あらすじ
anan人気連載12編+書き下ろし12編、待望の書籍化
5年連続本屋大賞ノミネートの最注目作家・青山美智子が贈る優しさ成分120%の物語
その一瞬に、
祝福の一粒を。
チョコバナナ、キューブチョコ、マカダミアナッツチョコ、
チョコチップクッキー、アソートチョコ……
人生の小さな曲がり角にちりばめられた
彩りさまざまなチョコレートが
主人公の背中をそっと押す――
チョコバナナ×恋の予感
キューブチョコ×推し活
マカダミアナッツチョコ×結婚
チョコチップクッキー×友情
シガーチョコ×大人
ハイカカオ×失恋
チョコレートアソート×決意 ……etc.
受け取って、差し出してーー
祝福の連鎖が動きはじめる
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
青山美智子さんの本は、読むたびに
『今までで一番好き』
って思わせてくれます。
今回のは、いろんな世代の人達の
苦しかったり切なかったり…
その時々の気持ちを『物語』というよりは
『詩』のような軽い感じで読み進めることができました。
いろんな世代の人達の話し…
だと思っていたのに実は一人の女性のお話し。
これには、びっくり!笑
そして、後の章(BOX2)では、アナザーストーリーが
控えていました。
この構成は私の大好物!
途中に入る写真も抒情的でとても素敵。
また大事にしたい本に出会えました。
☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…
『転ばない人なんていない。そんな人生なんてない。
そのたび起き上がって、きっとそのたび前進している。そんな失敗の回り道の中で、導かれるようにして新しい扉が開いていくのだ。』
Posted by ブクログ
「失ってどこも痛くないなんて、そんな恋じゃなくてよかった」「でも起き上がるたび、いつの間にか少し進んでる気がするんです。きっと前に向かって転んだのね、ああ、よかったって思うの。」
Posted by ブクログ
チョコバナナから始まり、子供の頃、学生時代、大人になった今までいろんな思い出があり、そこには甘くて苦いチョコレートのような感情が思い巡らされている。BOX1とBOX2で二方からの感情が読み取れるのが良かった。
Posted by ブクログ
最初は中高生の読むような甘い展開で、なんだか気恥ずかしい気がした。チョコレートをテーマに、さまざまなシチュエーションの短編は甘いものばかりではなく、BOX1最終章で「え!一人称だったの!?」と驚いた。
BOX2では、1での相手目線で描かれる展開。
やっぱり読み返したくなるのが青山さん小説。
Posted by ブクログ
ショートストーリーの集まりなだけかと思っていたら、Box1は1人の女性の話だった!!
Box2は、彼女の相手サイドから見た、それぞれのショートストーリー
あとがきまで含めて、1つの作品だったように思う
あー、素敵な読書時間だった✨
Posted by ブクログ
大切な思い出や何気ない日常などの、甘いお話やほろ苦いお話を、まるでチョコレートを一つ一つ食べているような感覚で読んでいました。
読み進めていくと「実は…」というところもあり、まさに『人生はチョコレートの箱。食べるまで中身は分からない』(フォレスト・ガンプ)と感じた一冊でした。
あの時あの人はどう思っていたのだろう、あの時私はどうして本心が言えなかったのだろうと、考えても仕方のないことをつい想像してしまいます。
正解も不正解もないその自問の中で、「あの経験があったから今の自分がいる」と思えるような生き方をしていきたいと感じました。
ふと読みたくなる
青山さんの作品はそんな存在
他に派手なエンタメ小説や泣ける小説も
笑える小説も読むけれど、そのどれでもなく
ほっとする内容で落ち着くお話し
今作はあとがきが1番しみました
ベタですがチョコが食べたくなる
ビターチョコ
Posted by ブクログ
チョコレートをモチーフにした短編集
チョコレートアソートボックスのよう
雑誌連載分と書籍化により追加された分を交互に読みました。
甘いチョコやほろ苦いチョコなど様々なチョコレートのかけらが一枚のチョコレートとなり、一人の人生を作り上げていく。青山ワールド全開に鳥肌でした!大切な1冊に。
Posted by ブクログ
「失ってどこも痛くないなんて、そんな恋じゃなくてよかった。」
失恋という出来事でさえ、青山さんらしい、美しく優しい言葉でまとめられていて心に沁みた。
Posted by ブクログ
短編が24篇。どれもチョコレートが小道具で、あの頃の胸がキュッとなる瞬間を描いている。でもananの連載だったらしく、あまりにも一話が短くて、う~むと思っていたら。。ステキな仕掛けがあった!
