ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • ルドルフ ともだち ひとりだち

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    犬のデビルを倒したルドルフが有名になったことでいっぱいあってなの縄張りをルドルフの縄張りと勘違いしたドラゴン兄弟がやってきたけれど、いっぱいあってなにコテンパンにされているところが面白かった。ぶっちーが言っていた好きな猫はどんな見た目なんだろうと思った。

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    2025年12月07日
  • 王とサーカス

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    初めは、人との触れ合い的な感じで、淡々と進んでいったのですが、主人公に降りかかった事件の真相が、明かされていく過程がワクワクスリルで面白かった。種明かしは、悲しかった。でも、やはり、日本にいるとなかなかわからない「貧しい」の基準が違うよね。先進国が、良かれと思ってやっていることって、本当にその国のためになるのかとか、考えさせられた。そんな中でも、少年と主人公の中に愛のような思いやりのような、友情だとか信じるものとか、そんなものが、ほんの少しあったのかな。憎しみや悲しみがあったとしても、人と関わるってことはそこに、何かがあるのかな。ネパール王族の殺害事件が、物語の下地にあり、それを取材するときに

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    2025年12月07日
  • 言語化するための小説思考

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    最高に面白かった。手元に残しておきたい本だ。

    私はど素人小説を書くのだが、その時の悩みや疑問に思っていたことのアンサーが安直に得られなかった、けどむしろそれがよかった。ヒントは沢山いただいたのだが、結局は自分がどう表現していきたいか、突き詰めて自分と向き合っていくべきなんだろうな。

    筆者は飢えた人に魚を与えるタイプではないと思う。釣り方も教えないというか教える立場にないと思っていそう。他者の魚の釣り方を見て「へー君はこうするんだねふーん」って言って立ち去るタイプなんじゃないかな。

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    2025年12月07日
  • GOAT Summer 2025

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    ネタバレ

    気になったところからつまみ読み。

    三浦透子さんのエッセイ、これは時を置いてまた読みたい。
    私も、”自分の倫理観を育てる努力”を見習って実行しよう。
    また、三浦さんがいつか振りがざすかもしれない大きな刀とやらを見てみたい、そんな気もしている。

    最近、短歌を読み始めた。
    千早茜さんのエッセイ中にある日記を読みながら、この感覚短歌になりそう、と思う箇所についつい付箋を貼った。
    歌を沢山読みたくなった時、まずは日記を認めてみる、その中からこの感覚忘れたくないと思う場面を短歌にしていく。
    旅に出たら、やってみよう。

    掌編とはなんぞや、それも知らずに読んだ方丈貴恵さんの「落書き」。
    うん、掌編を知ら

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    2025年12月07日
  • YABUNONAKAーヤブノナカー

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    読み終わった後の、
    なんとも言えないズーンっとした感情。
    胸糞と思う人もきっといる。

    フェミニズム、性、DV色々な「ギリギリのライン」の話。

    登場人物全員の視点から話が進んでいく。
    ある物事に対する見方が人によって180度異なると言うことを、本でリアルに体感できる。

    登場人物全員が絶妙に狂ってて
    絶妙に共感できないのに
    絶妙に共感できたりもする。

    なぜ面白いのかわからないのに面白いのが不思議。
    それは多分この全てのギリギリ感なんだと思う。

    ハマるハマらないが別れそうだけど、
    私はめっちゃ好き。

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    2025年12月07日
  • あの日、君は何をした

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    まさかこんなに夢中になる本とは思わず。ページが減る度に読み終わる寂しさも同時に。
    こんな展開になるとは。母親の愛を感じ、間違った方向にも行くことがある。でも元を辿ると愛なんですよね。

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    2025年12月07日
  • ミナミの春

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    ミナミの街の匂いがする小説。宮本輝の道頓堀川を彷彿させる。泥臭く貧しい日常の人々の人情がミナミにとても合ってる。いい作品だなぁ。

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    2025年12月07日
  • ミアキス・シンフォニー

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    徐々に登場人物が絡み合って、相関図が根のように絡み合って物語が1つになる感じが好き!!
    相関図が枝分かれしていってるのを見ながら読み進めていくの、ワクワクが止まらなかった!

