ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • ツナグ(新潮文庫)

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    死んで後悔する人生にしたくないと思えた作品

    『親友の心得』これは本当に辛くなってしまうけど、1番身近に感じれる物語。

    今を少し大切に生きていきたいなと思わせてくれた。

    刺さった言葉
    •世の中が不公平なんて当たり前 みんな平等に不公平だから

    •自分が見たいようにしか周りを見ていなかった

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    2026年06月14日
  • 成瀬は都を駆け抜ける

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    成瀬シリーズ完結篇は読後感が爽やかで成瀬あかりそのもののようでした。続編があれば是非読みたいですが、この終わり方もありですね。

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    2026年06月14日
  • あいがはてたら

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    ネタバレ

    【あらすじ】

    君の失くしたものは、僕がAIで作ってあげる。

    運命的な出会いを経て結ばれた詩白と全武。大切な友人を失い、深い喪失に沈む詩白のために、ある日、全武が作り出したのは、亡き友人を再現した「AI」だった。
    その存在を境に、寄り添っていたはずの夫婦は、少しずつ、しかし確実に歪みはじめる。
    「この家は静かだ。愛はきっともう果ててしまった。 だけど、たまに生きているみたいに息をする」
    喪失と執着、善意と支配の境界で揺れる、いびつで不器用なふたりの愛の物語。


    『椿の花が落ちるように、命はその場にストンと着地していた。』

    『正しいことしか知らん人になってもうたら、優しい人にはなられへんで

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    2026年06月14日
  • 迷うな女性外科医 泣くな研修医7

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    作者は男性だけど、すごく女性の気持ちに寄り添われていてなんだか不思議な気持ちになった。きっと誰かモデルとか取材した人がいるんだろう。

    東凱先生はかっこいい。どう見てもかっこいい。スキのないかっこいいキャラとして描かれている。流れるような手技、後輩への接し方、教え方。すべてが成立している。
    ワイルド系で医者だったらモテないはずはないし、女性の部下と接するときも相当気をつけるんだろうな。
    医局という護送船団方式に乗りながらも、客観視して自分の生き方を貫くということ。

    世間的にも医者はすごいし、価値のある仕事であることは間違いない。でもすごい業績を残していなくても、自分の人生を生きたい、そう思う

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    2026年06月14日
  • ブティック

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    池井戸潤のM&A小説
    読み応えがあり、内容も勧善懲悪で爽快
    とても面白かった
    やはり仕事は金のためではなく人のためにできるといいなと感じた

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    2026年06月14日
  • プラハの古本屋

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    東欧には、かつて本が大好きな人が過ごした、幸せな時代があったのだとおもいました。社会主義国ゆえの不便からくる、本や知識への渇望が作者のような書物ハンターや、個性的な古本屋を生み出したのでしょう。社会背景が全く違うであろう、現代の神田古書店街はどんな感じなのでしょうか?

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    2026年06月14日
  • 博士の愛した数式

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    とても暖かい文章。ルートと博士のまるて親子の会話が生んでいる、母との確執が出たシーンも、博士の前でのふるまいの約束もとてもいじらしくリアル。

    数学を愛する表現は難しくなくいいエッセンスだが、本当に愛した数式は何を意味しているのか?またNとの関係にも余白が多く考えさせられる。

    帯に「300万人が泣きました」とありました。折角の良書を稚拙な表現でチープにしてしまっているような。帯の意味をなしていないような。

    一番ぐっとくるのはルートの誕生会の最後のシーンでした。

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    2026年06月14日
  • 夢の上1 翠輝晶・蒼輝晶

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    ネタバレ

    面白かった~
    続きが読みたい!!

