ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 人生を変えたコント

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    ネタバレ

    いじめられていたという話はテレビなどでも耳にしたことがあったが、これほど酷いものだとは知らなかったので胸が痛んだ。一度もめげずに逃げないということはとても難しいことである上、いじめにおいて逃げることは全く悪いことではなくむしろ最善策ともいえるだろうに、ずっとあきらめない姿勢に感動した。面白く、よく見ている芸人の1人なのでさらに応援したい気持ちが高まった。生きている意味を問うことをテーマにする文は多いが、エピローグの「生まれた時に人を喜ばせたことで生まれた使命は終わっていて、そこからは人を喜ばせたご褒美の人生」というのはすごく納得できるかつ自分の不安を支えてくれる考えで、元気をもらえた。

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    2026年02月09日
  • 殺人鬼フジコの衝動

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    序中盤は、よくまあこんな胸糞悪い小説を書けるなと思いながら、何度も手が止まって挫折しそうになった。
    だからこそ、あのラストは見事と言うほかない。
    声も出ず、息もできなかったのは久しぶりだ。
    これから読まれる方は、ぜひあとがきまで辿り着いてほしい。

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    2026年02月09日
  • 白い巨塔(五)

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    白い巨塔の最終巻です。
    沈まぬ太陽に続き、2作目にこちらを読みました。
    山崎豊子作品の人生の複雑に絡み合った思惑を堪能できました。
    読者にも寄り添った結末なんだろうなと、沈まぬ太陽よりは後味が良かったです。

    前巻では、財前側の弁護士が証人の夫を賄賂で丸め込もうとしたところで、証人になることを躊躇していた元看護婦長が出廷する流れになり話後終わった。

    今回も財前は選挙と裁判を掛け持ちして戦うことになるが、度重なる心労に、柳原医師に責任を押し付ける発言をしてしまうことで、新たな証拠を引き出すことになる。

    裁判は異議と正当な理由があれば、最高で3回まで行えることを知った上でどのような結末になるの

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    2026年02月09日
  • 小泉セツとハーンの物語 ー小泉八雲「怪談」誕生のひみつー

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    令和7年後期朝ドラ『ばけばけ』に寄せて、児童向けの小泉八雲とセツ夫人の伝記を。
    朝ドラと同じような内容もあるし、児童書のため読みやすいです。
    朝ドラではラフカディオ・ハーンは「レフカダ・ヘブン」という名前になっていますが、ラフカディオはレフカダの英語読みで、レフカダは彼が生まれたギリシャのレフカダ島で、ギリシャ語で「彷徨う」という意味。
    「ヘブン」は、日本でハーンが「ヘルン先生」と呼ばれたからかな。

    ❐セツ
    明治時代になり没落した武士家庭。実の両親は小泉家だが、親戚の稲垣家の養女になった。父の事業失敗により学校に通えなくなる。もともと女子で教育を受けられるのはごく一部の優秀な者だけだった。セ

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    2026年02月09日
  • 記者と官僚 特ダネの極意、情報操作の流儀

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    命をかけて仕事をしているその筋のプロの人たち。一般人も知っておきたい内容や、へぇ〜という裏話も。日常的にはさほど緊張感なく生きている自分から見ると全くの別世界だが大変興味深かった。

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    2026年02月09日
  • シークレット・オブ・シークレッツ 下

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    疾走感最後まであきることなく面白かった。
    登場人物に違和感なく没頭できる幸せ。
    久々のシリーズだったけれどこんな内容どうやって思いつくのか、訳者の言う通り時代を先取りするセンスに脱帽。長生きして欲しい。
    翻訳作業にかかる制約については興味深かった。

    極秘ミッション。かっこいいなぁ。

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    2026年02月09日
  • ラブカは静かに弓を持つ

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    音楽×スパイの斬新な組み合わせでわくわくしながら読めました。音楽の著作権法、、普段生活してる中で知りえなかったことをこの小説を通じて知れてよかったです。師弟関係、音楽を通じて人脈がひろがっていく温かさの反面、スパイという物語のシリアスさも相まってドキドキしながら楽しめました!

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    2026年02月09日
  • 桐島、部活やめるってよ

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    ネタバレ

    スクールカーストの話、それぞれの葛藤リアルだな〜なんかいろいろほんとに思い出す。ほんとにいろんな学生の空気感が封じ込められたそんな本。
    リアルだな〜

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    2026年02月09日
  • 赤と青のガウン オックスフォード留学記

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    読んでて穏やかにつらつらと流れる時間が素敵でガンした( ; ; )特に最後のパッパの話は、滝涙流し候...

