小説・文芸の高評価レビュー
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1月下旬に発表された第41回坪田譲治文学賞受賞作。
津村記久子さんの『水車小屋のネネ』で挿絵を担当したイラストレーターの北澤平祐さんの作品。
イラストレーターの方が坪田譲治文学賞を受賞したことに驚いたが納得のいく内容だった。
1983年3月3日、同じ所で生まれた幼馴染のハルカとミチオ。いつも一緒にいたのに、小学6年生の夏、ミチオファミリーがアメリカへ移住。それから、ハルカとミチオの文通が始まる。説明文一切なし。ハルカからの手紙とミチオからの手紙、そして、本業がイラストレーターである北澤さんのノスタルジックなイラストで、12歳から19歳の多感な時期が描かれている。
2人のやりとりがとっても -
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清水義範が奥様とめぐるバルカン半島の旅。歴史や民族風土などに触れつつ読み解いていく。にぎにぎしい街はにぎにぎしいなりに、寂しい街は寂しいなりに描かれていて楽しい。
以下、巡った国々の通貨、首都、推し(いるならば)
マケドニア ディナル2円 スコピエ アレクサンドル大王
アルバニア レク1円 ティラナ スカンデルベグ
モンテネグロ ユーロ ツェティニェ→ボドゴリツァ
ボスニア・ヘルツェゴビナ 兌換マルク サラエボ 1992-1995年内戦
セルビア ディナール ベオグラード
スロベニア ユーロ リュブリャーナ
クロアチア クーナ16円 ザグレブ
ルーマニア レウ25円 ブカレスト
ブルガリア -
Posted by ブクログ
ファンタジー好きなので、前から気になっていたシリーズ。
でも、すでに長く続いているので、今から読んで追いつくのに時間もかかりそう、と躊躇していた。
が、同じ著者の『皇后の碧』が、とても気に入ったので、この八咫烏シリーズも読んでみたくなり、まずは1巻目を購入した。
八咫烏の世界観が壮大すぎて、はじめはイメージしにくいところもあった。
でも、何か秘めた部分や、姫たちの思惑や本心が少しずつ明らかになるに連れ、先の展開が楽しみになってきた。
二転三転としていく状況に目が離せなくなり、真相がわかったときには、ハッとする驚きと共に、新鮮な喜びも感じられた。
真の人間性を問う物語でもあった。
この作品 -
Posted by ブクログ
1958年、ミネソタの田舎町を流れる川で地主の死体が発見された。
容疑者として元使用人ノアが捕まるが、ノアは多くを語らず彼の妻・キョウコも何かを隠している様子だった。
時代を感じるのは、保安官・ブロディが第二次世界大戦への従軍経験で被った心の傷であり、スコットの母で戦争未亡人・アンジーの秘められた過去やノアの妻・キョウコの生い立ちもまた深い傷を負っている。
二部構成になっていて、二部からはミステリ色が濃くなっていくので目が離せなかった。
真実に驚愕するのだが、登場人物の個性もあっていろんな面を見せてくれるなかで、弁護士・シャーロットの言動の的確さや凄さが際立っていたと思う。
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