ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 汝、星のごとく

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    ネタバレ

    去年初読していたけど映画化の話を聞き再読。
    高校生のときから重い荷物を背負され、早く大人にならざるを得なかった恋人たちの十数年に渡る夕星のような恋物語。

    子どもは親も生まれる環境も選ぶことができない。私自身も2人とは違う荷物ではあるけど、たくさんの荷物を背負って早く大人にならざるを得なかった過去があって、暁海と櫂への共感が読むたび湧き出て止まらなくなります。

    作中では2人の生い立ちをヤングケアラーという言葉で表しているのですが、2人のなかに育った肉親への利他的で自己犠牲的な思考パターン、行動規範は大人になってからも様々なところで2人の人生を蝕み苦しめ続けます。(自分のために自分の人生を生き

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    2026年05月04日
  • 読むだけでグングン頭が良くなる下ネタ大全

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    ゆる言語学や積読チャンネルで作者の堀元さんを知ってから日は浅いが、すごく堀元さんらしいなと感じた本。
    インテリと下ネタが上手い具合に調和している。よくもまあ下ネタをこんなに真面目に書いたこと、と変に感心してしまう。話してることは下ネタなのに淡々としていて面白い。
    1つの話が短いから気軽に読めるし、キリよく止めやすくて寝る前に軽く読むにはちょうどいい。下ネタだけど。「あの話はどんなだったっけ?」となっても読み返しやすい。下ネタだけど。
    参考文献も豊富で、合わせて読むのもいいかもしれない。

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    2026年05月04日
  • 国宝 上 青春篇

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    ネタバレ

    歌舞伎の知識も映画の知識も全く無いまま読み進めていました。
    古典芸能における“血”の絶対的な強さをこれでもかと目の当たりにさせられ、この世界に生きる苦悩と恐ろしさの一端が、芸能に縁のない私でも少し分かった気がします。血を持つ一方で才能が追い付かない者と、才能が抜きん出ているにも関わらず血を持たない者の、両者の不遇は普通の世界に生きている人間には理解できないし我慢もできないものだと感じました。
    芸事の話も男たちの生き様も非常に惹き付けられるストーリーと語り口で、下巻も早く読み進めたいです。個人的には主人公の父親を殺害した黒幕を知る唯一の人物も居なくなってしまった中で、これからこの点について語られ

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    2026年05月04日
  • わたしは今すぐおばさんになりたい

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    最高だった。
    おじさんだけど、今すぐおばさんになりたい。
    ミッドライフクライシス真っ只中の今、出会えて良かった。
    今後の生き方の参考になったし、少し安心できた。

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    2026年05月04日
  • 時をかけるゆとり

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    最近、朝井リョウと加藤千恵のポッドキャスト「信頼できない語り手」を聞いている。
    これが本当に最高だったので、朝井リョウのエッセイを読んでみようと思った。
    最高、というか、天才だった!!
    こんなに面白く日常を切り取れる人がいるんだ、天才じゃん…
    今、2冊目のエッセイ「風と共にゆとりぬ」を読んでいる。3冊目のエッセイまで読み終わったら、小説も読んでみようと思う。
    朝井リョウ作品は、映画はいくつか観たことがあったが、小説は読んだことがない。朝井リョウ好きの友だちに「小説も読んでみようと思って…」と言ったら、「小説はね、かなりえぐってくるよ」と言われた。早くえぐられたい。

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    2026年05月04日
  • この夏の星を見る 下

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    『読み終わった後、きっとみんな
    夜空を見上げたくなる作品』
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    コロナ禍の2020年が舞台。
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    『どうして月がずっとついてくるのか』
    幼い頃にあるラジオに送った質問をきっかけに天文部に入ることになった茨城の高校生亜紗
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    コロナ禍の中の五島、実家の旅館経営が原因で自分の居場所に悩む長崎の高校生円華
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    男女共学の学校へ入学したはずが、色んな偶然が重なって学年にたった1人の男の子としての生活が始まった東京の中学生真宙。
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    茨城、長崎、東京の中高生が色んな縁で繋がり、
    そして“スターキャッチコンテスト"をオンラインで開催する。

