。
買って、読んで良かった本です。
く そして生活は続けるのよ
何だか納得した。源ちゃんが気になるのは何故か?
『11人もいる』で初めて見たギター弾くお兄ちゃん。その頃は星野源と言う名前は分からずにいた。でも知らず知らずのうちに役者星野源さんは気になっていた。
それからしばらくしてsakerockの人だったと分かり音楽家の源ちゃんを知った。源ちゃんの歌詞は面白い、泣けて笑って心が温かくなる歌。
この本を読んで星野源と言う人がこんな風に育って色んな経験をしてきたからこんな歌詞が書けるのかぁ。自分の弱いところ、ダメなところを認めて進んでるから前向きになれる。
もっと彼のこと知りたくなります。
さらっと読めます
さらっと2時間弱で読めてしまいます。
文章も読みやすいです。
下ネタ、過去の自分の恥ずかしい体験など、話すことを躊躇しそうな話題を書かかれていますが、全然下品ではないし楽しく読めます。
笑ってしまう場面がいくつもあるので、電車の中でなどの公共の場で読むときは注意が必要です(笑)
星野源さんの素を垣間見れるような本です。
この彼の飾らない自然体の姿が皆に好かれているのだろうなと思いました。
星野源さんのファンでなくても楽しめる本です。
3時間で読んでしまった
とにかくおもしろく引き込まれました。
どんなにキラキラした方でも、ご飯は食べるし掃除もしなければならない。あぁ、生活してるんだなぁと、なんだか嬉しく感じる部分もありました。
まだ読んでいない方、本当にオススメです!!!
匿名
今話題の某ドラマで星野源という人物に興味をもち、音楽家、役者、執筆家と活躍されていてどんなものかと、『そして生活はつづく』を読ませていただきましたが、面白かった~顔がニヤけちゃうほど・・
「子育てはつづく」お父さんとようこちゃんのユーモアな子育ては源さんの源(みなもと)なのでしょうね。
「おじいちゃんはつづく」おじいちゃんと源さんとの絆がホロッときて涙しました。
「ひとりはつづく」共感しまくりの話でした。
面白くて気持ちが温かくなる一冊です
Posted by ブクログ
「生活というものがすごく苦手だ。昔から、この劣等感の塊のような自分から逃げたいと思っていた。だからそんな自分を忘れさせてくれる映画や芝居、音楽やマンガなどに夢中になっていた。しかし夢中になればなるほど、その逃避の時間が終わって普通の生活に戻る瞬間、とてつもない虚無感に襲われた。でも当たり前だ。逃げているだけでは自分は変わらない。」
これにものすごく共感した。目を覚ました瞬間から痛感する生活の始まりというものがとても苦手。稀に人生がうまく行っているときはウキウキするけど、それ以外の毎日はいつも絶望感を味わなくてはならない。一生このまま寝ていたい、と逃げたくなる。
Posted by ブクログ
声が出るほど笑える。星野源ってこんな人なんですね。
誰だってくだらない日常を過ごしてるはずなんだけどそれをこんなに面白おかしく書けるのはやはり才能。しかも面白おかしく書こうとしたわけでなくて素で書いてるようなのでやはり才能…!
ただプライベートが赤裸々すぎて心配になってしまう笑
ちょっと下ネタが多いかな。とは言え下ネタは小学〜中学生レベルです。
Posted by ブクログ
好きだなあと思った、エッセイって間延びしがちだったりするけど最後までニヤニヤ読めた
生きづらいなあと思うこともあるけど、でもそんな自分だから好きだったりして難しい、自分のことが1番わからない!でもそれでいい
くそして生活はつづく
Posted by ブクログ
読みやすく星野源の頭の中を覗くのは面白かった。人間らしく、常に生活と戦っていて、何より変な人だった。独特な表現や発想力に驚かされ、時に爆笑。
彼の人となりを見れた。
Posted by ブクログ
すごく面白くて1日で読み切っちゃった。
とぼけたユーモアがあって、笑いながら読んでいると、急にシリアスになるところもあったりして、そこが良かった。
Posted by ブクログ
もうね、アホ。笑 好きだわ源さん
『はらいたはつづく』は、お腹弱々芸人の自分としては共感しかなかった。
文庫版あとがきより、“一生懸命生きなきゃ毎日はおもしろくならない” 。結局は自分次第だよね。
単行本の装丁、クラフト・エヴィング商會だったんだ!探してみよう。
Posted by ブクログ
YouTubeの星野源さんと若林正恭さんの
対談番組をみて、星野源さんを深掘り
したくなって読んでみた。
くだらない日常を
星野さん目線で面白がる短編集。
ばかばかしかったり、ほろにがかったり、
誰にでもある感覚が書かれていて
ライトに、でもしっかり心に届く。
おじいちゃんの話はちょっと泣いた。
近視がひどくなり、レーシックをしようか
迷ったけもやめた。
というだけの話だけど、
星野さんはこんな表現をする。
以下、引用。
***
自分を形成する全ての要素は、日々「自分対なにか」の計測を行っている。…そしてはじき出された計測結果は自身の「感受性」に影響を与え、そこから自分の考え方というものが形成される。
視力の弱さは目が悪いこととは違う。それはその人に与えられたチャームポイントだ。そのチャームの集合体がその人であり、その人が生み出すものにダイレクトに影響を与える。せっかく自然に生まれた「感受性のチャームポイント」を矯正してしまうのはもったいない。
***
決してかっこよくない部分も含め、
自分を、人をまるごとで受け止めようとする
