あらすじ
ネタバレ厳禁。驚愕体験の本格ミステリ!
小石探偵事務所の代表でミステリオタクの小石は、名探偵のように華麗に事件を解決する日を夢見ている。だが実際は9割9分が不倫や浮気の調査依頼で、推理案件の依頼は一向にこない。小石がそれでも調査をこなすのは、実はある理由から色恋調査が「病的に得意」だから。相変わらず色恋案件ばかり、かと思いきや、相談員の蓮杖と小石が意外な真相を目の当たりにする裏で、思いもよらない事件が進行していて──。
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Posted by ブクログ
5章からなる短編連作集です。
舞台は福岡で、私立探偵を営む女性小石とその助手
の蓮杖(れんじょう)が主人公です。
探偵と言いましても、手がけるのは難事件のはず
もなく、ほとんどが浮気の調査です。
3章まではその浮気調査の中にも小さなどんでん返し
が仕掛けられえているのと、過去の名作ミステリー
作品が登場したりなどで、それはそれでミステリー
好きには楽しめます。
4章からは雰囲気が変わって「本題」に入るのです
が、最近のミステリー作品の傾向にあるように、
前半の3章に共通する仕掛けが潜んでいるのです。
では、それが明らかになった時に全てが明らかに
なり解決か、と思いきやそうでもなく、さらに別
の仕掛けがあることに気付かされます。
どんでん返しは何度あってもいい、と思わずには
いられない一冊です。
Posted by ブクログ
この作品は、これから読む人には是非ともネタバレ一切無しで読んでもらいたい一冊。
ミステリ好きで推理案件の依頼を心待ちにするも、なぜかやってくる依頼が不倫や浮気調査ばかりなことに不満を抱く探偵の小石の物語。(これ以上はネタバレになる)
連作短編形式だが話は繋がっており、しっかりとこの一冊で一つのお話となっている。
登場人物のコミカルな掛け合いとテンポの良い会話で進んでいくと思わせておいてからの、終盤の推理、そしてそこからの怒涛のような真相判明っぷりがたまらない。
話の要素に無駄がなく、あちこちに張り巡らされた伏線と台詞の回収も見事としか言い様がない。
伏線が回収されたシーンでは、
「あー!そういえば確かにそんな描写があったな!」
と思わず該当箇所を読み返してしまった。
大変満足度の高い内容であった。
蛇足かもしれないが、作中で実在の漫画、小説タイトルが多数出てくる。しかし、それらは別に読んでいても読んでいなくても問題はない。
Posted by ブクログ
世の中にいい人はいない、人にはいい面と悪い面があるという一文が印象に残った。偏見は過去の自身の経験から確率的に考えて物事を見てしまうがために生まれる。
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面白かったー。恋心が矢印になって見えるというキャラが立っているかつ、ミステリーとしてのどんでん返しも申し分なかった。ストーリーも面白い。
森バジル飛躍したなあと思った。
Posted by ブクログ
読み終わって2度も3度も予想を裏切られた。
ところどころ違和感を覚えながら読み進んでいき、それが最後に回収されるのは気持ちがいい。
キャラも結構好きだった。
Posted by ブクログ
ずっと前に買ってあたためてあたためてようやく読みました〜
ちまちまと読んでいたのですが、ラストは一気読みでした〜
恋せよ探偵乙女ですね~
この前に読んでいたのが恋せよキモノ乙女だったのでもじりたくなりました〜
Posted by ブクログ
王様のブランチで紹介されているのを見て読んだ。
恋愛とミステリーの融合といえば軽い表現だと思うが、正にそういう小説だった。
主人公である小石の能力がずば抜けて高い訳でなく、周りを囲む他の登場人物に能力がある点が、変わっていると感じて新鮮だった。
ほぼドロドロした内容が占めていたが、終わり方には満足できた。
できればシリーズとして続けていただきたい。
2026年本屋大賞第8位と今知った。
Posted by ブクログ
どんでん返しがあるような紹介はちらほら見ていたので途中途中で、これ伏線なんじゃないか〜なんて野暮な思考が働いてしまったのがやや口惜しい。
さておきそれでも全然気づけてなかった種明かし部分もあり(主に刺傷された被害者についてなど)、違和感を感じていた部分に解答が出され様々な伏線が集約されていく気持ちよさは凄かった。
想像以上に驚きが用意されている。
現代的な描写がちらほら見られるのも面白い。
YouTubeだったり方舟(ミステリーだから最近のアレだよね?)を紹介してたり。
死神シリーズとか読んだことある本が作中に出てくると嬉しくなる。
どうでもいいという言葉が無関心から肯定の意味に形を変える終わり方も好きだ。
ベターというか王道な2人の関係性の変化の締めで気持ちがいい。
面白かった!
