ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • リカバリー・カバヒコ

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    ネタバレ

    青山さんらしい短編ストーリー。アドバンス・ヒルの住人それぞれの悩める話を、公園のカバの乗り物『リカバリーカバヒコ』に相談。
    カバヒコとカバヒコの命名したサンライズクリーニング店の店主にヒントを得て、解決していく。

    店主さんは色々なお客さん達の力となって元気を与える存在だけれど、最後の話を読んで胸がギュッとなった。みんなそれぞれ悩みがあるのだな…と。

    短編ストーリーで、それぞれの話で登場した人物が関わり合い、その後のこともわかるほっこりストーリー!

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    2026年10月04日
  • いのちの車窓から【電子特典付き】

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     星野さんのいろんな一面が見れる本だと思う、病気のことも書かれていて大変だったんだなと感じた、今は元気になって本当によかったと思うが無理は禁物だなと1ファンとして思っている。
     その他にも様々なエピソードが書かれていて色んな事があるんだなっと思った、年末のあの祭典を凄く大事にされていたんだなと思い、あの騒動はショックだったんだなと感じた。

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    2026年10月04日
  • RPGのつくりかた ――橋野桂と『メタファー:リファンタジオ』

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    アトラスのRPGがどうやって作られるか、開発者の苦労やこだわりが感じられて大満足の内容だった。
    アトラスの作品の一貫性は、製作陣の「筋を通す」姿勢から成り立ってるんだなと理解。

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    2026年10月04日
  • 太陽系最後の日

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    ちょうどいいSF
    人類がいなくなった地球を探査する宇宙人の救助隊、ロボットと少年の冒険活劇など。
    星新一とかそこらへんの、一般的なイメージとしてのSFが展開されている。話も一通り面白い。
    個人的な感想としては少し物足りない

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    2026年10月04日
  • 杉森くんを殺すには

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    児童書でこの重厚感の本ってあるんだなーと驚いた

    今の社会って、学生っていう多感な時期にすごく多くの情報に触れるし、昔より絶対見えてる世界が広いと思うけど

    けど本人たちの心はすごく狭い世界で生きていて

    縛り付けられてることが多いと思う

    性別問わずカーストって言葉が当たり前になってる世界で生き抜いていくことを強要されてるのは残酷だよなー

    もちろんその世界の外で生きていく人もいるだろうし、立派に戦い抜く人もいる

    けど、それができない人も当然いるわけで、本来なら生きていける人もちょっとのきっかけと巡り合わせで生きることを諦めたくなることもある

    もう変わってしまった社会を根本からやり直す事はできないし、それで解決するような問題ではないからこそ

    どれだけ手を差し伸べられるか、その機会を増やす仕組みづくりをできるか

    自分にできることをやるしかないんだろうな

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    2026年10月04日
  • 水車小屋のネネ

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    初・津村記久子。2章の画家のおばあさんの遺言で涙腺決壊。3章の最後の聡さんの言葉に心がポカポカになる。事件は起きるが、時の流れが静かで不可逆なのが印象的。生きている奇跡。人に親切にし、しかし、尽くさない、生き方。自分もあるし、他人もある。つながっていることの大切さとその奇跡。この奇跡はどこまでも続くのだろうな、と思えた素晴らしさ。
    ヨウムのネネは、そのはかなくもたしかな奇跡の象徴。みなが順繰りに守り続けてきたもの。
    幼少期から老いと死までが綴られている。

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    2026年10月04日
  • いい子のあくび

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    すごい、ずっと不穏。
    これ、私のこと?と思ってみたり、いや、そこまで考え生きてないよ…と否定してみたりしながらどこが笑い飛ばせない感じが怖い。フィクションなのかと思うざわざわ感でした。

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    2026年10月04日
  • たつおねつ

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    0655,2355の辰年ソングを、絵本化したもの第二弾。次の年のへびソング、その次の年のウマソングも入っていて嬉しい。もう、辰年とは、関係ない気がするけれど、素敵な世界が広がっていて、とても楽しい。
    そして、絵本らしく、リズムよく、「つ」がたくさん出てきて楽しい。
    絵本にしては、めずらしい高校生男子が主人公。こたつで寝落ちしたことで、家族や友人たちがそわそわするお話。風邪メニューのレシピ紹介があるのも楽しい。
    たつの世界がより分かる、ファンには嬉しい一冊。二度あることは三度ある? 第三弾も出たら良いなぁ。楽しみにしています。

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    2026年10月04日
  • 夫のちんぽが入らない

