ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 半落ち

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    このミスで1位になってますが、ミステリーや推理要素は薄め。横山秀夫さんらしい登場人物の人間模様をしっかりと描いた人間ドラマだと思いました。梶が犯罪を犯してからその後まで色んな人物の視点で事件について描かれていますが、肝心の真実が何なのかは最後の最後まで明かされません。その真実にちょっと泣けました。

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    2026年07月12日
  • ナイルに死す〔新訳版〕

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    ネタバレ

    【再読】
    エジプトのナイル川をめぐる旅に出かけたポアロ。そこには個性あふれる乗客たちが乗り合わせていた。その中でも特に、リネットとサイモンのドイル夫妻とジャクリーヌが不穏な空気を醸していた。リネットとジャクリーヌは親友同士で、元々サイモンはジャクリーヌの恋人だった。だがサイモンはリネットと恋に落ち、ジャクリーヌを捨てて彼女と結婚したのだった。それ以来ジャクリーヌは二人に付き纏い嫌がらせをするように。
    その旅の最中、アブシンベル神殿に立ち寄った際、危うくリネットが落石に巻き込まれそうになる。さらにその夜にはジャクリーヌがサイモンを銃撃する事件も発生する。サイモンの命に別状はなかったものの、そこで

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    2026年07月12日
  • 100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集

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    本のタイトルの覚え間違いはあるあるだと思うけれど、人によって覚え間違いの個人差があり、思わず腹筋が捻れるほど笑ってしまった。司書の方のレファレンス能力には一生頭が上がりません。読みたい本も増えました。

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    2026年07月12日
  • 本と鍵の季節

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    二作目と同様、おもしろかった。

    一作目を知らずして二作目を読み、その後にこの一作目を読んだが、二人の仲を深く知れた。

    おそらく、三作目があったとして、その後に一作目を読んでも、同じようにおもしろいと感じたと思う。

    この作家の本は、この二冊しか読んでいないが、他にもシリーズものがあるなら読んでみたい。
    そして次回作も楽しみに待ちたい。

    また、堀川と松倉のコンビに会えるのを楽しみに。

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    2026年07月12日
  • コンビニ人間

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    ‪村田沙耶香さんの『コンビニ人間』を読んだ。なんだこの衝撃的な読後感といつまでも残る余韻は…薄い文庫のすぐに読めてしまう小品なのに何度も自問自答させられ考えさせられた。人間とは、社会とは、意思とは。これだけ手軽に見られる動画が隆盛するなかで文学が存在すべき理由がここにある。震えた!‬

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    2026年07月12日
  • 十二人の手紙

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    帯が印象的だった。40年以上前に出版された話題の本。ほぼ手紙で構成された連作短編ミステリー。最後のエピローグがすごい。言葉の節々から伝わってくる背筋がゾワッとする世界観にも不思議な魅力が。

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    2026年07月12日
  • 栞と嘘の季節

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    おもしろかった。
    堀川と松倉のコンビが絶妙。

    一作目を知らずして先に読んでも、特に一話完結もののドラマのようで、おもしろいと感じた。

    次は一作目を読んでみようと思う。

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    2026年07月12日
  • あのこは貴族

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    どっちの感性もわかる作者さんすごい。
    転勤族でどっちのコンプレックスもないけど共感しながら読めたらもっと楽しそう。
    田舎も東京もどっちも同じなのだ、と気づくシーンが面白かった。
    幸一郎は何を持って華子と結婚したのか…

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    2026年07月12日
  • 暁星

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    この始まり方をしてあんな愛おしい終わり方をするのかと驚きました。

    救いがない中で足掻く宗教二世の話。

    人生はどこから狂ってしまったのか、俺の光は奪われたのだ。絶対に敵がいる。しかし、掘れば掘るほど出てくる悪。敵が誰なのかさえわからない。
    そんな何もわからない暗闇の中でも必死に星を探し、守ろうとする。
    「夜明け前が一番暗い。だが日は必ず昇る。」

    「言葉には力がある。人間一人、殺せるほど。」まさに誹謗中傷が蔓延る社会へのヘイト。それを平気で吐いてしまう想像力のない人間、それを受け取る想像力がある人間。
    人はどこまでも分かり合えないんだろうと虚しくなります。こんな世の中だけど、あの2人には輝か

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    2026年07月12日
  • PRIZEープライズー

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    ネタバレ

    もやもやする。面白くてどんどん読めたけど。何でそんなに賞が欲しいかね。作中の直木賞選考委員の大御所だって取ってないのに。やっぱり子供の時に親から認められなかったからだろうか。これで一皮むけてまして脱皮しまして成長できたのかな。
    ヤバいのは千紘だった。でも、ラストを描くには千紘が必要だった。汝の為すべき事を速やかに為せ、て自分に言ってたのね。ヤバいぜ。それでユダがどうなったか知ってるだろうに。千紘だけ不幸せ行きじゃん。千紘に幸いあれ。

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    2026年07月12日
  • イクサガミ 天

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    今村翔吾さんの『イクサガミ・天』が面白すぎた。稀代の時代小説家がとにかくエンターテインメントな大衆小説に振りきって筆を振るったらどうなるか…面白くならないわけがないよね!というか、続きものだとは思わなかった。早く続きが読みたくてたまらない。あぁ次作はいつ出るのだ!?待ちきれない!

