ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • イット・スターツ・ウィズ・アス ふたりから始まる

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    ネタバレ

    前作It Ends with Usの中で、アトラスのこんな言葉があった。

    ―『これから先……もしも奇跡が起こって、きみがまた恋に落ちるようなことがあれば……そのときはぼくと恋におちてほしい』

    私はこの一文を読んで泣いた。
    リリーにとって本当にふさわしいのはアトラスなのに、なんでこんな酷いライルと一緒になってしまったんだろう、と。

    それはリリーとアトラスが一緒になって幸せになる物語を読んでみたかったということでもあり、本作では、著者のコリーン・フーヴァーがその願いを叶えてくれました。

    またリリーの日記が出てくれて嬉しかった。
    アトラスの手紙も愛に溢れていて、読んでいて彼の愛に守られている

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    2026年07月12日
  • MARK 警察庁特捜地域潜入班・鳴瀬清花

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    またまた!またまた!角川ホラー文庫!

    シリーズ第8弾!

    さすが!!内藤了さん!

    いきなり、生手首!!!
    クルマに目張りして自殺なんかな…
    カラダは、腐乱してんのに、何故か、手から先だけ、ホルマリン入りのビンに入れてキレイに残ってる!((*ノଳoଳ)ノオエー

    しかし、悲しい…
    そのホルマリン入りの生手首が、転々とよからぬ人たちに渡り、それを契機に…

    他で転落死した時のの奇妙な指紋との関連性、転落死は、自殺と片付けられたけど…
    それも他の事件にも指紋が…

    何か、生手首の持ち主(死んでるけど)可哀想過ぎる〜!
    生きてた時にも裏切られて、ドン底やのに、死んでも自身の残したものを違う目的で利

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    2026年07月12日
  • 自転しながら公転する(新潮文庫)

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    一番印象に残っているのは、女性へのセクハラ。
    僕は女性ではないので、はっきりと同じ感情にはなれないが、主人公の都の視点でずっと書かれているので都に自我が移っていく。そして中盤以降の事件や出来事で、ググッと心臓を抉られた気分になった。
    「顔じゃなくて胸を見てる」だとか、女性よりも強い腕力がある男性と一対一になるとか。一女性という視点で見ると怖いなと思った。
    それを都が、彼氏と他人の男性を比べて逡巡し、「自分の気持ち次第では?二人の違いは何?」となるところが描かれており、非常に考えさせられた。
    男性であることを自認し、言動を改めようと思う。

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    2026年07月12日
  • #台所のあるところ

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    ネタバレ

    個人的に、めちゃくちゃ面白かった。

    特に、シングルマザーのお母さんが子供達にかける言葉の数々がリアルで読みながら共感の嵐だった。短編集とはいっても、それぞれの話が相互にかかわりあっていて、最後には伏線もしっかり回収される。ひとつの小説のような印象だった。

    物語の舞台は、奇を衒うものではなく、ありふれた日常であり、「うんうん、あるある」と、時にうなづきながら、ありそうでなさそうな、なさそうでありそうな、そんな物語であった。

    だが、内藤さんと鈴木さん物語だけは、思わず吹き出しそうになってしまった。あまりにも面白い設定だった。

    あるドラマを主軸とし、そのドラマの視聴者たちが織りなす日々の「訳

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    2026年07月12日
  • エゴイスト

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    14歳のときに母を亡くした浩輔が長い間病気を患っている母親と暮らす龍太との話です。主人公浩輔の不器用ながらの龍太との繋がり。読む手が止まりませんでした。

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    2026年07月12日
  • ぼくたちの告白

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    このミス大賞の隠し玉だけあって、面白い展開でした。
    大どんでん返しの繰り返しで私には全然想像のつかないことばかりでした。
    これで話が落ち着くのかと思ったらひっくり返されっぱなしで、推理を楽しむというより話に圧倒されっぱなしでした。

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    2026年07月12日
  • 慟哭の谷(第7刷)【HOPPAライブラリー】

