あらすじ
砂漠に飛行機で不時着した「僕」が出会った男の子。それは、小さな小さな自分の星を後にして、いくつもの星をめぐってから七番目の星・地球にたどり着いた王子さまだった……。一度読んだら必ず宝物にしたくなる、この宝石のような物語は、刊行後七十年以上たった今も、世界中でみんなの心をつかんで離さない。最も愛らしく毅然とした王子さまを、優しい日本語でよみがえらせた、新訳。
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Posted by ブクログ
ずっと積読してたが、やっとここに来て読めた!
この現代における問題が描かれているという前評判を前提に読んだので、とても楽しく読めた。街灯の星?が一番印象的だった。
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流石に必修だよなって読むと決めたはいいが、訳者選びに時間がかかった。
原点でもある岩波の内藤濯訳が王道だろうが、現代的な語彙の方が無理なく落とし込めると思い、新潮の河野万里子訳を選んだ。
それでも内藤濯がLe Petit Prince(小さな王子さま)を星の王子さまと訳したのは、翻訳作品ならではの功績であり、原文へのリスペクトが生んだ価値ある意訳と言える。
「いちばんたいせつなことは、目に見えない」
見えないからこそ、見ようとする努力が大事なのかな。それは、目でなくても。
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買ったのはもう十年以上前にもなるらしく、買った当時に読んだ時には全くもって読み進められなかったのだけど、十年も経つと知識も感情も経験も人並みに重さを持つようになり、そのおかげなのか前読んだ時がなぜ読み進められなかったのか分かれないくらいにさくりと読んでしまった。目に見えないものが大切なもの、ということは何となく分かってきていても、物語として取り込むことで、ここでまた改めて深く心に刻めたのかなと思う。絆を結ぶという表現が好きだった。
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中盤にものすごい人生の真理が書いてあって、どひゃー!とのけぞった。
子どもの頃はなんだかよくわからなかったけど、大人になって分かるようになることで二度美味しい。
翻訳がとても気に入りました。
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1番大切なことを見れなくなった結果、王様やうぬぼれやや酒飲みなどの、王子さまが旅して出会ってきた『大人』になってしまうよ
ということかな、と思った。
バラと王子さまや、キツネと王子さまのお話、パイロットと王子さまのお話は表現しがたい気持ちになった。
最初に『友達に宛てた』ということが書いてあることと、時代背景から連想するに、戦争で死を覚悟した作者が綴った『気持ち』なのではないかと思った。『あの星のひとつに、ボクがいると思ったら星を見るのがワクワクするだろう?』というような文章に、涙が溢れた。
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一見すると子どもの純粋さを称賛する物語だが、実際には「何を大切とするか」という価値基準の不確かさを突きつけてくる作品だと感じた。
「大切なものは目に見えない」という言葉も救いであると同時に、裏付けのないものを信じ続けなければならない不安定さを含んでいる。
王子さまが学ぶのも単なる愛情ではなく、関係を結んだ以上は責任を引き受けるという重さであり、その点においてむしろ厳しい物語だと思った。
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子供の頃はわからなかった。
大人になった今読んで、大切にしたいと思えた。
ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。いちばん大切なことは、目に見えない。
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自分にとってかけがえのないものを、「かけがえのないもの」にしているのは、目には見えない「そのために費やしてきた時間」なんだ。
モノも情報も溢れる現代において、時間をかけて自分だけのかけがえのないものを見つける大切さに触れた1冊。
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「たとえば、きみが夕方の四時に来るなら、ぼくは三時からうれしくなってくる。」 これ好き
読んで後半はずっとうるうるした
自分の中できっと宝物になるものってあって、それが何かはおとなじゃなくてこどもの方が見つけやすいのか
