ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 幸せなひとりぼっち

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    今までで読んだ本の中で一番好き。ずっと読んでいたい。
    妻との日常、主人公が話しかけたりお花をお供えする描写など、何度も泣きそうになった。
    身近な人と重ねてしまう、本の内容を思い出しただけで泣ける。
    2人の関係が素敵、こうやって思える人と出会えただけで生まれてきた意味があると思う

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    2026年05月24日
  • 蝋燭は燃えているか

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    ネタバレ

    前作から話続いているので、まずはそちらを読んだ方がわかりやすいかと。
    前作でした配信内容が炎上してしまい、コメントが荒れる中、京都の街がどんどんと燃えていく。
    誹謗中傷、被害者と加害者。そんな問題をうまく結んだと思います。
    個人的には前作より内容はこっちが好き。トリックは前作が好き。

    前作の最後の一行も最高だったけど、今作の最後の一行も最高だった。読んだ瞬間、エンディング流れた(ないです)

    後琵琶湖の水を止めるの正しい使い方を知りました。

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    2026年05月24日
  • 悪い夏

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    どうしてこんなにも
    落ちぶれていってしまったのか。
    いつからこんなに。
    どこかで踏み止まれなかったのか?
    どこかで気付けなかったのか?
    止めることはできなかったのか。
    もっと、自分のことを大事にできなかったのか。

    映画とはまた違った、ドロドロの内容でとても面白かった。
    人間の怖さ、弱さがぎゅっと詰まっていて、こんな世界もあるのかと思うと怖くてたまらない。
    とことん落ちぶれていく姿は見ていて苦しかったけれど、目が離せなかった。

    生活が苦しくて本当に生活保護が必要な人、働きたくなくて不正受給をする人。
    あの親子を思い返すと胸が痛い。
    本当に必要としている人に、どうか、救いの手を出せるような世の

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    2026年05月24日
  • 駅から徒歩138億年

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    「旅と時間」がテーマのエッセイ集。
    著者の「旅」というものの捉え方、考え方がとても素敵で、新しい視点をたくさん教えてもらえた作品でした。
    確かに遠くに出かけて有名観光地をまわるだけが旅ではないよなと。
    日常の風景や小さなことでも面白がって深掘りしていく著者の姿勢が本当に素晴らしく、どのエピソードもワクワクしながら読みました。

    「古いカーナビの案内で歩く」は、調べたら初出の男性ブランコの単独ライブ「駐車場」のパンフレットで2年前に読んでいました。
    岡田悠さん初めて読むと思っていたけど、実は初めてじゃなかった。
    クスッと笑えるファニーさと、情緒的でエモーショナルな側面が両立した文章は確かに男ブラ

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    2026年05月24日
  • 灼熱(新潮文庫)

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    ブラジル移民になるには、ひと家族に12歳以上3人の働き手が必要だった。勇は父の従兄夫妻とブラジルに船で渡る。入植地の弥栄村でトキオと出会って親友になった。やがて柔道の全伯大会に二人で出場する。

    全伯大会では勇が決勝でトキオを下して優勝した。しかし勝ちを譲られた気がして馬鹿にされたような気分になってしまう。その後勇は里子がブラジル人たちに襲われているところを助けた。そして結婚する。トキオはいたたまれない。その日真珠湾攻撃が起こる。

    ブラジルは連合国側についたため、日本とは行き来がなくなった。都市部では日本人の資産は凍結されたが、農村部では日本人が農業から手を引いてしまうとたち行かないので、何

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    2026年05月24日
  • 都会のトム&ソーヤ(1)

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    小5男子がハマってるシリーズ第1作目!中2男子2人組が謎のゲームクリエーターを探す冒険に出る第一章。

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    2026年05月24日
  • ツミデミック

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    ネタバレ

    スモールワールズと同じくらい良かった。
    発売日に買ってちょっと読んでみたけどなんでかその時気分じゃなくて寝かせてたけど、やっぱり面白い!(当たり前)

    特に祝福の歌が良すぎ。
    最後のハッピーバースデーを歌うお母さんのとこは訳分からんくらい感動しましたね。
    この話を読めてよかった。

    短いのにどの話も満足度がえぐいです。

    ロマンス☆では修羅場が描かれててそれだけで良かった(笑)ちゃんと大喧嘩するシーン書いてくれるだけで嬉しい。ただオチだけは残念、そんな簡単に狂うものなんかな。よくあり過ぎてそれだけ残念。

    特別縁故者のだめ親父主人公もいいですね。
    息子ちゃんが可愛い〜。
    オーソドックスないい話

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    2026年05月24日
  • いただきます。 人生が変わる「守衛室の師匠」の教え

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    ネタバレ

    感じたこと・キーワード
    「周りの人への感謝」と「誰でもできることを、誰にもできない基準でやる」「働くことで社会とのつながりを感じる」「自分なんて、、とネガティヴにならず、まだ始まっていないと捉える」
    向いていないと逃げるのではなく、まずは誰にでもできることを、誰もできない基準までこだわる。ことから始めようと思った。
    周りへの感謝の伝え方から変えたいと感じました。

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    2026年05月24日
  • メタルギア ソリッド ガンズ オブ ザ パトリオット

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    この4はゲーム原作のノベライズとしては異質の出来なのでは。
    厄介な小島ファンでも認めざるを得ないほど、
    「伊藤計劃のメタルギアソリッド」として出来上がっていて文句がない。
    俗な言い方をすると二次創作っぽくなっているが、コアなファンかつ力量のある作家が語りなおすサーガは、新たな発見と驚きをくれた。
    まさかのサニーの夫になれたというね。