    手作りの望遠鏡をそれぞれの地でかまえる。

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    2026年05月04日
  • 旅屋おかえり

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    一人旅をしながら読みました。
    旅を題材とし、おかえりさんが周囲の人たちに影響され影響を与えながら成長していく様に感動しました。
    外に目を向けるだけでも、視点を変えてみるだけでも、旅の一歩になるのかなと思いました。

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    2026年05月04日
  • エージェントは二度推理する

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    ネタバレ

    大好きなシリーズ。四半世紀ぶりのマイロンは、期待を裏切らない極上の一冊でした。泣いちゃった。

    マイロンがウィンをおまえさんと呼ぶのは以前もそうでしたっけ?おじさんになったからですかね。

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    2026年05月04日
  • 本日は、お日柄もよく

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    私の本棚の中でお気に入りの1冊。
    言葉1つ、伝え方1つで無限の可能性とパワーを秘めている。
    言葉の力強さと大切さを感動のエピソードと共に最高でした!^_^!

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    2026年05月04日
  • 白と黒のソナタ

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    かなり王道ではあるが、とっても読みやすかったので、読んで良かったなぁという気持ちがちゃんと残るストーリーだった。

    「つながっているー何もかも必然だったのだ。」最後のこの言葉に出会うために私はこの本を読んだんだろうな。
    なぜなら私も、人生で起る全ての出来事はみんなつながっていて何もかもが必然であると感じているから。

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    2026年05月04日
  • サラバ! 下

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    やあ、面白い小説だった。上中下3巻があっという間に読めてしまう……といいつつ進むのがもったいなくて故意に時間をかけて読みもした。
    主人公の歩の前半生(30歳くらいまで)がヤコブや須玖といった親友・ソウルメイトをの結びつきがあるし、高身長のイケメンだしで順風満帆でそのまま痛快に人生を生きていくのかと思いきや、30歳過ぎからどん底に落ち込んだのが衝撃。
    しかもそれは、家族や人々の間でうまいこと立ち回ってきたがゆえ、うまいこと立ち回ろうとするがために自分の芯をなくしてしまっていたというわけ。歩が幼い頃から自己顕示欲が強い面倒な存在だと思っていた姉が、それらの言動は実は自分の芯を求めるための遍歴であり

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    2026年05月04日
  • サラバ! 中

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    やあ、面白い小説だった。上中下3巻があっという間に読めてしまう……といいつつ進むのがもったいなくて故意に時間をかけて読みもした。
    主人公の歩の前半生(30歳くらいまで)がヤコブや須玖といった親友・ソウルメイトをの結びつきがあるし、高身長のイケメンだしで順風満帆でそのまま痛快に人生を生きていくのかと思いきや、30歳過ぎからどん底に落ち込んだのが衝撃。
    しかもそれは、家族や人々の間でうまいこと立ち回ってきたがゆえ、うまいこと立ち回ろうとするがために自分の芯をなくしてしまっていたというわけ。歩が幼い頃から自己顕示欲が強い面倒な存在だと思っていた姉が、それらの言動は実は自分の芯を求めるための遍歴であり

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    2026年05月04日
  • サラバ! 上

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    いやあ、面白い小説だった。上中下3巻があっという間に読めてしまう……といいつつ進むのがもったいなくて故意に時間をかけて読みもした。
    主人公の歩の前半生(30歳くらいまで)がヤコブや須玖といった親友・ソウルメイトをの結びつきがあるし、高身長のイケメンだしで順風満帆でそのまま痛快に人生を生きていくのかと思いきや、30歳過ぎからどん底に落ち込んだのが衝撃。
    しかもそれは、家族や人々の間でうまいこと立ち回ってきたがゆえ、うまいこと立ち回ろうとするがために自分の芯をなくしてしまっていたというわけ。歩が幼い頃から自己顕示欲が強い面倒な存在だと思っていた姉が、それらの言動は実は自分の芯を求めるための遍歴であ

