あらすじ
『雪女』、『ろくろ首』、『耳なし芳一』などの海外でもよく知られる怪談文学の誕生には、著者の小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)だけではなく、その妻の小泉セツが、大きな役割を果たしたと言われています。
没落した武士の娘セツと両親に見放され欧米をさまよったハーン。言葉の通じなかったふたりが出会い、心を通わせ、「怪談」を誕生させました。
苦しくてもあきらめなかったふたりの生き方に、誕生のひみつがあります。
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Posted by ブクログ
朝ドラ「ばけばけ」が楽しいので。中高生にとってわかりやすいレベルで書かれている=初学者の大人が読むのにちょうど良くもある。
ドラマで語られた怪談が登場すると嬉しい。
セツさんの生涯は決して派手ではなく、日々の生活を丁寧に生きていくことの延長に、『怪談』の誕生があったように思えた。
Posted by ブクログ
ラフカディオ・ハーンさん、小泉セツさん、それぞれの人生は平坦ではありませんでした。その2人の馴れ初めが語られていきます。
コミュニケーションをとる上での、言葉の困難さを乗り越え、会話のやりとりの中で物語が成立していく過程が、ほほえましく描かれていました。
セツさんがいたからこそ、たくさんの物語が生まれたのだなあ。
妻のセツさんがイギリス人になるのではなく、ハーン自身が日本人になって家族を支えることを決意したエピソード。ハーンの心の温かさが伝わり感動しました。小泉八雲という名前が以前よりも、尊く感じます。
幸せな結婚生活は13年間でした。2人の純粋な心と夫婦愛に感情移入してしまい、涙がとまりませんでした。
以下、余談です。
先日、アイルランド在住のアメリカ人の友人からメールがきました。ラフカディオ・ハーン庭園を訪れたとのことで、写真が添付されていました。庭園説明のレリーフには、“The Great Interpreter of Japan 世界に日本を紹介した第一人者として”とありました。ラフカディオ・ハーンの名前より、小泉八雲の名前が上に刻印されていたこと、とても嬉しく思いました。
小泉八雲は、日本を心から愛していました。『怪談』も読み直したいですし、他の著作も読んで理解を深めたいです。小泉セツさんのことを思い浮かべながら。
Posted by ブクログ
一目見た時から気になって!
初めてお二人のことを知りました!
英語好きとしては、セツさんの学習法が興味深かった!
今回新しくお二人のことが知れてよかったです!
あと子どもの時に知った怪談を
改めて読んで薄れていた物語を思い出せたのも良き!
みんなにもぜひおすすめしたい(^^)