    イーゴウ大陸 サマーア神聖教国の物語
    青空を覆い尽くす雲…時空晶が広がり、《光神サマーア》が支配する国。
    そこで起きた夢のような物語。

    翠輝晶
    ツァピールのオーブとアイナの物語。
    若草萌ゆる春の野原のような翠輝晶

    蒼輝晶
    深い海のように暗く凍てついた蒼輝晶
    ケナファのアーディンとイズガーダの物語。

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    2026年06月14日
  • NO.6[ナンバーシックス]再会#3

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    新しく何かを始めるとき、全てが円滑に進むわけじゃない。そこには人の思いがあってそれぞれの願いがあって、そして諦めがあるから。夢や理想の中じゃなく、現実を生きているから。

    不穏な空気が漂い始めた「NO.6」と紫苑はどこに向かって、何を選びながら歩みを進めていくのか。その道を信じるためにもやっぱり紫苑の隣にはネズミが必要だ。この先も、固唾を固唾を飲んで見守ろう

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    2026年06月14日
  • 息吹

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    ヒューゴー賞4回受賞の現代を代表するSF作家らしい。中短編集。
    商人と錬金術師の門:手の込んだタイムパラドックス。クール。
    息吹:異世界の異種生物が自分の種族の将来の限界を発見する話。人類への風刺。
    予期される未来:超短編。自由意志とは何か。
    ソフトウェア・オブジェクトのライフサイクル:けっこう長い。実録のような味わい。
    デイシー式全自動ナニー:これはあまり響かなかった。
    偽りのない事実、偽りのない気持ち: 原タイトルは、The Truth of Fact, the Truth of Feeling 多くの人の視覚と聴覚の内容をデータベースとして利用できるようになったために、個人的な事柄につい

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    2026年06月14日
  • 江戸川乱歩名作選(新潮文庫)

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    『江戸川乱歩傑作選』に続けて読んだ。
    『傑作選』と比べるとやや大人しい印象。しかし『石榴』、『押絵と旅する男』、『陰獣』は乱歩の魅力が発揮されていて、本書も読み応えのある内容だった。

    特に『石榴』と『押絵と旅する男』はどちらも余韻がすごい。『石榴』は『ニ癈人』的なストーリー展開だが、終わらせ方が鮮やかで素晴らしかった。『押絵と旅する男』はこれぞ怪奇譚、夢のような読書体験ができる。この二作だけでも、本書を買って良かったと思える。

    大人しい印象の原因としては、この並びだと『目羅博士』は少し物足りなく感じる。月光の妖術を題材にした話だが、肝心のトリックが説得力にやや欠けているように思えた。『人で

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    2026年06月14日
  • ファイア・ドーム 下

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    面白いです。
    でも、タフでしんどい話なので心身のパワーを削られまくって、クライマックスで一度数日リタイアしました。頑張って最後まで読みましたが。


    ー 殺さないでくれてありがとう!

    何という言葉だろうと思う。 
    この言葉が焼き付いてしまう私もまた、喪失を知っていると言うことなんだな。


    このしんどい話の中で、
    光汰朗君、速斗君、一樹君が出てくる場面が救いでした。

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    2026年06月14日
  • 死にがいを求めて生きているの

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    ネタバレ

    順位付けとか相対評価がなくなったせいで目に見えるわかりやすい自分の価値を示すものがなくなった結果、対立する相手、事象を自ら作り出してそれに勝つことで価値を証明して正当化するような社会になってしまっていて、もちろん平和がいちばんだしわたしも基本的に争いが嫌いだけど、誰かをを傷付けない対立、競走は発展にも繋がるし全てなくす!じゃなくて、結局人によってとか見方によって全ての事柄に良い面悪い面が絶対にあるから、大事なのはそれとどう向き合っていくかであって、使い方を間違えないように思考し続けていくのが大切だなと思った。
    あなたはこういう人!自分はこういう人!って型に当てはめすぎると視野が狭まるし、誰にだ

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    2026年06月14日
  • 影法師

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    素晴らしい作品。作家には、読ませる力のある作家と、読者の読む力に頼っている作家がいるが、百田尚樹さんは完全に前者だと思う。面白くてグイグイ読ませる。
    でもこの作品の本質はそこじゃない。
    見返りを求めない無償の愛、友情の描き方が素晴らしい。主人公と準主人公以外にも、登場する男全ての生き様がひたすらかっこいい。性差でものを言いたくは無いが、やっぱりこれは男なら読むべきと言いたくなる。素晴らしい武士の、男の友情。

