小説・文芸の高評価レビュー
-
Posted by ブクログ
凄く「考える時間」をくれた本でした。
最初詩的過ぎて、景色が読み取り辛く感じていましたが、読み進めていくと喋っている言葉自体は分かりやすく、ストーリーも何ら難しいこともないので、序盤で❝ウグッ❞と思っても是非読んでみてほしい本ですね。
以下は読んでて思ったことを書き連ねてみた。
この世界は人が「考えない」未来を選んだ場合の世界ってことなのかもな。不安に思うこともない。相手のことを考えることもない。馬鹿でいい。低い所で皆一緒。それが幸せ。
人はいつかAIやネットに考える事を任せ、何も覚える事も、考えることもできずに「AIが言ったことしか言えなくなる」そんな日が来る気がしてならない。
-
Posted by ブクログ
ネタバレ遅くなりましたが、吉田修一さんの「ミスサンシャイン」のレビュー書きます。
読む前から、みん読のみんなの感想が面白くて笑っちゃって、話題に出てきていたみんなの言う、「格がちがう」いっくんと素敵な鈴さんはどんな人達なんだろうとワクワクしながら読み進めました。
いっくんの大失恋、大女優だった鈴さんの映画や親友の話、その親友と鈴さんの被曝体験、いっくんが失恋から立ち直ったころに抱く鈴さんへの恋心、そしていっくんと鈴さんの共通点である、若くして亡くなった大切な人への気持ちを心の奥深くにしまっているからこその2人の心の共鳴。色々な要素が混じりながら素敵なハーモニーでした。
でもやっぱり心に深く響いて -
Posted by ブクログ
【原題】Erasure
大学で教えながら高尚な小説を書いているアフリカ系アメリカ人のセロニアス・エリスン(通称:モンク)。自身の新作の小説は「黒人らしさが足りない」と言われて出版を断られているのに、低俗な黒人小説が売れていることに腹を立てている。独身で西海岸に住んでいる彼の実家はワシントンにあり、母は認知症、貧しい人のための中絶を行っていた医師の姉は反対派の人間に撃たれ、ゲイの兄はカミングアウトして離婚、金銭的に苦しくなったモンクは、別名(スタッグ・リー)で低俗で世間受けしそうな黒人小説を書き、これが売れてしまう…。
本書は2001年の出版で、時代設定は1990年代。「ジェイムズ」よりも2 -
Posted by ブクログ
加賀藩でお姫様の身の回りの世話をする女子衆の一人として働く主人公。その前田家のお姫様(富姫=おふうさま)が天皇の姻戚の貴族の当主に嫁ぐことになり、お側役を命じられる。当時、徳川家光の時代。徳川の世は安泰となったが、江戸から見て京都はまだまだ信用できない勢力であり、前田家としても豊臣恩顧の大名として徳川家から警戒の目で見られている。おふうさまは、そんな時代の、天皇+公家と徳川家と前田家の、微妙なバランスを取るための政略結婚だった。それまで自堕落な生活をしていたが、おふうさまの一言で命を賭して姫を守ろうと決意する。公家との水面下での争い、おふうさまの夫はそんな状況を知ってか知らずか何もしない。おふ
-
Posted by ブクログ
祖母ロンで著者のことを知り、まだ小説は読んでいないまま、二冊目のエッセイへ 祖母姫の時も思ったが著者記憶力良すぎて…
祖母ロンで号泣したあと、著者のnoteの日記も良すぎて過去分を貪るように読み、毎日更新を楽しみにしている…私はまだ20代だけど、この方の日記?エッセイには本当に中毒性がある…
まず長女だということと、自分は両親と確執があったことと、弟が医師でさっぱりしてるところが自分と共通しているからかなあ
Noteでも断片的に書かれており、詳細が少し気になっていた、お父様の最期や、晩年のお母様の対応の大変さが結構詳細に書かれており、なるほどこんなことが…とスッキリするとともに、ほんま人生って
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。