Posted by ブクログ
チョコレートにまつわる短編集
BOX1とBOX2の2章各12話の構成です。
短編集なのだけど、Piece12で種明かしされるからくりが鮮やか!
そしてBOX1と2が対になっているのも楽しい。
私は一番最初のPiece1がとっても好きでした。
小説なのに、なんだかずっと詩を読んでいるような感覚でした。
ことばひとつひとつが心地よい。
今まで読んだ青山さん作品の中で、一番好きかもって思いました。
Posted by ブクログ
チョコレートをテーマにした短編集。
チョコバナナ
甘酸っぱくて一番好きなお話。
キューブチョコ
好きなアイドルへの気持ちをあんなにやさしく温かく受け入れてくれるお話も嬉しい。
『アイドルを好きになるって、最初から片思いで、最後まで両思いなのかもしれない。』
という文が印象的。
マカダミアナッツチョコ
ついつい今のその人を見ていろいろ感じでしまうけれど、そこに至るまでのその人の経験を忘れないでいたいと思った。
チョコチップクッキー
こういうヒリヒリ感、怖さ、不安、すごくわかる。あの感覚を思い出すと苦しくなるし怖くなる。
最後は前向きでよかった。
シガーチョコ
紗希先輩も月島さんもかっこいい。憧れる。
老婦人もかわいらしくて素敵。
タブレットチョコ
お姉ちゃんの最後の台詞がよかった。
キットカット
有岡くんが素敵。
チョコフラペチーノ
大学受験の時の気持ちを思い出した。
チョコプレート
彼さん素敵。
ハイカカオ
最後の一文がすごくよかった。印象的。
チョコレートアソート
ショコラティエさんの考え方が素敵。
こういう素敵な人生の先輩に出会えて話を聞けるっていいな。
ガトーショコラ
そういうことだったのか!!と思わず嬉しくなった。
これまでの物語が全部ここに繋がっていたんだ。
ひとつひとつのかけらがここに繋がっていたんだ。
チョコレート・ピースというタイトル通り、チョコレートにまつわる、一人の素敵な人生を味わえた。
後半は各作品の相手目線のお話。それもどれもとてもよかった。
あの時相手はこんな風に思っていたんだとわかり物語をさらに楽しめる。
エッセイもとてもよかった。最後のページの文章がどれもとてもよくてすごく素敵。
壊したくないくらい大切で、好きと言えないくらい好き。
そんな相手に出会えるって素敵だな。
Posted by ブクログ
ショートストーリーだけど、チョコを味わっているかのような、キュンとする甘さだったり、ほろ苦さだったり、物語によって味が違って次はどんな物語かなとチョコが溶けるように、ゆっくり味わいながらページをめくっていた。
素敵な本だった。
Posted by ブクログ
甘くてほろ苦かった〜。
安心・安定の青山美智子さん作品。BOX1とBOX2を交互に読んできゅんきゅんしたり切なかったり。最後に全部繋がるストーリーはやっぱりさすが。ピースがひとつひとつはまったり外れたりしながら人生は続いていくのかな?
個人的にはチョコバナナの彼が初々しくて好き。
Posted by ブクログ
初めは、雑誌のワンコーナーの短編とあったし、軽い気持ちで読み進めていたら…12ピース目、全てのピースがつながって、そこからの書き下ろしBOX2は、BOX1の裏側が描かれていて、お見事でした!!