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    2026年06月14日
  • 容疑者Xの献身

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    文句なし星5。誰にでも勧めたいし、東野圭吾作品もそのほかの作家の作品もいつくも読んでるが、これほど素晴らしい作品に出会うことは本当に無い。貴重な作品。必ず読むべき。学生時代に読んで以降何度も読み返してる。
    よくあるのは、感情に全く働きかけられない奇抜なだけのトリックを用いたミステリや、逆に人情劇ばかりをやっていて衝撃や面白さに欠ける作品。でもこの作品はそんな無数の作品とは一線を画していると思う。
    自分の文章力でその内容や素晴らしさを具体的に語るとそれを表現しきれないため中身には触れない。とにかく読むべき作品。

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    2026年06月14日
  • 夜のピクニック

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    中学生の時に読んだ思い出補正込みで星5
    大人が読んでも素晴らしい作品だと思う
    何か大きな展開や結末を求めてる人には向かないけど、子供の頃夏休みに朝のラジオ体操に行ったり、夏休みの宿題をしたり、あの時の言い表せない青春の感情(恋愛とも違う気がする)を思い出せる。
    人生単位でずっと記憶に残るし、節々に読み返す数少ない作品だと思う。

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    2026年06月14日
  • 絵物語 空腹の怪物

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    ネタバレ

    そらるさんのアルバムの一曲をもとに
    ヴァイオレット・エヴァーガーデンの方が
    お話を書かれるという面白い構成

    元のアルバムのお話をさせていただきます
    アルバム自体がお話になっていて
    一人の青年が夢のなかで女の子と出会い
    継続夢のように様々な世界線で2人は過ごしていきます

    そんな世界線いわゆるパラレルワールドのような1つが
    今回の作品『空腹の怪物』になります

    曲は怪物目線つまりアルバムを通して言うと青年目線
    しかし今回の絵物語ではそんな怪物に生贄として
    差し出された女の子目線のお話



    ------以下ネタバレ

    悲しみでしか空腹を満たせない孤独な怪物と
    誰からも必要とされてないと悲しみで

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    2026年06月14日
  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

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    噂や情報として見聞きしていることと事実が違うことって、現実でも結構ありそうだなぁ…
    主人公の境遇で心が痛くなった

    ラストは救いだったのかな?

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    2026年06月14日
  • ブティック

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    ネタバレ

    久しぶりの池井戸作品でしたが、素晴らしかったです。

    私も金融屋さんを2、3年でやめて、当時まだ駆け出しのM&Aブティックの面接を受けたことがあります。その会社とは縁がありませんでしたが、金融を辞めたことは正解だったと自信を持って言えます。

    あの主人公の同期や周りの、辞める人に対するピュアな哀れみという傲慢さが、脈々と受け継がれているのが銀行なんでしょうね。

    またM&Aガレージさんは、M&A総研さんやM&Aセンターさんなどを足して割ったような感じでかなりリアリティがありました。ルシアン事件というM&A詐欺が綺麗にオマージュされていて、笑えないけど本当

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    2026年06月14日
  • のぞきめ

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    ネタバレ

    私が三津田信三先生を知るきっかけになった1冊。
    ずっと手元にあると思っていたのだが、先日本棚を確認したところ所有していないと気がついたので購入し再読した。
    ホラーから現実味のある考察に移行するのがとてもおもしろく、私が科学的に紐解けるホラーが好きになった理由の一つにこの本があると改めて認識できた。
    最後に読んだのは10年ほど前になるので内容は朧気になっていたのだが、葬列の後ろを無邪気に付いていく女の子、というイメージがこの作品にはずっとあり、終い屋敷の話の中でそのシーンが出てきたときは懐かしいものに再開できたようで嬉しかった。

    子供の頃はこの小説が実際の話を物語風にした物だとずっと思っていた

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    2026年06月14日