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     今はシンプルに書き直されてますが、かつてWikipediaに「三毛別羆事件」について大変詳細な項目がありました(ニコニコ大百科で当時のものを読めます)。
     その項目は「Wikipediaってこんなにすごいんだよ」という例としてよく挙げられてたんですが、のちにこの『慟哭の谷』のほぼ丸写し、かつ質の低いダイジェストであったことが判明して今のようにシンプルなものに書き直されることとなりました。
     何が言いたいかといいますと…やはりWikipediaはどこまでいっても知識の入り口、目次のようなものにすぎないので、いくらしっかり書いてあるように見えても参考にするのは危険という、まあ、自戒も込めて。
     

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    2026年07月12日
  • ビバリウム Adoと私

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    歌手・Adoの反省を小説調にしたノンフィクション作品。
    物語は沢木アオが千木良卓也と出会い、Adoとしてデビューするところから始まる。そこから生まれたときから、小学校・中学校の苦悩や引きこもりの時期、そこでボカロというものに出会い、クローゼットで録音し歌を出したり、スクールに通い音楽の基礎を学んだりと好きなものに出会い邁進していったりと怒涛で濃い人生が描かれていく。各章でのAdoの苦しみやネガティブな感情がダイレクトに生々しく伝わってきて、引き込まれながらも息が詰まるような感覚になりました。毒親な父親との関係性は特に苦しくなりました。父親が自分のことをどう思っているのかが分かった瞬間の場面がつ

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    2026年07月12日
  • 続 喫茶の効用:実践編

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    前作のいいところを生かしつつ、バージョンアップした内容。イラストもとても素敵で。実際にそのお店を訪れることはないけど、行った気分感増し増し。

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    2026年07月12日
  • 対決

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    久しぶりに、いい本を読んだ。この本をもとに、テレビドラマにもなった。
    二人の女主人公の対決を描く物語。

    一人の女性は、シングルマザーで日邦新聞東京本社の社会部の記者 檜葉菊乃。バツイチで、高校2年生の娘の麻衣子、17歳と暮らしている。40歳を過ぎてから社会部記者に抜擢された。娘は医者になりたくて、頑張っている。新聞記者なので、食事は健気に娘が作っている。

    対決するもう一人の女性は、神林晴海、45歳。独身。両親はもう亡くなっている。統和医科大学の理事。その大学の理事は、ほとんどが医師であり、教授だったりするが、神林晴海は、事務職から理事になり、職員からも評判が良く、大学の事務仕事を改革してき

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    2026年07月12日
  • ほたるいしマジカルランド

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    すっごいいい!私はどちらかと言えば今までマイナスに感情が振り切れた小説ばかりを読んでいたかも知れない。何かに夢中になるでも何かが決定的に嫌でもないグレーな感情を持つ人物たちが出てくる小説は初めて。そのグレーの感情は生い立ちなどで生まれたものもあるけど、誰かに言うことはない、でも自分の頭の中では何度も反芻している卑屈さで、寺地さんは人間の描写がお見事だと思った。

    転職したばかりの人、なんだか最近友達の高いテンションに乗り切れない時や特に何かあったわけじゃないけど心が上向きにならない人におすすめ★

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    2026年07月12日
  • ゆるゆる怪鳥図鑑

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    4コマでわかりやすく鳥の特徴や面白さが書かれています!イラストもすごく可愛いのでさらに
    読むのが楽しくなります!
    ぜひ読んでみてください!
    他のシリーズもあるのでよろしければ
    ご確認ください!