小石と蓮杖の掛け合いもテンポがよく、小さな謎が大きな謎へと繋がっていくのもワクワクしました。
人気作品ですが映像化はできそうにないですね笑
Posted by ブクログ
ミステリーの要素が点で散らばって線になってる!と感じた作品でした。
本屋大賞に選ばれることは、読み進めていたら分かりました。
こんなに伏線張られていたのに、気が付かず読んでいて感嘆しました。
読む手が止まらないくらい面白い!
続編が出そうな雰囲気でも無いのが、これまた良いです。物語が一冊で完結されて、完璧と言って良いほどの終わり方でした。
一度頭の中の記憶を消して、また読みたい位夢中になって読みたい作品でした。
今後の活躍を期待出来る作家さんです。
Posted by ブクログ
三章の終わりまでは結構退屈だったけど、四章から一気に面白くなった。前半、小石さんが蓮杖くんに無茶振りして、反論されたら「正論きらーい」と言うくだり、何度も続くと正直心折れそうになった。
しかし、是非途中で諦めず最後まで読んで欲しい。
叙述トリックが素晴らしく、伏線も分かりやすい。
(ほんの僅か未成年への性暴力の描写があるので、1行でもきつい人にはおすすめしない)
Posted by ブクログ
読み終わってみたらお父さんの責任を取らせますって発言がアレ もっと早い段階で怒っていいよ
オチはそういう感じなんだ 恋愛のいい点さっぱり描かれなかったけど
Posted by ブクログ
なるほどめっちゃ叙述トリック
そしてアロマンティックの話かと思ったらデミロマンティックの話だった
面白くって3日くらいで読んでしまった
Posted by ブクログ
ミステリーはあんまり読まないんだけどこれはミステリー初心者におすすめな1冊だと思った
普通に面白い
偏見が嫌いなヒナミちゃんが結局自分の偏見に踊らされるのがなんと皮肉なことか
普通に叙述トリックだったので私もヒナミちゃんと同じく引っかかった
小石が他人の恋愛感情が見れる設定が唐突に出てくるしそれに対してなんの説明もなく進むのでこれはそういうものかと思って読み進めていたけどやっぱりそこはちょっと説明が欲しかった
小石性格厨二病やのにモテすぎでは...
最後は完全に小石の方が蓮杖くんを好きになる流れだろと思ってたけどちゃんと両思いになったのは良かったな
普通にカプ厨なのでこの小説はマジで読みやすくて楽しみミステリー小説だった
初めて読んだミステリーが本書で良かった
シリーズ化して欲しい
Posted by ブクログ
叙述トリックにつぐ叙述トリック!
最後に綺麗にまとめられていて、いろんな伏線もバッチリ回収。
最初の単純接触効果の伏線も、最後のちょっと安直だけどでもちゃんと王道で嬉しくなるような恋に落ちるという回収も良かった。
何度も再読タイプの本ではないけど、叙述トリック本らしい、復習再読したい気持ちも。
小石さんのキャラも蓮杖くんのキャラも良く、テンポも読みやすい。
続編が出ればぜひ読みたい!
Posted by ブクログ
表紙も可愛らしく可愛いミステリーの話かと思ってたら中々こったどんでん返しの作品でした
多少無理矢理感は感じましたが流石本屋大賞ノミネート作品でした
恋の矢印が可愛いですね
Posted by ブクログ
ミステリアスな要素を持った若い女性探偵ということもあり、読みやすく、それでいてドンデン返しの展開に純粋な驚きがある。
本格ミステリーファンには読者を引っ掛けすぎと思われるかもしれないが、文中に何度か出てくる「先入観」に自分も捕らわれていたことを気付かされ、読み物としては面白い。
本屋大賞ノミネート作品。オーディブルで視聴
Posted by ブクログ
軽くて読みやすい叙述トリックもの。
映像で顔が見えたらダメだから、こういうのは小説の良さだな〜
小石はそっちか〜と。口調寄せてない?
春風と片谷はそうかな?と思ったら当たってたから嬉しい。
わかりやすくしてくれてた気がする。とは言えこれしかわからなかったけど。
おじさんって定食好きだよな〜て思ってたけど、森バジルさんもそう思ってたりするのかな というか名前もミスリードだな
ちょこちょこ違和感感じたところはしっかり伏線だったし、バイアスを利用されたなってところあった。
最後もよかったし、読みやすいエンタメ作品として良い作品だった。
帯のこの一言で一変するはどれを指してるかわからなかったな。
Posted by ブクログ
文体が読みやすく、伏線もわかりやすくて、しっかりと回収してくれるから読みやすかった。
ミステリ初めての人に勧めやすいなと。
ラストの終わり方がめっちゃ好きだった。
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文章はあまり好きではなく、キャラクターや雰囲気も好みではありませんでしたが、叙述トリックは面白く、ストーリーも好みでした。全体的には楽しく読めました。
鮮やかな伏線回収
名探偵とその助手、そしてギャル!
