小説・文芸の高評価レビュー
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働きたくなる、お仕事系小説!
“テクニカルライター“という聞き慣れない仕事。
『説明』を「いかに伝わりやすくするか?」を考えて、
形にするお仕事のようです。
本作の主人公は、
商品の説明書を作る会社に
見習いで入社してするのですが、
そこの上司や他者の面々がひじょーに個性的。
そんな周囲の皆さんに揉まれながら
素敵に成長していくのが、
お仕事小説の鉄板ストーリーになってて
安心しながら読みつつ、感動することもできました。
最後のプレゼンの場面での、
『開発者の思いを取り入れる』というくだり。
すっごいよかった!
そして敗れた他者の都さんの悔しさの描写もいいなー。
このが扱うの“説明“は、 -
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対談の中では、音楽で言うところのセルフライナーノーツの如く執筆していくにあたっての骨組みや舞台装置となる部分の解説をガッツリして下さっているので滅茶苦茶勉強になる。もちろん相手作家の作品の掘り下げもだし、それ以外でお互いに課題図書を出し合って読んだ感想や書き手ならではの着眼点を語り合っており、読み応えがありすぎる。3000円弱で読めてしまっていい内容ではない。「誰でも小説が書けるメソッド」「ヒットする物語の書き方」とかじゃなく、こういうのが読みたいんだよこういうのが!という字書きの深層ニーズをあまりにも的確に捉えている。本当に有難い。
元々佐藤究さんの名前に飛び付いて購入したようなも -
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ネタバレ文善寺町を舞台とした物語が、この1冊に詰め込まれている。
乙一さんがリメイクを施すことで作品本来の面白さを引き出しながら、乙一さんらしいぞわっとする怖さや切なさも感じられる内容でした。
各短編の登場人物や出来事がさりげなくすれ違っていくのが非常に面白く、読み進めるうちに、自分の頭の中で文善寺町の地図が少しずつ出来上がっていきました。
「ジョジョの奇妙な冒険」に登場する杜王町のような、様々な物語を通してひとつの町を感じさせられる作品でした。
やはり、何歳になって読んでも面白いと思わせてくれる乙一さんの作品は凄い。
久方ぶりに夢中になって読んでしまった一冊でした。 -
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ネタバレたまにノンフィクションを読むと、こんなスゲー作品にぶち当たったりするから、読書ってのは油断できない。
この本は、対馬の海岸沿いの道から1台の軽ワゴンが転落事故を起こすところから始まる。被害者の西山は農協のライフアドバイザー(LA)として日本一の成績を何度も取ってきた有能な営業マンだった。
この西山の不正を取材するうちに、西山の陰に隠れた本当の悪人が暴かれていくが、その正体とは…ってのがクライマックス。この結末自体は、フィクションで時々ある(デビルマン、X-MENなんかもこういうテーマを含有していたな)パターンなんだけど、これノンフィクションやで。著者の虚飾とかバイアスがあったにせよ、事実を -
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酷暑の新作ミステリー第六弾!
プロローグ
孤高のFBI捜査官 VS “連続殺人犯“だけを狙う
連続殺人犯!!!
お互いの血と血、知と知、そして智と智がぶつかり合う、肉弾及び頭脳戦
その軍配の行方は如何に……
本章
『猟犬の誇り』★Super5
いつものように一人掛け用の安楽椅子(登場31回目)で本書を読み終えた
喜びに打ち震えている
こういうの
こういうの持ってた
こういうの読みたいのよ
優秀だけどクセがあり落ちこぼれの捜査官とそれに準ずる曲者の仲間たち
連続殺人犯のみを狙う連続殺人犯を追って行くが
その先に待ち構えてる真の狙いと結末は…
やっぱり、翻訳本は失敗出来ない -
Posted by ブクログ
ネタバレ
ページ数が多く、重厚なので連休に読み進めた。すごかった…とにかく圧倒され、美と狂気の世界に没頭した。
マルガレーテの手記形式の1章から、ギュンターやゲルトの視点から描かれる戦後の2章、そして登場人物の人生が一ヶ所に交わる怒涛の3章。
エーリヒ(とされていた本当のミヒャエル)に憎しみを植えつけてしまったフランツの背負ってきたものを思うと切ない。
この作品で(真として)描かれていたことはどこまでが本当のことなのだろう。「あとがきにかえて」のところで、ギュンターがクラウスであることが示唆され、マルガレーテが誰かと結合されているように思える。まだ狂気は終わっていなかった、という恐ろしい余韻。
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