    読みながらつい愛について考えてしまうし、出てくる様々な愛のかたちに考えさせられる。フロムの「愛するということ」も併せて読みたくなった。

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    2025年12月07日
  • さよならジャバウォック

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    他人と過去は変えられない。自分と未来は変えられる。を主軸に語られた話。各人の思い思いが飛び交う伊坂幸太郎ワールドにいつも通り引き込まれた。

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    2025年12月07日
  • 生殖記

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    〜感想〜
    LGBTQや多様性について深く考えた。
    すごく読みやすく、話の内容が入ってきやすくて面白かった。
    読み始めと読み終わった後ではLGBTQや多様性への見方や考え方が変わった。

    〜特に心に残った部分〜
    社会人ごっこ。家族ごっこ。人間ごっこ。皆、上司とか子どもとか世間とか、形を変えて様々に現れる共同体感覚の監視カメラの前を、その都度バレないように駆け抜けているだけなんじゃないかって。

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    2025年12月07日
  • らんたん(新潮文庫)

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     戦前から戦後まで、一貫して、男女の対等な社会を目指して女子教育を切り開いていった河井道先生の一代記。現代にも通じる内容でもあり、道先生の気合の入った信念に敬服する。

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    2025年12月07日
  • 皇后の碧

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     田舎で育った少女が宮殿に出て、やがて皇后の候補に・・・という単純なシンデレラストーリーを、阿部智里先生が書くはずもなく、誰が味方か、味方か敵かの、ワクワクする展開です。ぜひ、シリーズ化を 

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    2025年12月07日
  • 月まで三キロ(新潮文庫)

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    家族の再生や、若者の気づきをテーマにした短編集。読みやすく、面白い。
    著者は地球惑星科学の専門家とのことだが、地学や物理学の内容が、自然に物語に溶け込んでいる。

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    2025年12月07日
  • 弁当屋さんのおもてなし しあわせ宅配篇3

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     シリーズを通じての、いったんの区切り+雪緒の新たな展開?
     懐かしい思い出の数々、相変わらずのいい人たちのいい話で、ほっこりします。

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    2025年12月07日
  • 透明な夜の香り

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    タイトルが、うまい。まるで、匂い立つような。
    人並外れた嗅覚で、人の隠された真実を嗅ぎ当てる、小川朔。
    ただ、暴かれた真実よりも、フラットな性格の朔をめぐる人間模様や、洋館での生活が、骨太なバックボーンとして存在するから、面白い。

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    2025年12月07日
  • アクティベイター

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     国際スパイドラマ的・政治ドラマ的・核クライシスサスペンス的ハードボイルド。ベレンコ中尉のミグ25亡命事件にヒントを得たという面では、変化球的な歴史小説。ハードボイルド面も、迫力や、具体的な描写が、すごい。

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    2025年12月07日
  • グッナイ・ナタリー・クローバー

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    うんざりするほど、子どもを傷つける大人たち。そんななかで、友だちとの、本当に、ほんとうに、かけがえのない時間に救われていく。そして、少し切なく、少し爽やかな、読後感が得られる物語。

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    2025年12月07日
  • 檻

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     一気に読んでしまう。主人公の生き様に、共感はできないのだが、魅入られてしまう。脇役だが、おいぼれ犬第二弾かな。高樹の生活や刑事としての生き様が、だんだん明らかになってくる。

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    2025年12月07日
  • ロボットとわたしの不思議な旅

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     未来なのか、地球ではない別の惑星なのか。人々の心の平穏のためにお茶をふるまう喫茶僧と、自然界で野菜化(!)しているロボットとの出会いと、冒険。バディものであり、2人(?)の関係性に浸っていたいように感じる。
     また、「人は、すべての生き物は、そこにいるだけでいい」、「あなたのことを問題にする人がいたら、それは、その人の問題であって、あなたの問題ではない」という気づきが得られる。

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    2025年12月07日
  • 【新装版】望郷 老犬シリーズIII

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     いつもながらのハードボイルド世界だが、高樹の老練に磨きがかかり、底流に、少し物悲しさを感じる。13歳のときの焼け跡に戻りたいと思いながら生きてきたのかと思う。

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    2025年12月07日