【感想・ネタバレ】木挽町のあだ討ち(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

雪の夜、木挽町の芝居小屋の裏手で、菊之助なる若衆が果たした見事な仇討。白装束を血に染めて掲げたるは父の仇、作兵衛の首級(しるし)。二年後。目撃者を訪ねる武士が現れた。元幇間、立師、衣装部屋の女形……。皆、世の中で居場所を失い、悪所に救われた者ばかり。「立派な仇討」と語られるあの夜の〈真実〉とは。人の情けと驚きの仕掛けが、清々しい感動を呼ぶ直木賞・山本周五郎賞受賞作品。(解説・中島かずき)

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Posted by ブクログ

文語調だし内容がスッと入ってこなくて読むのをやめようと思った。が、第二章に入ってから、この本の構成が分かり、登場人物も第一章と全く違ってその面白さもあり、結局一気見。思わぬ展開、伏線回収もあり、最高のエンタメだった。
特に、各章に出てくる主人公(語り手)のキャラがいろいろでみな魅力的。共感できるタイプが一人はいるのでは?そういう意味では、結末がわかっていてもそのキャラに会いに何度も読みたくなってしまうような本だと思った。

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2026年09月06日

Posted by ブクログ

雪の夜、木挽町の芝居小屋の裏で菊之助なる若者が父の仇である博徒作兵衛に仇討ちを成した。白装束を血に染め上げて作兵衛の首級を挙げたそれを、見た者はみな立派な仇討ちだったと語った。

仇討ちから2年後、菊之助の縁者が仇討ちの目撃者である芝居小屋の人々に当時の詳細を聞いて回っていた。木戸芸者、殺陣の指南役、衣装部屋の女形、小道具製作、戯作者。それぞれ辛い過去を背負いながらもそれらを受け入れて芝居小屋という悪所を生きる人々だった。彼らが短いながらも菊之助と過ごした日々や、菊之助の仇討に対する心の内、そして最後に菊之助本人から明かされる仇討の真相。


仇討の真相は、読んでいて大抵の人はピンときたのでは。真相そのものよりも、芝居小屋の人々のこれまでの半生が悔しかったり悲しかったりでグッときた。みんなそれぞれ不条理で辛い経験をしているからこそ菊之助に寄り添いながら最良の形を探してくれたのかな…

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2026年08月31日

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ネタバレ

心温まる素敵なお話だった。読んでいるうちに菊之助とその周りで関わる全ての人を応援したくなった。途中からあだ打ちの真相がそうであれと願いながら読み進め、最後は納得がいく、気持ちの良い謎解きであった。悪は討たれるそんな世の中であってほしい。

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2026年08月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読めば読むほどに真っ当な仇討ちとしか思えない。これに一体どんな真相が隠れているっていうんだ? それを必死になって探す意味がわからん。聞き手(主人公?)もまったくしゃべるシーンないし。もしかしてこいつが裏で糸を引いてるんじゃないの? なんていう突拍子もない推理をして見事に外している愚か者はどこのどいつだーい? 私だよ。

江戸は木挽町の芝居小屋で起こった大仰な仇討ち劇。そこで起こったことの一部始終について、芝居小屋の関係者の目撃証言とその半生を聞いて回る青年。どうやらこの仇討ちには不可解な秘密が隠されているらしい。
そんな触れ込みで読み始めたものの前述したとおり、話を聞けば聞くほど至極当然の理由で仇討ちは為されているように思える。全然真相が見えなくてこちらもどんどんフラストレーションが溜まっていく。しかし、終盤でとある事実が開示された瞬間に脳汁ドバドバが止まらなくなり、そこからは一気に駆け抜けてしまった。さすが山本周五郎賞、直木三十五賞受賞作。おみそれいたしやした。

『木挽町のあだ討ち』の「あだ」が平仮名表記されているのにもきちんとした意味があるなんて思わなかったなあ。ただ、子どもたちでも読めるようにしたのかな?^^ くらいにしか思ってなかった。それだったら「木挽町」も平仮名にするよなぁ! あたしって、ほんとバカ。