星野さんの視点はどこかあたたかくて
好きだなーって思う。
映えだ、自己プロデュースだと
自分を粉飾する時代に疲れた人は
この視点に癒されるんじゃないかなと思う。
Posted by ブクログ
食べたり寝たり身の回りのことを片付けたり、生きる中で続いていく「生活」に楽しみや面白さを見出すヒントをくれる星野氏初のエッセイ集。
著者の生活は偶発的な要素で面白さが発生する場面も多々ある。しかし、著者は意図的かそれとも無意識か、その単なる事件を「生活のギャグ」の脚本にするかのように頭で書き換えていうように感じる。
つまり、元来著者の脳はネタやプチ事件を探し続けているのではないかということだ。
身の回りで起きたプチ事件を著者はしっかりと受け止める。その上でそれをどうにか活かそうとする非常にポジティブな思考回路を持っているのではないだろうか。
プチ事件やネタたちそのものは失敗や嫌な経験などのネガティブ寄りなものの方が多い。しかし、著者はそこに新しい視点を置いて、作品へと昇華させる。
生活する中で起きたプチ事件を舞台・演劇・お芝居・音楽・小説に仕立て上げてしまう。そういう才能がある。
それは人生を豊かに生きる上で非常に役立つものであろう。
本書は生活という誰もが経験することを題材とする中で、発想の転換のお手本を示してくれる。
庶民的感覚が随所に垣間見える点も、親近感や受容されやすさに影響しているはずだろう。
ずっと側に置いておきたくなる本です。
Posted by ブクログ
16年前の星野源さんの初エッセイ
なにげない日常が飾らない言葉でつづられている、読みながら思わずニヤけたり、共感したり
なにげない日常はなにげない日常でしかない。面白さは自分で見出していくという源さんらしい考え方に救われた気がしました。
Posted by ブクログ
前回星野源さんのエッセイが本棚200冊目だったのだが、222冊目は星野源さんのエッセイだ。
こちらの方が前に出版されてるんだね。
ちょうどいい厚みの文庫本なので、持ち運びに便利だ。
とはいえ私は持ち運ばず、お風呂に浸かってぼんやり読むスタイルを貫いている。
何も考えずに読めて、わはは、こりゃお風呂にいい塩梅じゃ、と思っていたのだが、最後急に難しくないですか。
序盤と同じようなノリでのぼせた頭で読んでいたものだから、こっちこそ私の中の何かが折れてしまったよ。
Posted by ブクログ
星野源さん、最初のエッセイ。
文章も上手で日常のことが面白く綴られており、読み易いです。
画面を通して見ていた時よりも、ずっと面白い方なんだなという印象を持ちました。ご自身のことをとても良く考えられていて、ただただぼーっと生きている私は、もっとしっかりしなくてはと思いました。
ただし下ネタというか、そういうものが苦手な方には他の本を選ばれたほうがよさそうです。
Posted by ブクログ
星野源のファンというわけではない。
が、なぜかずっと気になってて読んでみた。
分かる、となったこと2つ。
1.はい、私も「お腹弱い芸人」です。星野源と対談できる機会あったら絶対この話で盛り上がろうと決めた。
2.マイケルジャクソンについて
「生涯を通してとても孤独そうな人だった」と思った、って、うん、ものすごく分かる。
あとは、
お母さん、すごく楽しい人でいいな。会ってみたいな。とか、
ウォーターボーイズの話、軽く(というかだいぶ)いじめじゃん、、口内炎20個もできてかわいそう。とか、
多才な人だなあ。とか、エピソードを読むごとに色々な感想が。
そして当時の星野源に伝えたくなるよねえ。「あなた、だいぶ変態だしこじらせてる変人だけど、ガッキーと結婚するよ!!!」って。
星野源びっくりしちゃうよね。
逃げ恥大好きだったから、この2人が結婚したというニュース聞いた時は興奮が止まらなかったし、その後もこの日本のどこかで2人がリアルで一つ屋根の下で生活をしていると思うと、信じられん〜!!(テンション↑↑)となっていた。
そんな2人も掃除したり洗濯したりして、毎日生活しているんだよなあ
だいぶ変わり者そうな星野源の生活の中に、ガッキーがどう溶け込んでるのかとかが知りたいです。
Posted by ブクログ
「気が寄る」自分が自分を思いすぎること
自分を思うことが自分を滅ぼすこと
人を思うことが本当は自分を思うこと
自分に損しないようにピリピリしてる人よりも自分に損あっても「いいじゃない」とあっさりしてる方が楽しく生きられる
自分がなくなる瞬間を誰もが求めているのか
自殺はなるはやで自分をなくしたかったのかな
という表現に驚いたし共感
おじいちゃんの話は泣きそうになった
死を見ることで生きる力に変えることもできる
集団を維持しようとする時
みんな流れに身を任せるけど意思は違うから
日本の社会から生まれる「和」は実は平和ではないのかとおもった
個人的にみんなバラバラでいい十人十色がいいと思ってたから、180pの言葉に共感
東海オンエアってそうだよなぁと
Posted by ブクログ
初、星野源さん
どんな文章を書く人なんだろう?と。
ユーモアに溢れてて、星野さんらしさも出ていて、かと思えば意外な一面もあって。
自分という人間をよく分かってる人だと思った!
Posted by ブクログ
自分のくだらない生活を面白がってみる、と言うテーマが素敵
大ブレイクして今の地位に立つ前の筆者の生活は想像以上にダメダメだけど、それがまたおもしろかった