小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
5,6畳の部屋での初めての一人暮らし、
ばあばの営んでいたスナックやその後移り住んだアパート、団地、最期を過ごしたホスピスの想い出、
バイト先でのカオスな恋愛模様、
家族で住んでいた昔の家のベッド、
もう連絡先もわからない友だち
小さい頃の習い事、
何者かになりたかった10代の頃、
全てが自分の昔をちくちく想起させてきて、
胸がギュッとなった。
今となっては戻れないあの頃を思い出したくてこの本を買ったから、とても満足。
けど最期に鈴木涼美がAVデビューした話しを持ってくるところで、この本の帯に書かれていた
「私が女としての自分をどう引き受けるに至ったか」を書きました。
をきれいに伏線 -
Posted by ブクログ
ネタバレ友人からこの本のことを聞いたり、ネットで話題になっていて前々から気になっていた。頭の端の方で読みたいなぁとずっと思っていたところ、日本出版から五十周年を記念したオレンジ色の装丁が出ていて、それに惹かれてついに購入。
とても良かった。時間貯蓄銀行により、無駄な時間を削り、余暇もなくやるべきことに追われてしまう思考になってしまった人々と、主人公モモの意志を持ち続けて悪の組織に立ち向かう姿。
「無駄な時間を削ることは、人の心を狭め、廃れさせてしまう」ということをファンタジーの中で鮮やかに描いている。無駄な時間にこそ、自分に帰れるし、自由だよね、思った。
カシオペアのキャラが個人的に結構好きだった。 -
Posted by ブクログ
若年性アルツハイマー、余命2年と宣告された26歳のエミル、余生を病院の臨床試験に費やすではなく昔から行きたかった旅にでる!と家族には密かに計画。
ローラと別れ悲しみを引きづり、親友ルノーはレティシアとベビーのティヴァンと幸せに生活しているから旅には誘えない、SNSの掲示板に旅の友を募集し、なんと28歳の黒ずくめ大きな黒帽子を被るジョアンヌ登場…
ピレネー山脈を目指してキャンピングカーで旅立つ
初めは異様な子と思ったジョアンヌに旅先でたくさん助けられ、徐々に心を通わせながら静かに過ごすことを感じ、五感を研ぎ澄ませていく。スピリチュアルな部分や知的さをいいなと思い始めるエミル、旅先で出会う様 -
Posted by ブクログ
我が家にも、虹の橋で待っていてくれている愛犬が2匹います。
弟くんは、心臓病で、最期の時は、呼吸が苦し過ぎてじっとしていることが出来ず、一晩中、家の中をぐるぐると歩き回っていました。
見ているのも辛く、なんとか抱っこして落ち着かせようとしても、私の腕を振り切って、また歩き回ります。
こんなに苦しいのに、眠ることも出来ないなんてと、もう「楽にしてあげたい」と、夫と、「明日、病院が開いたら、先生にお願いしよう」と決めて、私は一睡もせずに朝を迎えようとした頃、最期はやっと私の腕の中で「キュー」と哭いて旅立ちました。
2話目の、「いちばん辛い選択を私にさせまいとしたんです。これまでずーっとお世話になっ -