あらすじ
ネタバレ厳禁。驚愕体験の本格ミステリ!
小石探偵事務所の代表でミステリオタクの小石は、名探偵のように華麗に事件を解決する日を夢見ている。だが実際は9割9分が不倫や浮気の調査依頼で、推理案件の依頼は一向にこない。小石がそれでも調査をこなすのは、実はある理由から色恋調査が「病的に得意」だから。相変わらず色恋案件ばかり、かと思いきや、相談員の蓮杖と小石が意外な真相を目の当たりにする裏で、思いもよらない事件が進行していて──。
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Posted by ブクログ
小石をはじめ、すべての登場人物のキャラ立ちがよく、物語の序盤から最後まで退屈することなく読み進められる作品だった。
「記憶」「偏見」「恋情」といったテーマに沿って緻密に伏線が張り巡らされている。
特に印象的なのは、登場人物の人物像を先に説明するのではなく、まず何気ない事実を提示し、その後のページでその事実に起因する人物像を浮かび上がらせる構成。この手法によって、自然と違和感が蓄積され、張り巡らされた伏線を辿る2周目もきっと楽しめるように思えた。
また、「とあるキャラXは既存キャラの誰なのか」という問いを読者に投げかける骨組みは、辻村深月作品を彷彿とさせ、個人的に非常に好みだった。
終盤の核心部分については一瞬好みと少し違うかもしれないと感じたが、それを上回る展開が用意されており、さらにラストのラストでの想像を超える最高の締めくくり。
全体を通してとても完成度の高い作品でした。
Posted by ブクログ
主人公の小石と相方の蓮杖のキャラがとにかく良いです!
2人の掛け合いも最高ですし、本格的な叙述トリックのミステリーになっており大満足でした。
あと最後の終わり方もすごい良かったです。
Posted by ブクログ
良いミステリー読めたなぁと実感できた。登場人物の軽さでさくさく読めるのと同時にうっすら漂う怪しさ。いくつかの話をこなした後、後半一気に伏線回収が始まる。えっこの人が?え、なんでこんな反応なの?あっだからか、いや違う〜!みたいなテンポよく読めるし、先が気になってちょっとずつ読んでたのに後半は一気に読んでしまった。最後まで読んだあとにまた最初から読んでみたいな、と思えました。後味の悪さもなく、個人的に大好きです。
Posted by ブクログ
騙されんぞ!と意気込みましたが、「ははーん…なにぃ!?…ははーん…なにぃ!?」を繰り返しました(笑)
先入観を持たないよう気を付けてるつもりでも、自分の想像以上な事実を目の当たりにした時、きっと自分は相手が不快に思う態度を取ってしまうかも…と反省。
人生は叙述トリックですね。
私的、重くてでかい感情を抱えた恋愛は大好物なんですが、当の本人(想い人)を傷つけたり、挙句周囲を巻き込む系は解釈違いだ…な、気持ちで読んでました。
ともあれ、最後2人の関係性が変わりそうなところでは、ニマニマしながら見守り…(笑)
Posted by ブクログ
面白かったです。最初は軽い感じの探偵物かと。しかもラノベみたいな特殊能力がある主人公って。軽んじてるわけではないけれども正直サラッと読めちゃうと思っていました。3つの調査依頼を軸に幕間の不穏な事案。そして暴かれる真実。うわ。すごい。スパンスパンと気持ちいいくらいにわかってきたらもう読む手は止まらない。ラストが急に甘酸っぱくなるのも実にいい。
面白かった!
小石と蓮杖の掛け合いもテンポがよく、小さな謎が大きな謎へと繋がっていくのもワクワクしました。
人気作品ですが映像化はできそうにないですね笑
Posted by ブクログ
「え、まさかそんな?!」
「え?!そっちも、まさかそんな……?!」
と、怒涛の展開に何度も心を揺さぶられました。
予想が追いつかないまま物語に引き込まれて、気づけば一気読み。
そして最後は、ちゃんときゅん。
読み終えたあと、思わず本を胸に抱きしめて、
表紙をよしよししてしまいました。
Posted by ブクログ
ドンデン返し系だと知っていたので、考えながら読み進めましたが見事に騙されました。
三件目のバニラが人形、とか雛未が犯人だろうとかは予想つきましたが他にもいっぱい謎が隠されててほとんど気が付かなかった!最後の解決編で、自分の思い込みが強いことにも気付かされます。
福岡が舞台なので、知った地名が出てきて主人公達が身近にいるような気持ちになりました。
会話のテンポも読みやすくて良かったです。
Posted by ブクログ
こんな綺麗な叙述トリックは見たことない。
読んだ後、全ての邪推が騙された感じがしてとても気持ちがいい。そして、少しの恋愛要素も好きだ。