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    2026年02月09日
  • 十戒

    購入済み

    解説読んでもう一回読んだ

    青柳碧人さんの書かれた解説を読んで、もう一度読み直した。一度も読んでない人は、解説を決して先に読まないで。
    二周目は全く違う視点で読むことになった。
    まさしく心理戦。
    方舟をできれば先に読むことをお勧めします。

    #ドキドキハラハラ #ダーク

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    2026年02月09日
  • ヨチヨチ父 -とまどう日々-

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    ■「思い出すきっかけ」
     その項で本を脇に置き、目をつぶって父との思い出に浸ってみた。僕は地元で暮らしていることもあり、子供と出かけるといろんな場所で父との時間を思い出す。

     日曜になると実家の裏の農道、あぜ道を走り、喫茶店でミックスジュースを飲んだ。父は山が好きだった。僕も好きだ。家族で登った近郊の山に今は子供たちと登っている。そんなとき、家族旅行で行った大山や蒜山、上高地なんかも思い出す。

     昨日は長男が毎週欠かさず見ているゴジュウジャーの最終回だった。僕も戦隊ものが大好きで、ショッピングモールのステージで催される戦隊ショーによく連れて行ってもらった。父の愛車、白のランサーで。車

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    2026年02月09日
  • 好日日記―季節のように生きる―(新潮文庫)

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    日々是好日の続編。
    50代になった著者のお茶のお稽古から感じる季節。
    逆に季節から感じるお茶の世界。

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    2026年02月09日
  • ジャガー・ワールド

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    国が終わる瞬間、宗教が始まる瞬間に立ち会えた感覚。
    生贄を捧げるという祭儀自体をやめることが野蛮なことと言われる世界。
    視点が変わるごとにそれぞれの登場人物が好きになる。

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    2026年02月09日
  • 六人の嘘つきな大学生

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    続きが気になりスラスラ読める。
    読書初心者でも読みやすい本で、私が読書にハマったきっかけとなった本。
    読書を始めたい人みんなに勧めている。
    先入観で読み進めていると、後半にあっと驚かされた。
    サスペンス的なおもしろさもありつつ、「就活」市場の厳しさがリアルに描かれている。
    就活を終えた人におすすめしたい本。

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    2026年02月09日
  • 新装版 殺戮にいたる病

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    ミステリーの名作としてよく紹介される本作。
    エログロ描写もあるので万人には進められないが、
    ラストまで読むと見事に騙される名作。
    読み終わると「どういうこと?」って唖然とするけど
    読み直すと騙されていたことがよくわかる叙述トリックの名作とわかる。

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    2026年02月09日
  • 殺し屋の営業術

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    営業マン鳥井がセールスに訪れ出会ったのは殺し屋たち。自分の命をかけて、月末までに億のお金を稼ぐことを約束する。
    この作品のいい所は、主人公が一貫して営業マンであると言うところ。営業マンという、言うなればありふれた職業を殺し屋の営業というアブノーマルで非リアリティな存在に落とし込むのが凄く面白かった。
    展開にも爽快感があり、次へ次へと読みたくなる本。
    重厚なミステリーというのではなく、エンタメ的面白さがあり、脳内で映像が再生出来る文章たちだった。
    最後への持っていき方も良かった!

    ひとつ言うなら……ヨウムが……
    それだけが……悲しい

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    2026年02月09日
  • 桜のような僕の恋人

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    ネタバレ

    すごく切なくて泣けるお話でした。

    愛する美咲に振り向いてもらうべく、自分を変えるため再びカメラマンという夢を追う晴人と、そんな姿に惹かれ次第に恋に落ちていく美咲。
    不器用ながらも着々と愛を深めていく2人の姿はとても愛らしかったです。
    ですが美咲が病に犯されることはあらすじを見た時点で分かっていたので、2人のその姿はなんだか切なくも見えました。


    宇山佳佑さんの本は初めて読んだのですが、とても美しい文章だなと感じました。
    窓に当たっただけで儚く消えてしまう雪を見て
    美咲はそんな雪を自分の命のようだと感じ、
    別の場面では晴人が振り落ちる雪に手を伸ばすものの、掌の上で儚く溶けてしまう。

    これら

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    2026年02月09日
  • カフネ

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    誰もが心に抱えているものがあって人間らしくていい作品だと思った。
    どんな困難に遭おうとも人は何度もやり直せる、そして他を勇気づけることもできるんだと。

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    2026年02月09日
  • 生殖記

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    第1章では語り手が誰なのかわからず、まさかの第二章で生殖本能であることが判明するという衝撃の展開。しかもしっかりと尚成に感情移入できるくらい彼の行動原理を説明してからゲイであることもカミングアウト。その思考が幼少期の家庭と学校という二大生育環境によって育まれたことは共感どころか同化を導く。資本主義に染まりきった現代社会は、常に成長拡大を求めるが、それに疲れてきているのも事実。そしてその事実に最も苦しんでいるのはそもそも、社会や世間に存在するために必死で戦ってきた人々である。だからこそ、同性愛者の尚成からみた記述は胸にくるものがあった。生殖本能がコミカルな語り口で、まるで全知のような言葉を紡ぎな

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    2026年02月09日
  • 終止符のない人生

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    ショパンコンクール第2位に輝き、奈良を拠点として株式会社化したオーケストラ「ジャパン・ナショナル・オーケストラ」を立ち上げるなど、数々の革新的な試みを続けるピアニスト・反田恭平さんの自叙伝。

    私はクラシック音楽の世界はよく知りませんが、この方は活動力がすごいですね。音楽に興味のある人はとくにぜひ読んで欲しい一冊です。面白かった!

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    2026年02月09日