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2026年08月22日

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木挽町の芝居小屋裏手で、菊之助という若衆が父の仇である作兵衛を討った。
この「木挽町の仇討ち」と呼ばれる一件から2年後。
とある武士が、ことの真相を探るため、目撃者を訪ね歩く。

この作品のまず印象的な点は、その構成と文体だ。
視点人物である謎の武士に対して木挽町の人たちが証言するという形式で、地の文も喋り口調となっている。
自分は時代小説を読み慣れておらず、聞き慣れない言葉は多かったけれど落語のような小気味良いテンポ感で、スムーズに作品の世界に入っていけた。
本作はミステリーで、仇討ちの真相という謎を楽しむこともできる。
しかし自分はそれ以上に、江戸という活気に溢れる町の中でごく当たり前に存在する闇を丁寧に描いていることに惹かれた。
様々な事情や理不尽を抱えながら今を懸命に生きる人たちに光を当て、それがだんだんと繋がっていく。
読み進めるごとに、市井の人々の強さや気高さが胸に迫る作品であった。

また直接的な感想から少しズレてしまうが、舞台設定に近いものがある大河ドラマ"べらぼう"を観ていたことが、本作の理解しやすさに繋がっていたようにも思う。
1つの作品に触れていたことで、別の作品の世界観に入りやすくなるという体験が得られた読書でもあった。
だからこそ、今後も様々な作品に触れることで、自分の世界を広げていきたい。

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2026年08月21日

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読み終えたあとの満足感が最高の一言。
それぞれの登場人物から語られる物語から、仇討ちの真実に迫っていく、ミステリー小説としても楽しめました。

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2026年08月19日

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ネタバレ

時代小説はとっつきにくいんだよなあ…と思って読み始めたけど、どこにもとっつきにくい要素がなかった。たぶん最初の章の一八の語りが軽妙だからだろう。

木挽町の芝居小屋に縁がある登場人物たちがリレー方式で語っていく感じは、すごくミステリ味を感じて(前情報は一切見ずに読んだので…)、これからどこに着地するんだろう…という気持ちで読み進める。読んでいくにつれて、徐々にぼんやりとした全体図が見えるように(というか真実に辿り着くためのパーツが揃う、的な面白さがある)なり、終章で種明かし編が始まる。

この、全体を通した爽やかさもさることながら、一つ一つの章の強度も非常に高い。一癖も二癖もある登場人物たちの考え方、その根拠になる来し方、それらが説明くさくなく描かれていて、これだけでもオモロい。俺はほたるさんが好きだね。全員好きだけど。

結末も救いがあって読後感がめちゃくちゃ良い。なんだかんだみんな幸せになってほしいと思っていたから。

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2026年08月15日

Posted by ブクログ

いやぁーほんとに面白かった!
時代物でこんなに読みやすくエンターテイメントな小説は初めてかも。
これは絵になる!
映画化したくなるのも頷ける。
映画観てないけど観たかったな。
舞台化も観たい!

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2026年08月14日

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ネタバレ

あとがきの通り、とても気持ちの良い小説だった。
あだ討ちについては途中薄々勘付いたが、木挽町の皆の来し方を聞いて回るのはなぜだろうと思っていた。武士の生き方しか知らない友人にさまざまな立場の人の人生を知った上であだ討ちについてどう思うかを問いたかったからだと分かってとてもスッキリした。

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2026年08月13日

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いやー建付けも内容もすべて面白かった〜最初は江戸言葉に慣れず読み切れるか不安だったけど、そんな心配は直ぐに解消されて!
身の上話自体も面白いし、菊之介との繋がりもまた面白い。
サスペンスミステリーだけど人情ものでほっこりする〜楽しすぎた

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2026年08月12日

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面白かった!!
タイトルから時代小説かな?と思い、時代小説が苦手な身としては読むのを迷ったが、本当に読んでよかった!読みやすかったです。

仇討ちを見た人たちを巡りながら、当時の状況を聞くことで話は進んでいくのだが、最後の方で、おや?これはただの仇討ちについて聞いてまわっているのではなく、もしかして何か裏があるのか??と思ったところから手が止まりませんでした!

