小説・文芸の高評価レビュー
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すごく良かった〜一気読み!
『千年のフーダニット』が激刺さりだったし、またしても洒落たタイトルなこともあり結構期待値高めで読み始めましたが、それを超えてくる面白さでした。
結末はかなり賛否というか、好みが分かれるだろうなという感覚はありつつも、私はこういう一種の哲学というか美学というか、読み手の真善美を問うてくるような小説がとても大好きです。
本編も、ここ数年トレンドになっている(?)特殊設定/災害ミステリの路線を行きつつ、そういったジャンルにおいて起きやすい「シラケ」が無い(都合よくその条件を成立させるために、後付けでキャラクターやその他の設定をくっつけた感が出ない、リアリティある筆力の)一作で、ストレスなく楽しむことができました。
ミステリ好きを名乗ると「ミステリいっぱい読んでると『ああまたこのパターンか』ってつまらなくならない?」って聞かれることもありますが、ミステリ好きだからこそ(?)定石っぽいものにミスリードされて騙されたり、むしろそこを組み合わせたか!と感動できることも多いなと思っています。
本作もそんなミステリ好きにこそ薦めたい一作だなと思いました!とても良き読書体験でした! -
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ネタバレ十二国記シリーズ第1作品、陽子の物語
異世界に勝手に連れてこられ、何も分からぬまま何度も裏切られて傷付く陽子の姿は本当に辛かった。だからこそ、荒んだ陽子がだんだんと人を信じていく過程に感動する。楽俊お前のおかげだよ〜〜〜〜( ; ; )
楽俊が来るまでは地獄の中で生きていたけど、それでもなお自力で猿を倒し、道を見つけた陽子がカッコイイ。徐々に明らかになっていく陽子の素性にワクワクするし、延王の登場からますます読む手が止まらなくなった。自分が王になる資格がないって、そりゃあそう思うよ女子高生だから……。序盤の陽子から、景麒を迎えに行く陽子への変わりぶりには本当に見ていて目を見張るものがある。景麒、嬉しかっただろうな〜。初め見た時は本当にイラついたけど、麒麟とは哀れな生き物……
それに、この物語で可哀想な人物は巧王でもあるんじゃないか。己の弱さを直視できずに、道を誤ってしまった。上ばかり見て自分のしてきたことを信じられなくて。人と比べて病んでしまうことは誰にでもあることだし、一概に彼を攻めることもできない……王とはいえ、ただの人間だから……
為政者としてどうあるべきなのか、覚悟を決める陽子、これからも頑張って
「裏切られてもいいんだ。裏切った相手が卑怯になるだけで、わたしの何が傷つくわけでもない。裏切って卑怯者になるよりずっといい」
「陽子自身が人を信じることと、人が陽子を裏切ることは何の関係もないはずだ。陽子自信が優しいことと他者が陽子に優しいことは、何の関係もないはずなのに。」 -
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時より読み返しては、年齢や置かれた環境によって、気になるシーンや、解釈、感じ方が変わる。深く広い器で読者を受け止めてくれる星の王子さまの物語。
今回読んで心に残った点は、バオバブの木を早く処理しないと、星を飲み込んでしまうお話だった。まるで、怒りのタネのようで、早めに積んで処理しておかないと大きくなって、いつか自分の星ごと破壊してしまう、恐ろしい芽に感じられた。
今回読んでから、処理できる怒りは早めに摘んでおこうと思う気づきがあった。
大切なものは目に見えないという言葉は、宝箱に入れて、ずっと大切にしておきたい宝物のような言葉に感じた。
年齢を重ねるごとに読み返したい本です。
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ネタバレプロジェクト・ヘイル・メアリーのアンディ・ウィアーの作品
訳者も同じ方のようで読んだ感覚は近く、読みやすかった。
火星に取り残されたワトニーが拠点に残された物資を駆使して孤独なサバイバルを送るというもの。
プロジェクト・ヘイル・メアリーと共通しているのは、主人公が孤独な環境に置かれているが、持ち前の明るさと知識で困難に立ち向かうというもの。ぶっ飛んだ設定は特段なく、真っ当に科学でお話を作ってる所がよい。最近はどうもSFといってもサイエンスファンタジーみたいなのを読みすぎてた。(これ本当にSFって言っていいのか?みたいなの)
この本ではワトニー視点とは別に地球側の視点も描かれていて、そっちは生存が確認できたワトニーをどうにか助けようとするけど、地球と火星の遠さから効果的な支援が全くできず、
まだ上巻なのでようやっと半分読んだところだけど、ここからワトニーの運命がどうなるのか気になる。 -
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こんな優しそうなタイトルして…人間ホラーですよこんなの。弱いものとしての権利をフルに使う。愛おしいけど憎々しい人、社会のどこにでもいるような人が職場という生産性を求められる場所にいて、かつ私と平等の対価を貰う立場あるいは本来教えをこう立場の人間だったら…。
ニコニコして、お昼もしくは15時に手作りのお菓子を振る舞い、みなが残業してる中提示ちょっと過ぎに帰宅。休日出勤もないし、私だって頭が痛いし薬を飲んで頑張ってるのに同じ頭痛で休んでる。
自分自身も食に興味無いから、美味しいものを美味しいものとして食べたい欲のある人から「正しい食事」を押し付けられることにますます美味しいものを食べることについて冷めていくあの感覚はわかる。手っ取り早く空腹が満たせればなんでもいい。でもアルコールは欠かせない。二谷とは仲良くなれそうだけれど、二谷は絶対にこういう人を選ばない。何故なら、やはり「弱いもの」は可愛いから。 -
Posted by ブクログ
ひたむきに生きてきた人だから見える
飾らないニューヨークライフ。
年明けから読書にハマり
audible を勧められたが小説にはハマらず
仲野太賀のPodcastにハマり…笑
MPC→阿部ちゃん(once upon a time!)
→上出さん(YouTube)にハマる。笑
上出さんの奥様が本を出されていると知り
私の直感が「ビビッ‼︎ 読むべき‼︎」と反応。
やはり面白かった。クスッと笑える。
なによりも、NYで過ごすからこそ感じる
自分の中にある偏見や弱さに向き合う姿が
サイコーにかっこいいぃぃ!!!
同じ兵庫出身と知り親近感が湧く(勝手にね笑)。
30代に入ったばかりだけど、40代がすでに楽しみになった。笑
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