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    好き。
    誰かにこの本を勧めるかどうか、時間を置くかもしれない
    タイトルのせいもあるし、自分はこの本を読んでどう思うのか
    立ち止まって、頭をまとめておいた方がいいぞと警戒している


    この作品は、作者のこだまさんの恥ずかしい部分を
    これでもかと披露している
    なかなか凄まじい過去のオンパレード
    なのにとても面白い
    そう感じるのは
    こだまさんが書けば書くほど、強くなっているからか

    フツーじゃないんだけどさ
    それはそれで不運なんだ
    でも不幸ではないという夫

    何なんでしょうか。
    こだまさんが、くらっている挫折の大波は
    誰しにも襲ってくるし
    誰だって立ち向かえないぐらい大きい
    自分だって無理だよ、とはなるのに
    なぜだろう
    こだまさんが大丈夫そう

    こだまさんのエッセイにはまったけど
    ようはこのご夫婦のフツーじゃない
    幸せが羨ましいのかもしれない

    普通の範囲から離れていても大丈夫そうなんだな

    という安心感?
    こだまさんのお人柄か、本編も好きですが
    周りの方々への御礼と
    作品が作れた嬉しさがまとめられた
    あとがきにほっとする

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    2026年10月04日
  • たつこたつ

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    0655,2355の辰年ソングを、絵本化したもの。可愛いキャラたちがたくさん。絵本にしては、めずらしい高校生男子が主人公。少しだらしなくて、共感できる、ふしぎな作品。曲を知っていると、より楽しめる作品。

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    2026年10月04日
  • 上と外(上)

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    周りの読書家の方々が割と読んでいたので、追随してみました!!まだジャングルの中です。


    楢崎家はマヤの遺跡を発掘中の父賢に会いに出かける。恋多き継母の千鶴子(離婚済)、妹の千華子、そして練である。旅行最終日に近くなってから、千鶴子が再婚の話をするが、今後この家族と会わないで欲しいと言われているとのことだった。そして千華子が賢の子じゃないかもしれないとまで言い出す。賢と千華子の髪の毛を集めてDNA鑑定するとまで。

    次の日はヘリコプターでマヤをめぐる。軍用のモノを拝借しているようで、軍人さんが運転してくれる。もう少しでピラミッドに降りるところで、急にヘリが旋回してどこかに飛び始めた。抵抗しなければ大丈夫と言われる。クーデターだ。千華子と一緒にヘリコプターから放り出された。

    楢崎工業は祖父がやっている。ここにもクーデターのニュースが入り、祖父は祖父なり、叔父は叔父なり、従兄は従兄なりの方法で情報収集を始める。

    練と千華子は無事だった。ヒルや蚊よけにタオルを首に巻く。長袖、帽子、軍手、肌を露出させない。しかしジャングルの中どちらに行けば人のいる場所に辿り着けるのかわからない。すごくいい石の上にたどり着いた。ここで一晩あかす。ソーイングセットの針に摩擦で磁力を与えて北東に向かうが、随分歩いて昨夜と同じ場所に出た。がっくり。と思ったが似た場所で別の場所らしい。祭壇を何個か辿り着きながら、マヤの神殿にようやくたどり着く。一方で父賢や母千鶴子もふたりの救出に向けて動き出す。

    魚釣ったりなんだりしているが、千鶴子が熱を出す。

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    2026年10月04日
  • 月の影 影の海(下) 十二国記(新潮文庫)

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    ネタバレ

    んんかいめ??の再読。
    上巻が本当に果てしなく救いのない展開だったので楽俊のおうちから先は、安心して読めます。
    …とはいえ門前のあそこではうわーん∑(゚Д゚)ってなるわけで。
    まあそこはこちらは再読なので安心して読める訳でして。何度読んでも飽きない。本当に名作。
    陽子は本当に成長しました。凄いことです。自分だったらそんなに真っ直ぐに鑑みられるだろうか。
    王様なんて、人によっては舞い上がってしまう人もいるだろうに…でもそういう人はそもそも選ばれないのか? 陽子のように内省できるからこそ、王の資質がある、ということなんですかね。
    ラストはもう少しあとの話を読みたいと思うんだけど、その余白こそがオタクの情熱を引きずり出すもだと思えば、贅沢な余白です。
    さあて引き続き読み直しするー。
    次はどうするかなー!?