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2026年08月07日

Posted by ブクログ

木挽町の芝居小屋の裏手で起きた仇討。その顛末の芝居小屋の目撃者を一人一人、ある武士が訪ね、インタビュー形式で物語が進む。
それぞれの、芝居小屋に行き着いた過去や想い。仇討をした若侍との関わり。次第に明らかになっていく真実。
途中から結末はなんとなく読めてしまうが、それでも芝居小屋の人たちのそれぞれの物語があって、爽やかな読後感があって良かった。

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2026年08月02日

Posted by ブクログ

映画がなかったら絶対読んでなかったと思うと、映像化を考えた全ての関係者に感謝したい。
本当に面白い。最高の傑作。

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2026年07月29日

Posted by ブクログ

かなり面白い!
きらん風月に、はまって、こちらに流れてきたが、やはり著者の人や世間に対する眼差しが好きだ!!
きらん風月で、風刺や滑稽、ユーモアの大切さを知り、一つの転機となったのと同じく、こちらの小説は、今、まさに人を信じて頼ることも大切と思い始めた自分にとても刺さる話だった。
自分の檻のなかで、全てを背負って、他者を顧みないのは、高潔ではなく、世間知らずということ。理不尽も含めてしなやかに受け止め生きる。そんな姿を学び、今の自分に必要な心のサプリを頂いた気がする

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2026年07月26日

Posted by ブクログ

「自分を裏切らないで良かった」──彼らの生き方を見て、私は最後にそんなことを思った。

これは、江戸の芝居小屋の近くで若侍・伊納菊之助が果たしたあだ討ちを巡る物語である。その真相を確かめるため、ある侍が事件を目撃した関係者たちに次々と話を聞いていく。彼らの語りが重なり合うことで、あだ討ちの裏側に、それぞれの生き方が浮かび上がってくる。

最初は、関係者からあだ討ちについて話を聞くうちに、少しずつ真相が見えてくると思っていた。しかし、実際には一見関係のなさそうな彼らの身の上話から、事件の輪郭が徐々に浮かび上がってきた。

その一方で、彼らがなぜ菊之助をそこまで助けるのかという疑問は残った。ところが、最後の関係者の話を聞いたとき、衝撃が走ると同時に、それまでの話がすっと一本につながった。深く腑に落ちる瞬間だった。

振り返れば、あの身の上話には別の意味があったのではないか。人には譲れないものがあり、自分の物差しだけでは理解できない事情や思いもある。損得や世間の正しさだけでは決められないこともある。

それぞれが自分にとって大切なものを抱えながら、自らの道を選んでいた。その選択が、他の誰かの生き方にもつながっていたのではないか。私も彼らの姿を見て、自分が大切だと思うものまで否定しなくてもいいと感じた。

だから読み終えたとき、私はそう思ったのだ。

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2026年09月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

映画化されているというので 先に原作を
それぞれの章で独立した語り手の視点で語られている
語り手は、次の語り手に話を引き継いでいるので
少しずつ仇討ちの理由が分かってくる構成
最後まで読んで「ああ こういうことだったのか」と 心打たれる内容でした

これから映画見てみます

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2026年08月30日

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時代小説って読みにくいかしら、と思ってたけど、そんな杞憂は全く必要なく、すごく読みやすかった。
インタビューに答えているような人々の語りで構成されているから、途中中断してから再開しても、直ぐに話に入っていける。

お話もすごく面白く、その人の生い立ちが壮絶な人もいて、泣けるところもたくさんあった。
ミステリーとしても、仇討ちがどんなだったのか、が話す人ごとに変化していくところがとても面白く、引き込まれていった。
よし、映画もみるぞー。

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2026年08月29日

Posted by ブクログ

アマプラでこの小説を映画化した作品が登場したのを機に、読んでみました。

時代物が苦手な私としては、いきなり文章から入っても理解できんだろう、ということで、今回は映像を見たあとで小説を読みました。

両方見てみて、まず思ったこと。

かなり小説を忠実に映像化している!

