あらすじ
砂漠に飛行機で不時着した「僕」が出会った男の子。それは、小さな小さな自分の星を後にして、いくつもの星をめぐってから七番目の星・地球にたどり着いた王子さまだった……。一度読んだら必ず宝物にしたくなる、この宝石のような物語は、刊行後七十年以上たった今も、世界中でみんなの心をつかんで離さない。最も愛らしく毅然とした王子さまを、優しい日本語でよみがえらせた、新訳。
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Posted by ブクログ
初めて読みました。6つの星で出会った人々。7番目に訪れた地球にはたくさんの人々が。「いちばんたいせつなことは、目に見えない」かなり深い物語なんですね。子供のころに読むより大人になって読んだほうが感じることが多いかも。きつねの話、薔薇の話が良かったですね。最後が胸が締め付けられるような寂しさでした。これは死ぬまでに何回も読んでみないといけない本ですね。
Posted by ブクログ
「星の王子さま」は今までで2回は最初から
最後まで読んだ事がありました。
今回で3回目になるので内容は
だいたい覚えているのに、
読めば読むほどより心を強く揺れ動かす本は
この他にないと思います。
1度目は中学生か高校生の時に読みましたが、
正直何を言いたいのか分からず、
王子さまの言葉も大して心には
響きませんでした。
特に王子さまがそれぞれの星を周って話をする
描写は正直中弛みをしてるとさえ
思っていました。
「いちばんたいせつなことは、目に見えない」
というセリフもありきたりな言葉だなと
思った記憶があります。
ただ、2回目、3回目と大人になってから読むと
見え方がまるで変わってきます。
大人になると嫌でも社会に出て、
仕事での労働や出世、お金の事などで
頭がいっぱいで忙殺していき、
自分が「大切にしたい事」が何なのか
見失う瞬間が「大人」にはあると思います。
そんな中、王子さまがその星々に住む
「大人」達に対して投げかける質問が
1回目に読んだ時とは比べ物にならないくらい
深く刺さりました。
また、キツネとの出会いから最後の別れまで
ずっと胸がいっぱいになりながら
読み進めました。
次に読む時は恐らく涙無しで
読み進めていく事ができないと思いますが、
「大人」に染まりすぎた時はまたいつか
読み直したいと思います笑
Posted by ブクログ
2025/10/19再読終了
大人の時間の使い方を振り返ってと子どもの頃の時間の感覚を思い出す
美女と野獣のバラモチーフが好きだと思ってたけど、星の王子さまに出てくるガラスのおおいとバラがかなり印象に残ってたらしい
Posted by ブクログ
死んだ人が星になるっていう表現がここからきているんだと思った
ラストページでボロ泣き
子どものころ描いた絵が理解されなかったのはとても共感が持てました
Posted by ブクログ
いつだったか一度読んだことがあったのだが、
機会があったので改めて読んでみた。
個人的には、不思議な話だなぁと
そのまま受け取る部分が多くて、
あまり裏を読むような読み方をせずに進んだ。
ただただファンタジー作品として面白いし、
そうして読んでみたとしても
深い部分で作者が最も伝えたいことが
目に見えずとも伝わってくる気がする。
もう大人なので裏を描いて読んでみるか!!
とも思ったけれど、そうなると途中途中で
汲み取るのが難しい部分も多々あって、
どこの部分で裏を読めば良いのか考えるのが
結構大変だなぁと(他人事のように笑)感じた!
果たして、私は帽子だと答えるだろうか?