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    2026年07月12日
  • モモ

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    色褪せない時間と友だち

    20年ぶりくらいに読みました。
    大人になってからの方がこの本をより身近に感じられるかもしれないです。
    子どものときは灰色の男たち、怖〜!
    という子ども目線で読んでいましたが、今となっては、大人の目線で、「忙しい忙しい」と言ってるなあとか、効率重視だなあとか思って、自分の時間を見つめ直す読書時間となりました。

    効率を求める先に何があるのかちゃんと考えなければですね。
    私の時間の花はどれくらい咲いているんだろう。
    家族や友人と会話して、一緒に過ごす時間を大切にしたいです。

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    2026年07月12日
  • メメンとモリ

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    『たのしくなくちゃならないわけでも、しあわせでなくちゃだめなわけでもないんだよ。』
    『「なんのために生きてるのか」のこたえは、まいにちちがっててもいいわよね。』

    こうしなくちゃないらない、というかたまった考えにとらわれている時、
    ヨシタケシンスケさんの言葉はその前提を覆して優しく寄り添ってくれる。
    誰にも相談できず迷路に迷い込んでも、この本が居場所になってくれそう。
    あたたかい気持ちにさせてくれる1冊でした。

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    2026年07月12日
  • 神の子(上)

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    とにかく冒頭に登場するムロイという人物の存在が気になって仕方がない。その影が常に頭から離れず、登場人物たちの何気ない言葉の一つひとつにまで含みがあるように感じられる。そこが面白い。
    先の展開はある程度読めそうな気もするのだが、「ではムロイはどこで、どう絡んでくるのか」という焦燥感にも似た期待がずっと付きまとい、終始どこか気味の悪い緊張感に包まれている。なかなか見事な演出だと思う。
    長い間、本棚で積読になっていた一冊だったが、ようやく手に取ることができた。

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    2026年07月12日
  • デモクラシーのいろは【電子版おまけ付き】

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    やはり小説は面白い。
    いや、森絵都さんの小説は面白いと強く感じる作品だった。物語はフィクションであるが、戦後初期にワープしたかのような臨場感がある作品。以前新聞で見た上野孤児の写真が目の前に広がるかのような鮮明な描写もあって面白かった。小説はその世界に没頭できるのが醍醐味だと思うが、まさにタイムスリップしてまた令和に戻ってきたような読後感だった。
    民主主義を教える教師、和田や教頭が美央子達の意見に豹変するシーン。生々しく思えた。そりゃ、そんなすぐ変わらないよな。。
    この終戦80年で日本はよくここまで成長したなと思う。女性初の首相誕生に沸いた令和に生きる自分。
    上野の桜は外国人観光客で賑わい、駅

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    2026年07月12日
  • シークレット・オブ・シークレッツ 下

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    大好きですラングドン教授!教授あるとこにトラブルあり!
    これまでのラングドンシリーズは全て読んでいますが、今回も歴史を背景にした謎解きと心理戦、中弛みも全くなくスピード感を感じました。上下刊なのに。
    自分の好みとしては、基本的なストーリー展開が時系列で構成されているのが好みです。人物の視点はコロコロ変わりますが、時間の前後がないのが、スピード感の要因かと思います。
    映画化希望です!!

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    2026年07月12日
  • 官邸襲撃

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    テロリストが官邸を占拠
    首相、米国務長官と官邸職員等が人質に取られ両国に要求が突きつけられる
    首相付きの女性初SPの明日香は1人身を潜めて人質救出を目指す
    重武装のテロリスト達が何故官邸に侵入できたのか?テロリストの真の目的は?ハラハラのクライシス小説

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    2026年07月12日
  • 虜囚の犬 元家裁調査官・白石洛

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    1ページ目から世界に引き込まれました。人間の心理描写も一貫性があるというか、終始矛盾がなく、その世界の重く冷たくて張り詰めた匂いまで感じられるようでした。とても好きです。

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    2026年07月12日
  • あなたが殺したのは誰

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    久しぶりに唸る本が読めて嬉しい!後半は畳み掛けるように新事実が浮かび上がり、最後の1ページまで気の抜けない展開。暗い話の中に、主人公コンビのジョークが入る事で、ちょうど良い塩梅に息抜きもでき、大変バランスの取れた作品。
    とにかく面白く、一気に読んでしまった!

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    2026年07月12日