小説では、6人の視点から「木挽町のあだ討ち」が語られていきます。

ただし、加瀬総一郎(映画では柄本佑の役)自身の視点はありません。
登場人物たちが、目の前にいる総一郎に「あだ討ち」について語っていく、という構成になっています。

個人的に、一つの事件を複数の人物がそれぞれの角度から語る文章構成が好きなので、これはツボに入りました。

しかも、6人中5人は「あだ討ち」にそれぞれの役割を持って関わっています。
そのうち1人は、実際にあだ討ちをする本人である菊之助。

さらに面白いのが、彼らは単に「あだ討ち」について語るだけではないところです。

なぜ、そのあだ討ちに協力しようと思ったのか。
そこに至るまでにどんな人生を歩んできたのか。

それぞれが、自らの生い立ちまで語っていきます。

一見すると「あだ討ち」の話なのですが、その裏で一人一人の人物にもしっかりとスポットが当たっている。

主人公は菊之助だけではない。
「木挽町のあだ討ち」を創った人たち全員が、この物語の主人公なのだと思わせてくれる構成でした。

一方、映像版では、加瀬総一郎が5人の人物を渡り歩きながら、「木挽町のあだ討ち」について情報を集めていきます。

一人ずつ話を聞き、少しずつ集まっていく情報。
それらをつなぎ合わせた先に見えてくる謎。

そして、その謎が導く真実。

痺れます。

今回は映像→小説の順で楽しみましたが、苦手ジャンルだとわかっている作品なら、この読み方もアリかもしれません。

時代物は、名前や立場、時代背景を追うだけで頭がいっぱいになりがちなのですが、先に映像を見ておくと、登場人物の顔や物語の舞台がすでに頭の中にある。

その分、文章そのものに集中できるんですよね。

苦手なジャンルこそ、映像に助けてもらってから原作を読む。

そんな読書の仕方も悪くないな、と思いました。

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2026年08月27日

Posted by ブクログ

悲哀にして痛快、そんな感想を抱かせる物語だった。仇討ちのストーリーもそうだが、菊之助を取り巻く登場人物が抱えるそれぞれのドラマにも胸を打たれた。時代小説の一種だと思うが、それを感じさせない読みやすさがあり、作者の技量に感服した。

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2026年08月26日

Posted by ブクログ

小説を読んだ後、映画を観ました

小説の方が人物の細かい背景が描かれており、時代物という点を考えると、小説の方がおすすめ

共通して、まず出来事が述べられて、その真相が説明されていくという流れである

小説は、会話形式で進んでおり、話し手が一方的に聞き手に対して話すという流れだが、会話のように、相手の発言を繰り返したりすることで、会話を横で聞いているように話が進められていくのは、当事者のように感じられる良さがある

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2026年08月26日

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時代小説の人情もの。ミステリ仕立てとなっているが各章にて芝居小屋の登場人物たちの人生が語られ、その話しだけでも短編小説として成り立つ重厚な物語となっている。京極夏彦さんの百物語シリーズを彷彿とさせる爽快感でした。

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2026年08月23日

Posted by ブクログ

映画鑑賞後に原作を読みました。
この原作では映像にならないので、視点となる役者を登場させたのですね。
映画はエンタテイメント性がより強くなってますね。アベンジャーズと言うか仕置人と言うか
原作と映画、どちらを最初に手を付けるかで印象も違うのでしょう。
ただ、人物の深掘りは原作ならではです。

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2026年08月21日

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失敗した。この作品は小説から読むべきであったのに、映画を先に観てしまった。
「国宝」は小説を読んでから映画をみたが、「あの人がいない、あそこが省略されている」と気になって面白さが減ってしまった。その反省をもとに映画を先に観たのだが、作品によって判断するべきであった。