Posted by ブクログ
訳されたものってちょっと難しくかんじるな
途中の実業家とか地理学者を純粋な目線で描いているのがすごいと思った。
キツネの言葉めっちゃいいなあ、関わることで他の人とは違うことになる、責任が伴う。かっこいい。
Posted by ブクログ
だいぶ以前に読んだのですが
改めて読み返してみようと思い
手に取りました。
一見すると不条理でファンタジックな世界だけど
優しさと温もりを感じる物語
大人になると忘れ掛けてしまう思い
いま一度、心の瞳を開いて
物事を見つめてみます。
Posted by ブクログ
子どもの頃に読んで、その後も表紙のあのイラストを目にすることはたくさんあって。
ずっと近くにいたような一冊。
随分大人になり、また読んでみたくなった
おそらく、月日が流れた中で、実感することが増えているってことなんだろうなと思う
どうして星がきれいに思えるのか、心に残るものはあるけど悲しみは薄れていくこと、かける時間は大切さを伝えてくれること、心で感じた信頼は大きな支えになること。
視界がくもりそうになってしまうこともあるけれど、心でみえるものは信じたいと思う
見ようとする心持ちを忘れずにいたい
Posted by ブクログ
何度読んでも変わる、考えさせられる。
確かにそうかも。でも、そうでもないかも。
ほんとうに大切なものは心でさがす。
目には見えない、ひとそれぞれにある直感的で直接的で根源的な想いかな。
同じものでも、ひとによって同じじゃないもんな。
自分、周りにいる親しい人だけでも、そんな気持ちを尊重してあげられるようになりたいなと思った。
匿名
すてきな作品でした。
初めて読んだ作品でした。普段、読書をしない私ですが今年から読書をしようと決めて読み始めたのがこちら作品でした。抽象的な表現もありましたが、後書きなどをよんでより世界観を理解できました。ありがとうございました。
匿名
大人にこそ読んで欲しい。
子供用のお話と思われがちですが、そんなことなかったです。
哲学的な内容で、大人にこそ読んで欲しい本でした。
大切な人との別れについて考えさせられました。
卒業シーズンの今は旬な時期かも。
優しい言葉づかいです
他の人の訳を読んだことがあります。この本はそれぞれのキャラクターに合った言葉づかいでした。あたたかく、切ない気持ちになりました。
訳者あとがきも良かったです。
歳を重ねてたまに読み返す。
読む度に印象感想が変わる
違う作品みたいだなってくらい
面白いね。また数年経ったら読もうかな
なんとなく手に取って読み返す
そのくらいの気持ちがいい
思いがけずってのが、楽しさ
Posted by ブクログ
「なつく」という言葉の考え方が変わる。
キツネのいう「なつく」は日時の生活とか自分の家族、そういうものが頭にポツポツと浮かんでくる。王子さまと薔薇みたいに思い出す感じ。
大切なものは目に見えない
心で見ないといけない
Posted by ブクログ
大切なことは目に見えない。
バラをかけがえのないものにしたのは、バラのために費やした時間。
どこかの星に咲いている花を愛していたら、夜空の星という星全部に花が咲いているように見えて、星が全部好きになる。
素敵な言葉がたくさん。王子さまがいろんな星を旅する中で、今まで忘れていた気持ちを思い出した気がする。
自分はキノコだ!と言われるような大人になっていた気がするけど、大切なことは何なのか立ち返って考えたい。
Posted by ブクログ
大切なことは目に見えない。
一人一人大切なものは違う。自分にとって大切なものをちゃんと大切にできているか考えさせられた。
地位や名誉が何よりも大切なのか?
本当に大切なものに目を向けよう。
私にとっては特別なものでもなんでもなくとも、誰かにとっては大切な人や物であるかもしれないと思って、何でも優しく扱うべきだなぁと思わされた。
Posted by ブクログ
キャラクターは知ってましたが元ネタはよく知らず。
今回初めて読みました。
読み手の解釈に委ねている表現が多い印象を受けました。当時は理解できなかったけど、人生経験を重ねることで理解できる表現もきっと出てくるんだと思います。
5年後、10年後に読み返すのが楽しみです。
Posted by ブクログ
正直とても読みにくい
でもそんな自分が大人になってしまってるってことなんだろうなと噛み締めて読みました
いちばんたいせつなことは、目に見えない。
きみのバラをかけがえのないものにしたのは、君がバラのために費やした時間だったんだ。
Posted by ブクログ
いちばんたいせつなことは、目に見えない。
大人になった今だからこそ読みたい、大人のためのファンタジー。
出版から80年以上読み続けられている不朽の名作。
Posted by ブクログ
読む年代で感想が変わる本。