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    2026年07月12日
  • クレヨン王国月のたまご-PART1

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    読み進めるごとにストーリーを思い出す、ふしぎな感覚だった。挿絵も目にするたびに「あぁ、これ知ってた」という気持ち。小学生だった当時の私は本当にこの本が好きだったんだなぁ。

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    2026年07月12日
  • あと少し、もう少し

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    爽やかに駆け抜けるような読後感と、中学生駅伝メンバーの夏の成長物語。

    自分が中学生の頃は、登場人物のように、自分の内面を分析したり素直に受け止めたりできてたかなーと思うと、絶対そういう事はなかったと思う。
    でも、私が覚えていないだけで、当時の私は私なりに色々考えていたのかもしれない。
    というふうに、自分の過去を振り返りながら読んでしまった。

    このお話の面白いのは、章の構成と、話の進め方だと思う。

    区の走者毎に話が進んで、その襷が次の区の走者に渡ると、また話し手が変わる。
    駅伝本番の走り抜ける感じと、話し手の回想が同時に進み、最後には六区のゴールで締めくくる。

    そして、同じ回想の場面でも

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    2026年07月12日
  • イランの地下世界

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    内容の面白さはさることながら、文章力や語彙力も素晴らしく、勉強になった。
    全く知らないイランのことを知るのに、こんなに軽快で苦なく読めてしまうが、内容が薄いわけではなく、特に後半の、なぜ独裁者を生んでしまうのか?という分析は冷静で秀逸。イランに光あれ。

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    2026年07月12日
  • 狼の血

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    この作家の作品を読むのは初めてかもしれない。サスペンスや警察小説の印象が強かったが、本作は人の心の闇に深く踏み込んだ一冊。

    文庫で720ページ。普段から厚めの本は好きなほうだが、700ページを超えるとさすがに存在感が違う。手に持ったときの小口の厚みが心地よく、これは電子書籍では味わえない感覚だと思う。

    物語は、どこにでもいる普通のサラリーマンが、ひょんなことから拳銃を手に入れ、無作為の殺人を始めていくというもの。けれど読み進めるうちに、この主人公は絶対に「普通」ではないと感じさせられる。日常生活について、多くのページを費やした冗長なまでの描写(特に天ぷらそばを食べる場面)が、彼の抱える深い

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    2026年07月12日
  • ちぎれた鎖と光の切れ端

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    無人島のコテージで次々に行われる連続殺人。
    コテージでの殺人計画を実行する為に、友人たちと旅行へ
    そこで、起こり始めた計画外の殺人。

    淡々と1部が殺人が起こり終結していくストーリー。非常に読みやすく面白い本でした!

    そして2部は1部での登場人物との関わる人々が次々に登場してストーリを進めていく。

    人は絶対に人を殺してはいけない。
    殺されていい人などいない。
    警察官が言った言葉で記憶に残っている一文。
    善人が殺された時の殺人事件と前科持ちが殺され時の殺人事件。前者の方を一生懸命に行う警察官は信用されない。殺人事件には変わりがないのだから…
    という内容を読み、仕事は違えど何に対しても一生懸命

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    2026年07月12日
  • 木曜日にはココアを

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    タイトルのココアのとおり、読み終わった後、心がほっと温かくなる1冊。人はそれぞれ異なるストーリーを生きている。その中で周りの人の何気ない一言によって救われることがある。反対に、相手に対するちょっとした一つの行動で、相手の苦しみを救ってあげられることもある。自分の周りにもちょっとした幸せがたくさんあるんだと気づくきっかけをもらえた。

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    2026年07月12日
  • リカバリー・カバヒコ

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    カバヒコは、伝説 おまじないのような存在だと思うけど、自分の身近にもいてほしいなと思った。
    あったかい気持ちになる。

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    2026年07月12日
  • あなたはここにいなくとも(新潮文庫)

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    ネタバレ

    大好きな町田そのこさんの新作
    短編集で、全部素敵な話だった
    星を掬うでも出てきたけど、かっこいいおばちゃん出てきがち笑
    主人公と一緒に、その言葉に読者(わたし)は感銘を受けちゃいがち
    どの話も良かったけど、「おつやのよる」の話が引き込まれたかも
    彼氏とゆっくり休日を過ごそうとした途端に、おばあちゃんの死を知る主人公
    おばあちゃんが繋げてくれた縁が素敵でした。
    つくづく、町田そのこさんの作品に出てくる男はクズで、不倫しても平気でいる男ばっか……
    でもその中で「おつやのよる」清陽の父のように、大好きな娘のためなら心を入れ替えて酒をやめたり、章吾のように実家にまで来て態度で愛を示してくれるかっこいい

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    2026年07月12日
  • ブティック

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    会社でM&Aについて勉強する機会があり、その講師をしてる人からお勧めされた本。
    かなり勉強になった。
    話自体も面白くて分厚くて最初は読むの億劫だな、と思ったがサクサク読めました。
    M&Aについて勉強にはなったが、M&AやTOBは時として強者のマネーゲームになることがあるんだなと思った。(実際はどうなんだろう?)
    昔はハゲタカと呼ばれてよく思われていなかった、とその講師の方も言っていて、納得。

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    2026年07月12日