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    2026年10月04日
  • 吸血鬼と愉快な仲間たち

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    「美しいこと」「箱の中」が良かったので、こちらを読んでみました。

    設定が面白いと思いました。
    主人公のアルは吸血鬼に半端に血を吸われた事で半人前の吸血鬼になってしまいます。
    意志とは関係なく、朝にはコウモリになって夜には人間になってしまうという生活をアメリカで送っていました(細かい設定は他にもある)
    
    ひょんな事から日本に来る事になり、人の良さそうな刑事と、無愛想なエンバーマの高塚と出会う事になります。

    最初はアルも高塚もお互いの印象は良くなかったですが、高塚はきちんと筋を通しているし、なんだかんだで面倒を見てくれ、アルは高塚に懐いていきます。

    アルの甲斐甲斐しい姿に心が温かくなります。
    基本的に素直でいい子です。
    吸血鬼になってから、厳しい生活を送っていて苦労人なのです。

    不死身という事を活かして痛々しいシーンがありますが、高塚がエンバーマで本当に良かった。

    この先、平穏に過ごしていってほしいです。

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    2026年10月04日
  • 神さまのビオトープ

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    ネタバレ

    好きな言葉があちこちに散りばめられてる
    いつも凪良ゆうさんの作品は言葉がきらきらしててすごく好き
    優しくて
    儚くて
    繊細で

    最初、鹿野くんが亡くなってしまった時に
    あぁこの本を手に取って失敗したかな
    と思った。
    人を簡単に死なせてしまう本は好きじゃない。
    けど鹿野くんは死んでしまったけど
    うる波ちゃんとの生活は淡々と優しく切なく薄い氷の上を歩いているような、幻のような、信じなければ消えてしまいそうな
    そんな中でも互いを愛して。

    いい本だった。
    また再読したい。
    読み終わった今また読みたくなる、そんな本に出会えてよかった。

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    2026年10月04日
  • 順列都市〔上〕

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    意識をデジタル化したらどうなるのか?倍速にしたら?逆再生したら?ランダムに演算したら?意識における時間とは?意識をデジタル化するとは?そもそも意識とはなんなのか?
    をそのまま小説上で実験する作品。すげえ

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    2026年10月04日
  • 順列都市〔下〕

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    前巻で意識についてあらかた解き明かしたのでそれを悪用して最大限面白いことを考えてみました。みたいな…
    本当に頭のいい天才が本当に頭のいい小説を書いているといった感じ。まさにSF

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    2026年10月04日
  • 壬生義士伝(下)

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    吉村の生き行く姿が最後まで切なく心に響く。
    家族を想う気持ちと、武士としての誇り。どちらも捨てられず、不器用ながら自分の信念を貫く姿に胸を打たれた。上下巻を通してこれまでの吉村の姿が一つにつながり、華やかな英雄ではなく、一人の男が家族のために生き抜いた物語。

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    2026年10月04日
  • ノー・ファンタジー

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    「ノー・ファンタジー」(上田岳弘)を読んだ。

    〈あれ?上田岳弘作品ってこんなに面白かったっけ?〉
    というのが読みながら思ったこと。

    この思いは読み終わるまで変わらなかった。

    まぁ実際はまだ三冊しか読んでないんだけどね、上田岳弘さんの本。

    「ニムロッド」も「多頭獣の話」も結構オロオロしながら読んだもんだが、今回の「「ノー・ファンタジー」はかなりリラックスしながら読めたな。

    これは〈いいね〉だよ。

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    2026年10月04日
  • 壬生義士伝(上)

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    時代小説の中で最も推している一冊。
    新選組の物語で、特に印象に残るのは吉村の「侍としての強さ」よりも「家族を守ろうとする父親としての強さ」。最初は守銭奴のような吉村が、周囲の人たちの語りを通して少しずつ変わっていく姿が印象的。
    強くて不器用で、家族への愛情が深い吉村の生き方が心に残る。下巻へ続く。

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    2026年10月04日
  • 復讐の泥沼

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    復讐したら泥沼にハマってしまうのよ、というお話(?)。

    古民家カフェの崩落事故に遭い、一緒にいた颯一さんを喪った光さん。事故当時、現場にいた医療従事者らしき者たちが颯一さんを助けようとしなかった。何故?。光さんは2人を探し出そうとする。
    1人を特定し、接触を図るも、目の前で射殺されてしまう。
    一方、もう1人の男・薬師さんもまた光さんの行方を追っていたのだった、、、。

    何故颯一さんが見捨てられたのか、何故1人の男は殺害されてしまったのか、様々な謎が光さんと薬師さんの視点で交互に描かれながら、紐解かれていく。

    それぞれの思い、それぞれの過去、証券取引、臓器移植、書かれていない部分と明かされていない心の中身、明かされる真相、ラストもまた壮絶な悍ましさを感じました。泥沼でした。

    どんでん返しもありましたが、それよりも何よりも深い心の闇をみせられたように思いました。

    絶望メガネ、、、。

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    2026年10月04日