【感想・ネタバレ】都市伝説解体センター ノベライズ みらい文庫版 怪異を解き明かせのレビュー

あらすじ

福来あざみ(ふくらい)は、一見どこにでもいそうなふつうの大学生。どの学校のどのクラスにもきっと何人かいる、ちっとも目立たない存在。しかし、彼女には誰にも言えない「ヒミツ」があった。それは――あれが視えてしまうこと。幽霊のように人の体をすりぬけるまっ赤な人影のようなものが視えてしまうのだ。幽霊が大の苦手なあざみは、この体質をなんとかするためワラにもすがる思いで都市伝説解体センターという怪しいところへとびこんでみることに。そこで待っていたのは、車いすに座っている怪しげな雰囲気の男性・センター長の廻屋渉(めぐりや あゆむ)だった。あざみは彼に自分の体質について相談をしたけれど、解決するどころか都市伝説解体センターの新人調査員として働くことになってしまい・・・・・・!? 次々と舞いこんでくる、怪異や呪物などの都市伝説にまつわる奇妙な依頼の謎を解決することはできるのか!? 【超話題のミステリーアドベンチャーゲームをノベライズ!!】

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Posted by ブクログ

ゲームのノベル化第一弾、第二弾が今年の冬に出るらしい。ゲームから綺麗にスライドしてノベル化していると思う。ゲームそのままではない。次でおそらく完結なのでこのまま綺麗な終わりが見たい。

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2025年10月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

オリジナルストーリーと勝手に思っていたが、完全にゲームのノベライズだった。
新規絵はないが、ゲーム内のスクショがふんだんに使われているのと、トシカイ君の都市伝説コラムがところどころに出てくる。普通にゲームプレイ後の読み物としても楽しいし、何ならゲーム前でも楽しめそう。3章までしかないから。って、続き無いんかい!

みらい文庫だから漢字が少なめだし全漢字にルビが!うーん、完全に新規ターゲットを狙っている。子供の頃から沼に落としていくスタイル、いいですね。

でも、ゲームと比べると圧倒的にテンポが良い。ゲームのほうが遅いと言ってるわけではなく、ゲームだからああなってるところを割と省いてる、という印象。例えば第一話で、美桜の部屋に初めて行った時点でベッドの下の男を特定した直後に天井裏についても判明して、更に栄子が共犯者だと告発。解体どころか一気に事件解決!テンポが良すぎる!あざみーの名探偵っぷりがすごすぎてマッチポンプを普通に疑われるレベル。

第二話では四谷みわ子の父すら出てこないままこれもスピード解決。

第三話、変な場所に迷い込んだときは来た道を戻る、とガイドが説明した直後に「今の内にサクッと特定を済ませましょうか」とセンター長から電話。テンポ良いぃ〜。
あと、ゲームだとプレイヤーがその都度調べたり話しかけなきゃならなかったが、ノベルなのであちらから話しかけてくるというのもまた読みやすくてテンポが良い。
二話でもお隣さんが会話に入ってきたりするし、三話でも松田や藤原が話しかけてきて説明してくれる。ゲームだと毎回あざみーが歩き回って調べたり話しかけたりして、他の人は全く動かないというのが気になってるプレイヤーもいたっぽいしな。ゲームに慣れてる自分みたいな人たちは気にならなかったが、そういう感じ方もあるんだなーと思った。

また、ゲームの内容を省いているというだけではなく結構補足情報もある。例えば三話の最初の頃はガイドが資料を隠れて見ながら内容を暗記してたのに、そのうち堂々と見ながら話すようになったとか、ゲームではなかったはずのちょっとしたディテールが良い。ゲームでは地の文がないからなぁ。

続きはゲームを遊んでね!かと思ったら、普通に第二弾が12月に出るらしい。最後まで行っちゃうんだろうか。

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2025年09月23日

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