あらすじ
二〇二一年十月。多くの人を深夜のインターネット中継に釘付けにしていたのは、オールバックの髪を一つに束ね全身全霊でピアノを弾く一人の青年だった。いたって普通の家庭に育ちながら、ショパンコンクール第二位に輝き、更に自身のレーベル設立、オーケストラを株式会社化するなど、現在進行形で革新を続ける稀代の音楽家の今、そしてこれから。
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Posted by ブクログ
反田さんの名前は知っていたのですが、本で知る彼の印象が100%変わりました。 というかこれだけの努力家で先を考えての行動はまだまだ足りないものが自分にもあるということを教えてもらった一冊でした
Posted by ブクログ
大人になって初めてきいたコンサートが反田さんだった、
それを思い出して本作を読んだけどとても面白かった。
恵まれた才能でしょって何でも言いたくなるけど
壮絶なプレッシャーと努力と経験がわかった
答えあわせできない譜面を自分の思いを乗せて届けるっていいな。チェーホフの『芸術家の役割は問うことであり、答えることではない』
さらに身近にクラシックがきける世の中が実現されるのが楽しみ
Posted by ブクログ
反田さんの人生や生き方について知ることができた。
たくさん考え、行動し、自分の手でチャンスを掴んでいる。行動力があるからこそ、多くの人と出会い、切り拓いていけているのではないかとも感じた。
Posted by ブクログ
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クラシック界の革命児
明日死んでも
悔いのない生き方
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仕事帰りに本屋に立ち寄るのが趣味の私ですが、
以前、新刊コーナーで出会った一冊です。
幻冬舎文庫は、
サイバーエージェントの藤田さんの本を読んでいて、
本書も似たような感じかなあ、
スタートアップとかYouTuberなのかなあ、
と思ってました。
著者の反田さんを全く知らずに読みました。
結果、全然違いました!!
本当に本当のクラシックでした。
そしてすごい。
通勤電車で読んでたのですが、
スマホで反田さんを検索したら…
表紙と検索結果で出てくる反田さん見た目違う!
と思ってたら…
本当にごめんなさい、と反田さんに心の中で謝りました。
理由は…ぜひ本書を読んでほしいです。苦笑
その後、帰宅途中の電車で反田さんのショパンコンクールの演奏を聞きました。
本当にごめんなさい、と反田さんに心の中で謝りました。
理由は…ぜひYouTubeで反田さんの演奏を聴いてほしいです。苦笑
本当にすごい方でした。
いつまでもチャレンジャーだし、
感覚だけではなく、
ちゃんと考えてアクションを起こせるし、
想像もつかないほどの努力をされていて、
とてつもない方でした。
全くクラシックに明るくない私でも、
いつか反田さんのコンサートを観に行きたいと思えるほど読んで良かった一冊です。
Posted by ブクログ
音楽の世界の本は初めて読んだかも知れない。完全に未知の分野だったが、なかなか読みやすかった。反田氏は若手で実力のあるピアニスト・指揮者なのだろう。苦悩やそれに対する向き合い方などのエピソードがあったが、あえて綺麗に整えずに生々しく書いたままにして欲しかった。もっとも、それを書き過ぎても本として売れなくなるので、ある程度は仕方ないが。クラシック音楽に少し興味が持てたことは嬉しかった。