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    2026年05月24日
  • 逆ソクラテス

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    最高の読後感。表題作が1番よかったな。理不尽な教師の考え方を変えるために、カンニングを計画する小学生の話。主人公が当たり屋だったり人を殺そうと企んでいたりと、何か悪いことをするという設定は伊坂幸太郎ならではだし、そんな主人公たちをどうしても応援したくなってしまう。

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    2026年05月24日
  • 汝、星のごとく【電子限定特典付き】

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    恋愛だけがテーマではない。
    親との関係、社会との繋がり、男女差別やLGBTQについて…難しいテーマもサラリと嫌味なく描かれている。

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    2026年05月24日
  • ビブリア古書堂の事件手帖V ~扉子と謎めく夏~

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    北鎌倉はすごく暑そうだなぁと思いながら読みました。かつて月9で放送されてた時の五浦さんのイメージが強くて、今も脳内変換されて読んでしまう。田中は田中さんでしたね。

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    2026年05月24日
  • ミス・サンシャイン

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    往年の大女優「鈴さん」と、鈴さんの荷物整理を頼まれた学生「一心」の物語です。

    不器用なほど真っ直ぐな一心を応援しながら、読み進めていました。

    一心の中に芽生えた感情の行方が気になると同時に、鈴さんの出演映画や撮影当時のエピソードにも引き込まれ、まるで鈴さんの人生をともに歩んでいるような感覚にもなりました。

    恋愛は、年齢を重ねるごとにさまざまな形へと変わっていくように思えます。
    「あの人に幸せでいてほしい」と願うのも、恋愛のひとつの形なのかもしれないと感じました。

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    2026年05月24日
  • エピクロスの処方箋

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    「幸福」「快楽」「死」「生きざま」について、改めて考える機会を与えてくれる小説。でありながら、堅苦しさはなく、暖かい気持ちにさせてくれる。登場人物の魅力や、京都の甘味情報がアクセントとなって、どんどん読み進める事ができる。このシリーズが続いてくれる事を願わずにはいられない。

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    2026年05月24日
  • 三千円の使いかた

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    ネタバレ

    幸せの基準を自分の中に持って、それを守り抜くのって難しいよなって、友人が金持ちと婚約した人の話を読んでいて感じた。
    死亡保険がかかっていて婚約破棄になりそうって話が出てきて、羨む気持ちは無くなっても他者との比較そのものから脱却できるわけじゃないよなと。
    他人は他人で自分は自分って、心の底から思うのって難しいね

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    2026年05月24日
  • おひとりさま日和 ささやかな転機

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    様々なおひとりさまの続編の小説です。ぜひ前編も読んでから続編を読んでいただくと話が入りやすいかと思います。ですが続編から読んでも楽しめると思います。短編集なのでテンポよく区切りよく読むことができます。前向きに進もうと勇気を貰えるお話ばかりでした。

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    2026年05月24日
  • 青天

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    熱くて、すがすがしくて、そしてそれだけじゃないスポーツ小説。倫理の岩崎先生との対話がとてもいいなと思った。

    アメフトのことは本当に何も知らなかったけど、それでも試合の興奮や楽しさ、トレーニングの苦しさが伝わってきてすごかった。経験に裏打ちされたリアリティはあると思うけれど、絶対それだけじゃなくて、若林さんが外の世界に向ける眼差しや考え方が濃く反映されていると思う。日本語ラップの歌詞も効果的に使われていた。

    また、展開としてありがちな恋愛要素をまったく含まなかったのがとても良かった。それがそのまま、アリのストイックさを強調していると思う。

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    2026年05月24日
  • イノセント・デイズ(新潮文庫)

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    再読。
    田中幸乃 30歳 死刑囚。
    彼女の生い立ちを通じて「人に必要とされる」ことの重さを深く考えさせられる。単純な善い悪いではなくもっと複雑で奥行きがある。

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    2026年05月24日
  • ある編集者の主観

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    コムドットの動画を見ながら、彼らが絶大な信頼をおく編集者さんとして知っていた小寺さん。
    そんなヒットメーカーの小寺さんが本を出しただなんてすぐに読みたくて、書店に走りました。
    読めば読むほど、小寺さんの魅力に引き込まれて、「小寺さん、なんでもっと早く本を書いてくれなかったんだよ‥!」と思ってしまうほど。
    小寺さんは、自分の人生を考えに考え尽くして、成熟した普遍的な価値観を築きあげてきたんだろうな、と。
    そして言葉をとても大切にされていることも伝わってきて、憧れざるを得ない女性でした。

    絶賛クォーターライフクライシス真っ盛りのわたし。
    人生の先輩である小寺さんの本を読ませていただいて、30代か

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    2026年05月24日
  • スピノザの診察室

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    大学病院を辞めて街の医院の勤務医となった消化器内科のマチ先生こと雄町哲郎は、「一流の科学者でありながらも、哲学者としても凡庸でない」という、卓越した内視鏡術を持ちながらも人の命にしっかりと向き合う医師。看取りや生活保護者への医療など、描くテーマは重いが、飄々としながらも、しなやかに強く、本質をつくようなマチ先生の言葉にハッとさせられることが多かった。大の甘党のマチ先生オススメの京都の和菓子がとても美味しそうで、京都に旅に行きたくなった。陽射しの暖かなカフェでゆっくりと読みたい一冊。

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    2026年05月24日