初めて読んだのは小学生の頃でした。表紙に惹かれて買ったものの、伝えたいことがわからず、当時の私にはまだ難しく、絵ばかりの印象が残っていました。
中学生になり再読した時には、前回よりも少し、伝えたいことが分かったような気がし、全部は理解できなかったけれど、いつかまた読みたいと思い大切にとっておきました。
そして大人になり、本当に大切なものは「目で見えないところにある」
「間違った大人のように見えるものだけに囚われて視野を狭めてはいけない」
「時間や愛情をかけて接した相手に対する想いと、関わりを持った相手に対するその責任」
「人生に終わりや悲しみはあるが、思い出に刻むことで、また一歩を踏み出す力になる」
『愛、命の尊さ、生命に対する誠実さ、愛も尊さも悲しみも全てを知って生きていくということ』を学んだ本でした。
Posted by ブクログ
飛行士である私と王子さまで大切なものを探す物語です。
印象的だったのは、象がウワバミ(大蛇)に食べられている絵と気づくのが子供で、大人はその絵をただの帽子だと決めつけてしまうという話。
大人は先入観に縛られすぎていて、それ以外の可能性を考えないことは勿体ないことだと思った。
また、王子さまがうるさいと思って星に置いてきてしまった1輪のバラは、地球には5000本もあったけど、星に咲いていたバラは、自分が水をやった世界に1つしかない大切なバラだったんだと、後から気がついて涙を流すシーンでは、「本当に大切なものは、目に見えないんだよ」という王子さまの言葉を思い出し、その重みを感じました。
Posted by ブクログ
2026/5
この作品は読んでおかねばならないと思ってました
不時着した「ぼく」と王子さまのお話
5番目の星の「いつでも休みたいね」って私みたい
いちばん大切なことは目に見えない
目も心も大人になると濁ってきてしまうのかな
翻訳者によって表現が変わりそう
なんだか難しかった気がするのは私だけなのか、皆さんの感想読んでみます
原文も知りたくなったので、フランス語版も読んでみよう
Posted by ブクログ
大人になった私の視野は狭くなっていたんだと気づかされる。
ずっと寂しく感じてしまうし、理解することに時間がかかる。私の母は「こういう世界観もあるんだな」と表現していたが、まさにそんな気がする。この世界観だから受け入れやすい言葉なんだろうな。
この年で初めて読んだが、また数年後、数十年後に読んだら感覚がまた変わるかもしれない。何度も何度も読み直すことで、心に留まる気がする。
Posted by ブクログ
王子さまは、また笑った。それから真顔に戻った。
「今夜は......ね……来ないでね」
「きみのそばを離れない」
「ぼく、苦しそうになるよ.....ちょっと死んじゃうみたいになるよ。そんなだもの。そんなの見に来ないで、見に来ることないよ……」
「きみのそばを離れない」王子さまは心配そうだった。
「だって……ヘビのこともあるし。きみが噛まれたらいけないもの……ヘビっていじわるだから。おもしろ半分に噛むかもしれないでしょ……」
「きみのそばを離れない」
ふと王子さまは、安心した様子になった。(134頁)
Posted by ブクログ
すごくいい。
心があったまった。
子供よりも、疲れてる大人が読むべき本なんじゃないかな?子供からしたら大人がなんでわからないのかがわからないと思う。
キツネが本当に好き。バラも好き。
いちばんたいせつなことは、目に見えない
Posted by ブクログ
王子様がバラを育てるエピソードがある。バラはわがまま放題で王子様がどんなに尽くしても満足してくれない。王子様はバラに構いすぎた。バラは自分が欲しいものが分からない。王子様の正しい尽くし方は、バラが自分が欲しいものが分かるよう仕向けることだった。
Posted by ブクログ
心に留めておきたい
素敵なフレーズが幾つかありました。
大人になった今
自分の大切なものや
純粋さを思い出させてくれる一冊でした。
「ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。いちばん大切なことは、目に見えない」
「君のバラをかけがえのないものにしたのは、
君がバラのために費やした時間だった。」
Posted by ブクログ
愛とは、面倒をみたり気にかかけたりする中で生まれていくもの。
毎日の繰り返しは本当に意味があることなのか、問うこと。
自分が執着しているものは本当に必要なものなのか、問うこと。
大人になるにつれ、世界を複雑に考える。
もっとシンプルでいい。直感に従って生きることも素晴らしい。
愛とは、その存在自体を尊ぶことであり、
それが自分の利益になった瞬間エゴの混ざった愛になる。
どこかに自分の愛するものがある。という確信ができるからこそ、すべてが愛おしくなる。
だから、どこにそれがあるのかは見つけなくても、むしろ見つけないほうが愛に満ちた生き方ができる。