小説・文芸の高評価レビュー
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名画をモチーフとした短編集。
スマホで名画を見ながら読めるのは、今ならではの贅沢さ。海外の美術館をすこしだけのぞき見できた感じもして、嬉しかった。そしてこの本では名画の歴史的背景やオークションの様子なども描かれていて、知識が増えた。読書に教わることは本当に多い。
【オスロで光の種をまく】
ムンクの「叫び」に今の自分を重ね、言葉の大切さに気づく主人公。有名なこの作品の背景を詳しく知ることができた。
【青い馬の瞳】
ナチス政権時に不当に扱われた美術品があったことに驚いた。嘘を広めることに芸術が使われたことにもショックを受けた。
【富士山のハンマープライス】
どんな作品でも誰かにとっては取って -
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『汝、星のごとく』のスピンオフ
北原先生の過去のお話、櫂の小説を発売するまでの編集者2人の奮闘、前作から北原暁海、58歳までのお話
前作で北原先生という人が謎に包まれていましたが、その境遇が分かりました。「家族」という共同体がもつ一体感の裏側を見た気持ちになりました。
前作よりも自分の年齢と近づいた分、こちらの方が馴染むだろうなと思っていました。確かに馴染みましたが、それで分かったことは、私にはそこまでハマらないということでした。これに至っては好みの問題だと思いました。
文章力、表現力、読ませる力、読みやすさ、教訓めいた言葉等等、いいと思えるところはたくさんありましたが、読みながらそうい -
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ネタバレ『容疑者Xの献身』は、緻密なトリックだけでなく、石神の深すぎる愛と自己犠牲が胸に残るミステリーだった。母娘を守るため、石神は冨樫殺害の隠蔽だけでなく、無関係のホームレスを犠牲にして「別の事件」を作り上げる。警察の視線を完全に逸らし、自分が犯人として捕まるところまで計算した執念は、まさに天才の献身。
それを見破れるのが、同じく天才であり友人でもある湯川という構図も切ない。最後に真相を知った靖子が自首を選び、石神が崩れ落ちて泣く場面、そして湯川の「せめて泣かせてやれ」が強烈だった。謎解きの面白さと、人間ドラマの苦しさが両立した、読後にずっと余韻が残る一冊。 -
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30代になって、昔よりかっこつけずに初めてを楽しめるようになってきた気がする。いや、まだ多少かっこつけたい気分になっちゃうときはあるけど。
20代はもっと知らないことを恐れて、恥じて、強がってた。けど、30代になって、まだまだ未熟であると認められるようになって。もしくはまだ未熟でありたいと願ってるのかもしれないけど。初めてをより純粋な気持ちで楽しめるようになってきた。知らないことや弱さを、まずは自分が受け止められるようになってきた気もする。
まだまだ知らないことばかり、食べたことのない物ばかり、行ったことのないところばかり。堂々と初心者マークをつけてチャレンジしつづけたい。 -
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箱根駅伝で何度も結果を出した監督は、もともと今と違う仕事をしていただけあって考え方に対する引き出しが非常に多いなと感じた。
お気に入りのポイントは
1つは、常識をときには疑うこと。インサイトの話でもあった、違和感や気づきを見つけるためには疑うという意識が大事。
2つは、結果が出なくても、目一杯努力したと思えることに意義がある。結果も大事だが、プロセスもしっかり確認した上で評価していくことが大事。
3つは、ダメな指導者ほどすぐにブレーキを踏みがち。感覚を押し付けがち。つい褒めてしまうことがよくあるが、本当に頑張っている生徒にはセーブも必要だが、それ以外は基本もっとアクセルを踏むように促していく -
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箱根ファン目線から読んでとてもとても面白かった!
ドラマが楽しみ!
主演は大泉洋さんと知ってたのでこの人かな?いやでも微妙に印象が被らないなと思ってたら全然違う配役だった。
主人公は学生連合チーム。オープン参加でいつも後方にいるという印象は失礼ながらあったものの、学連が4位になったことは記憶に新しい。
と思っていたら、当時の学連の監督が青学の原監督だったそうで今更ながらにとても深く納得した。
作中には実際の学校名や人物名も登場し、帯には綺羅星のような箱根走者のコメントが並ぶ。
読む前から期待大。
主人公が学連ということはあの4位の快進撃のようなことが起こるのか、しかし物語とはいえ違和感なく? -
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ネタバレ湊かなえさんの本は、先が気になるストーリー展開と衝撃の事実が待ち受ける「イヤミス」が圧巻で大好きだ。本著はそれに加えて、いわゆる「隠キャ」の人間性描写が素晴らしく、心臓を掴まれる瞬間が何度もあった。私は自身が「隠キャ」という自負があるのでかなり共感できたが、この本を読んでイライラする人もいるのではないだろうか。深瀬や古川と同じ色、つまり本著が好きな人とは仲良くなれる気がする笑 そういう意味で人に薦めたい特別な本かもしれない。コーヒーが物語のキーポイントであることも、本著が好きな理由の1つである。以前ドラマで見たことがあったので、なんとなく結末を知ったまま小説を読んでしまったが、何も知らない状態
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ネタバレ『はるを呼ぶ』を読み終えてまず感じたのは、『光のとこにいてね』と通じる“人の温かさ”と“静かな再生の気配”だった。
ストーリーは異なるのに、作品全体を包む雰囲気や読後感が似ていて、心の奥に柔らかな光が残るような感覚を味わった。
物語の中心にいる晴奈は、8歳の時に姉・小春が突然いなくなったことをきっかけに、過酷な環境へと放り込まれる。
父は家を出て行き、母は精神的に壊れて部屋から出られなくなり、晴奈は村八分のような孤立した状況で母の面倒を見ながら成長していく。
幼い少女が10年間も必死に耐え抜いてきた事実は、それだけで胸が締め付けられる。
そんな晴奈の人生を大きく動かしたのが、海岸通りの公衆 -
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ブク友さんのレビューを読み、読書欲を刺激されました♪♪
実は短編って、そんなに得意ではなく、普段はまず手にすることはないのだけれど、7人の作家さんの名前を見たら読みたくてたまりませんでした✨((* ॑꒳ ॑* ))
初めましての梨木さんと米澤さん✨
お馴染みの伊坂さん、恩田さん、江國さん✨
十数年前、作品コンプする勢いでドハマリしていた宮部みゆきさん✨
そして、今現在ハマっている作家さんの一人、町田そのこさん✨
読んで良かったーー✨ (*˙˘˙)✨
どの作品も夏をテーマに描かれているのに、読後に残る余韻がそれぞれ違っていて、短編集ならではの楽しさを味わえました♪♪
どの作品も楽しく読
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