小説・文芸の高評価レビュー
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奥田英朗の長篇ミステリ作品『罪の轍』を読みました。
奥田英朗の作品は、2年前に読んだ『町長選挙』以来ですね。
-----story-------------
昭和38年、東京
男児誘拐事件に人びとは震撼した──
絶対零度の孤独を抱える容疑者×執念でホシを追う捜査一課刑事
昭和三十八年十月、東京浅草で男児誘拐事件が発生。
日本は震撼した。
警視庁捜査一課の若手刑事、落合昌夫は、近隣に現れた北国訛りの青年が気になって仕方なかった。
一刻も早い解決を目指す警察はやがて致命的な失態を演じる。憔悴する父母。
公開された肉声。
鉄道に残された〝鍵〟。
凍りつくような孤独と逮捕にかける熱情が青い火花を -
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「はだれ雪あだにもあらで消えぬめり世にふるごとやもの憂かるらん」
今作で葉室麟さんは『忠臣蔵』を創作に取り入れているというのを上巻のレビューで述べたが、「引歌」も取り入れてるんよな
もちろん『忠臣蔵』と言えば辞世の句だもんね
浅野内匠頭の辞世の句
「風さそう 花よりもなほ 我はまた 春の名残を いかにとやせん」
大石内蔵助の辞世の句
「あら楽し 思ひは晴るる 身は捨つる 浮世の月に かかる雲なし」
ねー、やっぱ使いたいよねー
そしてわいもそんなに詳しいわけじゃないけど、なんとなくさ、日本語を母語にしてれば伝わって来るものがあるじゃないそれは
内匠頭の無念さ、内蔵助の晴れやかさは伝わって -
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ネタバレ凪良ゆうさんの『汝、星のごとく』です。
本屋大賞を取った作品で、26年秋に映画化の公開が予定されています。
瀬戸内海に浮かぶ小さな島を舞台に、井上暁海と青埜櫂の愛を描いた小説です。以下、あらすじなので知りたくない方は一読をご容赦ください。
物語は、すでに壊れかけた家庭で生きる暁海の日常から始まります。暁海の父は島に移住してきた刺繍作家の林瞳子と不倫関係にあり、やがて家を出て彼女のもとに移り住みます。父を失った母は精神的に不安定になり、暁海は高校生でありながら家事や母の世話を担う立場になっていきます。島という閉鎖的な共同体では噂がすぐに広まり、暁海の家庭事情も周囲に知られていました。
青埜櫂 -
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後宮の烏、ついに完結しました!
終わってしまうのは寂しかったですが、ステキな結末だったので、そういうことならオッケーよ…という気分になれました。
途中から登場し、終盤から頭角?を現したサナメ兄弟妹ですが、皆んなそれぞれの道を歩んでてよかったです。途中、次男坊くんが危うかったんで冷や冷やしましたが。。
それを言うなら、高峻と寿雪は結ばれなくてよいのか…ずっと自分の中でモヤモヤしてましたが、最後スッキリしました。お互いがお互いの道を歩んでも互いを大切に思っているってことですね。
読んでよかったです。長さも程よいし、優しい空気感に満ちた話でした。 -
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筆者は、動物言語学と言う新しい分野を開拓した研究者ですが、一般的な知識しかない自分にもとても読みやすく、面白い本でした。
私自身、野鳥は興味があるものの、近づくとすぐ飛んでいってしまうので、なかなか実際に観察するのは難しいと感じています。
ですが、本書のように解説してもらうことで、鳥に対する興味や親しみがより深まりました。
私自身はシジュウカラを実際見たと認識したことがないのですが、日本全国に分布しているようですし、まずは見つけるところから始めたいなと思います。
あとは、単純に筆者さんの文書がうまい。
やってることがそもそも面白いのに、書き方も面白いのですごいなぁと思います。ごはんアレンジ -
Posted by ブクログ
新卒で有名企業に就職したものの、社内政治に巻き込まれ内定を取消されてしまった新米社会人、松岡まどか。投資家に唆されて企業することになり投資を受けるが、それは一年以内に時価総額10億円の企業に成長させなければ松岡が一億円の借金を負うことになる不当な契約だった。崖っぷちの松岡が選んだのは、自身が昔から慣れ親しんでいた対話AIの分野だった……という内容。
こういうもしドラ的な雰囲気のお仕事小説は苦手なのだが、めちゃくちゃ面白かった。1日で本を一冊読み切ったのは久しぶりだ。
サーキットスイッチャーもそうだったが、まず作劇がめちゃくちゃ上手い。主人公に大問題が発生し、なんとか解決するが、また次の問題 -
Posted by ブクログ
表紙が山中先生本人に酷似すぎたので読んだ。
ノーベル賞って特別な人に与えられるもんだと思ってたけど、山中先生はいい意味でそんな印象を受けなかった。
苦手なことに気づいて避けて、割と行き当たりばったりな面もあって、でも途中からはVision & Work hard で道を見つけてた。
私は目の前のことにいっぱいいっぱいになって、大きな目標的なものがよくわからないことがよくあったし、大きな目標の意義がわからなかった。
これを読んで、Vision の意義がわかったし、これから夢を実現する中で、一所懸命頑張りながら道筋をちゃんと見据えようと思った。
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