小説・文芸の高評価レビュー
-
Posted by ブクログ
大学の医局を出て町の小さな病院に勤務する凄腕の内視鏡医師、哲郎に舞い込んだ依頼とは。命と医療のあり方について考える「スピノザの診察室」続編。
----------------
楽しみにしていた夏川さんの小説です。「スピノザ」に続いて大変面白かったです。とにかく夏川さんのお話は優しさが根幹にあるので、安心して読めるのが良い。
「医療には哲学が必要だ」と問いかけるこのシリーズ、相変わらず日本の医療崩壊に対して厳しい目を向けながらも関わる人に対する愛を失わないのが素敵です。とくに、「人がいずれ死ぬならばなぜ医療は必要なのか」は、ブラックジャックで何度も問いかけられる「医者はなぜ必要なのか」から続く人 -
Posted by ブクログ
面白かった。
屍人荘も突飛な設定ながら最後まで読ませるすごい作品だったが
今作も「予知能力」という、ある種ファンタジー要素をリアルに取り込むのが非常に上手く、技量を改めて感じさせられる。
終盤のロジックが噛み合っていくのがとても気持ち良い。
一つ目の謎が解けた際に(なんだ、拍子抜けだな…)と一瞬思ったものがその後の怒涛の謎解き明かしでひっくり返される。「そうなの!?」がしっかり作られている。
伏線がとても巧妙に散りばめられており、感心すると共に、ラストでキャラクターの関係性についてもグッと来るオチを付けてくれて次作への期待が高まる。
とにかくキャラクター造形が上手く、引き込まれる。比留子の -
Posted by ブクログ
ネタバレ東浩紀さんのYouTubeの切り抜きでおすすめされていたので読みました、
何度も何度も何度もこれ私じゃんって思った。(当然主人公のような語彙力が無いからだいぶスケールは下がるけど)
だから、こういう自意識過剰すぎて生きづらい人間はいつの時代も居るよなあと思った。
あと、訳者解説の部分の、美しい理想を持っていて、それに伴わない醜い自分を理解していることが絶望的だということを描いている(うろおぼえ)みたいなのも、すごくそう!そうなの!と思った。
パニックのように一瞬で思考が行ったり来たりする描写がリアルすぎて、ドストエフスキーもそういう片鱗があるのかなとも思った。
だから、進歩的な思想とゆーか、人 -
Posted by ブクログ
ネタバレ※長いです
ロイヤルホストを愛する17名のエッセイアンソロジー。皆さんの愛になぜか泣きそうになりながら読みました。なんなら読み終わりたくないから我慢したほど。退勤のバスで読むわくわくは忘れない〜。特に印象的だった方のエッセイの感想を書く。
まずわたしにコスモドリアを教えてくれた(ラジオ)平野さん、自家製コンソメからホスト呼びまで相変わらずたくさんのことを教えてくれてありがとう。でもコスモドリアの追いレモンと黒胡椒追加だけはどうやって頼むのか一生わかりません。
次は宇垣さん、文章読んだことなかったけどメニューを選ぶ時の思考回路(散々迷った挙句選ばずにいられないメニュー、1か月以内に再訪できた
表示されていない作品があります
セーフサーチが「中・強」になっているため、一部の作品が表示されていません。お探しの作品がない場合は、セーフサーチをOFFに変更してください。