小説の強みを存分に活かしたトリック、細かな違和感を全て回収する鮮やかな構成が素晴らしい。
キャラ立ちもよく、読みやすさも抜群です。
Posted by ブクログ
メインキャラの掛け合いが気持ちよく、文章がとても読みやすかった。最後に怒涛の種明かしがあって、え!?まだあるの!?という良い意味で期待を裏切ってくれる作品だった。メインキャラ二人のバディの関係性が進展するのも良い…
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キャラが立った主人公探偵小石には、不倫調査しか来ない。それでも、凡人には気づかない視点から事件を解決してしまう。ホームズ役っぽい部下の蓮杖と話が進んでいくが、背景には中高時代の出来事があって・・・
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ストーリーの設定が面白すぎる〜!!
ストーリーも今流行りの「特殊設定」を
フル活用した伏線回収がエグい!
最初「ん?」って思ってた違和感が
後半で一気に繋がって「そうきたか……!」って
脳内バグりました!笑
またキャラ同士の距離感が絶妙にエモい!
読後感はまるで良質なアニメの最終回を
観たあとのような清々しさ…
いつか実写化とかアニメ化になりそう〜!
小石ちゃん、幸せになってほしいなぁ……(切実)
Posted by ブクログ
ダヴィンチで著者インタビューを読んだり、本屋大賞にもノミネートされたりで、事前の期待値が高すぎたかな。
大どんでん返し、ネタバレ厳禁!みたいなのにハードル上げられすぎてしまった。
プロローグの流れで何となく察するところもあるし、えっ!っていう驚きより、なるほどーという納得の感情が近い。
探偵の小石と蓮杖、さらに事務員や出入りする警察官、依頼者…と登場人物はさほど多くないが、誰も彼もが個性的で現実感がなかった。
会話主体の文章なのは、軽快なやりとりで読みやすいと感じるか、ストーリーに入り込めず受け付けないか二つに分かれそう…。
私は話し言葉を文字で読むのが苦手なので少ししんどかった。
全体的に、10〜20代の若者が合うんだろうなという感じ。
個人的には、ミステリというよりも恋愛小説の要素が強めかな、と思った。
Posted by ブクログ
探偵小石女史は名探偵の様に華麗に難事件を解決したいのに持ち込まれるのは浮気調査ばかり。今日も今日とて助手の蓮杖くんとターゲットを尾行するのであった―――が、しかし。
最初はただの浮気調査からどんどん不穏になり過去の事件も巻き込んだ怒涛の展開、文章はサクサク読みやすく小気味いい会話劇を楽しめる。伏線の回収も丁寧で惨たらしく人が死なないし読後感もいい。作中で「ゲートウェイミステリ」という(やや不穏な)ワードが出ていたけどこの作品こそミステリを読んだことのない人への最初の一冊としてオススメだと思う。
ただ個人的には強引かつご都合展開のための小石の特殊能力と特殊体質、同じく照屋に向けられ続けまくる矢印、そして全体的に不自然な描写を『葉桜の季節に君を想うということ』の本編後の怒涛のエクスキューズ集を読んだ時と同じ「それ先入観だからwお前(読者)の偏見だからw」的な言い訳がましさが鼻についた。人に勧めるなら☆5だけど自分の評価は☆3。
Posted by ブクログ
アイドル人形を嫁と呼ぶ男は、なんとなく最初から「これは、アニメキャラと結婚しているタイプの男だろう…」と思ったけれども、先生と付き合っちゃう系女子高生と兄妹近親相姦夫婦にはビックリ。上手いこと隠しつつ、ちょっとした違和感がちゃんと書かれていて「そういうことか!」と膝を打った。
でも、黒幕警察官(クズ)の話があんまり面白くなくて、正直蛇足だった。
小石さんと蓮杖くんは是非とも上手くいってほしい。
Posted by ブクログ
ちょーっと解決編に無理があるかな。それちょっとご都合主義すぎませんか?って感じ。
2人目の依頼者のエピソードは特に。まあ、発想は面白いと言えなくもないけど、ミステリとしてはズルいかな。割とツッコミどころ満載だった。
Posted by ブクログ
面白かったし読みやすかった!評価を細かくつけられたら3.5ぐらい。
過去の伏線と現在の事件と、誰が誰なんだろう、と考えながら読んでいた。登場人物がかなり限られているせいで、候補が絞られてくるからなんとなく黒幕は早い段階でわかっちゃう。でも、三件の捜査依頼のエピソードそれぞれも面白かったし、三件の絡みで起きた事件の謎解きまでずっと飽きずに読める。
主人公が、恋愛感情が目で見えてしまう奇抜な発想だったけど、それがラストいい感じにおさまってほっこりした。