チャットGPTに聞いたところ、「黒牢城」は小説を先に読むことをおすすめされたのでそうするつもり。

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2026年08月17日

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ネタバレ

かなり後半まで、なんの話なのかわからず挫折しそうだったけど最後まで読んでよかった。ラストの答え合わせでそれまでの登場人物がもっと好きになった。

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2026年08月13日

Posted by ブクログ

面白かった。一つのあだ討ちについて、関わった人、見ていた人が自身の身の上話と共に各々の視点で話す内容が不幸なのに軽快でスルスルと読める。徐々にあだ討ちの状況が明らかになるのも良かった。ホントに面白かった。

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2026年08月08日

Posted by ブクログ

非常に大好きなタイプのお話でした!とてもハートウォーミングでエンタメしている。それでいて、社会で無視されてしまうような人々に寄り添うメッセージのある作品。巻末の特別エッセイにあったが、歌舞伎座で舞台化されていたとか。
正直、このストーリーでは、「歌舞伎座舞台」というのが最も映えさせるアウトプット方法なのかもしれない。
もちろん、本はめちゃくちゃ面白いしとっつきやすく、そしてわかりやすい。野暮ったくなく、きちんと全てを説明してくれるので、探偵役は読者の我々だが、それでもみんなで真相にゴールできる楽しさがある最高エンタメ。

アマプラで映画配信されているうちに、こちらも見てみよう。

さて、以下ネタバレです。
まず、証言人たちのバックボーンのストーリーが、非常に良い。さまざまな出自、さまざまな経験、時代設定は江戸時代で、「この背景に共感する」なんてならないだろう。しかし、世間から「見えないふり」されている人たちの「やりたくないこともやらなければ生きていけない」「いろんなことがままならない」そんなフラストレーションや絶望と希望にスポットを当てているような部分が非常に共感できて、そのストーリーに何度も涙した。

一八や与三郎の舞台に救われて、舞台演劇を「希望」の象徴のように語る感じは、まるでNetflix映画の「the PROM」を思い出したし、
久兵衛の切り首の話では、「ハムネット」も思い出して大号泣。

そして、ミステリーの部分。
第二幕くらいで「話がうまい一八が吹聴して回っていたのなら、多少その話が違っていてもマンデラ効果でもうわからんでしょ」と思い始め、
第三幕途中くらいで、「仇討ち」の箇所だけ全く証言が一致しすぎ。これ、殺していないか、オリエント急行殺人事件パターンじゃない(証言者全員で殺している)?
からの、第四幕、第五幕のまさに「役者が揃った」感。
すごすぎる。本当にエンタメとして面白かった。うまく騙してくれてありがとう。

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2026年08月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最初読み始めてる時は、どこがミステリー?来し方?なんでなん??って感じで、仇討ちね、うんうんみたいな感じで読んでた。
 そしたら最後の5章から、どんどん、んん!?ってなってきて、作兵衛はそりゃ死んでないよね〜ってなってきて、"仇討ち"ではなく"徒討ち"でシンプルにうますぎて鳥肌だった。

 とりあえず江戸のみんなが優しくて、愉快で、それでいて自分の人生に誇りを持ってる感じが伝わってきた。

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2026年08月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

終わりがスッキリ。あだ討ちがひらがなである意味が「あー!なるほど!」となった。
また、途中まではあだ討ち自体よりも芝居小屋の人たちのバックグラウンドの話が長くて着地点が全く見えなかったが、それぞれの辛いことを乗り越えて今に至っている話を聞いたことで菊之助さんが、武士のルールに背いてでも仇の命を守ることを選ぶ事ができたんだと納得。
とても良かった。

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2026年07月26日

Posted by ブクログ

芝居小屋を舞台に「かたき討ち」をいろんなバックグラウンドの人たちがチームプレーするお話。途中ドキドキ、時々ドッキリ、最終盤でエーッ、そうなの、よかったなぁ、久しぶりのいい物語でした。

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2026年07月23日

Posted by ブクログ

最初はどういう趣向の話なのかよくわからなかったけど、4幕あたりから「なるほど」という感じになって、最後は一気に面白く読めた。

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2026年07月21日

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