雑誌のワンコーナーだから、一話完結でも楽しめる作品にはなっているけど、でも、これは全て続けて読むべき作品だなぁと強く感じた作品でした。やっぱり青山美智子さんって、すごい!!
Posted by ブクログ
読み終えた瞬間、物語の断片が一つにつながるあの感覚に胸が震えました。
「物語をさりげなく繋げていく」青山美智子さんならではの作風に、改めて魅了された気がします。
そして、登場人物たちのそばに寄り添うチョコレートの存在が、まるで読み手である自分の心にも優しく触れてくれるようで……。
不安や心配事を抱えていても、「きっと私は大丈夫」とそっと背中を押してくれる温かさがありました。
読み終わったあとも余韻が続く、心をほぐしてくれる一冊でした。
Posted by ブクログ
色々なチョコレートのお菓子を交えた短編集。
一方通行の目線じゃない表現なので楽しめます。
すぐ2週目読み返したくなる作品。
簡単には想いが伝わらないのは誰でも同じなんだなと思わせてくれる一冊。
Posted by ブクログ
甘くてほろ苦く、ほっこりもする、まさにチョコレートを味わっているかのような作品だった。
チョコレートが登場する短編をいくつも集めたパートが2部で構成されていて、前半パートは主人公目線で話しが進み、後半パートは周辺人物目線で物語を追体験するようになっているため、作品の厚みや奥深さをより感じられた。
Posted by ブクログ
写真とかも素敵でおしゃれな雑貨屋さんにありそうな見た目。
若いひとむけ本かなあと思いながらでも結構大人でも楽しめる。
そういうことね!の仕掛けもちゃんとあってすごい!
ひとことにチョコといっても色々あるなと気づいた
Posted by ブクログ
BOX1主人公、BOX2がその相手側の気持ち・視点がサイドストーリーとして描かれている面白い作り。こういう構成になっているとは思わなかったから驚いた。
チョコレートを食べながら読みたくなる!
小説というよりCMやMVを見ているような感覚だった。映像として浮かんでくる。
最初の出だしの一文がどれも良い。キャッチコピーみたいにぐっと心をつかまれる。
【好き】Piece1チョコバナナ・コラボレーション
あとがきに代えて―エッセイ「ふたつのチョコレート」が1番好き。
同じような経験をして同じような痛みを味わったから感情移入できた。
『私なりに、守りたい、壊せない、大切な何かがあった。あんな恋は、もう二度とできないだろう。十代の私の迷いも痛みも、丸ごと抱きしめたい。』
1番好きなフレーズ:
『好きだと言えないぐらい、好きだった。』
『渡せなかった想い、触れることさえなかった指先。私の目には、いつも彼が映っていた。そんな日々が、ただただ愛おしくて。』
Posted by ブクログ
ううーむ、いつもと何だか違う感じ…と思いながら読み始めたけど、途中でそういうことか!と気づき、そこからは一気読み!
そうか、だからチョコレート・ピースなんだ!
Posted by ブクログ
短編集かと思いきや、それぞれの物語が最後に繋がる構成で、題名とリンクすることにもハッとさせられる。人物の詳細な心情を上手く表現している。
後編は、主人公の対役の短編集で、物語の裏側が分かる。
TIME紙「2023の必読書」に選出された作家さん。
Posted by ブクログ
最初は正直なところ、物足りない感じでした。でも、途中から、展開に変化が生じます。
最後には、題名の中のピースに、なるほどと納得です。
構成が面白いなと今回も青山美智子作品に感嘆です。
Posted by ブクログ
物語ではなく詩集のような感じ。短編かと思ったが後でパズルのように話がはまっていく。挿絵ではなくどこか懐かしい写真も良かった!色々なチョコレートと恋愛が絡んでいて、いかにも青春!という感じ。