小説・文芸の高評価レビュー
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世間一般の「マイノリティ」の枠組みにも入ることのできない「真のマイノリティ」の苦悩や生き方に焦点を当てた物語。
印象的なフレーズは「常に誰かと正解を確かめ合ってないと不安なくらい輪郭が分からないものだから」人は性の話をするという箇所だ。私も経験をしたことのある下ネタトーク、ましてや自分は積極的に話をしたがる側の人間である。この文章を読んだ時、あの時の自分の言語化し難い心情をここまで正確かつ単純な言葉で表現できるものかと感嘆した。
全体を通してだが、普段そこはかとなく感じていた感覚を鮮明に、時に残酷なまでに言語化してくれる小説だと感じた。
自分の経験したことの範疇で驚かされたにとどまらず、新た -
Posted by ブクログ
おりしも夏の甲子園真っ只中。観てても観てなくてもテレビは高校野球。小さな頃からそんな夏休み。絵日記はほとんど高校野球(笑)
1人で甲子園も(笑)おばさんおじさん。
とにかく感動するのよ。
あのコロナのときには、医療従事者としては致し方ないと思いつつ働いてたので、改めてこの本を読んでずんときた。
あの夏の正解は私達にとってもある意味、正解ではなく、人として成長した夏。
私はこの監督2人にはワクワクするので、掴みかオッケーすぎて申し訳ないが、甲子園どうこうより盛り上がってしまった。
スポーツってさ、負けられないとかになると金縛りになったように動けなくなる。楽しかったことが辛くなる。辛くても目指すも -
Posted by ブクログ
花陽が紺ちゃんに話するところで泣いて(なにかあったら紺ちゃんに相談してたよね?)、朝にみんなに報告するところでも泣いて(お医者さんになる理由も相まってしまって)、ヘイ・ジュードでもまた(人生を振り返ったら絶対思い出す曲じゃん⋯!)⋯⋯。
研人が花陽がネギ嫌いだったって話したところ、懐かしすぎて笑ってしまった。
サチさんが「きっと皆わたしにはわからない姿でいたんですよ」ってところ、ほんと好き。
文庫化されてるのは隠れの子以外これで全部読んでしまった。
本屋さんで平積みされた本の帯に「花陽、結婚」とあって度肝を抜かれたのも懐かしい。あのカバーを見てまた本を読むようになったようなものだ -
Posted by ブクログ
【ざっと内容】
主人公の空子は会話する相手やコミュニティ毎に見事なまでにアジャストする。アジャストとは、その相手やコミュニティから求められてるであろう空子のキャラクターを察し、再現すること。それが大した学歴を持たない彼女が生きる術であったから。
そんな彼女の個人の生き方に外界の変化の影響が迫る。ラロロリンDNAを持つ人、ラロロリン人が差別される世界で、ラロロリン人の旦那を持つ空子はアジャストすること各世界でうまくやり続けることはできるのか、本当の空子とは?上巻ではそれらの変化の幕開けまでが記される。
【感想】
すごい小説だった。少し遠いような、でもそういった世界があることは十分理解できる近い -
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