小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレSFを読む筋力がないので、まず映画を先に観てから原作を読むことに決めていた。
正解だったと思う。特に宇宙船内のシーンのイメージがしやすかったし、映画では描ききれていない部分の補完ができてとても満足だった。
ひとつひとつのストーリーに科学的な裏付けがしっかりされていること!生物学に物理学に機械工学に…と著者の幅広い知識に驚かせる。
下巻からは映画で予習済みであっても、面白さ加速。止まらず読んだ。映画では割とコメディと人情劇に振り切っていた気がするけど、実際は感傷的になる暇もなく、次々と降りかかる問題に最初から最後まで身体と頭をフル回転の2人。仕事できるイイヤツらだった。映画以上に2人に愛着が持 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ良かった。
重さやテーマは違うけれど、佐藤正午さん『熟柿』に似た印象を思わせる作品だった。
しかし、これがデビュー作とは恐ろしい。
次回作以降にも、とても期待。
p.196-197
「時間によって、色も明るさも、名前も変わる。同じようで、同じではない。人生もすごく果てしない時間を過ごしているようで、本当は一瞬の出来事なんです。辛く暗い日々も、幸福に溢れた時間も、全て含めてほんの僅かな時間です。(中略)一度たりとも、同じ空はありません。ましてや薄明なんて、毎日訪れるけど、見ようとしなければ見られない景色です。そういう、だった一瞬の出来事を紡いでいくことで、ひとつの人生になる。今しか見られないも -
- カート
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試し読み
Posted by ブクログ
息子の部屋の本棚に並んでいる中から本書を見つけて手に取った。高校の時に学校の推薦書となっていたとの事。
埼玉に住んでいたのでストーカー規制法のきっかけになったこの事件のことは知っていたが、詳しくは知らなかった。
FOCUSという写真週刊誌の記者が、
被害者の「遺言」をきっかけにこの事件にのめり込み、サイコパス的な犯人を最後まで追い詰めるまでにいたる執念。
杜撰な埼玉県警上尾署を追い込む事になる報道の力。
警察に操作されるマスコミの報道に対して、被害者家族が感じる憤り。
様々な社会的メッセージが盛り込まれているノンフィクション小説の傑作です。
事件からかなり時間は経っていますが、学ぶ事が多い -
Posted by ブクログ
凪良ゆうさん、2作目。
1作目は「流浪の月」を読んで面白かったので手に取りました。
恋愛もの、すごく刺さりました。特に要所で出てくる瞳子さんの言葉。瞳子さんの強さ。
女性は自立するために自分で稼ぎがある方が生きやすいということ。誰にも頼らず生きていける強さを身につけておく方が楽に生きることができる、だけど1人では生きられない。
きっとどの女性にもどこか当てはまるような部分があるのでは。
頼ることと依存は違う。自分軸で生きることの大切さ、そして大切な人とも時間を共有することの大切さ。どちらも手に入れることが幸せなのだろうけど、恋愛って当事者になると難しいよな、と。
色々考えさせられた作品で -
Posted by ブクログ
ネタバレ読み進めていくうちにタイトルのinherit the starsの意味が解き明かされていく。読みながら自分の仮説とフレームが更新されていくのが楽しい。
1.現世人類は惑星ミネルヴァで進化したルナリアンが地球に移住し残した子孫であり、彼らから地球を引き継いでいる
2.月はもともとミネルヴァの衛星であったがその爆発により引力を失い太陽系に解き放たれた。地球は孤独の中、太陽系にあったが、あるとき月を引き継いだ
3.ルナリアンはその祖先から辿ると地球→ミネルヴァ→月→地球と流浪してきた。ルアリアンは宇宙空間の旅人であり、その子孫である人類は恒星間空間を引き継ぐに値する
1. Humans i -
Posted by ブクログ
面白かった!!!!!
どうしても『地球滅亡目前』というバッドエンドが常につきまとってるので、重い気持ちになってしまう(そのため一気読みできず…)が、そんな逃げられない運命の中での事件解決がとてつもなく魅力的だった。
どうせいずれ死んでしまうのに、
でも奔走する。
主人公の背景、出会う仲間の背景とキャラクターもじんわりくるものがあり、読後長い長い夢を見たような気持ちになった。
地球滅亡って聞くと、チープな気がするが、読んでいるとあながちあり得ないとも言えず、絶望に満ちた世界の様子を読んでいるとまるでそこに立っているようだった。
読もうか悩んでる方に一点だけ。
ちょっと痛々しい描写や死体表
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