小説・文芸の高評価レビュー
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ネタバレ前作It Ends with Usの中で、アトラスのこんな言葉があった。
―『これから先……もしも奇跡が起こって、きみがまた恋に落ちるようなことがあれば……そのときはぼくと恋におちてほしい』
私はこの一文を読んで泣いた。
リリーにとって本当にふさわしいのはアトラスなのに、なんでこんな酷いライルと一緒になってしまったんだろう、と。
それはリリーとアトラスが一緒になって幸せになる物語を読んでみたかったということでもあり、本作では、著者のコリーン・フーヴァーがその願いを叶えてくれました。
またリリーの日記が出てくれて嬉しかった。
アトラスの手紙も愛に溢れていて、読んでいて彼の愛に守られている -
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またまた!またまた!角川ホラー文庫!
シリーズ第8弾!
さすが!!内藤了さん!
いきなり、生手首!!!
クルマに目張りして自殺なんかな…
カラダは、腐乱してんのに、何故か、手から先だけ、ホルマリン入りのビンに入れてキレイに残ってる!((*ノଳoଳ)ノオエー
しかし、悲しい…
そのホルマリン入りの生手首が、転々とよからぬ人たちに渡り、それを契機に…
他で転落死した時のの奇妙な指紋との関連性、転落死は、自殺と片付けられたけど…
それも他の事件にも指紋が…
何か、生手首の持ち主(死んでるけど)可哀想過ぎる〜!
生きてた時にも裏切られて、ドン底やのに、死んでも自身の残したものを違う目的で利 -
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一番印象に残っているのは、女性へのセクハラ。
僕は女性ではないので、はっきりと同じ感情にはなれないが、主人公の都の視点でずっと書かれているので都に自我が移っていく。そして中盤以降の事件や出来事で、ググッと心臓を抉られた気分になった。
「顔じゃなくて胸を見てる」だとか、女性よりも強い腕力がある男性と一対一になるとか。一女性という視点で見ると怖いなと思った。
それを都が、彼氏と他人の男性を比べて逡巡し、「自分の気持ち次第では?二人の違いは何?」となるところが描かれており、非常に考えさせられた。
男性であることを自認し、言動を改めようと思う。 -
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ネタバレ個人的に、めちゃくちゃ面白かった。
特に、シングルマザーのお母さんが子供達にかける言葉の数々がリアルで読みながら共感の嵐だった。短編集とはいっても、それぞれの話が相互にかかわりあっていて、最後には伏線もしっかり回収される。ひとつの小説のような印象だった。
物語の舞台は、奇を衒うものではなく、ありふれた日常であり、「うんうん、あるある」と、時にうなづきながら、ありそうでなさそうな、なさそうでありそうな、そんな物語であった。
だが、内藤さんと鈴木さん物語だけは、思わず吹き出しそうになってしまった。あまりにも面白い設定だった。
あるドラマを主軸とし、そのドラマの視聴者たちが織りなす日々の「訳 -
- カート
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試し読み
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今はシンプルに書き直されてますが、かつてWikipediaに「三毛別羆事件」について大変詳細な項目がありました(ニコニコ大百科で当時のものを読めます)。
その項目は「Wikipediaってこんなにすごいんだよ」という例としてよく挙げられてたんですが、のちにこの『慟哭の谷』のほぼ丸写し、かつ質の低いダイジェストであったことが判明して今のようにシンプルなものに書き直されることとなりました。
何が言いたいかといいますと…やはりWikipediaはどこまでいっても知識の入り口、目次のようなものにすぎないので、いくらしっかり書いてあるように見えても参考にするのは危険という、まあ、自戒も込めて。
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歌手・Adoの反省を小説調にしたノンフィクション作品。
物語は沢木アオが千木良卓也と出会い、Adoとしてデビューするところから始まる。そこから生まれたときから、小学校・中学校の苦悩や引きこもりの時期、そこでボカロというものに出会い、クローゼットで録音し歌を出したり、スクールに通い音楽の基礎を学んだりと好きなものに出会い邁進していったりと怒涛で濃い人生が描かれていく。各章でのAdoの苦しみやネガティブな感情がダイレクトに生々しく伝わってきて、引き込まれながらも息が詰まるような感覚になりました。毒親な父親との関係性は特に苦しくなりました。父親が自分のことをどう思っているのかが分かった瞬間の場面がつ -
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久しぶりに、いい本を読んだ。この本をもとに、テレビドラマにもなった。
二人の女主人公の対決を描く物語。
一人の女性は、シングルマザーで日邦新聞東京本社の社会部の記者 檜葉菊乃。バツイチで、高校2年生の娘の麻衣子、17歳と暮らしている。40歳を過ぎてから社会部記者に抜擢された。娘は医者になりたくて、頑張っている。新聞記者なので、食事は健気に娘が作っている。
対決するもう一人の女性は、神林晴海、45歳。独身。両親はもう亡くなっている。統和医科大学の理事。その大学の理事は、ほとんどが医師であり、教授だったりするが、神林晴海は、事務職から理事になり、職員からも評判が良く、大学の事務仕事を改革してき -
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やはり小説は面白い。
いや、森絵都さんの小説は面白いと強く感じる作品だった。物語はフィクションであるが、戦後初期にワープしたかのような臨場感がある作品。以前新聞で見た上野孤児の写真が目の前に広がるかのような鮮明な描写もあって面白かった。小説はその世界に没頭できるのが醍醐味だと思うが、まさにタイムスリップしてまた令和に戻ってきたような読後感だった。
民主主義を教える教師、和田や教頭が美央子達の意見に豹変するシーン。生々しく思えた。そりゃ、そんなすぐ変わらないよな。。
この終戦80年で日本はよくここまで成長したなと思う。女性初の首相誕生に沸いた令和に生きる自分。
上野の桜は外国人観光客で賑わい、駅