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    2026年05月04日
  • 成瀬は天下を取りにいく(新潮文庫)

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    周りを気にせずマイペースに生きる成瀬あかりとそれについてく島崎みゆきから目が離せませんでした!
    ゼゼカラ大好き

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    2026年05月04日
  • ひきこもり家族

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    引きこもり施設に集められた年齢、性別、事情が様々な人

    引きこもりになる原因は家族不和が多いのかな、思っていたらシモダとリョウタは家庭内では親子関係は良好という設定
    何だか恵まれている状況で納得いかず読み進めていたら、家族問題で引きこもりになった登場人物も出できて、腑に落ちて読んで行きました

    酷い施設に酷い経営者と職員

    それが故にまとまる利用者達
    でも、油断して一線を踏み外してしまう危うさは誰にでもある

    最後は悪い人は成敗され、元引きこもりの人達は第二の人生を社会の中で歩み始めた終わりでホッとしました

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    2026年05月04日
  • カフネ

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    弟がゲイだという設定は、読み始めてすぐに「あ、そうか」と思った。驚きよりも腑に落ちる感覚。それくらい自然に物語に組み込まれていた。


    本来の自分を少しずつ取り戻していく過程が軸で、周囲の人物はそのための装置として機能している。主人公は少しおせっかいが過ぎるとは感じたが、それも含めて人間らしいと言えばそうかもしれない。

    せつなの不器用さは、見ていてちょっと苦しかった。でも料理のシーンだけは違った。言葉では届けられないものを、食べ物に乗せて渡そうとしている。それは不器用なんじゃなくて、たぶん誠実なんだと思う。

    自分も料理をする。日常的に。
    愛情を込めているつもりだけど、伝わっているかどうかは

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    2026年05月04日
  • BUTTER(新潮文庫)

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    某婚活殺人事件をモチーフに、こってり濃厚バターで仕上げた女性の生き様を描く、というお話(?)。

    カジマナさんとの面会により心も身体も変化していく記者とその周りの人たち。食の描写が素晴らしく、文章だけで美味しさが伝わるようだった。

    バター醤油ごはんが食べたくなりました。
    あと、ハヤシライスを作ろうと思いました。

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    2026年05月04日
  • 青天

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    もう感想は語り尽くされているので、ファン目線で言うと、NFLクラブ見てて良かったなと。あとご本人の色々なエピソードだなと感じる小ネタが多くて楽しめた。特に年代が近い人はとてもグッとくるのでは。

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    2026年05月04日
  • カフネ

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    美味しい食事をからめた話がとても素敵でした。心温まる話に愛情のこもったご飯はとても相性が良いと思います。登場人物の心情が複雑に表現されつつ、表情の描写がとてもわかりやすくて描かれていました。

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    2026年05月04日
  • 夏の体温

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    ネタバレ

    うっすい小説だなぁと思いながら購入したら、この薄さで3つのお話があるというのに驚きました!
    表題作にもなっている『夏の体温』は、入院している男の子たちの友情のお話。私たちの普通をすること、感じることが当たり前じゃないって改めて心に刻んだ。暑い寒いと年がら年中、文句を言っている私ですが、それは、健康で仕事ができる、家に帰る、買い物へ出掛けられるからこそ、感じることができること。
    それらが当たり前じゃない彼らも、置かれている環境で精一杯生きている姿に応援したくなりました。
    『魅惑の極悪人ファイル』は、とにかく笑えました。極悪人と言いつつ、めちゃくちゃ愛があるお話でした。
    『花曇りの向こう』は、とて

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    2026年05月04日