小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
児童書でこの重厚感の本ってあるんだなーと驚いた
今の社会って、学生っていう多感な時期にすごく多くの情報に触れるし、昔より絶対見えてる世界が広いと思うけど
けど本人たちの心はすごく狭い世界で生きていて
縛り付けられてることが多いと思う
性別問わずカーストって言葉が当たり前になってる世界で生き抜いていくことを強要されてるのは残酷だよなー
もちろんその世界の外で生きていく人もいるだろうし、立派に戦い抜く人もいる
けど、それができない人も当然いるわけで、本来なら生きていける人もちょっとのきっかけと巡り合わせで生きることを諦めたくなることもある
もう変わってしまった社会を根本からやり直す事はできないし、それで解決するような問題ではないからこそ
どれだけ手を差し伸べられるか、その機会を増やす仕組みづくりをできるか
自分にできることをやるしかないんだろうな
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Posted by ブクログ
好き。
誰かにこの本を勧めるかどうか、時間を置くかもしれない
タイトルのせいもあるし、自分はこの本を読んでどう思うのか
立ち止まって、頭をまとめておいた方がいいぞと警戒している
この作品は、作者のこだまさんの恥ずかしい部分を
これでもかと披露している
なかなか凄まじい過去のオンパレード
なのにとても面白い
そう感じるのは
こだまさんが書けば書くほど、強くなっているからか
フツーじゃないんだけどさ
それはそれで不運なんだ
でも不幸ではないという夫
何なんでしょうか。
こだまさんが、くらっている挫折の大波は
誰しにも襲ってくるし
誰だって立ち向かえないぐらい大きい
自分だって無理だよ、とはなるのに
なぜだろう
こだまさんが大丈夫そう
こだまさんのエッセイにはまったけど
ようはこのご夫婦のフツーじゃない
幸せが羨ましいのかもしれない
普通の範囲から離れていても大丈夫そうなんだな
という安心感?
こだまさんのお人柄か、本編も好きですが
周りの方々への御礼と
作品が作れた嬉しさがまとめられた
あとがきにほっとする -
Posted by ブクログ
周りの読書家の方々が割と読んでいたので、追随してみました!!まだジャングルの中です。
楢崎家はマヤの遺跡を発掘中の父賢に会いに出かける。恋多き継母の千鶴子(離婚済)、妹の千華子、そして練である。旅行最終日に近くなってから、千鶴子が再婚の話をするが、今後この家族と会わないで欲しいと言われているとのことだった。そして千華子が賢の子じゃないかもしれないとまで言い出す。賢と千華子の髪の毛を集めてDNA鑑定するとまで。
次の日はヘリコプターでマヤをめぐる。軍用のモノを拝借しているようで、軍人さんが運転してくれる。もう少しでピラミッドに降りるところで、急にヘリが旋回してどこかに飛び始めた。抵抗しなければ大丈夫と言われる。クーデターだ。千華子と一緒にヘリコプターから放り出された。
楢崎工業は祖父がやっている。ここにもクーデターのニュースが入り、祖父は祖父なり、叔父は叔父なり、従兄は従兄なりの方法で情報収集を始める。
練と千華子は無事だった。ヒルや蚊よけにタオルを首に巻く。長袖、帽子、軍手、肌を露出させない。しかしジャングルの中どちらに行けば人のいる場所に辿り着けるのかわからない。すごくいい石の上にたどり着いた。ここで一晩あかす。ソーイングセットの針に摩擦で磁力を与えて北東に向かうが、随分歩いて昨夜と同じ場所に出た。がっくり。と思ったが似た場所で別の場所らしい。祭壇を何個か辿り着きながら、マヤの神殿にようやくたどり着く。一方で父賢や母千鶴子もふたりの救出に向けて動き出す。
魚釣ったりなんだりしているが、千鶴子が熱を出す。 -
Posted by ブクログ
ネタバレんんかいめ??の再読。
上巻が本当に果てしなく救いのない展開だったので楽俊のおうちから先は、安心して読めます。
…とはいえ門前のあそこではうわーん∑(゚Д゚)ってなるわけで。
まあそこはこちらは再読なので安心して読める訳でして。何度読んでも飽きない。本当に名作。
陽子は本当に成長しました。凄いことです。自分だったらそんなに真っ直ぐに鑑みられるだろうか。
王様なんて、人によっては舞い上がってしまう人もいるだろうに…でもそういう人はそもそも選ばれないのか? 陽子のように内省できるからこそ、王の資質がある、ということなんですかね。
ラストはもう少しあとの話を読みたいと思うんだけど、その余白こそがオタクの情熱を引きずり出すもだと思えば、贅沢な余白です。
さあて引き続き読み直しするー。
次はどうするかなー!? -
Posted by ブクログ
「美しいこと」「箱の中」が良かったので、こちらを読んでみました。
設定が面白いと思いました。
主人公のアルは吸血鬼に半端に血を吸われた事で半人前の吸血鬼になってしまいます。
意志とは関係なく、朝にはコウモリになって夜には人間になってしまうという生活をアメリカで送っていました(細かい設定は他にもある)
ひょんな事から日本に来る事になり、人の良さそうな刑事と、無愛想なエンバーマの高塚と出会う事になります。
最初はアルも高塚もお互いの印象は良くなかったですが、高塚はきちんと筋を通しているし、なんだかんだで面倒を見てくれ、アルは高塚に懐いていきます。
アルの甲斐甲斐しい姿に心が温かくなります。
基本的に素直でいい子です。
吸血鬼になってから、厳しい生活を送っていて苦労人なのです。
不死身という事を活かして痛々しいシーンがありますが、高塚がエンバーマで本当に良かった。
この先、平穏に過ごしていってほしいです。 -
Posted by ブクログ
復讐したら泥沼にハマってしまうのよ、というお話(?)。
古民家カフェの崩落事故に遭い、一緒にいた颯一さんを喪った光さん。事故当時、現場にいた医療従事者らしき者たちが颯一さんを助けようとしなかった。何故?。光さんは2人を探し出そうとする。
1人を特定し、接触を図るも、目の前で射殺されてしまう。
一方、もう1人の男・薬師さんもまた光さんの行方を追っていたのだった、、、。
何故颯一さんが見捨てられたのか、何故1人の男は殺害されてしまったのか、様々な謎が光さんと薬師さんの視点で交互に描かれながら、紐解かれていく。
それぞれの思い、それぞれの過去、証券取引、臓器移植、書かれていない部分と明かされていない心の中身、明かされる真相、ラストもまた壮絶な悍ましさを感じました。泥沼でした。
どんでん返しもありましたが、それよりも何よりも深い心の闇をみせられたように思いました。
絶望メガネ、、、。
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